JPS6351908A - 繊維束の成形装置 - Google Patents

繊維束の成形装置

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JPS6351908A
JPS6351908A JP62039679A JP3967987A JPS6351908A JP S6351908 A JPS6351908 A JP S6351908A JP 62039679 A JP62039679 A JP 62039679A JP 3967987 A JP3967987 A JP 3967987A JP S6351908 A JPS6351908 A JP S6351908A
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JP
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fiber bundle
bucket
fiber
bundle
adhesive
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JP62039679A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Fujimoto
藤本 義秋
Takashi Yamauchi
尚 山内
Manabu Nakamu
中務 学
Yutaka Nihongi
二本木 豊
Shiro Moriya
守屋 四郎
Akihisa Nakayama
明久 中山
Ikuo Ueda
上田 育穂
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Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Brushes (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は繊維束の成形製はに関し、特に限外ろ過、透
析、逆浸透などに用いられる選択透過性を有する中空1
5 維、または、プヲシ、刷毛など罠用いられる繊維、
または、光学繊維束等を所定形状に束ねた状態で成形す
る装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来は、連続的に生産されてくるモノフィラメントまた
はマルチフィラメントの連続イ放維ヲ、第15図に示す
六角形のha 1 o oに紋・取シして、太い環状の
繊維束101とし、それぞれ各辺の両端部に収束テープ
102を巻回した後、収束テープ102の外側108で
繊維束101を切断して、第16図に示す繊維束104
を得ていた(たとえば特公昭58−80057号公報参
照)。上記繊維束104は、たとえば、選択透過性を有
する中空繊維では、中空繊維の開口端部を接着剤で一時
的に封止して、円筒状ケーシングに収納し、中空繊維端
部とケーシング内壁とをポリウレタン等の接着剤で密封
し、さらに接着密封部を切断(このときに収束テープの
巻かれた部分を除去する)して中空繊維の閉口端部を形
成し、膜モジュールとしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記従来技術では、第15図の4モ100に
巻かれている状態で、第16図の繊維束104を所定形
状に固定して成形する必要があるから、この成形は収束
テープ102で結束する方法にならざるを得ない。ここ
で、結束する対象である繊維104の剛性が小さいこと
などから、上記結束の機械化は困離である。したがって
、結束が手作業になるため、製造性が悪込。
そこで、上記従来の問題を解決する方法として、連続し
て流れてくる繊維を一定長に切断し、これを集積させ、
さらに集束させて、繊維の端面に接着剤を塗布すること
により、成形することが考えられる。しかし、集積した
繊維を搬送する場合は、繊維を水平方向に保って搬送す
るので、その端面に接着剤を塗布すると、接着剤が下方
に垂れ落ちる。一方、端面を上方に向けるには、繊ミ、
1束を90°回転させる必要があるので、成形装置が複
雑化する。
この発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、接着剤
で繊維束を成形するととによって、製造性を向上させ、
かつ、接着剤の垂れ落ち、ならびに、成形装置の複雑化
を防止し得る繊維束の成形装置を提供することを目的と
