JPS6350245Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6350245Y2 JPS6350245Y2 JP1984197476U JP19747684U JPS6350245Y2 JP S6350245 Y2 JPS6350245 Y2 JP S6350245Y2 JP 1984197476 U JP1984197476 U JP 1984197476U JP 19747684 U JP19747684 U JP 19747684U JP S6350245 Y2 JPS6350245 Y2 JP S6350245Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground wire
- clothing
- conductive
- ground
- work floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は導電性繊維を織込んで織成した上下
衣服のズボン裾部にアース線を設けることによ
り、衣服等に帯電した静電気を除電する帯電防止
衣服に関するものである。
衣服のズボン裾部にアース線を設けることによ
り、衣服等に帯電した静電気を除電する帯電防止
衣服に関するものである。
(従来技術)
従来、静電気による火花放電やチリが浮遊する
のを嫌う工場等においては、衣服に帯電するのを
防止するため、導電性繊維を織込んで織成した上
下衣服を着用し、かつ、その衣服とあわせて導電
靴を使用し、人体を電通体として、衣服等に帯電
した静電気を導電靴を通じてアースさせていた。
のを嫌う工場等においては、衣服に帯電するのを
防止するため、導電性繊維を織込んで織成した上
下衣服を着用し、かつ、その衣服とあわせて導電
靴を使用し、人体を電通体として、衣服等に帯電
した静電気を導電靴を通じてアースさせていた。
また、実開昭47−18800号の考案の如く、片面
又は両面に金属メツキを施した布又はテープ等を
縫合せて作つた上衣及び下衣等をリード線で結
び、下衣の先端をアースしたものが存在する。
又は両面に金属メツキを施した布又はテープ等を
縫合せて作つた上衣及び下衣等をリード線で結
び、下衣の先端をアースしたものが存在する。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、導電性を有する衣服を着用しても、し
ばしば導電靴を覆くのを忘れたり、或いは導電靴
を覆いていても、靴下を絶縁物素材のものを使用
したりして、期待通りには衣服等に帯電する静電
気を除電することができなかつた。
ばしば導電靴を覆くのを忘れたり、或いは導電靴
を覆いていても、靴下を絶縁物素材のものを使用
したりして、期待通りには衣服等に帯電する静電
気を除電することができなかつた。
また、上記従来技術のアース方法では作業床面
等に漏電等による人体に影響を及ぼす程度の過電
流が発生した場合、該過電流が導電靴又はアース
線より逆流して感電事故を生じる危険性が存在す
るものであつた。
等に漏電等による人体に影響を及ぼす程度の過電
流が発生した場合、該過電流が導電靴又はアース
線より逆流して感電事故を生じる危険性が存在す
るものであつた。
本考案は上記の欠点に鑑み、導電靴を使用せ
ず、かつ人体を電流体として利用しないで、人体
及び衣服に生じる静電気を衣服から直接に地表や
作業床面にアースする共に、作業床面等に発生し
た過電流が人体へ逆流するのを防止しようとする
ものである。
ず、かつ人体を電流体として利用しないで、人体
及び衣服に生じる静電気を衣服から直接に地表や
作業床面にアースする共に、作業床面等に発生し
た過電流が人体へ逆流するのを防止しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
以下、本考案の実施例を図面に基き説明すれ
ば、1は非導電繊維の中に導電性繊維2を織り込
んで織成した上下衣服で、第2図でその外観図を
示すが、この上下衣服1のデザインや構造等問わ
ず、たとえば上下つなぎ服で形成されるものであ
つてもよい。
ば、1は非導電繊維の中に導電性繊維2を織り込
んで織成した上下衣服で、第2図でその外観図を
示すが、この上下衣服1のデザインや構造等問わ
ず、たとえば上下つなぎ服で形成されるものであ
つてもよい。
3はアース線で、上記上下衣服1のズボン体1
aの裾部1bに設けられる。そして、裾部1bを
破断する第1図に示す如く、その一端をズボン体
1aに織り込まれた導電性繊維2に直接接触させ
てその裾部1bに縫い付けて設け、その他端は地
表又は作業床面4に接触させている。
aの裾部1bに設けられる。そして、裾部1bを
破断する第1図に示す如く、その一端をズボン体
1aに織り込まれた導電性繊維2に直接接触させ
てその裾部1bに縫い付けて設け、その他端は地
表又は作業床面4に接触させている。
このアース線3の素材は導電性のあるものであ
れば、別に問わず、たとえば上下衣服1に使用し
た導電性繊維2を使用する紐や金属性のものを使
用してもよい。
れば、別に問わず、たとえば上下衣服1に使用し
た導電性繊維2を使用する紐や金属性のものを使
用してもよい。
またその長さも、地表又は作業床面4に接触さ
せるに必要な長さを最小限有していればよい。
せるに必要な長さを最小限有していればよい。
6はアース線3中に設ける安全器で、地表や作
業床面4に漏電等により過電流が発生した場合、
該過電流が上記アース線3より逆流して感電事故
が起らないように、一定電流以上の電流が流れな
いようにしたものである。
業床面4に漏電等により過電流が発生した場合、
該過電流が上記アース線3より逆流して感電事故
