JPS63502525A - 一つの材料から射出成形可能な転がり軸受用保持器 - Google Patents

一つの材料から射出成形可能な転がり軸受用保持器

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JPS63502525A
JPS63502525A JP50076087A JP50076087A JPS63502525A JP S63502525 A JPS63502525 A JP S63502525A JP 50076087 A JP50076087 A JP 50076087A JP 50076087 A JP50076087 A JP 50076087A JP S63502525 A JPS63502525 A JP S63502525A
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JP
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strip
band
rolling element
retainer
cage
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Pending
Application number
JP50076087A
Other languages
English (en)
Inventor
ヘルマン、アルフォンス
ニクラス、ゲオルク
Original Assignee
マシ−ネンフアブリ−ク ホルスト カブス ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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Publication date
Application filed by マシ−ネンフアブリ−ク ホルスト カブス ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング filed Critical マシ−ネンフアブリ−ク ホルスト カブス ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一つの材料から射出成形可能な転がり軸受用保持器この発明は、射出成形可能な 一材料から成る転がり軸受用保持器に関する。
この発明の目的は、転動体が同じであるか同じ大きさのときに、種々の直径の軸 受従って大きい及び小さい軸受のために使用可能な保持器を、一つの金型の中で 又は一つの同一の製造工程で製作できるような、保持器の原理を確立することで ある。その際保持器の平面上で又はこの面に直角な方向にリングに成るように曲 げることができる保持器も、また直線軸受にも適した保持器も形成できるように 、この保持器の原理を完成することを目指している。最後に一方では小さい又は 大きい同種の転動体に適しまた他方では異種の転動体に適する保持器をも、−組 の金型を用いて製作するという目的が設定されている。
更にこれらの保持器により片側の転動体案内が提供されるように、これらの要請 を解決しようとするものである。
この発明の目的は、保持器が一体に単一の金型の中でそれ自体周知の方法により 射出成形されたエンドレスの帯から成り、この帯が転動体を収容するための空所 を有し、またこの帯が空所の範囲に、空所を僅かな部分覆いかつ帯の平面から突 出する転動体のための保持つめを有し、押し込まれる転動体によりこの保持っめ を押しのけることができるようにすることにより達成される。
それによりこの目的は原理的に達成される。すなわち保持器はエンドレスの帯と して作られ、それぞれ適当な長さに切り離され、転動体が両側で保持されるよう に少なくとも一方の側から押し込まれる。そのときこの帯は直線軸受のために用 いることができるか、又は大きい及び小さい直径の円形軸受用に曲げてまとめる ことができる。保持つめがその内面を転動体の輪郭に適合され、それによりすで に転動体が案内されているのが有利である。
この発明の有利なかつ非常に重要な別の実施態様により、押し込められる転動体 により保持器帯の一方の側の保持つめだけを押しのけることができ、これに反し て空所を狭くする他の帯側の保持つめが連続した固い縁として構成され、それに よりこの保持つめが転動体の輪郭に適合されて一層良好な転動体案内を生じる。
良好な転動体案内は転動体の静かな走行を保証し、支持力を高め、かつ軸受騒音 を低減する。
更に材料特性と帯厚さとの間の関係をそれぞれの使用状況に適合できる。帯が比 較的大きい厚さを有するときは、薄い箇所及び/又はスリットを空所の間のつな ぎ部の中に設けることができるので、かかる保持器帯もその平面から外れてリン グに曲げることができる この発明の別の実施態様に基づき、スリットがくさび形に外に向かって開いてい るとき、保持器帯をその平面上でもリング状帯に曲げることが可能である。
すでに数十午前からドイツ連邦共和国特許第804737号明細書により、転動 体のための保持器をプラスチックからプレス又は注型により製造することが提案 されている。一体の又は二分割の保持器がリングとして製造されるので、もしこ の提案を実行したならば、各軸受種類及び大きさに対して別の金型が必要になっ たであろう、従ってこの提案は、この発明に課せられた目的を近似的に達成する のにさえも適していない。
