JPS6352Y2 - - Google Patents

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JPS6352Y2
JPS6352Y2 JP1979047625U JP4762579U JPS6352Y2 JP S6352 Y2 JPS6352 Y2 JP S6352Y2 JP 1979047625 U JP1979047625 U JP 1979047625U JP 4762579 U JP4762579 U JP 4762579U JP S6352 Y2 JPS6352 Y2 JP S6352Y2
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JP
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ethylene
carbon dioxide
gas supply
mixed gas
pressure
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JP1979047625U
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JPS55149354U (ja
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、もやし育成用混合ガス供給装置に関
し、より詳細には炭酸ガス・エチレン混合ガスを
もやし育成室内に設置された育成槽内に、混合ガ
ス供給導管を介して噴出させてもやし育成室内の
エチレン濃度を一定濃度に制御すると共に、炭酸
ガス・エチレン単味をもやし育成槽に供給しない
ようになし、且つ該混合ガスの供給を間欠的に制
御し、更に密閉系混合ガス供給制御装置の防爆を
図るようにしたもやし育成用混合ガス供給装置に
関するものである。
近時、もやし育成法として炭酸ガス・エチレン
混合ガスを育成室内に噴出させてその室内を炭酸
ガス・エチレン混合ガス雰囲気にしてもやしを育
成する手段が採られている。かかる手段に従え
ば、前記混合ガスを連続的に供給するために、各
ガスの消費量が多くなること、かつ育成室内のエ
チレン濃度を制御するための制御装置がエチレン
の漏洩によつて爆発する事故発生のおそれがある
など、もやし育成管理面における改善すべき問題
がある。
本考案は上記炭酸ガス・エチレン混合ガスによ
るもやし育成法を実施する装置の短所を改善する
ことを意図して案出したものである。
本考案の目的は、もやし育成室内のエチレン濃
度の異常上昇の防止及び炭酸ガス・エチレン単味
をもやし育成槽内に供給されるのを防止し、かつ
装置全体をエチレンによる爆発の防爆を的確に行
なうことのできるもやし育成用混合ガス供給装置
を提供することにある。
本考案の他の目的は、炭酸ガス・エチレン混合
ガスを間欠的にもやし育成槽内に供給して、もや
しの呼吸を一時的に窒息状態に陥いり再呼吸から
正常呼吸までの時間を長くしてガス消費量の節減
を図り、かつもやし育成段階に追随して炭酸ガ
ス・エチレン混合ガス供給導管の高さ調整をする
ことができるので、育成管理が容易にして且つも
やしの品質が保証されるもやし育成用混合ガス供
給装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための本考案の構成なら
びに作用を実施例に対応する第1〜2図を用いて
説明する。
第1図は本考案装置の構成を示す概略図であ
り、第2図はもやし育成槽における炭酸ガス・エ
チレン混合ガス供給導管の設置を示す構成図であ
つて、図中には電源系路、給水系路及び付帯物等
は図示省略されている。
第1図において、1は炭酸ガス容器であり、こ
の容器に接続される密閉筐体Sk内の流路に圧力
計3、内圧検出用圧力スイツチ4を備えた岐管4
a、圧力調整弁5がそれぞれ設けられている。こ
の流路に炭酸ガス噴射ノズル7を備えた電磁弁6
の流路が岐設されて添字Aで示される炭酸ガス供
給流路が構成される。この供給流路の他端部は、
筐体内に設けた混合器8に接続される。
2はエチレン容器であつて、この容器に接続さ
れる前記筐体内の流路に圧力計3′、内圧検出用
圧力スイツチ4′を備えた岐管4a′、圧力調整弁
5′がそれぞれ設けられて添字Bで示されるエチ
レン供給流路が構成され、この供給流路の他端部
は前記混合器8に接続される。
混合器8内で炭酸ガスとエチレンは夫々の流量
計8a,8aによつて計量されて所定比率で混合
