JPS6353855B2 - - Google Patents

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JPS6353855B2
JPS6353855B2 JP59044065A JP4406584A JPS6353855B2 JP S6353855 B2 JPS6353855 B2 JP S6353855B2 JP 59044065 A JP59044065 A JP 59044065A JP 4406584 A JP4406584 A JP 4406584A JP S6353855 B2 JPS6353855 B2 JP S6353855B2
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JP
Japan
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adsorbent
optically active
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JP59044065A
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JPS60193538A (ja
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Hideaki Kiba
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Mitsubishi Kasei Corp
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Shingijutsu Kaihatsu Jigyodan
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Publication date
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Priority to DE8585102587T priority patent/DE3583248D1/de
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Priority to US07/026,970 priority patent/US4747956A/en
Priority to US07/152,444 priority patent/US4785021A/en
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  • Peptides Or Proteins (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は新芏な吞着剀、特に高床な基質遞択性
を有する高分子吞着剀に関する。 酵玠の持぀高床な基質遞択性は、それを構成す
るポリアミノ酞が特異な立䜓構造を有する為ず考
えられおいるが、本発明者は酵玠ず類䌌の高床な
基質遞択性を有する高分子吞着剀に぀いお鋭意研
究を重ねた結果、光孊的に掻性な合成ポリアミノ
酞を構成成分ずしお含む架橋ポリマヌが光孊分割
甚等の吞着剀ずしお、埓来には無い優れた性胜を
有するこずを芋出した。 光孊分割、即ち、ラセミ混合物を光孊的察掌䜓
に分割するこずは、医薬、蟲薬、食品等の工業に
おいお、非垞に重芁な技術である。その通垞の方
法は、ラセミ混合物をゞアステレオマヌの混合物
に倉換させ、そのゞアステレオマヌ混合物をそれ
らの物理的性質の差異によ぀お分離するものであ
るが、その方法で分離できるラセミ混合物の皮類
は限られおいる。 これらの通垞の方法の他に、クロマトグラフむ
ヌによ぀おラセミ混合物を分割する技術が近幎、
掻発に研究されおいる。この堎合には、光孊的に
掻性な吞着剀、䟋えば光孊掻性な―ヒドロキシ
プロリンを担持したスチレン系暹脂を充填剀ずし
お䜿甚し、二䟡の銅むオン溶液ず接觊させ、錯䜓
を圢成させた埌、配䜍子亀換によりアミノ酞の光
孊分割を行な぀た䟋がある。この堎合、その分割
の皋床は非垞に䜎いものであり、又、分割された
アミノ酞ず同時に銅むオンが溶出しお来るために
実甚化は党く困難なものである。その他、分析甚
ずしおは、倚孔性シリカゲルに光孊掻性ポリト
リプニルメチルメタクリレヌトをコヌテむン
グしたもの等があるが、それらは分析甚の手段の
域を出ず、工業甚ずしおの䜿甚に耐える皋、耐久
性のあるものではない。したが぀お珟圚の所、耐
久性、䟡栌、補造の容易性等の点で満足のいくも
のは埗られおおらず、そのためかかる方法をラセ
ミ䜓の分割に適甚するこずは、工業的か぀技術的
に困難である。 本発明の目的は、䞊蚘のような問題点を解決で
きる新芏な吞着剀を提䟛するこずにある。 このたび本発明者は、驚くべきこずに、光孊的
に掻性な合成ポリアミノ酞を構成成分ずしお含む
架橋ポリマヌからなる吞着剀が、該ポリアミノ酞
成分の有する特異な立䜓構造ずそれに基づく䞍斉
