JPS6354971B2 - - Google Patents

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JPS6354971B2
JPS6354971B2 JP55049868A JP4986880A JPS6354971B2 JP S6354971 B2 JPS6354971 B2 JP S6354971B2 JP 55049868 A JP55049868 A JP 55049868A JP 4986880 A JP4986880 A JP 4986880A JP S6354971 B2 JPS6354971 B2 JP S6354971B2
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nozzle
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高粘度重質油類の燃焼装置に関するも
のである。
石油資源の枯渇傾向とともに原油は次第に重質
化し、軽質留分の生産量低下に対し重質留分が大
量に副産されている。このような重質留分のうち
これまで燃料油として使用されているのは粘度の
点などでC重油までであり、それ以外のアスフア
ルト、ピツチなどのいわゆる釜残油はその生産量
の約95%以上が道路舗装材として利用されている
に止まつている。
しかして前記の釜残油は熱量が9000〜
10000Kcal/Kgの高発熱量物質であり、これをう
まく燃料化し産業用燃料として利用できれば省資
源、省エネルギーの上で好都合であるが、釜残油
はその粘度が高いことから、軽質油などの場合と
同様に微少孔径の噴射ノズルから直接あるいは圧
縮空気と共に噴霧させて燃焼させるようにしただ
けではすぐに噴孔の閉塞が生じて噴射が不能にな
つたり、噴射ができても霧化ができず、不完全燃
焼や不連続燃焼を起しやすく、また炭素分が多い
ため粒状カーボンにより、黒煙が発生する。その
ほか表面燃焼や流動層燃焼方式が研究されていた
が、燃焼効率が悪く残渣処理にも問題が残り、い
まだ実用的な燃焼方法とはいえなかつた。
本発明はさきの事情から研究を重ねて創案され
たもので、その目的とするところは、高粘度重質
油類を連続して効率よく噴霧燃焼させ、重質留分
の適切な燃料化を図ることができ、しかも構造が
簡単で、既設のボイラや乾燥炉、加熱炉その他の
設備のバーナ口に組込むことが容易な燃焼装置を
提供することにある。
上記目的を達成するため本発明は、重質油分を
単に燃焼筒中に流し込みあるいはノズルから噴射
するのでなく、重質油分に流動性を与えた状態で
これを孔径の大きい噴口から射出すると同時に高
圧空気を作用させてチヨツプ効果により滴ないし
粒にして筒中に送り込み、それと共に筒中に加熱
空気をらせん状および射出方向と直角方向から直
線状に吹き込み、この異方向吹き込み気流による
撹拌作用で射出油滴と燃焼用空気との十分な接触
混合を図ると共に、大粒油粒の高温筒壁への付着
蒸発を促して微粒化させ、筒の出口から連続拡散
燃焼させるようにしたものである。
すなわち本発明は、ボイラーなどの加熱設備に
取り付けられる耐火物製の前筒と該前筒の後端に
挿設される射出ノズルを備え、射出ノズルは、先
端に孔径の大きな噴口を有し後端が高粘度重質油
類を収容するメルタータンクとポンプを介して接
続した油射出管と、前記噴口を含め油射出管を同
心状に外囲し、噴口から流出する高粘度重質油類
にチヨツプを与えて滴または粒を形成するための
エア噴出管を備え、前筒は、前記射出ノズルに比
較的近い位置で接線方向に開口する第1の空気吹
き込み口と、該第1の空気吹き込み口よりも先方
にあつて前筒の求心方向に開口する第2の空気吹
き込みを備え、前記前筒の外周には、外部がブロ
ワと接続したエアジヤケツトを囲繞している構成
としたものである。
