JPS63503144A - 葉酸類縁体のアミン誘導体 - Google Patents

葉酸類縁体のアミン誘導体

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
5、 のアミンテ道 の 4 よ−光肌凶分責 本発明は、部位選択的に付着した抗体治療剤複合体に関するものである。特に、 本発明は、類縁体の反応性アミンを経由して抗体または抗体フラグメントに対し て共有結合した葉酸類縁体の誘導体を含むものである。抗体複合体の製造方法な らびに生体内抗体複合体の使用方法が記載されている。また、メトトリクセイト およびアミノプテリンのごとき葉酸類縁体の反応性アミン含有誘導体の合成方法 が含まれている。 2、発明の背景 2.1.メトトリクセイトおよびアミノプテリンのj導ロソウスキーら[Ros owsky et al、(1981,J、 Med、 Chem、 24:1 450.以下「ロソウスキーらI」という)コは、ジエチルホスフォシアニブイ トのごときペプチド形成剤によりカプリングされた適度に保護されたし一グルタ ミン酸前駆体に対する4−アミノ−4−デオキシ−N1G−メチルプテロイル酸 (MAPA)のカップリング、つづいてヒドラジンとの反応および保護エステル 部位の除去によるメトトリクセイトのヒドラジド誘導体の製造方法を述べている 。このMAPAは、公知の化学合成方法[ロソウスキーら(RO3owsky  et al、 ) 、(1985J、 Red、 Chem、 (以下、「ロソ ウスキーらII Jという);チャイコフスキーら(Chaykovskyet  al、)、J、 )led、 Chem、 171212;パイパーら(pr per etal、、)1974.J、 Org、 Chem、 42: 20 8参照コにより、あるいはカルボキシペプチダーゼG、によるメトトリクセイト の開裂[マーチネリら()lartinelli et al、)、 1979 . J、 )led、 chem、 22: 869; ?クローら()IcC ullough et al、、)、 1971、 J、 Biol、 Che m、 24蝕720参照]により調製される。 前記ロウソウスキーら■の方法によれば、L−グルタミン酸−ガンマ−メチルエ ステルが10%の過塩素酸の存在下にt−ブチルアセテートでエステル化されて アルファー
【−ブチル−ガンマ−メチルグルタミン酸が形成れる。この炭素保護 アルファーt−ブチル−ガンマ−メチルグルタミン酸エステルは、トリエチルア ミン含有ジメチルホルムアミド(DMF>とMAPAとを約80℃で2分間加熱 し、ついでグルタミン酸誘導体を添加することにより縮合される。 加熱は約80℃でさらに2時間続けられ、ついで減圧下に溶媒を蒸発させ、)I TX −アルファーt −ブチル−ガンマ−メチルエステルを形成するシリカゲ ル上でクロマトグラフィが行なわれる。)ITXジエステルとメタノール溶液中 のしドラジンとの4℃での60時間の反応は、アルファーブチルエステルがガン マ−ヒドラジドを生じる。INのH(1中のブチルエステルの50℃での1時間 の加酸分解、っづ<DEAEセルロース上でのイオン交換クロマトグラフィーは 、所望の)ITX −ガンマ−ヒドラジドを形成する。 ロウソウスキーらの方法は、つぎのごとき数多くの欠点を有している。 (1)使用される中間体、例えばアルファーメチルエステル−1−ブチルグルタ ミン酸は遊離の塩基として不安定であり、また (2)アミノプテリン−アルファーヒドラジドの重大な収率は、ホルミル保護基 の4−アミノ−4デオキシ−N10−ホルミルブチリル酸からの不所望の早過ぎ る除去が後続する加ヒドラジン分解が相当するアミノプテリン類縁体の形成に要 する間に起こるので、直ちに利用できるHAPA類縁休4一体ミノ−デオキシ− 810−ホルミルブチリル酸を利用するこの方法を用いては得られない。 メトトリクセイトおよび/またはアミノプテリンのアミノ酸およびペプチド誘導 体の多くは、記載されている[例えば、「メトトリクセイトおよびアミノプテリ ンのシスティン酸およびヘモシスティン酸類縁体」の名称のロウソウスキーの米 国特許第4,490.529号、カムプトンらこれらの文献は、付着したアミノ 酸またはペプチドの反応性アミン部位が、抗体の酸化された炭水化物部位を経由 して抗体分子にメトトリクセイトまたはアミノプリテン類縁体がカップリングす るのに有用であることは記載もされておらずまたは示唆されていない。 2.2.抗体分子に対するメトトリクセイトの共有結合数多くの異なる反応がメ トトリクセイト(またはメトトリクセイト類縁体)が抗体または抗体フラグメン トに共有結合するのに利用されている。これは、リシン残基のアミノ基、グルタ ミルまたはアスパラギン残基の遊離のカルボン酸基、システニル残基のスルフヒ ドリル基を含む抗体または抗体フラグメントのアミノ酸残基の薬剤化合物のカル ボキシ、アミノまたはスルフヒドリル部位に対する反応により達成される。抗体 分子を通じて規則的にあるいは不規則的に分散しているアミノ酸を経由しての結 合を含む方法は、不規則または非部位特異方法として参照される。 共有結合の最も普通に用いられる方法の一つは、メトトリクセイトまたはメトト リクセイト類縁体のカルボキシ(またはアミノ)部位が抗体のアミノ(またはカ ルボキシ)部位へ結合するカルボジイミド反応である。例えば、ジエンら(Sh en et at、)は、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カ ルボジイミドを経由してヒト血清アルブミンへメトクセイト(MTX)がカップ リングし、水溶性MTX−H8A複合体を形成することを記述している(198 4. Proc、 Nat’l Acad、 Sci、 U、S、A、 81:  1445)クルカルニら(Kulkarni et al、)、(1981, Cancer Res。 旦: 1445)は、三つの非部位特異方法を経由して抗体分子に対するMTX の共有結合を記載している。すなわち、カルボジイミド法、混合無水物反応およ びメトトリクセイトのN−ヒドロキシサクシンイミドエステルとの反応を用いる 活性エステル法。もっと最近では、クルカルニら(にulkarni et a l、)、(1985,Cancer Immunol、 Immunother 、 旦211)は、メトトリクセイトの活性エステルを用いる抗体ににおけるリ シンのアミノ基を経由して抗体またはF (ab)2フラグメントとMTXとの 複合化を記述している。 マナベら(Hanabe et al、)、(1984,J、 Cl1n、 H ed、 虱445)は、多価担体として作用するデキストランT−40を経由し てモノクローナル抗体に対するMTXの共有結合を記述している。このデキスト ランT−40は、過ヨウ素酸ナトリウムを用いて酸化されてポリアルデヒドデキ ストランを形成する。酸化されたデキストランのアルデヒド部位は、ついで抗体 分子のアミノ基と反応してシッフ塩基(イミン類)または還元されたシッフ塩基 を形成する。ついで、MTXは、酸化されたデキストラン抗体中間体と反応し、 かつ共有結合した複合体がシッフ塩基形成およびこれに続くデキストランのアル デヒドとMTXの2または4個のアミノ基との間の還元により形成されることが 明らかにされている[前記マナベら(Hanabe et at、)等449頁 コ。しかしながら、本発明者らは、メトトリクセイトの2および4個のアミノ基 は核性が弱く、また予想されるような大部分はシッフ塩基または還元シッフ塩基 形成を生じない。 上記方法は、全て抗体分子のポリペプチド骨格に対して共有結合を生じている。 従来法により薬剤成分に直ちに複合し得るリジン、アスパラギン酸およびグルタ ミン酸のごときアミノ酸は、比較的規則的に生じかつ抗原結合領域を含む免疫グ ロブリンの軽および重鎖を通して不規則に分散する。この抗原結合領域のいかな る化学的変性も、抗体の認識因子における変化を生じる。このような変性は、抗 原に対する抗体の親和性および特異性を変える。異なる抗体の集団にいおて、抗 原結合領域のこのような変更は、若干の抗体分子の完全な不活性化および抗原結 合領域に対する変更の種類、激しさおよび/または接近により他の不活性化のよ り低い程度を生じる。この不活性化は、抗原結合領域の範囲内かあるいは極めて 近い領域での変化により、これは非反応的にするように結合部位の構造を変える か、あるいは抗原結合領域の域外での変化により、これは抗原結合領域に対する 抗原の接近を制限する。 1−元皿凶週丞 本発明の一般的方法によれば、治療用の葉酸類縁体は、抗体または抗体フラグメ ントに共有結合している。この共有結合は、得られる抗体複合体が抗原と結合し かつ生体内に投与されたときに治療効果をもたらす能力を有するように達成され る。さらに詳しくは、この共有結合は、抗体または抗体フラグメントの酸化され た炭水化物部位と、アミンが第一級アミン、第二級アミン、ヒドラジン、ヒドラ ジド、フェニルヒドラジン、アルコキシアミン、セミカルバジドおよびチオセミ カルバジドよりなる群から選ばれたも有結合を形成することにより達成される。 特に、本発明は、 (a)抗体または抗体フラグメントを酸化剤と反応させて該抗体または抗体フラ グメント中にアルデヒド基を形成させ、かつ (b)該抗体または抗体フラグメントの酸化された炭水化物部位のアルデヒド基 を第一級アミン、第二級アミン、ヒドラジン、ヒドラジド、アルコキシアミン、 フェニルヒドラジン、セミカルバジドおよびチオセミカルバジド基よりなる群か ら選ばれた葉酸類縁体の反応性アミン基と反応させて非複合化抗体または抗体フ ラグメントと実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を有する水溶性抗体葉 酸類縁体複合体を形成する ことを特徴とする治療性抗体−葉酸類縁体複合体の製造方法に関するものである 。還元は、該複合体を安定化するのに使用される。 本発明はさらに、抗体または抗体フラグメントの酸化された炭化水素部位に対す る共有結合を介して結合した葉酸類縁体誘導体よりなり、該水溶性複合体は非複 合化抗体または抗体フラグメントと実質的に同一の免疫反応性または免疫特異性 を有し、該共有結合はイミン、エナミン、ヒドラゾン、フェニルヒドラゾン、オ キシム、セミカルバゾン、チオセミカルバゾンおよびその還元形態よりなる群か ら選ばれたものである。 さらに本発明は、本発明の治療用抗体複合体の調製に有用なアミノプテリン−ガ ンマ−ヒドラジド、アミノプテリン−アルファーヒドラジド、メトトリキセイト ーアルファーヒドラジドおよびメトトリクセイトーアルファーアルファーリシル ーリシルーグリシルーグリシルーチロシルーヒドラジドのごとき新規な反応性ア ミン含有葉酸類縁体を含むものである。 本発明はまた、 (a)保護されたカルボキシル基および遊離のカルボキシル基を有するN−保護 [−グルタミン酸を、第一級アミン、第二級アミン、アルコキシアミン、ヒドラ ジン、ヒドラジド、フェニルヒドラジン、セミカルバジドおよびチオセミカルバ ジドよりなる群から選ばれた反応性アミンまたは保護反応性アミンを含有する部 位と反応させて反応性アミンまたは保護反応性アミンを含有するN−保護し一グ ルタミン酸を形成し、 (b)工程(a)で生成したN−保護[−グルタミン酸誘導体からN−保護基を 除去して遊離のアルファーアミノ基を有する反応性基または保護された反応性基 を有するし一グルタミン酸誘導体を形成し、 (C)工程(b)生成したし一グルタミン酸誘導体のアルファーアミノ基を、カ ルボキシル基が公知のカルボキシル活性化剤により活性化されている4−アミノ −4−デオキシーN メチルブチリル酸または4−アミノ−4−デオキシ−N1 0−ホルミルブチリル酸のカルボキシル基と反応させ、かつ (d)いかなる保護基をも除去して第一級アミン、第二級アミン、アルコキシア ミン、ヒドラジン、ヒドラジド、フェニルヒドラジン、セミカルバジドおよびチ オセミカルバジドよりなる群から選ばれた反応性アミンを含有するメトトリクセ イトまたはアミノプテリンの反応性アミン含有水溶性誘導体を形成する 工程よりなることを特徴とする葉酸類縁体の治療的に有効なアミン誘導体の新規 な合成方法を含むものである。 本発明の抗体葉酸類縁体は、生体内治療において理想的に的している。特定の目 標部位に対する該葉酸類縁体のデリバリ−は、動物またはヒトに対して水溶性抗 体−葉酸類縁体複合体の有効量を投与することにあり、該複合体は、該目標部位 と免疫反応性でありかつ免疫特異性であり、また非目標部位と実質的に非免疫反 応性でありかつ非免疫特異性であり、また抗原決定基は非目標部位に実質的な量 が見出せない。