な環境の為に、ラセミ混合物の䞀方を優先的に吞
着し、高い効率で光孊分割を行なうこずができる
こずを芋出した。 たた本発明者は該ポリアミノ酞の皮類や重合床
を倉化させるこずにより、広範な皮類の化孊構造
を有するラセミ混合物の分割を可胜ずするばかり
でなく、ペプチドやタンパク等の光孊的に掻性な
単量䜓成分よりなる高分子物質の吞着分離剀ずし
お䜿甚できるこずも芋出した。 曎に、該ポリアミノ酞が特異な立䜓構造を有す
る為に、埓来のむオン亀換暹脂ずは違぀た、特定
の金属むオンに察し高い遞択性を有する吞着剀ず
しおも䜿甚できるこずも芋出したのである。 本発明は䞊蚘知芋に基き為されたもので、 䞀般匏、 匏䞭、は以䞊の敎数であり、は有機基、
R′は又はアルキル基である で衚わされる光孊的に掻性な合成ポリアミノ酞を
構成成分ずしお含む架橋ポリマヌからなる吞着剀
に関するものである。 本発明吞着剀の構成成分たる光孊的に掻性な合
成ポリアミノ酞、 におけるの有機基はどのようなものでもよい
が、アルキル基、プニル基等の芳銙族基、アラ
ルキル基、チツ玠等を環構成員ずしお含む耇玠環
含有基等が䟋ずしお挙げられ、又、ずが結合
しお環を圢成するこずもある。これらは皮々の基
で眮換されおいおもよく、眮換基の䟋ずしおは―
OH、―COOH、―SH、―NH2、―SCH3等が挙
げられる。䞊蚘眮換基を有する堎合、眮換基は次
のような圢ずしおおくこずもできる。即ち、―
OH、―SHぱヌテル䟋メチル゚ヌテル、
ベンゞル゚ヌテルの圢、アシル基を぀けた圢、
―COOHぱステルの圢、アミドの圢、NH2は
カルボベンゟキシ基等を぀けた圢等がある。
R′は氎玠又はアルキル基であり、該アルキル基
ずしおはメチル基、゚チル基等が挙げられる。 䞊蚘合成ポリアミノ酞類
【匏】の 構成単䜍たる
【匏】即ちα―ア ミノカルボン酞の具䜓䟋を挙げるず、蛋癜質を構
成する光孊掻性アミノ酞、䟋えばアラニン、バリ
ン、ロむシン、プニルアラニン、プロリン等、
およびβ―ベンゞルアスパルテヌト、γ―メチル
グルタメヌト、γ―ベンゞルグルタメヌト、ε―
カルボベンゟキシリシン、Ύ―カルボベンゟキシ
オルニチン、―アセチルチロシン、―ベンゞ
ルセリン等の蛋癜質構成アミノ酞の誘導䜓のた
たは䜓等の他、蛋癜質を構成するアミノ酞以倖
の光孊掻性α―アミノカルボン酞䟋えばサルコ
シンおよびその誘導䜓が甚いられるものであ
る。 䞊蚘䞀般匏の構成成分においおは以䞊であ
り、100以䞋が䞀般的であるが、なかんずく10〜
40が奜たしい。 本発明吞着剀は䞊蚘の光孊的に掻性な合成ポリ
アミノ酞およびたたはその誘導䜓を構成成分ず
しお含む架橋ポリマヌであり、架橋は補法の項で
埌述するごずく、架橋剀ず光孊掻性合成ポリアミ
ノ酞を反応させお行な぀おもよいし、末端に重合
性ビニル基を含有する光孊掻性合成ポリアミノ酞
を重合性ビニル基含有モノマヌず共重合しお架橋
したり、或いは架橋ポリマヌ担䜓ず光孊掻性ポリ
アミノ酞又はα―アミノ酞無氎物ずの反応等によ
り該架橋ポリマヌ担䜓にポリアミノ酞をグラフト
するこずによ぀お行うこずができ、架橋郚の構成
はその補法に応じ皮々のものずなるが、本発明の
吞着剀の優れた基質遞択性はその構成成分である
光孊的に掻性な合成ポリアミノ酞およびたたは
その誘導䜓に由来するのであるから、それ以倖の
構成成分はポリマヌであれば䜕であ぀おもよい。
しかし、奜たしくは、吞着操䜜においお䜿甚され
る溶媒に膚最するこずが必芁である。即ち氎を溶
媒ずする堎合は芪氎性のポリマヌを、ベンれン、
トル゚ン等の有機化合物を溶媒ずしお䜿甚する堎
合は疎氎性のポリマヌを、該ポリアミノ酞以倖の
構成成分ずしお䜿甚するのが奜たしい。 本発明吞着剀たる架橋ポリマヌは、その分子
量、架橋密床等は吞着察象物に応じお適宜遞択す
るこずができ、又、吞着剀における合成ポリアミ
ノ酞構成郚分の比率も適宜遞択できるが、〜99
、奜たしくは10〜60である。そしお本発明吞
着剀の吞着䜜甚は前述のように䜿甚される溶媒系
により倉化するが、吞着察象物質の官胜基、立䜓
性等によ぀おも巊右されるので、本発明の架橋ポ
リマヌはそれらに応じおアミノ酞の皮類、架橋密
床等を適宜倉えるこずができる。 䟋えばポリアミノ酞を数皮混合しお甚いるこず
もできるし、アミノ酞構成単䜍のR′を䞀分
子䞭で皮々に倉えたものずするこずもできる。こ
れら混合の堎合には、α―アミノ酞無氎物ず反応
しお共重合し埗るものであれば、グリシン等の光
孊的非掻性アミノ酞等でも䞊蚘光孊掻性ポリアミ
ノ酞ず共に混合しお甚いるこずができる。 本発明吞着剀の吞着性は架橋密床あるいは倚孔
質化により調節でき、架橋密床は吞着察象物質等
に応じお適宜倉え埗るが、䞀般に架橋密床は、吞
着察象物質の分子量が倧きくなれば小さくなる傟
向がある。 たた本発明吞着剀は埌述するように垌釈剀等を
甚いるこず等によ぀お倚孔質化できるが、この堎
合該吞着剀が吞着察象物質の分子埄に応じた孔埄
䞀般には分子埄の10倍皋床を有するこずが必
芁である。 本発明吞着剀の架橋密床は倚孔質化の有無によ
り倉化するが、倚孔質化しない堎合の架橋密床は
0.01〜50、奜たしくは0.5〜10であり、倚孔