なお、前筒は、円筒体とこれに対し開閉自在な
蓋体を有し、円筒体の先端部に取付け用フランジ
が設けられ、蓋体に射出ノズルが取付けられ、取
付け用フランジにより加熱設備のバーナ取付け孔
に装備されるようになつているものを含む。
また、メルタータンクは、すくなくとも高粘度
重質油類を軟化溶融する熱源と撹拌手段を備え、
さらに好ましくは石灰および水の供給系と接続さ
れ、含有硫黄分が多い場合に、高粘度重質油類と
石灰および水の混合スラリー状物を前記射出ノズ
ルに供給するようになつている。
以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明す
る。
第1図ないし第3図は本発明による高粘度重質
油類の燃焼装置の使用状態を概略的に示し、第4
図ないし第7図はその詳細を示すもので、1はボ
イラなどの任意の加熱用設備、2は本発明で使用
する燃焼装置で、加熱用設備1の入熱部に取付け
られる所要長さの前筒3と、この前筒3の筒芯後
端部に挿設された射出ノズル4とを備えている。
前記射出ノズル4は高粘度重質油分が詰りを起
さないよう孔径を大きくした噴口を備え、配管5
によりポンプ6を介してメルタータンク7と接続
されており、また配管8によりロータリーブロワ
9と接続され、高圧空気を噴口のまわりから環状
に噴射するようになつている。このような射出ノ
ズル4に対し前筒3は耐火物で作られ、射出ノズ
ル4の挿込み位置から比較的近い位置に接線方向
に開口した第1の空気吹き込み口10を有すると
共に、この空気吹き込み口よりも前方位置に筒芯
に対し直角方向に開口する第2の空気吹き込み口
10′を有し、しかも前筒の外周にはエアジヤケ
ツト11が囲繞形成され、その一部が前記第1と
第2の空気吹き込み口10,10′に通じ、他部
が燃焼空気用ブロワ12に接続されている。
そして、前記メルタータンク7には、投入した
高粘度重質油類を軟化溶融する熱源13と、収容
された高粘度重質油類に所定量の石灰分(石灰石
粉、消石灰)および水(石灰乳でもよい以下同
じ)を添加する供給系14,15と、前記燃料用
物質を混合する撹拌手段16とを備えている。前
記熱源13は電熱ヒータでもよいし、加熱設備か
らの癈熱を利用したものであつてもよい。
前筒3は突状リング32を有する円筒体30と
前記突状リング32を外嵌する嵌合部33を備え
た蓋体31とを有し、前記円筒体30に対し蓋体
31はブラケツト28,28′と枢ピン29によ
り開閉自在となつており、前筒3の清掃や点検補
修に便ならしめている。また円筒体30の先端付
近には取付け用フランジ20が設けられており、
この取付け用フランジ20により既設の加熱設備
1のバーナ取付け孔にアタツチメント式に装備さ
せるようにしている。
前記円筒体30の外周には前述のように耐熱鋼
板製のエアジヤケツト11が囲繞しているが、こ
のエアジヤケツト11には円筒体外周壁とのあい
だにらせん状の仕切板25が内設され、この仕切
板25により先端が第1の空気吹き出し口10に
到る流路が形成され、この流路の途中に第2の空
気吹き出し口10へ熱風の一部を導入するための
ガイド板25′が設けられている。
一方、射出ノズル4は、第4図と第6図および
第7図に示すように、先端に10〜20mmφの如く孔
径の大きい噴口211を形成し後部にポンプ6へ
の接続部26を設けた油射出管21と、この油射
出管21を同心状に外囲したエア噴射管22とを
具備し、このエア噴射管22にロータリーブロワ
9の配管に対する接続部23が設けられると共
に、先端には前記油射出管21の噴口211の外
周位置で高圧空気をリング状に噴射するためのエ
ア噴出孔24が設けられている。
次に本発明装置の運転状況と作用を説明する。
高粘度重質油類を燃焼するにあたつては、目的
とする高粘度重質油類Aたとえばアスフアルト、
ピツチあるいはこれらとC重油などの混合物をメ