この目標部位は葉酸類縁体で治療を受ける細胞性疾患と関連する 生体内の特定細胞、組織、器官またはいかなる部位をも含むものである。 本発明は、動物またはヒトに対して、本発明により調製された治療的に有効な量 の水溶性部位選択的に付着した抗体−葉酸類縁体複合体を投与することよりなる 細胞性疾患の治療方法を含むものである。治療されるべき細胞性疾患は、つぎの 子宮絨毛癌、破壊性繊毛腺腫、胞状奇胎、急性および亜急性白血病、白血病性髄 膜炎、リンパ肉腫、苗状息肉腫、肺癌、特に鱗状および小胞タイプ、背反性肉腫 および頭部、首部および骨盤のある腫瘍を含むがこれらに限定されるものではな い。 4、【図面の簡単な説明】 本発明は、以下の発明の詳細な説明、発明の特定の具体例の実施例および添付図 面を参照することによりさらに完全に理解されるであろう。 第1図は、選択的に結合したHTX−ガンマ−tlV抗体複合体、すなわちHT X−Hy−CYTO15の部位の注射の確立されたBN腫瘍の異種移植片の影響 を説明するグラフである。未治療の対照動物における腫瘍増殖も比較のために含 まれている。 第2図、不規則に結合したHTX−ガンマ−H1/抗体複合体、すなわち不規則 HTX −CYTO15の注射の確立されたBNii瘍の異種移植片の影響を説 明するグラフである。 5、定 義 本願明細書を通して使用されているように、用語「葉酸類縁体」は、少なくとも 1個のカルボキシル基を含みかつ代謝過程とは独立に正葉酸と緩衝することによ り代謝拮抗物質とて使用する葉酸のいかなるいる縁体をも含むものである。 用語「葉酸のアミン誘導体」は、反応性アミンを含むかあるいは含むように変性 されたいかなる葉酸類縁体をも含むものである。 用語「反応性アミン」は、単純な化学的縮合反応によりあるいは化学的な縮合反 応を行なったのちに生成した共有結合を安定化させるために還元することによる 窒素原子を介してアルデヒド官能基と共有的に付着ないし結合し得るいかなる窒 素含有官能基をも含むものである。このような反応性アミンの例としては、第一 級アミン、第二級アミン、ヒドラジン、ヒドラジド、フェニルヒドラジン、アル コキシアミン、セミカルバジドおよびチオセミカルバジドが含まれるが、これら に限定されものではない。 6、発明の詳細な説明 本発明は、抗体または抗体フラグメントに対して葉酸類縁体のアミン誘導体を共 有的に結合させることにより調製される水溶性抗体複合体に関するものである。 葉酸類縁体のアミン誘導体は、分子の抗原性部位の部分でもなければこれを面接 合むこともない抗体分子の炭化水素部位に反応性アミン基を介して選択的に結合 している。しかして、部位に選択的に結合したのち、この抗体複合体は、未複合 化抗体または抗体フラグメントと実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を 有している。 本発明の一実施態様においては、この反応性アミン基は、葉酸類縁体に直接結合 している。説明例としては、ヒドラジン基がメトトリクセイトまたはアミノプテ リンのグルタミル部位のアルファまたはガンマ−カルボキシル基に直接結合でき る。本発明の他の実施態様においては、この反応性アミン基は、リシン、アルギ ニン等のようなアミノ酸およびペプチド末端遊離アミン基が反応性アミンととし て作用するチロシル−グリシル−グリシル−アルギニル−ε−リシンのようなペ プチドを含むがこれらに限定されるものではない結合部位の一部であってもよい 。 反応性アミン基は、抗体に複合化されたときあるいは生体内に投与されたときに 抗体−葉酸類縁体複合体が種々の腫瘍状態に対して治療的に有効であるように酸 類縁体に結合されている。 本発明の抗体は、従来の抗体またはモノクローナル抗体であってもよい。モノク ローナル抗体の用途は、各モノクローナル抗体が一つの抗原決定基に対して特異 的であり、かつ多量が公知の技術で容易に製造できるもので数多くの利点を提供 する。 本発明に使用する抗体は、従来の抗体またはモノクローナル抗体であり得る。モ ノクローナル抗体の使用は、各モノクローナル抗体がある抗体決定因子に特異で ありまた公知技術を使用して多量に容易に生産し得るためにいくつかの利益をも たらす。 本発明に利用できる抗体は、葉酸類縁体を使用して処理し得る細胞性疾患に関連 するいずれの標的に対しても誘導される。本明細書を通して使用される用語「細 胞性疾患」は、良性であろうと悪性であろうと葉酸類縁体を使用する処理に修正 可能である腫瘍および他の細胞増殖性状態並びに葉酸類縁体を使用する処理に修 正可能であるリウマチ性関節炎のような状態を含むことを意図するものである。 このような細胞性疾患は、子宮絨毛癌、絨毛腫、破壊性絨毛腺腫、胞状奇胎、急 性および亜急性白血病、白血病性髄膜炎、リンパ肉種、蘭状息肉腫(mycos is fungodides) 、肺癌、特に鱗状および小細胞型肺癌、背反生 肉腫、頭部、首部および骨盤のある腫瘍、重傷の作業不能乾瘤(disabli ng poriasis)およびリウマチ性関節炎を含むがこれに限定されるも のではない。 葉酸類縁体が代謝拮抗性効果を発揮するため細胞中に内部移行されるはずである ので、特定の腫瘍に対する類縁体の治療効果に対する重要な考察は、腫g!!細 胞中への類縁体の進入である。はとんどの部分に関して、葉酸類縁体は、単純拡 散経路というよりむしろキャリヤー媒体葉酸エステル(塩)デリバリ−システム を経て細胞中に内部移送される。事実一定の腫瘍タイプは、腫瘍細胞が葉酸エス テル移送システムを損なうことを特徴とするため葉酸類縁体に抵抗する[パイパ ーら(Piper et al)、1982.J、Hed、Chem、2L18 2参照コ。本発明の抗体−葉酸類縁体複合体が細胞上に位置する異なるレセプタ ーに影響を及ぼし、従って、腫瘍細胞中への葉酸類縁体の正常の移送を変更し得 ることが考慮される。従ってさらに葉酸類縁体の相当する遊離類縁体性の耐腫瘍 の抗原に対して特異な抗体への付着が抗体−S酸類縁体による。このような耐腫 瘍性の治療を認め得ることが考察される。以下の体系は、特定腫瘍が本発明の特 別な抗体−葉酸類縁体を使用して生体内において効果的に処置されるか否かを決 定する便利な方法を提供する。 すなわち、処理される腫瘍の小サンプルを従来方法によって得、いくつかのアリ コートに分割する。特定腫瘍に免疫反応性でありかつ免疫特異性のモノクローナ ルまたはポリクローナルのいずれかの抗体を同定しかつ/または従来のまたはハ イブリドーマ技術を用いて調製する。抗体−葉酸類縁体を本発明に従って調製す る(後述の第6.3節参照)。腫瘍サンプルの1アリコートを実験動物の腎臓の 被膜下に導入する。正常または裸のマウスのいずれかが便利な実験動物モデルで ある。腫瘍フラグメントを例えば接眼マイクロメータを使用して測定し、そして 抗体−葉酸類縁体を数日間静脈内投与する。同様な移植腎臓下、嚢腫瘍フラグメ ントを有するが、処置されない動物は、陰性対照としての役割を果す。定期的に 移植腫瘍組成を測定し腫瘍成長の抑制または処置動物のJ!!瘍サイズの減少は 、複合体の治療効果を示す。上記の体系を使用して、いずれのヒト腫瘍組織も本 発明の抗体−葉酸類縁体への生体内感受性に対してスクリーンされ得る。 従って、用語「細胞性疾患」は、さらに上記生体内試験で決定されるとおりの抗 体−葉酸類縁体複合体を使用する治療に順応するいずれかの新生物腫瘍を含むこ とを意図する。 本発明の抗体複合体を使用して効果的に処置し得る細胞性疾患の例は、腫瘍抗原 、組織適合性、分化および他の細胞膜抗原、酵素、ホルモンレセプター、腫瘍遺 伝子産生物等を含むがこれに限定されるものではない。加えて、異なる抗原決定 群に反応性の抗体の組合せを使用し得る。キャリヤーとして使用し得る免疫グロ ブリンは、ICIA、 IC10,IgE。 1(II)Iのような一定のクラスの抗体、一定のクラスのIgGまたは例えば 半抗体分子(または単−H:[鎖対(single heavy:Iight  chain pair )、Fab、Fab’または(Fab’) 2フラグメ ントのような免疫グロブリンの一定のフラグメントを含む。生体内投与が不明瞭 を残す際、目下要求される抗体−葉Wji、類縁体複合体治療効果に対する根拠 および数多くの機構はもっともらしく思われる。本発明の複合体を生体内に投与 する際、治療活性を説明するいずれかの特定の理論に限定することを望まないが 、本発明者等は、以下の理論的説明を提供する。 本発明の一実施態様によると、抗体複合体は、葉酸類縁体のグルタミル部位のガ ンマ−カルボキシル基に共有的に結合された反応性アミン基を経由して共有的に 付着されるによって形成される。このような付着が葉酸類縁体が抗体−葉酸類縁 体複合体から生体内に放出されない場合その活性を保持するため、治療の有効性 に重要であることが報告されているグルタミル部位のアルファーカルボキシル基 を認めることは可能である。 本発明の別の実施態様によると、反応性アミン基は、ペプチドが細胞外に活性な 蛋白分解性酵素による分割に影響されやすい、該アミンを含むペプチドを経て葉 酸類縁体に共有的に付着される。高濃度のこれら蛋白分解性酵素は、M癌部位に おいて含まれている。この場合、ペプチドは、葉酸類縁体のグルタミル部位のア ルファマまたはガンマカルボキシル基のいずれかに付着され得る。本実施態様に 従って調製される抗体−葉酸複合体の治療効果が生体における意図された標的に 遊離薬剤として活性葉酸類縁体の酵素的に触媒された放出によることも可能であ る。説明するための例として、メトトリクセイトがグルタミル部位のアルファー カルボキシル基を経て酸化抗体のアルデヒド基に付着されたリシル−グリシル− グリシル−チロシル ヒドラジドに共有的に付着されたメトトリクセイトー抗体 複合体がプラスミンおよびカルボキシルペプチターゼのような酵素によって標的 部位で生体内において分割し得ることが要求される。従って治療に効果的なメト キトリクセイトは、生体内における意図された部位に酵素的に放出されるべきで ある。事実、生体内において遊離メトトリクセイトを形成するメトトリクセイト ーアルファーアルファーリシルーグリシルーチロシルーヒドラジド抗体複合体の 酵素的に触媒された分割を示すデータは、後述の第9節にある。 本発明のさらに別の実施態様によると、葉酸類縁体は、標的部位において生体内 に見い出される条件下、化学的分割に影響されやすい抗体への共有結合を形成す る反応性アミンを経て、直接または結合ペプチド部位によって付着される。従っ て遊離葉酸類縁体が腫瘍細胞中への取り込みに先立つ標的部位または他分、腫瘍 部位中に複合体の取り込みの後さえもの標的部位のいずれかにおいて生体内に放 出され得る。説明するための例としてヒドラゾン結合は、メトトリクセイトーガ ンマーヒドラジドと酸化抗体のアルデヒド基の間に形成され得る。このようなヒ ドラゾン結合は、生体内における緩かな加水分解、特にヒドラゾンの生体内酸化 が生じる場合、影響を受けやすい。このような加水分解が複合体の結合後腫瘍細 胞表面にてまたは複合体の取り込み後細胞外に生じ得ることが必要とされる。い ずれかの場合においても、遊離治療的活性葉酸類縁体は、生体内に放出される。 生体内標的における複合体の放出、酵素的触媒放出および化学的に誘導された放 出なしで治療活性を含む上記交互の可能性は、生体内における本発明の葉酸類縁 体の治療効果を説明するために持ち出された。しかしながら、本発明は、このよ うな治療効果に対するいずれかの特定の理論ないし機構に限定すべきでない。 6.1葉酸未縁体のアミン誘導 第5節に定義されるとおり、葉酸類縁体は、少なくとも1個のカルボキシル基を 含みかつ代謝過程とは独立に正葉酸と干渉することにより代謝拮抗物質として作 用する葉酸の類縁体であり、従って葉酸欠乏症の症状をもならす。第1表は、こ のような葉酸類縁体の例の非包活的リストを示す。 第1表 j)ij U」」 メトトリクセイト アミノプテリン 3°、5°−ジクロロメトトリクセイト3°、5°−ジクロロアミノプテリン 5.8−ジデアザメトトリクセイト 5.8−ジブアザ−5,6,フ、8−テトラヒドロメトトクレクセイト5.8− ジブアザ−5,6,フ、8−テトラヒドロアミノプテリンs、 a、 io−ト リデアザアミノプテリン5.10−ジブアザ 5,6,7.8−テトラヒドロ葉 酸8.10−ジブアザアミノプテリン これらおよび他の葉酸のアミン誘導体は、本発明に従って有効である。このよう なアミン誘導体は、反応性アミンを含むかまたは含むように改質されたいがなる 葉酸をも含む。