JPS635389A - 画像信号変換回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、信号変換技術さらには画像信号の変換に適
用して特に有効な技術に関し、例えばＣＲＴ用のカラー
画像信号を用いて液晶表示画面に階調表示を行なわせる
場合の信号変換に利用して特に有効な技術に関する。

［従来の技術］ 近年、パーソナルコンピュータシステムは、カラーＣＲ
Ｔデイスプレィを備えたものが多くなり。

カラー表示を行なうようなソフトウェフも多数開発され
るようになってきている。ところで、パーソナルコンピ
ュータシステムにおける表示装置がＣＲＴデイスプレィ
であるとその画面の大きさの割に容積及び重量が大きい
ため持ち運び等に不便である。そのため、持ち運びが必
要とされるようなパーソナルコンピュータの表示装置は
、ＣＲＴディスブレスのかわりに軽量でコンパクトなＬ
ＣＤ（液晶デイスプレィ）を用いる方が望ましい。

上記したようにＣＲＴデイスプレィのがわりにＬＤＣを
用いる場合、ＣＲＴデイスプレィのためのソフトウェア
を利用してＬＣＤ表示を実現できるとＬＣＤ表示のため
のソフトウェアを新たに開発する必要がなくなり便利で
ある。そこで、カラーＣＲＴ用に開発されたソフトウェ
アによってＣＲＴコントローラから出力されるＲ、Ｇ、
Ｂ　（レッド・グリーン・ブルー）信号をそのまま使用
し、これをＬＣＤに適した信号に変換するインタフェイ
ス用ＬＳＩが開発されている（例えば［株］諏訪精工舎
製ＳＥＤ、１３４０．工注電気［株］製ＣＦ７７０７Ｆ
Ｔ）、。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記インタフェース用ＬＳＩを使ってＣ
ＲＴデイスプレィの表示のためのカラー信号をＬＣＤ駆
動信号に変換するとせっかくのカラー情報が全く失われ
てＬＣＤの表示は、白黒表示にされてしまうという不都
合がある。

この発明の目的は、ＣＲＴデイスプレィ用のカラー画像
信号に基づいてＬＣＤにおいて多段階の明るさをもって
表示させるいわゆる階調表示を実現できるような信号変
換回路を提供することにある。

この発明の他の目的は、表示画面のちらつきを防止する
ことにある。

この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴に
ついては、本明細書の記述および添附図面から明らかに
なるであろう。

［問題点を解決するための手段］ 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、複数のカラー情報を有する信号を受けて、対
応する選択信号を出力するデコーダと、デユーティ比も
しくは周波数の異なる複数種のパルスを発生するタイミ
ングジェネレータを設け、デコーダの出力すなわちカラ
ー情報に応じてそれぞれ対応したデユーティ比もしくは
周波数をもつパルス信号を出力させ、これをＬＣＤに適
した信号に変換してＬＣＤドライバに供給させるように
するものである。

［作用コ 上記した手段によれば、ＬＣＤ表示画面上の各画素が、
デユーティ比もしくは周波数に応じて。

点灯状態又は非点灯状態にされる時間が異なるようにさ
せて、ＣＲＴ用のカラー信号に基づいてＬＣＤにおいて
、階調表示を実現できるようにするという上記目的を達
成することができる。

［実施例］ 第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図である。

符号１で示されるバッファには、ＣＲＴコントローラよ
りカラー信号Ｒ（赤）、Ｇ（緑）、Ｂ（黒）及び色の明
暗を指定するための強度信号Ｉが供給される。カラー信
号Ｒ，Ｇ、Ｂ及び強度信号工に基づくデータは、バッフ
ァ１を介してそれぞれＲＡ　Ｍ　２〜５に書き込まれる
。ＲＡＭ２〜５は、それぞれ表示装置の一画面分に相当
するデータが保持できるような容量にされている。そし
て、ＣＲＴコントローラより供給されるカラー信号Ｒ，
Ｇ、Ｂ及び強度信号Ｉが変化すると、その信号がタイミ
ングコントローラ１０から供給される適当なタイミング
信号によってバッファ１を介してそれぞれＲＡＭ２〜５
に書き込まれるように制御される。

符号６で示される階調コントローラには、ＲＡＭ２〜５
より読み出されるカラー信号Ｒ，Ｇ、Ｂ及び強度信号Ｉ
が供給されるようにされており、例えばカラー信号Ｒ，
Ｇ、Ｂ及び強度信号Ｉの４つの信号をデコードして、そ
のデコード信号がマルチプレクサ７に供給される。

符号８で示されるタイミングジェネレータには。

特に制限されないが１例えばデユーティ比がそれぞれ異
なるようにされた１６種類の信号が送出可能にされてい
る。この１６種類の信号は、階調コントローラ６よりマ
ルチプレクサ７に供給されるデコード信号によってその
うちの一つが選択され、信号変換回路９に送出される。