している。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の成形装置は、集
束装置9図示装置および塗布装置を備えている。バケッ
ト内に水平状態で集積された多数の繊維からなる繊維束
は、集束装置によシ、径方向に押圧されて、所定形状に
集束された状態に保持されるとともに、集束装置を介し
て、回転装置によって、繊維束の軸芯を中心已てして回
転される。
そして、この回転している繊維束の端面に向って、接着
剤が塗布装置によシ塗布される。
〔作用〕
この発明によれば、接着剤によシ、繊維束が固定されて
成形されるから、剛性の小さい繊維束の成形を機械化し
得る。したがって、製造性が良い。
また、繊維が水平状態に、つま)繊維束の端面が鉛直面
方向に設定されるとともに、繊維束の軸芯を中心にして
回転されるから、塗布された接着剤が下方へ垂れ始めた
ときには、垂れた箇所が回転によ)塗布箇所の上方に移
励する。したがって、接着剤の垂れ落ちを防止し得る。
また、上記一方向の回転だけで、上記垂れ落ちを防止し
得るとともに、接着剤を端面の広い面に塗布し得る。し
たがって、成形装置の構造が複雑化するおそれがない。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面にしたがって説明する
。なお、実施例として、人工腎臓等に用いられる選択透
過性を有する中空繊維(以下繊維という)について説明
す石。
まず、この発明に係る製造方法の概略を示す。
第゛1図において、複数本の繊維fは、連続して製造さ
れたり、ポビンから取り出され、たとえば七μロース、
ホリビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール、
ポリアクリロニトリル、ポリメチルメタクリレート、ポ
リスルホン等からなる。
なお、この実施例では、繊維fは熱可m性樹脂である。
Aは切断工程で、矢印B方向へ連続して流れる繊維fを
引き寄そながら水平状態で設定長に切断する工程である
。Cは集積工程で、切断された繊mfを多数積み重ねる
工程である。Dは成形ニーで、上記集積された繊維束F
の両端部を径方向へ所定形状に集束させる工程Daと、
この繊維束Fを矢印E方向に回転させながら、その両端
面Faに接着剤dをノズルから吐出して塗布、あるいは
加熱された溶融樹脂シートを繊維束Fの両端面に抑圧塗
布して繊維束Fの端部同志を固定する工程Dbとからな
る。上記接着剤dとしては、たとえば、エチレン−酢酸
ビニル共重合体樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シ
リコン樹脂などが使月される。
なお、この実施例では繊維束Fの両端を集束固定してい
るが、外圧r適用の繊維束Fの場合には一端のみが固定
される。Gは取出工程で、繊維束Fを次工程へ取シ出す
工程である。Kは箱詰工程で、取シ出した繊維束Fを箱
すに箱詰めする工程である。
第2図は製造装置全体の正面図、第8図は同平面図を示
す。第3図において、上記製造装置は、主に、多数本の
fl維fを矢印B方向へ連続的に送る送シ装置1と、連
続して流れてくる繊維fを引き寄せながら設定長に切断
する左右一対の切断装置2,3と、設定長に切断された
多数の繊維fが水平状態で集積される多数のバケット4
と、第2図のバケット4を移送する移送装置5と、繊維
束Fを所定形状に集束させた状態で保持する集束装置6
と、回転装置99と、塗布装置89と、取出装置9とか
らなる。上記バケット4、移送装置6、集束装置6、回
転装置99、および塗布装置89によシ、繊維束Fの成
形装置が構成されている。
第8図において、送シ装@1は、ガイドローラ11と上
下方向へ揺動するダンサローラ12とからなる。
上記切断装置2,8は、互いに対称な同一構成でそれぞ
れ、縦送)装置21.31と、この縦送シ装置21,8
1により縦方向に往復動されるスライドブロック22.
82と、第2図のカム装置23.88と、第8図の挾み
機24.84と、カッタ25,85と、払い装置26.
86とから主に構成されている。第4図は、左側の切断
装置2において主に挾み機24を示し、右側の切断装置
8において主にカッタ85および払い装置36を示して
いる。
第8図の縦送シ装置21.IIは、それぞれ、そのねじ
俸21b、81bおよび案内ロッド21c、81cが軸
方向に装置フレーム88に固定されるとともに、スライ
ドブロック22.82に挿通し、上記ねじ棒21b、3
1bがステツピングキータもしくはサーボモータ21a
、alaに連結されている。この縦送シ装W!21 、