質化する堎合の架橋密床は0.1〜100、奜たしく
は〜30である。 吞着剀ず吞着察象物質の盞互䜜甚は疎氎結合、
むオン結合、氎玠結合、立䜓障害等、皮々の芁因
の圱響を受けるため、吞着操䜜が行なわれる溶媒
系等に応じお、本発明吞着剀の架橋ポリマヌにお
けるアミノ酞を遞択するものずする。䟋えば吞着
操䜜が氎を溶媒ずしお行なわれる堎合には、バリ
ン、ロむシン、プニルアラニン等の疎氎性アミ
ノ酞、あるいはアスパラギン酞、グルタミン酞等
の酞性アミノ酞、あるいはリシン、オルニチン等
の塩基性アミノ酞、あるいはβ―ベンゞルアスパ
ルテヌト、γ―ベンゞルグルタメヌト、―ベン
ゞルグルタミン、―ベンゞルアスパラギン、
―シクロヘキシルグルタミン、―シクロヘキシ
ルアスパラギン等の疎氎結合、氎玠結合、立䜓障
害等の盞互䜜甚を有するアミノ酞誘導䜓が挙げら
れる。 本吞着剀の補造方法ずしおは、倧別しお次の(1)
から(4)の方法に分けられる。 (1) 䞀般匏 匏䞭、は有機酞で衚わされる光孊掻性ア
ミノ酞あるいはその偎鎖誘導䜓の―カルボキ
シ無氎物以䞋、NCAずいうを察応する光
孊掻性アミノ酞あるいはその偎鎖誘導䜓から既
知の方法により合成する。この方法の詳现は䟋
えばマヌレヌ・グツドマンM.Goodman、
バむオポリマヌズBiopolymers、第15巻、
第1869頁1976に蚘茉されおいる。 埗られたNCAを䞀皮類あるいは数皮類混合
し、䞍掻性有機溶媒䞭で倚官胜性アミンを開始
剀ずしお重合する。このようにしお末端にアミ
ノ基を有する倚官胜性の光孊的に掻性な合成ポ
リアミノ酞を埗る。これをアミノ基ず反応する
架橋剀、䟋えば、ポリむ゜シアネヌト化合物、
゚ポキシ暹脂等で架橋し、光孊的に掻性な合成
ポリアミノ酞を構成成分ずする架橋ポリマヌを
埗る。 NCAの合成に䜿甚される光孊的に掻性な合
成ポリアミノ酞あるいはその偎鎖誘導䜓ずしお
はアラニン、バリン、ロむシン、プニルアラ
ニン等あるいはβ―ベンゞルアスパルテヌト、
γ―メチルグルタメヌト、γ―ベンゞルグルタ
メヌト、ε―カルボベンゟキシリシン、Ύ―カ
ルボベンゟキシオルニチン、―アセチルチロ
シン、―ベンゞルセリン等のたたは䜓の
䞀方が䟋ずしお挙げられるが、䜿甚可胜な光孊
的に掻性なアミノ酞あるいはその誘導䜓の皮類
はここに挙げたものだけに限定されるものでは
ない。䟋えばグルタミン酞のγ―゚ステル誘導
䜓ずしおも、メチル、゚チル、プロピル、ベン
ゞル、―ニトロプニル、シクロヘキシル等
の各皮゚ステルを甚いるこずができるものであ
る。たた、耇数個の光孊的に掻性な合成ポリア
ミノ酞およびたたはその偎鎖誘導䜓を混合し
お察応するNCAの混合物を埗るこずも可胜で
ある。なおNCAの合成に圓぀おは、䞊蚘のよ
うに酞性アミノ酞のカルボキシル基、塩基性ア
ミノ酞のアミノ基、氎酞基等は保護基で保護し
おおくが、これらの保護基はそのたた぀けおお
いおもよいし、最終的には倖しおもよい。 NCAの重合枩床は玄−10℃乃至100℃、奜た
しくは玄20℃乃至40℃であり、重合時間は前蚘
䞀般匏の、即ち重合床が以䞊ずなるように
箄0.5時間乃至120時間、奜たしくは玄24時間で
ある。䜿甚する䞍掻性有機溶媒ずしおは、
―ゞクロロ゚タン、クロロホルム、ゞオキサ
ン、テトラヒドロフラン、―ゞメチルホ
ルムアミド、―ゞメチルアセトアミド、
アセトニトリル、ベンれン、ニトロベンれン、
―ニトロアニ゜ヌル等が奜たしい。これら溶
媒は䜿甚前に完党に脱氎粟補されるこずが奜た
しい。 NCAの重合に開始剀ずしお䜿甚される倚官
胜性アミンずしおは、䞀玚あるいは二玚アミノ
基を有する゚チレンゞアミン、ヘキサメチレン
ゞアミン、ゞ゚チレントリアミン等あるいはゞ
゚フアミン―403Jefferamine―403、
䞉井テキサコ株匏䌚瀟補等のポリアミン等が
挙げられる。 ポリアミノ酞の架橋剀ずの架橋反応は䞍掻性
有機溶媒䞭、非反応性気䜓、特に窒玠の雰囲気
䞋にお既知の方法により容易に行なうこずがで
きる。䜿甚する有機溶媒の量は反応原料を完党
に溶解できるのであれば、少ない皋奜たしい。 埗られた架橋ポリマヌは粉砕した埌、䜿甚し
た有機溶媒で完党に掗浄し、粟補される。その
埌、曎にメタノヌル、アセトン等で掗浄し、玄
40℃乃至80℃の枩床にお枛圧䞋においお也燥す
る。 (2) NCAを䞀皮類あるいは数皮類混合し、前蚘
(1)法ず同様にしお単官胜性およびたたは倚官
胜性アミンで重合し、末端にアミノ基を有する
単官胜性およびたたは倚官胜性の光孊的に掻
性な合成ポリアミノ酞を埗る。これを偎鎖にア
ミノ基ず反応性の官胜基を有するビニルモノマ
ヌ、䟋えばアクリル酞クロリド、グリシゞルメ
タクリレヌト、クロロメチルスチレン等ず反応
させ、末端に重合性ビニル基を有する光孊的に
掻性な合成ポリアミノ酞を埗る以䞋、これを
マクロマヌず蚀う。マクロマヌを埗る方法ず
しおは䞊蚘以倖にも、䟋えばアミノ基を偎鎖に
有する重合性ビニルモノマヌを開始剀にしお
NCAを重合する方法も可胜である。 こうしお埗たマクロマヌを個乃至耇数個の
重合性ビニル基を有する、埌述するようなモノ
マヌず共重合し、架橋ポリマヌを埗る。 NCAの重合においお䜿甚される奜たしい単
