JPS635170A - 内燃機関用ノツキング制御装置 - Google Patents
内燃機関用ノツキング制御装置Info
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- JPS635170A JPS635170A JP14782086A JP14782086A JPS635170A JP S635170 A JPS635170 A JP S635170A JP 14782086 A JP14782086 A JP 14782086A JP 14782086 A JP14782086 A JP 14782086A JP S635170 A JPS635170 A JP S635170A
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Landscapes
- Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関用ノッキング制御装置、特に自動車等
のエンジン電子式点火時期制御装置において、エンジン
に発生するノッキングを正確に検出し、点火時期を制御
するためのノッキング制御装置に関する。
のエンジン電子式点火時期制御装置において、エンジン
に発生するノッキングを正確に検出し、点火時期を制御
するためのノッキング制御装置に関する。
従来のノッキング制御装置(例えば、実開昭56−15
7650号公報)においては、第7図に示すように、内
燃機関のノッキングによる振動等を検出するノッキング
検出器1、このノッキング検出器1の検出信号のうちノ
ッキング周波数成分(例えば8KHz)のみを通過させ
るフィルタ回路2、このフィルタ回路2を通過した検出
信号の平均値を出力する平均値出力回路3−1、その値
によりノッキングの判定レベルを作成する為の判定レベ
ル作成回路3−2、前記検出信号とノッキング判定レベ
ルとを比較してノッキングか否かを判定する比較回路4
により構成されている。また、ノッキング検出器1の劣
化や、信号線の断線を検出する為に、平均値出力回路3
−1の平均信号レベルが所定値以下を検出した時異常と
判断するノッキ・ング検出器異常検出回路3−3を必要
とする。
7650号公報)においては、第7図に示すように、内
燃機関のノッキングによる振動等を検出するノッキング
検出器1、このノッキング検出器1の検出信号のうちノ
ッキング周波数成分(例えば8KHz)のみを通過させ
るフィルタ回路2、このフィルタ回路2を通過した検出
信号の平均値を出力する平均値出力回路3−1、その値
によりノッキングの判定レベルを作成する為の判定レベ
ル作成回路3−2、前記検出信号とノッキング判定レベ
ルとを比較してノッキングか否かを判定する比較回路4
により構成されている。また、ノッキング検出器1の劣
化や、信号線の断線を検出する為に、平均値出力回路3
−1の平均信号レベルが所定値以下を検出した時異常と
判断するノッキ・ング検出器異常検出回路3−3を必要
とする。
そして、これら各々の回路はリニアICなどのアナログ
素子で構成される。
素子で構成される。
このため、回路構成が複雑になるにもかかわらず制御内
容は特定の範囲に限られてしまう。
容は特定の範囲に限られてしまう。
また、アナログ信号をディジタル信号に変換するA−D
変換器とマイクロコンピュータとを構成要素とするディ
ジタル方式のノッキング検出装置においても、アナログ
方式と同様に、ノッキング検出器の異常を検出する為に
、専用増幅器を設ける必要があり、やはり構成の複雑化
を免れないという問題がある。
変換器とマイクロコンピュータとを構成要素とするディ
ジタル方式のノッキング検出装置においても、アナログ
方式と同様に、ノッキング検出器の異常を検出する為に
、専用増幅器を設ける必要があり、やはり構成の複雑化
を免れないという問題がある。
そこで本発明は、この種の従来技術に比べて、構成が格
段に簡単で、しかも、ノッキング検出器に異常が生じた
場合、逸速く異常を検出し点火時期を遅角させるなどの
制御を行うことによって、機関が破損することが防止で
きる、ノッキング制御装置を提供することを目的とする
。
段に簡単で、しかも、ノッキング検出器に異常が生じた
場合、逸速く異常を検出し点火時期を遅角させるなどの
制御を行うことによって、機関が破損することが防止で
きる、ノッキング制御装置を提供することを目的とする
。
C問題点を解決するための手段〕
そのため本発明は、第1図に示すごとく、内燃機関に発
生するノッキングを検出し、そのノッキング検出状態に