用語「反応性アミン」は、単純な化学的縮合あるいは化学的縮合 を行った後に共有結合を安定化させるために還元することによる窒素原子を介し てアルデヒド官能基共有的に付着ないし結合し得るいかなる窒素含有官能基をも 含むものである。従って本発明に有効な葉酸類縁体のアミン誘導体は、メトトリ クセイトーガンマーヒドラジン、3”、5−ジクロロメトトリクセイトーアルフ ァーヒドラジン、メトトリクセイトーアルファニアルファーリシル−グリシル− グリシルーチロシルヒドラジド、メトトリクセイトーガンマーチロシルヒドラジ ド、メトトリクセイトーアルファーアルファーリシルヒドラジド、メトトリクセ イトーアルファーアルファーリシン、メトトリクセイトーアルファーアルファ− ε−アルギニン−グリジン−グリシン−チロシン、アミノプテリン−アルファー ヒドラジド、3′、5−ジクロロアミノプテリン−ガンマ−ヒドラジド、3°、 5−ジクロロアミノプテリン−アルファーヒドラジド、アミノプテリン−ガンマ −チロシルヒドラジド、アミノプテリン−アルファーアルファーリシル−グリシ ル−チロシルヒドラジド、アミノプテリン−アルファーアルファーリシルヒドラ ジド、アミノプテリン−アルファーアルファーリシン、およびアミノプテリン− アルファーアルファーリシル−ε−アルギニン−グリシン−グリシン−チロシン を含むがこれに限定されるものではない。5,8−ジデアザメトトリクセイト、 5゜8−ジブアザ5.6.7.8−テトラヒドロアミノプテリン、5.8.10 −トリデアザテトラヒドロ葉酸および8,10−ジブアザアミノプテリン等のよ うな反応性アミン含有葉酸類縁体の誘導体もまた本発明に有効である。 6.21葉 4. のアミン活j の/′2本発明の抗体複合体を形成するのに 使用される葉酸類縁体のアミン誘導体は、種々の方法を使用して合成し得る。 本発明の一方法によると、カルボキシル基含有葉酸類縁体は、カルボジイミドの ような活性化剤との反応で活性化される。活性化中間体を該反応性アミンを経由 して酸化抗体のアルデヒド部位に結合する能力を有する反応性アミン含有葉酸類 縁体を得るためヒドラジンまたはジアミンのような好適な核性試薬と反応する。 所望により、活性中間体を酸化抗体のアルデヒド部位に該反応性アミンを経由し て結合する能力を有する反応性アミン含有葉酸類縁体を得るため次のカルボキシ ル基との反応を脱保護される保護反応性アミンを含有するアミノ酸ないしペプチ ドと反応する。 いくつかの葉酸類縁体がこの方法で誘導され得る2つの異なるカルボキシル基含 有グルタミン部位を有するので生産物の異性体混合物は請求核試薬の性質によっ て生じる。所望の異性体は、従来の技術を使用して不要異性体から分離できるべ きである。(この方法を使用するメトトリクセイトーガンマーヒドラジドの合成 の実験例に関して、後述の第7.1.3節参照)。 本発明の他の新規な方法によると、メトキシトリクセイトおよびアミノプテリン のような葉酸類縁体のアミン誘導体は、次のとおり合成され得る。 保護反応性アミン含有グルタミン酸誘導体を最初に調製する。好適な出発原料は 、アルファーアミノ基が、例えばカルボベンゾイロキン(CBZ)またはフルオ ニニルメトキシカルボニル(FmOC)部位で保護され、またカルボキシル基の 1つが例えばt−ブチルエステルのようなエステル部位で保護されたグルタミン 誘導体である。保護グルタミン酸の他のカルボキシル基は、第一級アミン、第二 級アミン、ヒドラジン、フェニルヒドラジン、アルコキシアミン、セミカルバジ ドおよびチオセミカルバジドおよびそれらの保護誘導体から成る群から選ばれた 反応性アミンまたは保護反応性アミン部位に付着される。反応性アミン含有部位 は、カルボジイミド類、混合酸無水物または反応性エステル類でカップリングす る等の公知カルボキシル活性化方法によって保護グルタミン酸の遊離カルボキシ ルに付着し得る。 反応性部位がヒドラジンの場合、この部位を例えばブトキシカルボニル(BOC )ブロック基を使用してさらに保護することが好ましい。 反応性アミンまたは保護反応性アミン含有N−保護し一グルタミン酸のアルファ ーアミノ基は、遊離アルファーアミノ誘導体を得るためにデプロテクトされる。 遊離アルファーアミノ基は、カルボジイミド類、混合酸無水物または反応性エス テル類でカップリングする等の公知カルボキシル活性化方法により4−アミノ− 4デオキシ−NIO−メチルプテロイル酸(HAPA)または4−アミノ−4デ オキシ−N1°−ホルミルプテロイル酸(FAPA)のいずれかのカルボキシル 基にカップリングされる。いずれかの保護基の除去後、形成される生産物は、葉 酸類縁体メトトリクセイトまたはアミノプテリンのいずれかの反応性アミン含有 、水溶性誘導体である。 反応性アミン含有(または保護反応性アミン含有)グルタミン酸誘導体をプテロ イジニル安息香酸にカップリングするこの方法は、HAPAまなはFAPAのい ずれかの代わりに適当に置換されたベンゾイル部位の利用によって種々の反応性 アミン含有葉酸類縁体を得るため一般化し得る。例えば、4−アミノ−4−デオ キシ−8,10−ジブアザプテロイルのようなW換安息香酸は、可能葉酸類縁体 、8.10−ジブアザアミノプテリンの反応性誘導体を得るなめ上記方法で)I APAの代わりになり得る[デ グロウ等(De Graw et al、)、 1984.J、Hed、 Chem、 27:376]。 説明するために、メトトリクセイトーガンマーヒドラジドを本発明の新規な方法 に従って次のとおり調製できる。 市販のし一グルタミン酸アルファt−ブチルエステルを一晩室温にて1当量のN aHCO3含有水:アセトン1:1溶液中にて1当量のフルオロエニルメチルサ クシンイミジル(SUccinimidyl )カーボネートとの反応によって そのN−Fm0C誘導体として保護する。Fm0CL−グルタミン酸アルファー ℃−ブチルエステルをドライジメチルホルムアミド(DHF)中1〜3当量の2 ,4−ジニトロフェノールとともに、ひき続いてカルボジイミドヒドロクロリド に溶解する。得られた混合物を室温にて24時間攪拌する。反応の進行を薄層ク ロマトグラフィー(TLC)で検査する。反応混合物を必要により反応を完結す るために約50℃まで加熱し得る。 2.4−ジニトロフェニル活性エステルの形成の完結後、約1〜3当量のt−ブ チルカーボネートを加え反応混合物を攪拌下、約24時間室温にてインキュベー トする。溶媒の蒸発につづきエーテル:水で反応混合物を抽出する。層分離およ び冷希NaHCOsでのエーテル層の洗浄およびエーテル層の蒸発によりrmo c t−グルタミン酸アルファーt −ブチルエステル−ガンマ−N’−BOC −ヒドラジドを得る。テトラヒドロフラン(1旺)巾約10%ジメチルアミンで Fm0C保護基の除去につづいてジエチルアミンおよび丁HFの蒸発をし粗[− グルタミン酸アルファーt−ブチルエステル−ガンマ−N。 −BOC−ヒドラジドを得る。この粗[−グルタミン酸誘導体をさらに精製する ことなしに使用する。 )IAPAを約1〜4当量の2.4−ジニトロフェノールでドライDHF中懸濁 し得る。3(3−ジメチルアミノフェノール)−1−カルボジイミド(約1〜5 当量〉を加え反応混合物を約2時間室温にて攪拌する。反応の進行を丁LCで検 査し反応混合物を反応を完結するため必要により50℃以下に加熱する。ひき続 いて溶媒の蒸発およびインプロパツールで粉砕し固形HAPA−2,4−ジニト ロフェノールエステルをもたらす。 )IAPA−2,4−ジニトロフェノールエステルを約1〜3当量のL−グルタ ミン酸アルファー[−ブチルエステル−ガンマ−N’−BOCヒドラジドおよび 約1〜3当量のジイソプロピルエチルアミンとともにドライDHF中に溶解する 。反応混合物を室温にて約24時間撹拌する。反応進行を丁[Cで検査し必要に より反応を完結するなめに50℃以下に加熱する。 混合物を蒸発し粗生産物をシリカゲルクロマトグラフしメトトリクセイトーガン マーt−ブチルエステル−ガンマ−N゛−Boc−ヒドラジドを得る。続いて室 温にて約1時間メチレンクロリド中約30%トリフルオロ酢酸で脱保護しひきつ づき蒸発して炭酸ニアンモニウム溶液を使用してつづいて中和される租メトトリ クセイトーガンマーヒドラジドのトリフルオロアセテートを得る。例えば、炭酸 ニアンモニウム傾斜でQAEセファデックス■(QAE 5ephadex■) を使用しイオン交換クロマトグラフし、ひきつづいて凍結乾燥しメトトリクセイ トーガンマーヒドラジドを得る。 本発明の上記方法を)IAPA部位の代りに適当に置換された安息香酸成分を使 用して当業者によって変更し得る。したがって本発明は、反応性アミン含有他の 葉酸類縁体のアミン誘導体を得るこのような変更を含むことを意図される。 葉酸類縁体のアミン誘導体の合成に関する本発明の新規な方法は、従来の方法に 比べて次のような利益をもたらす。 (1)本方法は、アミノプテリンのヒドラジド誘導体を形成するためにすぐに利 用できるアミノプテリン前駆体4−アめ従って高収率、本発明アミノプテリンヒ ドラジドの新規化合物の異性体的に純粋な調製方法を提供する。ホルムアミド保 護基がヒドラジンまたはヒドラジン誘導体との反応によってすぐにはずされるの で[ガイガーら(Geiger etal、)、1968.Chem、Ber、  肚33386参照コ、アミノプテリンのヒドラジド誘導体を調製するために加 ヒドラジン分解を必要とする葉酸類縁体のヒドラジド類の合成に関する従来の方 法の使用は(前記ロソウスキーら工参照)、保護N10−ホルミル基の望ましく ない時期単向の除去を導く。従って、アミノプテリン−ガンマ−ヒドラジドまた はアミノプテリン−アルファーヒドラジドの匹敵する収址は、従来の方法を使用 しては期待され得ない。 (2)所望生産物がメトトリクセイトーヒドラジンの際、本方法は、ペナルティ メート前駆体としてより無極性かつ有機溶媒に可溶な誘導体をメトトリクセイト ーヒドラジンに与える。本方法は、有機溶媒系を使用する標準クロマトグラフィ ー技術でペナルティメート前駆体を簡単に精製する。これは、合成の根本的段階 におけるより純粋なメトトリクセイトーヒドラジトの形成の増強された可能性を もたO)の方法もまた、本発明に利用できる葉酸類縁体の反応性アミン誘導体の 合成に利用できる。例えば、第2.1節に記載されたごとくメトトリクセイトー ガンマーヒドラジドは、フォスフォロシアニデートのようなペプチド形成剤によ ってカップリングされた)IAPAおよび適当な保it−グルタミン酸エステル 誘導体を使用して合成し得る。引き続いて加ヒドラジン分解し次いで保護基の除 去をし反応性アミン含有葉酸類縁体を提供する。 6.3抜代撲含体凶訓梨方抹 抗体が糖蛋白である故、化合物は、分子のペプチド骨格に共有的に付着される炭 水化物部位に付着され得る。いくつかの炭水化物部位は免疫グロブリンのEC領 域に配置されまた生じるため補体システムの成分の結合が必要とされる。 免疫グロブリンのEC領域の炭化水素部位は、ここに記載される体系に利用され 得る。場合により炭化水素部位を含有するいかなる免疫グロブリンのFabない しFab“フラグメントは、ここに記載される反応体系に利用され得る。このよ うな免疫グロブリンの一例は、プトナムら(Putnam et al。 )、(1973,5cience t82 :287)によって続けられたヒト ICIHである。 以下に詳細に記載されるごとく、抗体または抗体フラグメントの炭化水素測鎖は アルデヒドを発生するために選択的に酸化され得る。得られるアルデヒドを、つ いでイミン、エナミン、オキシム、ヒドラゾン、フェニルヒドラゾン、セミカル バゾン、チオセミカルバゾンまたはそれらの還元形態を形成するためアミン基( 例えば、第一級アミン、第二級アミン、アルコキシアミン、ヒドラジン、ヒドラ ジド、フェルヒドラジン、セミカルバジドまたはチオセミカルバジドのようなア ンモニア誘導体)と反応し得る。 場合により、抗体の炭化水素部位は、アミン基と付着または反応できるように酵 素的技術で変成し得る。例えば、ノイラミニダーゼおよびガラクトースオキシダ ーゼは、アルデビト部位を形成するなめに使用し得る。 6.3.1.醸化Ω化主煎方法 抗体分子の炭化水素部分ないし部位の酸化は、アルデヒド基の形成を導く。過ヨ ウ素酸、パラ過ヨウ素酸、メタ過ヨウ素酸ナトリウムおよびメタ過ヨウ素酸カリ ウム等の種々の酸化剤を使用し得る。これらの中で二次的反応または好ましくな い副反応がほとんど影響しないので、酸素酸およびその塩が好ましい。