プラスチック工業においては、複雑なエンドレスの部品(切り売り商品)を種々 の種類の滑り弁を備えた金型の中で製造することが、同様にずっと前から知られ ているドイツ連邦共和国特許出願公告第1198990号公報に記載されている 。切り売り商品の場合にはこの公報ではこの発明の場合と同様に、帯などの一部 を先に射出成形し、次の部分を同一の金型の中で更に射出成形するという方法が とられる。
一般のプラスチック技術で既にずっと前から公知のこの製法が、ドイツ連邦共和 国特許出願公開第1575484号公報により軸受に転用されたが、しかし純粋 に紙上の技術にとどまっている。なぜならばこの技術は明らかに実地に導入され ばかったからである。このことは、その発明者がドイツ連邦共和国特許出願公告 第1198990号公報を知っていて、そのときまで通常用いられ球を装着し黄 銅から成る円筒形のスリーブを射出成形されたプラスチックマットにより置き換 えようと試みたことにたぶん関連しており、しかしこのことは彼にとってうまく いかなかった。すなわちこれらのスリーブは今でも黄銅から成り、この方法で保 持器帯をも作ることができるという彼の示唆も、そのための手段は公知となった けれど、専門業界には定着しなかった。
提案されたプラスチックマットはことによると、想定された目的のために経済的 な成果をもたらすことができたかも知れない。
なぜならばプラスチックマー/ トは、精度に対して特別な要求が立てられてい ないかつ高い周速を克服する必要の無い軸受のために考えられたからである。こ のことは、アンダーカットが転動体の全周にわたって延び、従って転動体の数が 非常に少なく又は非常に不安定にならざるを得ないということに専ら由来してい る。
従って転動体案内は不可能であり、これに対してこの発明は、特に転動体が一方 の側だけから押し込み可能であるときに、転動体案内の可能性を大きく開いてい る。
従ってドイツ連邦共和国特許出願公告第1198E!90号公報は文字どおり軸 受のための保持器を開示するのではなくて、むしろ精度も低騒音も重要でないよ うな滑動体のための保持器を開示している。
この保持器マット又はこの保持器帯を高精度、高負荷能力、高周速の軸受のため に使用できないことを、ドイツ連邦共和国特許出願公開第1575484号公報 の開示後に出版された特許文献及び特に市場が裏づけでいる。1984年のドイ ツ連邦共和国特許出願公開第3424741号公報はエンドレスの保持器マット とは異なってリング形の保持器を従来どおり示す。
従って本願の発明者は、非常に占いドイツ連邦共和国特許出願公開第15754 84号公報からは、保持器をこの発明の方式に基づき製造できるために、技術的 な行為に対する基準を得ることができなかった。このことは、複数のセグメント から成りこれらのセグメントが中間片により相互に結合されている転がり軸受保 持器を図示及び記載しているドイツ連邦共和国特許出願公開第3422657号 公報によっても、立証される。
更に良く価値の高い保持器への要求が存在するにもかかわらず、これらのすべて の保持器は今でもなお市販されている。
しかしこの発明は、種々の金型を組み込むことにより一つの基本金型の中で種々 の種類の軸受を製造し、また一つの保持器帯のめす型とおす型を他のそれと交換 するという可能性をも開くので、特に比較的少量生産の場合に金型の一部を交換 するだけでよい。
請求の範囲にはこの発明の実施態様が記載されており、次にこの発明の複数の実 施例によりこの発明を説明する。その際図面は次のものを示す。
第1図は玉軸受用保持器帯、 第1a図は第1図のa−aによる断面図、第ib図は第1図のb−bによる断面 図、第1c図は第1図の側面図、 第2図は円筒ころ軸受のだめの伸展された保持器帯。
第2a図はその平面上で曲げられた第2図の保持器帯、第3図は第1図に示す帯 の斜視図。
すべての保持器帯は切り売り商品として、製作の開始に際して射出成形可能な材 料により各金型が完全には充填されないように製作されるので、第1の射出成形 工程の際には保持器帯の一部分、例えば金型長さの5分の4だけが射出成形のた めに提供される。その際製造プロセス上で後側の部分(5分の1)が要求された 保持器帯厚さ以下にとどまるので1次の射出成形工程の際にこの帯部分に射出成 形材料が更に射出成形できる。射出成形完了した帯部分の大部分が金型から押し 出された後に、それぞれ次の射出成形工程が行われる。
こうして製造されたエンドレスの玉軸受用保持器帯は、第1図及び第3図に異な る二つの形式で示されている。限定された転動体案内だけを備えた保持器帯1が 、第1a図、第1c図及び第3図及び第1図に右端を除いて示されている。保持 器帯は球保持部10としての空所と、両側でその平面の上方にかつ空所の上方に 延び出し弾性的な指状部11として構成された球2のための保持つめとを有し、 しかしこの保持つめは球2をはめ込んだときに、それにもかかわらず球の走行中 に十分な保持と確実な案内を提供する。なぜならばその内側輪郭が球の周囲に適 合しているからである。
第1b図及び第1図と第1c図の右端には、指状部11が一方の帯側上だけで転 動体案内として構成されている実施例を示す。
従ってこの保持器帯では球2を一方の側だけから空所10の中に押し込むことが できる。ここでは片側の転動体案内を備えたエンドレスの保持器帯が対象となる 。