応じて点火時期等のノッキング制御要因を補正する内燃
機関用ノッキング制御装置において、 ノッキング検出器からのノッキング検出信号のうちノッ
キング周波数成分のみを通過せしめるフィルタ手段と、 このフィルタ手段を通過したノッキング検出信号がその
一方の入力に与えられ、他方の入力には基準レベルを表
すデジタル出力信号から変換されたアナログ信号が与え
られる比較手段と、この比較手段から出力されるパルス
を入力してその数を計数し、この計数結果に応じて前記
基準レベルを表わすデジタル出力信号を増減すると共に
、前記計数結果よりノッキング状態の判定を行い、この
ノッキング判定結果に応じて前記ノッキング制御要因の
値を補正する制御手段と、前記基準レベルが、所定値と
同一の値で何点火連続して出力されたかを計数するカウ
ンタ手段と、このカウンタ手段の値が所定以上の時前記
ノッキング検出器の異常と判定する異常判定手段とを備
える内燃機関用ノッキング制御装置を提供するもの゛で
ある。
生するノッキングを検出し、そのノッキング検出状態に
応じて点火時期等のノッキング制御要因を補正する内燃
機関用ノッキング制御装置において、 ノッキング検出器からのノッキング検出信号のうちノッ
キング周波数成分のみを通過せしめるフィルタ手段と、 このフィルタ手段を通過したノッキング検出信号がその
一方の入力に与えられ、他方の入力には基準レベルを表
すデジタル出力信号から変換されたアナログ信号が与え
られる比較手段と、この比較手段から出力されるパルス
を入力してその数を計数し、この計数結果に応じて前記
基準レベルを表わすデジタル出力信号を増減すると共に
、前記計数結果よりノッキング状態の判定を行い、この
ノッキング判定結果に応じて前記ノッキング制御要因の
値を補正する制御手段と、前記基準レベルが、所定値と
同一の値で何点火連続して出力されたかを計数するカウ
ンタ手段と、このカウンタ手段の値が所定以上の時前記
ノッキング検出器の異常と判定する異常判定手段とを備
える内燃機関用ノッキング制御装置を提供するもの゛で
ある。
これにより、ノッキング検出信号の波形が基準レベルを
超えたときに比較手段より出力されるパルス数を計数し
て、このパルスの計数値に応じて制御手段により基準レ
ベルを補正すると共に、ノッキングの有無を検出してノ
ッキング制御要因を制御する。また、比較手段より出力
されるパルスの計数値に応じて補正される基準レベルの
動きをカウンタ手段と異常判定手段とにより判別して、
ノッキング検出器の異常を検出する。
超えたときに比較手段より出力されるパルス数を計数し
て、このパルスの計数値に応じて制御手段により基準レ
ベルを補正すると共に、ノッキングの有無を検出してノ
ッキング制御要因を制御する。また、比較手段より出力
されるパルスの計数値に応じて補正される基準レベルの
動きをカウンタ手段と異常判定手段とにより判別して、
ノッキング検出器の異常を検出する。
次に本発明によるノッキング制御装置の具体的構成とそ
の作用を明らかにする為、図面に示す実施例について説
明する。第2図において、1は機関のノッキングによる
振動音等を検出するノッキング検出器、2はノッキング
検出器1の検出信号のうち所定の周波数成分のみを通過
させるフィルタ回路、5は検出信号とマイクロコンピュ
ータ6からのディジタル信号をD−A変換した抵抗ラダ
ー7の出力信号とを比較するコンパレータである。
の作用を明らかにする為、図面に示す実施例について説
明する。第2図において、1は機関のノッキングによる
振動音等を検出するノッキング検出器、2はノッキング
検出器1の検出信号のうち所定の周波数成分のみを通過
させるフィルタ回路、5は検出信号とマイクロコンピュ
ータ6からのディジタル信号をD−A変換した抵抗ラダ
ー7の出力信号とを比較するコンパレータである。
そして、前記マイクロコンピュータ6はコンパレータ5
からの判定パルスを計数し、この計数結果に応じて抵抗
ラダー7に送るデジタル信号を増減させ出力するととも
に、ノッキング検出器1の異常も判断し、イグナイタを
含む点火制御装置8に制御信号を送るものであって、中
央処理装置(CPU−)、記憶装置(ROM、RAM)
、入出力装置(I 10)などを備えている。
からの判定パルスを計数し、この計数結果に応じて抵抗
ラダー7に送るデジタル信号を増減させ出力するととも
に、ノッキング検出器1の異常も判断し、イグナイタを
含む点火制御装置8に制御信号を送るものであって、中
央処理装置(CPU−)、記憶装置(ROM、RAM)
、入出力装置(I 10)などを備えている。
