JPS6351912A - 真珠母貝洗滌汚物水の濾過分離装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、真珠貝の洗滌汚物水を器体内のスクリーン
上に投入し、一方では回転する２条のチェンに取りつけ
た複数の弾力性はけて汚物を掬い上げて放出収納し、他
方では汚水を濾過層で濾過を行って清浄水を排水口より
外部に逆刷して放出するようにした真珠母貝洗滌汚物水
の濾過分に装置に関するものである。

従来の技術 従来真珠母貝袋に入れである母貝の表面を掃除するには
多数の孔を穿設したパイプ内に水圧を加えて、これを手
で左右に動かしながら噴射させて表面に衝撃を与えて不
純物を除去するものである。

この場合海面上に浮べた筬の上に小型ポンプを据えつけ
、そして真珠母貝のネットを筬の上に引き上げた後、ポ
ンプを駆動して海水を噴射させ、その水圧力にて母貝の
表向と次に裏面とを交互に水圧を加えて掃除し、その掃
除された汚物水はそのまま直接に海中に放出している。

発明が解決しようとする問題点 前記のような技術においては、真珠母貝掃除後の汚物水
を直接海中に放出するので前述のように海水を汚染し公
害問題を生じている。

そこで、この発明は、−度掃除をした真珠母貝の洗滌水
を再度汚物と汚水の浄化処理を行って、海水の汚染を防
止することを目的とする。

問題点を解決するための手段 真珠貝掃除機で真珠母貝袋を水圧処理した汚物水を、本
発明の器体内に汚物水を投入すると、器体内のスクリー
ン上部に設けた弾力性はね付無端チェンの回転により、
該はけと隣接はけとの間の汚物水のうち、汚物は、スク
リーン上１：該はけを摺接させながら掬い上げて汚物排
出口より外部に放出収納し、汚水は、前記スクリーンの
スロットより落下させて濾過層にて濾過し排水口より海
水に清浄水として放出するよう構成している。

作用 真珠貝掃除機の水圧処理による汚物水を器体の汚物投入
口に投入するとはね付無端チェンの回転によりはけと隣
接はけ間の汚物は一方の汚物排出口の方向にスクリーン
上を摺接しながら掬い上げて外部に放出収納し、之と同
時にはけ間の汚水はスクリーンのスロット間を落下して
濾過層で濾過されて清浄水として他方の排水口を介して
自然に海中に放出され、汚物は汚物排出口の容器に落下
する。そして汚物と清浄水は分離されるのである。

実施例 この発明の真珠母貝洗滌汚物水の濾過選別装置を図面に
ついて説明するが、一般に使用されている真珠母貝掃除
機の機構の図面は省略し、その掃除機より排出される汚
物水の処理が本発明の要旨であるので、もっばらその実
施例の図面について、詳説する。図面において、第１図
は、本発明装置の一部切欠した器体部分と内部の一部分
としての濾過選別部分とを示しているものである。而し
て、（１）は器体であって、箱状に形成され、上部に原
動Ｉｎ（２）を収納したボックスと、正面に汚物水投入
口（３）を開口し、一方の側面に汚物排出口（４）と、
底部は濾過層（５）を設け汚水を濾過して他方より排水
ができるよう排水口（５′）をもって構成されている。

（６）はスクリーンであって、転倒断面三角形部材例え
ば多数の金属棒を所定間隔をおいて水平に配列して形成
されたものであって、その間隔を固定するため横杆を直
交溶岩する。そして該スクリーン（６）にて器体（１）
の底面上部をカバーし、一端を斜上方に立ち上らせて汚
物排出口（４）より外部に突出させる。（７）Ｃ７）は
無端チェンであって、２条のチェン（７）（７）を平行
に配列し、該チェン（７）（７）に所定間隔をおいて直
交させた弾力性はけ（１４）例えば帯状ゴム片を架け渡
して固着する。（８）　（８）は案内ローラーであって
、前記チェン（７）■の下方部の左右両側に軸支された
前記案内ローラー■と（７）とに摺接させて張設し、上
方部には前記汚物排出口（４）側に案内ローラー（８’
）にて軸支すると共にその反対側にギアー（１０）（１
０）を各チェン■σ）に噛み合せたギアー軸（９）を架
設した該軸（９）の一端部に駆動ギアー（１１）を固若
し、前記原動機の起動ギアー（１２）との間に伝動チェ
ン（１３）を懸回する。

