JPS63503366A - 受動的薬剤放出システム - Google Patents

受動的薬剤放出システム

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JPS63503366A
JPS63503366A JP62503540A JP50354087A JPS63503366A JP S63503366 A JPS63503366 A JP S63503366A JP 62503540 A JP62503540 A JP 62503540A JP 50354087 A JP50354087 A JP 50354087A JP S63503366 A JPS63503366 A JP S63503366A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 受動的薬剤放出システム 本発明は、本出願に開示されているがしかし特許請求していない主題を特許請求 している以下の三出願と同時に出願されている。“指向された流路のための煙突 を備えた有益な剤チャンバーを含んでいる薬剤放出装置”と題するブライアン、 ディー、ズデブらの米国特許出願筒868.826号、“異なる薬剤濃度を有す る液体流出層を発生ずる薬剤放出装置”と題するトーマス、ジェイ、ローザ−ら の米国特許出願筒868,828号、および“ピストン状注射部位を有する薬剤 放出装置”と題するスチューブン、シー、ジエプソンらの米国特許出願筒868 ,825号。
本発所Ω且五分■ 本発明は、有益な薬剤の患者への放出に関し、そしてさらに詳しくは安全にして 効果的な態様で患者の静脈系への有益な剤の受動的放出に関する。
本命皿■■旦 多数の薬剤は患者へ静脈内投与される前に希釈液と混合される。
希釈液は例えばデキストロ−′ス熔液、食塩水または水でさえあり得る。多くの そのような薬剤は粉末形で供給され、そしてガラスバイアルまたはアンプル中に 包装される。化学療法に使用されるもののような他の薬剤は液状でガラスバイア ルまたはアンプル中に包装される。
粉末薬剤は、注射器が液を混合のためバイアル中へ注入するために使用され、最 終的には混合された溶液をバイアルから吸入する、注射器を使用して良く知られ た態様で復元することができる。薬剤が患者へ放出筒希釈されなければならない 時、該薬剤はそれが復元された後希釈液容器へしばしば注入され、その時読容器 は患者へ放出のための投与セントへ接続されることができる。さらに詳しくは、 希釈液はガラスびん、またはイリノイ州ディヤフィールドのトラベノール、ラボ ラトリーズ、インコーホレイテッドによってミニバッグおよびバイアフレックス なる名称で販売されているような可撓性プラスチックバッグ中にしばしば包装さ れる。これら容器、容器中味を容器から患者へ放出する投与セントへ接続するた めの投与ポートを持っている。薬剤は典型的には容器上の注射部位を通って添加 される。
薬剤は種々の理由で希釈液とは別々に包装される。最も重要な理由の一つは、多 数の薬剤は希釈液と混合した時その化学的および物理的安定性を保ち得す、その ためどんな実質的時間期間も貯蔵できないことである。また、薬剤を製造する多 数の会社が静脈内放出のための容器に入った医療液を提供する事業を行っていな いため、およびその反対のため、薬剤がしばしば希釈液とは別々に包装される。
それ故、医師、看護婦、薬剤師または他の医療人は薬剤と希釈液を混合しなけれ ばならない。これは多数の問題を提起する。復元操作は時間を消費し、そして無 菌技術を必要とする。オペレーターは開始前適切な希釈剤および注射器を準備し なければならない。しばしば粉末薬剤はバイアルの底でケーキ化する。このため 液体が注射器からバイアル中へ注射される時、液体と粉末薬剤との間の接触表面 積は当初全(小さいことがあり、そのため混合操作をさらに時腓消費にする。限 られたバイアル容積のため、希釈液中の増加して行く薬剤濃度は復元プロセスを 終了することを困難にする。オペレーターは反復して溶液をバイアル中へ注射し 、混合しそして吸引することによってこれを解決することを試み得るが、しかし これは余分の注射と注射器の運動を必要とし、汚染の可能性を増加させる。また 、薬剤および/または液体の全部をバイアルの外へ出すことが時々困鉗であり、 このため復元操作を実施するのに要する時間を増加させる。
復元操作は好ましくは無菌状態で実施されなければならない。そのような要求は オペレーターを正当にさらに注意深くさせ、そして−眉時間を消費することに加 え、無菌状態はしばしば維持するのが困難である。ある場合には、その下で復元 操作が実施される層流フードを必要とすることがある。
化学療法剤のようなある薬剤は有毒である。復元中オペレーターの薬剤への曝露 は、もしオペレーターがそのような薬剤を毎日作業し、それらへ繰り返して曝露 されれば危険となり得る。
他の問題は、復元操作がどの容器がどの薬剤を収容しているかについて混乱の源 を提供することである。希釈液容器は、それへ注射された薬剤と、それが放出さ れなければならない患者の名前とをマークされなければならない。
薬剤が復元されそして注射筒中へ吸入された時、薬剤はある場合には患者の静脈 系へ直ちに注射されることができる。しかしながらもっと典型的には、復元され た薬剤は、注射器から、静脈内投与セントへの接続のため、上で論じたように大 きい溶液容器へ注入される。これはしばしば注射器中の復元された薬剤が針が皮 膚を刺す注射部位近くの患者の静脈内に局所毒性を発生するほどなお高い濃度に あるためである。これは医学的に有害である重い静脈刺激を発生し得る。加えて 、投薬の適正投与量が注射器に入っているけれども、患者の血流中への即時注射 は、患者の全体血液流中の薬剤濃度レベルが危険なほど高い全身毒性の状態を発 生し得る。
注射器から患者へ直接注射しないなお他の理由の一つは、それは患者にとって痛 いそして感染に対して他の機会を提供する余分の注射部位を患者に発生させるこ とである。
これらの理由のため、復元された薬剤はもっと典型的には希釈液容器中へ注射さ れる。
患者は、典型的には例えば11容器のような大容積非経口容器から、トラベノー ル、ラボラトリーズから販売されている。C0NTINU−PLO投与セットの ような投与セントを通って放出される、デキストロースまたは食塩溶液を投与さ れることができる。もし復元薬剤が大容量非経口容器中へ注射されるならば、薬 剤の放出は通常長過ぎる時間にわたって放出されるであろう。しばしば、これら 大容量流体は非常に遅い流量で放出される。
さらに典型的には、復元した薬剤は、トラベノール、ラボラトリーズによって販 売されている50減容器のような、小容量非経口容器中へ注射される。このミニ バッグ容器は大容量非経口容器よりも高い高度に吊され、そして二次的な投与セ ットによって一次的投与セット上の注射部位へ接続される。それはより高い高度 に維持されの流体がもう一度流れ始める。
閉鎖した復元放出システムが、すべて本発明の譲受人へ譲渡された米国特許隘4 ,410,321; 4,411,662; 4,432,755および4,4 58゜733に開示されている。そこに示されているように、容器は薬剤および 希釈液を別々のコンパートメント中に含み、それらは薬剤が患者へ放出される前 に閉鎖系内において復元される。典型的には、該容器は、上で論じた小容量非経 口容器を持ったような一次投与セントの他端において接続された投与セットへ接 続される。これら特許に示された容器は、注射器復元に関連する問題の多くを解 決する。
しかしながらこの製品は、看護婦または他のオペレーターが流体を容器から放出 する前に実施しなければならない一連の復元ステップを必要とする。
オペレーターによる復元ステップを必要としない態様で薬剤または他の有益な剤 の放出が、カリフォルニア州パロアルトのアルザ、コーポレイションヘ譲渡され た米国特許隘4,424,056 ; 4.432,756i4,439,18 3 ; 4,474,574; 4,479,793; 4,479,794お よびカナダ特許ffi 1,173,795に示されている。これら特許に開示 されているように、薬剤のような有益な剤を投与するためのフォーミュレーショ ン室をその中に有する非経口放出システムが開示されている。このシステムは、 例えば大容量非経口容器から、薬剤がその中にあるフォーミュレーション室を含 んでいる投与セットを通って流れる流体によって薬剤の復元を提供することにお いて有利である。このシステムは前記した時間を消費する復元操作の必要性を排 除することを意図し、そして復元操作に関連する問題を排除するように見える。
他の受動的復元システムがスウェニデンのアクチェボラゲント、ハラスルのヨー ロッパ特許Nu 0059694に開示されている。
薬剤をインラインで、すなわち投与セット中で放出するためのなお他の器具が、 スイスのチバ、ガイギー、アーゲーへ譲渡されたオーストラリア特許1& 15 762/83および対応するヨーロッパ特許患0100296に開示されている 。この器具は薬剤を保持し、そして液体が患者へ流れる一般方向と実質上反対方 向に液体が通過するセクションを含んでいる。
看護婦または他のオペレーターによる人手による復元なしに、インラインの薬剤 復元を提供しようとするなお他のシステムが、インディアナ川インディアナポリ スのイライ、リリー、アンド、カンパニー−・譲渡された米国特許1k 4,4 65,471に示されている。この特許は投与セy I・自体中のソケットのた めの構造を開示する。復元し患者へ放出すべき薬剤を収容した別のカートリッジ が該容器中へ詰められる。液体が薬剤の復元およびその後カートリッジおよび容 器から出て思考へ放出のためにカートリッジへ侵入する時、流体の一部または大 部分は投与セントを通って流れ続け、カートリッジを完全にバイパスする。
イライ、リリー、アンド、カンパニーのヨーロッパ特許出願公告第014631 0号は、静脈投与セットと薬剤バイアルとを含み、薬剤を復元するためにバイア ル真空を利用する薬剤復元のためのシステムに関する。
アカーズらの米国特許第4 、534 、758号は各種のバルブを備えた比較 的複雑な薬剤放出システムを開示する。容器からの液体が薬剤バイアル中へ放出 される時、バイアルは以前は乾燥した薬剤をE渇するために十分な時間かきまぜ られる。