フィルタ回路2はコンデンサ及び抵抗により構成され、
ノッキング検出器lからの検出信号はこのフィルタ回路
2を通過することによって高周波ならびに低周波のノイ
ズ成分が除去され、周波数8KHz付近の機関のノッキ
ング成分のみが通過する。
ノッキング検出器lからの検出信号はこのフィルタ回路
2を通過することによって高周波ならびに低周波のノイ
ズ成分が除去され、周波数8KHz付近の機関のノッキ
ング成分のみが通過する。
マイクロコンピュータ6は周知の発振回路6−2、電源
オン−リセット回路6−3.及び図示せぬ電源回路によ
り周辺回路が構成されており、機関の基準位置を示す点
火制御装置8からの点火信号(基準位置波形整形信号)
Neを割込み端子であるT■で端子に受け、この信号を
前記判定パルスの計数結果に応じて遅角補正して、出力
端子であるR0端子から演算点火時期信号(igt)と
して点火制御装置8へ出力する。
オン−リセット回路6−3.及び図示せぬ電源回路によ
り周辺回路が構成されており、機関の基準位置を示す点
火制御装置8からの点火信号(基準位置波形整形信号)
Neを割込み端子であるT■で端子に受け、この信号を
前記判定パルスの計数結果に応じて遅角補正して、出力
端子であるR0端子から演算点火時期信号(igt)と
して点火制御装置8へ出力する。
他方、マイクロコンピュータ6においては、フィルタ回
路2を通過したノッキング検出信号と、マイクロコンピ
ュータ6からのディジタル信号(8Bit)をD−A変
換する抵抗ラダー7の出力とを比較するコンパレータ5
からの出力が入力され、この比較結果は中央処理装置で
カウントして処理される。
路2を通過したノッキング検出信号と、マイクロコンピ
ュータ6からのディジタル信号(8Bit)をD−A変
換する抵抗ラダー7の出力とを比較するコンパレータ5
からの出力が入力され、この比較結果は中央処理装置で
カウントして処理される。
次に本実施例の動作について第3〜6図を参照して説明
する。第3図(1)〜(4)において、波形aとして示
される機関の回転数と負荷に応じて決定される例ば最進
角位置を示す基準位置信号は、波形整形により波形すの
ような基準位置波形整形信号Neとしてマイクロコンピ
ュータ6のT丁■端子に入力され、動作演算が行われる
。波形Cを有するノッキング検出信号は、基準位置波形
整形信号Neに対し、波形dの区間で、すなわち、上死
点後(ATDC)10’cA〜9 o’cA付近で発生
する異常燃焼ノイズを含む。
する。第3図(1)〜(4)において、波形aとして示
される機関の回転数と負荷に応じて決定される例ば最進
角位置を示す基準位置信号は、波形整形により波形すの
ような基準位置波形整形信号Neとしてマイクロコンピ
ュータ6のT丁■端子に入力され、動作演算が行われる
。波形Cを有するノッキング検出信号は、基準位置波形
整形信号Neに対し、波形dの区間で、すなわち、上死
点後(ATDC)10’cA〜9 o’cA付近で発生
する異常燃焼ノイズを含む。
第4図(11〜(4)において、上記波形dの区間で、
すなわち、ATDCIO℃A〜90’lll:Aの間ノ
ッキング検出信号(波形C)に対し、ノッキング検出信
号のほぼ中央値である基準レベルとしてのD−A変換値
eをマイクロコンピュータ6から抵抗ラダー7を経て出
力して、コンパレータ5により相互の比較を行い、波形
rの判定パルスを出力する。かくして、その判定パルス
rのカウント値に応じてD−A変換値を増減させる。
すなわち、ATDCIO℃A〜90’lll:Aの間ノ
ッキング検出信号(波形C)に対し、ノッキング検出信
号のほぼ中央値である基準レベルとしてのD−A変換値
eをマイクロコンピュータ6から抵抗ラダー7を経て出
力して、コンパレータ5により相互の比較を行い、波形
rの判定パルスを出力する。かくして、その判定パルス
rのカウント値に応じてD−A変換値を増減させる。
ここでパルスカウント値に応じて基準レベルを増減する
方法、つまりノッキング検出信号のほぼ中央値を求める
方法と、ノッキング検出器1の異常、すなわちフェイル
を検出する方法を第5図のフローチャートを用いて説明
する。
方法、つまりノッキング検出信号のほぼ中央値を求める
方法と、ノッキング検出器1の異常、すなわちフェイル
を検出する方法を第5図のフローチャートを用いて説明
する。
第5図に示すフローチャートは、判定区間終了時に、マ
イクロコンピュータ6内部で実行される演算内容を示す
。
イクロコンピュータ6内部で実行される演算内容を示す
。
第5図において、ステップ500で判定区間内にパルス
が発生したかどうかを判定する。ここでパルスが1度も
