JPS6353082B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、物品送給装置に関し、更に詳細に
は、物品に対して或る動作が行なわれる複数個の
動作ステーシヨンに各物品を連続的に送り出すよ
うに或る通路に沿つて次々に一連の動作が行なわ
れる物品の連続を送給するために適した装置に関
する。

米国特許第3231065号明細書に開示されている
物品送給装置は、多くの断続的送給コンベヤの顕
著な改良であつて、旋回型形式であり、動作を受
ける物品は、コンベヤ・ホイール上に連続的に送
給され、このホイールは、物品に対して多数の動
作が行なわれる一連の位置に断続的に割出しされ
る。この旋回型の送給コンベヤにおいて高速生産
を行なうためには、その送給動作は極めて正確に
行なわれて、各物品はそれに対して動作が正確に
行なわれるための確実で正確な配向の割出し位置
に送り出されることが必要である。これは、断続
的送給装置における慣性の問題のために達成が困
難である。タレツト形式の装置は、比較的重い要
素を静止状態から始動する必要があり、或る程度
動かされて停止状態となる。これは、複雑な装置
と過大な動力とを必要とする。米国特許第
3231065号明細書に記載の物品送給装置は、先行
技術に対する顕著な改良である。何となればその
送給機構は運動部分に最小の慣性を有し、断続的
の始動および停止は、重大な問題を提起しないか
らである。それは更に断続的送給が複雑な機構を
必要とせず極めて正確を要し、従つて加工品を正
確に位置決めする必要があつた。

米国特許第3231065号明細書に記載の物品送給
装置は、一般的には満足すべきものと認められる
けれども、当業者は、一層高速で低価格の物品生
産が可能な新規な物品送給装置を開発するため
に、いままでのものに改良を加える努力をして来
た。更に詳細にいえば、当業者は、ベルト上の物
品を工具位置に整列させるように駆動ドラム上の
駆動スプロケツトを正確に調整するための装置の
みならず、ドラムの周囲を通る非伸長性ベルトに
おける改良を開発することを絶えず努めて来た。
更に、当業者は、ベルトが断続して物品を移送す
るたびに、滑りによるベルト裏側の摩耗を少なく
し、かつ遊動ドラムの重量すなわち慣性を減少す
るように、物品移送ベルトとともに使用される遊
動巻取ドラムの改良を絶えず求めて来た。

第４Ａ図および第４Ｂ図は、先行技術ベルトの
持つ問題点を例示する。第４Ａ図および第４Ｂ図
のベルトは、もし金属製ならば、リベツト（第４
Ｂ図）により、または溶接（第４Ａ図）によつて
無端に作られ、もし非金属製ならば、接着的に固
着される。孔１２は、滑ることなく正確に割出す
ために少なくもベルト１０の一縁部に沿つて設け
られる。しかし、このベルト構造について多くの
問題が明らかになつた。例えば、金属ベルト１０
においては、金属材料は、高度の疲労抵抗のもの
が選択されなければならない。この材料は、ベル
ト１０がドラムの周囲に巻かれるときに加わる屈
曲応力に耐えることが必要である。この材料が溶
接されている場合（第４Ａ図）には、溶接区域の
金属は、１３のように焼鈍された状態となる。こ
の焼鈍された溶接金属と非焼鈍状態の親金属との
間の境界層は、脆性化されて、この区域内に故障
を生じ、ベルト継目は破断する。

先行技術は、第４Ｂ図に示すような、金属ベル
ト１０に対するリベツト継目１５を開発し、脆性
化される金属の問題を除去した。しかし、このベ
ルト１０は、やはり実用に適しなかつた。それ
は、ベルト１０の縁部から、ベルト縁部の孔１２
に入り、最後にはベルト１０中心の物品担持開口
１６に達する亀裂１４を生じる基礎金属中の疲労
事故によるものである。この故障は、ドラム周囲
における屈曲サイクルの回数が疲労限界に達する
ために起る。ベルト１０上のその他の摩耗区域は
１７に示されている。ベルト１０の有用な使用寿
命は、ベルトの屈曲応力を減少するために駆動お
よび遊動ドラムの直径を増大することによつて改
良することができる。しかし、これは断続的に始
動および停止しなければならない部品の質量を増
加し、増加した慣性による駆動機構の不当荷重を
生じることになる。更に、駆動ドラム直径が増加
するに従つて、位置決め精度が低下する。