カリフォルニア州号ンディエゴのアイバンク、コーポレイションへ譲渡されたミ ラードらの米国特許第4.58L614号は薬剤バイアルから静脈内投与セント を通って患者へあらかじめ復元した薬剤を放出するためのセレクターバルブを開 示する。
上に記載したすべての発表は、時間を消費する復元操作およびそれに関連する問 題への解決法に向けられている。提案された解決法の大部分において、薬剤の放 出は受動的であること、すなわち一旦薬剤が投与セット中へ入れられれば、人手 による復元ステップは必要としないことが意図されている。これら発表中に開示 された試みらちれた解決法の他の共通な特徴は、薬剤の放出が投与セントを通り そして患者への流体流量とは実質上無関係な態様で可能であることが意図されて いることである。別ないい方をすれば、これらシステムは薬剤のある投与量をあ らかじめ選択した時間内に広範囲の流体流量内で放出するように設計されている 。流量に無関係を薬剤の放出は、それが薬剤および投与量によって変化するけれ ども、典型的には約20ないし30分である治療上許容し得る時間内に必要な投 与量が放出されることを確実にするため好ましい。
薬剤および他の有益な剤の放出を流量と無関係にすることにより、システムは、 たとえ流量が看護婦または他のオペレーターによって過度に高くセントされても 薬剤が過度に速く放出されないことを確実にし、上で論じた全身毒性の問題を防 止する。
米国特許隅4,424,056 、 4,479.793 iおよび4,479 ,794のような文献のあるものは、やはり剤を混合しそして患者へ放出するた めの投与セント中にインラインに配置された有益な剤を有し、剤の放出は流体の 与えられた容積で実施することができるシステムに向けられている。また、流体 流を制御する弁は、剤を流体流に依存できる態様で放出するように人手で作動す ることができる。
少なくとも上で論した自動復元タイプのシステム(すなわち、別のかきまぜまた は混合ステップを必要をしないもの)は、患者へ放出される液体中の有益な剤の 濃度が低い流量において高くなり過ぎる可能性を蒙る。これは体内への導入点近 くにおいて患者へ局所毒性を発生する。この問題は、本発明の譲受人へ譲渡され たトーツス、イー、ニードハムらの1984年12月3日に出願された“局所お よび全身毒性を防止する薬剤放出装置”と題する米国特許出願第72L 999 号に開示された発明によって解決される。有益な剤の受動的混合および患者への 放出の問題に対する他の解決法は、やはり本発明の譲受人へ譲渡された1984 年12月3日に出願された、ブライアン、ズデブらの“有益な剤と希釈液との受 動的混合を可能とするハウジングと題する米国特許出願第721,991号に記 載されている。該出願中には、患者へ有益な剤を放出するためのいくつかのハウ ジング構造が開示されている。典型的には、ハウジングは医療用液体投与セント にインラインに配置されたソケットと、そして有益な剤を含んでいる別体のカー トリッジを含んでいる。カートリ7ジは患者へ有益な剤を放出しようと望む時ソ ケットへ差し込まれる。
看護婦または他のオペレーターによる積極的復元は必要としない。
その代わり、一旦カートリッジがソケットへ差し込まれると、投与セットを通っ て医療用液体源から流れる液体はソケ−/ トおよび薬剤含有カートリッジ中へ 流入し、薬剤を復元する。その中に薬剤をもった/8液はソケットから投与セッ トを下流へ患者の静脈系へ流れる。
外部環境と連通を少しも必要としない、有益な薬剤の受動的混合および患者への 放出に適した投与セントを持つことが望ましいであろう。
容易に製作することができ、そしてそれへカートリッジの取付けを簡単にそして 効果的に許容する投与セント中のソケットの構造を持つことが望ましいであろう 。ソケットへ流入する液体がカートリッジをバイパスする漏れなしにカートリッ ジを通って流れることを確実にするソケットを提供することが望ましいであろう 。
刺通し得る部位の不注意な除去の可能性なしに単一のソケットに複数のカートリ ッジの反復使用の間1本以上のカニユーレの反復挿入および除去に耐えることが できる改良された刺通部位を含んでいるソケットを提供することが望ましいであ ろう。
コストが安く、製作が容易で、ソケット上の簡単な速いそして適切な整列装着を 提供する設計の有益な剤を収容するカートリッジを持つことが望ましいであろう 。
与えられたカートリッジデザインについて、患者へ向かって下流へカートリッジ を流出する液体のあらかじめ選定した薬剤濃度を変えることが望ましいであろう 。
カートリッジ設計が患者へ薬剤の適切な量および濃度を放出するための適切な流 体流路を確実にする有益な剤を収容するカートリッジを提供することが望ましい であろう。
木金皿9」1一 本発明は、薬剤または弛め有益な剤の1夏元のために要する時間のかかる手動ス テップを排除する。本発明は患者へ医療用溶液を放出し、そして有益な剤を収容 する改良された設計のカートリッジを収容するのに適している投与セン1への改 良を提供する。−具体例において、投与セントはソケットへカートリッジの接続 と、そして空気排出口を全く必要なくカートリッジの内部から後がらの空気の排 除を許容し、完全に閉鎖されたシステムを形成する。
好ましい一具体例において、投与セントは医療用液源とそして患者の静脈系へそ れぞれ接続のための上流および下流接続手段を含んでいる流体導管を含んでいる 。有益な剤を含んでいるカートリッジを収容するのに通したソケットが流体導管 に沿って取り付けられる。
ソケットへカートリッジを架装する時、ソケットを通って流れる液体の少なくと も一部、好ましくは全部はカートリッジを通って流れる。投与セントはさらにソ ケットの下流に、入口および出口を有し、そしていくらかの空気を保持するため 、の空気チャンバーを形成する空気フラスコを含んでいる。カートリッジからソ ケット中へ嵌められる時、カートリッジはソケットへ流入する液体によって自動 的に充填される。カートリッジ内の空気は空気フラスコへ下流に流れるが、しか しそれ以上下流に患者へは流れない。
好ましい具体例においては、空気フラスコは患者にむって下流へ流れるすべての 液体は当該障壁を通って流れなければならず、液体中の粒子全部を除去するフィ ルターとして役立つ粒状物障壁を含んでいる。
本発明の投与セントは、空気フラスコ内の正しい液体レベルにおいて投与セット の作動を提供する、空気フラスコ上の最低および最高液体レベル指示を含んでい る。
本発明はまた、投与セント内に使用されるソケットに関する。該ソケットは流体 導管の上流および下流部分へ接続に適した入口および出口と、カートリッジの2 本のカニユーレにより刺通される刺通部位と、そして刺通部位に関して並べられ 、そのため刺通部位を通ってソケットへ侵入するカニユーレの一方の外側と液密 に係合するソケット内の弾力性ブッシングとを含んでいる。この態様で、ソケッ トは患者へ放出されるすべての液体が有益な剤を含有するカートリッジがソケッ トへ接続されるとき最初にそれを通って流れることを強制する。
本発明は、また有益な薬剤を投与セットの流体導管中へ導入し、それを通る流体 が流れる間薬剤の受動的復元を可能とするためのカートリッジに関する。該カー トリッジは有益な剤のためのチャンバーと、そして該チャンバーを閉鎖するため の好ましくは刺通し得る閉鎖手段を含んでいる。カートリッジをソケットの上に 取り付け、そしてソケットとチャンバーとの間の選択的流体連通を提供するため のアダプタ一手段がチャンバーのまわりに取付けられる。
該アダプタ一手段はさらに、チャンバーおよびソケット刺通手段を含んでいる流 路手段を含んでいる。該流路手段はチャンバー中の入口通路と、そして別にチャ ンバーの外への出口通路を含んでいる。
チャンバーおよびアダプター流路手段は、チャンバーをチャンバー刺通手段で選 択的に刺通し、それによってチャンバー人口通路および出口通路を開いた連通に 置(ように、相互に関し選択的にスライド自在である。
カートリッジは、チャンバー刺通手段が実際にチャンバーを刺通し、そしてカー トリッジ刺通手段がカートリッジを刺通した時、入口および出口流路手段が各自 チャンバー内へ延び、出口流路手段が入口流路より高い高度に配置されるように 設計される。これはチャンバー内の液体と有益な剤との効果的な混合を生じ、そ して危険なほど高濃度の薬剤が患者へ放出されることを防止するのを助ける。
好ましい具体例においては、カートリッジは剛直なシリンダーと、この剛直シリ ンダー横切って取り付けられたベースプレートと、そしてこのベースプレートを 通過して取り付けられ、剛直シリンダーと実質上同軸方向にベースプレートの少 なくとも片側において剛直シリンダー内部へ延びている第1および第2の中空カ ニユーレを含んでいる。
中空カニユーレの各自はベースプレートの両側において延びている。各自はとが った第1および第2の端を含み、そのためカニユーレの両方が有益な薬剤を収容 しているチューブ状チャンバーを閉鎖している刺通し得るストッパーと、そして カートリッジ収容ソケットの刺通部位の両方を刺通する。第1の中空カニユーレ はベースプレートの両側において第2のカニユーレよりも短い。有益な薬剤を含 有するチューブ状チャンバーは剛直シリンダー内にスライド自在に装着される。
チューブ状チャンバーは、中空カニユーレによりストッパーが刺通されていない 第1の位置から、第1および第2のカニユーレの両方が刺通し得るス)7パーを 刺通した第2の位置へスライドすることができる。
本発明の他の一具体例においては、カートリッジチャンバーは有益な剤を当該障 壁とそしてチャンバー閉鎖具との間に保持する粒状物障壁を含んでいる。より長 い第2の出口流路手段がカートリフジチャンバー中へ挿入される時粒状物障壁を 刺通する。
凹皿■脱皿 第1図は、空気フラスコおよびソケットを含んでいる投与セントの斜視図である 。
第2図は、第1図に図示したソケットの部分拡大断面図である。
第3図は、第1図に図示した空気フラスコの部分拡大断面図である。
第4図は、第1の位置にあるカ−トリッジチャンバーを図示する、第1図の投与 セットと共に使用すべき有益な剤のためのカートリッジの側面図である。
第5図は、カートリッジ部材をその第2の位置へスライドして動かした、第4図 のような側面図である。
第6図は、カートリッジのための閉鎖具の部分断面図である。
第7図は、カートリッジをソケット上へ取付ける前の投与セントの部分斜視図で ある。
第8図は、ソケット上へ取付けたカートリッジを図示する第7図に類似の図であ る。