発生しなかった場合Noに分岐しステップ501へ移動
する。ステップ501では、前回出力した基準レベルv
thをΔVだけ減少させる。この基準レベルは5vを8
bit (256)分割した値を基準として表わされ
、Δ■も同様である。本実施例においてはΔ■は、19
.5 m Vとし1デジユトに相当する。
が発生したかどうかを判定する。ここでパルスが1度も
発生しなかった場合Noに分岐しステップ501へ移動
する。ステップ501では、前回出力した基準レベルv
thをΔVだけ減少させる。この基準レベルは5vを8
bit (256)分割した値を基準として表わされ
、Δ■も同様である。本実施例においてはΔ■は、19
.5 m Vとし1デジユトに相当する。
その後ステップ502へ移行し、V th、 down
カウンタをカウントアツプしてステップ503へ移行す
る。ステップ503では基準レベルvthが基準レベル
最小ガード値V th、 minより小さくないかどう
かを判定し、小さいと判定された場合、YESに分岐し
ステップ504へ移行する。
カウンタをカウントアツプしてステップ503へ移行す
る。ステップ503では基準レベルvthが基準レベル
最小ガード値V th、 minより小さくないかどう
かを判定し、小さいと判定された場合、YESに分岐し
ステップ504へ移行する。
ステップ504では、基準レベルvthを基準レベル最
小ガード値V th、 Pa1nにセットする。このよ
うに基準レベル最小ガード値Vth1winを設けるこ
とによって、基準レベルが0まで低下することによる低
速域でのノッキングの誤判定を防止するとともに、ノッ
キング検出器1の異状を判定する為のレベルとして設定
しており、従って基準レベル最小ガード値は、ノッキン
グ検出信号として発生しうる最小値よりも、若干率さい
値に設定する必要がある。本実施例においては基準レベ
ル最小ガード値を39mV(2デイジツト)に設定した
。
小ガード値V th、 Pa1nにセットする。このよ
うに基準レベル最小ガード値Vth1winを設けるこ
とによって、基準レベルが0まで低下することによる低
速域でのノッキングの誤判定を防止するとともに、ノッ
キング検出器1の異状を判定する為のレベルとして設定
しており、従って基準レベル最小ガード値は、ノッキン
グ検出信号として発生しうる最小値よりも、若干率さい
値に設定する必要がある。本実施例においては基準レベ
ル最小ガード値を39mV(2デイジツト)に設定した
。
その後ステップ505へ移行し、ステップ505では、
基準レベルvthが最小ガード値になった時にだけカウ
ントアツプするV th、 winカウンタをカウント
アツプし、ステップ506へ移行する。
基準レベルvthが最小ガード値になった時にだけカウ
ントアツプするV th、 winカウンタをカウント
アツプし、ステップ506へ移行する。
ステップ503で基準レベルvthが最小ガード値V
th、 minより大きい場合はNoに分岐しステップ
506へ移行する。
th、 minより大きい場合はNoに分岐しステップ
506へ移行する。
ステップ506ではVth、 downカウンタが、あ
らかじめ設定された値K(例えば32)より大きいかど
うか判定し、大きいと判定された場合YESに分岐しス
テップ509へ移行する。ステップ509では基準レベ
ルvthを基準レベル最小ガード値VLh、 winに
設定する。その後ステップ510へ移行する。
らかじめ設定された値K(例えば32)より大きいかど
うか判定し、大きいと判定された場合YESに分岐しス
テップ509へ移行する。ステップ509では基準レベ
ルvthを基準レベル最小ガード値VLh、 winに
設定する。その後ステップ510へ移行する。
ステップ510ではVth、 winカウンタが、あら
かじめ設定された値Nより大きいかどうか判定し、小さ
い場合はNoに分岐し復帰する。大きい場合はYESに
分岐しステップ508へ移行する。
かじめ設定された値Nより大きいかどうか判定し、小さ
い場合はNoに分岐し復帰する。大きい場合はYESに
分岐しステップ508へ移行する。
ステップ508ではフェイルフラグをONLで復帰する
。
。
ステップ506でV th、 downカウンタが定数
により小さいと判定された場合はステップ507へ移行
し、V th、 winカウンタがあらかじめ設定され
た値Mより大きいかどうかを判定し、小さい場合はNO
に分岐して復帰する。大きい場合はYESに分岐しステ
ップ508へ移行し、フェイルフラグをONする。
により小さいと判定された場合はステップ507へ移行
