JPS63528A - 切梁の支持・解体構造 - Google Patents
切梁の支持・解体構造Info
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- JPS63528A JPS63528A JP61142651A JP14265186A JPS63528A JP S63528 A JPS63528 A JP S63528A JP 61142651 A JP61142651 A JP 61142651A JP 14265186 A JP14265186 A JP 14265186A JP S63528 A JPS63528 A JP S63528A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/02—Foundation pits
- E02D17/04—Bordering surfacing or stiffening the sides of foundation pits
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/06—Foundation trenches ditches or narrow shafts
- E02D17/08—Bordering or stiffening the sides of ditches trenches or narrow shafts for foundations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
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- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用可能性〉
本発明は、土留壁の支持・解体構造に関し、より詳細に
は、土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁と
腹起こしとの間に、m起こしに対し突張りとして土留壁
を支えるための着脱自在な1組の箱形エレメントから成
る切梁の支持・解体構造に関する。
は、土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁と
腹起こしとの間に、m起こしに対し突張りとして土留壁
を支えるための着脱自在な1組の箱形エレメントから成
る切梁の支持・解体構造に関する。
〈従来の技術〉
U字溝その他の掘削部には、周囲の土砂がくずれ落ちな
いようにするための土留壁が第8図に概念的に示すよう
に形成される。この土留壁は、溝部の側面を覆うための
板材11′と、これらの板材を溝部の側面に押付けるた
めの垂直親柱12と、親柱12に取付けてあって向い合
う腹起こし13を互に連結し、該腹起こしに対し突張り
材として土留壁を支えるための切梁14とによって形成
される。切梁14は、このように突張り材として作用す
るものであるため、現場で長さを調節可能とし、更に大
きな圧縮力で腹起こしを壁面に押圧することが必要とな
る。この目的のために、きりんジヤツキのような長さ調
節自在な加圧型継手が用いられる。第9図には、建築現
場の根切により形成された空間のための土留壁が部分的
に図示されている。図において、全体を符号10により
表わした土留壁は、板材11′に相当する鋼矢板11と
、腹起こし13と、切梁14とから成っている。
いようにするための土留壁が第8図に概念的に示すよう
に形成される。この土留壁は、溝部の側面を覆うための
板材11′と、これらの板材を溝部の側面に押付けるた
めの垂直親柱12と、親柱12に取付けてあって向い合
う腹起こし13を互に連結し、該腹起こしに対し突張り
材として土留壁を支えるための切梁14とによって形成
される。切梁14は、このように突張り材として作用す
るものであるため、現場で長さを調節可能とし、更に大
きな圧縮力で腹起こしを壁面に押圧することが必要とな
る。この目的のために、きりんジヤツキのような長さ調
節自在な加圧型継手が用いられる。第9図には、建築現
場の根切により形成された空間のための土留壁が部分的
に図示されている。図において、全体を符号10により
表わした土留壁は、板材11′に相当する鋼矢板11と
、腹起こし13と、切梁14とから成っている。
根切によって形成された空間は相当に広く、1本の切梁
ではこの空間の端から端までカバーできないため、複数
の切梁を端面同士互に連結し、成る強い圧縮力で腹起こ
し13を鋼矢板11に向って押圧することが必要となる
。この2つの目的のために従来は、第10a、10b図
に示すような加圧型の継手装に20(通常は、その長さ
が伸縮自在なことから、きりんジヤツキと呼ばれている
)が用いられる。第10a、10b図において、この継
手装[20は、接触面21を備えた一方の加圧部材25
と、接触面22を備えた他方の加圧部材26と、ハンド
ルを備えた操作部材23とから成っている。操作部材2
3の本体部のジャンクには、雄ねじ部が形成され、この
シャンクの雄ねじ部と加圧部材25.26の雌ねじ部と
が噛合うように装置され、操作部材23のハンドルを回
動することによって加圧部材25.26を相互から離開
するように移動させる。継手部材20は、腹起こし13
と切梁14との間又は切梁1−11の向い合う区画の間
に介在され、その間に圧縮力を作用させる。第9図にお
いて、腹起こし、13と切梁14とは、H形材によって
形成され、継手装置20により連結される個所には端板
16が溶接その他によって同右されるが、継手装置2o
による連結を必要としない個所は、単にカバープレート
17を2つの隣接したH形材の間に介在させて鋲打ちに
より固定すればよく、端板16を溶接する必要はない。
ではこの空間の端から端までカバーできないため、複数
の切梁を端面同士互に連結し、成る強い圧縮力で腹起こ
し13を鋼矢板11に向って押圧することが必要となる
。この2つの目的のために従来は、第10a、10b図
に示すような加圧型の継手装に20(通常は、その長さ
が伸縮自在なことから、きりんジヤツキと呼ばれている
)が用いられる。第10a、10b図において、この継
手装[20は、接触面21を備えた一方の加圧部材25
と、接触面22を備えた他方の加圧部材26と、ハンド
ルを備えた操作部材23とから成っている。操作部材2
3の本体部のジャンクには、雄ねじ部が形成され、この
シャンクの雄ねじ部と加圧部材25.26の雌ねじ部と
が噛合うように装置され、操作部材23のハンドルを回
動することによって加圧部材25.26を相互から離開
するように移動させる。継手部材20は、腹起こし13
と切梁14との間又は切梁1−11の向い合う区画の間
に介在され、その間に圧縮力を作用させる。第9図にお
いて、腹起こし、13と切梁14とは、H形材によって
形成され、継手装置20により連結される個所には端板
16が溶接その他によって同右されるが、継手装置2o
による連結を必要としない個所は、単にカバープレート
17を2つの隣接したH形材の間に介在させて鋲打ちに
より固定すればよく、端板16を溶接する必要はない。
図中18は、鋼矢板11と腹起こし13との間に介在さ
れた間隔保持材である。
れた間隔保持材である。
従来の土留壁には、このように手動により操作部材23
のハンドルを回動させて切梁14同士又は切梁14と腹
起こし13とを抑圧固定させるため、大きな操作力を必
要とし、この操作力が不足し7た場合、簡単な衝撃によ
って切梁14が落下してしまう等の難点があった。
のハンドルを回動させて切梁14同士又は切梁14と腹
起こし13とを抑圧固定させるため、大きな操作力を必
要とし、この操作力が不足し7た場合、簡単な衝撃によ
って切梁14が落下してしまう等の難点があった。
〈発明が解決しようとする問題点〉
本発明の目的は、操作部材のハンドルを手動力で回動す
る必要をなくし、今日ではボルトが機械力により照れた
場所から簡単に締付けたりゆるめたりてきることから、
このボルト締めによって、切梁同士又は切梁と腹起こし
とを押圧状に固定可能とした、前記きりんジヤツキに代
るべき1組の組合せ式箱形エレメントを提供することに
ある。
る必要をなくし、今日ではボルトが機械力により照れた
場所から簡単に締付けたりゆるめたりてきることから、
このボルト締めによって、切梁同士又は切梁と腹起こし
とを押圧状に固定可能とした、前記きりんジヤツキに代
るべき1組の組合せ式箱形エレメントを提供することに
ある。
本発明の別の目的は、土留壁をMli去する時には。
ボルト締めを解除した後にハンマーで叩くことによって
容易に除去可能とした、前記きりんジヤツキに代るべき
1組の組合せ式の箱形エレメントを提供することにある
。
容易に除去可能とした、前記きりんジヤツキに代るべき
1組の組合せ式の箱形エレメントを提供することにある
。
〈問題点を解決するための手段〉
この目的を達成するために、本発明により、土留壁の向
い合う腹起こしと共働するための切梁間或いはこれと該
腹起こしとの間に介在されて該腹起こしに対し突張りと
して土留壁を支えるための、着脱自在なIHiの組合せ
式箱形エレメントから成る切梁の支持・解体構造であっ
て、断面が下方に向って広がる台形の形状の箱形エレメ
ントと、該台形のポ“1辺と相補の形状の斜辺を有する
片側台形の断面形状の2つの箱形エレメントとを含み、
これらの箱形ニレメン1〜の断面の斜“辺を互に接触さ
せて全体として1つの矩形の断面の箱形ユニットとし、
この箱形ユニットを切梁間或いはこれと腹起こし間に介
在させて固着したことを特徴とする切梁の支持・解体構
造が提供される。
い合う腹起こしと共働するための切梁間或いはこれと該
腹起こしとの間に介在されて該腹起こしに対し突張りと
して土留壁を支えるための、着脱自在なIHiの組合せ
式箱形エレメントから成る切梁の支持・解体構造であっ
て、断面が下方に向って広がる台形の形状の箱形エレメ
ントと、該台形のポ“1辺と相補の形状の斜辺を有する
片側台形の断面形状の2つの箱形エレメントとを含み、
これらの箱形ニレメン1〜の断面の斜“辺を互に接触さ
せて全体として1つの矩形の断面の箱形ユニットとし、
この箱形ユニットを切梁間或いはこれと腹起こし間に介
在させて固着したことを特徴とする切梁の支持・解体構
造が提供される。
同様に9本発明により、土留壁の向い合う腹起こしと共
働するための切梁間或いはこれと腹起こしとの間に介在
させて該腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるた
めの、着脱自在な1組の組合せ式箱形エレメントから成
る切梁の支持・解体構造であって、上部片側台形の斜辺
が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行している
形状の傾斜した斜辺を一側に有する複式片側台形の断面
形状を備えた第1の箱形エレメントと、該第1の箱形エ
レメントと上下逆の断面形状を備えた第2の箱形エレメ
ントから成り、これらの箱形エレメントをその側辺同士
互いに接触させて、全体として1つの矩形の断面の箱形
ユニットとし、この箱形ユニットを切梁間或いはこれと
腹起こしとの間に介在させて両側の箱形エレメントを切
梁及び腹起こしに固着したことを特徴とする切梁の支持
・解体構造も提供される。
働するための切梁間或いはこれと腹起こしとの間に介在
させて該腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるた
めの、着脱自在な1組の組合せ式箱形エレメントから成
る切梁の支持・解体構造であって、上部片側台形の斜辺
が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行している
形状の傾斜した斜辺を一側に有する複式片側台形の断面
形状を備えた第1の箱形エレメントと、該第1の箱形エ
レメントと上下逆の断面形状を備えた第2の箱形エレメ
ントから成り、これらの箱形エレメントをその側辺同士
互いに接触させて、全体として1つの矩形の断面の箱形
ユニットとし、この箱形ユニットを切梁間或いはこれと
腹起こしとの間に介在させて両側の箱形エレメントを切
梁及び腹起こしに固着したことを特徴とする切梁の支持
・解体構造も提供される。
更に、本発明により、土留壁の向い合う腹起こしと共働
するための切梁間或いはこれと腹起こしとの間に介在さ
せて該、腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるた
めの1着脱自在な1組の組合せ式箱形エレメントから成
る切梁の支持・解体構造であって、第1組の箱形エレメ