第9図は、ソケット、カートリッジおよび空気フラスコが流体連通にある、投与 セントの部分断面図である。
第9A図は、カートリッジチャンバーが第1の位置にある、カートリッジの他の 具体例の断面図である。
第9B図は、カートリッジチャンバーが第2の位置にある第9A図のカートリッ ジの断面図である。
第10図は、投与セントの他の具体例の側面図である。
第11図は、カートリッジのなお他の具体例の断面図である。
第12A図は、ソケットと、カートリッジの代替具体例の分解部分断面図である 。
第12B図は、ソケットと、カートリッジのなお他の代替具体例の分解部分断面 図である。
第13図は、第2の流路手段の側壁に複数のオリフィスを含んでいるカートリッ ジの断面図である。
第14図は、第13図に図示した第20流路手段の一部の拡大側面図である。
第15図は、指向された流路をその中に硲立するするためカートリッジチャンバ ー内に煙突を含んでいるカートリッジの破断斜視図である。
第16図は、第15図のカートリッジの縦断面図である。
第17図は、チャンバーとアダプターとの間の流れ連通が確立された後の第15 図のカートリフジの断面図である。
第18図は1、その中に煙突を含んでいるカートリッジの他の具体例の分解縦断 面図である。
第19図は、力−トリンジチャンバーとアダプター間に流れ連通が確立された後 の第18図のカートリッジの断面図である。
第20図は、ソケットへ固定した第18図のカートリッジの断面図である。
第21図は、ピストン状注射部位を有するソケット中へ挿入されているカートリ フジの縦断面図である。
第22図は、ピストン状注射部位がカートリッジとソケットとの完全係合によっ てその第2の変形した位置へDノかされた、第21図に図示した力・−トリフジ とソケフI・の部分断面図である。
1把象反匪 第1図を参照すると、大容量非経口容器24のような医療用液源内に貯蔵されて いる医療用液体を患者26へ放出するための投与セット20が図示されている。
投与セット20は例えば可撓性ポリ塩化ビニルチューブ製の流体導管28を含ん でいる。標準的な静脈内投与セットスパイク30のような上流接続手段が流体導 管28の上流端に取付けられる。スパイクは容器投与ボート32の膜を刺通する のに適している。
流体導管28は流体導管28の下流端に装着されたルーアテーパー34のような 下流接続手段を含んでいる。ルーアテーパー34は標準的技術に従って静脈カテ ーテル36へ接続することができる。
投与セフ1−20は、注射部位38を通って針によって医療用液体を注入するた めの標準的な剌通し得る注射部位38をさらに含むことができる。投与セット2 0は流れ導管28のまわりに装着した標準的ローラークランプのような流量制御 手段をさらに含むことができる。
投与セット20は第2図に詳しく示した独特なソケット42をさらに含んでいる 。ソケット42は1984年12月3日に出願された米国特許出願第72L99 1号に開示されているソケットの改良である。ソケソ[・42は流体導管に沿っ て装着され、そして有益な剤を収容している第4図ないし第9図、第10図に示 した別体のカートリッジ44を収容するのに適している。カートリッジがソケッ ト上に装着される時、流体導管28を通ってソケット42中へ流れる医療用液体 源容器24からの少なくとも一部、好ましくは全部の液はソケットの外へ患者へ 向かって下流へ送られる前にカートリッジを通って流れる。
ソケット42の下流には第1..3,7.8および9図に示した空気チャンバー 46がある。後で詳しく説明するように、空気フラスコ46は、カートリッジを 投与セント20のソケット42上へ装着する時カートリッジ44の自動的プライ ミングを許容する。空気フラスコはカートリッジ44内に配置された空気を吸収 し、該空気が患者へ向かって下流へ通過することを防止する。
第3図を参照すると、空気フラスコ46は上流流体導管28aへ装着されそして それから流体を受け取る入口48を含んでいる。空気フラスコ46は下流流体導 管28bへ装着されそしてそれへ移行する出口50を含んでいる。入口および出 口は干渉嵌合、溶剤接着等によって流体導管28へ装着することができる。空気 フラスコはソケット42の下流−5装着される。
好ましい具体例においては、空気フラスコ42は入口および出口端キャンプ52 .54をそれぞれ含み、その間にポリ塩化ビニルのような好ましくは光学的に透 明な可撓性材粗の円筒形側壁56が装着される。側壁56および端部キャップ5 2,54は流体導管28の内径より大きい断面直径を有する空気チャンバー58 を形成し、そのため入口48に隣接した液滴形成オリフィス60がら空気チャン バー58へ入る液体は出口50へ向かって落下する。空気フラスコ46はこのた め投与セント20内の空気の収集容器を提供する。
空気フラスコ46は出口50近くのプラスチックリング64内に装着された粒状 物スクリーン62のような粒状物障壁手段をさらに含んでいる。粒状物障壁は実 際には約0.2 ミクロンの公称孔径を有する滅菌フィルターでよい。公称孔径 は約20ミクロンの公称孔径を有する大粒状物障壁のように、もっと大きくても よい。好ましい具体例においては、公称孔径は約10ミクロンである。スクリー ンはイリノイ州ヘブロンのフィルター、チックによって供給されるようなナイロ ンメソシュ材料でよい。粒状物障壁62は空気フラスコ46を通過するすべての 液体が粒状物障壁62を通過しなければならないように流路に対し横に装着され る。
粒状物障壁62は空気フラスコ46内に配置する必要はないが、し7かし障壁は 挿入したカー1〜リツジを出るすべての液体が粒状物障壁を通過するようにソケ ットの下流に装着されなければならない。
また、ソケ−/ t・42 、空気フラスコ46および粒状物障壁62は、例え ば上流流体導管28aによって分訓されるのではなく、単一ユニットとして構成 することも可能である。
好ましい具体例においては、空気フラスコは最低液体レベル指示66および最高 液体レベルを誇示68を含み、それらは例えば空気フラスコ46の外周のまわり の線よりなることができる。空気フラスコ46中の液体レベルは、好ましくはカ ートリッジ44のソケット42上への挿入直前に最低および最高液体レベル指示 の中間のどこかでなければならない。
改良されたソケット42は流体導管28へ接続されたソケット入ロア0およびソ ケット出ロア2を含んでいる。空気フラスコ46はソケ・ノド出ロア2の下流に 配置される。
ソケット42は、上方および下方取付具それぞれ74.76を含んでいる。下方 取付具76は出ロア2と、そして入ロア0と流体連通にある上流端および出ロア 2と流体連通にある下流端をもっている流体受入れセグメント78を含んでいる 。
刺通し得る部位80がソケット内に装着され、上方および下方取付具74.76 間に補足される。刺通し得る部位80は刺通し得る主本体部分82と、そして主 本体部分82の外周のまわりを延びるリング状延長部分84を含んでいる。リン グ状延長部分84は拡大外周をさらに含んでいる。
上方および下方取付具74.76は両方で、上方および下方取付具がその間に刺 通し得る部位80を固着態様に捕捉するように、拡大外周86を含んでいるリン グ状延長部84に実質上対応し、それを収容する環状みぞを形成する。部位80 はソケット42を分解することなしには除去することができない。上方および下 方取付具74.76は接着剤、超音波シーリング等によって接合することができ る。この部位は、ソケット42および投与セント20の使用可能寿命の間めいめ い2本の刺通カニユーレを有する複数のカ−トリッジ44が繰り返して挿入され 、部位から引抜かれるため、ソケット内にしっかりと維持されることが重要であ る。流体受入れセグメント78は刺通し得る部位80の下にそれと一般に同軸な 先細部分90を含んでいる。先細部分90は弾力性ブッシング92中への針ガイ ドとして役立つ。
弾力性ブッシングは好ましくはポリイソプレンのようなエラストマーでつくられ る。弾力性ブッシング92は狭い貫通ボア94を形成する。弾力性ブッシングは 刺通し得る部位に関して並んで配置され、そのため貫通ボア94は先細部分90 と実質上同軸である。
第4ないし9図および第10図へ転すると、薬剤または他の有益な剤をソケット 42において流体導管28中へ核剤を患者へ放出のため導入するためのカートリ ッジ44が図示されている。
カートリッジ44は剛直なシリンダー96と、そして剛直シリンダーを横切って 装着されているベースプレート98を含んでいる。
第1および第2の中空カニユーレそれぞれ100,102がベースプレートを通 って装着され、そしてベースプレートの少な(とも片側において剛直シリンダー 96と実質上平行にその内部へ延びている。中空カニユーレ100,102の各 自はベースプレートの両側に延びている。第1の中空カニユーレ100は刺通し 得るストッパー104を刺通するのに適したとがった第1の端100aを含んで いる。第1の中空カニュレはまたとがった第1の端100aの反対にとがった第 2の端100bを含んでいる。同様に、第2の中空カニユーレ102は刺通し得 るストッパー104を刺通するのに適したとがった第1の6102 aを含んで いる。第2の中空力ニーμ102はまたとがった端102aの反対に第2のとが った端102bを含んでいる。第2の中空カニユーレ102は第1の中空カニユ ーレ100よりもベースプレートからその両側において遠方へ延びている。
カートリッジ44は、乾燥した粉末薬剤のような有益な剤108を収容している チューブ状チャンバー106をさらに含んでいるが、核剤は液体でもよい。前に 述べた刺通し得るストッパー104または他の閉鎖手段がチューブ状チャンバー 106を閉鎖する。
第6図を参照すると、刺通し得るストッパー104はチューブ状チャンバー10 6の口110内に装着される。ゴムストッパー104は口110およびゴムスト ッパー104の周縁のまわりの金属バンド112によって標準的薬剤バイアルの ストッパーの固着に類似した態様でチューブ状チャンバー内に固着することがで きる。チューブ状チャンバー106は、ゴムストッパー104がベースプレート 98に対面するように剛直シリンダー96内にスライド自在に装着される。チュ ーブ状チャンバー96は剛直シリンダー96から延びる舌114によってシリン ダー96からの完全非係合に保たれて1、Nル。舌114は、第6図に図示する ようにチューブ状チャンバー106の側壁から外側へ延びているス)7バー10 4および金属バンド112アセンブリと係合する。刺通し得るストッパー104 はチャンバー106の内部へ面する円錐径空間116を含むことができる。刺通 し得るストッパーの代わりに、他の刺通し得る閉鎖手段を設けることができる。