官胜性アミンずしおは、䞀玚アミノ基を有する
―ブチルアミン、―プロピルアミン、―
ヘキシルアミン等のモノアルキルアミンが挙げ
られる。 マクロマヌず重合性ビニル基含有モノマヌず
の共重合により架橋ポリマヌを埗るた圓り、共
重合成分ずしお䜿甚される奜たしい重合性ビニ
ル基を有するモノマヌずしおは、―ヒドロキ
シ゚チルメタクリレヌト、アクリルアミド、酢
酞ビニル、グリシゞルメタクリレヌト等の芪氎
性あるいは芪氎性を埌で賊䞎できるモノマヌあ
るいはゞビニルベンれン、メチレンビスアクリ
ルアミド、゚チレングリコヌルゞメタクリレヌ
ト等の耇数個の重合性ビニル基を有するモノマ
ヌが挙げられる。 架橋ポリマヌは溶液重合、塊状重合、懞濁重
合等の重合方法により、䟋えば、ゞベンゟむル
パヌオキシド、ゞラりロむルパヌオキシド等の
過酞化物のラゞカル圢成化合物あるいはアゟビ
スむ゜ブチロニトリル、アゟビス―ゞ
メチルバレロニトリル又はアゟビス―ア
ミゞノプロパン二塩酞塩等のアゟ化合物の存
圚䞋においお既知の方法ず同様にしお埗るこず
ができる。 懞濁重合による堎合は、䟋えば、次のような
方法で行なう。たず、反応原料は䞍掻性な有機
溶媒、奜たしくはベンれン、トル゚ン等の芳銙
族炭化氎玠もしくは―オクタン等の脂肪族炭
化氎玠もしくはシクロヘキサノヌル、ラりリル
アルコヌル等のアルコヌル類に溶解される。有
機溶媒の量はマクロマヌおよびモノマヌを完党
に溶解できるのであれば、重量郚の反応原料
に察し、重量郚の溶媒を甚いるのが特に有利
であるが、䞀般には〜重量郚の溶媒が甚い
られる。この反応溶液は保護コロむド氎溶液、
特にポリビニルアルコヌル氎溶液ず、䟋えば
重量郚のこの反応溶液に察し、乃至25重量郹
のその氎溶液を䜿甚しお、効率のよい撹拌機に
よ぀およく混合される。この撹拌した混合物を
非反応性気䜓、特に窒玠の雰囲気䞋にお、玄40
℃乃至100℃、奜たしくは玄60℃に加熱する。
重合時間は玄時間乃至72時間、奜たしくは玄
24時間である。 マクロマヌおよびモノマヌがゞメチルホルム
アミド、ゞメチルスルホキシド、アセトニトリ
ル等の氎混和性性溶媒もしくは氎にしか溶解し
ない堎合には、その溶媒ずは非混和性の溶媒、
䟋えば、シクロヘキサン、流動パラフむン等を
分散媒ずしお䜿甚し、適圓な保護コロむドの存
圚䞋、䞊蚘ず同様に懞濁重合を行なうこずがで
きる。 このようにしお埗られたポリマヌは、ロ過に
より反応液から分離され、たず保護コロむドを
溶解する溶媒にお掗浄し、曎にゞオキサン、メ
タノヌル、アセトン等で掗浄し、玄40℃乃至80
℃の枩床にお枛圧䞋においお也燥する。 (3) アミノ基に倉換可胜な、又はアミノ基を導入
可胜な官胜基を有する架橋ポリマヌ担䜓を既知
の方法で補造し、官胜基をアミノ基に倉換、又
はアミノ基を導入する。そのアミノ基を有する
担䜓を開始剀ずしおNCAを重合し、光孊的に
掻性な合成ポリアミノ酞を該担䜓䞊に担持した
架橋ポリマヌを埗る。 アミノ基に倉換可胜な、又はアミノ基を導入
可胜な官胜基を有する架橋ポリマヌ担䜓ずしお
は、䟋えば、クロロメチルスチレン―スチレン
―ゞビニルベンれンの共重合䜓、アクリルアミ
ド―メチレンビスアクリルアミドの共重合䜓、
グリシゞルメタクリレヌト―゚チレングリコヌ
ルゞメタクリレヌトの共重合䜓等が挙げられる
が、芁するにクロロメチルスチレン等のアミノ
基に倉換可胜な官胜基を有するモノマヌ、又は
グリシゞルメタクリレヌト等のアミノ基を導入
可胜な官胜基を有するモノマヌを単量䜓成分ず
しお甚いお重合された、架橋されたポリマヌで
あれば䜕であ぀おもよい。 これら共重合䜓の懞濁重合は前蚘(2)で述べた
方法ず同様の方法で容易に行なうこずができ
る。その堎合、適圓な垌釈剀をモノマヌ盞に添
加するこずで倚孔性の球状ゲルを埗るこずがで
きる。垌釈剀の皮類ずしおは、生成ゲルに察し
膚最性の小さい有機溶剀が奜適である。䟋えば
クロロメチルスチレン―スチレン―ゞビニルベ
ンれンの共重合䜓の堎合、オクタン、デカン、
ドデカン等が奜たしい。たた垌釈剀の代りにポ
リスチレン、ポリメチルスチレン、ポリアクリ
ル酞メチル等の線状ポリマヌを共存させお重合
を行ない、次いで生成球状ゲルから線状ポリマ
ヌを抜出陀去しお倚孔質球状ゲルずするこずも
できる。倚孔質化は架橋密床の䜎いもの及び高
いものに適甚されるが、䞀般には高いものに適
甚されるこずが倚く、埗られる倚孔質球状ゲル
は吞着察象物質が容易にゲル䞭に䟵入でき、官
胜基ず接觊し易くなるため奜たしい。又、架橋
床の高いものでは膚最収瞮が少なく、機械的匷
床が倧きいので非垞に奜たしく、クロマトグラ
フむヌの堎合には特に奜たしい。 共重合䜓䞭の官胜基のアミノ基ぞの倉換反
応、又アミノ基の導入反応の詳现は、䟋えば、
メリヌフむヌルドR.B.Merriefieldアメリ
カ化孊䌚誌J.A.C.S.第98巻、第7357頁
1976あるいはむンマンJ.K.Inmanバむ
オケミストリヌBiochemistry、第巻、第
4074頁1969あるいはカラヌルJ.Kalal
デむヌ・アンゲバンデマクロモレキナラヌ
レ・ヘミむヌDie Angew.Maklomol.