ントと第2組の箱形エレメントとを含み、該第1組は、
上部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺
を介し移行している形状の傾斜した側辺を一側に有する
複式片側台形の断面形状を備えた、第1の箱形エレメン
トと、該第1の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備
えた第2の箱形エレメントとから成り、該第2組は、上
部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を
介し移行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複
式片側台形の断面形状を備えた。第3の箱形エレメント
と、該第3の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備え
た第4の箱形エレメントとから成り、該第1ないし第4
の箱形エレメントは、該第1及び第2の箱形エレメント
の傾斜した側辺、該第3及び第4の箱形エレメントの傾
斜した側辺並びに該第2及び第3の箱形エレメントの真
直な側辺をそれぞれ互いに接触させて固定することによ
り、直方体の形状の箱形エレメントとし、この箱形ニレ
メン1〜を切梁間又は切梁と腹起こしとの間に介在させ
て固着したことを特徴とする切梁の支持・解体構造も提
供される。
するための切梁間或いはこれと腹起こしとの間に介在さ
せて該、腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるた
めの1着脱自在な1組の組合せ式箱形エレメントから成
る切梁の支持・解体構造であって、第1組の箱形エレメ
ントと第2組の箱形エレメントとを含み、該第1組は、
上部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺
を介し移行している形状の傾斜した側辺を一側に有する
複式片側台形の断面形状を備えた、第1の箱形エレメン
トと、該第1の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備
えた第2の箱形エレメントとから成り、該第2組は、上
部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を
介し移行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複
式片側台形の断面形状を備えた。第3の箱形エレメント
と、該第3の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備え
た第4の箱形エレメントとから成り、該第1ないし第4
の箱形エレメントは、該第1及び第2の箱形エレメント
の傾斜した側辺、該第3及び第4の箱形エレメントの傾
斜した側辺並びに該第2及び第3の箱形エレメントの真
直な側辺をそれぞれ互いに接触させて固定することによ
り、直方体の形状の箱形エレメントとし、この箱形ニレ
メン1〜を切梁間又は切梁と腹起こしとの間に介在させ
て固着したことを特徴とする切梁の支持・解体構造も提
供される。
〈実施例〉
次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
図面中筒1a〜10図を参照すると、31は、断面が台
形の中心部の箱形金物又は箱形エレメント、32は、1
辺が該台形の斜辺と相補の斜辺となった両側の箱形金物
又は箱形エレメントであり、中心部の箱形エレメント3
1と両側の箱形エレメント32.32とを、中心部の箱
形エレメント31の断面の斜辺と両側の箱形エレメント
32の断面の斜辺とが合致するように配置すると、全体
として直方体の箱形ユニット3oが形成される。第9図
に示した腹起こし13と切梁14とは、第1a図では)
I形材として形成され、m起こし13は断面のH形が示
されているが、切梁14は、ウェッブの部分が示され、
フランジの部分はその上下に位置し、幅の部分が示され
ている。切梁14の図で見て右側の先端には端板34が
溶接等により固着されている。両側の箱形エレメント3
2,32は、端板34及び腹起こし13のフランジの部
分に、ボルト33及びナツト35により固着されている
と共に、中心部の箱形エレメントにもボルト33及びナ
ツト35によって連結されている。
形の中心部の箱形金物又は箱形エレメント、32は、1
辺が該台形の斜辺と相補の斜辺となった両側の箱形金物
又は箱形エレメントであり、中心部の箱形エレメント3
1と両側の箱形エレメント32.32とを、中心部の箱
形エレメント31の断面の斜辺と両側の箱形エレメント
32の断面の斜辺とが合致するように配置すると、全体
として直方体の箱形ユニット3oが形成される。第9図
に示した腹起こし13と切梁14とは、第1a図では)
I形材として形成され、m起こし13は断面のH形が示
されているが、切梁14は、ウェッブの部分が示され、
フランジの部分はその上下に位置し、幅の部分が示され
ている。切梁14の図で見て右側の先端には端板34が
溶接等により固着されている。両側の箱形エレメント3
2,32は、端板34及び腹起こし13のフランジの部
分に、ボルト33及びナツト35により固着されている
と共に、中心部の箱形エレメントにもボルト33及びナ
ツト35によって連結されている。
切梁14は、前記のようにH形材であり1図にはそのウ
ェッブの部分が図示されており、ボルト33はナツト3
5と共に、このウェッブの部分の両側の上下に2個ずつ
1合計4個配され、箱形エレメント32の図において左
側の側面(断面で見たときの斜辺となる側面と向い合う
側面)の対応する個所に形成した通し孔に通され、ナツ
ト35によって固着される。箱形エレメント31と両側
の箱形エレメント32との連結及び図で見て右側の箱形
エレメント32と腹起こし13との連結も同様になされ
ている。11は、第9図にも示した鋼矢板である。第1
a〜lc図において、エレメント31.32の、断面で
見た時に台形の斜辺となる側面には、各々5個の通し孔
が形成しであるため、ボルト33をこれらのうち選定さ
れたものに挿通し、ナツト35により固着することによ
って、中心部のエレメント31を両側のエレメント32
に対し上下に突出させた状態で固定し、連結ユニット3
0の幅方向の(即ち、切梁14の軸方向の)長さを調節
することができる。第1b図にはこのようにして連結ユ
ニット30の幅方向の長さを短縮した状態が、また第1
c図には、連結ユニット3oの幅方向の長さを伸長させ
た状態が、それぞれ図示されている。このようにして、
少しずつ変化する複数の種類の長さ値と共に、切梁14
一連結ユニット30の全長を工場で設計することができ
る。第2図は、第1a図の平面図であり、切梁14と腹
起こし13とは、それぞれフランジとウェッブとの部分
のみが図示されている。
ェッブの部分が図示されており、ボルト33はナツト3
5と共に、このウェッブの部分の両側の上下に2個ずつ
1合計4個配され、箱形エレメント32の図において左
側の側面(断面で見たときの斜辺となる側面と向い合う
側面)の対応する個所に形成した通し孔に通され、ナツ
ト35によって固着される。箱形エレメント31と両側
の箱形エレメント32との連結及び図で見て右側の箱形
エレメント32と腹起こし13との連結も同様になされ
ている。11は、第9図にも示した鋼矢板である。第1
a〜lc図において、エレメント31.32の、断面で
見た時に台形の斜辺となる側面には、各々5個の通し孔
が形成しであるため、ボルト33をこれらのうち選定さ
れたものに挿通し、ナツト35により固着することによ
って、中心部のエレメント31を両側のエレメント32
に対し上下に突出させた状態で固定し、連結ユニット3
0の幅方向の(即ち、切梁14の軸方向の)長さを調節
することができる。第1b図にはこのようにして連結ユ
ニット30の幅方向の長さを短縮した状態が、また第1
c図には、連結ユニット3oの幅方向の長さを伸長させ
た状態が、それぞれ図示されている。このようにして、
少しずつ変化する複数の種類の長さ値と共に、切梁14
一連結ユニット30の全長を工場で設計することができ
る。第2図は、第1a図の平面図であり、切梁14と腹
起こし13とは、それぞれフランジとウェッブとの部分
のみが図示されている。
第1a図には、腹起こし13と切梁14とを箱形ユニッ
ト30によって連結した状態を示しているが、第3図に
は、根切等により形成した比較的広い空間において2本
以上の切梁14の区画を箱形ユニット30により連結し
た状態が図示されている。
ト30によって連結した状態を示しているが、第3図に
は、根切等により形成した比較的広い空間において2本
以上の切梁14の区画を箱形ユニット30により連結し
た状態が図示されている。
箱形エレメント31.32は、第4a〜40図に横断面
図によって、また第5a〜5c図に斜視図によって、そ
れぞれ示したように、一定の厚さの鋼板から作られた中
空の箱形エレメントであり、例えばエレメント31の場
合、上面の幅16G、下面の幅22cm、高さ30an
、奥行30cmであり、壁厚は1.5国である。これら
のエレメントの断面で見て斜辺状の側面には、ボルト3
3を通すための通し孔が形成されている。
図によって、また第5a〜5c図に斜視図によって、そ
れぞれ示したように、一定の厚さの鋼板から作られた中
空の箱形エレメントであり、例えばエレメント31の場
合、上面の幅16G、下面の幅22cm、高さ30an
、奥行30cmであり、壁厚は1.5国である。これら
のエレメントの断面で見て斜辺状の側面には、ボルト3
3を通すための通し孔が形成されている。
ところで、第1a〜3図ではエレメント31゜32は、
ボルト33により切梁14又は腹起こし13に既に固着
された状態で図示されている。これらのエレメント31
.32は、現場で根切により形成した空間の寸法に合せ
て、工場で作製され、工事現場にもって来られ、そこで
第18〜IC図の場合1通常は、両側のエレメント32
.32が切梁14及び腹起こし13にひと先ずボルト3
3及びナツト35によって連結される。次に中心部のエ
レメント31がエレメント32.32の間に挿入され、
図示のようにボルト33及びナツト35によって連結さ
れる。この場合、エレメント31の両側のテーパー面を
利用して、両側のエレメント31.31を多少押広げる
ことが必要となるように、実際に形成された空間の寸法
に従ってエレメント31.32の寸法を定め、更に、エ
レメント31.32の前記の通し孔の個数及び位置を定
める。しかし、エレメント31.32の製造誤差等のた
め、箱形ユニット30を所定の位置に配しただけでは十
分な突張り作用が得られないことが考えられる。このよ
うな場合には、鋼矢板11と腹起こし13のフランジと
の間に、例えば先端をウェッジ状にとがらせた図示しな
いシム(間隔保持材)を圧入することによって所期の突
張り作用が得られるようにすることができる。
ボルト33により切梁14又は腹起こし13に既に固着
された状態で図示されている。これらのエレメント31
.32は、現場で根切により形成した空間の寸法に合せ
て、工場で作製され、工事現場にもって来られ、そこで
第18〜IC図の場合1通常は、両側のエレメント32
.32が切梁14及び腹起こし13にひと先ずボルト3
3及びナツト35によって連結される。次に中心部のエ
レメント31がエレメント32.32の間に挿入され、
図示のようにボルト33及びナツト35によって連結さ
れる。この場合、エレメント31の両側のテーパー面を
利用して、両側のエレメント31.31を多少押広げる
ことが必要となるように、実際に形成された空間の寸法
に従ってエレメント31.32の寸法を定め、更に、エ
レメント31.32の前記の通し孔の個数及び位置を定
める。しかし、エレメント31.32の製造誤差等のた
め、箱形ユニット30を所定の位置に配しただけでは十
分な突張り作用が得られないことが考えられる。このよ
うな場合には、鋼矢板11と腹起こし13のフランジと
の間に、例えば先端をウェッジ状にとがらせた図示しな
いシム(間隔保持材)を圧入することによって所期の突
張り作用が得られるようにすることができる。
土留壁を撤去する時は、エレメント31.32の上面の
接続域ないしは移行域を1例えばポル1〜33に対応し
た4個所で点溶接36により仮留め状に固定させる。こ
の固定はもちろんエレメント31、.32をその取付は
位置に取付けた時に行ってもよい。次にエレメント31
.32を互に連結しているボルト33とナツト35とを
1個ずつ取除く。点溶接36によってエレメント31.