カートリッジ44が例えば第4.6および7図に示した第1の位置にある時、ゴ ムストッパー104は第1または第2の中空カニユーレ100,102のどちら によっても刺通されていない、好ましい具体例においては、刺通し得るストッパ ー104はチューブ状カートリッジ106が第1の位置にある時第1および第2 のカニユーレ100,102から離され続ける。
第1および第2のカニユーレ100.102は流路手段を含んでいる。短い第1 の中空カニユーレ100はチューブ状チャンバー106中への入口通路を提供す る。長い第2のカニユーレ102はチャンバーからの出口通路を提供する。流路 手段はチャンバーのまわりに装着され、そしてカートリッジ44をソケット42 の上に装着するのに適した、剛直シリンダーを含むアダプタ一手段を形成する。
アダプターはチャンバー106に関してスライドする。後で他の具体例に見られ るように、中空カニユーレ100,102は剛直シリンダー内をスライドし得る 。換言すれば、チューブ状チャンバーおよびアダプター流路手段は相互に関して 選択的にスライドし得る。
アダプタ一手段は、チャンバー106と反対のベースプレートの側から延び、そ して実質上それと同軸のキーみぞ手段をさらに含むことができる。キーみぞ手段 はソケット42の上に嵌合するためのキーみぞスロット120を含んでいる比較 的剛直なキーみぞ壁118を含むことができる。キーみぞ璧118はまたソケッ ト42の外側に装着した対応する縦キー124と係合のための1本または2本以 上の縦に形成したみぞ122を含むことができる。キーみぞ手段は、ソケット内 の第1および第2の中空カニユーレ100,102の適切な配置を含む、カート リッジ44の関連するソケット42との適切な係合を確実にする。
カートリッジ44のチャンバー106は例えば第4図に示した第1の位置から、 刺通し得るストッパー104がストップとして役立ツヘースプレート98へ当接 するまで、チャンバー106を剛直シリンダー内で下方へ押すことによって得ら れた第5図に示した第2の位置へスライドすることができる。この位置において 、第1および第2のカニユーレ100.102は刺通し得るストッパー104を 刺通しており、そのため第1および第2のカニユーレ100,102のとがった 中空端100a、102aはチャンバー内部と連通にある。第2のカニユーレ1 02の端102aはチューブ状チャンバーの深い内部にあり、好ましくはチャン バー106の頂端126の近くにある。第1のカニユーレ100のとがった中空 端100aは、好ましくはストッパー104によって形成された中空円錐形部分 116内のように、チューブ状チャンバー106内に丁度ある。
作動において、カートリッジ中の有益な剤108が患者へ放出される前に、本発 明の投与セント2oは第1図に図示するように医療用液体容器24と患者26と の間に開いた流体通路を設けることによって作動する。液体22は容器24がら 投与ポート32およびスパイク30を通って流れる。液体は流体導管28を通り 、そしてソケット入ロア0.流体受は入れセグメント78.先細部分90.貫通 ボア94および出口をその順序に通ってソケット42を通って流れる。液体は接 続導管28を通り、液滴形成具60を通って空気フラスコ46中へ流れる。空気 は空気フラスコ46内にたまり、液体はフラスコ出口を通り、下流導管部分28 bを通り、ルーアコネクター34および静脈カテーテル36を通って患者中へ下 流へ流れ続ける。
投与セット20が患者26と連通に置かれる前に、流体導管28がプライミング され、すなわち空気が排除される。これは患者へ接続する前に液体がセントを通 って流れることを許容することにより、既知の態様で実施される。
液体レベルが最低および最高指示線66.68の間になるようにフラスコ46内 のレベル128まで液体レベルを上げるため、空気フラスコ側壁56を標準的態 様で大部分の滴下室のように圧迫し、解放することができる。
患者へ薬剤のような有益な剤108を放出することを望む時、その中に有益な剤 108をその中に持っているカートリッジ44がソケット42の上に装着される 。第7図はカートリッジの作動前およびそれがソケット上に装着される前のカー トリッジ44およびソケット42を図示する。
カートリフジは第4および7図に示したように、チャンバー106が第1の位置 にある状態で看護婦または医療人へ提供される。カートリッジは単に剛直シリン ダーを握り、そして親指でチャンバー106の頂部126を下方へ押すことによ って作動される。これは11JJ]に第2のカニユーレ端102aそして次に第 1のカニユーレ端100aを刺通し得るストッパー104を通って押し込む。チ ューブ状チャンバー106はそれ以上の運動が刺通し得る閉鎖具104とベース プレートとの接触によって制■されるまで下方へ押される。
この第2の位置は第5図に図示されている。
今や第2の位置にあるカートリッジ44は、次に第8図(、−図示するようにソ ケット42の上に装着される。第1および第2のカニユーレ100,102がソ ケット内の特定位置に配置されることが重要である。これはその中にキーみぞス ロット120を有するキーみぞ壁118により、ソケット42上の上方取付具7 4のブリッジ130の上をスロット120が案内されることにとより提供され、 そしてさらにソケット42のまわりに装着された複数の縦キー124の上に嵌合 するキーみぞ壁118中の縦に形成したみぞ122によって提供される。好まし い図示した具体例においては、キーみぞ壁118はソケット上の3本の縦キー1 24と嵌合する3本の形成したみぞ122を含んでいる。
第9図を参照すると、カートリッジ44は片手でソケット42をハンドル132 において、そして他方の手で剛直シリンダー96を握り、そして第2のカニユー レの第2の端102bがそして次に短い第1のカニユーレの第2の1100bが 両方とも刺通し得る部位80の主本体部分82を刺通するようにカー1〜リフジ を下方へ押すことにとより、第8図に示した態様にソケット42の上に容易に装 着される。カートリッジ44は下方へ押され続け、そのため第2の中空カニユー レ102が貫通ボア94へ入り、そして第2の中空カニユーレ100の外周のま わりにブッシング92により液密に係合される。ベースプレート98が取付具7 4の頂部に当接し、カートリッジのそれ以上の下降運動を制限した後に適切な装 着が発生する。
第9図に示すようにカートリッジ44とソケット42が係合した時、入ロア0に おいてソケットへ流入する液体22は流体受入れセグメント78を通って流れる 。弾力性ブッシング92は第2の中空カニユーレ102のまわりをシールしてお り、液体22が直接下流へ通過することを防止する。その代わりに、液体22は 第1のカニユーレ100の第2の11oobへ入り、そしてカニユーレの第1の m 100 aにおいてチューブ状チャンバー106へ入る。
液体22がチャンバー106内で上昇するとき、チャンバー内の残存空気は第2 のカニユーレ102を通って下流へ押出される。空気は液滴形成器60を通って 空気フラスコ46へ入り、フラスコ46内にたまる。第1図に図示した最初の液 体レベル128は線134によって指示したような新しいレベルへ下降する。液 体レベル128は、空気カートリッジ44を出て行くとき、空気フラスコ46内 の液体レベルが空気が捕捉されそして患者へ向かって下流へ押し流されることが あるフラスコ出口50へ下降しないように、カートリフジ44の投与セント20 中への挿入前に最低液体レベル指示ラインより上でなければならない。カートリ ッジのプライミング後の液体レベルは最低液体レベル66より下でよいが、しか しカートリッジ44の挿入前に最低ライン66より上であれば、液体レベル13 4は出口50より低くは決してならない。
最高液体レベル指示68は、液滴形成器60を通って空気フラスコへ入る液滴が 標準的態様でなおりラントできるような最高液体レベルのためのガイドとして役 立つ。
デユープ状チャンバー106内の液体レベルは第2のカニユーレの中空のとがっ た端102aに達するまで上昇し続け、その時液体22は第2のカニユーレを通 り、第2の端102bを通って下流へ、そして液滴形成具60を通って空気フラ スコ46中ヘチヤンバー106から流出し始める。チャンバー106を出て行く 液体は患者へ放出のためそれと混合された有益な剤108の適切な濃度を有する 。
第1および第2のカニユーレ100,102によってチャンバー106内に形成 された上方液体流路は、カニユーレm 102 aにおいて出て行く液体22内 の薬剤濃度が患者への局部毒性を発生させるほど高くないように、チャンバー1 06内で密度勾配を形成する。
局部毒性は放出液体中の薬剤濃度が高すぎる時静脈注射部位近くに静脈刺激が発 生し得る状況である。
単位時間当たり患者への薬剤放出量は、典型的な液体流量において一般に該流量 に無関係である。このことは極めて高い流量において、単位時間あたり患者へ放 出される薬剤の総量は患者へ全身毒性を発生させるほど高くないことを意味する 。換言すれば、患者はあまりに短い時間内に体内へ多すぎる薬剤を導入されない であろう。
低い液体流量においては、単位時間あたり患者へ放出される薬剤の割合は投与セ ット20を通る液体流量に一層依存するようになる傾向にある。チャンバー10 6を出て行く液体22内の薬剤濃度の上限は二つの主の理由のため安全最高へ制 限されると信じられる。
カラム状チューブ状チャンバー106内に形成された密度勾配は、第2のカニユ ーレ102への侵入点における液体22の濃度はチューブ状チャンバー106内 のどの高さ中最低であることを意味する。
第2に、投与セット20を通る液体流量が減り、通常患者へ許容できない高い薬 剤濃度の危険を増すとき、チャンバー106内に形成された混合する液体乱流の 量も減り、ストッパー104の区域から第2のカニユーレ102の第1の810 2 aまでの密度の差が太きくなるように密度勾配を拡大する。
上述の異なる液体流量は可能性だけであることに留意すべきであり、好ましい作 業態様においては、看護婦または他の医療人は流量制限手段(ローラークランプ 40またはぜん動ポンプのような)によって許容し得る流量をセットし、少なく とも有益な剤108の放出後まで流量を再度調節しないであろう。
