JPS6352613A - 難着雪リング装着装置 - Google Patents

難着雪リング装着装置

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JPS6352613A
JPS6352613A JP61193917A JP19391786A JPS6352613A JP S6352613 A JPS6352613 A JP S6352613A JP 61193917 A JP61193917 A JP 61193917A JP 19391786 A JP19391786 A JP 19391786A JP S6352613 A JPS6352613 A JP S6352613A
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JP
Japan
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ring
snow
motor
power transmission
rings
Prior art date
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Pending
Application number
JP61193917A
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English (en)
Inventor
岩本 敏末
佐波 良一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は送電線に難着雪リングを装着する装置に関し、
より具体的には、それらの装着装置に収容されている電
池を電源とするモータによって自走可能にされた装着装
置に関する。
(従来の技術) 寒冷地帯、特に多雪地帯において送電線に付着する雪が
その過大な重量によって、送電線を切断したり、場合に
よっては送電用鉄塔を倒壊させたりする危険がある。
それは、第5図に示すように、送電線の一点に付着した
雪(イ)が、(ロ)、(ハ)、(ニ)の順に、電線を構
成する撚り線の撚り溝に沿って旋回しながら電線上を移
動して、遂には(ホ)に示すように電線の外周を囲む筒
状の雪(筒雪)となって落下しにくくなり、その上に次
々と雪が着雪して重量が過大となり、断線や鉄塔の倒壊
を招くことになる。 この対策として、送電線上に、適
当な形のリングを筒雪形成を防止するに必要な間隔で装
着すれば、付着した雪は撚り線の撚り溝に沿って旋回し
ながら移動することが阻止され、筒雪を形成するには至
らない、 このようなリングを難着雪リングと呼んでい
るが、難着雪リングを送電線上に装着するには、主とし
て人力による手作業方法と、成る程度自動化されて動力
を利用する方法とがある。
それらは、S6図に示すように送電線(架線)51に掛
られた入車50に乗った作業員により手動で走行される
か、又は第9図に示すように、送電線51にリング目動
装着機55を掛け、鉄塔の根元ノエアコンブレッサ56
からホースで空気を送って空気力で装着し、手動で走行
、又は自走させたりしている。
手作業による装着では、リングを1個ずつ、第8図に示
す手工具のハンドル53を操作して、その爪先部54で
リングの先端部をスナップ係合させて送電線51の外周
に装着する、一方、前記の空気圧利用方式では、リング
の装着と走行は空気圧によって行っていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のような手作業方法では、例えば鉄塔間隔が300
mの場合、この間に約1000個のリングを装着するに
際し、現状では半日で装着しているが、作業員の手や腕
筋肉疲労が甚だしく3日間の連続作業は不可能で、労務
管理や作業工数の過大が問題になっていた。 また、空
気式の自走装着製雪では、装着機をリングの装着が済ん
だ送電線上を逆走させて戻すことはできないので、装着
を終って到着した鉄塔からエアホースを手繰りよせたり
、コンプレツサを次の作業開始位置まで移動して、ホー
スを再接続するなどの煩雑な段取りに多くの時間を空費
していた。
(問題点を解決するための手段) 既設の送電線上を滑ることなく転動するコロ、つまり、
滑車によって走行して、電池を電源とするモータの動力
によって送電線上に難着雪リングを装着する装置に・そ
のバッテリーを電源とするモータによって二〇を駆動し
て回転させ送電線上を走行させるようにして、装着、走
行ならびに空気圧式でのゴムホース取扱いの問題を解決
した。
難着雪リングを装着する問題は、装着機に収容されてい
る電池を電源とするモータを動力とし、偏心カムを利用
して複数個のリングを収納したカセットから、リングを
一つづつ送電線の位置まで押上げ、次に送電線にリング
を装着する作業は同じく、偏心カムを利用した装置を使
用して行うことで解決される。  しかし、この偏心カ