32が、仮留め状に互に固定されているため、1個所の
ボルト33及びナツト35を取外した時に、エレメント
31.32の相対位置にずれを生じて、ボルト33とナ
ツト35との除去が困難になることはない。エレメント
31.32を互に連結している全部で8個のボルト33
及び共働するナツト35とを除去した後は、ニレメン1
へ31.32は、単に点溶接36.36により連結され
た状態となっているので、エレメント31の上面を例え
ばハンマーで叩くと、点溶接36が破壊され、中心部の
エレメント31が落下する。その後に、残りのボルト3
3及びナツト35を除去して両側のエレメント32を除
去する。次に、切梁14、腹起こし13及び鋼矢板11
を順に除去する。なお、中心部のエレメント31をハン
マーで叩いて落下させる際に、そのまま地表面に落下す
ると、そこの工作物等を破損させるおそれがあるため、
チエーン又はワイヤロープのような係留材37を、第4
図に示すように、エレメント31.32の上面を互に連
結するように配設すると、中心部のエレメント31が係
留材37により吊るされた状態となるため、そうした落
下が防止される。
接続域ないしは移行域を1例えばポル1〜33に対応し
た4個所で点溶接36により仮留め状に固定させる。こ
の固定はもちろんエレメント31、.32をその取付は
位置に取付けた時に行ってもよい。次にエレメント31
.32を互に連結しているボルト33とナツト35とを
1個ずつ取除く。点溶接36によってエレメント31.
32が、仮留め状に互に固定されているため、1個所の
ボルト33及びナツト35を取外した時に、エレメント
31.32の相対位置にずれを生じて、ボルト33とナ
ツト35との除去が困難になることはない。エレメント
31.32を互に連結している全部で8個のボルト33
及び共働するナツト35とを除去した後は、ニレメン1
へ31.32は、単に点溶接36.36により連結され
た状態となっているので、エレメント31の上面を例え
ばハンマーで叩くと、点溶接36が破壊され、中心部の
エレメント31が落下する。その後に、残りのボルト3
3及びナツト35を除去して両側のエレメント32を除
去する。次に、切梁14、腹起こし13及び鋼矢板11
を順に除去する。なお、中心部のエレメント31をハン
マーで叩いて落下させる際に、そのまま地表面に落下す
ると、そこの工作物等を破損させるおそれがあるため、
チエーン又はワイヤロープのような係留材37を、第4
図に示すように、エレメント31.32の上面を互に連
結するように配設すると、中心部のエレメント31が係
留材37により吊るされた状態となるため、そうした落
下が防止される。
なお、第1a〜3図の実施例において、中心部のエレメ
ントは、下向きに広がる台形の断面形状を有することは
必ずしも必要でなく、要は、切梁14を取除く際に、エ
レメント31.32をJlしているボルト33及びナツ
ト35を取外し、エレメント31の上面をハンマーで叩
いた時に容易に落下することを可能にする形状であれば
、どのような形状としてもよい6 第6図には1本発明の変形実施例による箱形連結ユニッ
ト40が図示されている。、箱形連結ユニット4oは、
切梁14と腹起こし13との間に介在されている。腹起
こし13はH形材として形成され、その一方のフランジ
は、鋼矢板11に押付けられている。この実施例は、根
切によって形成された空間の両側の壁からの土庄が比較
的低い場合に有利に適用される。
ントは、下向きに広がる台形の断面形状を有することは
必ずしも必要でなく、要は、切梁14を取除く際に、エ
レメント31.32をJlしているボルト33及びナツ
ト35を取外し、エレメント31の上面をハンマーで叩
いた時に容易に落下することを可能にする形状であれば
、どのような形状としてもよい6 第6図には1本発明の変形実施例による箱形連結ユニッ
ト40が図示されている。、箱形連結ユニット4oは、
切梁14と腹起こし13との間に介在されている。腹起
こし13はH形材として形成され、その一方のフランジ
は、鋼矢板11に押付けられている。この実施例は、根
切によって形成された空間の両側の壁からの土庄が比較
的低い場合に有利に適用される。
箱形連結ユニット40は、上部片側台形の斜辺が下部片
側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行している形状の傾
斜した側辺を備えた複式片側台形の断面形状を備えた第
1の箱形エレメント41と。
側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行している形状の傾
斜した側辺を備えた複式片側台形の断面形状を備えた第
1の箱形エレメント41と。
該第1の箱形エレメント41と上下逆の断面形状を偏え
た第2の箱形エレメント42とから成っている。ニレメ
ン1−41.42をその傾斜した側辺同士圧いに接触し
た状態で固定することによって、箱形連結ユニット4o
が形成される。このようにして形成された箱形連結ユニ
ット40は、隣接した切梁14の間又は切梁と腹起こし
13との間に配され、ボルト締めなどによってこれらに
連結される。
た第2の箱形エレメント42とから成っている。ニレメ
ン1−41.42をその傾斜した側辺同士圧いに接触し
た状態で固定することによって、箱形連結ユニット4o
が形成される。このようにして形成された箱形連結ユニ
ット40は、隣接した切梁14の間又は切梁と腹起こし
13との間に配され、ボルト締めなどによってこれらに
連結される。
連結ユニット5oを分解するには、エレメント51.5
2の傾斜した側辺に適用さ九たボルト53及びナツト5
5を除去し、腹起こし13及び切梁14への連結辺に適
用されたポルl−53及びナツト55はそのままにして
おく。この状態で切梁14を少しもち上げると、切梁1
4は、土圧によって箱形エレメント41に対し食い違い
状態となるため、容易にその取付は位置から取外すこと
ができる。
2の傾斜した側辺に適用さ九たボルト53及びナツト5
5を除去し、腹起こし13及び切梁14への連結辺に適
用されたポルl−53及びナツト55はそのままにして
おく。この状態で切梁14を少しもち上げると、切梁1
4は、土圧によって箱形エレメント41に対し食い違い
状態となるため、容易にその取付は位置から取外すこと
ができる。
第7図には5本発明の変形実施例による箱形ユニット5
0が図示されている。箱形ユニット50は、鋼矢板11
にH形材のフランジが押付けられた腹起こし13と切梁
14との間に介設される。
0が図示されている。箱形ユニット50は、鋼矢板11
にH形材のフランジが押付けられた腹起こし13と切梁
14との間に介設される。
第1a〜3図に示した実施例とこの変形実施例との相違
点は、中心部の箱形エレメント51.51が、中心部で
2つに区画された複式台形の断面形状を有し、両側の箱
形エレメント52.52がこれに対応した片側複式台形
の断面形状を有することである。即ち、中心部の箱形エ
レメント51゜51は、コ一つのエレメントとして見た
ときに、横断面形状が、下向きに広がる形状の上部側の
台形と、この上部側の台形に重ね合された形状のやはり
下向きに広がる形状の下部側の台形とによって形成され
、下部側の台形の頂辺は、上部側の台形の底辺よりも大
きいことにより、2つの台形の間に水平移行部分が形成
される。両側の箱形エレメント52.52も、断面で見
て1箱形ニレメン1−51.51の前記の複式台形の側
辺と相補の形状の側辺を有している片側台形の断面形状
の箱形エレメントとして形成される。そのため、エレメ
ント51 、51 、52 、5−2を第7図のように
組合せると、全体として1つの直方体状の箱形エレメン
ト40が形成されることは、第1a〜3図の実施例と同
様である。
点は、中心部の箱形エレメント51.51が、中心部で
2つに区画された複式台形の断面形状を有し、両側の箱
形エレメント52.52がこれに対応した片側複式台形
の断面形状を有することである。即ち、中心部の箱形エ
レメント51゜51は、コ一つのエレメントとして見た
ときに、横断面形状が、下向きに広がる形状の上部側の
台形と、この上部側の台形に重ね合された形状のやはり
下向きに広がる形状の下部側の台形とによって形成され
、下部側の台形の頂辺は、上部側の台形の底辺よりも大
きいことにより、2つの台形の間に水平移行部分が形成
される。両側の箱形エレメント52.52も、断面で見
て1箱形ニレメン1−51.51の前記の複式台形の側
辺と相補の形状の側辺を有している片側台形の断面形状
の箱形エレメントとして形成される。そのため、エレメ
ント51 、51 、52 、5−2を第7図のように
組合せると、全体として1つの直方体状の箱形エレメン
ト40が形成されることは、第1a〜3図の実施例と同
様である。
なお、中心部の箱形エレメント51.51は。
前記複式台形を中央部で区画し、ボルト43とナツト4
5とにより垂直側面に沿い互に連結されているが1強度
上問題がなければ、1つの箱形エレメントとしてもよい
。
5とにより垂直側面に沿い互に連結されているが1強度
上問題がなければ、1つの箱形エレメントとしてもよい
。
なお、ニレメンh51,51の形状は1台形又は複式台
形だけでなく、要は、ハンマーで叩いた時に容易に落下
する形状であればよい。しかし、片側テーパー状のエレ
メント52.52のみを使用し、これらをテーパー面同
士逆向きに突当たるように位置させて腹起こしと切梁と
の間に配置した第6図の実施例の場合にも前記のように
土圧によるエレメント52.52間の食い違い効果によ
って、連結ユニットを容易に解体することができる。
形だけでなく、要は、ハンマーで叩いた時に容易に落下
する形状であればよい。しかし、片側テーパー状のエレ
メント52.52のみを使用し、これらをテーパー面同
士逆向きに突当たるように位置させて腹起こしと切梁と
の間に配置した第6図の実施例の場合にも前記のように
土圧によるエレメント52.52間の食い違い効果によ
って、連結ユニットを容易に解体することができる。
この変形実施例によるエレメント51,51゜52.5
2の取付は及び取外し作用は、第1−3図の実施例によ
るエレメント31,32.32と全く同様に行なわれる
。
2の取付は及び取外し作用は、第1−3図の実施例によ
るエレメント31,32.32と全く同様に行なわれる
。
なお、箱形ユニット30,40.50は、腹起こし13
と切梁14との間又は切梁14相互の間に連結される際
に、その間に圧縮強度の差が生じないように予め設計さ
れることは言うまでもない。
と切梁14との間又は切梁14相互の間に連結される際
に、その間に圧縮強度の差が生じないように予め設計さ
れることは言うまでもない。
そのために、箱形連結ユニット30,40.50は、好
ましくは切梁14及び腹起こし13のH形材と同一のH
形材の材片によって形成する。
ましくは切梁14及び腹起こし13のH形材と同一のH
形材の材片によって形成する。
なお、第1a〜7図の各実施例において、箱形連結ユニ
ット30,40.50と切梁14との上面及び下面にも
、第9図に示したようにカバープレート17を取付けて
リベット締めにより固定し、連結部分の強度を高くする
ようにしてもよい。この場合には係留材37は、箱形エ
レメント31゜32.51,52Φ側面を互いに連結す
るように配設する。
ット30,40.50と切梁14との上面及び下面にも
、第9図に示したようにカバープレート17を取付けて
リベット締めにより固定し、連結部分の強度を高くする
ようにしてもよい。この場合には係留材37は、箱形エ
レメント31゜32.51,52Φ側面を互いに連結す
るように配設する。
〈発明の効果〉
以上に説明したように、本発明により、従来のように手
動操作によりハンドルを回して加圧力を生じさせて取付
けたり、ハンドルを逆回しして取外したりする必要のあ
ったきりんジヤツキなどの継手部材の代りに、機械式に
ボルトとナツトを取付けるだけで、切梁同士又は切梁と
[5gこしとの間に圧縮負荷の下に容易に取付けでき、
またこ1−5らのポル1−又はナツトを取外した後、中
心部のエレメントの上面をハンマーで叩き落下させるこ
と又は土庄による食い違い効果により、同様に容易に取
外しできる、組合せ式の箱形エレメントが提供される。
動操作によりハンドルを回して加圧力を生じさせて取付
