JPS63503442A - 使い捨てフィルタ−のねじり装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 使い捨てフィルターのねじり装着装置 技術分野 本発明は一般的に使い捨てフィルターのねじり装着袋＠（ｔｗｉｓｔ）に関し、 更に詳しくは、ねじりロックコネクタ装置とフィルター要素を収容したハウジン グとの間の相互連結に関する。

背景技術 使い捨てフィルターの回転装着装Ｍ　（ｓｐ　ｉ　ｎ）は、例えばエンジン及び トランスミッションの潤滑システム、エンジン燃料システム、油圧システム等の 流体システムからの廃棄物を濾過するために通常使用される。このようなフィル ターは通常深絞りされた比較的薄い円筒状金属ハウジング中に収容されたフィル ター要素と、一般的に圧延ロック接合によりハウジングの開口端部に接合された 打抜金属カバープレートとを含んでいる。取り付はベースのねじ付きスタッドに フィルターをねじ込むために、カバープレートには中央ねじ付き開口部が設けら れている。流体をハウジング中に設けられたフィルター要素を通して案内するた めに、カバープレート中にはねじ付き開口部から半径方向外側にいくつかの開口 が設けられている。カバープレート中に設けられた開口の半径方向外側でカバー プレートに取り付けられている環状ガスケットは、フィルターと取り付はベース との間の外部シールとして作用する。

フィルターの回転装着装置は、実質上システム圧力に晒される圧力容器である。

現在入手可能なフィルターの回転装着装置に関連した問題の１つは、カバープレ ート中に設けられた開口（穴）の外側にシールを取り付けるとフィルター中に作 用する力の大きな不均衡を生じさせ、カバープレートと反対のハウジングの端部 に比較的大きな力が作用することである。例えば、代用的なシステム油圧におけ る直径８〜１２ＩＪのフィルターでは、約１゜００Ｋｇの力がハウジングの端部 に加わる。この力はカバープレートと取り付はベーススタッドとの間の中央ねじ 付き結合のみによって抵抗される。いくつかの応用においては、ハウジングの端 部に作用する力はフィルターを軸方向に伸長させるのに十分に大きく、カバープ レートを変形させ、ガスケットを通してリークが起こることになる。他の応用に おいては、圧延ロック接合が広がってしまうことになる。

カバープレートを強い物質から形成し、カバープレートの厚さを増加し、更にカ バープレートに補強リブを追加することによるカバープレートを強化するための 多くの試みがなされた。これらの試みのうちのいくつかは新型の圧延ロック接合 を含んでいる。既存フィルターに対するこのような変更はいくぶん有効ではある が、主な不利益はこのような全ての変更がフィルターの組立コストを増加させ、 このコストが高い値段となって顧客に転嫁されることである。

本発明は上述した問題の１つあるいは複数を解決することを目的とする。

発明の開示 本発明の１つの側面においては、使い捨てフィルターのねじり装着装置は両端部 と一端部に開口部を有する概略円筒状ハウジング具備している。ねじりロックコ ネクタ手段は、ハウジングの開口部を通して伸長する伸長部と開口部近傍でハウ ジングの内側に当接する一般的に半径方向外側に伸長する環状ショルダーとを有 する第１部材と、第１部材の伸長部に取り付けられ開口部近傍でハウジングの外 側に当接する第２部材とを含んでいる。ねじりロックコネクタとハウジングとの 間を密閉するための手段が設けられている。ねじりロックコネクタ手段の第１部 材とハウジングの他端部との間にフィルター要素が配置されている。

本発明はフィルターの端部に作用する不均衡力を数百ボンドに減少するように構 成された使い捨てフィルターの改良されたねじり装着装置を提供する。これによ りフィルターを取り付はベースに取付けるためのコネクタ手段により安価な材料 を使用することが可能となり、コネクタ手段をハウジングに相互連結するステッ プを顕著に簡素化することができる。このどちらも現在のフィルターの回転装着 装置に比較してフィルターの製造コストを顕著に減少させる。

図面の簡単な説明 第１図は本発明実施態様の断面図； 第２図は第１図に示した実施態様の端面図である。

発明を実施するための最良の態様 使い捨てフィルター１０のねじり装着装置（ｔｗｉＳｔ）は、ハウジング１１と 、ねじりロックコネクタ手段１２と、コネクタ手段１２とハウジング１１との間 をシールするための手段１３と、ハウジング１１中に配置されたフィルター要素 １４とを含んでいる。

ハウジングは両端部１６．１７を有する概略円筒状容器であり、端部１６には開 口部１８が形成されている。

ハウジング１１は第１及び第２円筒状部材１９．２１と、第１及び第２部材１９ ．２１を実質上端部対端部関係で接合するオーバーラツプ接合部２２とを含んで いる。オーバーラツプ接合部は第１部材１９に設けられている拡大部分２３を含 んでおり、第２部材２１の端部が拡大部分中に挿入されている。本実施態様にお いては両部材はレーザ溶接により密封可能に接合されている。しかし、２つの部 材を接合するのに他の適当なプロセスも採用することができる。第１及び第２部 ｌ１１１９．２１は例えば鋼あるいは他の適当な金属物質から打抜き又は引抜き により形成された一般的に薄い壁部を有する構造である。