従って、真珠母貝洗滌水はフジッボ、その他の貝類およ
び海草類等が含まれた汚物水であるので、このままで海
中に放出することは海水を汚染する。

而して之等の汚物水を、汚水投入口（３）に投入すると
共に原動機の）の駆動により起動ギアー（１２斤介して
駆動ギアー（１１）を経てギアー軸（９）のギアー（１
０）（１０）で無端チェン（７）（７）を回転するとス
クリーン（６）上に投入された汚物類ははけと隣接はけ
（１４）間にて掬い上げられて汚物排出口（４）より外
部に放出収納され、又汚水類はスクリーン（６）のスロ
ット間から１ｌｌｌｉｆｆ（６）で−たん濾過されて排
水口（５′）より清浄海水として海中に放出されるもの
である。

発明の効果 この発明は、上述のように構成されているので、器体内
の濾過層の上面にスクリーンを張設し、他端を汚物排水
口の目端方向に折り曲げて立ち上らせて外部に端部を突
出し、該スクリーンの上面において回転する２条の無端
チェンに取りつけた弾力性はけで、前記スクリーン面を
摺接して汚物排水口より汚物を、又汚水はスクリーンの
隙間から濾過層内に落下させて濾過して汚水を浄化し、
浄化された清浄海水を海中に放出するようにしたので、
海水の汚染を防止して公害の問題点を解決するは勿論、
真珠貝の生育に貢献すると共に汚物は別に採取して処理
を行うよう、汚物と浄化海水とを確実に少魯會しうるの
特異性がある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の一実施例を示すものであって、第１図
は器体の一部切欠正面図、第２図は同上の平面図、第８
図は器体内より取り出して濾過選別装置の組立状態機構
を示す斜視図、第４図は第１図Ｘ−Ｘ線における断面図
、第５図は弾力性はけとチェンとの取付状態を示す一部
切欠拡大斜面図である。 １・・・・・・・・・器体　　　　　２・・・・・・・
・・原動機３・・−・・・・・汚物水投入口　４・・・
・・・・・汚物排出口５・・・・・・・・・濾過層　　
　　　５’・・・・・・・・・排水口６・・−・・・・
・スクリーン　　７．７・・・・・・・・・チェン８．
８．９・・−・・・・・案内ローラー　９・・・・・・
・・ギアー軸１０・・−・・・・・ギアー　　　　１１
・・・−・・・駆動ギアー１２・・・・・・・・・起動
ギアー　　１３・・−・・・・・伝導チェン１４・・・
・・・・・・弾力性はけ 特許出願人　　有限会社横崎製作所 に′：コ！−ぜ 才３図 第４ｇ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原動機（２）と、正面に汚物水投入口（３）と、一側方
   に汚物排水口（４）と、底部に濾過層（５）を設け他側
   方連続して濾過排水口（５）とを具有する器体（１）を
   構成し、該器体（１）の底面の長手方向に多数の転倒断
   面三角形部材間に僅か許りの間隔を設けて配列したスク
   リーン（６）を器体（１）内の濾過層（５）の上面に敷
   設した後該汚物排出口（４）側において斜上方に立ち上
   らせて同排出口（４）端より外部に突出すると共に前記
   スクリーンの上面に２条の無端チェン（７）（７）を配
   列し、該チェン（７）（７）の下方部の左右両側に案内
   ローラー（８）（８）と、上方部には前記排出口側に案
   内ローラー（８′）と、その反対側にギアー軸（９）を
   架設し、該ギアー軸（９）の各ギアー（１０）（１０）
   と無端チェン（７）（７）とを噛み合せ、前記ギアー軸
   （９）の端部に取りつけた駆動ギアー（１１）と原動機
   の起動ギアー（１２）との間に伝導チェン（１３）を懸
   回し、更に前記２条のチェン（７）（７）間に架け渡し
   て固定した弾力性はけ（１４）を適当間隔に複数取りつ
   けて、前記チェン（７）（７）の回転によりスクリーン
   （６）上面に該はけ（１４）を摺接させ、前記汚物水投
   入口（３）より投入した汚物は前記はけ（１４）に掬い
   上げられて汚物排出口（４）より放出し、汚水はスクリ
   ーン（６）のスロットより自然落下により濾過層（５）
   で濾過し清浄水として排水口（５′）より排除するよう
   にしたことを特徴とする真珠母貝洗滌汚物水の濾過分離
   装置