けたり、ハンドルを逆回しして取外したりする必要のあ
ったきりんジヤツキなどの継手部材の代りに、機械式に
ボルトとナツトを取付けるだけで、切梁同士又は切梁と
[5gこしとの間に圧縮負荷の下に容易に取付けでき、
またこ1−5らのポル1−又はナツトを取外した後、中
心部のエレメントの上面をハンマーで叩き落下させるこ
と又は土庄による食い違い効果により、同様に容易に取
外しできる、組合せ式の箱形エレメントが提供される。
本発明による箱形ユニノ1〜は、簡単な形状の2個から
4個の箱形エレメントから成るため、設計値に合せて予
め工場で作製され、現場では実際の寸法に合せて調整を
行うだけでよく、作業時間も短縮されるなどの利点があ
る。
4個の箱形エレメントから成るため、設計値に合せて予
め工場で作製され、現場では実際の寸法に合せて調整を
行うだけでよく、作業時間も短縮されるなどの利点があ
る。
第1a図は、本発明による組合せ式箱形エレメントを腹
起こしと切梁との間に配設した状態を示す側面図、第1
b、lc図は、第1a図の中心部の箱形エレメントを上
下にずらせて連結ユニットの幅方向の長さを調整した状
態を示す側面図、第2図は、その上面図、第3図は、第
18〜IC図の組合せ式箱形エレメントを切梁と切梁と
の間に配設した状態を示す側面図、第4a〜4c図は、
第1a〜3図の実施例による箱形エレメントの側面図、
第5 a −5c図は、第4a〜4c図に示した箱形エ
レメントの斜視図、第6図は、本発明の変形実施例によ
る箱形エレメントを腹起こしと切梁との間に連結した状
態を示す第1図と同様の側面図、第7図は、本発明の更
に別の変形実施例による箱形エレメントを腹起こしとり
梁どの間に連結した状態を示す第1図と同様の側面図、
第8図は、土留壁の原理説明図、第9図は、根切により
形成した空間の土留を行うための従来の実際の土留壁の
部分的な斜視図、第10a図は、第9図の土留壁に用い
られているきりんジヤツキの斜視図、第10b図はその
側面図である。 13・・腹起こし、14・・切梁、30,40゜50・
・箱形ユニット、31,32,41,42゜51.52
・・箱形エレメント。 特許出願人 有限会社丸共工務所 代理人弁理士 酒 井 −同
兼 坂 直間 兼 坂
繁+3−11起こし 14・・切梁 30.40.50・ 箱形ユニット 区 O 法 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和61年特許願第142651号 2、発明の名称 切梁の支持・解体構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 有限会社丸共工務所 4゜代 理 人 〒105 東京都港区虎ノ門1丁目1番20号5、補正
の対象 明!li書全文 明 細 書 1、発明の名称 切梁の支持・解体構造2、特許請求の
範囲 ■)1:留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁
間或いは切梁と腹起こしとの間に介在させて腹起こしに
対し突張りとして土留壁を支えるための切梁の支持・解
体構造であって、断面が下方に向って広がる台形の形状
と、該台形の斜辺と相補の形状の斜辺を有する片側台形
の断面形状との2つの箱形エレメントとを含み、これら
の箱形エレメントの断面の斜辺を互に接触させて着脱自
在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニットを切
梁間或いは切梁と腹起こし間に介在させて固着したこと
を特徴とする切梁の支持・解体構造。 2)連結ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締め
によって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特許
請求の範囲第1項記載の切梁の支持・解体構造。 3)ボルトと箱形エレメントの側辺部に形成した通し孔
とナツトとによって固着した特許請求の範囲第2項記載
の切梁の支持・解体構造。 4)中心部の箱形エレメントと両側の箱形エレメントと
を係留材により互に連結した特許請求の範囲第1項記載
の切梁の支持・解体構造。 5)中心部の箱形エレメントの前記斜辺に相当する側面
と両側の箱形エレメントの前記斜辺に相当する側面とに
各々適数の通し孔を形成し、これらの通し孔のうち選択
されたものにボルトを挿入して締付けることにより連結
ユニットの幅方向の長さを調節自在とした特許請求の範
囲第3項記載の切梁の支持・解体++1造。 6)土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁間
或いは切梁と腹起こしとの間に介在させて腹起こしに対
し突張りとして土留壁を支えるための切梁の支持・解体
構造であって、上部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜
辺に水平移行辺を介し移行している形状の傾斜した斜辺
を一側に有する複式片側台形の断面形状を備えた第1の
箱形エレメントと、該第1の箱形エレメント・と上下逆
の断面形状を備えた第2の箱形エレメントから成り、こ
れらの箱形エレメントをその側辺同士互いに接触させて
、着脱自在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニ
ットを切梁間或いは切梁と腹起こしとの間に介在させて
固着したことを特徴とする切梁の支持・解体構造。 7)連結ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締め
によって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特許
請求の範囲第6項記載の切梁の支持・解体構造。 8)ボルトと箱形エレメントの側辺部に形成した通し孔
とナンドとによってボルト締めを行った特許請求の範囲
第7項記載の切梁の支持・解体構造。 9)中心部の箱形エレメントと両側の箱形エレメントと
を係留材により互に連結した特許請求の範囲第6項記載
の切梁の支持・解体構造。 10)土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁
間或いは切梁と!!起こしとの間に介在されて腹起こし
に対し突張りとして土留壁を支えるための切梁の支持・
解体構造であっ“て、第1Mlの箱形エレメントと第2
組の箱形エレメントとを含み、該第1ffiは上部片側
台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移
行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複式片側
台形の断面形状を備えた第1の箱形エレメントと、該第
1の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備えた第2の
箱形エレメントとから成り。 該第2組は上部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に
水平移行辺を介し移行している形状の傾斜した側辺を一
側に有する複式片側台形の断面形状を鎧えた第3の箱形
エレメントと、該第3の箱形エレメントと上下逆の断面
形状を備えた第4の箱形エレメントとから成り、該第1
ないし第4の箱形エレメントは該第1及び第2の箱形エ
レメントの傾斜した側辺、該第3及び第4の箱形エレメ
ントの傾斜した側辺並びに該第2及び第3の箱形エレメ
ントの側辺をそれぞれ互いに接触させてそれぞれ互いに
着脱自在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニッ
トを切梁間又は切梁とM1起こし間に介在させて固着し
たことを特徴とする切梁の支持・解体構造。 11)連結ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締
めによって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特
許請求の範囲第10項記載の切梁の支持・解体構造。 12)ボルトと各箱形エレメントの側辺に形成した通し
孔とナンドとによって固着した特許請求の範囲第11項
記載の切梁の支持・解体構造。 13)第1と第2の箱形エレメント及び第3と第4の箱
形エレメントをそれぞれ互いに係留材によって連結した
特許請求の範囲第10項記載の切梁の支持・解体構造。 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用可能性〉 本発明は、土留壁の支持・解体構造に関し、より詳細に
は、土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁間
或いは切梁と腹起こしとの間に。 腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるための着脱
自在な連結ユニットから成る切梁の支持・解体構造に関
する。 〈従来の技術〉 U字溝その他の掘削部には1周囲の土砂がくずれ落ちな
いようにするための土留壁が第8図に概念的に示すよう
に形成される。この土留壁は、溝部の側面を覆うための
板材11′と、これらの板材を溝部の側面に押付けるた
めの垂直親柱12と。 親柱12に取付けてあって向い合う腹起こし13を互に
連結し、該腹起こしに対し突張り材としてヒ留壁を支え
るための切梁14とによって形成される。切梁14は、
このように突張り材として作用するものであるため、現
場で長さを調節可能とし、更に大きな圧縮力で腹起こし
を壁面に押圧することが必要となる。この目的のために
、きりんジヤツキのような長さ調節自在な加圧型継手が
用いられる。第9図には、建築現場の根切により形成さ
れた空間のための土留壁が部分的に図示されている。図
において、全体を符号10により表わした土留壁は、板
材11′に相当する鋼矢板11と、腹起こし13と、切
梁14とから成っている。 根切によって形成された空間は相当に広く、1本の切梁
ではこの空間の端から端までカバーできないため、複数
の切梁を端面同士互に連結し、成る強い圧縮力で腹起こ
し13を鋼矢板11に向って押圧することが必要となる
。この2つの目的のために従来は、第10a、10b図
に示すような加圧型の継手装置20(通常は、その長さ
が伸縮自在なことから、きりんジヤツキと呼ばれている
)が用いられる。第10a、10b図において、この継
手装置20は、接触面21を備えた一方の加圧部材25
と、接触面22を備えた他方の加圧部材26と、ハンド
ルを備えた操作部材23とから成っている。操作部材2
3の本体部のシャンクには、雄ねじ部が形成され、この
シャンクの雄ねじ部と加圧部材25.26の雌ねじ部と
が噛合うように装置され、操作部材23のハンドルを回
動することによって加圧部材25.26を相互から離開
するように移動させる。継手部材20は、腹起こし13
と切梁14との間又は切梁14の向い合う区画の間に介
在され、その間に圧縮力を作用させる。第9図において
、腹起こし13と切梁14とは、H形材によって形成さ
れ、継手装置20により連結される個所には端板16が
溶接その他によって固着されるが、継手装置20による
連結を必要としない個所は、単にカバープレート17を
2つの隣接したH形材の間に介在させてボルトによ゛り
固定すればよく、端板16を溶接する必要はない。図中
18は、鋼矢板11と腹起こし13との間に介在された
間隔保持材である。 従来の土留壁には、このように手動により操作部材23
のハンドルを回動させて切梁14同士又は切梁14と腹
起こし13とを抑圧固定させるため、大きな操作力を必
要とし、この操作力が不足した場合、簡単なf、9によ
って切梁14が落下してしまう等の難点があった。 〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は、操作部材のハンドルを手動力で回動す
る必要をなくシ、今日ではボルトが機械力により簡単に
締付けたりゆるめたりできることから、このボルト締め
によって、切梁同士又は切梁と腹起こしとを押圧状に固
定可能とした、前記きりんジヤツキに代るべき2つの台
形の箱形エレメントを含む連結ユニットを提供すること
