JPS63502356A - 淡色芳香族系樹脂 - Google Patents
淡色芳香族系樹脂Info
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- JPS63502356A JPS63502356A JP62501443A JP50144387A JPS63502356A JP S63502356 A JPS63502356 A JP S63502356A JP 62501443 A JP62501443 A JP 62501443A JP 50144387 A JP50144387 A JP 50144387A JP S63502356 A JPS63502356 A JP S63502356A
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- C09J125/02—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons
-
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
淡色芳香族系樹脂
発明の背景
本発明は淡色、高軟化点の芳香族系石油樹脂の製造、およびこれから得られる樹
脂に関する。とくに、この発明はホットメルト接着剤、ホットメルト感圧接着剤
、および落媒系感圧接着剤成分に対する粘着付与剤として好適な脂肪族/芳香族
樹脂に関するものである。
原油の加工方式により、各種の炭化水素留分のものが得られ、通常はこのものを
さらに蒸気を用いて加熱(分解)シ、比較的低沸点の生成物を得ることができる
。
石油樹脂の最近数十年間の商業利用の多くのものでは、そのものの色彩を比較的
淡色のものから無色のものを要求するようになってきた。
陽イオン重合を主体をする脂肪族系装入原料については、早くから米国特許第2
,734.048号に発表されており、原料留分が実質的に環状ジエンを含まぬ
場合は、蒸気分解で得られる主体成分を占める、不飽和脂肪族系石油留分から、
紅色つまり淡色の樹脂が得られるとしている。
これから知られるごとく、この分解による主体脂肪族系留分には、シクロジエン
が含まれており、このものがゲル形成のもととなり、色彩、透明性、その他樹脂
の物性に好ましくない影響を与えている。米国特許第2.894,07号および
第2,94B、775号は、加熱浸軟によりシクロジエンを二量体化し、さらに
、残存部分からこの二量体化した炭化水素物質を分離し、この残存部分を塩化ア
ルミニウムによる重合用の脂肪族装入原料として容易に利用し得ることを述べて
いる。得られる樹脂が淡色であったり、好ましい軟化点を有しているとしても、
得られる色彩が、石油系樹脂と配合感圧接着剤の技術的進歩の結果需要増の工業
分野の面で、なお暗色を呈する場合も依然として多い。最近、かなりうすい色彩
のものが、石油クラブキングまたは改質留分と加熱浸軟することにより得られた
と報ぜられているが、この留分は0.5以上〜2重量%のシクロジエンを含む陽
イオン性重合可能の炭化水素構成のものであり、結局シクロジエンの含量は0.
5重量%以上となることはなく、またピペリレン/シクロペンタジェンの重量比
は、少くとも50以上のものとし、上記加熱浸軟石油留分を蒸留し、アルミニウ
ムハロゲン化物触媒の下で上記蒸留石油留分を重合させ、ガードナー(Gard
ner)カラースケールが4より多くない脂肪族樹脂を回収するとも述べている
。
残念ながら、80℃〜280℃沸点を有し、2チレンとインデンのごとき08〜
C1oのオレフィン芳香族を含む芳香族原料を用い、フリーデル・クラフッ解媒
たとえばAρ CJaを使って重合した場合は、″暗色の樹脂(トルエン950
%樹脂溶液基準でガードナーカラースケール11〜13)シか得られず、一方三