し、V th、 winカウンタがあらかじめ設定され
た値Mより大きいかどうかを判定し、小さい場合はNO
に分岐して復帰する。大きい場合はYESに分岐しステ
ップ508へ移行し、フェイルフラグをONする。
以上説明した、各々の定数に−M−Nについて説明する
。先ず定数には、基準レベルvthが何点火連続して減
少したかを判定する為に設定された値で、ノッキング検
出器lの信号が正常な時の定常状態において発生しうる
基準レベルvthが連続して減少する回転より大きな値
に設定する(例えば32点火)。
。先ず定数には、基準レベルvthが何点火連続して減
少したかを判定する為に設定された値で、ノッキング検
出器lの信号が正常な時の定常状態において発生しうる
基準レベルvthが連続して減少する回転より大きな値
に設定する(例えば32点火)。
次に、定数Nは、基準レベルvthが連続的に低下し、
その後、基準レベルvthを最小値Vth、 ll1i
nに設定し、それが何点火継続したかを判定し、フェイ
ルを検出する為のデイレイに相当する(例えば8点火)
。
その後、基準レベルvthを最小値Vth、 ll1i
nに設定し、それが何点火継続したかを判定し、フェイ
ルを検出する為のデイレイに相当する(例えば8点火)
。
次に、定数Mは、基準レベルvthが連続的に低下する
ことなく最小値V th、 minになった場合に最小
値V th、 1lIinの状態が何点火継続したかを
判定し、フェイルを検出する為の値であり、定数Nと同
様にデイレイに相当する。定数Mは、定数にとNを加え
た点火数と同じ値がよい(例えば40点火)。
ことなく最小値V th、 minになった場合に最小
値V th、 1lIinの状態が何点火継続したかを
判定し、フェイルを検出する為の値であり、定数Nと同
様にデイレイに相当する。定数Mは、定数にとNを加え
た点火数と同じ値がよい(例えば40点火)。
以上説明したように、基準レベルvthの動きよりノッ
キング検出器1の異常を検出することができる。
キング検出器1の異常を検出することができる。
次に、ステップ500で、判定区間内にパルスが発生し
た場合は、YESの方に分岐し、ステップ511へ進む
。ステップ511で、判定区間内に発生したパルスの数
が“l”の時は、基準レベルvthを保持する為にYE
Sに分岐しステップ503へ移行する。ステップ503
以後は前述のとおり演算処理が行われる。
た場合は、YESの方に分岐し、ステップ511へ進む
。ステップ511で、判定区間内に発生したパルスの数
が“l”の時は、基準レベルvthを保持する為にYE
Sに分岐しステップ503へ移行する。ステップ503
以後は前述のとおり演算処理が行われる。
ステップ511でパルス数“2”以上の場合は、基準レ
ベルvthをΔ■だけ増加させる。その後、ステップ5
13へ移行する。
ベルvthをΔ■だけ増加させる。その後、ステップ5
13へ移行する。
ステップ513では基準レベルvthが基準レベルの最
大値V th、 waxより大きいかどうかを判定し、
小さい場合はNoに分岐しステップ515へ移行する。
大値V th、 waxより大きいかどうかを判定し、
小さい場合はNoに分岐しステップ515へ移行する。
又大きい場合はYESに分岐してステップ514へ移行
する。
する。
ステップ514では、基準レベルvthを最大値Vth
、 1lIaxの値にセットする。その後ステ・7プ5
15へ移行する。ステップ515では、Vth、 l1
linカウンタをクリアし、ステップ516へ移行する
。
、 1lIaxの値にセットする。その後ステ・7プ5
15へ移行する。ステップ515では、Vth、 l1
linカウンタをクリアし、ステップ516へ移行する
。
ステップ516ではV−th、 downカウンタをク
リアして復帰する。
リアして復帰する。
以上説明した通り、基準レベルvthを判定区間に発生
したパルスの数に応じて作成し、その基準レベルvth
の動きからノッキング検出器1の異常を判定することが
できる。
したパルスの数に応じて作成し、その基準レベルvth
の動きからノッキング検出器1の異常を判定することが
できる。
次にノッキングの検出方法と、点火時期の制御について
説明する。ノッキングの判定は、判定区間内に発生した
、パルス数が所定値(例えば20パルス)より大きいか
小さいかで判定し、所定値より大きい場合はノッキング
と判定する。ノッキングと判定された場合、点火時期を
所定値(例えば1℃A)だけ遅角させ、進角タイマをク
リアする。その後、ノッキングが所定時間(例えば0.