にある。 本発明の別の目的は、土留壁を撤去する時には、ボルト
締めを解除した後に箱形エレメントをハンマーで叩くか
引き上げるか自然の土庄による食い違い効果によって容
易に除去可能とした、前記きりんジヤツキに代るべき組
合せ式の連結ユニットを提供することにある。 〈問題点を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本発明により、土留壁の向
い合う腹起こしと共働するための切梁間或いは切梁と該
腹起こしとの間に介在されて腹起こしに対し突張りとし
て土留壁を支えるための切梁の支持・解体構造であって
、断面が下方に向って広がる台形の形状の箱形エレメン
トと、該台形の斜辺と相補の形状の斜辺を有する片側台
形の断面形状の2つの箱形エレメントとを含み、これら
の箱形エレメントの断面の斜辺を−tlHに接触させて
着脱自在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニッ
トを切梁間或いは切梁と腹起こし間に介在させて固着し
たことを特徴とする切梁の支持・解体構造が提供される
。 同様に、本発明により、土留壁の向い合う腹起こしと共
働するための切梁間或いは切梁と腹起こしとの間に介在
させて該腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるた
めの切梁の支持・解体構造であって、上部片側台形の斜
辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行してい
る形状の傾斜した斜辺を一側に有する複式片側台形の断
面形状を備えた第1の箱形エレメントと、該第1の箱形
エレメントと上下逆の断面形状を備えた第2の箱形エレ
メントから成り、これらの箱形エレメントをその側辺同
士互いに接触させて、着脱じづいに固定した連結ユニッ
トとし、この連結ユニットを切梁間或いは切梁と腹起こ
しとの間に介在させて固着したことを特徴とする切梁の
支持・解体構造も提供される。 更に、本発明により、土留壁の向い合う腹起こしと共動
するための切梁間或いは切梁と腹起こしとの間に介在さ
せて該腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるため
の切梁の支持・解体構造であって、第1組の箱形エレメ
ントと第2組の箱形エレメントとを含み、該第1組は上
部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を
介し移行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複
式片側台形の断面形状を備えた第1の箱形エレメントと
、該第1の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備えた
第2の箱形エレメントとから成り、該第2組は上部片側
台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移
行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複式片側
台形の断面形状を備えた第3の箱形エレメントと、該第
3の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備えた第4の
箱形エレメントとから成り、該第1ないし第4の箱形エ
レメントは該第1及び第2の箱形エレメントの傾斜した
側辺、該第3及び第4の箱形エレメントの傾斜した側辺
並びに該第2及び第3の箱形エレメントの側辺をそれぞ
れ互いに接触させてそれぞれ互いに着脱自在に固定した
連結ユニットとし。 この連結ユニットを切梁間又は切梁と腹起こしとの間に
介在させて固着したことを特徴とする切梁の支持・解体
構造も提供される。 〈実施例〉 次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。 図面中筒1a〜10図を参照すると、31は、外形断面
が台形の中心部の箱形金物又は箱形エレメント、32は
1辺が該台形のポ4辺と相補の斜辺となった両側の箱形
金物又は箱形エレメントであり、中心部の箱形エレメン
ト31と両側の箱形エレメント32.32とを、中心部
の箱形エレメント31の断面の斜辺と両側の箱形エレメ
ント32の断面の斜辺とが合致するように配置すると、
全体として直方体の連結ユニット30が形成される。 第9図に示した腹起こし13と切梁14とは、第1a図
ではH形材として形成され、腹起こし13は断面のH形
が示されているが、切梁14はウェッブの部分が示され
、フランジの部分はその上下に位置し、肉厚の部分が示
されている。切梁14の図で見て右側の先端には端板3
4が溶接等により固着されている。両側の箱形エレメン
ト32゜32は、端板34及び腹起こし13のフランジ
の部分に、ボルト33及びナツト35により固着されて
いると共に、中心部の箱形エレメントにもボルト33及
びナツト35によって連結されている。 切梁14は、前記のようにH形材であり、図にはそのウ
ェッブの部分が図示されており、ボルト33はナツト3
5と共に、このウェッブの部分の両側の上下に2個ずつ
、合計4個配され、箱形エレメント32の図において左
側の側面(断面で見たときの斜辺となる側面と向い合う
側面)の対応する個所に形成した通し孔に通され、ナツ
ト35によって固着される。箱形エレメント31と両側
の箱形エレメント32との連結及び図で見て右側の箱形
エレメント32と腹起こし13との連結も同様になされ
ている。11は、第9図にも示した鋼矢板である。第1
a〜10図において、エレメント31.32の、断面で
見た時に台形の斜辺となる側面には、各々5個の通し孔
が形成しであるため、ボルト33をこれらのうち選定さ
れたものに挿通し、ナツト35により固着することによ
って。 中心部のエレメント31を両側のエレメント32に対し
上下に突出させた状態で固定し、連結ユニット30の幅
方向の(即ち、切梁14の軸方向の)長さを調節するこ
とができる。第1b図にはこのようにして連結ユニット
3oの長さを伸長した状態が、また第1c図には、連結
ユニット3oの長さを短縮させた状態が、それぞれ図示
されている。 このようにして、少しずつ変化する複数の種類の長さ値
と共に、切梁14一連結ユニット3oの全長を工場で設
計することができる。第2図は、第1a図の甲面図であ
り、切梁14と腹起こし13とは、それぞれフランジと
ウェッブとの部分のみが図示されている。 第1a図には、腹起こし13と切梁14とを連結ユニッ
ト30によって連結した状態を示しているが、第3図に
は、根切等により形成した比較的広い空間において2本
以上の切梁14の区画を連結ユニット30により連結し
た状態が図示されている。 箱形エレメント31.32は、第4a〜40図に横断面
図によって、また第5a〜50図に斜視図によって、そ
れぞれ示したように、一定の厚さの鋼板から作られた中
空の箱形エレメントであり。 例えばエレメント31の場合、上面の幅16国、下面の
幅22cm、高さ30G+1.奥行30a11であり、
肉厚は1.5aaである。これらのエレメントの断面で
見て斜辺状の側面には、ボルト33を通すための通し孔
が形成されている。 ところで、第1a〜3図ではエレメント31゜32は、
ボルト33により切梁14又は腹起こし13に既に固着
された状態で図示されている。これらのエレメント31
.32は、現場で根切により形成した空間の寸法に合せ
て、工場で作製され、工事現場にもって来られ、そこで
第1a〜10図の場合1通常は、両側のエレメント32
,32が切梁14及び腹起こし13にひと先ずボルト3
3及びナツト35によって連結される。次に中心部のエ
レメント31がエレメント32.32の間に挿入され、
図示のようにボルト33及びナツト35によって連結さ
れる。この場合、エレメント31の両側のテーパー面を
利用して、両側のエレメント31.31を多少押広げる
ことが必要となるように、実際に形成された空間の寸法
に従ってエレメント31.32の寸法を定め、更に、エ
レメント31.32の前記の通し孔の個数及び位置を定
める。しかし、エレメント31.32の製造誤差等のた
め、連結ユニット3oを所定の位置に配しただけでは十
分な突張り作用が得られないことが考えられる。このよ
うな場合には、鋼矢板11と腹起こし13のフランジと
の間に、例えば先端をウェッジ状にとがらせた図示しな
いシム(間隔保持材)を圧入することによって所期の突
張り作用が得られるようにすることができる。 土留壁を撤去する時は、エレメント31.32の上面の
接続域ないしは移行域を1例えばボルト33に対応した
4個所で点溶接36により仮留め状に固定させる。この
固定はもちろんエレメント31.32をその取付は位置
に取付けた時に行ってもよい。次にエレメント31.3
2を互に連結しているボルト33とナツト35とを1個
ずつ取除く。点溶接36によってエレメント31.32
が、仮留め状に互に固定されているため、1個所のボル
ト33及びナツト35を取外した時に、エレメント31
.32の相対位置にずれを生じて。 ボルト33とナツト35との除去が困難になることはな
い。エレメント31.32を互に連結している全部で8
個のボルト33及び共働するナツト35とを除去した後
は、エレメント31.32は、単に点溶接36.36に
より連結された状態となっているので、エレメント31
の上面を例えばハンマーで叩くか、ウィンチでエレメン
ト31を引き上げるか又は土庄による自然の食い違い効
果で点溶接36が破壊され、中心部のエレメント31が
落下する。その後に、残りのボルト33及びナツト35
を除去して両側のエレメント32を除去する。次に、切
梁14.腹起こし13及び鋼矢板11を順に除去する。 なお、中心部のエレメント31をハンマーで叩いて落下
させる際に、そのまま地表面に落下すると、そこの工作
物等を破損させるおそれがあるため、チェーン又はワイ
ヤロープのような係留材37を、第4図に示すように、
エレメント31.32の上面を互に連結するように配設
すると、中心部のエレメント31が係留材37により吊
るされた状態となるため、そうした落下が防止される。 また、上記点溶接はエレメントのテーパー角が比較的緩
やかな場合は必ずしも必要でない。 第6図には、本発明の変形実施例による連結ユニット4
0が図示されている。連結ユニツ1へ40は、切梁14
と腹起こし13との間に介在されている。腹起こし13
はH形材として形成され、その一方のフランジは、鋼矢
板11に押付けられている。この実施例は、根切によっ
て形成された空間の両側の壁からの土庄が比較的低い場
合に有利に適用される。 連結ユニット4oは、上部片側台形の斜辺が下部片側台
形の斜辺に水平移行辺を介し移行している形状の傾斜し
た側辺を備えた複式片側台形の断面形状を備えた第1の
箱形エレメント41と、該第1の箱形エレメント41と
上下逆の断面形状を備えた第2の箱形エレメント42と
から成っている。箱形エレメント41.42をその傾斜
した側辺同士互いに接触した状態で固定することによっ
て、連結ユニット40が形成される。このようにして形
成された連結ユニット40は、隣接した切梁14の間又
は切梁と腹起こし13との間に配され、ボルト締めなど
によってこれらに連結される。 連結ユニット40を分解するには、エレメント41.4
2の傾斜した側辺に適用されたボルト43及びナツト4
5を除去し、腹起こし13及び切梁14への連結辺に適
用されたボルト43及びナツト45はそのままにしてお
く。この状態で切梁14をウィンチなどで少しもち上げ
ると、切梁14は土庄によって箱形エレメント41に対
し食い違い状態となるため、容易にその取付は位置から
取外すことができる。 第7図には、本発明の変形実施例による連結ユニット5
0が図示されている。連結ユニット5゜は、鋼矢板11
にH形材のフランジが押付けられた腹起こし13と切梁
14との間に介設される。 第1a〜3図に示した実施例とこの変形実施例との相違
点は、中心部の箱形エレメント51.51が、中心部で
2つに区画された複式台形の断面形状を有し、両側の箱
形エレメント52.52がこれに対応した片側複式台形
の断面形状を有することである。即ち、中心部の箱形エ
レメント51゜51は、1つのエレメントとして見たと