非金属の非伸長性のベルトは、金属性ベルト１
０の疲労事故問題を解決する。しかし、駆動ドラ
ムのスプロケツト歯と協動する非金属ベルト１０
の縁部の孔１２は、所望の位置決め精度をあたえ
ない。その理由は、縁部の孔１２は弾力性があつ
て、駆動ドラムのスプロケツト歯の圧力に負ける
からである。これらの縁部の孔に金属ブツシング
を設ける試みは、成功をもたらさず、ベルト１０
の価格を著しく増加した。

先行技術は、非金属性、非伸長性のベルトによ
る上記の諸問題点を解決するための試みにおい
て、マービン・Ｗ・マシユケ氏の米国特許第
3812953号明細書の記載を利用することに努めて
来た。しかし、これは成功ではなかつた。何とな
れば、ベルトの物品開口の縁部が、位置決めプラ
グの上に正しく着座せずに屈曲することが分つた
からである。また、マシユケ氏の駆動ドラムまた
は遊動ドラムは、円形でない物品では特に高価な
構造である。

本発明は、物品に対して次々に複数動作が行な
われる複数個所の動作ステーシヨンに連続的に物
品を送るように或る通路に沿つて一連の同様物品
を断続的に送給するための装置の改良を提供す
る。この装置は、平行軸に装架された１対の間隔
ドラムと、このドラムの周囲を通る一体的の実質
的に非伸長性のベルトとを持つ形式のものであ
る。これらのドラムのうちの一方を断続的に駆動
し、それによつてベルトを或る予め決められた距
離断続的に動かすために装置が設けられている。

本発明によれば、ベルトは、可撓性の材料で作
られ、その内部に非伸長性要素が埋設されベルト
の長さ方向に走つていて、それによつてベルトに
非伸長性の特性をあたえている。ベルトは、その
両縁部に沿つて内方に突出した駆動用の歯を有
し、またその長さに沿つて規則的かつ正確な間隔
に物品を付着するような形状を持つ着座要素を持
つている。

本発明によれば、間隔ドラムの一方は、ベルト
を断続的に予め決められた距離だけ動かすための
駆動ドラムを構成している。駆動ドラムは、一端
部に周囲フランジを持つハブを持つている。周囲
に軸方向に整列したスプロケツト歯を持つた円筒
状リムが、ハブの周囲に装架され、その第１端部
はハブの周囲フランジに当接する。リムの他端部
は、少くも１個のノツチが形成され、ハブに装架
されたスパイダは、リムの少くも１個のノツチに
係合できる少なくも１個のアームを持ち、リムを
ハブに対して固定することができる。スパイダを
ハブに対して回転的に調整する装置を有し、それ
によつてリムを回転的に調整し、従つてスプロケ
ツト歯をハブに対して調整する。

最後に、本発明によれば、間隔ドラムの他方
は、低慣性の遊動ドラムを構成する。この遊動ド
ラムは、１対の間隔側板と、その間に固定された
非回転軸とを持つ。これらの側板に第１ローラ軸
受装置の対向した同軸対が装架され、その第１ロ
ーラ軸受装置の中心線は、非回転軸の中心線にほ
ぼ平行である。第１ローラ軸受装置の周囲にスリ
ーブが回転可能に装架され、スリーブの周縁部に
対接して第２のローラ軸受装置の対向対を設けて
スリーブに対する軸方向の案内を提供する。これ
らの第２ローラ軸受装置の対向対は非回転軸の中
心線にほぼ直角の中心軸を持つている。

添付図面を更に詳細に参照すると、本発明の物
品送給装置２０は２２で全体を示す枠体を持ち、
これらは物品に動作するための装置を担持する作
用をする。開示された特殊の物品送給装置２０の
場合には、複数個の協動する金型（die）を含む
が、これは本発明の部分を形成しないのでそれら
は図示されていない。

枠体２２はまた基台２４を持ち、この基台は、
本発明の目的を形成する移送装置に対する支持体
として作用する。基本的には、この移送装置は、
１個またはそれより多くの駆動ドラム２６と、関
連する遊動ドラムまたは巻取ドラム２８と、これ
らのドラム２６，２８の周囲を通る実質的に非伸
長性材料の少なくとも１本のベルト３０とによつ
て構成される。駆動ドラム２６は、その位置に関
し固定されているが、遊動ドラム２８は、移動台
３２上に回転可能に装架され、この移動台はドラ
ム２６と２８との間隔を調整するために調節され
ることができる。