弗化硼素系触媒で得る樹脂の色彩はこれよりも淡色である。(ガードナーカラー
スケール8〜11、トルエン中樹脂分50%溶液を基準)。文献報告によれば三
弗硼素フェノール醋体の触媒を用い芳香族オレフィン原料を、たとえば無水マレ
イン酸のごとき親ジエン質とともに、また必要に応じ、重合に先き立ちリューイ
ス酸およびブレーンステズ酸含有の酸存在のもとに、加熱処理して芳香族炭化水
素樹脂の色彩と熱安定性を改善できるとしている(米国特許第4.105.84
1号)。上記留分をフリーデル・クラフッ(三弗化硼素−エーテル錯体触媒とし
て実施例で示す)触媒により重合するに先き立ち(この方式では、淡色の樹脂が
得られる・・・米国特許第LO42,880号による)。触媒を用いて分解した
石油留分を(継続酸処理操作を含め・・・実施例参照)酸精製する方法も知られ
ている。残念なことに、この後者の方法では、蒸留塔内に付随する腐食条件下で
の酸処理物質の蒸留も合体して、この結果、重合体蒸留留分の暗色化をきたす汚
染物質が入り込む恐れがある。
したがって、芳香族オレフィン装入原料から、淡色の石油樹脂を得ることは、脂
肪族オレフィン原料によるよりも一層困難なように思われる。
このことから、本発明の目的は、現在知られるおよび/または入手できるものよ
り淡色度がすぐれかつ、軟化点の高い、芳香族系石油樹脂を得ることにある。
発明の要約
スチレンとインデンのごとき08〜C1oオレフイン芳香族含有の沸点80〜2
60℃芳香族流体を少くとも2回、好ましくは2〜4回、濃硫酸で逐次処理した
のち、さらに上記流体を蒸留して、この処理流体の40〜95重量%分の比較的
軽質重合留分を回収する方式が見出された。
この場合芳香族装入原料は、約0.5%未満、好ましくは約0.2重量%のシク
ロジエン含有の可熱浸軟蒸気分解によるナフサから誘導される脂肪族装入原料の
5〜80f!量%、好ましくは15〜60重量%と配合することができ、このナ
フサをさらに蒸留しくこれにより、上記シクロジエンのダイマーとユダイマーと
は、上記加熱浸軟留分から分離される)ペンタジェン−1,3/シクロジエンの
重量化を少くとも50、好ましくは200に保ち、重合用としての芳香族系と脂
肪族系配合の装入原料として用い、これから比較的淡色でかつ高軟化点の樹脂が
得られる。
また、スチレンとインデンのごときC−C1oオレフイン芳香族含有の沸点80
〜260℃芳香族流体を少くとも2回、硫酸で継続処理したのち、上記流体を蒸
留して、その45〜97重量%を占める比較的軽質の重合留分を回収し、この処
理流体は重合用装入原料として利用し、この結、果、同種の未処理芳香族流体で
得られる樹脂および一回限り酸で処理して得られる樹脂より淡色の陽イオン質触
媒化石油樹脂の得られることがわかった。
このように、本発明によれば、淡色で高軟化点の石油樹脂を製造することができ
、この方法では、陽イオンによる重合可能の脂肪族および芳香族炭化水素の装入
原料配合物をフリーデル・クラフッ触媒を使って重合化し、かつ、ASTM−手
順E−28で定める90〜tis℃の軟化点と、上記樹脂とトルエンとの等量溶
液上で測定した場合、4より大きくないガードナーカラースケールを有する樹脂
を回収し、上記配合物が(0,05〜4、好ましくは0.18〜1.5)重量%
の脂肪族装入原料部分を芳香族装入原料の重量分に対し、含有し、かつ、上記脂
肪族装入原料骨が脂肪族石油分解または改質装入原料留分から成り、この留分は
シクロジエンの0.5重量%未満の陽イオン重合性脂肪族炭化水素を含みかつ、
ペンタジェン−1,3/シクロジエンの重量比が50より大きく、また上記芳香
族装入原料分が、少くとも引きつづき2回、硫酸好ましくは濃硫酸で処理した8
0〜260℃で沸騰する芳香族流体構成であり、その後これを蒸留して上記芳香
族装入原料分を回収することができる。