ルタータンク7に収容し、これを熱源13により
加熱して流動性を与え、また含有硫黄分が多い混
合物の場合には供給系14,15により石灰分C
と水Wを添加し撹拌手段16によりそれらを高粘
度重質油類と混合してスラリー状の物質A′を作
つておく。これと併行してロータリーブロワ9お
よび燃焼用空気用ブロワ12を駆動して前筒3に
燃焼用空気を供給し、着火用バーナ34により始
業用燃料を前筒中で燃焼させ前筒を加熱する。
この状態で次にポンプ6を駆動し、高粘度重質
油類A又はこれと石灰分・水との混合スラリーの
A′を射出ノズル4に圧送する。圧送された物質
A,A′は射出ノズル4の中を通り、先端の大き
な孔径の噴口211から流出するが、このとき噴
口211の外周に同心にエア噴出孔24が設けら
れているため、高圧空気が環状に噴出し、前記物
質A,A′は噴口211から流れ出る瞬間に前記
高圧空気に接し、これによるチヨツプ効果で滴な
いし粒状になり、高圧空気の軸線方向への拡散に
より射出ノズル4から前筒3に適度に分散されつ
つ吹き込まれる。
一方このような物質A,A′の射出と併行して、
前筒内にはこれを取り囲むエアジヤケツト11を
通つた燃焼用空気が第1・第2の空気吹込み口1
0,10′から吹き込まれている。この燃焼用空
気は加熱昇温された耐火物のまわりを通つている
ことから熱交換により熱風となつており、それら
熱風は第1の空気吹込み口10から吹き込まれる
ことで前筒内をらせん状に旋回する気流を構成す
ると共に、第2の空気吹込み口10′から吹き込
まれることで前筒芯線と直角方向から芯線に向う
直線状気流を構成する。前記高圧空気の供給は油
滴ないし油粒構成を行うものであるから、その量
は燃焼に必要な空気量の1〜10%程度で十分であ
り、残余の空気量を第1・第2の空気吹込み口か
ら供給するものである。第1と第2の空気吹込み
比率は等分〜3対1程度で適当に調整する。
第2図に示すように、射出ノズル4から射出さ
れた滴状物質A1は高圧空気により略直線状に飛
ばされるのに続いて、前記らせん加熱空気流との
遭遇によりチヨツプ作用が与えて滴粒の分断、分
散が起り、ここですでに細粒化したものは燃焼用
空気と接触混合して比重の減少により速度を上昇
して前筒3の出口に到りここで燃焼する。一方前
記らせん気流との衝突でも細粒化されなかつた残
りの大粒油粒A1は、前記旋回流による遠心力の
働きで、前筒3の始端部である第1のゾーンの
壁に接近あるいは落下せしめられ、該ゾーンの
600〜700℃の幅射熱によりあるいは直接高温壁に
触れることにより蒸発して拡散縮粒させられる。
この縮粒油滴A2は再び旋回流に乗つて前送され
るが、この位置には旋回流に対しこれを貫き破る
方向からの直線流が吹き込まれ、激しい乱流が形
成されている。
そのため縮粒油滴A2はこの第2のゾーンで
再び空気流と衝突し、あるいは向い側の1000〜
1100℃の高温筒壁と衝突して細分化され、同時に
燃焼用空気と撹拌混合させられて急速に前筒出口
に送られ拡散燃焼する。
そしてなおも残る縮粒油滴A2は、乱気流に乗
つて第3のゾーンで筒壁と衝突あるいは接近を
繰返し、これによる多段の蒸発、熱分解により完
全に粒径の小さい霧粒A3となつて前筒出口で拡
散燃焼するものである。
ここで、さきに述べたように射出ノズル4に高
粘度重質油類と石灰分・水との混合物A′を供給
したときには、射出ノズル4からそれら混合物
A′が滴ないし粒状となつて射出され、これが旋
回流と直線流の作用により前述したように細粒霧
化されると共に、第2のゾーンの約1000〜1100
℃の熱量により熱分解されて中和無害化され、重
質油中の硫黄分は石こうとなつて火炎から、排気
中に放散される。従つてSOxの発生が防止され、
発生石こうは排気をサイクロンに通すことにより
簡単に集塵除去できる。
なお混合物A′に添加した水はこれにより高粘