駆動ドラム２６が装架されている軸３４に対し
て適当な駆動機構が設けられる。この駆動装置
は、例えばフアーガソン駆動装置のような周知の
任意断続駆動装置でよいが、３６で略示されてい
る。動力は、モータ３８からシヤフト４０を経て
駆動装置に供給される。この断続駆動機構は、本
発明の部分を形成しないので、詳細には説明しな
い。

ベルト３０は、第５図乃至第７図に詳細に示さ
れている。このベルトは、一般的にはクロロプレ
ンなどで含浸された成層織物材料で作られ、その
両側縁に沿う内方に突出した駆動歯４２を持つて
いる。これらの歯は、駆動ドラム２６と協動し
て、滑ることなく正確な割出しをあたえるように
装置される。もちろん理解されるように、ベルト
３０は、ベルト３０の物品着座要素として作用す
る開口４４の区域において切り取られ、または中
断されるであろう。加工片を加工ステーシヨンに
正確に位置決めするために、ベルト３０が非伸長
特性を持つことが重要であり、従つてそれに非伸
長特性をあたえるようにベルト３０の材料内に鋼
線またはケーブル４６が埋め込まれる。

図示された特殊実施例において供給される物品
は、かん端部であつて、それは容易に開けられる
かん端部を得るために切目をつけてそこに引き片
を圧着する。図示の特殊の開口４４は、かん端部
を着座させる役目をして、その一つは第７図およ
び第１０図に４８で示されている。

図示の特殊実施例においては、処理される物品
がかんビールの蓋であるときには、処理される物
品の位置決め要素は、ベルト３０の等間隔の孔４
４の形態にあつて、これらの孔にかんビールの蓋
が着座する。位置決め要素は、任意希望または必
要形式のもので差支なく、これは円形その他形状
の孔、スロツトおよびベルトに固着した治具また
は付着物を含むことができる。

ベルト３０は、無端ベルトとして成形され、下
表面の断続歯４２は同時に成形されることは、指
摘されるところである。ベルトの中心線に沿つて
間隔配置した物品受容孔４４が打抜かれ、移送さ
れる物品４８の直径に適合する大きさにされる。

第８図乃至第１０図のベルト３０は、第５図乃
至第７図のベルト３０と同一であるが、異なる点
は、開口５０の形状であつて、その各々は段付孔
を持ち、上部５２と下部５４との間に環状の肩部
５６を形成するように下部５４の直径よりも大き
い直径を上部５２が持つている。この段付孔５０
は、第１０図に最もよく示すように、かん端部４
８を裏返し状態で移送するために必要であつて、
これは時々必要となる。これは、先行技術のベル
トに対する主要な改良であつて、従来のベルトは
特殊の取付具またはその他の器具を使用せずに、
かん端部または類似物品を裏返しで移送するため
に使用することはできない。

駆動ドラム２６は、第１３図および第１４図に
詳細に示されている。重量を減少するために、駆
動ドラム４２は、ハブ５８と、１対の側板６０
と、円筒状のリム６２とを含み、この円筒リムの
周囲に軸方向に整列したスプロケツト歯６６を持
つている。これは中空の環状室を形成し、ドラム
２６を著しく軽くする。好適実施例では、このハ
ブ５８は、その一端に周囲フランジ６４を有す
る。ハブ５８の周りにリム６２が装架され、その
第１端部６２ａは、ハブ５８の周囲フランジ６４
に当接する。リムの他端部６２ｂには、少くも１
個のノツチ６８が形成される。スパイダ７０は、
ハブ５８に対してリム６２を固定するようにリム
６２のノツチ６８に係合する少なくも１個の突片
またはアーム７２を持ち、ハブ５８に装架され
る。スパイダ７０をハブ５８に対して回転可能に
調整して、リム６２を回転可能に調整し、それに
よつてスプロケツト歯６６をハブ５８に対して回
転可能に調整するための装置が設けられる。駆動
ドラム２６のスパイダ７０を回転可能に調整する
この装置は、円形部材７４を有することができ、
この円形部材は、ノツチ６８内に置かれ、それを
回転してスパイダ７０およびリム６２を回転させ
るように偏心して装架されている。