そして、信号変換回路９において、ＬＣＤに適した信号
に変換され。

パラレルデータとしてＬＣＤドライバ（図示省略）に供
給される。

第２図（１）〜（１６）にタイミングジェネレータ８よ
り送出可能にされるデユーティ比が異なるようにされた
１６種類のうちの３種類の信号が示されている。

ＬＣＤ表示画面に表示される文字等の階調は、−定時間
（１）内の信号がハイレベルにされている時間とロウレ
ベルにされている時間の比によって決定される。第２図
においては、（１）、（２）・・・・（１６）の順に一
定時間（１）内に信号がハイレベルにされている時間が
短くなって行くので。

（１）の信号によって駆動される画素は白に表示され、
（１６）の信号に移るほど黒に近づくようにされる。例
えば、カラー信号Ｒ，Ｇ、Ｂ及びＩの組み合わせによっ
て、ＣＲＴ表示画面に１６色のカラー表示を実現してい
るような場合には、デユーティ比の異なった１６種類の
信号を用意しておけば、ＬＣＤ表示画面上において１６
階調の表示が行なえるので、よりコンパチビリティの高
いＣＲＴ、ＬＣＤ表示変換ができる。

さらに、第３図に示すように、デユーティ比め異なった
１６種類の信号を一組とし、それとは別に、それと位相
のずらされた２組の信号すなわち全部で４８種類の信号
をタイミングジェネレータ　　□８から供給できるよう
にする。これによってＬＣＤの表示画面上の広い範囲を
同一の階調にするような場合に、第３図に示したように
位相のずらされた関係にあるｎラスタ目、（ｎ＋１）ラ
スタ目及び（ｎ＋２）ラスタ目の信号を交互にＬＣＤド
ライバに供給してやれば、同一の階調で示された部分が
同時に点滅することが回避され、ちらつきの少ない階調
表示が実現できる。

上記した実施例では、複数のカラー情報を有する信号を
受けて、対応する選択信号を８力するデコーダと、デユ
ーティ比もしくは周波数の異なる複数種のパルスを発生
するタイミングジェネレータを設け、デコーダの出力す
なわちカラー情報に応じてそれぞれ対応したデユーティ
比もしくは周波数をもつパルス信号を出力させ、これを
ＬＣＤに適した信号に変換してＬＣＤドライバに供給さ
せるようにしたので、ＬＣＤ表示画面上の各画素が、デ
ユーティ比もしくは周波数に応じて、点灯状態又は非点
灯状態にされる時間が異なるようになるという作用によ
り、ＣＲＴ用のカラー信号に基づいてＬＣＤにおいて、
階調表示を実現できるようになるという効果が得られる
。

さらに上記した実施例では、タイミングジェネレータに
ＬＣＤにおける階調を決定する１６種類に信号の他にそ
れぞれの信号について位相の異なった信号を発生させる
ようにし、隣合ったラスタには互いに位相の異なった信
号を選択して交互に液晶表示装置に供給させるようにし
たので、同一の階調で示される各画素が同時に点滅され
るのが回避されるという作用により、表示画面のちらつ
きが防止されるという効果が得られる。

以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。

例えば、上記実施例では、階調表示のための手段として
、タイミングジェネレータより送出される信号のデユー
ティ比が変化されるものについて説明したが、タイミン
グジェネレータより送出される信号の周波数を変えても
よい。また、液晶にその透過率が電圧によって急俊に変
化しないようなものを用いてそれにかける電圧を変える
ようにしてもよい。さらに、タイミングジェネレータで
位相の異なるすべての信号を形成する代わりに、位相を
遅らせる手段をタイミングジェネレータの後に設けるよ
うにしてもよい。

以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である液晶表示画面におけ
る階調表示に適用した場合について説明したが、それに
限定されるものではなく、カラー情報に基づいてモノク
ロームＣＲＴデイスプレィその他の表示装置に白黒２値
表示で表示させるコントローラー般に適用できる。

［発明の効果コ 本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記のとおりである
。

すなわち、ＣＲＴデイスプレィ用のカラー情報信号に基
づいて液晶表示画面において階調表示を実現することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明をＣＲＴ用カラー情報信号を液晶表示
装置用の信号に変換する変換回路に適用する場合の一実
施例を示すブロック図。 第２図は、タイミングジェネレータより送出されるデユ
ーティ比の異なる信号を表わす説明図、第３図は各信号
の位相の相違を示す説明図である。 １・・・・バッファ、２〜５・・・・ＲＡＭ、６・・・
・階調コントローラ、７・・・・マルチプレクサ、８・
・・・タイミングジェネレータ、９・・・・信号変換回
路、１０・・・・タイミングコントロール回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のカラー情報を含む画像信号を受け、それらの
   組み合わせに対応した選択信号を形成し、出力するデコ
   ーダと、それぞれ異なったデューティー比もしくは周波
   数を持つ信号を発生するタイミング発生回路と、上記デ
   コーダの出力に基づいてタイミング発生回路の出力を選
   択、供給する選択供給手段と上記タイミング発生回路の
   出力信号に階調表示用信号を形成する信号変換回路とを
   備えてなることを特徴とする画像信号変換回路。 ２、上記タイミング発生回路は、複数のカラー信号に対
   応した信号の他に、それぞれの信号に対して位相の異な
   った信号を発生可能にされ、表示装置のラスタごとに互
   いに位相の異なった信号が交互に表示装置に供給可能に
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の画像信号変換回路。