度重質油類の粘度を低下させ流動性を良くする効
果があるほか、前記した異方向気流により数段に
わたり霧化がなされ前筒中の高温により油粒と接
触して水性反応を起すため、燃焼が助長されると
共にカーボンの完全燃焼によるクリンカーの発生
防止、NOxの発生防止が図られる。
前記水としては工業用水のほか工場廃水を使用
してもよい。石灰分と水は実施例のように予めメ
ルタータンク7で重質油と混合しておくことが好
ましいが、場合によつては第1図のように石灰分
と水の混合物を系17により重質油と別にスブレ
ーノズル18へ供給し、ここから前筒中心に向け
て噴射してもよい。なお、前筒3の先端部で水ス
プレー管19から水を噴射するときには、前筒の
溶損をより効果的に防止できるものである。
次に本発明装置の具体例と実施結果を示す。
実施例 1 既設重油ボイラのバーナを取外しここに第1図
ないし第7図に示す本発明装置を取付けた。前筒
部は長さ1000mm、内径400mmで、円筒体後端直
近および後端からほぼ450mmの位置に、開口がそ
れぞれ80×200mmと40×100mmの第1および第2の
空気吹き出し口を形成した。射出ノズルは、内径
21.6mm、射出角60゜、噴口径10mmの油射出管
と、内径52.9mm、エア噴出孔径22(噴口外周と
のすき間0.2mm)、噴出孔角度120゜の空気噴出管を
組合せたものとした。
高粘度重質油として、成分組成が炭化水素
95.47%、水分0%、硫黄分4.5%、灰分0.03%で、
粘度が350cstのアスフアルトを用い、これをメル
タータンクに1000Kg投入し、熱源により加熱溶融
したのちポンプにて圧送し、射出ノズルから250
Kg/h、圧力0.5Kg/cm2で射出しつつ射出ノズル
に圧力1.0Kg/cm2、空気量0.7Nm3/Kg油の圧縮空
気を供給して溶融アスフアルトを滴状に射出し、
それと共にターボブロワから圧力0.02Kg/cm2
14Nm3/Kg油の空気をエアジヤケツトに供給し、
約100℃の加熱空気となつたものを、第1の空気
吹き出し口から約9Nm3/Kg油、第2の空気吹き
出し口から約5Nm3/Kg油でそれぞれ筒中に吹き
込み、同時にスプレーノズルから廃水を1.25/
minで噴射した。
その結果ノズルの詰りが生じず筒先端で拡散燃
焼が連続して安定よく行われ、一般燃料の場合と
遜色ない蒸気発生量が得られた。排気には、黒煙
が見られず、排気中のNOxは約80ppmで、普通
燃料の50%に減少できていた。
実施例 2 上記諸元の装置を用い、炭化水素75%、水分
17.3%、硫黄分2.5%、灰分5.2%、粘度800cst発
熱量8000Kcal/Kgの機械工場廃油を用い、これ
をメルタータンクに投入して流動性を与え、射出
ノズルから射出量250Kg/h、圧力0.1Kg/cm2で射
出し、同時に圧力1.0Kg/cm2の圧縮空気を0.4N
m3/Kg油供給しつつ、ターボブロワからエアジヤ
ケツトに圧力0.02Kg/cm2、14Nm3/Kg油の空気を
連続供給し、約100℃の加熱空気として第1の空
気吹き込み口から約9Nm3/Kg油、第2の空気吹
き込み口から約5Nm3/Kg油をそれぞれ吹き込み、
スプレーノズルから廃水を1.25/minで噴射し
た。
その結果、通常では燃焼し得ない性状のもので
あるにもかかわらず連続燃焼でき、排気も黒煙が
見られず、排気中のNOxも約50ppmと普通燃料
の約30%に減少できていた。
上記具体例からも明らかなように、本発明装置
は、アスフアルト、ピツチなどの原油の重質留分
の燃焼に好適であるほか、固化、半固化、スラツ
ジ状、流動性の廃油類たとえば洗浄油、機械油、
潤滑油などの廃油、廃グリース、あるいは廃溶
剤、製品生産過程で副産される粘度の高い石油化
学重合物などの燃焼に使用可能である。
以上説明した本発明によるときには、耐火物製
の前筒3の後端に射出ノズル4を挿着し、射出ノ