31によシ、スライドブロック22.82が縦方向に往
復動する。第4図のカム装置28.38は、それぞれ、
横方向に延びるシーN28a、88a上に、逆T字状の
カムペース21b、88M!、エアシリンダ29c、8
8cO作動で横方向に往復動自在に設けられている。上
記カムベース28b、88bにはヒータカムg8d、(
8d、絞りカム28e。
88eおよび払いカム28f 、18fが突設されてい
る。
上記挾み機24、カッタ85および払い装置86は、そ
れぞれ、その摺動ロッド24a、85aおよび86aが
スライドブロック22.82に挿通して横方向に摺動自
在に支持され、ブラケット24b 、85bおよび86
bによシ回動自在に軸支されたカムローラ24c、85
cおよび86cが上記各カム28d、38eおよび83
fに沿って転動する。24d、85dおよび86dはコ
イルスプリングで、スライドブロック22.82とブラ
ケット24b、85b、86bとの間に設けられ、上記
カムローラ24c、85cおよび86Cをそれぞれ各カ
ム28d、88eおよびBad側へ押圧している。
上記カッタ85は、繊維fを熱溶断する熱板87を備え
ている。この熱板87は摺動ロッド85aの先端に固定
され、T字型で、第6図のように、その先端部分87m
が薄肉に形成されている。
38は払い部材で、2叉に形成され、その先端部88a
、88aが上記熱板87の先端部分87aの両側面87
bに近接し、第4図の摺動ロッド86aの先端に固定さ
れている。この払い部材88の先端部分88aには、繊
維に当接して?R維を払い落とすU字状の切欠部88b
が設けられている。
上記挾み機24は、互いに対称な一対のラック24e、
24eが摺動ロッド24aの先端に固定され、このラッ
ク24e124eにピニオン24f、24fが噛み合っ
ている。上記ピニオン24f、24fは互いに噛み合っ
てお)、スライドブロック22に回動自在に軸支されて
いる。このピニオン24f、24fKは、アーム24g
 、24gを介して挾み部材29A、29Bが、第3図
のように、熱板27の位置に設けられるいる。
第5図において、挾み部材29A、29Bは、そのベー
ス29Aa、29Baに2枚の互いに平行な平板29A
b 、29Bbが一体形成され、この平板29Ab 、
29Bbが上下にかみ合う。上記平板29Ab 、29
Ab 、29Bb 、29Bbには、V字状に切欠され
た案内部29Ac 、29Beと、U字状に切欠された
挾み部29Ad、29Bdとが設けられている。つまシ
、挾み機24は繊維fを上記挾み部29Ad、29Bd
によシ、熱板27での切断箇所の両側近傍で挾む。
第3図の20.30は挾み板で、第4図のピニオン24
f、24fと同軸に固定され、第2図のように、断面り
字状の上下の2板のプレートから構成されている。この
挾み板20は、第6図の挾み部材29A、29Bが繊維
fを挾んでいるときに、繊維fを挾んでいるもので、切
断された繊維fの第1図の先4側faが下方に垂れ下が
るのを防止する。
第2図において、40は一次貯留器で、切断されるra
維fの真下に設けられ切断されて落下する繊維fを受は
止め、検知器(図示せず)でカウントする。40aはシ
ャッタで、−次貯留器40の下部に設けられ、このシャ
ッタ40aの開放動作で、繊維fを2次貯留器41へ落
下させる。この2次貯留器41は、落下し九線維fを数
回分貯留するもので、シャッタ40aと同様なシャッタ
41aが設けられている。
上記バケット4は、移送装置5のチェーン51に等ピッ
チPで多数固定され、第8図のように、偵維fの軸方向
に2分割されている。42は端部え装置で、落下または
搬送中に端が不揃いになる繊維fの端部を軽く叩いて揃
えるものである。上記端部え装置142は、一対のエア
シリンダ42aの内側に円板42bを固定してなシ、第
2図のように、−次、二次貯留器40,41、ならびに
、集積位置Paおよび中間位iPbのバケット4に設け
られている。
上記移送装置5は、第8図の一対のバケット4を固定す
る4条のチェーン51が、4枚の駆動スプロケット52
、および第2図の従動スプロケット58に係合して無端
状になっている。この9送装置5は、正逆回転する駆動
モータ(図示せず)が右端の駆動スプロケット52に連
結され、ピッチPだけチェーン51を送る間欠駆動方式
で、かつ送る時以外には上記駆動モータを小さく正逆に
回転させて、チェーン51を介してバケット4を左右に
揺動させている。
真東装置6は集束位flPcまで移送されたバケット4
内の繊維束Fを径方向へ所定形状に集束させるものであ
る。下部の60はメインシリンダで、その左端部60a