さらに、本方法によれば酸性物質を用いて、陽イオン重合性炭化水素含有の石油
クラブキングまたはリフオーミング留分を少くとも直接2回処理し、上記処理留
分を蒸留し、上記酸化物質を実質上含まぬ少くとも、2回、酸精製した蒸留物原
料を回収し、上記精製蒸留物原料をフリーデル・クラフッ触媒を用いて重合させ
、かつ、上記樹脂およびトルエンの等量溶液上で測定した場合、7よりは大きく
ないが、通常は6またはそれ以下のガードナーカラースケールを有する樹脂を回
収する、色彩の改良された熱安定性のすぐれた炭化水素樹脂を製造することがで
きる。
基らに特定して言えば、この発明は、改良石油樹脂の製造方法とも言うべきであ
り、まず(A)の配合から成る。
この(A)配合物は、約20℃より高<、140℃未満の沸騰点を有する、蒸気
分解による炭化水素石油留分の単離により得る脂肪族装入原料であり、上記留分
は実質上09以下のものであり、引きつづき、上記の蒸気クラッキング留分を約
90〜140℃の温度条件下で加熱して、シクロジエンを二量体化させ、約20
℃超過、140℃未満の間で沸騰する流体を、副生物として回収し以下の組成を
持たトルエン 3〜1O
C8−芳香族 l
ジオレフィン 11〜25
オレフイン 70〜29
パラフイン 0〜5
上記成分の、シクロジエン含有量は約211j1%、イソプレンは3.5重量パ
ーセントより大であり、さらに上記副生物を分留してイソプレンの含有量を約3
.511量%以下とし、かつ、イソプレン含有量を低めた留分を回収したのち、
以下の蒸留分析値を示すものとする。
蒸留、操作、 重量%
1、B、1.−88℃ 0−15
H−70℃ 25−50
70−130℃ 35−70
130℃÷ 5
この副生物を115〜160℃の温度範囲でり、5〜5時間かけ加熱浸軟させ、
これによりシクロジエンの含量は約2.0W%から最低0.5w%にまで低減す
る。加熱浸軟液を蒸留し、塔底液にまで加熱されない、生成ダイマーの重質分を
放出し、この結果、樹脂供給液をシクロジエンのダイマーおよびユダイマーから
分離して、シス−トランス、ペンタジェン/シクロジエン、重量比が50より大
きくない脂肪族装入原料を得る。
(B)、芳香族装入原料。このものは約80℃以上、260℃未満沸点を有する
蒸気クラブキングによる石油留分(主としてC−Cオレフィン芳香族から成る)
を濃硫酸で処理、蒸留して製造する。この蒸留により40〜95%の副生蒸留液
を回収して、芳香族装入原料用として使用するが、この原料の割合は、装入原料
配合総量の5〜80重量%好ましくは15〜60重量%とする。
さらに特定して言えば、この発明は淡色芳香族石油樹脂の製造に関するものであ
り、その方法としては、80”C〜260℃沸点を有する蒸気クラブキングによ
る芳香族石油留分を直接濃硫酸で処理する。上記留分は主として08〜C1oの
オレフィン芳香族から成り、上記処理留分を蒸留して、最終蒸留物留分を重合用
装入原料として回収し、上記装入原料を陽イオン性触媒と作用させ、淡色の芳香
族石油樹脂を回収する。
この発明の改良方式で得られる樹脂は、一種の炭化水素、のぞましくは三塩化ア
ルミニウム触媒作用により得る芳香族樹脂であり、少くとも以下の特性を有して
いる。
−ASTM手順E−28C’定める最低75℃、一般1:90〜160”C1さ
らに好ましくは95〜120”cの軟化点。
・ガードナーカラースケールを上記樹脂とトルエンとの等量溶液を用いて測った
場合の値が7以上好ましくは4またはそれ以下。
・さらに融点60℃のパラフィンの40重量部の冷却混合物中、曇りを生ずる温
度で測定した際の曇り点が、100℃未満。
・酢酸ビニル28w%と上記樹脂40w%構成のエチレン・酢酸ビニルコポリマ
ーの20w%使用。
発明の詳細な説明
本発明は陽イオン性触媒利用の淡色石油樹脂の製造に関する。この改良効果は酸