されて炭酸ガス・エチレン混合ガスとなる。混合
器8の構造は、両ガスが混合できる如何なる構成
の混合器であつてもよい。
容器1から圧送される炭酸ガスは圧力調整弁5
で2〜3Kg/cm2Gに減圧され、エチレンは圧力調
整弁5′で1〜2Kg/cm2Gに減圧し、混合器8で
エチレン濃度1.56〜7.64vol%になるように混合さ
れる。
混合器8に接続される筐体内の混合供給流路C
に電磁弁9、流量計10が設けられ、この流路の
他端部は、もやし育成室11内に設置されるもや
し育成槽12内に水平に設置される。
もやし育成槽12内には、第1〜2図に図示の
ように、一対のガイド棒(例えば、ラツク構造)
13,13が垂直に槽内側面部に相対向させて固
定される。両ガイド棒間に炭酸ガス・エチレン混
合ガス供給導管14の両側端板に設けた軸部に軸
装されるピニオン15が承持具を介してガイド棒
に取り付けられて、前記混合ガス供給導管を昇降
移動可能に保持されている。
上記ガイド棒に取付けた炭酸ガス・エチレン混
合ガス供給導管14には可撓管16が設けられ、
その管の他端部は炭酸ガス・エチレン混合ガス供
給流路Cに設けた弁Cvに連結される。この混合
ガス供給導管は、その管に設けた操作紐17又は
手動で昇降移動させて、定められた位置で各ガイ
ド棒に止め具を介してセツトされる。
図示においては、炭酸ガス・エチレン混合ガス
供給導管を昇降可能にする機構として、ピニオ
ン・ラツク機構の例を示したが、前記機構に限ら
ずガイド棒にスライド可能な嵌合金具を嵌合さ
せ、この嵌合金具に前記混合ガス供給導管を設け
る等の構造又はこれらの構成変更のものも採用さ
れる。
多槽に形成された各もやし育成槽12内に所定
量の原料豆を容れ、もやし育成室11内に水平方
向に架設されたスライド杆18に移動可能に吊架
された撒水装置19から撒水すると共に、この育
成室11の天井部に設けたフアン付加熱装置20
から所定温度の温風をもやし育成槽に送ることに
より、原料豆は催芽して成長する。もやしの伸芽
に伴なつて炭酸ガス・エチレン混合ガス供給導管
を既述せる手段によつて上昇させて所定の高さで
セツトして、混合ガス成分をもやしの表面に直接
接触又はもやし内部に滲透させてもやしの品質改
善を図る。
もやし育成槽に撒水された余分の水は、もやし
育成室の底部に設けた排水管11aから排水され
る。
もやし育成中に、もやし育成室11内のエチレ
ン濃度が異常に高くなり、もやしがエチレン障害
を起すのを防止するために、エチレン濃度検出器
21をその育成室内に設け、この検出器で検出さ
れた信号は鎖線で示される系路に設けた警報ブザ
ー22を鳴らしてエチレン濃度の異常を知らせる
と共に、エチレン濃度コントローラー23に入り
設定エチレン濃度の操作信号に変換されて炭酸ガ
ス・エチレン混合ガス供給流路Cに設けた電磁弁
9を作動させて、もやし育成室内のエチレン濃度
を設定濃度(例えば、2000〜5000ppm)以外にな
らないように制御させる。
また、炭酸ガスあるいはエチレンが無くなると
適正なエチレン濃度1.56〜7.64vol%をはずれた好
ましくないガス組成のガスがもやし育成室11内
に供給されるため、炭酸ガス供給流路Aとエチレ
ン供給流路Bに設けた内圧検出用圧力スイツチ
4,4′の系路を時限タイマー24に接続し、こ
の時限タイマーの系路を電磁弁9に接続して各流
路の一方の内圧が指定圧(例えば、3〜4Kg/
cm2)以下となれば、電磁弁9を閉じて炭酸ガスと
エチレンが混合器8に圧入されるのを停止させ
る。
また、電磁弁9に時限タイマー24(例えば、
24時間時限タイマー)の系路を接続することによ
つて、炭酸ガス・エチレン混合ガスをもやし育成
槽12内に間欠的に供給してガス消費量を節減さ
せると共に、もやしの正常成長を促すようにして
いる。
密閉筐体Sk内のエチレン供給流路Bの連結フ
ランジ等からエチレンが漏洩して爆発するのを防
止するために、筐体内に設けられたエチレン濃度
検出器21′でエチレン漏洩濃度を検出し、この
検出信号で系路に設けた警報ブザー22′を鳴ら
すと共に、エチレン濃度コントローラー23′を
経てその操作信号を系路によつて炭酸ガス供給流
路Aに岐設される炭酸ガス放出流路に設けた電磁
弁6に送り、この弁を開に作動させて炭酸ガス噴
射ノズル7から炭酸ガスを筐体内に放出させて防
爆を行なう。エチレン濃度コントローラーの指定
値に筐体内のエチレン濃度がなれば、電磁弁6は
閉に作動される。なお、必要に応じて筐体内を換
気させる。
本考案は上記の構成であるから、もやしの育成