が回動自在に製型フレーム88に固定されている。61
はL字状の下アームで、支点61aを中心にギヤ支持プ
レート62に回動自在に支持され、その−’146 l
 bがメインシリンダ60のロッドの右端部60bに対
し、(1gl動自在に固定されている。63はリンクで
、その上端63aが上記下アーム61に回動自在に固定
され、装置フレーム88に固定された案内板64の案内
孔64aに沿って上下にfBehする。
右方の65はサブシリンダで、その下端部65aが回動
自在に装置フレーム88に固定されている。66は上ア
ームで、支点66aを中心にギヤ支持プレート62に回
動自在に支持され、その−端66bがサブシリンダ65
の上端部65bに対し、回動自在に固定されている。6
7はカム板で、上記上アーム66に固定されている。6
8はリンクで、その上端68Lが上記上アーム66に回
動自在に固定されている。69A、69B、69C。
69Dはギヤで、ギヤ支持プレート62に回動自在に軸
支されている。上記ギヤ69Aは下アーム61に固定さ
れ、下アーム61とともに回転する。
上記ギヤ69Dにはギヤピン69Daがカム板67側へ
突設され、カム板67のカム面67aに轟接する。この
ギヤ69Dは、カム板67に対し口封回転自在に連結さ
れている。
70は案内ロッドで、装置フレーム88にその上下端が
固定され、リンク68.68の下端63b 、68bに
それぞれ回動自在に固定された下ユニット71および上
ユニット72が、この案内ロッド70に摺動自在に設け
られている。上記集束装置6の下ユニット71および上
ユニット72は、それぞれ、第7図の下端位置Peaお
よび上端位置Pcbで時期した状態から、第8図の集束
位置Pcで合致し、その後、第9図の上端位置Pcbに
上昇して、ここで、第10図に示す繊維束Fを矢印E方
向に回転させた後、第11図のように、下ユニット71
が下端部1Pcaに復帰するものである。
上記上下ユニツ)72,71には、繊維束Fを所定形状
に集束させた状態で保持する第12図の集束プレート7
3と、この集束プレート73を介して、繊維束を矢印E
方向に回転させる半割ギヤ74とが設けられている。第
18図の下ユニット71のプレー)71aには、ギヤボ
ックス75が設けられ、このギヤボックス75にガイド
ローラ76が固定されている。半割ギヤ74は、ガイド
ローラ76が摺接するガイド孔74aを有しておシ、下
ユニット71に回転自在に支持されている。
集束プレート78は、第12図のように、円板にほぼV
字状の切欠部78aを設けてなシ、上記半割ギヤ74に
固定されている。なお、第2図の上ユニット72につい
ても、上記下ユニット71と同様なt4造になっている
第12図の集束プレート73および半割ギヤ74は、そ
れぞれ、第14図のように、上下に8対配設されている
。上記半割ギヤ74は、第12図のその端面74bが互
いに当接して合致し、第14図の上方の3つの半割ギヤ
74には、同一軸77に固定された8枚のギヤ78がか
み合っている。
79は駆動ギヤで、駆動モータ(図示せず)に連結され
、この駆動モータの駆動力で従動ギヤ80、ギヤ78を
介して、合致している半割ギヤ74を回転させる。つま
シ、回転装置99は、上記駆動モータと、各ギヤ74.
78,79.80と軸77とから構成されている。なお
、上記駆動モータ、ギヤ78,79,80および軸77
は、第7図の上ユニット72と同時に上下に昇降するよ
うに構成されている。
第2図の塗布装置89は、繊維束Fが円柱形に集束され
た状態で、第1図のように、GIBa束Fの端面Faに
接着剤dを吐出して塗布、あるいは加熱溶融シートを抑
圧塗布するものである。第2図の塗布装置89は、前者
の接着剤を吐出して繊維束の端面に塗布する例であ)、
たとえば接着剤を吐出するノズyと、とれを開閉する電
磁弁(図示せず)などからなシ、装はフレーム88に固
定され、第8図のように、一対設けられている。
上記取出装置9は、上記接着剤が塗布されて成形された
繊維束Fを第2図の取出位置Pdのバケット4から取シ
出して、箱すへ箱詰めすることによシ、束Fを次工程へ
取シ出すものである。この取出装置9は、一対のレー/
L/90内に、モータ(図示せず)によシ駆動される無
端状のチェーン91を有している。92は横行台で、上
記チェーン91の回転で、水平方向に往復動じ、この横
行台92に上下方向に昇降する昇降ロッド98が挿通し
ている。94はハンド部で、上記昇降ロッド98の下部
に設けられ、第8図のように、束Fの軸方向の外方に位
置して、エアシリンダ(図示せず)によシ軸方向の内方