きに、横断面形状が、下向きに広がる形状の上部側の台
形と、この上部側の台形に重ね合された形状のやはり下
向きに広がる形状の下部側の台形とによって形成され、
下部側の台形の頂辺は、上部側の台形の底辺よりも大き
いことにより、2つの台形の間に水平移行部分が形成さ
れる。両側の箱形エレメント52.52も、断面で見て
、箱形エレメント51.51の前記の複式台形の側辺と
相補の形状の側辺を有している片側台形の断面形状の箱
形工しメントとして形成される。そのため、箱形エレメ
ント51,51,52.52を第7図のように組合せる
と、全体として1つの直方体状の連結ユニッI〜50が
形成されることは、第1a〜3図の実施例と同様である
。 なお、中心部の箱形エレメント51.51は、前記複式
台形を中央部で区画し、ボルト43とナツト45とによ
り垂直側面に沿い互に連結されているが、強度上問題が
なければ、両者を一体とした1つの箱形エレメントとし
てもよい。 この変形実施例によるエレメント51,51.。 52.52の取付は及び取外し作用は、第1〜3図の実
施例によるエレメント31,32.32と全く同様に行
なわれる。 なお、連結ユニット30,40,50は、腹起こし13
と切梁14との間又は切梁14相互の間に連結される際
に、その間に圧縮強度の差が生じないように予め設計さ
れることは言うまでもない。 そのために、連結ユニノh30,40.50は、好まし
くは切梁14及び腹起こし13の1(形材と同一のH形
材の材片によって形成する。 なお、第1a〜7図の各実施例において、連結ユニット
30,40.50と切梁14との上面及び下面にも、第
9図に示したようにカバープレート17を取付けてボル
ト締めにより固定し、連結部分の強度を高くするように
してもよい。この場合には係留材37は1箱形エレメン
ト31と32゜41と42.51と52の側面を互いに
連結するように配設する。 〈発明の効果〉 以上に説明したように、本発明により、従来のように手
動操作によりハンドルを回して加圧力を生じさせて取付
けたり、ハンドルを逆回しして取外したりする必要のあ
ったきりんジヤツキなどの継手部材の代りに、機械式に
ボルトとナツトを取付けるだけで、切梁同士又は切梁と
腹起こしとの間に圧縮負荷の下に容易に取付けでき、ま
たこれらのボルト又はナツトを取外した後、中心部のエ
レメントの上面をハンマーで叩き落下させること、ウィ
ンチなどでの引き上げ又は自然の土庄による食い違い効
果により、同様に容易に取外しできる。 本発明による連結ユニットは、簡単な形状の2個から4
個の箱形エレメントから成るため、設計値に合せて予め
工場で作製され、現場では実際の寸法に合せて調整を行
うだけでよく1作業時間も短縮されるなどの利点がある
。 4、図面の簡単な説明 第1a図は、本発明による組合せ式連結ユニットを腹起
こしと切梁との間に配設した状態を示す側面図、第1b
、lc図は、第1a図の中心部の箱形エレメントを上下
にずらせて連結ユニットの幅方向の長さを調整した状態
を示す側面図、第2図は、その上面図、第3図は、第1
a〜lc図の組合せ式連結ユニットを切梁と切梁との間
に配設した状態を示す側面図、第4a〜40図は、第1
a〜3図の実施例による箱形エレメントの側面図、第5
a〜50図は、第4a〜4c図に示した箱形エレメント
の斜視図、第6図は1本発明の変形実施例による連結ユ
ニットを腹起こしと切梁との間に連結した状態を示す第
1図と同様の側面図、第7図は9本発明の更に別の変形
実施例による連結ユニットを腹起こしと切梁との間に連
結した状態を示す第1図と同様の側面図、第8図は、土
留壁の原理説明図、第9図は、根切により形成した空I
S!のt留を行うための従来の実際の土留壁の部分的な
斜視図、第10a図は、第9図の土留壁に用いられてい
るきりんジヤツキの斜視図、第10b図はその側面図で
ある。 13・・腹起こし、14・・切梁、30,40゜50・
・連結ユニット、31,32,41,42゜51.52
・・箱形エレメント。
起こしと切梁との間に配設した状態を示す側面図、第1
b、lc図は、第1a図の中心部の箱形エレメントを上
下にずらせて連結ユニットの幅方向の長さを調整した状
態を示す側面図、第2図は、その上面図、第3図は、第
18〜IC図の組合せ式箱形エレメントを切梁と切梁と
の間に配設した状態を示す側面図、第4a〜4c図は、
第1a〜3図の実施例による箱形エレメントの側面図、
第5 a −5c図は、第4a〜4c図に示した箱形エ
レメントの斜視図、第6図は、本発明の変形実施例によ
る箱形エレメントを腹起こしと切梁との間に連結した状
態を示す第1図と同様の側面図、第7図は、本発明の更
に別の変形実施例による箱形エレメントを腹起こしとり
梁どの間に連結した状態を示す第1図と同様の側面図、
第8図は、土留壁の原理説明図、第9図は、根切により
形成した空間の土留を行うための従来の実際の土留壁の
部分的な斜視図、第10a図は、第9図の土留壁に用い
られているきりんジヤツキの斜視図、第10b図はその
側面図である。 13・・腹起こし、14・・切梁、30,40゜50・
・箱形ユニット、31,32,41,42゜51.52
・・箱形エレメント。 特許出願人 有限会社丸共工務所 代理人弁理士 酒 井 −同
兼 坂 直間 兼 坂
繁+3−11起こし 14・・切梁 30.40.50・ 箱形ユニット 区 O 法 手続補正書(自発) 1.事件の表示 昭和61年特許願第142651号 2、発明の名称 切梁の支持・解体構造 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 有限会社丸共工務所 4゜代 理 人 〒105 東京都港区虎ノ門1丁目1番20号5、補正
の対象 明!li書全文 明 細 書 1、発明の名称 切梁の支持・解体構造2、特許請求の
範囲 ■)1:留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁
間或いは切梁と腹起こしとの間に介在させて腹起こしに
対し突張りとして土留壁を支えるための切梁の支持・解
体構造であって、断面が下方に向って広がる台形の形状
と、該台形の斜辺と相補の形状の斜辺を有する片側台形
の断面形状との2つの箱形エレメントとを含み、これら
の箱形エレメントの断面の斜辺を互に接触させて着脱自
在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニットを切
梁間或いは切梁と腹起こし間に介在させて固着したこと
を特徴とする切梁の支持・解体構造。 2)連結ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締め
によって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特許
請求の範囲第1項記載の切梁の支持・解体構造。 3)ボルトと箱形エレメントの側辺部に形成した通し孔
とナツトとによって固着した特許請求の範囲第2項記載
の切梁の支持・解体構造。 4)中心部の箱形エレメントと両側の箱形エレメントと
を係留材により互に連結した特許請求の範囲第1項記載
の切梁の支持・解体構造。 5)中心部の箱形エレメントの前記斜辺に相当する側面
と両側の箱形エレメントの前記斜辺に相当する側面とに
各々適数の通し孔を形成し、これらの通し孔のうち選択
されたものにボルトを挿入して締付けることにより連結
ユニットの幅方向の長さを調節自在とした特許請求の範
囲第3項記載の切梁の支持・解体++1造。 6)土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁間
或いは切梁と腹起こしとの間に介在させて腹起こしに対
し突張りとして土留壁を支えるための切梁の支持・解体
構造であって、上部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜
辺に水平移行辺を介し移行している形状の傾斜した斜辺
を一側に有する複式片側台形の断面形状を備えた第1の
箱形エレメントと、該第1の箱形エレメント・と上下逆
の断面形状を備えた第2の箱形エレメントから成り、こ
れらの箱形エレメントをその側辺同士互いに接触させて
、着脱自在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニ
ットを切梁間或いは切梁と腹起こしとの間に介在させて
固着したことを特徴とする切梁の支持・解体構造。 7)連結ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締め
によって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特許
請求の範囲第6項記載の切梁の支持・解体構造。 8)ボルトと箱形エレメントの側辺部に形成した通し孔
とナンドとによってボルト締めを行った特許請求の範囲
第7項記載の切梁の支持・解体構造。 9)中心部の箱形エレメントと両側の箱形エレメントと
を係留材により互に連結した特許請求の範囲第6項記載
の切梁の支持・解体構造。 10)土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁
間或いは切梁と!!起こしとの間に介在されて腹起こし
に対し突張りとして土留壁を支えるための切梁の支持・
解体構造であっ“て、第1Mlの箱形エレメントと第2
組の箱形エレメントとを含み、該第1ffiは上部片側
台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移
行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複式片側
台形の断面形状を備えた第1の箱形エレメントと、該第
1の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備えた第2の
箱形エレメントとから成り。 該第2組は上部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に
水平移行辺を介し移行している形状の傾斜した側辺を一
側に有する複式片側台形の断面形状を鎧えた第3の箱形
エレメントと、該第3の箱形エレメントと上下逆の断面
形状を備えた第4の箱形エレメントとから成り、該第1
ないし第4の箱形エレメントは該第1及び第2の箱形エ
レメントの傾斜した側辺、該第3及び第4の箱形エレメ
ントの傾斜した側辺並びに該第2及び第3の箱形エレメ
ントの側辺をそれぞれ互いに接触させてそれぞれ互いに
着脱自在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニッ
トを切梁間又は切梁とM1起こし間に介在させて固着し
たことを特徴とする切梁の支持・解体構造。 11)連結ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締
めによって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特
許請求の範囲第10項記載の切梁の支持・解体構造。 12)ボルトと各箱形エレメントの側辺に形成した通し
孔とナンドとによって固着した特許請求の範囲第11項
記載の切梁の支持・解体構造。 13)第1と第2の箱形エレメント及び第3と第4の箱
形エレメントをそれぞれ互いに係留材によって連結した
特許請求の範囲第10項記載の切梁の支持・解体構造。 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用可能性〉 本発明は、土留壁の支持・解体構造に関し、より詳細に
は、土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁間
或いは切梁と腹起こしとの間に。 腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるための着脱
自在な連結ユニットから成る切梁の支持・解体構造に関
する。 〈従来の技術〉 U字溝その他の掘削部には1周囲の土砂がくずれ落ちな
いようにするための土留壁が第8図に概念的に示すよう
に形成される。この土留壁は、溝部の側面を覆うための
板材11′と、これらの板材を溝部の側面に押付けるた