独特のカートリッジ44およびカートリッジ42を備えた投与セット20は治療 上有益な量の有益な剤108を治療上許容できる時間内に放出することができる 。例えば≠ヤンバー106内のアンピシリンの1g投与量は120mt’/時間 の流量において約30分で放出することができる。
好ましい具体例においては、チューブ状チャンバー106は約10献の容積を有 し、そして約3ないし4献までの空気を含むことができる。チューブ状チャンバ ーの内径は約0.4インチである。口110から頂部126までのチューブ状チ ャンバーの高さは約2インチである。1984年12月3日に出願された米国特 許第721.991号に記載されているように、刺通し得るストッパー閉鎖具1 04の中空円錐形部分116は混合を助け、第1のカニユーレ100の第1の端 100aにおける液体22の侵入点において追加の乱流を形成するものと信じら れる。チャンバー106の比較細長い狭い形状は有益な剤108の液体22との 混合を助けるものと信じられる。
液体22は例えば5%デキストロース溶液でよい。
チューブ状チャンバー106の寸法を変えることにより、有益な剤108の放出 プロフィルを変えることができることに注目すべきである。例えば、チューブ状 チャンバーの内径を拡大することにより、チャンバー106内の剤108を患者 26へ放出するのにより長(かかるであろう。同様に、チャンバー106を長( することは、もし第2の102を長いチャンバー106内で延長すれば放出時間 を延長するであろう。
本発明のソケット42とカートリッジを利用する有益な薬剤108を放出するた めの他の投与セント136が第10図に図示されており、その中では同様なエレ メントは同じ番号で述べられている。
投与セット136は液滴をカウントするための標準的可撓性プラスチック滴下室 138を含み、セット136のプライミングを助ける。
ソケット42は滴下室138の下流のようにセントに装着される。
空気フラスコ46は含まれていない。カートリッジ44がソケット42上に装着 される時一つまたはそれ以上のカートリッジ44から空気を排出するための他の 手段が設けられる。この目的のため、ソケット42の下流に空気排気口140が 設けられる。空気排気口はバクテリア阻止疎水性膜を含むことができる。空気排 気口140は0.22インチ滅菌フィルター142のような液体フィルターの一 部とすることができる。そのようなフィルターは本発明の譲受人へ譲渡されたフ レデリックらの米国特許第4,568.366号に開示されている。このフィル ター142は液体22からどのような粒状物をも除去する親水性作用空気繊維フ ィルターエレメントを含んでいる。
第9Aおよび9B図を参照すると、チャンバー106.剛直シリンダー96およ びキーみぞ璧118に類似したチャンバー106’。
剛直シリンダー96°およびキーみぞ壁118゛を含んでいるカートリッジ44 °が図示されている。そのまわりに金属バンド112゛を含んでいるストッパー 104′は有益な剤108を保持するチャンバー106°へ装着され、それを閉 鎖する。舌114゛はチューブ状チャンバー106′を剛直シリンダー96°  との機能的係合に保持する。
剛直シリンダー96′を横切って延びるベースプレート99は第1および第2の カニユーレそれぞれ100゛および102′を含んでいる。
この具体例のカートリッジ44”はベースプレート99へ除去自在に固着された カートリッジから除去し得る針カバー101を含んでいる。カートリッジから除 去し得る針カバー101は、最初にストッパー104°をカニユーレ100’、 102’ で刺通することなくカートリッジ44′ をソケット42へ接続する のを防止する主目的を有する。換言すれば、針カバー101は、カートリフジチ ャンバー106′は、カートリッジ44゛がソケット42上へ装着できる前に、 第9A図に示した第1の位置から第9B図に示した第2の位置へ動かされなけれ ばならないことを確実にする。カートリッジが尚早で、すなわちカートリッジが 第2の位置へ動かされる前に装着されれば、投与セットを通って流れる液体はカ ートリフジチャンパー106°へ入ることなく第1のカニユーレ100゛の第1 の端100a”の外へこぼれるであろう。
キーみぞ壁118“の比較的小さい寸法のため、針カバー101はそれが第9A 図に示すように配置されている時カートリッジ44′から除去することができな い。
針カバー101は各ピンの先端において減少したピン部分105を含んでいるピ ン103を含んでいる。ピンは円形の針カバーベース109から延びている。ベ ースプレート99はその中に針カバーベース109を収容する環状リング様みぞ 107を含んでいる。開口111がリング様みぞ107に沿った点においてベー スプレート99を通って延び、そして好ましくは干渉嵌合においてピン103を 収容し、そのため針カバー101はベースプレート99から不注意に外れないで あう。
チューブ状チャンバー106′が上のカートリッジ44およびチャンバー106 に関する説明に従って第9B図に図示した第2の位置へ動かされる時、刺通し得 るストッパー104′または他の閉鎖手段はベースプレート99と当接する前に ピン103と係合する。
ピン103に対するこの下降運動は針カバー101を第9A図に示した干渉嵌合 の外へ強制する。針カバー101の先端113は今やキーみぞ壁118”の端を 越えて突出し、その他は握って人力で除去することができる。その代わりに、狭 いビン部分105は今や開口111内にあるので、ベースプレート99と針とカ バー101との間に干渉嵌合がもはや存在せず、そのため針カバー101は今や 好ましくはカートリッジ44゛の外へ単に落下するであろう。
針カバー101を除去した後、カートリフジ44゛はカートリッジ44に関し上 で記載した態様でソケット42へ固着される。
カートリフジ44゛ のソケット42上への不適切な装着の防止に′加え、針カ バー101はまたカニユーレ100および102の接触汚染を防止する。
第11図を参照すると、カートリッジの代替具体例144が図示されている。類 似のエレメントは同じ参照番号を保持する。この具体例においては、カートリッ ジ144はなお剛直シリンダー96およびキーみぞ壁118を含んでいる。チュ ーブ状チャンバー146はストッパー104のような刺通し得る閉鎖具によって 閉鎖されている。チャンバー146は粒状物障壁を装着するための段148を含 んでいる。粒状物障壁は、段148においてヒートシール等によって固着された プラスチンクリング152内に装着された例えば5ミクロンナイロン網を含むこ とができる。カートリッジ144を使用する前に、有益な剤108はストッパー 104と1M150の間に捕捉され続+、lる。網150の遠方側のチャンバ− 146頂姑部分154内には有益な薬剤108はない。第3図の空気フラスコ4 6内の粒状物障壁に関する公称孔径および材料についての説明は粒状物障壁15 0にも同様にあてはまる。
カートリッジ44と同様に、カートリッジ144は剛直シリンダー96内にスラ イド自在に収容される。このカートリッジは第11図においてチャンバー146 が体2の位置にあり、第1および第2のカニユーレ100,102がストッパー 104を刺通し、そしてカートリッジ144が放出液体22中の有益な剤の放出 のためソケット42上に装着されて図示されている。作動中、チャバ−146が 第2の位置へスライドする時、第2の中空カニユーレ102は粒状物障壁150 を刺通し、そして有益な剤が貯蔵されていないチャンバー146の上方部分15 4中へ延びる。液体が第1のカニユーレ100を通ってチャンバー146は入る とき、有益な剤108は前に記載した具体例のように液体と混合する。しかしな がら粒状物障壁により、上方部分146へ入って行く有益な剤は放出液体22中 に既に熔解している。その中で混合された有益な剤108を有する液体22は第 2のカニユーレの第1の端102aのレベルまで上へ流れ、そのとき患者へ向か って下流へ放出される。
有益な剤108をチューブ状チャンバー146の下方部分に捕捉することにより 、より良い混合作用が実際に発生し得るものと信じられる。カートリッジ44, 44” と同様に、カートリッジ144は第1の中空カニユーレの第1のm 1 00 aがチャンバー146内へ少しだけある時に最良に作動する。
第12図を参照すると、第12A図にその中に有益な剤164を有する標準的薬 剤バイアル162のようなチャンバーをソケット42へ接続するためのアダプタ ー160が図示されている。アダプター160はバイアル162の口170との スナップ嵌合係合のため拡大したバイアル端168を備えた中空剛直シェル16 6を含んでいる。バイアル162はその中に刺通し得るゴムストッパー172を 含んでいる。拡大したバイアル端168は突起174を含むことができる。同様 にステップ嵌合構造を示す復元器具は、1984年8月21日に出願されたウィ リアム、アール、アールトらの現在許可された米国特許出願箱642,908号 に開示されている。アダプター160は中空剛直シェル166内にスライド自在 に装着されたスライディングプレート176を含んでいる。スライディングプレ ート176はシェル壁内のくぼみ内にスライド自在に収容された突起178を含 んでいる。弾力性材料および突起178は、運動が意図されるまでスライディン グプレート176を静止して保つことを意図する。
拡大したバイアル端168へ面する第1のとがった中空端180aと、拡大端1 68と反対に面する中空のとがった端180bを有する第1の中空カニユーレ1 80がスライディングプレート176内に装着されている。
また拡大した端168へ面する中空のとがった第1のa 182 aと、そして 拡大した端168と反対に面する第2の中空なとがった端182bを有する第2 の中空カニユーレ182もスライディングプレート176へ装着される。スライ ディングプレート176はシェル壁内のハンドル収容スロット186においてシ ェル166の外へ突出するハンドル部分184を含んでいる。剛直シェル166 はソケット42のブリ゛ツジ130のまわりに装着のためソケット収容スロット 188を含んでいる。
第1の中空カニユーレ180は薬剤バイアル162または他のチャンバー中への 入口流路手段を含んでいる。第2の中空カニユーレ182は薬剤バイアル162 の外への別の出口流路を含んでいる。