物質により樹脂を重合させる原料炭化水素留分の処理方式で達せられる。
炭化水素留分は、石油クラブキングまたは石油リホーミング留分として得られる
もので、その特徴は石油ガス油留分または重質ナフサの蒸気クラブキングがら生
成する、きわめて不飽和性の高い石油留分にある。
この、製造方法は、脂肪族、脂肪族主体、芳香族主体、芳香族等から戒名すべて
のオレフィン系不飽和炭化水素装入用原料に適用できる。この発明でもっともよ
く使われる炭化水素は沸点が80〜260℃、好ましくは130〜230℃のビ
ニル芳香族留分てあり、この中、スチレン、メチルスチレン、インデン等がその
主要不飽和成分であり、ジシクロペンタジェン1%未満の上記留分に対してはと
くに適用性の高い方法である。分解、分留操作条件により、種々のジー不飽和炭
化水素類、たとえば、ジシクロペンタジェン、ジビニル化合物、が微量成分とし
て含まれることがある。
この発明は主として、石油クラッキング(または、すべての不飽和成分が得られ
る別工程)により得られる炭化水素混合物からの樹脂の製造に関し、この方法に
よれば、不飽和成分のどのものも、80℃以下で(好ましくは120℃以下で)
沸騰することはなく、不飽和成分全重量の少くとも70%(のぞましくは95%
)が、スチレン、メチルスチレンおよびインデンのごとき一以上の物質から構成
され、その重量総計にはいかなるジー不飽和物質でも10%を含むことはない。
きわめて有用とされるビニル芳香族留分には、スチレン−(4〜10%)、α−
メチルスチレン(1〜5%)、ビニルトルエン(16〜25%)、インデン(9
〜15%)、メチルインデン(5〜9%)、ジシクロペンタジェン(1%未満)
[%は重量表示]を含んでいる。
この発明は、代表例としてイソプレン(0〜5w%)、シクロペンタジェン(1
0〜15w%)、ピペリレン(10〜15w%)、ノルマルオレフィン(5w%
)、パラフィン(2〜5w%)成分の05脂肪族オレフィン留分の酸による精製
用としての利用途を有している。
2、酸物質
有用な酸物質としては、強酸が挙げられるが、この中には硫酸、発煙硫酸、メタ
ン・スルホン酸、酸性固形イオン交換樹脂、(たとえばPA州、フィラデルフィ
ア市在、ローム・アンド拳ルース社販売のアンバーリスト(Asberlyst
R15) 、酸性モレキュラシーブ、およびスルホン酸(たとえばp−)ルエ
ンスルホン酸等、そのすべての酸がブレーンステズ酸に相当するもの)が含まれ
る。
好適な酸物質としては通常最低92〜108%、好ましくは100%より大、最
適なものとして約104%濃度の濃硫酸を利用する。上記酸処理にはできれば1
00%より大なる硫酸濃度を用い、蒸留塔内の腐食を避ける。硫酸は石油の化学
精製に広く利用されている( N、Y州、N、Yラインホルト出版社、1942
年発行のAC9−モノグラフおよびV、A、 KalicheuskyおよびB
、A、 stanger発表の石油の化学精製、および°硫酸処理、と題する特
集第11章、P 45−55膠照)。
酸物質は0.1−1.0!%、テltLハ0.2〜0.7%、i適範囲として0
.8〜0.5%(ただし%は、酸精製対象使用原料の総重量に対する割合)を使
用する。処理時間は0.05〜10、のぞましくは0.08〜5、最適範囲ハ0
.5〜3滞留時間とし、温度条件は0〜200”C1好ましくは、周囲温度から
150”Cまで、とする。
続段階、好ましくは2〜3段階で行なう。
二段階で酸処理を行う場合、各処理段階ののち、のぞましくは、蒸留操作にがけ
、継続段階操作でさらに酸精製を行うため、副生物の85〜97重量%を回収し
、その後酸−精製を行った副生液は再蒸留する。
酸精製を行った液は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、