Hへ移動して、束Fをハンドする。なお、95は昇降モ
ータである。
つぎに、動作について説明する。
まず、第2図のカム装置23のエアシリンダ23cが、
第4図のように、収縮して、カムペース28bがレーJ
V 28 aに沿って右端に移動する。
一方、ヌフィドブロック22は、第3図のステッピング
モータ21aの正回示でねじ棒21bが正回転するのに
ともない、UXilfの流れ方向Bの下流側へ移動する
。この移動時に、第4図のカムローフ24cが絞シカム
28eに摺接し、これKよシ、摺動ロッド24m、24
aがコイルスプリング24dに抗して、右側へ移動する
。この8動にともない、ラック24e、24eがピニオ
ン24f、24fを回転させながら右側へ移動する。上
記ピニオン24f、24fの回転で、挾み部材29A、
29Bは、−点鎖線の位置から実線の位置にピニオン2
4f、24fを中心に回転し、第5図のように、2枚の
平板29Abと2枚の平板29Bbとが互いに摺接して
、挟撃を繊維fに付与した状態で繊維fを把持する。つ
′まシ、一方の挾み機24は、第1図の繊維fの流れ方
向Bの上流側に設定された第1の位置P1において、繊
維fをその切断箇所の両側近傍で把持する。これに二)
、上記近傍で、繊維fはその中空部が押しつぶされて、
塑性変形する。同時に第2の挾与板20が閉じて、繊維
ft−軽く挾んで支持する。
上記繊維fを把持した左側の切断装置2の挾み機24(
第4図参照)は、第1図の繊維fの流れ方向Bの下流側
に設定された第2の位置P2へ移動し、この移動によシ
繊維fを引き寄せる。との移動中に、第4図の右側の切
断装置3の挾み部材89A、89Bが、第1 図om 
l O位riP1へ戻って、上記左側の挾み口と同様に
繊維fを把持して、これを引き寄せる。
第4図の上記右側の切断装置8が繊維を挾んだ後、上記
左側の切断装置2が第2の位置P2(第1図参照)に到
達する前に、上記左側の切断装置2は、そのヒータカム
28dに第8図のカムローラ25cが摺接し、第5ノの
よりに、その熱板27が右側へ進出して、第1図の第2
の位置P2において、繊維fを水平状態で熱溶断する。
との熱溶断によシ、多数の繊維fの端部は互いに熱溶着
する。上記第6図の熱板27が右側へ進出した直後に、
第4図の払いカム28fに第2図のカムローラ26cが
摺接し、第6図の払い部材28が右側へ進出して、その
U字状の切欠部28bが繊維に近接する。一方、上記熱
板27は、第4図のヒータカム28dK沿って、コイル
スプリング(図示せず)のばね力で第6図の左方向へ後
退する。
この後退時に1上記熱溶断されて熱板27に付着して、
熱板27とともに左方向へ移動する繊維が、払い部材2
8のU字状の切欠部28bに当接して払われる。
この後、第4図のエアシリンダ28cが伸びて、カムヘ
ース28bが左側へ退避し、フック24eが左側へ後退
するのにともない、挾み部材29A。
29Bおよび第8図の挾み板20が、それぞれ、第4図
の一点鎖線およびM2図のように開く。これによシ、第
1図の切断された繊維fは、上記把持が解かれて、第2
図の一次貯留器40内へ落下し、カウントされた後、端
揃え装置42によってその両端面が軽く叩かれて、その
軸方向に位置決めされる。
一方、上記左側の切断装置2は、第8図のステッピング
モータ21aの逆回転で、第1図の第1の位置P1よシ
やや上流まで戻って、再び第1の位置P1で繊維fを挾
も。この挾んだ後に、第8図の右側の切断装置8が、第
1図の第2の位置P2で繊維fを熱溶断する。つまυ、
第2図の両切断装置2,8は、交互に繊維fを切断する
上記−次貯留器40内で位置決めされた繊維fは、シャ
ッタ40aの開放で二次貯留器41内へ落下し、ここで
再度軸方向に位置決めされるとともに、上記落下回数が
m回になった後、シャッタ41aが開になシ、集積位置
Paのバケット4内へ落下する。このバケット4内への
落下が所定回数3回だけ繰シ返されて、所定本数の繊維
f、この実施例の場合、80XmXn本の繊維fが集積
される。また、上記二次貯留器41は、バケット4が移
動している間に一次貯留器40から落下してくる繊維f
を受けとめ、バケット4の移動完了後、シャッタ41a
が開になシ次のバケット4内にまとめて繊維fを落下さ
せる。
上記集積された繊維束Fは、移送装置5によシ、中間位
置pbを経て集束位置Pcまで、ピッチPずつ間欠移送
される。各停止位置では、移送装置6の駆動モータが小
さく正逆に回転されて、バケット4が小さく左右に揺動
されることによって、繊維fがバケット4内に偏よると