一般的議 論に関しては、ジャクソン(Jacson) 、1944.in叶ganic  Reactions 2. p、341;ブントン(Bunton)1965, 0xidation in Organic Chemistry、Vol、I  Wiberg、ed、、Academic Press、 Nev York 、p、367参照のこと。 これらの酸化剤での抗体の酸化は、公知方法で実行できる。酸化において、抗体 は、濃度が一般的に100■/ m1未満、好ましくは1〜20■/ mlであ る水溶液の形態で一般的に使用される。酸素酸またはその塩を酸化剤として使用 する際、一般的に水溶液の形態で使用され、また濃度は、一般的に0.001〜 10m)l、好ましくは1.0〜10mMである。酸素酸またはその塩の量は、 抗体の種類によるが一般的には、例えば被酸化炭化水素の量の10〜100倍の 1に過剰にて使用される。しかしながら、最善の量は、通常の実験によって決定 され得る。 酸素酸またはその塩での抗体の酸化方法において最善の範囲は、約4〜6のpH ,0〜37℃の温度、および15分〜12時間の反応時間を含む。 酸素酸およびその塩での糖蛋白の酸化の間、糖蛋白の過剰酸化を防ぐため光を遮 断することが好ましい。 6.3.2.脱化O鼓ム迫方払 抗体分子の炭水化物部分の酸化はまた、ノイラミニダーゼの存在下または不存在 下に#素ガラクトースオキシダーセを使用しても達成し得る。[クーパー等(C ooper et al、)、1959.J、Biol、Chem、 234: 445] 、抗体は、水溶液中にて使用され、濃度は、一般的に0.5〜20■ / 011である。酵素は、一般的に約5.5〜8.0のpHで使用される。酵 素反応におけるpHの影響、基質濃度、緩衝液および緩衝液濃度は、前記クーパ ーに報告される。 6.3.3.酸化抗体と葉酸類縁体のアミン誘導体のカップリング 本発明の抗体複合体は、酸化抗体を第一級アミン、第二級アミン、ヒドラジン、 ヒドラジド、アルコキシアミン、フェニルヒドラジン、セミカルバジドおよびチ オセミカルバジド基から成る群から38ばれた有効アミン基を有する葉酸類縁体 と反応させることによって製造される。すぐに得られる生成物は、以下の添加物 から水分子の除去による炭素−窒素−二重結合を含む。 ヒドラジド類でのアルデヒドの反応の一般的議論に関しては、マーチ(Marc h)1978. in Advanced Organic Chemistr y: Reactions Hechamisms and 5tructur e、マグロウ ヒルカンパニー、二、:L−ヨーク()IcGrow Hill  Co、、Ne* Y。 rk)、pp824〜825を参照のこと。 約0.5〜20■/mlの濃度の酸化抗体の溶液を葉酸のアミン誘導体と混合し く反応性アミン基と抗体アルデヒドのモル比は約1〜約10,000) 、溶液 を約1〜18時間培養する。 好適な温度は、0〜30℃ではありpHは、約6〜8であり得る。 6、3.4.抜体視金体m女生北 抗体複合体が第5.3.3節で記載されたごとく抗体と葉酸類縁体との間で形成 された後、必要によりこれらをナトリウムシアノボロハイドライドまたはナトリ ウムボロハイドライドのような好適な還元剤で安定化し得る。 還元剤 抗体−CH=N−R→ 抗体−CH2−NH−R還元剤は、一般に有効アルデヒ ド基を越えて約10〜100倍モル過剰のモル過剰まで加えられる。一般的議論 に関しては、ジエントフトおよびディアーボーン(Jentoft and D earborn)(1979,J、Biol、Chem、 254 :4354 9)を参照のこと。 6.3.5.役策惣立途法 本発明の一実施例態様によると、抗体または抗体フラグメント炭化水素部位のア ルデヒド基に共有的に付着した誘導葉酸類縁体の反応性アミン基は、第一級アミ ンである。 得られた抗体複合体は、第二級アミンと抗体分子のアルデヒド部位との間の分子 内シッフ塩基形成による凝集物を含み得る。従ってこれらの例において、必要に より形成された凝集物をこれに限定されないが高性能ゲルバーミュエーション液 体りロクトグラフィーを含む好適なゲル洪過方法で所望の抗体複合体から除く。 不要の凝集物の除去は、抗体が生体内において付着治療用葉酸類縁体を所望標的 部位に運ぶのに使用されるので特に重要である。このような抗体凝集物のいずれ も除去のため網内細胞系で吸収され、そして標的部位または特定組織からのこの ような移動は、局部化の程度を減じ従って投与葉酸類縁体の効果を減じまた非標 的部位への毒性効果を導き出す可能性がある。 6.41葉酸類縁体のアミン誘導体および抗体複合体の使用 本発明の葉酸類縁体のアミン誘導体は、治療用抗体複合体の調製に使用するのに 特によく適する。従ってこれらの誘導体は、治療用抗体−葉酸類縁体の調製にお ける中間体を表す。反応アミンを経由して葉酸類縁体の抗体または抗体フラグメ ントの酸化炭化水素部位への選択的付着は、抗体特異性および免疫反応性を残し た複合体をもたらす。 本発明の抗体複合体は、生体的における細胞性疾患の治療処置方法に使用するの に完全に適している。該方法は、治療効果量の本発明の抗体−葉酸複合体を投与 することがら成り、該複合体が該細胞性疾患に関連する標的に対し免疫反応性か つ免疫特異的でありまた該細胞性疾患に関連しない組織に対して非免疫反応性か つ非免疫特異性である。 本発明の複合体は、複合体が誘導される非アミン含有葉酸類縁体前駆体での処理 に適する細胞性疾患の処理に治療効果的である。 本発明の抗体複合体が特に有効である細胞性疾患は、以下のものを含むがこれに 限定されるものではない。すなわち子宮絨毛癌、絨毛腫、破壊性絨毛腺腫、胞状 奇胎、急性および亜急性白血病、白血病性髄膜炎、リンパ肉腫、菌状息肉腫、肺 癌、特に鱗状および小細胞型肺癌、背反性肉腫および頭部、首部および骨盤のあ る腫瘍である。 場合により葉酸類縁体がアミン誘導体が誘導される遊離葉酸類縁体に抵抗性のあ る腫瘍の治療に有効であり得ることが考察される。特定の腫瘍を本発明の特定の 抗体−葉酸類縁体を使用して生体内にて治療処理し得るかどうか決定するため、 以下の生体内試験を使用し得る。処理される腫瘍の小サンプルを従来方法によっ て得、いくつかのアリコートに分割する。特定腫瘍に免疫反応性でありかつ免疫 特異性のモノクローナルまたはポリクローナルのいずれかの抗体を同定しかつ/ または従来のハイブリドーマ技術を用いて調製する。抗体−葉酸類縁体複合体を 本発明に従って調製する。腫瘍サンプルの1アリコートを実験動物の腎臓の被膜 下に挿入する。正常または裸のマウスのいずれかが便利な実験動物モデルである 。腫瘍フラグメントを例えば接眼マイクロメータを使用して測定し、そして抗体 −葉酸類縁体を数日間静脈内投与する。同様な移植腎臓子嚢腫瘍フラグメントを 有するが、処置されない動物は、陰性対照としての役割を果す。定期的に移植M 瘍組成を測定し、腫瘍成長の抑制または処置動物の腫瘍サイズの減少は、複合体 の治療効果を示す。上記の体系を使用して、いずれの新しいヒト腫瘍組織も本発 明の抗体−葉酸類縁体への生体内感受性に対してスクリーンされ得る。 生体内投与は、ヒト血清アルブミンのような他の蛋白質とともにまたはなしで血 清または生理食塩水を含むいずれかの好適なキャリヤー中抗体−葉酸類縁体複合 体の医薬組成物を含む。複合体の服用は、当業者によってすぐに決定し得、また 細胞性疾患の性質によりまた利用する特定の葉酸類縁体により異なる。投与の好 ましい形態は、一般的に筋肉内、静脈内、心房内、鞘内、腹腔内、リンパ内経路 を経る非経口的である。 次の一連の実施例は、説明を目的として表され、また本発明の範囲を限定するも のではない。 1、 来 1人 の=。1 7、1.1.メトトリクセイト−ガンマ−ヒドラジド8丁X−ガンマ−Hyl アミン)ベンゾイル−し−グルタミン@−5−hドラシト(CAS登録番号79 640−75−8)を以下に説明するいくつかの異なる方法に従って合成した。 N−CBZ−L−グルタミン酸−アルファ−℃−プチルエステルンマーN−BO C−ヒドラジド 2) N−CBZ−L−グルタミン酸−アルファーt−ブチルエステル−ガンマ−ジシ クロヘキシルアミン塩[バーケム(Bachem)]をスパンネンベルグら(S pannenherq et al、)、1971.ホ・ノフーセイラーズゼッ ト(Hoppe−3eyler’s Z)の方法により遊離酸に変換した。場合 により遊離酸をCBZ部位を市販の[−グルタミン酸−アルファーt−ブチルエ ステルに加えることによる従来の方法を使用して調製できた。遊離酸(0,93 gm、3.0mモル)をN2ガス雰囲気下、ドライテトラヒドロフラン(50m l)中に溶解し氷水浴中で0℃まで冷却した。トメチルモルホリン(0,3gm 、0.39 ml、3.0mモル)を加えた。イソブチルクロロホルメート(0 ,41zm、0.39n+I、3.0mモル)を15分間にわ、たってシリンジ で滴下した。 クロロホルメートの添加完了後、反応混合物をわずかな濁りを生じる間O℃にて もう5分間攪拌した。t−プチルカーボゼート(0,40gm、3.0mモル) を一度に加え、反応混合物を室温にて一晩攪拌した。反応混合物を水に注ぎ込み エーテルで3度抽出した。エーテル抽出物を一体にし飽和NaC1溶液で洗浄し 、Na2 S04で乾燥し、ついで蒸発し薄層クロマトグラフィー(rtc)お よびI HN)IRを使用し次の特性を有する1、 13 g m (83χ) のオイルを得た[(メルクシリカゲル、メチレンクロリド:メタノール、(CH 2CI2 :HeOH;9:1)Rf=0.58 ; ’ HNHR(CDCl 2 、丁83)δ 7.33(S、5N)。 5、10(s、 2H)、 4.50〜4.15(rn 、 IH)、 2.6 0〜1.80(m 、 4H)、 1、46(S、 188月。 N−CBZ−L−グルタミン酸−【−ブチルエステルガンマ−N ’ −B。 C−ヒドラジド(1,13g m 、2.5mモル)を500n+Iパー(pa rr)圧力容器中200m1無水エタノールに溶解し、2.0rnIの酢酸、つ づいて0.15gmの炭素上の10%pbを加えた。溶液を丁tcにニンヒドリ ン)で検査しながら水素化した。反応修了時(約48時間)、溶液をセライト( Celit)で濾過し、蒸発し、ついで水に懸濁した。水溶液をメチレンクロリ ドで抽出し、層分離し、ついで水層を凍結乾燥し、0.52gm(52%)の遊 離アミノエステルを得た。1 H間旧CDCl3 、丁)(S)δ6.8−6. 4(br d 、2H)4.4Ch−4,0(m、IH)2.8〜2.1(m、 4H)1.64〜1.35(br d、 18H)。 N−フルオロエニルメトキシカルボニル(F)IOc)−[−グルタミン −ア ルファ−[−ブチルエステル(4グルタミン酸−アルファ−1−ブチルエステル [ケミカルダイナミックス、サラスプラインフィールド、ニューシャーシー州( Chemical Dynamics、5outh Plainfield、N 、J、)、3.0gm、0.15 mモル]をアセトン(60ml)に溶解した 。炭酸ナトリウム(1,24gm、 15mモル)を水60rnlに溶解し、ア セトン溶液に添加した。フルオロエニルーサクシンイミジルーカーボネート[フ ル力、ヒユーバーブ、ニューヨーク州(Fluka HatJDDaLIC]e 、N、Y、)1 (4,98g m 、 15mモル)を溶液に加え反応混合物 を室温にて一晩攪拌した。薄層クロマトグラフィー(メルクシリカゲル、CH2 CI2 :HeOH。 9:1)は、器官におけるニンヒドリン陽性スポットの消失を示し、またRf= 0.57における新たな蛍光スポットを示した。反応混合物を蒸発し、水(IQ Qmt)を反応容器に加えた。水性懸濁液を3部のエチルエーテルで抽出し、一 体化したエーテル層を水、飽和NaCl溶液で洗浄し、Na2304で乾燥した 。エーテルを蒸発し次のスペクトルを有する5、71gm(91%)の泡状固体 を得た。I HNHR(CDCl2 、T)Is)δ7、’J−7,20(m、 8H)5.8Q〜5.40 (nn、1N)、4.55〜4.05(m、4H) 、2.66〜1.72 (m、4H)、1.41(S、6H)。 N−FHOC−L−グルタミン酸−アルファ−t−ブチルエステル−ガンマ−N ’−Boc−ヒドラジド(5N−F)IOc−L−グルタミン酸−アルファ−[ −ブチルエステル(5,211m 、 12.3mモル)をN2ガス雰囲気下2 50vdのドライDHFに溶解した。2−4−ジニトロフェノール(2,27g m、12.3mモル)を加え、つづいて1−エチル−3〔3−ジメチルアミノプ ロピル)カルボジイミドヒドロクロリドを加えた。反応混合物を一晩室温にて攪 拌した。