4sec)発生しなかった場合は、所定値(例えば1℃
A)だけ進角させる。このようなノッキングの有無に応
じて点火時期を進遅角させることによって、ノック音を
目標とする音に制御することができる。
説明する。ノッキングの判定は、判定区間内に発生した
、パルス数が所定値(例えば20パルス)より大きいか
小さいかで判定し、所定値より大きい場合はノッキング
と判定する。ノッキングと判定された場合、点火時期を
所定値(例えば1℃A)だけ遅角させ、進角タイマをク
リアする。その後、ノッキングが所定時間(例えば0.
4sec)発生しなかった場合は、所定値(例えば1℃
A)だけ進角させる。このようなノッキングの有無に応
じて点火時期を進遅角させることによって、ノック音を
目標とする音に制御することができる。
次に本実施例の概略ロジックを第6図fl)〜(6)に
示す。第6図において、前記Ne信号(6−1)に対し
その立ち上がり、立ち下がりからダウンカウント(6−
3)、(6−2)を行い、ノッキング量に応じた所定角
度だけ遅角した通電時間1点火時期を示す演算信号ig
t (6−4)を得る。
示す。第6図において、前記Ne信号(6−1)に対し
その立ち上がり、立ち下がりからダウンカウント(6−
3)、(6−2)を行い、ノッキング量に応じた所定角
度だけ遅角した通電時間1点火時期を示す演算信号ig
t (6−4)を得る。
この演算信号igtにより実点火が行われる。また、点
火後タイマーにより所定角度マスキング(6−6)を行
う。このマスキング区間(6−6)中にマイクロコンピ
ュータ6は点火時期等を演算する。そして、マスク後、
判定区間(6−7)の間、前記パルス数に応じた基準レ
ベルを越えたノック検出信号に応じて出力するパルス数
を計数する。
火後タイマーにより所定角度マスキング(6−6)を行
う。このマスキング区間(6−6)中にマイクロコンピ
ュータ6は点火時期等を演算する。そして、マスク後、
判定区間(6−7)の間、前記パルス数に応じた基準レ
ベルを越えたノック検出信号に応じて出力するパルス数
を計数する。
その後、パルス数に応じて、上述のようなノッキングを
判定し、遅角量が決定され、また、上述のように基準レ
ベルを更新するとともに、ノッキング検出器1の異常を
検出する(6−8)。なお、すべての動作はオーバーフ
ローで初期化されるタイマー(6−5)により制御され
る。
判定し、遅角量が決定され、また、上述のように基準レ
ベルを更新するとともに、ノッキング検出器1の異常を
検出する(6−8)。なお、すべての動作はオーバーフ
ローで初期化されるタイマー(6−5)により制御され
る。
以上説明したように、本発明によれば、ノッキング検出
器から出力される信号波形のピーク値とその持続時間及
び発生タイミングにノッキング検出に必要な情報が担わ
れていることを利用し、前述の従来技術のように直接A
−D変換したり、フェイル検出用の増幅回路を必要とせ
ず、特に比較手段を用い、所定の判定区間にてノッキン
グ検出信号の波形が基準レベルを越えた時に出力される
パルス数を計数して、このパルスの計数値1こ応じて基
準レベルを補正すると共に、ノッキングの有無を検出し
てノッキング制御要因を制御することによって目標とす
るノック音に制御することができるという優れた効果が
ある。
器から出力される信号波形のピーク値とその持続時間及
び発生タイミングにノッキング検出に必要な情報が担わ
れていることを利用し、前述の従来技術のように直接A
−D変換したり、フェイル検出用の増幅回路を必要とせ
ず、特に比較手段を用い、所定の判定区間にてノッキン
グ検出信号の波形が基準レベルを越えた時に出力される
パルス数を計数して、このパルスの計数値1こ応じて基
準レベルを補正すると共に、ノッキングの有無を検出し
てノッキング制御要因を制御することによって目標とす
るノック音に制御することができるという優れた効果が
ある。
また、前記パルスの計数値に応じて補正される基準レベ
ルの動きからノッキング検出器の異状も検出することが
できるという優れた効果がある。
ルの動きからノッキング検出器の異状も検出することが
できるという優れた効果がある。
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明装置
の一実施例を示す電気回路図、第3図及び第4図は第2
図図示装置における主要部分の信号波形図、第5図は第
2図図示装置における基準レベルの補正、及びフェイル
検出をする為の演算を示すフローチャート、第6図は第
2図図示装置の動作説明に供する為のタイミングチャー
ト、第7図はアナログ技術を用いたノッキング検出方式
の従来技術を示すブロック図である。 1・・・ノッキング検出器、2・・・フィルタ回路2,
5・・・コンパレーク、6・・・マイクロコンピュータ
、7・・・抵抗ラダー、8・・・点火制御装置。
の一実施例を示す電気回路図、第3図及び第4図は第2