となく、均等に収納される。一方、上記束Fは、集積位
置Paおよび中間位置pbにおいて、それぞれ第3図の
端aえ装置42のエアシリンダ42aが束FO軸方向に
伸縮して、円板42bが束Fの両端面Faを軽く叩くと
とKよシ、落下時および搬送時に生じる軸方向の位置ず
れが修正される。
束Fが第2図の集束位置Pcまで移送されたとき、集束
位置6は、第7図の伸びているメインシリンダ60によ
シ下ユニット71が下端位置Pcaに、収縮しているサ
ブシリンダ65により上ユニット72が上端位置Pcb
に、それぞれ停止している。この状態から、メインシリ
ンダ60が収縮して、下アーム61が回動し、リンク6
3が第2図の案内板64の案内孔64aに案内されて上
昇し、第8図の下ユニット71が集束位置Pcへ向って
上昇する。これにともない、ギヤ69A・・・69Dが
矢印のように回転し、ギヤビン69Daも反時計回シに
回動し、カム板67のカム面67aがギヤビン69Da
に出接する。このギヤビン69D&に拘束されながら、
カム板67ととれに固定された上アーム66とが、上ユ
ニット72の自重、ならびに、サブシリンダ65の伸び
によって反時計回)に回動する。っまシ、上ユニット7
2は、ギヤ69A・ 69D、 ギヤビン69Daおよ
びカム板67によって、下ユニット71と同調して下降
する。これによハ上下ユニット72゜71は、集束位置
Pcで合致し、第14図の8組の集束プレート78がそ
れぞれ互いにm接して、その切欠部78aによって、第
1図の束Fを8箇所で径方向に集束させる。上記合致時
に1第8図の上下ユニツ)72 、71は、第12図の
半割ギヤ74の端面74bが互いに当接し、そのガイド
孔74aが連通する。
その後、第9図のメインシリンダ6oは、サブシリンダ
65の伸張力、ならびに、上ユニット72などの自重に
抗して、さらに収縮する。この収縮で、下ユニット71
は、上ユニツト721!L上げながら、上端位置Pcb
iで上昇して停止する。このとき、ギヤビン69Daが
ギヤ69Dとともに反時計回シに回動し、一方、カム板
67が上アーム66とともに時計回シに回転して第9図
の状態になる。上記上昇後、第14図の駆動ギヤ79が
駆動モータによ)回転駆励され、合致している8組の半
割ギヤ74は、ギヤ80,78および軸77を介して、
第18図のガイド孔74aがガイドローラ76に摺接し
ながら、第10図のように、回転する。したがって、束
Fは、第14図の集束装置6を介して、回転装置99に
よって、第1図の矢印E方向に回転する。つtb、束F
は、その軸芯を中心にして回転する。この回転中に、第
8図の塗布装置89から、第1図の塗布工程Dbに示す
ように、束Fの両端面Faに接着剤dが吐出されて塗布
される。このとき、両端面Faは鉛直面方向に設定され
ている。上記塗布後、第10図の集束プレート78かさ
らに回転し、やがて、塗布された接着剤d(第1図参照
)が硬化して、束Fが所定の円柱形に成形される。
この硬化後、第11図のメインシリンダ60が伸ヒるよ
りに、一方サブシリンダ65が縮むように、空気が供給
される。これによシ、下ユニット71が下降し、バケッ
ト4内に束Fが載置される。
このとき、ギヤビン69Daも時計回シに回動する。
成形された束Fが戦備されたバケット4は、第2図の竪
送装置5によシ、集束位置Pcから取出位filPdま
で間欠移送される。この移送後、取出装置9は、昇降ロ
ッド98が取出位置Pdの真上から下降して、そのハン
ド部94が第8図の軸方向の内方Hへ移動した後、昇降
ロッド93が上昇することによシ、束Fをバケット4か
ら抄す取シ、チェーン91の回転によシ第2図のgbの
方向へ機行して、束Fを箱すに整列して箱詰めする。
この後、束Fは人工腎臓用の容器(図示せず)に収容さ
れ端部が容器内壁と接着、固定され、第5図の平板29
Ab 、29Bbによって扶さまれた箇所が切断除去さ
れる。
上記構成において、この発明は、第1図の接yR剤dに
よシ、束Fを固定して成形するから、剛性の小さい繊維
fの成形を機械化し得るので、製造性が良い。
ところで、束Fの両端面Faに塗布した接着剤dが上記
端面Faに沿って、下方に垂れ落ちる問題が考えられる
。ここで、束Fは、その両端面Faが鉛直面方向に設定
され、矢印E方向に回転される。したがって、当初塗布
された接着剤dが下方へ垂れ始めたときには、岳れたと
ころが上記回転によシ当初の塗布箇所の上方に移動する
ことになるから、接着剤dの垂れ落ちを防止し得るばか
シでなく、接着剤dが端面Faの広い面に塗布され得る
また、接着剤dの垂れを防止するには、束Fの文111