丁tctメルクシリカゲル、 C)+2 CI2 :HeOH;9:1 )を使用した分析は、出発原料が完全に消失しくRf=0.57>また(Rr= 0.9)における新たな蛍光スポットの出現を示した。t−プチルカーボゼート (1,63gm、 12.3mモル)を一度に加え反応混合物を攪拌上室温にて 一晩培養した。溶媒を蒸発し残留物をエチルエーテルで取り出し、5%NaHC O3で全ジニトロフェノールを除去するまで洗浄した。エーテル層をNaC1溶 液で洗浄し、NaSO4で乾燥し、蒸発して泡状固体を回収し、そしてシリカゲ ル上フラッシュクロマトグラフィーをして、次の特性を示す4.19 g m  (63%)の泡状白色固体を回収した。l HNHR(CDCI 3 、■)I s) δ 8.42(br s 、NH)5.90(br d、NH)γ、90 〜7.20 (m、 8H) 6.88 (br d 、NH) 、5.90( br d、NH)、 4.60 〜4.05 (m、 4H) 、2.60〜1 .95 (m、 4H) 、1、42 (s、 18B)。 4−アミノ−4−デオキシ−N10−メチルブロイル酸−2,4−ジニトロフェ ノールエステル(6)4−アミノ+デオキシーN10−メチルブロイル酸(MA PA)(0,98gm、3.0mモル)を0.83 g m (4,5mモル) の2.4ジニトロフエノールとともに100m1のドライD肝に懸濁した。3− (3−ジメチルアミンプロピル)−1−エチルカルボジイミドヒドロクロリド( 0,86gm、4.5mモル)を加え溶液を約12時間撹拌した。)IAPA( Rf=0.23)の消失およC(メルクシリカゲル、 CHCl3 :)leO H:HOAc;9:1:0.5)を使用して検査しな。さらにカルボジイミドお よび2.4−ジニトロフェノールを)IAPA出発原料の完全な反応を得るため 24時間ごとに1.5mモル部加えた。約50℃未満まで注意深く加熱し、反応 を促進しな。出発原料を消費した時、反応混合物を蒸発し、残留物をイソプロパ ツールで粉砕しカルボジイミド、2,4−ジニトロフェノールおよびいずれかの 形成尿素を除去した。黄色固体(収率90〜100%)を丁LCで均質化し次の N)IRスペクトル(6,08301H3)δ9.0−8.5(m、3H)、8 .15〜7.80 (m、5H)、 7.2〜6.9(m、4H) 、 4.9 5(br s、2旧、3.33(S、3■)を得た。 7、1.1.1.混合酸無水物方法によるメトトリクセイトーガンマーヒドラジ ド(1: 法(1))IAPA(0ソウスキーら、 1989.J、)led、 chem、 28 :660〜667)(0,52gm、1.6mモル)をドラ イジメチルホルムアミド(100m1 、 DHF)に懸濁しジイソプロピルエ チルアミン(0,41gm、0.56 ml 、 3.2mモル)を加えた。ジ エチルホスホロシアニデート(0,52gm、0.49 ml 、 3.2mモ ル)を加え反応混合物を1時間、室温にて撹拌した。ついで[−グルタミン酸ア ルファー【−ブチルエステル−ガンマ−No−80Cヒドラジド(0,51gm 、1.6mモル)を加え反応混合物を室温にて24時間攪拌した。ついで溶液を 回転蒸発し、メチレンクロリド:メタノール:酢酸(CH2CI2 :)leO H:ll0Ac;9:1:0.5)を使用しシリカゲル上にフラッシュクロマト グラフして生成物を分離した。Rf=0.48(CH2C12:HeOH;9: 1)を有する主生成物を乾燥し、ついで10m1C82C12および10m1の トリフルオロ酢酸に再溶解し2時間撹拌した。この溶液を蒸発し、水に再溶解し pH12に調整し、沢過した。酢酸でpH8に調整後、枦物を凍結乾燥しな。得 られた黄色残留物をドライDHFに懸濁し、3時間攪拌し、次いで濾過した。 P物を蒸発し逆相HPLC上に単一ピークのするどい水溶性黄色粉末を形成した 。保持時間を前述のロスウスキの方法に従って調製されたメトトリクセイトーガ ンマーヒドラジド「エイ、ロスウスキー博士ダナ ファーバー キャンサーリサ ーチ インスティテユート、ボストン、マサチュセッツ州よりl贈(A、Ros owsky、Dana Farber Cancer Re5earch In 5titute、Boston、t4A) ]と比較した。 7.1.1.2.活性エステルによるメトトリクセイトーガンマーヒドラジド( 1):’2 N−Fmoc−L−グルタミン酸アルファー1−ブチルエステルガンマ−N ’ −BOC−ヒドラジド(1,0gm、1.86 mモル)を30m!のドライテ トラヒドロフランに溶解した。ジエチルアミン(5tnl)を加え反応混合物を 2時間室温にて攪拌した。薄層クロマトグラフィー(メルクシリカゲル、 CH 3C1:)IeOH:CH3C0OH;O:1:0.5)は、出発原料(Rf= 0.78)の消失および新たなニンヒドリン溶性スポット(Rf=0.13 > の出現を現わした。溶液を蒸発し2時間室温にて真空状態に置きジメチルアミン の最終痕跡を除去した。形成された油状生成物すなわち[−グルタミン酸アルフ ァーt−ブチルエステル−ガンマ−N ’−Boc−ヒドラジドを単離しなかっ た。 租[−グルタミン酸アルファーt−ブチルエステル−ガンマ−N ’−Boc− ヒドラジドを100o+IのドライD)IFに溶解し4−アミノ+デオキシーN 10−メチルプテロイル酸2.4−ジニトロフェニルエステル(6) (0,9 1gm、1.86 mモル)をジイソプロピルエチルアミン(0,23gm、0 .32 ml 、 1.86 mモル)とともに加えた。この反応混合物を24 時間室温にて攪拌し次いで40℃まで加熱して完全な反応を行った。この混合物 を蒸発し、黄色粗油状生成物をシリカゲル上でフラッシュクD?トゲラフをしく CH2CI2 :)leOH:HOAC,9:1:0.5)、シリカケ11丁L C(CH2C12:)leOH:HOAC,9:1:0.5) 、(CH2C1 2:HeOH:HOAC,9:1:0.5)により均質化され、次のN)IR特 性を示す1.0g m (86%)の黄色固形分を得た。I HNHR(CDC I4−d、 D)130.丁)Is)δ 9.43(br 5IH)、8.72 (S、2H,NH2)。 8.40(br d、IH)、7.95(d、2H)、7.74(s、 2H) 、 7.38(d、 2H)、 6.03(S、 2H)、 5.22 (S、  2H)、 4.43(m 、 IH)、 2.20〜2.03(m 、 4H )、 1.45(s、9N)、1.43(s、9H)。 上記黄色生成物(0,42g m )を10tnl乾燥CH2C12に溶解し、 5mlの1〜リフルオロ酢酸を加えた。この反応混合物を1時間攪拌し、次いで 蒸発乾固した。この黄色油状生成物を100m1の0.025)I NH4)1 cO2に懸濁し、0.58 NH48C03を(約20滴)滴下してほぼ完結溶 液をもたらした。黄色溶液は、1pの0.0258 N84 HCO3を使用し て15irmOAEセファデックス■[シグマ ケミカル カンパニー、セント ルイス、ミズーリー州(Sigma Chemical Company、St 。 Lou i s、 80)]上でクロマトグラフィーを行った後、1.59の0 .025)I N84 HCO3および1.59の0.508 NH4HCO3 にて傾斜溶離した。傾斜の中間に溶離した黄色生成物を回収し凍結乾燥してトリ ヒトレートに対する正確な元素分析(C,H,N)および前記ロソウスキーの方 法によって調製されたメトトリクセイトーガンマーヒドラジドとHPLC(C1 8)上で好意的に比較されたメトトリクセイトーガンマーヒドラジドを得た。 7.1.1.3.カルボジイミドによるメトトリクセイトからのメトトリクセイ トーガンマーヒドラジド(1):′ 3 メトトリクセイト(0,5gm、1.1mモル)をドライD)IF(50ml) に溶解し、3〔3−ジメチルアミノプロピル)−1−エチルカルボジイミドヒド ロクロリド(0,42gm、2.1mモル)を加えた。この反応混合物をさらに 24時間室温にて撹拌しながら培養した。溶媒の蒸発により黄色オイルが残り、 そしてそれをQAEセファデックス(シグマ ケミカル カンパニー、セントル イス、ミズーリー州)上にクロマトグラフィーをし、おそらくこれら限定されな いがH丁X−アルファーヒドラジドを含み、そして従来の予備HPLCクロマト グラフィー技術にて所望の)ITX−ガンマ−HYから分離し得る他の生成物と ともに黄色生成物メトトリクセイトーガンマーヒドラジドを得た。 7.1.2.メトトリクセイトーアルファーヒドラジド(7)N−アルファーF HOCOL−グルタミン酸N’−BOC−ヒドラジド−ガンマ−t−ブチルエス テル(8)N−アルファーFm0CL−グルタミン酸ガンマ−t−ブチルエステ ル(5,0gm 、12mモル)(バークム)をトメチルモルホリン(1,19 1m、1.29 mI 、12mモル)とともにio。 mlのドライ月IFに溶解しな。この溶液を窒素雰囲気下O℃まで冷却し、つい で2,2.2−トリクロロ−1,1−ジエチルクロホルメート(3,39gm  、 1.4mモル)溶解10n+Iのドライ丁11Fを10分間かけて滴下した 。クロロホルメートの添加修了後、反応混合物を15分間O℃にて攪拌し、つい で、1−プチルカーバゼート(2,342m 、18mモル)を加え、そして、 反応物を0℃でさらに10分間攪拌し、次いで室温まで暖めそして一晩攪拌した 。溶媒を蒸発し、反応混合物を水(200m1)に注ぎ、ジエチルエーテル(2 00mJ )で抽出しノご。エーテル層を10%酢酸で洗浄し、ひきつづき水、 次いで飽和NaClで洗浄しNa2 SO4で乾燥した。エーテルを蒸発し、所 望のN−アルファーFmoc L−グルタミン酸N ’−BOC−ヒドラジドー ガンマーt−ブチルエステル(8)である白みがかった泡状物(6,25gm、 98%)を得た。’ HNHR(CDCl2 、TH3)δ 8.92(br  s、 NH)7.91〜7.00(m 、 9H)、 4.6〜4.05(m  、 4H)、 1.40(S、 18H)。 し−グルタミン酸−N’−Bpc−ヒドラジドルガンマ−t−ブチルエステル( 9) N−アルファーFm0CL−グルタミン酸−N’−Bo叶ヒドラジド−t−ブチ ルエステル(0,7gm、1.3mモル)を窒素雰囲気下、20m1ドライTH Eに溶解した。ジエチルアミン(5+ml)を加え反応混合物を約2時間または シリカゲル丁LC(CH2C1:HeOH;9:1)が出発原料(Rf=0.4 5)の消失を示すまで室温にて攪拌した。反応終了後、混合物を蒸発し真空下に 置いてアミンの最終痕跡を除去した。粗生成物L−グルタミン酸−N ’ −B 。 C−ヒドラジド−t−ブチルエステルをさらに精製することなしに使用した。 メトトリクセイトーアルファーヒドラジドガンマーt−ブチルエステル(10) 第7.1.1.2節に記載されたとおりに調製した4−アミノ−4−デオキシ− N10−メチルプテロイル酸ジニトロフェニルエステル(16) (0,64g m、13mモル)を30m1のドライOHFに溶解し、5011のドライDMF 中のL−グルタミン酸−N’−B。 C−ヒドラジド−ガンマ−1−ブチルエステル(0,41gm 。 1.1.3mモル)の溶液を加えた後、つづいてジイソプロピルエチルアミン( 0,24gm、0.32 ml 、 1.86 mモル)の添加を行った。この 反応混合物を室温にて24〜12時間撹拌を行った。反応を出発原料の消失およ び生成物に相当する新たな黄色スポット(Rf=0.21)の形成のためにTL C(シリカゲル CH2CI2 :MeOH:HOAC;9:1:0.5)で検 査した。反応終了後、混合物を蒸発しくCH2CI2 :MeOH:HOAC; 9:1:0.5)を使用しシリカゲル上にフラッシュクロマトグラフし黄色粉末 としてメトトリクセイトーアルファ−N’−Bocヒドラジドガンマ−1−ブチ ルエステルを得な(0,60gm、74’X収X)。 メトトリクセイトーアルファーヒドラジド(7)メトトリクセイトーアルファー H−Bocヒドラジドガンマ−1−ブチルエステル(0,60gm>を5n+I のCH2C12に溶解し、5mlのトリフルオロ酢酸を加え反応混合物を2時間 攪拌し、蒸発し炭酸ニアンモニウム(0,025M、 100 ml )の添加 により中和しそしてこの溶液を炭酸ニアンモニウム傾斜を用いてQAEセファデ ックス■カラム上で精製し凍結乾燥後、黄色粉末として100mgのメトトリク セイトアルファーヒドラジドを得た。 7.1.3.メトトリクセイトーアルファ、アルファーリシル−グリシル−グリ シル−チロシル−ヒドラジド(11)チロシンN’ −Bo叶ヒドラジド(12 )100mlドライテトラヒドロフラン(THE)100 ml中のCBZ−L −チロシン(3,00gm、9.11 mモル)、N−メチルモルホリン(0, 92gm、1.00 mモル)の溶液を窒素雰囲気下、0℃に冷却した。