カニユーレ180,182の第1の端180a、182aは薬剤バイアル162 のゴムストッパー172を刺通するためのチャンバー刺通手段を含んでいる。カ ニユーレの第2の端180b、182bはソケット刺通手段を含んでいる。
作動において、看護婦または他の医療人は薬剤バイアル162をアダプター16 0の拡大した端部分168内に嵌合する。オペレーターは次にハンドル部分18 4を握り、そしてそれをスロット186内で動かし、それによりスライディング プレート176とそれに装着された針とを薬剤バイアル162へ向かって動かし 、第1および第2のカニユーレ180.182の両方でゴムストッパー172を 刺通ずる。アダプター160は次にソケット42のまわりに装着され、シェル1 66はそのまわりに嵌合し、第1および第2のカチューレ]、、80.182が 刺通し得る部位80を刺通し、第2のカニユーレ182がブッシング92と係合 する。
第12B図を参照すると、第12A図に示したアダプター160に類似したアダ プターの代替具体例190が図示されている。ここではしかしながらスライディ ングプレート198から延びるハンドル部分196はバクテリア阻止疎水性膜お よび滅菌0.22 ミクロン膜フイルタ−194のような空気排出口192を含 んでいる。第2の中空カニユーレ200は拡大したアダプタ一端部分168へ面 するセグメント200aと、アダプタ一端部分168から反対に面するセグメン ト200bの二つの別々のセグメントから形成されている。セグメント20’O a、200bはフィルター194を横断してハンドル部分196の内部を通って 開いた連通にある。アダプター190の作動は、空′気排出口192の存在がプ ライミング中薬剤バイアル内の空気に対し出口を提供することを除き、アダプタ ー160の作動と同じである粒状物障壁194もアダプター190内に装着され 、粒状物が患者へ向かって下流へ行(のを防止する。
第21および22図を参照すると、有益な剤108をその中に有するチューブ状 チャンバー106がスライド自在にその中に配置されている剛直シリンダー96 を含んでいるカートリッジ310が図示されている。ベースプレー1−312は シリンダー96を横切って延びる。各自チューブ状チャンバー106に面する第 1のとがった中空端314a、316aを含んでいる第1および第2の中空カニ ユーレ314,316がベースプレート312内に配置されている。
カートリッジ44と同様に、カートリッジ310のチューブ状チャンバー106 は第1および第2のカニユーレとの非係合にある第1の位置から第1および第2 のカニユーレ314,316の第1の端314a、316aがチューブ状チャン バー106のゴムストソバ−104を刺通した第21図に図示した第2の位置へ スライドする。
カートリッジ310はチューブ状チャンバー106と反対のベースプレート31 2の側から延びるキーみぞ壁318を含んでいる。
キーみぞスロット320がソケット324のブリッジ322のまわりに嵌合のた めキーみぞ壁318内に形成される。キーみぞ壁318は1個以上の内部突起3 26を含んでいる。
カートリッジ44と異なって、第1および第2のカニユーレそれぞれ314,3 16の第2のとがった端314b、316bはベースプレート312から同じ距 離を延びることができる。ソケット324は投与セット20のような投与セント の流体導管へ接続されたソケット入ロア0およびソケット出ロア2を含んでいる 。ソケット324は入ロア0と流れ連通にある上流端とそして出ロア2と連通に ある下流端を持っている流体受入れセグメント78を含んでいる。
ソケット324はソケット142中のブッシング92のようなブッシングを含ん でいないが、しかし後で詳しく記載するように、カートリッジ310とソケット 324が完全に係合すれば、ソケットを通って流れるすべての液体は前に記載し たカートリッジ44およびソケット42の場合のように、チューブ状チャンバー 106を最初に通過しなければならない。
ソケット324は、ポリイソプレンのような弾力性の刺通し得る材料でつ(った 刺通し得るピストン様の注射部位338の拡大したその周縁336を含んでいる リング状延長部334に実質上対応しそしてそれを収容する環状みぞ332を形 成する上方および下方取付具328,330を含んでいる。一つ以上の爪340 がキーみぞ壁318上の内側突起326と係合のためソケット324の外側のま わりに設けられる。流出シール342は下方取付具330の残部と同じ比較的剛 直なプラスチック材料で下方取付具330内に成形することができる。流出シー ル342はカートリッジ310の第2の中空カニユーレ316より大きい直径の 流出通路344を形成する。
作動において、看護婦または他のオペレーターはチューブ状チャンバー106の 頂部344を下方へ押し、それを第1の位置からストッパー104がベースプレ ート213に当接する第21図に図示した第2の位置へスライドさせる。M21 図に図示するように、カニユーレ314,316は両方とも部位338を刺通す る。しかしながら第21図に図示するように、カートリッジ310はソケット3 24のまわりに完全に装着されない。第21図において、部位338はなおその 平常な位置にある。入ロアoへ流入する流体はチャンバー106へ入ることなく 流出シール342のまわりを通過することによって出ロア2を通って流れること ができる。
カートリッジおよびソケットを完全に係合するため、看護婦または他のオペレー ターは剛直シリンダー96が第22図に示した完全に係合した位置へ達するよう にさらに下方へ押す。ソケット324に関しカートリッジ310上へ下方圧力を 加えることにより、中央の盛り上がり部分346が部位338を下方へおし、そ れを第21図に図示した平常位置から第22図に示した第2の変形位置へ下方へ シフトさせる。部位は部位のリング状延長部に対し実質上圧いに直角な方向に動 く。第22図に図示した変形位置において、部位338はソケットの流出シール 342のまわりをシールする。注射部位338の変形位置は非係合突起326と 爪340の相互嵌合にょって維持される。
今や入ロア0および流体受入れセグメント78へ流入する流体は端314bを通 って第1の中空カニユーレ314中へと、そして有益な剤108を収容している チャンバー106中へと必然的に向けられる。部位338上への圧力は部位33 8と流出シール342との間に効果的な液体シールを形成させる。液体は第2の カニユーレ316を通ってチューブ状チャンバー106を出て行き、その後出ロ ア2通ってソケットを出て患者へ向かって下流へ流れる。
カートリッジ310とソケット324の組合せは、一旦カートリッジがソケット のまわりに係合されれば単一流路を形成するためのブッシングの製造および組立 ての必要を排除する。有益な剤が患者へ放出された後、オペレーターはカートリ ッジを除去することができ、そのとき部位338は第21図に示すその平常位置 へ復帰し、そのため液体はソケットを通って直接流れることができる。その後カ ートリッジ310はソケット324を通って固着することができ、その時部位は 第22図に示す変形位置へ再度強制される。
第13および14図を参照すると、同様なエレメントは同様な参照数字で述べら れているカートリッジ202が図示されている。カートリッジ202はチューブ 状チャンバー106および剛直なシリンダー96を含んでいる。
ここでは、第2の中空カニユーレ204はとがった第1の端2゜6aの下方およ びベースプレート98の上方に、カニユーレ内に少なくとも1個のそして好まし くは複数のオリフィス206を含んでいる。オリフィスはレーザーの使用によっ て形成すことができる。
与えられた寸法のカートリッジ202をもって、オリフィス206の数、配置お よび寸法の変更は患者へ医療用液体22と共に放出すべき有益な剤の濃度を変え るであろう。オリフィスの数、寸法および配置に応じ、液体中の薬剤の特定の区 切られた濃度プロフィルが形成された。液体が第1のカニユーレ100からチャ ンバー106へ入るとき、液体レベルがその中へ上昇する。カートリッジ44と 同様に、チャンバー106の高さに沿って濃度勾配が発生し、薬剤または他の剤 の濃度はストッパー104近くで最大であり、そして第2のカニユーレの第1の 端206a近くで最小である。種々のオリフィス206により、いくつかの濃度 層がチャンバー106を出ることが許容されることができる。出口オリフィス2 06の寸法および間隔は次の濃度レベルの眉がカートリッジを出る時を決定する 。
本明細書内に開示された本発明のカートリッジはこれらのオリフィス206なし で良好に作動するものと信じられるが、オリフィス206の使用はあるもっと放 出が困難な薬剤について有用であるに違いない。
与えられた時間内に患者へ向かって下流へ放出される有益な剤の量は以下の式に よって表すことができる。
DD=CIC1l +C2Q2 、、、、、、、、CNQNここでDDは単位時 間内に放出される薬剤の量に等しく、CNは流体レベルまたは層N中の薬剤濃度 に等しく、そしてQNは与えられた単位時間内の液体レベルまたは層Nながのオ リフィス206を通って流れる流体の量に等しい。
特定のオリフィスについてのQNはそのオリフィスの寸法と、そしてカニユーレ 206の低い高度にあるオリフィスの数および寸法と、そして投与セントを通る 液体流量とに依存する。各オリフィス206はカニユーレ206上でそれと直接 対向する同じオリフィスを持つことができる。もし与えられた高度にある、また はその下のオリフィス206によって許容される最大流出量がチャンバー106 への液体流量より小さいならば、液体はチャンバー内の次に高いオリフィス20 6まで上昇するであろう。
第15ないし20図、特に第15ないし17図へ転すると、流体導管中へ有益な 剤を導入するだめのカートリフジ208が開示されている。カートリッジ208 はその中に有益な剤214を持っているチャンバー212を形成する壁210を 含んでいる。カートリッジ壁210は、本体部分216と、そして口220を形 成する開いた端を持っている首部分218を含んでいるガラス薬剤バイアルでよ い。刺通し得るストッパー222のような刺通し得る閉鎖手段がマウス220と カートリッジ208の首218内に装着される。ストッパー222はチャンバー 外部へ面する外側面224とそして形成されたチャンバー212へ面する内側面 226を含んでいる。