ねじりロックコネクタ手段１２は第１及び第２部材２６．２７を含んでいる。第 １部材２６はハウジング１１中に部分的に配置されており、ハウジング１１の第 １円筒状部材１９中に形成された開口部１８に突出している伸長部分２８と、開 口部１８近傍でハウジング１１の内部表面と当接する一般的に半径方向外側に伸 長した環状ショルダー２９とを有している。第１部材２６は更に一対の同心状ボ ア３１．３２と、ボア中に形成された一対の環状溝３３．３４と、ボア３１から 第１部材２６の外部表面に伸長している半径方向に伸長した複数の通路３６と、 軸方向伸長部分３７とを有している。第１及び第２弾性環状シール３８．３９が それぞれ環状溝３３．３４中に装着されている。

ねじりロックコネクタ手段１２の第２部材２７はボア４１と、互いに円周方向に 離間され半径方向外側に伸長した複数のラグ４２とを有している。第１部材２６ の伸長部分２８がボア４１中に伸長し第２部材２７に固着されている。この実施 態様においては第１及び第２部材２６．２７は化学接合剤により互いに接合され ている。しかし、２つの部材を締結する他の方法も採用可能である。

第２部材２７は開口部１８近傍でハウジング１１の第１部材１９の外部表面に当 接しており、この構成により開口部近傍のハウジングの部分が環状ショ″ルダー ２９と第２部材２７との間にトラップされる。本実ｍ態様の第１及び第２部材は プラスチックから形成されているが、他の適当な物質からも製造可能である。

密封手段１３は第１部材２６の環状ショルダー２９とハウジング１１の内部表面 との間に配置された環状弾性シール４３である。

本実流態様のフィルター要素１４は中央通路４４を有するひだ付き紙フィルター である。第１部材２６の軸方向伸長部３７は中央通路４４中に伸長し密封可能に 連結されている。フィルター要素１４はハウジング１１の端部１７に当接するプ ラグ４６を他端部に含んでいる。

産業上の利用可能性 使い捨てフィルター１０のねじり装着装置は、最初ねじりロックコネクタ手段１ ２の第１部材２６をフィルター要素１４に密閉可能に結合することにより組立て られる。環状シール４３が第１部材２６の環状ショルダー２９上に位置付けされ 、フィルター要素、第１部材及びシールの結合体が、伸長部分２８がハウジング の開口部１８中に突出するようにハウジング１１の第１円筒状部材１９中に挿入 される。ハウジングの第２円筒状部材２１は、端部１７がフィルター要素１４に 当接するように第１部材１９の拡大部分２３中に挿入される。環状シール４３を 圧縮するために、円筒状部材２１に充分な力が加えられる。次いで拡大部分２３ は第２部材にレーザ溶接され、オーバーラツプ接合部２２を形成する。適当な化 学接合剤が第１部材２６の伸長部分２８及び／又は第２部材２７のボア４１に適 用され、次いで第２部材がハウジング１１に接触するように伸長部分２８上に置 かれる。

化学接着剤が硬化するまで第２部材はその場所に保持される。

上述したように本発明の構造によれば、従来公知の及び／又は軽量物質を利用す ることによりフィルターの製造コストを顕著に減少した使い捨てフィルターの改 良されたねじり装着装置が提供されることは明らかである。

更に、フィルターに作用する力の不均衡が最小にされ、それによりフィルターを 軸方向に引伸ばそうとする力が最小にされる。

本発明の他の側面、目的及び利点は図面の簡単な説明及び添附請求の範囲を研究 することにより得ることができる。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．両端部（１６，１７）を有し一端部（１６）に開口部（１８）の形成された 概略円筒形状ハウジング（１１）と；ハウジング（１１）中の開口部（１８）を 通して突出した伸長部分（２８）と開口部（１８）近傍でハウジング（１１）の 内部表面に当接し概略半径方向外側に伸長した環状ショルダー（２９）とを有す る第１部材（２６）と、第１部材（２６）の伸長部分（２８）に取り付けられ開 口部（１８）近傍でハウジング（１１）の外側表面に当接する第２部材（２７） とを含むねじりロックコネクタ手段（１２）と； ねじりロックコネクタ手段（１２）とハウジング（１１）との間を密封する手段 （１３）と； ねじりロックコネクタ手段（１２）の第１部材（２６）とハウジング（１１）の 他端部（１７）との間に配置されたフィルター要素（１４）とを具備したことを 特徴とする使い捨てフィルター（１０）のねじり装着装置。 ２．前記密封手段（１３）は環状ショルダー（２９）とハウジング（１１）との 間に配置された環状シール（４３）を含む請求の範囲第１項記載の使い捨てフィ ルター（１０）のねじり装着装置。 ３．第２部材（２７）は円筒状ボア（４１）を有しており、前記伸長部分（２８ ）はボア（４１）中に伸長し第２部材（２７）に接着されている請求の範囲第１ 項記載の使い捨てフィルター（１０）のねじり装着装置。 ４．前記伸長部分（２８）は第２部材（２７）に化学接合されている請求の範囲 第３項記載の使い捨てフィルター（１０）のねじり装着装置。 ５．第１及び第２部材（２６，２７）はプラスチック物質から形成されている請 求の範囲第３項記載の使い捨てフィルター（１０）のねじり装着装置。 ６．前記第２部材（２７）は円周方向に離間された半径方向外側に伸長する複数 のラグ（４２）を含んでいる請求の範囲第１項記載の使い捨てフィルター（１０ ）のねじり装着装置。 ７．前記ハウジング（１１）は第１及び第２部材（１９，２１）と、両部材を端 部対端部関係で接合するオーバーラップ接合部（２２）とを含む請求の範囲第１ 項記載の使い捨てフィルター（１０）のねじり装着装置。 ８．ハウジング（１１）の第１及び第２部材（１９，２１）はレーザ溶接により 接合されている請求の範囲第７項記載の使い捨てフィルター（１０）のねじり装 着装置。