2,2 .2−トリクロロ−1,1−ジメチルエチルクロロホルメート(2,18gm  、 9.11 mモル)を冷溶液に加えた。5分攪拌後、20m1ドライTHF 中の[−ブチルカバーセード(1,20gm 、 9.11 mモル)の溶液を 0℃に冷却し反応混合物に添加した。この混合物を回転蒸発で除き残留物をクロ ロホルムと水とで分割し層分離した。有機層を飽和NaClで洗浄しNa230 4で乾燥し、涙過し、そして溶媒を蒸発し粗保護生成物を得た。このCBZ−保 護生成物、すなわちCBZ−チロシンN ’−Boc−ヒドラジドを石油エーテ ルと酢酸エチルの混合物(1:1)を使用しフラッシュクロマトグラフィーを経 てシリカゲル上にて精製した。 クロマトグラフィー精製後、CBZ部位を次のとおりに保護生成物から除いた。 すなわちCBZ−チロシンN ’−BOC−ヒドラジドを無水エタノール(25 0m1)および氷酢酸(2ml)の混合物に溶解し、炭素上の5%Pbの存在下 パー装置(3〜4気圧)中1時間水素化した。この触媒を炉別し溶媒を回転蒸発 で除きニンヒドリン陽性生成物N’−Boa−ヒドラジド(12)を得た。l  HNMR(de 、DMSO)δ7.13(d、 2H)、 6.78(d、2 H)、3.75〜2.70(m、3H)、1.55(S、9H)。 グリシル−グリシル−チロシンN’−Boc−ヒドラジド(13)100mlド ライDHF中のCBZ−グリシルグリシン(0,17gm 、 0.68 mモ ル)およびジイソプロピルエチルアミンの溶液を0℃に冷却した。インブチルク ロロホルメート(0ライD)IF中のチロシンN’−BOC−ヒドラジド(12 ) (0,200gm、 0.68 mモル)を0℃にて加えた。この混合物を 室温まで暖め一晩攪拌した。溶媒を回転蒸発により除去した。 残留物を水に懸濁し、酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル層を飽和NaClで洗 浄し、Na2 so4で乾燥、沢過そして蒸発して0.274g m (74% )の生成物CBZ−グリシルーグリシル−チロシンN ’−Boc−ヒドラジド を得た。’ HNHR(da 0830.丁H3)δ7.58(S、5H) 、 7.14(d、2H)、6.77 (d、2H)、5.11(S、2M)、 3 .72 (m、 5H)、 2.90 (m、 2H)、 1.50(H,9H ) 、このCBZ−保護生成物(0,824gm)を無水エタノール(200m 1)および氷酢酸(2ml)の混合物に溶解した。この混合物を1時間パー装置 (3〜4気圧)上で炭素上の5%Pbの存在下に水素化した。この触媒を炉別し 溶媒を回転蒸発により除去し、小量の酢酸含有0.5gmは租グリシルーグルシ ルーチロシンN’−Bo叶ヒドラジド生成物を得た。I HNHKR(de D )130.丁14s)δ 7.30 (d、2H)、6.90(d、2H)、3 .80〜3.20(rn、 5H)、 3.90(m 、 2H)、 2.00 (CH3C00H)、 1.5 (S、 9H)。 CBZ−グルタミン酸−ガンマ−t−ブチル エステル−リシン−(ε−BOC )(14 ドライDHF(35ml )中CBZ−L−グルタミン酸−ガンマーt−ブチル エステル−1−ヒドロキシサクシンイミドエステル(3,5gm 、 0.00 81 mモル)ジイソプロピルエチルアミン(2,82ml 、 0.0162 モル)およびe−t−BOC−L−リシン(1,98gm 、 0.0081  mモル)の混合物を一晩N2雰囲気下攪拌した。DHFを回転蒸発にて除去した 。残留物をCM2C12にとり、水で4度、飽和NaC1で1度洗浄しNa23 04で乾燥した。濾過および溶媒の蒸発によりろう状固形分として4.0gmの (14)を得た。 グルタミン酸−ガンマーV−ブチルーリシル〔−ε−Boc)−グリシル−グリ ル−チロシンN’−Boc−ヒドラジド 15)ドライ0f(F(100ml) 中(14) (、1,17mg 、 2.07 mモル)およびN−メチルモル ホリン(0,23ml 、 2.07 mモル)の溶液をN2雰囲気下O′Cま で冷却した。インブチルクロロホルメート(0,27tnl 、 2.07 m モル)を加え0°Cにて5分間攪拌した。ドライDHF中(13) (0,84 65■、2.07mモル)の溶液を反応混合物に加えた。この反応物を室温まで 暖めた。DMFを回転蒸発にて除去した。この残留物を酢酸エチルおよび水で抽 出した。有機装置をNa2 so、、で乾燥し、濾過し、そして蒸発し1.1g m (64,7%)の(15)のCBZ誘導体を得た。’ HNMR(de 、 DMSO,TH3)δ7.55(s、5H)、 7.21(d、2H)、6.8 0(d、2旧、6.80(d、2旧、5.13(s、2H)、3.90〜1.8 0(m、 21H)、1.40(br s 27旧。この原料を1時間炭素上の 0.5%pbの存在下エタノール(200m1)および2ml酢酸中水素化して ニンヒドリン陽性生成物(15)をもたらす部位を除いた。I HN)IR(d e、DMSO,T)Is)δ7.51 (d、2H)。 6.80(d、 2旧、1.50(br s、27旧。 メトトリクセイトーアルファ 、アルファーリシル−グリシル−グリシル−チロ シルヒドラジドドライDHF (40ml )中N、N−ジイソプロピルエチル アミン(0,32ml、0.18 mモル)、ジエチルホスホロシアニデート( 0,018m1,0.12 mモル)および4−アミノ−4−デオキシ−N10 −メチルブチリル酸(ロソウスキーら1985. J、 Red。 chem、28: 660の方法に従って調製> (0,34gm、0.12m モル)の混合物を一晩N2雰囲気下攪拌した。ドライDHF中の(15) (1 ,0gm、0.12 mモル)およびN−N−ジイソプロピルエチルアミン(0 ,021m1.0.12 mモル)を反応混合物に滴下した。この生成物を2時 間メチレンクロリド(5m1) 、アニソール(3ml)およびなトリフルオロ 酢酸(5ml)の混合物中これを攪拌することによりt−ブチルエステルおよび Boc保護基を除去することによって脱保護した。溶媒を回転蒸発にて除き、そ して残留物をエーテルで粉末し、ついで濾過し、0.03gmの生成物(11) を得た。 7.1.4.アミノプテリン−ガンマ−ヒドラジド(AM−ガンマ−HY) ( 16) N−4((2,4−ジアミノ−6−プテリンニル)メチルアミノ)ベンゾイル− [−グルタミン酸−5−ヒドラジド、一般名「アミノプテリン−ガンマ−ヒドラ ジド」を次のごとく合成しな。 4−アミノ−4−デオキシ−N10−ホルミルプテロイル酸2.4−ジニトロフ ェノールエステル(17)4−アミノ−4−デオキシ−N10−ホルミルプテロ イル酸をロソウスキーら、1985.J、)led Chem、28:660の 方法により調製した。 ドライD肝中の4−アミノ−4−デオキシ−N10−ホルミルプテロル酸の溶液 (0,5gm、1.5mモル)を24時間25℃で3−(3−ジチルアミノプロ ピル)−1−エチルカルボジイミドヒドロクロリド(0,43gm 、 2.2 5 mモル)および2,4−ジニトロフェノール(0,41gm 、 2.25  mモル)とともに攪拌した。この反応混合物を濃縮し、イソプロパツールで粉 砕しそして濾過した。黄色固形分が回収され40℃で真空中(Vacuo)乾燥 し、4−アミノ+デオキシーNio−ホルミルプテロイル酸2,4−ジニトロフ ェノールエステルを得た(0.77 gm、100%)。Rf=0.31(メル クシリカゲル、CH2CI2 :)leOH:HOAc;9:1:0.5)。 −1−ブチルエステル−ガンマ−N′ −Boc−ヒドラジド(18) 4−アミノ−4−デオキシ−N1°−ホルミルプテロイル酸2,4−ジニトロフ ェニルエステル(17) (1,00gm、2mモル)および[−グルタミン酸 アルファー【 −プルチェスチルガン?−N’−BOC−ヒドラジド(3) ( 0,70gm、 2.2mモル)の混合物を24時間25℃にて35m1のドラ イD肝中で撹拌した。 回転蒸発によるD)4Fの除去後、残留物をCH2CN 2 : )leOH: HOAc(9:1:0.5)中に取り出し、同じ溶媒混合物に溶離されるシリカ ゲルカラムに適用した。生成物を含有するフラクションを貯め、蒸発して黄色固 形分1.05gm、 82%として(18)を得た。Rf=0.21.黄色螢光 スポット、(CH2CD :HeOH:HOAc、 9:1 :0.5)。 アミノプテリン−ガンマ−ヒドラジド 16)トリフルオロ酢酸(5n+I)を 5 mlのCH2CC2の(18)(100gm、 0.16mモル)の溶液に 加えた。反応を丁LC(シリカゲル、CH2CD 2 : HeOH:NH40 H:5:4:1)で検査して(18) (Rf=0.95)の消失および新たな 青色スポット(Rf=0.62)の形成を確認した。40分後反応を終了し回転 蒸発乾固した。 化合物を次いで5■のlNNaOHおよび10n+IのHeOHに溶解しホルミ ル基を除いた。つづいて丁Lc (シリカゲル、CH2CN2 : )leOH :NH40H; 5:4:1)にて反応を行い青い螢光色の消失を観察した。青 色螢光スポットが消失した際(約2.5時間)反応を終了し混合物を0.58  HC!QでpH7に中和した。 この反応混合物を濃縮、凍結乾燥し租黄色固形状アミノプテリンーガンマ−ヒド ラジド(16)を得た。炭酸ニアンニウム傾斜(0,025)1〜0.5)1) を用いてQAEセファデックス■上での精製および引き続いて凍結乾燥を行い純 粋アミノプテリン−ガンマ−ヒドラジド(16) (0,03gm、40%)を 得た。 7.1.5.アミノプテリン−アルファーヒドラジド(19) NIOホルレミルーアミノプテリン アルファーN−Boc −ヒドラジド ガンマ−℃−ブチルエステル 20) 第7.1.4節に記載されたとおりに調製された4−アミノ−4−デオキシ−N ”−ホルミルプテロイル酸、2,4−ジニトロフェニルエステル(17) (0 ,50am、1mモル)を50+nlドライDHFに溶解し、[−グルタミン酸 N’−Boc −ヒドラジド−ガンマ−[−ブチルエステル(9) (0,48 9m、1.5mモル)を加えた。この反応混合物を12時間室温にて撹拌し、新 しい黄色生産物の出現(Rf=0.19)に関して丁LC(シリカゲル、 CH 2CD2: )leOH:HOAc;9:1:0.5)にて検査した。 反応完結後、この混合物を蒸発しついでフラッシュクロマスゲラフ(シリカゲル 、 CH2Cf)2 : HeOH:HOAc;9:1:0.5)して丁[C止 車−螢光スポットとして(20) (0,57gm、89%)を得カニ。 アミノプテリン−アルファーヒドラジド(19)N10ホルミル−アミノプテリ ン−N’−Boc −ヒドラジド−ガンマ−1−ブチルエステル(0,57gm )をCH2(112(20ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(10cnl)を 加えた。 この反応混合物を2時間室温にて撹拌し、ついで回転蒸発しな。得られたオイル を10m1の18 NaOHに溶解し黄色螢光スポットが丁LC(シリカゲル、 CH2CC2: HeOH:NH4DH:5:4:1 )上から消失するまで室 温にて2時間撹拌した。ついでこの反応混合物をIN HCNで中和し0.02 5 M NH4HCO3溶液で炭酸ニアンモニウム傾斜(0,025)1〜0. 50)1 )を用いてQAEセファデックス■上イオン交換クロマスグラフィー 、つづいて凍結乾燥しアミノプテリンアルファーヒドラジド(19)を得た。 7.1.6.メトIヘレクセイトーアルファーアルファーリシン(21 [−グルタミン−ガンマ−1−ブチルエステル−アルファーリシン(ε−CBZ  )−ジフェニルメチルエステル(22) N−メチルモルフォリン(0,26m1 、2.35ミリモル)をFHOC−グ ルタミン酸−ガンマ−t−ブチルエステル(1,00gm2.35ミリモル)の ドライDHF (10m1 >溶液中に0℃において加えた。インブチルクロロ ホルメート(0,32gm、 2.35ミリモル)を加え、その反応混合物を0 ℃において10分間撹拌した。ε−CBZ−L −リシン−ジフェニルメチルエ ステル(1,1am 、 2.35ミリモル)を、室温まで暖めた反応混合物に 加えた後、1夜撹拌しな。反応混合物を水300 n+1中に投入し、エチルア セテートで抽出した。層分離後、有機層をNa2304で乾燥し、溶媒を除いて 固形物を得た。