ズル4は、先端に孔径の大きな噴口211を有し
後端が高粘度重質油類を収容するメルタータンク
7とポンプ6を介して接続した油射出管21と、
前記噴口を含め油射出管21を同心状に外囲し、
噴口211から流出する高粘度重質油類にチヨツ
プを与えて滴または粒を形成するためのエア噴出
管22を備え、前筒3は、前記射出ノズル4に比
較的近い位置で接線方向に開口する第1の空気吹
き込み口10と、該第1の空気吹き込み口10よ
りも先方にあつて前筒の求心方向に開口する第2
の空気吹き込み口10′を備え、前記前筒3の外
周には、外部がブロワと接続したエアジヤケツト
11を囲繞しているため、高粘度重質油類を異物
や粘度等によりノズルの詰りを起こさせず、うま
く連続噴射できるとともに、2種の異方向気流の
相乗効果により確実な霧化と必要空気量との混合
を行え、連続安定燃焼させることができ、従つて
高粘度重質油類を分解設備の開発や増設を待たず
に普通燃料に代わる燃料として利用でき、しかも
構造が簡単で、既設のボイラなどの設備への適用
も容易であるなどの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による高粘度重質油類燃焼装置
の一実施例を概略的に示す説明図、第2図と第3
図は同じくその拡大図、第4図は本発明装置の一
実施例を示す部分切欠側面図、第5図は同じくそ
の背面図、第6図は本発明における射出ノズルの
断面図、第7図は第6図―線にそう断面図で
ある。 1…加熱設備、2…燃焼装置、3…前筒、4…
射出ノズル、6…ポンプ、7…メルタータンク、
9…ロータリーブロワ、10,10′…空気吹き
込み口、11…エアジヤケツト、12…燃焼空気
用ブロワ、13…熱源、14,15…供給系、1
6…撹拌手段、20…フランジ、21…油射出
管、22…エア噴射管、30…円筒体、31…蓋
体、211…噴口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボイラーなどの加熱設備に取り付けられる耐
    火物製の前筒3と該前筒3の後端に挿設される射
    出ノズル4を備え、 射出ノズル4は、先端に孔径の大きな噴口21
    1を有し後端が高粘度重質油類を収容するメルタ
    ータンク7とポンプ6を介して接続した油射出管
    21と、前記噴口を含め油射出管21を同心状に
    外囲し、噴口211から流出する高粘度重質油類
    にチヨツプを与えて滴または粒を形成するための
    エア噴出管22を備え、 前筒3は、前記射出ノズル4に比較的近い位置
    で接線方向に開口する第1の空気吹き込み口10
    と、該第1の空気吹き込み口10よりも先方にあ
    つて前筒の求心方向に開口する第2の空気吹き込
    み口10′を備え、 前記前筒3の外周には、外部がブロワと接続し
    たエアジヤケツト11を囲繞している ことを特徴とする高粘度重質油類の燃焼装置。 2 前筒3が円筒体30とこれに対し開閉自在な
    蓋体31を有し、円筒体30の先端部に取付け用
    フランジ20が設けられ、蓋体31に射出ノズル
    4が取付けられ、取付け用フランジ20により加
    熱設備のバーナ取付け孔に装備されるようになつ
    ているものを含む特許請求の範囲第1項記載の高
    粘度重質油類の燃焼装置。 3 メルタータンク7が、高粘度重質油類を軟化
    溶融する熱源13と撹拌手段16を備えるととも
    に、石灰および水の供給系14,15と接続さ
    れ、高粘度重質油類と石灰および水の混合スラリ
    ー状物を射出ノズル4に供給するようになつてい
    るものを含む特許請求の範囲第1項記載の高粘度
    重質油類の燃焼装置。
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