使用例に応じてこの保持器帯lを、第1a図及び第1図のこれに従属する部分に 示すような形状とすることができる。この形状でかつ溝14がないときには保持 器帯1は特に直線軸受に適している。しかし溝14がつなぎ部13の中に設けら れているときには、保持器帯は円形軸受にも適している。なぜならば保持器帯は その41面から外れてリングになるように曲げることができるからである0両方 の場合において保持器帯はエンドレスの帯から必要な長さに切り離され、伸展し た状態で直線の軌道の中にはめ込まれるか又はリングになるように曲げられる。
後者の場合には突き合わせられた両方の端が金型自体の中で一体に射出成形され る。
直線軸受の場合にも円形軸受の場合にも、保持器帯は相応の材料の選択及び/又 は壁厚の選択により十分な剛性を持つことができる。しかし第1図の右、第1b 図及び第3図に示すように、保持器帯を可とう性に保ちかつ外側に針金3、ばね 30又はパツキン31を挿入する溝15を設けることも可能であるので、これに より必要な剛性が得られる。
第2図及び第2a図には同様な方法で作られた保持器帯が示され、この保持器帯 は円筒ころのために設計されているがかかる転動体に限られてはいない。保持器 帯は先の実施例とは異なり、直線的に延びるエンドレスの帯として製造されてい るが、しかしその平面上でリングになるように曲げることができるように構成さ れている。
形成すべきリングの直径に応じて多少の程度の差はあれ外に向かって開放してい るスリット16により、このことが可能となる。
空所10は円筒ころの輪郭に適合しており、転動体案内つめは同様に符号12が 付けられている。その反対側には図には見えない幅の狭い軽く湾曲して空所10 の中にまで達している縁が、円筒ころを挿入するために設けられている。
この保持器帯でも針金3、ばね30又はパツキン31を挿入できる溝15を設け ることができる。
FIG、2 国際調査報告 ―N−−^−tmk PCT/DE 87100022ANNEX To ’r HE INTERNATIONAL 5EARCHREl’ORT ON

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.射出成形可能な材料から成る転がり軸受用保持器において、保持器が一体に 、金型の中でそれ自体周知の方法で部分ごとに射出成形されたエンドレスの帯( 1)から成り、この帯が転動体(2)を収容するための空所(10)と、この空 所を少なくとも部分的に覆う転動体(2)用保持つめ(11,12)とを有し、 少なくとも一方の帯側上で保持つめを弾性的に押しのけることができることを特 徴とする一つの材料から射出成形可能な転がり軸受用保持器。 2.保持つめがその内面を転勤体(2)の形状に適合されていることを特徴とす る請求の範囲第1項記載の一体の保持器。 3.帯の一方の側の保持つめが、帯(1)の面から突出し弾性を有する指状部( 11)として構成され、他方の側には突出する縁(12)が設けられ、この縁が 固くかつ転動体案内を形成することを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記 載の一体の保持器。 4.帯の両側に転動体のための空所(10)を覆う縁(12)が設けられ、これ らの縁のうち一方の側の縁が僅かだけ空所の中に突出し、その結果この縁により 転動体の押し込みが可能であり、他方の側の縁(12)が更に空所の中に突出し 転動体案内となっていることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項記載の一 体の保持器。 5.帯が転動体を装着したままその平面から外れて曲げることができるように、 帯材料の厚さと特性とが相互に調整されていることを特徴とする請求の範囲第1 項ないし第4項のいずれか1項に記載の一体の保持器。 6.帯自体は容易には曲げることができいないように、帯材料の厚さと特性とが 相互に調整されており、帯の長手方向には帯を横切って延び帯の曲げを可能にす る薄い箇所(溝14)が設けられていることを特徴とする請求の範囲第1項ない し第4項のいずれか1項に記載の一体の保持器。 7.帯の長手方向には帯を横切って配置されたスリット(16)が設けられてい ることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の一体 の保持器。 8.直線状に射出成形された帯がスリット(16)を有し、このスリットが一方 の帯側では外に向かって開き、他方の帯側では閉じていることを特徴とする請求 の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項に記載の一体の保持器。 9.保持器帯が外側に、補強部品例えば針金(3)、ばね(30)又はパッキン (31)を挿入するための溝を有することを特徴とする請求の範囲第1項ないし 第8項のいずれか1項に記載の一体の保持器。
JP50076087A 1986-01-17 1987-01-15 一つの材料から射出成形可能な転がり軸受用保持器 Pending JPS63502525A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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