動作時には、駆動ドラム２６のスプロケツト歯
６６は、ベルト３０上の開口４４，５０内にある
かん端部４８などの物品を工具ステーシヨンと整
列させるために正確に調整されることができる。
それは、スパイダ７０を側板６０に固定する、ス
パイダ７０の円弧状スロツト７８を貫通するボル
ト７６を最初に弛めることによつて行なわれる。
これは、スパイダ７０を自由にしてハブ５８の周
りにいづれの方向にも回転できるようにする。そ
して、偏心的に装架された円形部材７４は、希望
なだけ右または左に回転され、それによつてスパ
イダ７０を右または左に回転させる。スパイダ・
アームまたは突片７２は、リム６２の縁部のノツ
チ６８に係合するので、リム６２に従つてスプロ
ケツト歯６６は希望するだけ右または左に回転さ
せることができる。スプロケツト歯６６が希望位
置にあるときに、ボルト７６が締めつけられる。

ベルト３０の下側のスプロケツト歯４２と、駆
動ドラム２６のスプロケツト歯６６とは、ドラム
２６からベルトを駆動する必要はなく、単にベル
ト３０に設けられた治具または取付具または他の
結合物の正確位置を保持すればよい。

更に理解されることは、もし取付具または孔４
４，５０間の間隔精度が非常に正確に作られ、ま
たベルト下側のスプロケツト歯４２が正確に作ら
れ、かつ駆動ドラム２６のスプロケツト歯６６が
正確に配向および整列しているならば、ベルト３
０によつて担持された物品は、正確な増分で連続
的に動かされるので、それらの物品に対して一連
の動作が行なわれることができることである。物
品の多重列を任意希望配列にある１本または多く
の平行ベルト３０により移送されることができ
る。

第１５図および第１６図は、本発明の物品送給
装置２０のベルト３０とともに使用するための低
慣性の巻取または遊動ドラム２８を示す。この低
慣性巻取または遊動ドラム２８は、ベルト３０が
断続的に動いて物品を移送するたびに滑りによる
ベルト３０の裏側の摩耗を除去し、かつ遊動ドラ
ムの重量（慣性）を減少することが必要である。
これは、特に高速度において重要である。

更に詳細には、低慣性遊動ドラムまたは巻取ド
ラム２８は、非回転軸８２に固着された１対の間
隔側板８０を有する。側板８０は、軸８２にキー
止めされ、ねじ組立体９６によつて互いに結合さ
れる。第１ローラ軸受装置の対向した同軸対が、
側板８０上に装架される。実際には、第１ローラ
軸受装置の対向した同軸対は、側板８０の周囲に
120゜間隔に装架されたローラ軸受８４の同軸対向
の３対を持つている。第１ローラ軸受８４の対向
した同軸対の中心軸は、非回転軸８２の中心軸に
実質的に平行している。スリーブ８６は、第１ロ
ーラ軸受８４の対向した同軸対の周りに回転可能
に装架されている。スリーブ８６の上面は、ベル
ト３０の下側の歯４２と噛合うためにその周囲に
軸方向に整列したスプロケツト歯８８を有し、ベ
ルト３０と遊動ドラム２８との間に滑りを生じな
いようにすることができる。第２ローラ軸受装置
の対向対は、側板８０の周囲に120゜間隔に装架さ
れたローラ軸受９０の対向した３対を有し、スリ
ーブ８６の周縁部８６ａに対接してスリーブ８６
に対する軸方向の案内を提供する。ローラ軸受９
０の同軸対向する対の中心軸は、軸８２の中心線
にほぼ垂直である。

実際に当つては、スリーブ８６の両縁部８６ａ
に設けた周囲フランジ９２に対してローラ軸受９
０の同軸対向する３対を当接することが好ましい
ことが分つた。

ローラ軸受８４，９０に対して適当な潤滑取付
片９４が設けられて、低慣性の遊動ドラムまたは
巻収ドラム２８の運動部分は、容易に潤滑される
ことができる。

前に指摘したように、軸８２は固定されてい
て、回転しない。側板８０は、軸受８４，９０を
保持し、軸８２にキー止めされていて、やはり回
転しない。従つて、スリーブ８６だけが回転す
る。

第１図乃至第３図には、送給ホツパ９８が略示
され、この中にビールかん蓋４８などが積み重ね
られ、その底部からベルト３０の孔４４，５０の
上に送り出される。駆動ドラム２６に隣接して、
完成物品用のスタツカ１００が示される。完成部
品は、もちろんドラム２６を通過するときに重力
によつてベルト３０から落下するようにしてもよ
い。そして、適当なシユートまたはホツパに集め
られ、或は１００で略示するように積重ね装置の
中に下から押し上げてもよい。これらの装置は、
本発明の一部を構成しないので、詳細に説明しな
い。