刺通し得るストッパー222は外側蓋部分228とそして狭い柱部分230を含 むことができる。蓋部分228は口220の端部に当接し、柱部分230はチャ ンバー212の首部分218中へ延びる。
煙突状突起232は内側面226からカートリッジの長さに実質上平行な方向に 、換言すれば刺通し得るストッパー222の蓋部分228に対して実質上直角方 向に延びている。煙突232.柱部分230および蓋部分228はポリイソプレ ンのような材料の単一片から形成することができる。
閉鎖手段、この場合刺通し得るストッパー222は煙突232の内部234と整 列した点と、そして内側面226の区域および煙突232の外部へ整列した点と において刺通されるのに適している。
これらの二つの点は参照数字それぞれ236および238によってマークされて いる。
好ましい具体例においては、カートリッジはカートリッジの口220および閉鎖 手段のまわりに装着するのに適した流れコネクター240をさらに含んでいる。
流れコネクターは、口220および刺通し得るストッパー222と密な相互嵌合 のためその一端にある拡大したみぞ244を持っているスリーブ242のような カートリッジ接続手段を含んでいる。
流れコネクターはスリーブ242の他端248へ装着されたベース246を含む 。ベース246はスリーブ242内に回転自在に装着されるのが好ましい。
流れコネクター240はベース246内に装着された第1および第2のカニユー レ250,252を含む。第1および第2のカニユーレは刺通し得るストッパー へ面した第1のとがった端250a。
252aを含んでいる。同様にカニユーレはめいめいベース246の反対側で刺 通し得るストッパーから遠方へ延びる第2のとがった端250b、252bを含 んでいる。カニユーレは煙突232の長さに対して実質上平行な、そして刺通し 得るストッパー222の蓋部分228に対して実質上直角な方向に延びる。
流れコネクター240は、ベース246のストッパ一対面側から延びている突出 するキー254をさらに含んでいる。嵌合するキーみぞ256がストッパー22 2の外側面224内に配置される。キー254およびキーみぞ256の位置は勿 論逆にすることができる。
キーおよびキーみぞはベース246の中心の整列した中心を持つ半径によって区 切られた円弧デザインを持つことができる。
カニユーレの第1の端250a、252aはベース246のチャンバー対面側か ら実質上同じ距離を延びる。好ましい具体例においては、カニユーレの第2の端 250b、252bは、第2のカニユーレの第2の端252bがベースのチャン バー遠方側から第1のカニユーレ250より遠くへ延びるように配置される。
ベース246は、そのチャンバー遠方側から延び、第1および第2のカニユーレ を囲みそれから離れている延長壁258を含んでいる。延長壁258は、その中 に形成されたスロット260を含む。
延長壁258および第2の端250b、、252b看護婦または他のオペレータ ーへの害を防止し、そしてカニユーレの接触汚染を防止するために設けられたキ ャップ262によってカバーされる。
延長壁258中のスロット260はカートリッジ208の投与セット20の流体 導管28中に装着されたソケット42のようなソケットとの適切な係合を可能と するためのキーみぞ手段として役立つ。
作動において、看護婦または他のオペレーターは延長壁258からキャンプ26 2を除去し、キー254およびキーみぞ256が嵌合するまで延長壁を回転し、 その時延長壁258とベース246とは、中空カニユーレがチャンバー212か ら離れている第16図に示した第1の位置から第1および第2のカニユーレ25 0,252が閉鎖手段を刺通しそしてチャンバー212と流れ連通にある第17 図に示した第2の位置へ中空カニユーレが動くまで、刺通し得るストッパーへ向 かって押される。第2の位置において、第1のカニユーレは煙突にりJし外側の 点においてストッパーの内側面226を刺通する。第2のカニユーレはその第1 のfi252aが煙突232内に配置されるようにストッパ一番刺通する。
カートリッジ208は次にスロット260をソケット42のブリッジ130上に 装着することにより第1図に示したソケット42のまわりに挿入される。この位 置において第1および第2のカニユーレ250,252は第9図に示した第1お よび第2のカニユーレ100.102と同じ態様でソケット内に配置されるであ ろう。ソケットへ流入する液体は第1のカニユーレ250を通ってチャンバー2 12中へ流入し、その中の有益な剤214と混合するであろう。
液体が煙突232の頂部264のレベルを上昇する時、液体は第2のカニユーレ 252およびブッシング92を通って患者へ煙突を流下するであろう。代わりに 、ベース246のストッパー遠方側上のカニユーレ250,252の長さは、カ ートリッジ208を第21および22図に示したソケット324と共に使用でき るように変更することができる。
第18ないし20図を参照すると、蒸気および空気に対し比較的不透過性の壁2 68と、そしてそれと共にチャンバー272を形成する刺通し得るストッパー2 70のような刺通し得る閉鎖手段を含んでいるなお他のカートリッジ266が開 示されている。刺通し得るストッパー270は外側面276と、チャンバー27 2へ面する内側面278を含んでいる。
煙突280は内側面278からカートリッジの長さに実質上平行な方向に、換言 すれば外側面276に対して実質上直角な方向に延びる。有益な剤282は煙突 280自体内部のチャンバーに貯蔵される。ナイロンメツシュスクリーンのよう な約20ミリロン以下の公称孔径を有する粒状物障壁のような液体透過性障壁2 84が煙突280の頂部286に装着される。液体透過性障壁284はカートリ ッジ266がアダプター42中へ差し込まれる時まで煙突280内に有益な剤を 保持する。
好ましい具体例中のカートリッジ266はベース290を持っている流れコネク ター288を備える。ベース920はチャンバー遠方側292とチャンバー対面 側294とを含む。第1および第2のカニユーレそれぞれ296.298がベー ス290中に取付けられる。延長壁300がベース290のチャンバー遠方側2 92がら延び、そして他のカートリッジに関して上で記載した態様でカートリッ ジ266をソケット42上に装着することを可能にするスロット302を備える 。
第1のカニユーレ296の第1のとがった端296aはベース290から第2の 中空カニユーレ298の第1の端298aよりも短い距離を延びる。同様に第1 の中空カニユーレの第2のとがった端298aはベース290のチャンバー遠方 側がら前記のカートリッジ44と共に使用のため第2のカニユーレの第2の中空 端298bよりも短い距離を延びる。第2の中空カニユーレ端296b、298 bの配置は第2L図に図示したソケット324のようなソケットと共に使用する ため変更することができる。
使用において、オペレーターはベースのチャンバー対面側が第19図に図示する ようにストッパー270に当接するまで刺通し得るストッパー270を通過して 第1および第2のカニユーレ296゜298を押す。
しかしながら第2のカニユーレが煙突内に配置されている第15ないし17図の 具体例と異なって、第18ないし20図に図示した具体例においては煙突280 内に配置されるのは第1のカニユーレ296である。有益な剤は煙突内に保持さ れているため、有益な剤と混合する液体の上への流路は煙突自体の内部に形成さ れる。
最終的に液体は液体透過性障壁284に達し、煙突280の外側壁を流下する。
その中に有益な剤を持っている液体は煙突280の外部のチャンバー272中に 集まる。液体レベルはそれが第2のカニユーレ298の第1の端298aのレベ ルへ達するまで上昇し、その時液体は第2のカニユーレ298中へそして患者へ 向かって下流へ流れる。ソケット42のまわりの流れコネクター288を含むカ ートリッジ266の装着は第20図に図示されている。
いくつかの具体例および特徴をここに詳細に記載し添付図面に示したが、特許請 求した発明の範囲を逸脱することなく種々の他の具体例が可能であることが自明 であろう。
FIG、 l2A FIG、!3 FIG、14− 国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.患者へ液源から医療用液を放出するための投与セットにして、その患者へ放 出するための追加した有益な剤を収容するのに適している前記投与セットであっ て、 (a)医療用液体源へ接続のための上流接結手段と患者の静脈系へ接続のための 下流接続手段を含んでいる流体導管、(b)前記流体導管に沿って装着され、有 益な剤を含んでいるカートリッジを受入れるのに適しているソケットにして、カ ートリッジをソケットの上に装着する時、医療用液源からの少なくとも一部の液 体が前記流体導管を通ってソケット中へそして前記カートリッジを通り、前記ソ ケットを出て前記ソケットの下流の前記流体導管中へ流れるようになっているソ ケット、(c)前記ケソットの下流で前記流体導管に沿った空気フラスコにして 、 (i)上流流体導管から流体を受入れる入口、(ii)下流流体導管と流体連通 にある出口、(iii)前記流体導管の断面積より大きい断面積を有し、そのた め前記空気フラスコ入口へ入って来る液体が前記空気フラスコ出口へ落下し、正 常な作動において前記フラスコ入口とそして前記空気フラスコ出口の直上に配置 された液体との間にいくらかの保持された空気が存在する前記空気フラスコを備 えていることを特徴とする前記投与セット。 2.前記ソケットは流路に対して横切って前記空気チャンバー内に装着された粒 状物障壁をさらに含み、そのため前記空気フラスコを通過するすべての液体は前 記障壁を通過しなければならない第1項の投与セット。 3.前記粒状物障壁はナイロンスクリーンからなる第2項の投与セット。 4.前記粒状物障壁は約10ミクロンの公称孔径を有する第2項の投与セット。 5.前記粒状物障壁は約0.2ミクロンないし約20ミクロンの範囲の公称孔径 を有する第2項の投与セット。 6.流体流路制限手段をさらに含んでいる第2項の投与セット。 7.前記液体制御手段は前記空気フラスコの下流で前記流体導管のまわりに配置 されたローラークランプよりなる第6項の投与セット。 8.前記空気フラスコの下流で前記流体導管に沿って装着された注射部位を含ん でいる第1項の投与セット。 