固形物をTHF(25o+I )中に入れ、FHOC成分をジエ チルアミン(0゜84Qm、 12rnl 、 12.0ミリモル)を用いて室 温で2時間かけて除いた。溶液を蒸発し、乾燥して油状生産物(22)を得た。 メトトリクセイトーアルファーアルファーリシン(21)4−アミノ−4−デオ キシN 10−メチルプテロイル酸(0,76gm、 2.35ミリモル)の少 量をジイソプロピルエチルアミン(1,23m1 、7.05ミリモル)とジエ チルホスホロシアニデート(1,07m1 、7.05ミリモル)のドライD) IF (100ml >溶液中に撹拌しながら加えた。反応混合物の且Cは、1 時間接に反応が完了したことを示した。 化合物(22) (1,52pm、 2.35ミリモル)を加え、混合物を室温 で1夜撹拌して培養した。反応混合物を蒸発して乾燥した。残留油をCHCΩ3 に溶解し、冷飽和ha28CO3を用いて数回洗浄した。有機層をNa2303 で乾燥し、蒸発して乾燥し生じた固形物をCH2C’;I 2 :He0H(9 5: 5)を使用するシリカゲルフラッシュクロマトグラフィーを通して精製し た。 生産物をHOAC(30〜32%)中の30 m1HBr中に溶解し、室温で4 時間撹拌した。HPLC分析の分割が完全であり、単一生産物が生じたことを示 した。エーテル(100tnl)に反応混合物中に加えて生産物を沈降させた。 混合物を遠心分離にかけ、ペレットをエーテルで数回洗浄した。その後、ペレッ トを冷(0℃)プロピレンオキシド中に懸濁させて臭化水素を中和し、その後濾 過した。黄色固体、メトトレクセイトーアルファーアルファーリジン(21)は 、C18シリ力ゲルHPLC分析により単一ピークとして溶出した。 7.2.抗体複合体調製 7.2.1. )ITX−ガンマ−HY−一連の実験において、HTX−ガンマ −HY−抗体複合体は、本発明に従って次のように調製された。 ブラウンノルウェイ(BN)ラットのクラス1メジヤーヒストコンパテイビリテ イ−()IHC)抗原[スミレツク等1980年ジャーナル・オブ イクスペリ メンタル タデ49フ151巻 1139頁(Smilek et al、、  1980. J、 Exp、 Red、 151:1139月に特異なC丁YO 15と指定されたラットモノクローナルIgG2c抗体を使用した。モノクロー ナル抗体は、ヌードマウス中に生じた腹水かまたは生体外で培養された抗体−産 生ハイブリドーマ細胞系上澄液から収穫された。得られた抗体は、°プロティン  A−セファロース カラム[ファーマシア・ファイン・ケミカルズ、ビス力タ ウエイ、ニューシャーシー州、(Pharmacia Fine Chemic als、 Piscataway、 N、J、)]を使用する勾配溶液で精製し た。抗体調製純度は、ドデシル硫酸ナトリウム(SO3)ポリアクリルアミドゲ ル電気泳動法により確認された。 CYTO15抗体寡糖類を、暗所でリン酸緩衝溶液pH6,0(PBS;0.1 5H’NaC11、0,018PO4−2>中のNaIO410mt(でもって 、氷上で1時間培養して酸化した。過剰NaIO4は、その後、透析かまたはゲ ル濾過技術かのいずれかを用いて酸化抗体から除かれた。修飾抗体(7μm)は 、室温において一夜暗所で1mt4濃度MTX−ガンマーHVで培養された。 未反応)ITX−ガンマ−HVを、PBSに対する透析により除去化の一連の実 験において、)ITX −抗体複合体は、次のように、)ITX類縁体が反応性 第一級アミン部位を介して酸化抗体のアルデヒド部位にカップルする方法で調製 される。 (リシン部位に遊離反応性ε−NH2基を有する)HTX−アルファーアルファ ーリシンは、前記第6.1.4節の記載のように調製した。CY丁015抗体は 、前記第6.2.1節の記載のように酸化した。酸化抗体(1,0mg/ ml  >を、暗所において室温で一夜、1m)I )ITX−アルファーアルファー リシンと10m)lナトリウム ジアノボロハイドライド(NaCNBH3)と を反応させた。過剰NaCNBH3と未反応HTX −アルファーアルファーリ シンをPBSに対する透析で除去した。生体内使用前に、この)ITX −アル ファーアルファーリシン−ε−抗体複合体は、ゲルフィルトレージョンカラムを 通して形成されたであろう凝縮物を除去されることが好ましい。 8、部位選択性抗体−HTX 〜ガンマーHVの・れな治療・果 次の実験は、生体内投与された際に、本発明のHTX −抗体複合体に選択的に 付着した部位が複合体にランダムに付着した類縁体に比較して優れた治療効果を 現わことを示す。 )ITX−ガンマ−HV−抗体複合体は、第6.2.1節に記載のCYTO15 を使用して調製した()ITX −Hy−CTYO15を参照のこと)。ランダ ムに付着な)ITX −抗体複合体は、同−CYTO15抗体を使用して調製し たメトトレクセイト()ITX )を、カネロス等の方法[カネロス等、 19 85年、ジャーナル オブナショナル キャンサー インステイテユート 75 巻。 319頁(kanellos et al、、 1985 J、 Nat’l  Cancer In5t、〕紅319)]に従って、CYTO15抗体のりシン 残基に非選択的にカップルしたくランダム)ITX −CYTO15参照のこと )。未反応)ITXをPBSに対する透析で除去した。 複合体の生体内治療効果は、i X10B BNリンパ腫細胞を左腹に皮下注射 した雌ヌードマウス[NIHスイス−ウェブスター、タコニック ファームス、 ニューヨーク州(NIH5viss−Webster、 Taconic Fa rms、 HY月で評価した。注射後4日に、手でされれる腫瘍が大部分の動物 に生じた。4日から8日まで続けて、動物は、抗体−複合体のどちらか、即ち、 HTX−HV−CY丁015かまたはランダムH丁x−cy丁015がで腹腔的 注射された。約1/2だけについて、薬剤量が抗体分子あたりランダムに付着し 得たために(選択付着に比較して)、約172について、部位選択性複合体が薬 剤の等価服用量を比較するために投与された。BNN腫瘍ソノグラフッXen( XlraftS)を生ずる一群の非処理動物は、対照とて役立った。毎日、動物 は計算され、腫瘍の多きさが計測された。それらの結果が第1図および第2図に 示される。 第1図に示されるように、部位選択性)ITX −Hy−CY丁015は、非処 置動物の同一グループと比較すると腫瘍ゼノグラフツを生ずる動物に極めて治療 的効果を及ぼす。部位選択性複合体を受ける動物は、腫瘍抗体を示した。反対に 、第2図に示すようにランダムに)ITX −CY丁015複合体に付着した等 価薬剤服用量を受ける動物は、若干の治療効果を示した[例えばHTX −CY 丁015 (0,5mgcY丁015上(7)?、5 μQ HTX−HV)対 ランダムHTX−CY丁015 (1,0■ cy丁015上の70Hg)IT X)を比較のことコ。 9、メトトレクセイトーアルファーアルファ−リシル−グリシル−グリシル−チ ロシル−ヒドラジド 人 の生 夕 次の実験は、本発明の抗体−ペプチド−)ITX−複合体が酵素的に分割されて 生体外で遊zl+rxを放出するこを示す。 分割は、同様に生体外でプラスミンとカルボキシペプチダーゼのような酵素によ り触媒的に腫瘍標的部位において生じ、遊離治療的活性HTXが計画的に特異標 的部位において放出されることが期待される。 メトトレクセイトーアルファーアルファーリシルーグリシルーグリシルーチロシ ルーヒドラジド(MTX−アルファーアルファーに−G −G −Y−’NHN H2は、前記第6.1.2節の記載のように調製した。CYTO15抗体複合体 は、第6.2節の記載のように抗体の酸化により調製し、HTX −アルファー アルファーK −G −G −Y −NHNH2のヒドラジド成分を抗体のアル デヒド成分にカップルした。 抗体=N −N −H−Y −G −G −K  −)ITX複合体(1mg/ m! ) (pH7,4PBs)は、3時間(3 7℃)トリプシン(500μgm/ tnl >と反応させた。薄層クロマトグ ラフィーによる消化分析は複合体からのHTX −アルファーアルファーリシン 放出を示した。 ジイソプロピルホスホロフルオリデートでのトリプシンの抑制後、カルボキシペ プチダーゼ8を加えた。遊離HTXが放出された。カルボキシペプチダーゼ8単 独では、複合体からHTXまたは)ITX −アルファーアルファーリシンを分 割できず、プラスミンとカルボキシペプチダーゼHの如き酵素により触媒的に生 体内で生ずるであろう分割の必須の2段階系列が確認された。カルボキシペプチ ダーゼNは、血液中に見い出され、カルボキシペプチダーゼ8は、消化経路での みで見い出される。しかしながら、カルボキシペプチダーゼBは、両酵素が類似 特異性を有するために、カルボキシペプチダーゼHの良いインビボモデルとして 役立つ。 FIG、1 △II MTX−Hy−CYTC150,25mgCYTOI51?J+’17 a 3.8”9MTX−HyFIG、2 X 4 ’lン9−1− MTX−CYTOI5 1 mgcYTOI5+(# Lt6 7.−go 5 ’)>5” MTX−CYTO15’ 0.5mgC YTOI5MM63.5#gΔ 6−7 シフ゛b MTX−CYT○15 0 25rng CYTO15+?hI7!1.8 j1g国際調査報告 1r!電e+ndkりnN^””””””orrtnc*7znnoot

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)抗体または抗体フラグメントを酸化剤と反応させて該抗体または抗体 フラグメント中にアルデヒド基を形成させ、かつ (b)該抗体または抗体フラグメントの酸化された炭水化物部位のアルデヒド基 を第一級アミン、第二級アミン、ヒドラジン、ヒドラジド、アルコキシアミン、 フェニルヒドラジン、セミカルバジドおよびチオカルバジド基よりなる群から選 ばれた葉酸類縁体の反応性アミン基と反応させて非複合化抗体または抗体フラグ メントと実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を有する水溶性抗体葉酸類 縁体を形成する ことを特徴とする治療性抗体葉酸類縁体複合体の製造方法。 2.(a)抗体または抗体フラグメントを酸化剤と反応させて該抗体または抗体 フラグメント中にアルデヒド基を形成させ、かつ (b)該抗体または抗体フラグメントの酸化された炭水化物部位のアルデヒド基 を第一級アミン、第二級アミン、ヒドラジン、ヒドラジド、アルコキシアミン、 フェニルヒドラジン、セミカルバジドおよびチオカルバジド基よりなる群から選 ばれた葉酸類縁体の反応性アミン基と反応させて非複合化抗体または抗体フラグ メントと実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を有する水溶性抗体葉酸類 縁体を形成し、前記葉酸類縁体がメトトレクセイト、アミノプテリン、3′−5 ′−ジクロロメトトレクセイト、3′−5′−ジクロロアミノプテリン、5,8 −ジデアザメトトレクセイト、5,8−ジデアザ−5,6,7,8−テトラヒド ロアミノプテリン、5,8,10−トリデアザアミノプテリン、5,10−ジデ アザテトラヒドロ葉酸および8,10−ジデアザアミノプテリンよりなる群から 選ばれた葉酸類縁体のアミン含有誘導体である ことを特徴とする治療性抗体葉酸類縁体複合体の製造方法。 3.葉酸類縁体がメトトレクセイトーガンマーヒドラジド、メトトレクセイトー アルファーヒドラジド、3′,5′−ジクロロメトトレクセイトーガンマーヒド ラジド、3′,5′−ジクロロメトトレクセイトーアルファーヒドラジド、メト トレクセイトーアルファーアルファーリシルーグリシルーグリシルーチロシルー ヒドラジド,メトトレクセイトーガンマーチロシルヒドラジド、メトトレクセイ トーアルファーアルファーリシルヒドラジド、メトトレクセイトーアルファーア ルファーリシン、メトトレクセイトーアルファーアルファーリシル−ε−アルギ ニン−グリシン−グリシン−チロシン、アミノプテリン−ガンマーヒドラジド、 アミノブテリン−アルファーヒドラジド、3′,5′−ジクロロアミノプテリン −ガンマーヒドラジド、3′,5′−ジクロロアミノブテリン−アルファーヒド ラジド、アミノプテリン−アルファーアルファーグリシルーグリシルーチロシル ーヒドラジド、アミノプテリン−ガンマーチロシルヒドラジド、アミノプテリン −アルファーアルファーリシルヒドラジド、アミノプテリン−アルファーアルフ ァーリシンおよびアミノプテリン−アルファーアルファーリシル−ε−アルギニ ン−グリシン−グリシン−チロシルよりなる群がら選ばれたものである請求の範 囲第2項に記載の方法。 