ここに開示された物品送給装置は、加工品に一
連の動作を行なうために使用され、また組立動作
にも使用されることが理解されるであろう。従つ
て、例えば、略示した側方コンベヤ１０２は、動
作ステーシヨンの任意の一つにおいてベルト３０
によつて担持された要素と組合せるための位置に
要素を送給することができる。かかるコンベヤの
詳細は、本発明の一部を形成しないので、単に略
示するに止める。

以上の説明は、例示的であり、特に述べないが
何らの制限を意味するものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による装置の略示側面図、第
２図は、同装置の後面図、第３図は、同装置の平
面図、第４Ａ図および第４Ｂ図は、先行技術の金
属ベルトの部分的平面図であつて、その問題点を
示す図、第５図は、本発明によるベルトの部分平
面図、第６図は、第５図の線６―６における断面
図、第７図、第５図の線７―７における断面図、
第８図は、本発明による他のベルトの平面図、第
９図は、第８図の線９―９上の断面図、第１０図
は、第８図の線１０―１０における断面図、第１
１図は第５図および第８図のベルトの下側の両縁
部に沿う内方に突出する駆動歯を示す拡大部分
図、第１２図は、第３図の線１２―１２における
本発明による駆動ドラムの一部切断端面図、第１
３図は、第１２図の線１３―１３に沿う第１２図
の駆動ドラムの断面図、第１４図は、第１２図の
駆動ドラムの部分平面図、第１５図は、第３図の
線１５―１５における本発明による低慣性遊動ド
ラムの端面図、第１６図は、ベルトを断面で示す
第１５図の遊動ドラムの側面図である。 １０…ベルト、１２…孔、１３…焼鈍部分、１
４…亀裂、１５…リベツト継目、１６…物品担持
開口、１７…摩耗区域、２０…物品送給装置、２
２…枠体、２４…基台、２６…駆動ドラム、２８
…遊動ドラム、３０…ベルト、３２…移動台、３
４…軸、３６…駆動装置、３８…モータ、４０…
シヤフト、４２…駆動歯、４４…開口、４６…鋼
線、４８…かん蓋、５０…開口（段付孔）、５８
…ハブ、６０…側板、６２…リム、６４…周囲フ
ランジ、６６…スプロケツト歯、６８…ノツチ、
７０…スパイダ、７２…アーム、７４…円形部
材、７６…ボルト、７８…円弧状スロツト、８０
…側板、８２…軸、８４…ローラ軸受、８６…ス
リーブ、８８…スプロケツト歯、９０…ローラ軸
受、９２…周囲フランジ、９４…潤滑取付片、９
８…送給ホツパ、１００…スタツカ、１０２…側
方コンベヤ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも２個の円筒状ドラムの上を通過す
   るベルトを持ち、一連の物品を一通路に沿つて送
   給し、それらの物品を順々に動作が行なわれる複
   数個の動作ステーシヨンに連続的に送り出すため
   に前記ドラムの少なくとも一つを断続的に駆動す
   るための装置を持ち、前記ベルトは前記物品に適
   合する一連の等間隔の物品受容開口を持つ装置に
   おいて、低慣性遊動ドラムを構成する前記ドラム
   の一方は、非回転軸に間隔をおいて固着した一対
   の側板と、前記側板上に同軸的に対向して装架さ
   れた第１ローラ軸受装置を有し、前記第１ローラ
   軸受装置の中心線は、前記非回転軸の中心線にほ
   ぼ平行であり、このローラ軸受装置は側板の周囲
   に120゜の間隔をおいて配置された３対のローラ軸
   受を有し、前記第１ローラ軸受装置の周囲に回転
   可能に装架されたスリーブを有し、このスリーブ
   の表面は軸方向に整列したスプロケツト歯を有
   し、ベルトと遊動ドラムとの間には滑りが生ぜ
   ず、対向して配置された第２ローラ軸受装置は、
   前記スリーブの両周囲縁部に当接して前記スリー
   ブの軸方向案内を提供し、かつ前記非回転軸の中
   心線にほゞ直角の中心線を有し、上記第２ローラ
   軸受装置は、側板の周囲に120゜の間隔をおいて３
   対のローラ軸受を有している物品送給装置。 ２ 一連の同様物品を複数個の動作ステーシヨン