図図示装置における主要部分の信号波形図、第5図は第
2図図示装置における基準レベルの補正、及びフェイル
検出をする為の演算を示すフローチャート、第6図は第
2図図示装置の動作説明に供する為のタイミングチャー
ト、第7図はアナログ技術を用いたノッキング検出方式
の従来技術を示すブロック図である。 1・・・ノッキング検出器、2・・・フィルタ回路2,
5・・・コンパレーク、6・・・マイクロコンピュータ
、7・・・抵抗ラダー、8・・・点火制御装置。
Claims (3)
- (1)内燃機関に発生するノッキングを検出し、そのノ
ッキング検出状態に応じて点火時期等のノッキング制御
要因を補正する内燃機関用ノッキング制御装置において
、 ノッキング検出器からのノッキング検出信号のうちノッ
キング周波数成分のみを通過せしめるフィルタ手段と、 このフィルタ手段を通過したノッキング検出信号がその
一方の入力に与えられ、他方の入力には基準レベルを表
すデジタル出力信号から変換されたアナログ信号が与え
られる比較手段と、 この比較手段から出力されるパルスを入力してその数を
計数し、この計数結果に応じて前記基準レベルを表わす
デジタル出力信号を増減すると共に、前記計数結果より
ノッキング状態の判定を行い、このノッキング判定結果
に応じて前記ノッキング制御要因の値を補正する制御手
段と、 前記基準レベルが、所定値と同一の値で何点火連続して
出力されたかを計数するカウンタ手段と、このカウンタ
手段の値が所定以上の時前記ノッキング検出器の異常と
判定する異常判定手段とを備える内燃機関用ノッキング
制御装置。 - (2)前記カウンタ手段により点火回数を計数する条件
である基準レベルの所定値は、前記ノッキング検出器の
出力信号として発生し得る最小値よりも若干小さい値に
設定した基準レベル最小ガード値である特許請求の範囲
第1項記載の内燃機関用ノッキング制御装置。 - (3)前記基準レベルが所定回数連続して減少するとこ
の基準レベルが前記所定値に設定される特許請求の範囲
第1項又は第2項記載の内燃機関用ノッキング制御装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14782086A JPS635170A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 内燃機関用ノツキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14782086A JPS635170A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 内燃機関用ノツキング制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS635170A true JPS635170A (ja) | 1988-01-11 |
Family
ID=15438965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14782086A Pending JPS635170A (ja) | 1986-06-24 | 1986-06-24 | 内燃機関用ノツキング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS635170A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4981124A (en) * | 1989-01-20 | 1991-01-01 | Sellner Hans Joachim | Method of operating a knock-controlled internal combustion engine |
JPH05215006A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-24 | Honda Motor Co Ltd | ノッキング制御装置 |
-
1986
- 1986-06-24 JP JP14782086A patent/JPS635170A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4981124A (en) * | 1989-01-20 | 1991-01-01 | Sellner Hans Joachim | Method of operating a knock-controlled internal combustion engine |
JPH05215006A (ja) * | 1992-02-04 | 1993-08-24 | Honda Motor Co Ltd | ノッキング制御装置 |
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