ムを利用した装置自体は、本発明の発明者によって完成
された別発明として特許出願されていて、本発明の特徴
はこの偏心カムを利用した装置に電池(バッテリー)を
電源とするモータの動力によってコロを駆動する装置を
組合わせた点にある。従って、この明細書では、リング
を装着する方法自体は、関連事項として必要な程度の説
明に止める。
(発明の構成) 要約すれば、この装着装置は、対向する爪先を有する一
対の爪と、この一対の爪を支持して上下方向に移動可能
なスライド板と、動力により駆動されてこのスライド板
を移動させる第1の偏心カムと、第2の動力により駆動
されて前記の一対の爪の爪先を互に接近させる方向に付
勢する一対の第2の偏心カムとを設け、第1の偏心カム
を作動させてスライド板を上方に移動させて前記爪をカ
セットの最先端に位置するリングに隣接させ、次に第2
の偏心カムを作動させて前記爪の爪先を互に接近させる
方向に押圧して、離れた状態になっているリングの両端
をスナップ結合させるものである。
本発明の特徴は、この装着作業に際し、前記のコロをリ
ングの装着に使用するバッテリーを電源とするモータに
よって駆動し自走する点にある。
(実施例) 以下図面を参照して、本発明による難着雪リング装着装
置の実施例を説明する。 第1図には本発明による*R
雪リング装着装置の外観を、第2図にはその内部構造を
、第3図は本発明の要部を拡大して示している。
第1図を参照すると1本発明による難着雪リング装着装
置の全体の機構が示され、頂部に運搬用ハンドル30を
有するカバン形ケース内に収納されるものとして図示さ
れている。 ケースのA面は監視面、操作面であって、
A面には装置を架線にひっかけて吊り下げるための溝状
開口31、装置を架線上で移動させるためのハンドル3
2.電源スィッチ33、装置をリング装着点まで移動さ
せたときにリング装着を始動させるための始動用押ボタ
ンスイッチ34、その他の制御用部品(図示せず)が設
けられている。 またB面には多数のリングを収容した
カセット収納部35と電源バッテリを収納したバッテリ
収納部36とが設けられている。
次に第2図(ロ)を参照すると、2はプラスチック材な
どで作られた滑車(コロ)で、架線1の上を滑ることな
く転動するように2個が直列に配置され、それらの中間
には駆動用のモータ61とウオームギア62.63が滑
車を駆動すべく結合されてフレーム3に装着され、フレ
ーム3に固定された縦フレーム4には、ライナ5を介し
てモータ板6が固定され、またフレーム4にはそれに固
定されたカラー付軸受12を介して上下に滑動可能なス
ライド板9が取付けられている。 第2図(イ)を参照
すると1、そのスライド板9にはビン軸19を中心に回
動自在な左右一対の爪14.15が取付けられ、スプリ
ング18で互に開くよう常時下方に付勢されている。 
これら一対の爪先14′と15′がリングの嵌込みを行
なう。
このため、爪14.15の位置は、カセット26の中に
収納されているリング25がバネ27によって次々に送
り出されてくる位置に待機する。
また16.17は爪14.15をそれらの背後(図の下
方)から内方に押込む力を伝えるためのローラで、その
力はそれぞれ偏心カム20.21を介してモータにより
伝えられる。
一方、スライド板9は、上記したように固定された軸受
12にガイドされて上下に滑動可能であり、その上下動
はモータ8の先端に取付けられた偏心カム10がスライ
ド板9に固定されたローラビン11を押上げることによ
って行なう。
13は4個のガイド用軸受12を支持するための支持板
である。
7は、リング25を嵌めるための動力源としてのモータ
であって、モータ7が回転すると傘歯車を介してカム2
0は第2図(イ)でみて左回動し、カム21は右回動す
る。
24は上記モータ7.8を付勢するための電源用バッテ
リーで、予備用も含めて2個のバッテリーをバッテリー
収納部36(第1図)に収納し、装置全体の重心を下げ
る働きをもさせている。
なおリングを収納するカセット26は、第4図に示すよ
うに複数個のリング25を2列に収容して各列のリング
25をスプリング27で爪14.15の方に付勢してい
る。 カセット26は第1図で示すカセット収納部35
に挿入されている。
このようにリングを2列に配列すると、片側を使用後差
替えて反対側も使用することができる。
第3図(A)とCB)において、61はコロ2を駆動す
るモータで、その出力軸は送電線1と平行で、ウオーム
62とウオームホイール63を介してコロ2を運動する
。 この実施例ではウオーム62とウオームホイール6
3による動力伝達方式を示したが、これに拘束されるも
のでなくビニ号ンギアその他の伝達機構を採用できるこ
とは勿論であり、モータとコロ2間を切り離す簡単な機
構を備えてもよい。
第3図(C)は本発明に使用する3種のモータの接続を
示す回路で、自走用モータ61は、リング押し上げモー
タ8および爪先押圧モータ7と並列に制御回路を介して
バッテリーに接続される。