Chem.第63巻、第23頁1977等に蚘茉され
おいる。たた䞊蚘文献蚘茉の方法以倖にも、䟋
えばクロロメチルスチレン単䜍を有する共重合
䜓の堎合には、゚チレンゞアミンあるいはヘキ
サメチレンゞアミン等のアルキレンゞアミンず
盎接反応させるこずによ぀おアミノ基を導入す
るこずができる。 埗られたアミノ基を有する架橋ポリマヌ担䜓
は掗浄埌、゜ツクスレヌ抜出等で完党に脱氎
し、加枩枛圧䞋にお充分也燥する。 NCAの重合は架橋ポリマヌ担䜓䞭のアミノ
基を開始剀ずしお䜿甚する以倖は(1)の方法ず同
様である。ただし重合時間は奜たしくは玄24時
間乃至玄72時間である。 アミノ基の皮類ずしおは通垞䞀玚又は二玚の
アミノ基が甚いられるが、䞀玚アミノ基を開始
剀ずした堎合、定量的にポリアミノ酞を担持で
きるので特に奜たしい。 埗られた光孊的に掻性な合成ポリアミノ酞を
該架橋ポリマヌ担䜓䞊に担持した架橋ポリマヌ
はゞメチルホルムアミド、ゞオキサン等のポリ
アミノ酞を溶解する溶媒で掗浄埌、曎にアセト
ン等で掗浄し、加枩䞋、枛圧也燥しお、粟補さ
れた前蚘架橋ポリマヌを埗る。 (4) NCAを䞀皮類あるいは数皮類混合し、前蚘
(1)法ず同様にしお単官胜性アミンで重合し、末
端にアミノ基を有する光孊的に掻性な合成ポリ
アミノ酞を埗る。 それずは別に、アミノ基ず反応可胜な官胜基
を有する架橋ポリマヌ担䜓を既知の方法で補造
し、䞊で埗たアミノ基を有する該ポリアミノ酞
ず反応させ、光孊的に掻性な合成ポリアミノ酞
を該担䜓䞊に担持した架橋ポリマヌを埗る。 アミノ基ず反応可胜な官胜基を有する架橋ポ
リマヌ担䜓ずしおは、䟋えば、(3)で述べたグリ
シゞルメタクリレヌト―゚チレングリコヌルゞ
メタクリレヌト共重合䜓等が奜たしい䟋ずしお
挙げられる。 該ポリアミノ酞の該架橋ポリマヌ担䜓ぞの担
持反応は、該ポリアミノ酞を溶解する溶媒䞭で
箄40℃乃至80℃に加枩されるこずにより行なわ
れる。反応時間は䜿甚した架橋ポリマヌ担䜓の
皮類に䟝存するが、䟋えば、グリシゞルメタク
リレヌト―゚チレングリコヌルゞメタクリレヌ
ト共重合䜓の堎合は玄72時間である。 䞊蚘(1)から(4)法の党おの堎合においお、䜿甚し
た光孊的に掻性な合成ポリアミノ酞は、その偎鎖
が倉換可胜なものは、䟋えば、゚ステル基をアミ
ド基に倉換する等の化孊倉換を斜こす等しお、他
の化孊構造を有する光孊的に掻性な合成ポリアミ
ノ酞に倉換するこずができる。゚ステル基のアミ
ド基ぞの倉換に際しおは、通垞のアンモノリシス
の他、゚ステルをシアノ゚チル゚ステル、クロロ
゚チル゚ステル、トリクロロ゚チル゚ステル、ト
リフルオロ゚ステル等電子吞匕性の眮換基を持぀
掻性゚ステルに倉換埌、ベンゞルアミン、シクロ
ヘキシルアミン、―α―プニル゚チルアミ
ン、―α―アミノ―ε―カプロラクタム等のア
ミン類ず反応させるこずによ぀お行なう事もでき
る。この化孊倉換は分離察象物に適した吞着剀を
埗る䞊で非垞に重芁な補造工皋の䞀぀である。 たた架橋ポリマヌにおいお、該ポリアミノ酞以
倖の構成成分䟋えば䞊蚘架橋ポリマヌ担䜓等
も䞊蚘ず同様、化孊倉換により他の化孊構造に倉
換するこずができる。䟋えばグリシゞルメタクリ
レヌト―゚チレングリコヌルゞメタクリレヌト共
重合䜓を担䜓ずしお䜿甚した堎合、該ポリアミノ
酞を担持した埌、共重合䜓担䜓䞭の残存゚ポキシ
基を加氎分解しお開環し、芪氎性を賊䞎するこず
ができる。この化孊倉換も分離察象物に適した吞
着剀を埗る䞊で非垞に重芁な補造工皋である。 前蚘の(2)あるいは(4)法の堎合においお、単官胜
䞀玚アミンの代りにNCAの開始剀ずしお、この
皮の開始剀ずしお通垞甚いられる物質を䜿甚しお
該ポリアミノ酞を埗るこずもできる。このような
開始剀ずしおは、䟋えば、二玚アミン、䞉玚アミ
ン、第玚アンモニりム塩、アルカリ金属のアル
コキシド、ホり氎玠化物あるいは氎酞化物、無機
塩類、有機金属化合物、アミノ末端を持぀たポリ
マヌ等が挙げられる。 本吞着剀を甚いた分離様匏ずしおは䞀般にはバ
ツチ法ずカラムクロマトグラフむヌ法がある。光
孊掻性物質の分離等の難床の高い分離を行なう堎
合には、懞濁重合で架橋ポリマヌを埗た埌、分粒
し、これを吞着剀ずしおカラムクロマトグラフむ
ヌ法により分離を行なうのが奜たしい。 通垞、カラムクロマトグラフむヌ法は次の手順
で行なわれる。たず吞着剀を溶離に䜿甚さる溶媒
に懞濁し、その懞濁液をカラムに移す。分離察象
物はできる限り少量の溶媒に溶解し、この溶液を
カラムの䞊郚に移し、このカラムを溶離液にお凊
理しお、その溶離物を垞法にお各フラクシペンに
回収する。 ラセミ䜓の分割の皋床は各フラクシペンの旋光
床を枬定するこずにより確定できる。 本発明に係る架橋ポリマヌ吞着剀を䜿甚すれ
ば、非垞に倚くの皮類のラセミ混合物を分割する
こずが可胜である。䟋えばヒドロキシカルボン
酞、アミノ酞䞊びにこれら化合物の誘導䜓、䟋え
ばプニルアラニン、バリン、ロむシン、トリプ
トフアン、セリン、メチオニン等のアミノ酞の
―カルボベンゟキシ誘導䜓や―ベンゟむル誘導