めの垂直親柱12と。 親柱12に取付けてあって向い合う腹起こし13を互に
連結し、該腹起こしに対し突張り材としてヒ留壁を支え
るための切梁14とによって形成される。切梁14は、
このように突張り材として作用するものであるため、現
場で長さを調節可能とし、更に大きな圧縮力で腹起こし
を壁面に押圧することが必要となる。この目的のために
、きりんジヤツキのような長さ調節自在な加圧型継手が
用いられる。第9図には、建築現場の根切により形成さ
れた空間のための土留壁が部分的に図示されている。図
において、全体を符号10により表わした土留壁は、板
材11′に相当する鋼矢板11と、腹起こし13と、切
梁14とから成っている。 根切によって形成された空間は相当に広く、1本の切梁
ではこの空間の端から端までカバーできないため、複数
の切梁を端面同士互に連結し、成る強い圧縮力で腹起こ
し13を鋼矢板11に向って押圧することが必要となる
。この2つの目的のために従来は、第10a、10b図
に示すような加圧型の継手装置20(通常は、その長さ
が伸縮自在なことから、きりんジヤツキと呼ばれている
)が用いられる。第10a、10b図において、この継
手装置20は、接触面21を備えた一方の加圧部材25
と、接触面22を備えた他方の加圧部材26と、ハンド
ルを備えた操作部材23とから成っている。操作部材2
3の本体部のシャンクには、雄ねじ部が形成され、この
シャンクの雄ねじ部と加圧部材25.26の雌ねじ部と
が噛合うように装置され、操作部材23のハンドルを回
動することによって加圧部材25.26を相互から離開
するように移動させる。継手部材20は、腹起こし13
と切梁14との間又は切梁14の向い合う区画の間に介
在され、その間に圧縮力を作用させる。第9図において
、腹起こし13と切梁14とは、H形材によって形成さ
れ、継手装置20により連結される個所には端板16が
溶接その他によって固着されるが、継手装置20による
連結を必要としない個所は、単にカバープレート17を
2つの隣接したH形材の間に介在させてボルトによ゛り
固定すればよく、端板16を溶接する必要はない。図中
18は、鋼矢板11と腹起こし13との間に介在された
間隔保持材である。 従来の土留壁には、このように手動により操作部材23
のハンドルを回動させて切梁14同士又は切梁14と腹
起こし13とを抑圧固定させるため、大きな操作力を必
要とし、この操作力が不足した場合、簡単なf、9によ
って切梁14が落下してしまう等の難点があった。 〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は、操作部材のハンドルを手動力で回動す
る必要をなくシ、今日ではボルトが機械力により簡単に
締付けたりゆるめたりできることから、このボルト締め
によって、切梁同士又は切梁と腹起こしとを押圧状に固
定可能とした、前記きりんジヤツキに代るべき2つの台
形の箱形エレメントを含む連結ユニットを提供すること
にある。 本発明の別の目的は、土留壁を撤去する時には、ボルト
締めを解除した後に箱形エレメントをハンマーで叩くか
引き上げるか自然の土庄による食い違い効果によって容
易に除去可能とした、前記きりんジヤツキに代るべき組
合せ式の連結ユニットを提供することにある。 〈問題点を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本発明により、土留壁の向
い合う腹起こしと共働するための切梁間或いは切梁と該
腹起こしとの間に介在されて腹起こしに対し突張りとし
て土留壁を支えるための切梁の支持・解体構造であって
、断面が下方に向って広がる台形の形状の箱形エレメン
トと、該台形の斜辺と相補の形状の斜辺を有する片側台
形の断面形状の2つの箱形エレメントとを含み、これら
の箱形エレメントの断面の斜辺を−tlHに接触させて
着脱自在に固定した連結ユニットとし、この連結ユニッ
トを切梁間或いは切梁と腹起こし間に介在させて固着し
たことを特徴とする切梁の支持・解体構造が提供される
。 同様に、本発明により、土留壁の向い合う腹起こしと共
働するための切梁間或いは切梁と腹起こしとの間に介在
させて該腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるた
めの切梁の支持・解体構造であって、上部片側台形の斜
辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行してい
る形状の傾斜した斜辺を一側に有する複式片側台形の断
面形状を備えた第1の箱形エレメントと、該第1の箱形
エレメントと上下逆の断面形状を備えた第2の箱形エレ
メントから成り、これらの箱形エレメントをその側辺同
士互いに接触させて、着脱じづいに固定した連結ユニッ
トとし、この連結ユニットを切梁間或いは切梁と腹起こ
しとの間に介在させて固着したことを特徴とする切梁の
支持・解体構造も提供される。 更に、本発明により、土留壁の向い合う腹起こしと共動
するための切梁間或いは切梁と腹起こしとの間に介在さ
せて該腹起こしに対し突張りとして土留壁を支えるため
の切梁の支持・解体構造であって、第1組の箱形エレメ
ントと第2組の箱形エレメントとを含み、該第1組は上
部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を
介し移行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複
式片側台形の断面形状を備えた第1の箱形エレメントと
、該第1の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備えた
第2の箱形エレメントとから成り、該第2組は上部片側
台形の斜辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移
行している形状の傾斜した側辺を一側に有する複式片側
台形の断面形状を備えた第3の箱形エレメントと、該第
3の箱形エレメントと上下逆の断面形状を備えた第4の
箱形エレメントとから成り、該第1ないし第4の箱形エ
レメントは該第1及び第2の箱形エレメントの傾斜した
側辺、該第3及び第4の箱形エレメントの傾斜した側辺
並びに該第2及び第3の箱形エレメントの側辺をそれぞ
れ互いに接触させてそれぞれ互いに着脱自在に固定した
連結ユニットとし。 この連結ユニットを切梁間又は切梁と腹起こしとの間に
介在させて固着したことを特徴とする切梁の支持・解体
構造も提供される。 〈実施例〉 次に本発明の好ましい実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。 図面中筒1a〜10図を参照すると、31は、外形断面
が台形の中心部の箱形金物又は箱形エレメント、32は
1辺が該台形のポ4辺と相補の斜辺となった両側の箱形
金物又は箱形エレメントであり、中心部の箱形エレメン
ト31と両側の箱形エレメント32.32とを、中心部
の箱形エレメント31の断面の斜辺と両側の箱形エレメ
ント32の断面の斜辺とが合致するように配置すると、
全体として直方体の連結ユニット30が形成される。 第9図に示した腹起こし13と切梁14とは、第1a図
ではH形材として形成され、腹起こし13は断面のH形
が示されているが、切梁14はウェッブの部分が示され
、フランジの部分はその上下に位置し、肉厚の部分が示
されている。切梁14の図で見て右側の先端には端板3
4が溶接等により固着されている。両側の箱形エレメン
ト32゜32は、端板34及び腹起こし13のフランジ
の部分に、ボルト33及びナツト35により固着されて
いると共に、中心部の箱形エレメントにもボルト33及
びナツト35によって連結されている。 切梁14は、前記のようにH形材であり、図にはそのウ
ェッブの部分が図示されており、ボルト33はナツト3
5と共に、このウェッブの部分の両側の上下に2個ずつ
、合計4個配され、箱形エレメント32の図において左
側の側面(断面で見たときの斜辺となる側面と向い合う
側面)の対応する個所に形成した通し孔に通され、ナツ
ト35によって固着される。箱形エレメント31と両側
の箱形エレメント32との連結及び図で見て右側の箱形
エレメント32と腹起こし13との連結も同様になされ
ている。11は、第9図にも示した鋼矢板である。第1
a〜10図において、エレメント31.32の、断面で
見た時に台形の斜辺となる側面には、各々5個の通し孔
が形成しであるため、ボルト33をこれらのうち選定さ
れたものに挿通し、ナツト35により固着することによ
って。 中心部のエレメント31を両側のエレメント32に対し
上下に突出させた状態で固定し、連結ユニット30の幅
方向の(即ち、切梁14の軸方向の)長さを調節するこ
とができる。第1b図にはこのようにして連結ユニット
3oの長さを伸長した状態が、また第1c図には、連結
ユニット3oの長さを短縮させた状態が、それぞれ図示
されている。 このようにして、少しずつ変化する複数の種類の長さ値
と共に、切梁14一連結ユニット3oの全長を工場で設
計することができる。第2図は、第1a図の甲面図であ
り、切梁14と腹起こし13とは、それぞれフランジと
ウェッブとの部分のみが図示されている。 第1a図には、腹起こし13と切梁14とを連結ユニッ
ト30によって連結した状態を示しているが、第3図に
は、根切等により形成した比較的広い空間において2本
以上の切梁14の区画を連結ユニット30により連結し
た状態が図示されている。 箱形エレメント31.32は、第4a〜40図に横断面
図によって、また第5a〜50図に斜視図によって、そ
れぞれ示したように、一定の厚さの鋼板から作られた中
空の箱形エレメントであり。 例えばエレメント31の場合、上面の幅16国、下面の
幅22cm、高さ30G+1.奥行30a11であり、
肉厚は1.5aaである。これらのエレメントの断面で
見て斜辺状の側面には、ボルト33を通すための通し孔
が形成されている。 ところで、第1a〜3図ではエレメント31゜32は、
ボルト33により切梁14又は腹起こし13に既に固着
された状態で図示されている。これらのエレメント31
.32は、現場で根切により形成した空間の寸法に合せ
て、工場で作製され、工事現場にもって来られ、そこで
第1a〜10図の場合1通常は、両側のエレメント32
,32が切梁14及び腹起こし13にひと先ずボルト3
3及びナツト35によって連結される。次に中心部のエ
レメント31がエレメント32.32の間に挿入され、
図示のようにボルト33及びナツト35によって連結さ
れる。この場合、エレメント31の両側のテーパー面を
利用して、両側のエレメント31.31を多少押広げる
ことが必要となるように、実際に形成された空間の寸法
に従ってエレメント31.32の寸法を定め、更に、エ
レメント31.32の前記の通し孔の個数及び位置を定
める。しかし、エレメント31.32の製造誤差等のた
め、連結ユニット3oを所定の位置に配しただけでは十
分な突張り作用が得られないことが考えられる。このよ
うな場合には、鋼矢板11と腹起こし13のフランジと
の間に、例えば先端をウェッジ状にとがらせた図示しな
いシム(間隔保持材)を圧入することによって所期の突
張り作用が得られるようにすることができる。 土留壁を撤去する時は、エレメント31.32の上面の
接続域ないしは移行域を1例えばボルト33に対応した
4個所で点溶接36により仮留め状に固定させる。この
固定はもちろんエレメント31.32をその取付は位置
に取付けた時に行ってもよい。次にエレメント31.3
2を互に連結しているボルト33とナツト35とを1個
ずつ取除く。点溶接36によってエレメント31.32
が、仮留め状に互に固定されているため、1個所のボル
ト33及びナツト35を取外した時に、エレメント31
.32の相対位置にずれを生じて。 ボルト33とナツト35との除去が困難になることはな
い。エレメント31.32を互に連結している全部で8
個のボルト33及び共働するナツト35とを除去した後
は、エレメント31.32は、単に点溶接36.36に
より連結された状態となっているので、エレメント31
の上面を例えばハンマーで叩くか、ウィンチでエレメン
ト31を引き上げるか又は土庄による自然の食い違い効
果で点溶接36が破壊され、中心部のエレメント31が