面Faを上方に向けて、この端面Faに接着剤dを塗布
することも考えられる。しかし、この方法では、端面F
aを上方に向けるための回転と、端面Faに接着剤dを
均等に分散するだめの塗布位置の回転とが必要になる。
これに対し、この発明は、矢印E方向に束Fを回転させ
るだけで良いから、成形製ユの構造が簡易になる。
また、両端面Faが鉛直面方向に設定されているから、
2つの端面Faに同時に接着剤d″ICIC塗布。
ところで、繊維、特に選択透過性を有する中空繊維は曲
げに対する剛性が小さいので、つまシ腰が弱いので、第
14区の下方の3枚の集束プレート78で繊維fを持ち
上げたとき、これら3枚の集束プレート78間で下方に
垂れ下シ、または、落下する問題が考えられる。ここで
、この実施例の集束装置6は、第8図のように、上下ユ
ニット72.71の集束プレート73が集束位置Pcで
合致し、つまシ、バケット4内に載置された束Fを集束
させた状態で持ち上げる。したがって、繊維は、上下の
集束プレート78によシ径方向に軽く押圧されるから、
軸方向にも拘束されるので、垂れ、または落下するおそ
れがない。
また、この製造装置は、第2のバケット4を揺動させる
ことによって、繊維fをバケット4内に偏よることなく
、均等に収納し、その後の集束工程を容易にしている。
ここで、この実施例の集束装置6は、上記揺動している
集束位置Pcのバケット4から束Fを取シ出して、バケ
ット4の外で束Fを成形することによって、成形工程中
に上下ユニット72.71に拘束される束Fがバケット
4に当接するのを防止している。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、成形工程が機
械化されることによシ、製造性が向上する。また、繊維
束を回転させるから、接着剤の垂れ落ちが防止されると
ともに、成形装置の構造が複雑になるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る成形方法の実施例を示す概略工
程図、第2図はこの発明の成形装置を示す正面図、第8
図は同平面図、第4図は切断装置の縦断面図、第5図は
挾み機と熱板と払い部材との位置関係を示す斜視図、第
6図は熱板と払い部材を示す斜視図、第7図は集束位置
の待機状態を示す工程図、第8図は同合致状態を示す工
程図、第9図は上昇状態を示す工程図、第10図は集束
プレートの回転状態を示す工程図、第11図は下ユニッ
トの下降状態を示す工程図、第12図は集束プレートと
中割ギヤを示す斜視図、第18図は同平面図、第14図
は集束装置を第8図のJ方向から見た概略斜視図、第1
5図および第16図は従来の繊維束の製造法を示し、第
15図は終に巻いた環状繊維束の平面図、第16図は繊
維束の平面図である。 4・・・バケット、6・・・集束装置、89・・・塗布
装置、99・・・回転装置、F・・・繊維束、Fa・・
・端面、d・・・接着剤、f・・・繊維。 第1図 ム 第6図 3B(2B) 第7因 gB図 第9図 第10図 第11図 第12図 第13図 ゛lb

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、バケット内に水平状態で集積された多数の繊維
    からなる繊維束を径方向に挾んで押圧して、この繊維束
    を所定形状に集束させた状態で保持する集束装置と、こ
    の集束装置を介して、上記繊維束の軸芯を中心にして、
    上記繊維束を回転させる回転装置と、この回転している
    繊維束の端面に向つて接着剤を塗布する塗布装置とを備
    えてなる繊維束の成形装置。
JP62039679A 1987-02-23 1987-02-23 繊維束の成形装置 Pending JPS6351908A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012523319A (ja) * 2009-04-14 2012-10-04 フレゼニウス メディカル ケアー ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング フィルター装置及びフィルター装置の製造方法
US20150305488A1 (en) * 2012-11-16 2015-10-29 Cross Manufacturing Company (1938) Limited Tuft forming apparatus

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