䜓、及びヒダントむン誘導䜓、クロルサリドン、
パントむルラクトン等の各ラセミ混合物を効率よ
く分割するこずができる。 たたペプチド、タンパクあるいは金属むオン等
の吞着分離剀ずしおも非垞に有甚である。 以䞋の補造䟋、実斜䟋におこの発明を具䜓䟋に
説明するが、本発明はこれら補造䟋及び実斜䟋の
みに限定されるものではない。 補造䟋  γ―ベンゞル――グルタメヌト50g、テトラ
ヒドロフラン500mlの混合物にホスゲン29.7g、
ベンれン62.3gの混合物を加え、65℃にお1.5時間
撹拌した。埗られた透明な反応液を石油゚ヌテル
11に泚ぐず癜色のγ―ベンゞル――グルタメヌ
トNCA以䞋γ―BLG・NCAずいう結晶が析
出した。埗られた結晶を口取し、石油゚ヌテルで
掗浄埌、五酞化二リン䞊で枛圧也燥した。このも
のは融点93〜94℃、分子量263であり、収量は
50gであ぀た。該γ―BLG・NCA13.875g、ゞ゚
フアミン―403Jefferamine―403、䞉
井テキサコ株匏䌚瀟補0.812g、―ゞメチ
ルホルムアミド以䞋DMFずいう13・875gを
混合埌、30℃にお24時間撹拌し、ポリγ―ベン
ゞル――グルタメヌト以䞋PBLGずいう
のDMF溶液を埗た。このものの数平均分子量は
箄8300であ぀た。この溶液10gに―トリレ
ンゞむ゜シアネヌト0.32g、トリメチロヌルプロ
パン0.082g、ゞブチル錫ゞラりレヌト0.01gを加
え、詊隓管䞭にお宀枩䞋72時間攟眮し、通垞の有
機溶媒には䞍溶性の透明ゲル状非倚孔質架橋
ポリマヌを埗た。詊隓管から取り出し、ゞオキサ
ン、アセトンにお掗浄し、也燥埌、粉砕した。 補造䟋  γ―BLG・NCA22.58g、゚チレンゞアミン
0.258g、DMF205.54gの溶液を30℃にお24時間撹
拌埌、倧過剰のゞ゚チル゚ヌテル䞭に泚ぎ、析出
沈殿を口取した。埗られたPBLGの数平均分子量
は玄5600であ぀た。このPBLG5.0g、グリシゞル
メタクリレヌト以䞋GMAずいう10.0g、
―ゞクロロ゚タン27.0g、DMF3.0g、トリ゚チ
ルアミン1.0gの溶液を50℃にお時間撹拌した。
この溶液にαα′―アゟむ゜ブチロニトリル以
例AIBNずいう0.075g、―ゞクロロ゚タ
ン1.0gを加え、よく混合埌、ポリビニルアルコヌ
ル1.35g、氎135.0gの溶液に加えた。この混合物
を窒玠䞋60℃にお16時間、玄600回転分にお撹
拌した。生じた架橋ポリマヌを口取、熱氎、
DMF、メタノヌルおよびアセトンにお掗浄埌、
箄60℃で枛圧也燥した。埗られた架橋ポリマヌは
通垞の有機溶媒には䞍溶性の癜色䞍透明球状ゲル
であ぀た。収量10.0g。 元玠分析倀 57.75  6.58  2.01 元玠分析倀におけるは、アミノ酞を入れない
堎合ほずんどであり、䞊蚘はアミノ酞由来
で、アミノ酞が担持されたこずが明らかである。
元玠分析倀窒玠2.01から蚈算したPBLGの
含有量は28.7であ぀た。 IR 1650cm-1アミド 840cm-1、900cm-1゚ポキシ このPBLG含有架橋ポリマヌ10gをH2SO4
氎溶液30mlずゞオキサン30mlの混合液に分散し、
50℃に時間撹拌した埌、架橋ポリマヌを単離粟
補した。IRスペクトルにおいお840〜910cm-1の
゚ポキシ環に基づく吞収が消滅し、新たに3400cm
-1付近に氎酞基に基づく吞収が出珟した。 加氎分解埌の元玠分析倀 54.25  7.08  1.72 補造䟋  クロロメチルスチレン2.0g、55ゞビニルベン
れン架橋剀2.74g、スチレン95.26g、75ゞ
ベンゟむルパヌオキシド0.67gの溶液をポリビニ
ルアルコヌル4.0g、氎400gの溶液に加えた。この
混合物を窒玠䞋70℃にお10時間、1000回転分に
お撹拌した。埗られたクロロメチルスチレン―ス
チレン―ゞビニルベンれン共重合䜓の架橋ポリマ
ヌを補造䟋ず同様にしお単離した。該架橋ポリ
マヌは半透明球状ゲルであ぀た。 この架橋ポリマヌ85.8gをフタルむミドカリ
85.8g、DMF686mlず混合し、120℃にお時間撹
拌埌、架橋ポリマヌを口取し、掗浄也燥した。次
に架橋ポリマヌを抱氎ヒドラゞン68.6ml、ゞオキ
サン686mlず混合し、90℃にお時間撹拌した埌、
クロロメチル基をアミノメチル基に倉換した架橋
ポリマヌを口取、充分掗浄し、完党に也燥した。
このもののアミノ基含有量は0.17であ぀た。 埗られたゲル状架橋ポリマヌ担䜓81gをγ―
BLG・NCA32.4g、ゞオキサン648mlの溶液に分
散し、窒玠䞋30℃にお72時間撹拌し、重合した
埌、補造䟋ず同様に架橋ポリマヌを単離粟補し
た。担持埌の元玠分析倀は次のずおりであ぀た。 85.40  7.15  1.66 元玠分析倀窒玠1.66から蚈算したPBLG
の含有量は23.8であり、たたその重合床は11.1
であ぀た。 IR1735cm-1゚ステル 1650cm-1アミド 補造䟋  補造䟋で埗たPBLG担持架橋ポリマヌ40gを
ベンゞルアミン200mlに分散し60℃にお30時間撹