9.前記空気フラスコ中の液体レベルは任意により観察することができ、前記空 気フラスコはカートリッジを前記ソケットのまわりに挿入する直前に前記空気フ ラスコ中の許容し得る最低液体レベルを指示する最低液体レベル指示を含んでい る第1項の投与セット. 10.前記最低液体レベル指示は前記空気フラスコの外周のまわりの線よりなる 第9項の投与セット。 11.カートリッジを前記ソケットのまわりに装着する直前の前記空気フラスコ 中の許容し得る最高液体レベルを指示する最高液体レベル指示を含み、そのため いくら,かの空気が前記空気フラスコ中に保持され、前記空気フラスコ入口を通 って前記空気フラスコヘ入って来る液滴の歓察およびカウントを許容する第9項 の投与セット。 12前記上流接続手段は接続スパイクよりなる第1項の投与セット。 13.前記下流接続手段はルーア接続よりなる第1項の投与セット。 14.薬剤含有カートリッジを前記ソケットへ装着する時液体が最初前記カート リッジを通過することなく液体が前記ソケットを出ることを実質的に防止する手 段を含んでいる第1項の投与セット。 15.前記ソケットは入口と、出口と、カートリッジと連通を確立するための刺 通し得る部位と、弾力性ブッシングを含み、前記ソケットは前記入口と前記弾力 性ブッシングの中間に流体受入れセグメントを含み、そのためカートリッジが前 記ソケットへ装着されていない時、前記流体導管へ流入する流体は前記ソケット 入口、前記流体受入れセグメント、前記弾力性ブッシングおよび前記ソケット出 口を順番に通って流れ、 前記ソケットは前記カートリッジから前記刺通し得る部位を通ってカニューレを 受入れるのに適しており、前記カニューレのまわりに前記弾力性ブッシングが液 密シールを形成し、そのためカートリッジをソケットへ挿入した時、前記流体導 管を通って流れる実質上ずへての液体がカートリフジを通って流れなければなら ない第1項の投与セット。 16.前記空気フラスコはその内部容積を減少するように外から操作することが でき、前記投与セットのプライミングを容易にしている第1項の投与セット。 17.患者へ液源から医療用液を放出するための投与セットにして、その患者へ 放出するための追加した有益な剤を収容するのに適している前記投与セットであ って、 (a)医療用液体源へ接続のための上流接続手段と患者の静脈系へ接続のための 下流接続手段を含んでいる流体導管、(b)前記流体導管に沿って装着され、有 益な剤を含んでいるカートリフジを受入れるのに適しているソケットにして、刺 通し得る部位とそして刺通し得る部位に関して並んで配置されている弾力性ブッ シングを含み、そのため弾力性ブッシングが刺通し得る部位を通って前記ソケッ トへ入って来るカニューレの外側と液密に係合し、カートリッジをソケットの上 に装着する時、医療用液源からの液体が前記流体導管を通ってソケット中へそし て前記カートリッジを通り、前記ソケットを出て前記ソケットの下流の前記流体 導管中へ流れるようになっているソケット、(c)前記部位の下流の前記流体導 管中のバクテリア阻止空気排気口 を備えていることを特徴とする前記投与セット。 18.医療用液源および患者へ接続に適している流体導管を含んでいる投与セッ ト中に挿入するのに適しているソケットにして、(a)流体導管の上流部分へ接 続に適している入口、(b)流体導管の下流部分へ接続に適している出口、(c )前記入口と流体連通にある上流端および前記出口と流体連通にある下流端をも っている流体受入れセグメント、(d)刺通し得る部位、 (e)前記流体受入れセグメントの下流で前記刺通し得る部位に関して並んで配 置れた弾力性ブッシングにして、前記刺通し得る部位を通って前記ソケットへ侵 入する針の外側を液密に係合する弾力性プツシング を備えていることを特徴とする前記ソケット。 19.前記刺通し得る部位は刺通し得る主本体部分と、主本体部分の周縁のまわ りのリング状延長部を含み、前記リング状延長部は拡大した外周縁を有し、 前記ソケットは前記拡大周縁を含む前記リング状延長部に実質上対応しそしてそ れを収容する環状みぞを形成する上方および下方取付具を含み、そのため前記上 方および下方取付具が前記刺通し得る部位をその間に捕捉し、前記ソケットを破 壊することなく前記部位の除去を防止する第18項のソケット。 20.有益な剤が流体導管およびカートリッジを通る流体流の間受動的に復元さ れるような態様で有益な剤を患者へ放出するため流体導管中へ有益な剤導入する ためのカートリッジにして、(a)その中に有益な剤を持っているチャンバー、 (b)前記チャンバーを閉鎖する刺通し得る閉鎖手段、(c)前記チャンバーと そして別体のソケットとの係合に適し、ソケットと前記チャンバーとの間の選択 的流体連通を提供するためのアダプター手段にして、 (i)チャンバー刺通手段とそしてソケット刺通手段を含んでいる前記アダプタ ー手段内の流路手段を含み、(ii)前記流路手段は前記チャンバーへの入口流 路とそして前記チャンバーの外への出口流路を備え、 (d)前記チャンバーおよび前記アダプター流路手段は前記チャンバー、前記入 口流路および前記出口流路を開いた連通に置くため前記チャンバー刺通手段で前 記チャンバーを選択的に刺通するため相互に関して選択的にスライド自在であり 、(e)前記チャンバー刺通手段が前記チャンバーを刺通した時、前記入口流路 手段および出口流路手段は各自前記チャンバー中へ延びることを特徴とする前記 カートリッジ。 21.前記出口流路手段は前記チャンバー刺通手段が前記チャンバーを刺通した 時前記入口流路手段より高い高さに配置されている第20.項のカートリッジ。 22.(a)剛直なシリンダー、 (b)前記剛直シリンダーを横断して延びているベースプレート、(c)前記ベ ースプレートを通って装着され、そして前記剛直シリンダー内で前記ベースプレ ートの少なくとも片側において前記剛直シリンダーに対して実質上平行な方向に 延びている第1および第2のカニューレ、 を含み、 (d)前記中空カニューレの各自は前記ベースプレートの両側において延び、各 自とがつた第1および第2の端を含み、前記第1の中空カニューレは前記ベース プレートの両側において前記第2のカニューレより遠方へ延びており、 (e)前記剛直シリンダー内にスライド自在に装着されそして一端において前記 ベースプレートへ面する刺通し得るストッパーによって閉鎖されている有益な剤 を含んでいるチューブ状チャンバーを備え、 前記チューブ状チャンバーは前記中空カニューレから離れた第1の位置から前記 第1および第2のカニューレが前記刺通し得るストッバーを刺通した第2の位置 ヘスライドすることができることを特徴とする有益な剤を流体導管中へ導入する ためのカートリフジ。 23.前記刺通し得るストッパーは前記チャンバーが前記第2の位置にある時前 記ベースプレートに当接する第22項のカートリッジ。 24.前記ソケット内の前記第1および第2のカニューレの正確な配置を含む、 前記カートリッジの関連するソケットとの適切な係合を確実にするため、前記剛 直シリンダーと反対の前記ベースプレートの側においてシリンダーと実質上同軸 に延びるキーみぞ手段を含んでいる第22項のカートリッジ。 25.前記刺通し得るストッパーは前記ストッパーのチャンバー側に実質上円錐 形の中空部分を含んでいる第22項のカートリッジ。 26.前記チャンバーの前記第1および第2のカニューレに関するスライド係合 に際し、前記第2のカニューレが粒状物障壁を刺通するように前記チャンバーを 横切って延びる粒状物障壁を含み前、記有益な剤は前記チャンバーの前記中空カ ニューレとの係合前前記粒状物障壁のストッパー側に保持される第22項のカー トリッジ。 27.前記ソケット刺通手段のためのカシバー手段と、前記チャンバー刺通手段 が前記チャンバーを刺通するため前記カバー手段の除去を防止するための手段を 含んでいる第20項のカートリッジ。 28.前記入口流路および前記出口流路は中空カニューレを含み、前記ソケット 刺通手段のカバー手段は針カバーを含み、さらに前記針カバーは前記中空カニュ ーレが前記刺通し得る閉鎖手段を刺通するまで前記アダプター手段を係合するた めの手段を含んでいる第27項のカートリッジ。 29.第20項のカートリッジを含んでいる第1項の投与セット。 30.前記カートリッジ中に形成された縦方向のみぞと相互嵌合に適した前記ソ ケット上の複数の縦キーを含んでいる第29項の投与セット。 31.有益な荊が流体導管を通る流体の流れの間受動的に復元されるように有益 な剤を患者へ放出するため有益な剤を流体導管中へ導入するため薬剤バイアルと 接続するのに適したアダプターであって、 (a)薬剤バイアルへ接続のため拡大した端部を含んでいる中空な剛直シェルに して、ソケットのまわりに装着するのに適し、ソケットと薬剤バイアルとの間の 選択的流体連通を提供する前記中空剛直シェルと、 (b)前記中空剛直シェル内にスライド自在に装着され、そしてスライディング プレートへ装着された入口流路手段と出口流路手段を含んでいるスライディング プレートを含み、前記流路手段は薬剤バイアル刺通手段およびソケット刺通手段 をさらに含み、前記スライディングプレートの係合はゴムストッバーを刺通し、 それによって前記薬剤バイアル、前記入口流路手段および前記出口流路手段を開 いた連通に置くように前記流路手段を前記薬剤バイアルへ向かってスライドする ことを可能にし、前記バイアル刺通手段が前記バイアルチャンバーを刺通しそし て前記ソケット刺通手段がソケットを刺通した後、前記入口流路手段および前記 出口流路手段が各自薬剤バイアル中へ延び、前記出口流路手段は前記入口流路手 段より高い高さに配置されることを特徴とする前記アダプター。 32.前記入口および出口流路手段は第1および第2の中空カニューレよりなる 第31項のアダプター。 33.前記バイアル刺通手段およびソケット刺通手段は前記第1および第2のカ ニユーレ上のとがった端よりなる第32項のアダプター。 34.前記スライディングプレートから延びているハンドル部分を含んでいる第 31項のアダプター。 35.前記ハンドル部分は前記出口流路手段と連通するバクテリア阻止空気排出 口を含んでいる第34項のアダプター。 36.前記ハンドル部分内に装着されそして前記出口流路手段と連通する粒状物 障壁を含んでいる第34項のアダプター。
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