これらのモータの動作順序は、1)モータ61で自走な
開始して一定時間後停止し、2)モータ8を始動させて
装着リングを押し」二げ、3)モータ7を回転させて爪
先を押圧して装着リングをスナップ結合させ、4)モー
タ7と8を停止させるという4ステツプで行われる。
次に、このように構成した本発明の難着雪リング装着装
置の作動を、図面を参照して説明する。
作業員は、第6図に示したような入車50に乗り、リン
グを収納したカセットを挿入した本発明の難着雪リング
装着装置本体を架線に掛け、装置の電源スィッチ33(
第1図)を入れ、モータ61をスタートさせ所望の位置
まで移動させ、次にリング装着の始動用押釦34(第1
図)を押してリング装着の指示を与える。 それによっ
て、まずモータ8が回動し、カム10がローラピン11
を押上げ、スライド板9が上昇し、爪14.15が上が
り、リングカセット26の第2図(ロ)でみて最左端の
リング25が爪14.15によって持ち上げられる。 
このとき爪14.15は、第2図(イ)でAの位置まで
上がる。 この位置に達すると制御回路によってモータ
7が回り、カム20.21によってそれぞれローラ16
,17を内方に押圧するので、ローラ16.17の位置
はA+B−+Cと移動し、それに従って爪先14′、1
5′が回動して、リングの先端をスナップ結合させる。
 このようにして、送電線1にリング25が装着される
。  この後もカム21.21.10は回動を続け、爪
14.15、およびスライド板9を初めの位置に戻し、
モータ7と8の電源がオフされる。
次に作業員は、装置を次のリング装着位置まで移動させ
、そこで上記動作を繰返す。
(発明の効果) 本発明によれば、上記したように小さいモータの回転ト
ルクを大きな力にするために、偏心カムを使用したので
モータ容量は小さくて、その電源である電池も小型にで
き全体が軽量でコンパクトにすることができる。 また
装着用モータと共用の電池により、モータを使用してコ
ロを駆動して自走するので、空気圧走行で一つの鉄塔か
ら次の鉄塔に作業位置を移動する場合の、エアホースの
回収、ニアコンプレッサーの移動、エアホースの再接続
などの労力と時間の浪費を解消することができる。 ま
た前記の偏心カムを電気モータで駆動する装着機に併用
したことにより、装着作業における人力の節減と能率向
上に関する貢献の度も顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による難着雪リング装着装殺の全体を示
す斜視図、第2図はその内部構造を示す図であって(イ
)は倒立面図、(ロ)は正面図、第3図(A)は本発明
の自走装置の側面図で、同(B)は正面図、(C)は回
路図で、第4図はリング収納カセットを示す分解斜視図
、第5図は1簡形成に至る過程を示す説明図、第6図は
従来の手作業によるリング装着作業を説明する図、第7
図は難着雪リングの斜視図、第8図は手作業によるリン
グ装着をするための工具を示す図、第9図は従来の自走
車によるリング装着作業を説明するための図である。 符号の説明 1:送電線の架線、2:滑車、7,8:モータ、9ニス
ライド板、10:第1のカム、 14.15ニ一対の爪、 14′、15′ニ一対の爪の爪先、 20.21ニ一対の第2のカム、24:電池、25 :
9着雪リング、 26:リング収納カセー7ト、 36:リング装着開始スイッチ、 61:自走用モータ、62:ウオーム、63:ウオーム
ホイール。 代理人 弁理士  後 藤 武 夫 代理人 弁理士  藤 木   礒 第1図 第3図 (C) 第6図 第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)既設の送電線に難着雪リングを装着するための装
    置であって:複数個のリングを収納したカセット中のリ
    ングを次々と、前記送電線上に所定の間隔を保って押出
    す装置と;前記装置によって押出された難着雪リングを
    前記送電線の外周に所定の間隔を保って装着する装置と
    ;前記の押出す装置と、間隔を保って装着する装置と、
    それらの装置を駆動するモータとそれらの電源としての
    電池などを搭載して前記送電線に掛けられ、前記送電線
    上を転動する滑車によって走行する走行式装着機とを有
    する難着雪リング装着装置において:前記の走行式装着
    機が、前記の電池を電源として前記滑車を駆動するモー
    タを有して自走するようにされていることを特徴とする
    難着雪リング装着装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載の難着雪リング装着
    装置において、前記滑車を駆動するモータの動力がウォ
    ームギアを介して滑車を駆動するようになっている難着
    雪リング装着装置。
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