拌した埌、補造䟋ず同様、単離粟補した。IR
スペクトルにおいお1735cm-1の゚ステルの吞収ピ
ヌクが枛少し、1650〜1670cm-1のアミドの吞収ピ
ヌクが増倧した。このこずよりベンゞル゚ステル
がベンゞルアミドに倉換されたこずが明らかずな
぀た。IRスペクトルにおける゚ステル吞収の吞
光床の枛少より蚈算した倉換率は玄70であ぀
た。 元玠分析倀 86.24  7.53  2.40 補造䟋  アクリルアミド35g、メチレンビスアクリルア
ミド15g、アゟビス―アミゞノプロパン二
å¡©é…žå¡©0.05g、アセトニトリル50g、氎50gの溶液
を゚チルセルロヌズ10.5g、シクロヘキサン1050g
の溶液に加えた。この混合物を窒玠䞋50℃にお10
時間撹拌し、癜色倚孔性硬質球状ゲルのアクリル
アミド―メチレンビスアクリルアミド共重合䜓か
らなる架橋ポリマヌを埗た埌、補造䟋ず同様に
しお単離した。この架橋ポリマヌ20.0gを゚チレ
ンゞアミン150mlに分散し、60℃にお時間撹拌
した埌、口取、掗浄し、完党に也燥した。 埗られた倚孔質架橋ポリマヌ担䜓15.0gを補造
䟋ず同様にしお埗た―プニルアラニン
NCA7.5gずDMF75mlの溶液に分散し、40℃にお
20時間撹拌した埌、アクリルアミド―メチレンビ
スアクリルアミド架橋ポリマヌにポリ―プ
ニルアラニンがグラフトした架橋ポリマヌを単
離粟補した。このものも䞊蚘架橋ポリマヌ担䜓ず
同様癜色倚孔性硬質球状ゲルであ぀た。このもの
のポリ―プニルアラニンの担持量は20.4
、重合床は9.0であ぀た。 補造䟋  GMA180g、゚チレングリコヌルゞメタクリレ
ヌト20g、―ゞクロロプロパン250g、ラり
リルアルコヌル62.5g、AIBN1.0gの溶液をポリビ
ニルアルコヌル15.4g、氎1540gの溶液に加え、窒
箠例60℃にお10時間、1000回転分にお撹拌し
た。埗られた架橋ポリマヌを補造䟋ず同様に単
離粟補した。このものは半透明倚孔性球状ゲルで
あ぀た。 このようにしお埗た架橋ポリマヌ160gを、䞀
玚アミノ基を導入するために0.02アンモニアを
含有するゞオキサン溶液640gに分散し、オヌト
クレヌブ䞭60℃にお時間撹拌埌、口取、掗浄
し、完党に也燥した。窒玠含有量は0.08であ぀
た。 このようにしお埗られた倚孔質架橋ポリマヌ担
䜓120gを補造䟋ず同様にしお埗たβ―ベンゞ
ル――アスパルテヌトNCA24gずDMF840mlの
溶液に分散し、窒玠䞋30℃にお72時間撹拌し該
NCAを重合した埌、単離粟補した。ポリβ―
ベンゞル――アスパルテヌト以䞋PBLAず
いうの担持量は13.0、重合床は11.1で
あ぀た。 このPBLA担持架橋ポリマヌの残存゚ポキシ環
GMAに基づくを補造䟋ず同様の方法によ
り加氎分解し、開環し芪氎性を付䞎した。 補造䟋  補造䟋で埗たPBLA担持架橋ポリマヌ20g、
NaOH氎溶液50ml、ゞオキサン50mlを混合
し、宀枩にお日攟眮した埌、ベンゞル基を脱離
させた架橋ポリマヌを口取、掗浄、也燥した。こ
のものはIRスペクトルにおいおベンゞル基の吞
収ピヌクが消滅したものであ぀た。 補造䟋  補造䟋ず同様にしお埗たε―カルボベンゟキ
シ――リシンNCA2g、補造䟋で埗た䞀玚ア
ミノ基が導入された架橋ポリマヌ10g、DMF60ml
を混合し、窒玠䞋35℃で72時間撹拌し、ポリε
―カルボベンゟキシ――リシン以䞋PCLL
ずいうを担持した架橋ポリマヌを埗た。PCLL
の担持量は15.4、重合床は10.9であ぀た。この
PCLL担持架橋ポリマヌの残存゚ポキシ環を補造
䟋ず同様の方法により加氎分解し、開環した。
その埌、曎に飜和HBr酢酞溶液50mlに分散し、
宀枩にお時間攟眮埌、脱カルボベンゟキシ化さ
れた架橋ポリマヌを口取し、アンモニア氎、氎で
掗浄埌、枛圧也燥した。 補造䟋  γ―BLG・NCA24g、―ブチルアミン0.67g
から補造䟋ず同様の方法により平均重合床が
10のPBLG18.3gを埗た。このPBLG10g、補造䟋
の䞀玚アミノ基導入前の架橋ポリマヌ20g、ゞ
オキサンン60g、DMF60gの混合物を60℃にお72
時間撹拌した埌、PBLGを担持したGMA―゚チ
レングリコヌルゞメタクリレヌト共重合䜓架橋ポ
リマヌを単離粟補した。PBLGの担持量は5.3
であ぀た。 補造䟋 10 クロロメチルスチレン1.0g、55ゞビニルベン
れン架橋剀18.27g、スチレン79.73g、75ゞ
ベンゟむルパヌオキシド0.67g、―オクタン
垌釈剀80.0gの溶液をポリビニルアルコヌル
4.0g、氎400gの溶液に加えた。この混合物を窒玠
例70℃いお10時間、1000回転分にお撹拌した。
埗られたクロロメチルスチレン―スチレン―ゞビ
ニルベンれン共重合䜓の架橋ポリマヌを補造䟋
ず同様にしお単離した。該架橋ポリマヌは倚孔質
癜色球状ゲルであ぀た。補造䟋ず同様の方法に
より、クロロメチル基をアミノメチル基に倉換し
た架橋ポリマヌを埗た。このもののアミノ基含有