4.抗体フラグメントがFabフラグメント(Fab′)2フラグメントおよび 半抗体フラグメントよりなる群から選ばれたものである請求の範囲第2項に記載 の方法。 5.抗体フラグメントがモノクローナル抗体またはモノクローナル抗体フラグメ ントである請求の範囲第2項に記載の方法。 6.抗体−葉酸類縁体複合体が有効量の還元剤にさらされることにより安定化さ れてなる請求の範囲第2項に記載の方法。 7.抗体または抗体フラグメントの酸化された炭水化物部位に共有結合を介して 結合したアミン含有葉酸類縁体誘導体よりなり、該水溶性複合体が非複合化抗体 または抗体フラグメントと実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を有し、 かつ該共有結合がイミン、エナミン、ヒドラゾン、フェニルヒドラゾン、オキシ ム、セミカルバゾン、チオセミカルバゾンおよびそれらの還元形態よりなる群か ら選ばれたものである抗体−葉酸類縁体複合体>8.メトトレクセイト、3′− 5′ジクロロメトトレクセイト、アミノプテリン、3′−5′−ジクロロアミノ プテリン、5,8−ジデアザメトトレクセイト、5,8−デアザ−5,6,7, 8−テトラヒドロメトトレクセイト、5,8−ジアザ−5,6,7,8−テトラ ヒドロアミノプテリン、5,8,10−トリデアザアミノプテリン、5,10− ジデアザテトラヒドロ葉酸および8,10−ジデアザアミノプテリンよりなる群 から選ばれた葉酸類縁体のアミン含有誘導体よりなり、該アミンが抗体または抗 体フラグメントの酸化された炭水化物部位に共有結合を介して結合した第一級ア ミン、第二級アミン、ヒドラジン、ヒドラジド、フェニルヒドラジン、アルコキ シアミン、セミカルバジド、チオセミカルバジドおよびそれらの還元形態よりな る群から選ばれたものであり、該水溶性複合体が非複合化抗体または抗体フラグ メントと実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を有し、かつ該共有結合が イミン、エナミン、ヒドラゾン、フェニルヒドラゾン、オキシム、セミカルバゾ ン、チオセミカルバゾンおよびそれらの還元形態よりなる群から選ばれたもので ある抗体−葉酸類縁体複合体。 9.アミン含有葉酸類縁体誘導体が、メトトレクセイトーガンマーヒドラジド、 メトトレクセイトーアルファーヒドラジド、3′,5′−ジクロロメトトレクセ イトーガンマーヒドラジド、3′,5′ジクロロメトトレクセイトーアルファー ヒドラジド、メトトレクセイトーアルファーアルファーリシリルーグリシルーグ リシルーチロシルーヒドラジド、メトトレクセイトーガンマーチロシルヒドラジ ド、メトトレクセイトーアルファーアルファーリシルヒドラジド、メトトレクセ イトーアルファーリシン、メトトレクセイトーアルファーアルファーリシル−ε −アルギニン−グリシン−チロシン、アミノプテリン−ガンマーヒドラジド、ア ミノプテリン−アルファーヒドラジド、3′,5′−ジクロロアミノプテリン− ガンマーヒドラジド、3′,5′−ジクロロアミノプテリン−アルフアーヒドラ ジド、アミノプテリン−アルファーアルファーリシルーグリシルーグリシルーチ ロシルーヒドラジド、アミノプテリン−ガンマーチロシルヒドラジド、アミノプ テリン−アルファーアルファーリシルーヒドラジド、アミノプテリン−アルファ ーアルファーリシンおよびアミノプテリン−アルファーアルファーリシン−ε− アルギニン−グリシン−グリシン−チロシンよりなる群から選ばれたものである 請求の範囲第8項に記載の抗体−葉酸複合体。 10.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーガンマーヒドラジドである請 求の範囲第9項に記載の複合体。 11.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーアルファーヒドラジドである 請求の範囲第9項に記載の複合体。 12.アミン含有葉酸類縁体がアミノプテリン−ガンマーヒドラジドである請求 の範囲第9項に記載の複合体。 13.アミン含有葉酸類縁体がアミノプテリン−アルファーヒドジドである請求 の範囲第9項に記載の複合体。 14.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーアルフアーアルファーリシル ーグリシルーグリシルーチロシルーヒドラジドである請求の範囲第9項に記載の 複合体。 15.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーアルファーアルファーリシン である請求の範囲第9項に記載の複合体。 16.抗体または抗体フラグメントの酸化された炭水化物部位に共有結合を介し て結合したアミン含有葉酸類縁体誘導体よりなり、該水溶性複合体が非複合化抗 体または抗体フラグメントと実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を有し 、かつ該共有結合がイミン、エナミン、ヒドラゾン、フェニルヒドラゾン、オキ シム、セミカルバゾン、チオセミカルバゾンおよびそれらの還元形態よりなる群 から選ばれたものであり、該抗体−葉酸類縁体複合体が細胞性疾患に関連した目 標部位と免疫反応的かつ免疫特異的でありかつ該細胞性疾患に関連しない組織に 対しては非免疫反応的かつ非免疫特異的である医薬的有効量の水溶性の部位選択 的結合抗体−葉酸類縁体複合体を動物またはヒトに投与することを特徴とする細 胞性疾患の治療方法。 17.抗体または抗体フラグメントの酸化された炭水化物部位に共有結合を介し て結合したメトトレクセイト、3′,5′−ジクロロメトトレクセイト、アミノ プテリン、3′,5′−ジクロロアミノプテリン、5,8−ジデアザメトトレク セイト、5,8−ジデアザ−5,6,7,8−テトラヒドロメトトレクセイト、 5,8−ジデアザ−5,6,7,8,−テトラヒドロアミノプテリン、5,8, 10−トリデアザアミノプテリン、5,10−ジデアザテトラヒドロ葉酸および 8,10−ジデアザアミノプテリンよりなる群から選ばれた葉酸類縁体のアミン 含有誘導体よりなり、該水溶性複合体が非複合化抗体または抗体フラグメントと 実質的に同一の免疫反応性および免疫特異性を有し、かつ該共有結合がイミン、 エナミン、ヒドラゾン、フェニルヒドラゾン、オキシム、セミカルバゾン、チオ セミカルバゾンおよびそれらの還元形態よりなる群から選ばれたものであり、該 抗体−葉酸類縁体複合体が細胞性疾患に関連した部位と免疫反応的かつ免疫特異 的でありかつ該細胞性疾患に関連しない組織に対しては非免疫反応的かつ非免疫 特異的である医薬的有効量の水溶性の部位選択的結合抗体−葉酸類縁体複合体を 動物またはヒトに投与することとを特徴とする細胞性疾患の治療方法。 18.アミン含有葉酸類縁体誘導体は、メトトレクセイトーガンマーヒドラジド 、メトトレクセイトーアルファーヒドラジド、3′,5′−ジクロロメトトレク セイトーガンマーヒドラジド、3′,5′−ジクロロメトトレクセイトーアルフ アーヒドラツド、メトトレクセイトーアルファーアルファーリシルーグリシルー グリシルーチロシルーヒドラシド、メトトレクセイトーガンマーチロシルヒドラ ジド、メトトレクセイトーアルファーアルファーリシルーヒドラジド、メトトレ クセイトーアルファーアルファーリシン、メトトレクセイトーアルファーアルフ ァーリシル−ε−アルギニン−グリシン−グリシン−チロシン、アミノプテリン −ガンマーヒドラジド、アミノプテリン−アルファーヒドラジド、3′,5′− ジクロロアミノプテリン−ガンマーヒドラジド、3′,5′−ジクロロアミノプ テリン−アルフアーヒドラツド、アミノプテリン−アルファーアルファーリシル ーグリシルーグリシルーチロシルーヒドラジド、アミノプテリン−ガンマーチロ シルヒドラジド、アミノプテリン−アルファーアルファーリシルヒドラジド、ア ミノプテリン−アルファーアルファーリシンおよびアミノプテリン−アルファー アルファーリシル−ε−アルギニン−グリシン−グリシン−チロシンよりなる群 から選ばれたものである請求の範囲第17項に記載の方法。 19.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーガンマーヒドラジドである請 求の範囲第17項に記載の方法。 20.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーアルファーヒドラジドである 請求の範囲第17項に記載の方法。 21.アミン含有葉酸類縁体がアミノプテリン−ガンマーヒドラジドである請求 の範囲第17項に記載の方法。 22.アミン含有葉酸類縁体がアミノプテリン−アルファーヒドラジドである請 求の範囲第17項に記載の方法。 23.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーアルファーアルファーリシル ーグリシルーグリシルーチロシルーヒドラジドである請求の範囲第17項に記載 の方法。 24.アミン含有葉酸類縁体がメトトレクセイトーアルフアーアルファーリシン である請求の範囲第17項に記載の方法。 25.(a)保護されたカルボキシル基および遊離のカルボキシル基を有するN −保護L−グルタミン酸を、第一級アミン、第二級アミン、アルコキシアミン、 ヒドラジン、ヒドラジド、フェニルヒドラジン、セミカルバジドおよびチオセミ カルバジドよりなる群から選ばれた反応性アミンまたは保護反応性アミンを含有 する部位と反応させて反応性アミンまたは保護反応性アミンを含有するN−保護 L−グルタミン酸を形成し、 (b)工程(a)で生成したN−保護L−グルタミン酸誘導体からN−保護基を 除去して遊離のアルファーアミノ基を有する反応性基または保護された反応性基 を有するL−グルタミン酸誘導体を形成し、 (c)工程(b)で生成したL−グルタミン酸誘導体のアルファーアミノ基を、 カルボキシル基が公知のカルボキシル活性化剤により活性化されている4−アミ ノ−4−デオキシ−N10−メチルプテリル酸または4−アミノ−4−デオキシ −N10−ホルミルプテリル酸のカルボキシル基と反応させ、かつ (d)いかなる保護基をも除去して第一級アミン、第二級アミン、アルコキシア ミン、ヒドラジン、ヒドラジド、フェニルしドラジン、セミカルバジドおびチオ セミカルバジドよりなる群から選ばれた反応性アミンを含有するメトトレクセイ トまたはアミノプテリンの反応性アミン含有水溶性誘導体を形成する ことを特徴とする葉酸類縁体の治療的に有効なアミン誘導体の合成方法。 26.工程(a)で使用されるN−保護L−グルタミン酸の保護カルボキシル基 がアルファーカルボキシル基であり、また工程(b)で生成するL−グルタミン 酸誘導体の遊離のアルファーアミノ基が4−アミノ−4−デオキシ−N10−メ チルプテリル酸の活性化カルボキシル基と反応してメトトレクセイトーガンマー ヒドラジドを形成してなる請求の範囲第25項に記載の方法。 27.工程(a)使用されるN−保護L−グルタミン酸の保護カルボキシル基が ガンマーカルボキシル基であり、また工程(b)で生成するL−グルタミン酸誘 導体の遊離のアルファーアミノ基が4−アミノ−4−デオキシ−N10−メチル プテリル酸の活性化カルボキシル基と反応してメトトレクセイトーアルファーヒ ドラジドを形成してなる請求の範囲第25項に記載の方法。 28.工程(a)で使用されるN−保護L−グルタミン酸の保護カルボキシル基 がアルファーカルボキシル基であり、また工程(b)で生成するL−グルタミン 酸誘導体の遊離のアルファーアミノ基が4−アミノ−4−デオキシ−N10−ホ ルミルプテリル酸の活性化カルボキシル基と反応してアミノプテリン−ガンマー ヒドラジドを形成してなる請求の範囲第25項に記載の方法。 29.工程(a)で使用されるN−保護L−グルタミン酸の保護カルボキシル基 がガンマーカルボキシル基であり、また工程(b)で生成するL−グルタミン酸 誘導体の遊離のアルフアーアミノ基が4−ノ−4−デオキシ−N10−ホルミル プテリル酸と反応してアミノプテリン−アルファーヒドラジドを形成してなる請 求の範囲第25項に記載の方法。 30.アミノプテリン−ガンマーヒドラジド。 31.アミノプテリン−アルファーヒドラジド。 32.メトトレクセイトーアルファーアルファーリシルーグリシルーグリシルー チロシルヒドラジド。 33.メトトレクセイトーアルファーヒドラジド。
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