落下する。その後に、残りのボルト33及びナツト35
を除去して両側のエレメント32を除去する。次に、切
梁14.腹起こし13及び鋼矢板11を順に除去する。 なお、中心部のエレメント31をハンマーで叩いて落下
させる際に、そのまま地表面に落下すると、そこの工作
物等を破損させるおそれがあるため、チェーン又はワイ
ヤロープのような係留材37を、第4図に示すように、
エレメント31.32の上面を互に連結するように配設
すると、中心部のエレメント31が係留材37により吊
るされた状態となるため、そうした落下が防止される。 また、上記点溶接はエレメントのテーパー角が比較的緩
やかな場合は必ずしも必要でない。 第6図には、本発明の変形実施例による連結ユニット4
0が図示されている。連結ユニツ1へ40は、切梁14
と腹起こし13との間に介在されている。腹起こし13
はH形材として形成され、その一方のフランジは、鋼矢
板11に押付けられている。この実施例は、根切によっ
て形成された空間の両側の壁からの土庄が比較的低い場
合に有利に適用される。 連結ユニット4oは、上部片側台形の斜辺が下部片側台
形の斜辺に水平移行辺を介し移行している形状の傾斜し
た側辺を備えた複式片側台形の断面形状を備えた第1の
箱形エレメント41と、該第1の箱形エレメント41と
上下逆の断面形状を備えた第2の箱形エレメント42と
から成っている。箱形エレメント41.42をその傾斜
した側辺同士互いに接触した状態で固定することによっ
て、連結ユニット40が形成される。このようにして形
成された連結ユニット40は、隣接した切梁14の間又
は切梁と腹起こし13との間に配され、ボルト締めなど
によってこれらに連結される。 連結ユニット40を分解するには、エレメント41.4
2の傾斜した側辺に適用されたボルト43及びナツト4
5を除去し、腹起こし13及び切梁14への連結辺に適
用されたボルト43及びナツト45はそのままにしてお
く。この状態で切梁14をウィンチなどで少しもち上げ
ると、切梁14は土庄によって箱形エレメント41に対
し食い違い状態となるため、容易にその取付は位置から
取外すことができる。 第7図には、本発明の変形実施例による連結ユニット5
0が図示されている。連結ユニット5゜は、鋼矢板11
にH形材のフランジが押付けられた腹起こし13と切梁
14との間に介設される。 第1a〜3図に示した実施例とこの変形実施例との相違
点は、中心部の箱形エレメント51.51が、中心部で
2つに区画された複式台形の断面形状を有し、両側の箱
形エレメント52.52がこれに対応した片側複式台形
の断面形状を有することである。即ち、中心部の箱形エ
レメント51゜51は、1つのエレメントとして見たと
きに、横断面形状が、下向きに広がる形状の上部側の台
形と、この上部側の台形に重ね合された形状のやはり下
向きに広がる形状の下部側の台形とによって形成され、
下部側の台形の頂辺は、上部側の台形の底辺よりも大き
いことにより、2つの台形の間に水平移行部分が形成さ
れる。両側の箱形エレメント52.52も、断面で見て
、箱形エレメント51.51の前記の複式台形の側辺と
相補の形状の側辺を有している片側台形の断面形状の箱
形工しメントとして形成される。そのため、箱形エレメ
ント51,51,52.52を第7図のように組合せる
と、全体として1つの直方体状の連結ユニッI〜50が
形成されることは、第1a〜3図の実施例と同様である
。 なお、中心部の箱形エレメント51.51は、前記複式
台形を中央部で区画し、ボルト43とナツト45とによ
り垂直側面に沿い互に連結されているが、強度上問題が
なければ、両者を一体とした1つの箱形エレメントとし
てもよい。 この変形実施例によるエレメント51,51.。 52.52の取付は及び取外し作用は、第1〜3図の実
施例によるエレメント31,32.32と全く同様に行
なわれる。 なお、連結ユニット30,40,50は、腹起こし13
と切梁14との間又は切梁14相互の間に連結される際
に、その間に圧縮強度の差が生じないように予め設計さ
れることは言うまでもない。 そのために、連結ユニノh30,40.50は、好まし
くは切梁14及び腹起こし13の1(形材と同一のH形
材の材片によって形成する。 なお、第1a〜7図の各実施例において、連結ユニット
30,40.50と切梁14との上面及び下面にも、第
9図に示したようにカバープレート17を取付けてボル
ト締めにより固定し、連結部分の強度を高くするように
してもよい。この場合には係留材37は1箱形エレメン
ト31と32゜41と42.51と52の側面を互いに
連結するように配設する。 〈発明の効果〉 以上に説明したように、本発明により、従来のように手
動操作によりハンドルを回して加圧力を生じさせて取付
けたり、ハンドルを逆回しして取外したりする必要のあ
ったきりんジヤツキなどの継手部材の代りに、機械式に
ボルトとナツトを取付けるだけで、切梁同士又は切梁と
腹起こしとの間に圧縮負荷の下に容易に取付けでき、ま
たこれらのボルト又はナツトを取外した後、中心部のエ
レメントの上面をハンマーで叩き落下させること、ウィ
ンチなどでの引き上げ又は自然の土庄による食い違い効
果により、同様に容易に取外しできる。 本発明による連結ユニットは、簡単な形状の2個から4
個の箱形エレメントから成るため、設計値に合せて予め
工場で作製され、現場では実際の寸法に合せて調整を行
うだけでよく1作業時間も短縮されるなどの利点がある
。 4、図面の簡単な説明 第1a図は、本発明による組合せ式連結ユニットを腹起
こしと切梁との間に配設した状態を示す側面図、第1b
、lc図は、第1a図の中心部の箱形エレメントを上下
にずらせて連結ユニットの幅方向の長さを調整した状態
を示す側面図、第2図は、その上面図、第3図は、第1
a〜lc図の組合せ式連結ユニットを切梁と切梁との間
に配設した状態を示す側面図、第4a〜40図は、第1
a〜3図の実施例による箱形エレメントの側面図、第5
a〜50図は、第4a〜4c図に示した箱形エレメント
の斜視図、第6図は1本発明の変形実施例による連結ユ
ニットを腹起こしと切梁との間に連結した状態を示す第
1図と同様の側面図、第7図は9本発明の更に別の変形
実施例による連結ユニットを腹起こしと切梁との間に連
結した状態を示す第1図と同様の側面図、第8図は、土
留壁の原理説明図、第9図は、根切により形成した空I
S!のt留を行うための従来の実際の土留壁の部分的な
斜視図、第10a図は、第9図の土留壁に用いられてい
るきりんジヤツキの斜視図、第10b図はその側面図で
ある。 13・・腹起こし、14・・切梁、30,40゜50・
・連結ユニット、31,32,41,42゜51.52
・・箱形エレメント。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁間
成いはこれと該腹起こしとの間に介在させて該腹起こし
に対し突張りとして土留壁を支えるための、着脱自在な
1組の組合せ式箱形エレメントから成る切梁の支持・解
体構造であって、断面が下方に向って広がる台形の形状
の箱形エレメントと、該台形の斜辺と相補の形状の斜辺
を有する片側台形の断面形状の2つの箱形エレメントと
を含み、これらの箱形エレメントの断面の斜辺を互に接
触させて全体として1つの矩形の断面の箱形ユニットと
し、この箱形ユニットを切梁間或いはこれと腹起こし間
に介在させて固着したことを特徴とする切梁の支持・解
体構造。 2)箱形ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締め
によって切梁間成いはこれと腹起こし間に固着した特許
請求の範囲第1項記載の切梁の支持・解体構造。 3)箱形ユニットの各々の箱形エレメントを予め仮留め
状に点溶接して成る特許請求の範囲第1項記載の切梁の
支持・解体構造。 4)ボルトと箱形エレメントの側辺部に形成した通し孔
とナットとによって固着した特許請求の範囲第2項記載
の切梁の支持・解体構造。 5)中心部の箱形エレメントと両側の箱形エレメントと
を係留材により互に連結した特許請求の範囲第1項記載
の切梁の支持・解体構造。 6)中心部の箱形エレメントの前記斜辺に相当する側面
と両側の箱形エレメントの前記斜辺に相当する側面とに
各々適数の通し孔を形成し、これらの通し孔のうち選択
されたものにボルトを挿入して締付けることにより箱形
連結ユニットの幅方向の長さを調節自在とした特許請求
の範囲第4項記載の切梁の支持・解体構造。 7)土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁間
或いはこれと腹起こしとの間に介在させて該腹起こしに
対し突張りとして土留壁を支えるための、着脱自在な1
組の組合せ式箱形エレメントから成る切梁の支持・解体
構造であって、上部片側台形の斜辺が下部片側台形の斜
辺に水平移行辺を介し移行している形状の傾斜した斜辺
を一側に有する複式片側台形の断面形状を備えた第1の
箱形エレメントと、該第1の箱形エレメントと上下逆の
断面形状を備えた第2の箱形エレメントから成り、これ
らの箱形エレメントをその側辺同士互いに接触させて、
全体として1つの矩形の断面の箱形ユニットとし、この
箱形ユニットを切梁間成いはこれと腹起こしとの間に介
在させて両側の箱形エレメントを切梁及び腹起こしに固
着したことを特徴とする切梁の支持・解体構造。 8)箱形ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締め
によって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特許
請求の範囲第5項記載の切梁の支持・解体構造。 9)箱形ユニットの各々の箱形エレメントを予め仮留め
状に点溶接して成る特許請求の範囲第5項記載の切梁の
支持・解体構造。 10)ボルトと箱形エレメントの側辺部に形成した通し
孔とナットとによってボルト締めを行った特許請求の範
囲第8項記載の切梁の支持・解体構造。 11)中心部の箱形エレメントと両側の箱形エレメント
とを係留材により互に連結した特許請求の範囲第7項記
載の切梁の支持・解体構造。 12)土留壁の向い合う腹起こしと共働するための切梁
間成いはこれと腹起こしとの間に介在されて該腹起こし
に対し突張りとして土留壁を支えるための、着脱自在な
1組の組合せ式箱形エレメントから成る切梁の支持・解
体構造であって、第1組の箱形エレメントと第2組の箱
形エレメントとを含み、該第1組は、上部片側台形の斜
辺が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行してい
る形状の傾斜した側辺を一側に有する複式片側台形の断
面形状を備えた、第1の箱形エレメントと、該第1の箱
形エレメントと上下逆の断面形状を備えた第2の箱形エ
レメントとから成り、該第2組は、上部片側台形の斜辺
が下部片側台形の斜辺に水平移行辺を介し移行している
形状の傾斜した側辺を一側に有する複式片側台形の断面
形状を備えた、第3の箱形エレメントと、該第3の箱形
エレメントと上下逆の断面形状を備えた第4の箱形エレ
メントとから成り、該第1ないし第4の箱形エレメント
は、該第1及び第2の箱形エレメントの傾斜した側辺、
該第3及び第4の箱形エレメントの傾斜した側辺並びに
該第2及び第3の箱形エレメントの真直な側辺をそれぞ
れ互いに接触させて固定することにより、直方体の形状
の箱形エレメントとし、この箱形エレメントを切梁間又
は切梁と腹起こしとの間に介在させて固着したことを特
徴とする切梁の支持・解体構造。 13)箱形ユニットの各々の箱形エレメントをボルト締
めによって切梁間或いはこれと腹起こし間に固着した特
許請求の範囲第12項記載の切梁の支持・解体構造。 14)箱形ユニットの各々の箱形エレメントを予め仮留
め状に点溶接して成る特許請求の範囲第12項記載の切
梁の支持・解体構造。 15)ボルトと各箱形エレメントの側辺に形成した通し
孔とナットとによって固着した特許請求の範囲第13項
記載の切梁の支持・解体構造。 16)第1と第2の箱形エレメント及び第3と第4の箱
形エレメントをそれぞれ互いに係留材によって連結した
特許請求の範囲第12項記載の切梁の支持・解体構造。
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