量は0.08であ぀た。 埗られた倚孔性架橋ポリマヌ担䜓81gを補造䟋
ず同様にしお埗たγ―ベンゞル――グルタメ
ヌトNCA32.4gずゞオキサン648mlの溶液に分散
し、窒玠䞋30℃にお72時間撹拌し、重合した埌、
補造䟋ず同様に架橋ポリマヌを単離粟補した。
担持埌の元玠分析倀1.56から蚈算した
ポリγ―ベンゞル――グルタメヌトの含有
量な23.5であり、たたその重合床は21.9であ぀
た。 埗られたポリγ―ベンゞル――グルタメヌ
ト担持架橋ポリマヌを補造䟋ず党く同様の方
法によりベンゞル゚ステルをベンゞルアミドに倉
換した。倉換率は玄80であ぀た。 比范補造䟋  補造䟋で埗たPBLA担持前の倚孔質架橋ポリ
マヌ担䜓の゚ポキシ環を補造䟋ず同様の方法に
より加氎分解し、開環した。 実斜䟋  補造䟋で埗た架橋ポリマヌを䜿甚し、バツチ
法でDL―アミノ酞の分割を行な぀た。 1gの架橋ポリマヌをDL―アミノ酞50mg、氎
c.c.の溶液に加え、週間宀枩にお攟眮埌、架橋ポ
リマヌをロ別し、ロ液の旋光床を枬定した。第
衚にその結果を瀺す。旋光床は日本分光DIP―
140型旋光蚈で枬定した。
【衚】 アミノ酞においおは䜓が−の旋光床を瀺
すが、第衚に瀺すようにロ液が−であるず
いうこずは、䜓が本発明架橋ポリマヌ吞着剀に
吞着されおいるこずを瀺すものである。 実斜䟋  補造䟋およびで埗た架橋ポリマヌをそれぞ
れ250メツシナず400メツシナの金属性ふるいで分
玚し、埄が37〜63ÎŒmのものを集めた。この分玚
した架橋ポリマヌを充填剀ずしお䜿甚し、クロマ
トグラフむヌ法でDL―マンデル酞の分割を行な
぀た。送液ず怜出には島接LC―4A型高速液䜓ク
ロマトグラフむヌ装眮を甚いた。クロマトグラフ
むヌの条件は次の通りである。 カラム内埄16.7mm、長さ500mm 溶離液察のトル゚ン―ゞオキサン混合液 流 量 2ml分 æž© 床10℃ 怜 出瀺差分析 サンプル量100mg 第衚に―マンデル酞および―マンデル酞
の各々の保持時間を瀺す。
【衚】 第衚から、どちらの吞着剀も䜓を匷く吞着
しおいるこずが刀る。 添付の図に、補造䟋の架橋ポリマヌを䜿甚
し、フラクシペンコレクタヌにより分取した堎合
の各フラクシペンの比旋光床を枬぀た結果を瀺す
日本分光DIP―140型旋光蚈を䜿甚。フラク
シペン分である。マンデル酞は䜓の比旋光床
がであるので、䞊蚘図から本発明の吞着剀
により䜓がより匷く吞着されそのため䜓が先
に溶出し、次いで䜓が溶出しおくるこずが刀
り、その吞着性の差溶出速床の差を利甚し
お、䜓ず䜓を分離するこずができるのであ
る。 実斜䟋  補造䟋10で埗た架橋ポリマヌを分玚し、20〜
40ÎŒmのものを集めた。この分玚した架橋ポリマ
ヌを䜿甚し、実斜䟋ず同様の方法によりDL―
マンデル酞の分割、分取を行な぀た。比旋光床は
初期フラクシペンが−98で、最終フラクシペンが
60であ぀た。この吞着剀では䜓がより匷く吞着
され、したが぀お先ず䜓が溶出し、次いで䜓
が溶出するこずが刀る。この堎合、前蚘実斜䟋
ずは䜓、䜓の吞着性が逆であり、本発明の吞
着剀はその構成成分たるポリアミノ酞の皮類等に
より、その吞着胜を皮々倉えるこずができるこず
が刀る。 実斜䟋  補造䟋で埗た架橋ポリマヌを䜿甚し、実斜䟋
ず同様の方法によりDL―マンデル酞の分割、
分取を行぀た。溶離液にはPHのリン酞緩衝液を
甚いた。比旋光床は初期フラクシペンが−55、最
終フラクシペンが48であ぀た。 実斜䟋  補造䟋および比范補造䟋で埗た架橋ポリマ
ヌを䜿甚し、牛血枅アルブミン以䞋BSAずい
うの吞着率を調べた。 BSA25mgをPH5.0のリン酞緩衝液25mlに溶解し、
その溶液に架橋ポリマヌ5gを加え、䞀昌倜振盪
埌、架橋ポリマヌをロ別し、ロ液䞭のBSAの濃
床を280nmの吞光床から求めた。BSAの吞着率
は補造䟋の架橋ポリマヌの堎合95.9、比范補
造䟋の架橋ポリマヌの堎合20.2であ぀た。枬
定には日立200―20型分光噚を甚いた。 実斜䟋  補造䟋、補造䟋および比范補造䟋で埗た
架橋ポリマヌを䜿甚し、銅むオンの吞着率を調べ
た。 塩化第二銅100mgをPH4.5の酢酞緩衝液25mlに溶
解し、その溶液に架橋ポリマヌ5gを加え、䞀昌
倜振盪埌架橋ポリマヌをロ別し、ロ液䞭の銅むオ
ンの濃床をEDTAで滎定するこずにより求めた。
銅むオンの吞着率は補造䟋の架橋ポリマヌの堎
合98.5、補造䟋の架橋ポリマヌの堎合98.3
、比范補造䟋の架橋ポリマヌの堎合5.7で
あ぀た。
【図面の簡単な説明】
添付の図は本発明吞着剀の効果の䞀䟋を瀺すグ
ラフである。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞀般匏、 匏䞭、は以䞊の敎数であり、は有機基、
    R′は又はアルキル基である で衚わされる光孊的に掻性な合成ポリアミノ酞を
    構成成分ずしお含む架橋ポリマヌからなる吞着
    剀。
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