   に連続的に送り出し、前記動作ステーシヨンにお
   いて前記物品に順々に動作を行なうように一通路
   に沿つて一連の物品を断続的に送給するための装
   置であつて、その形式は少なくとも、平行軸上に
   装架された１対の間隔ドラムと、前記ドラムの周
   囲を通る一体的の実質的に非伸長性のベルトと、
   前記ドラムのうちの一つを断続的に駆動して、前
   記ベルトを予め決められた距離だけ断続的に動か
   すための装置とを有する装置において、前記ベル
   トは、その内部に埋め込まれた非伸長性要素を持
   ち、前記ベルトの長手方向に走行し、それによつ
   て前記ベルトに非伸長特性をあたえる可撓性材料
   で作られ、前記ベルトは、その両縁部に沿つて内
   方に突出する駆動歯を持ち、かつその長さに沿つ
   て規則的にかつ正確な間隔に前記物品を付着する
   ための形状の着座要素を持ち、前記間隔ドラムの
   一つは、前記ベルトを予め決められた距離だけ断
   続的に動かす駆動ドラムを構成し、前記駆動ドラ
   ムは、ハブを持ち、前記ハブは、その一端部に周
   囲フランジを持ち、周囲に軸方向に整列したスプ
   ロケツト歯を有する円筒状リムを持ち、前記リム
   は、前記ハブの周囲に装架され、その第１端部は
   前記ハブの前記周囲フランジに当接し、前記リム
   の他端部は少なくとも１個のノツチを有し、前記
   リムの前記少なくとも１個のノツチに係合する少
   なくとも１個のアームを持ち前記リムを前記ハブ
   に対して固定する前記ハブ上に装架されたスパイ
   ダと、前記リムを回転可能に調整するように前記
   スパイダを前記ハブに対して回転可能に調整し、
   前記スプロケツト歯を前記ハブに対して回転可能
   に調整する装置とを有し、前記間隔ドラムの他の
   一つは、低慣性遊動ドラムを構成し、前記遊動ド
   ラムは、非回転軸に固着された１対の間隔側板
   と、前記側板上に対向して同軸的に装架された第
   １ローラ軸受を有し、前記第１ローラ軸受装置の
   中心軸は、前記非回転軸の中心線にほぼ平行であ
   り、前記第１ローラ軸受装置の周囲に回転可能に
   装架されたスリーブと、前記スリーブの周囲縁部
   に当接して前記スリーブに対する軸方向案内を提
   供し、かつ前記非回転軸の中心線に対し実質的に
   直角の中心線を持つ対向して配置された第２ロー
   ラ軸受装置を有する物品送給装置。 ３ 前記駆動ドラムの前記スパイダを回転可能に
   調整する装置は、前記スパイダの少くとも１個の
   ノツチ内に位置し、かつ偏心的に装架された円形
   部材を有し、その回転によつて前記スパイダと前
   記リムを回転させるようにした特許請求の範囲第
   ２項に記載の装置。 ４ 前記スリーブの表面は、その周囲に軸方向に
   整列したスプロケツト歯を有し、前記ベルトと前
   記遊動ドラムとの間に滑りを生じないようにした
   特許請求の範囲第２項に記載の装置。 ５ 同軸上に対向して配置された第１軸受装置
   は、前側板の周囲に120゜の間隔をおいて同軸上に
   対向して配置された３組のローラ軸受とからなる
   ようにした特許請求の範囲第２項に記載の装置。 ６ 対向して配置された第２の軸受装置は、前記
   側板の周囲に120゜の間隔をおいて装架された３組
   のローラ軸受とからなるようにした特許請求の範
   囲第２項に記載の装置。 ７ 周囲フランジは、前記スリーブの両縁部に設
   けられ、対向した第２ローラ軸受装置は、前記周
   囲フランジに当接するようにした特許請求の範囲
   第２項に記載の装置。 ８ 前記物品着座要素は、前記物品の一部分が着
   座することができる開口であるようにした特許請
   求の範囲第２項に記載の装置。 ９ 前記各開口は、その上部においてその下部に
   おけるよりも大きい直径を持つ段付孔を有し、前
   記上部と下部の間に環状肩部を形成するようにし
   た特許請求の範囲第８項に記載の装置。