が起らないように、一定電流以上の電流が流れな
いようにしたものである。
本考案は上記の如く構成していることから、人
体や衣服に帯電した静電気は、上下衣服1に織り
込んだ導電性の繊維を通じてアース線3に集ま
り、該アース線3より地表や作業床面4にアース
させ、上記静電気を除電すると共に、漏電等によ
り作業床面4等に発生した過電流がアース線3よ
り一定電流以上逆流しない。
体や衣服に帯電した静電気は、上下衣服1に織り
込んだ導電性の繊維を通じてアース線3に集ま
り、該アース線3より地表や作業床面4にアース
させ、上記静電気を除電すると共に、漏電等によ
り作業床面4等に発生した過電流がアース線3よ
り一定電流以上逆流しない。
第3図はこの考案の他の実施例を示し、5は上
記アース線3の一端が設けられているズボン体1
aの裾部1bに形成されるポケツト部で、上端を
開口させ、アース線3を使用する必要がないと
き、該アース線3を該ポケツト部5内部に収納す
るようにしたものである。
記アース線3の一端が設けられているズボン体1
aの裾部1bに形成されるポケツト部で、上端を
開口させ、アース線3を使用する必要がないと
き、該アース線3を該ポケツト部5内部に収納す
るようにしたものである。
また、第4図はアース線3の一端をズボンの裾
部1bに設ける場合の他の実施例を示すものであ
り、一対の嵌合凹凸部7,7を裾部1bとアース
線3の一端に各々分割して形成し、アース線3の
一端を嵌合凹凸部7,7を介して、裾部1bの導
電性繊維と接触させている。
部1bに設ける場合の他の実施例を示すものであ
り、一対の嵌合凹凸部7,7を裾部1bとアース
線3の一端に各々分割して形成し、アース線3の
一端を嵌合凹凸部7,7を介して、裾部1bの導
電性繊維と接触させている。
(効果)
上記の如く本考案は人体や衣服に生じた静電気
を衣服より直接地表等に除電することから、即ち
人体を電通体として使用しないため、衣服等に帯
電した静電気を、迅速、かつ確実に地表等に放出
することができるものであると共に、地表等に発
生した過電流が逆流しても人体に及ぼす影響を最
小限に防ぐことができるものである。
を衣服より直接地表等に除電することから、即ち
人体を電通体として使用しないため、衣服等に帯
電した静電気を、迅速、かつ確実に地表等に放出
することができるものであると共に、地表等に発
生した過電流が逆流しても人体に及ぼす影響を最
小限に防ぐことができるものである。
第1図はアース線取付け状態図、第2図は上下
衣服の外観図、第3図〜第4図は本考案の他の実
施例図である。 1……上下衣服、1a……ズボン体、1b……
裾部、2……導電性繊維、3……アース線、4…
…地表や作業床面、6……安全器。
衣服の外観図、第3図〜第4図は本考案の他の実
施例図である。 1……上下衣服、1a……ズボン体、1b……
裾部、2……導電性繊維、3……アース線、4…
…地表や作業床面、6……安全器。
Claims (1)
- 導電性繊維2を織込んで織成した上下衣服1の
ズボン体1aの裾部1bに、一端を該裾部1bの
導電性繊維2に接触させ、他端を地表や作業床面
4に接触させたアース線3を設けると共に、アー
スする前記作業用床面4等に生じた過電流が一定
電流以上アース線3より逆流しないようにした安
全器6を前記アース線3に取り付けたことを特徴
とする帯電防止衣服。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984197476U JPS6350245Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984197476U JPS6350245Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111923U JPS61111923U (ja) | 1986-07-15 |
JPS6350245Y2 true JPS6350245Y2 (ja) | 1988-12-23 |
Family
ID=30755796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984197476U Expired JPS6350245Y2 (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6350245Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020023897A (ko) * | 2001-12-27 | 2002-03-29 | 윤수용 | 생체순환기 |
JP4705449B2 (ja) * | 2005-10-04 | 2011-06-22 | 帝人テクノプロダクツ株式会社 | 帯電抑制織物 |
JPWO2009116148A1 (ja) * | 2008-03-19 | 2011-07-21 | 東芝ストレージデバイス株式会社 | クリーンスーツおよびクリーンスーツセット |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5025519Y2 (ja) * | 1971-04-01 | 1975-07-31 |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP1984197476U patent/JPS6350245Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61111923U (ja) | 1986-07-15 |
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