管理が的確に行なわれるので良質のもやしが収率
よく得られると共に、炭酸ガスおよびエチレンの
消費量を節減させて経済的にもやしを育成するこ
とができる。さらに、防爆制御の手段を組み入れ
てあるので、安全に炭酸ガス・エチレン混合ガス
をもやし育成槽に供給することのできる装置とな
り得る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示すものにし
て、第1図は本考案装置の構成を示す概略図、第
2図はもやし育成槽における炭酸ガス・エチレン
混合ガス供給導管の設置構成を示す構成図であ
る。 Sk……密閉筐体、3・3′……圧力計、4・
4′……内圧検出用圧力スイツチ、5・5′……圧
力調整弁、6・9……電磁弁、7……炭酸ガス噴
射ノズル、8……混合器、10……流量計、14
……炭酸ガス・エチレン混合ガス供給導管、2
1・21′……エチレン濃度検出器、22・2
2′……警報ブザー、23・23′……エチレン濃
度コントローラー、24……時限タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炭酸ガス容器1に接続される密閉筐体Sk内の
    流路に圧力計3、内圧検出用圧力スイツチ4、圧
    力調整弁5、電磁弁6を設け、該電磁弁に炭酸ガ
    ス噴射ノズル7を備えた流路を連結させてなる炭
    酸ガス供給流路Aと、エチレン容器2に接続され
    る前記筐体内の流路に圧力計3′、内圧検出用圧
    力スイツチ4′、圧力調整弁5′を設けてなるエチ
    レン供給流路Bとを前記筐体内に設けた混合器8
    にそれぞれ接続し、該混合器に電磁弁9、流量計
    10を筐体内流路に設けた炭酸ガス・エチレン混
    合ガス供給流路Cを接続し、該流路Cの他端部は
    もやし育成槽12内に昇降移動可能に設けた炭酸
    ガス・エチレン混合ガス供給導管14に可撓管1
    6を介して接続したことからなり、前記炭酸ガス
    供給流路Aに設けた電磁弁6に筐体に内設される
    エチレン濃度検出器21′のエチレン濃度コント
    ローラー23′の系路を接続し、前記炭酸ガス・
    エチレン混合ガス供給流路Cに設けた電磁弁9
    に、もやし育成室11内に設けたエチレン濃度検
    出器21のエチレン濃度コントローラー23と筐
    体内に設けた時限タイマー24の系路をそれぞれ
    接続すると共に、上記各内圧検出用圧力スイツチ
    4,4′の系路を前記時限タイマーを介して夫々
    接続したことを特徴としたもやし育成用混合ガス
    供給装置。
JP1979047625U 1979-04-12 1979-04-12 Expired JPS6352Y2 (ja)

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JP1979047625U JPS6352Y2 (ja) 1979-04-12 1979-04-12

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JP1979047625U JPS6352Y2 (ja) 1979-04-12 1979-04-12

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JPS55149354U JPS55149354U (ja) 1980-10-27
JPS6352Y2 true JPS6352Y2 (ja) 1988-01-05

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5138664B2 (ja) * 2008-12-09 2013-02-06 直志 門馬 もやし育成システム
JP6144290B2 (ja) * 2015-01-15 2017-06-07 太子食品工業株式会社 恒暗型栽培システム、および従属栄養栽培作物栽培方法

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JPS52148825A (en) * 1976-06-07 1977-12-10 Shirou Sakurai Automatic gaseous material feeders
JPS5318330B2 (ja) * 1974-09-02 1978-06-14

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