重炭酸ソーダ等を用い乾燥形態または水溶液状態で中和する。また、ジエチルア
ミン、トリエチレンテトラミン等またはアンモニアを使って中和処理してもよい
。中和処理により、酸精製液の貯蔵時間が改善される。この中和は蒸留前、蒸留
後いずれでも差し支えない。
3、蒸留操作
蒸留は酸物質から蒸留物原料を実質的に放出するために必要な操作であり、この
結果、装入原料には触媒を毒したり、またはその効率を低めたり、あるいは樹脂
を暗色化させる汚染物質は一切含まれぬはずである。沸点80、〜260℃の芳
香族留分を回収するには、真空蒸留を行い、一方、脂肪族蒸留副生液の沸点は通
常、15〜80”C程度となるはずである。酸精製原料を回収し、さらに操作を
つづけるには、従来の蒸留方式、装置を用いる。
4、カチオン重合と樹脂の回収
酸による反覆処理につづき、蒸留による樹脂原料混合物で、最終蒸留物装入原料
として回収した混合物を、そのもの単独かまたは、他の装入原料と配合して使用
し、淡色の樹脂を得ることができる。本発明方法により得られる装入原料は、従
来式のフリーデル・クラフッ触媒、好ましくは三塩化アルミニウム触媒を用い通
常の方式で重合させる。この重合操作は回分式、連続式何れでも差し支えない。
反応装置中、反応性を示さぬ希釈剤を用い重合体の粘度を低め、この重合体中の
熱伝達を高めることができる。
回分操作では、装入原料を、不活性気流下で触媒に添加する。触媒の通常濃度は
、樹脂装入原料の重量当り、0.2〜5w%、好ましくは0.2〜3.Ovt%
とする。樹脂装入原料の添加量を調節して、重合温度を約θ〜60℃とし、規定
時間中、この温度を保持する。塩化アルミニウムを触媒として使用する好適条件
は、触媒使用! 0.5vt%、反応温度40℃、反応時間約1〜2時間である
。
連続操作の場合、触媒と樹脂装入原料とをかく拌反応器内に導入し、不活性雰囲
気中、重合温度に保持する。
塩化アルミニウム触媒濃度は、装入原料重量当り、0.2〜5.Ovt%好まし
くは0.2〜B 、 Ovt%とじ、反応装置の温度は、0〜60℃とする。最
適原料供給量の場合、滞留時間の概略値は0.3〜2.0時間である。
次に、イソプロパツール水溶液を用い、生成した樹脂重合性混合物を急冷し、触
媒を分解させる。
この結果得られる樹脂は、水および/またはアルカリ洗浄により回収し、触媒を
除いたのち未重合の物質をストリッピングさせる。ただし、重合生成物から触媒
を除去するのに別の方法を用いてもよい。
洗浄樹脂溶液をこの時点で、供給ナフサの終点(約260℃)まで沸騰させた未
反応炭化水素からストリップさせる。ついでに、生成した粗製樹脂濃縮物を真空
下、または蒸気を用いてストリップし、液状ポリマーを取り除き、つぎに、軟化
点75℃以上、曇り点too”c未満の固形樹脂生成物を回収する。
以下の実施例でさらに詳細に本発明を説明するが、この実施例で発明の範囲が制
約されることはない。
実施例1−9
沸点80〜260℃、下記組成(スチレン8.8vt%、α−メチルスチレン4
.Ovt%、ビニルトルエン22.7vt%、インデン14.7vt%、メチク
デン7.3vt%)を有するクラッキング石油留分を、この発明の方法にもとづ
き、酸による精製操作を(2回、3回および4回と)反覆し、この結果得た樹脂
と、酸処理を行わず、かつ、単独の酸精製操作で得た生成物と、を比較する。各
実施例において、酸による精製は、それぞれの精製段階中、反応温度134〜1
4.9℃、反応時間0.75時間の条件下で104 %H2so4を用いて行い
、つぎに、35%以上標準的には80%の回収塔頂留出物を用いて、水銀柱5
の減圧下で蒸留する。テスト結果において、酸処理によらぬ結果を実施例1で、
つ′ぎに、酸処理後、蒸留、回収を行った結果を実施例2〜5で、ざらに各酸精
製段階を経たのち、引きつづき酸精製にかけるに先き立ち、蒸留を行った結果を
実施例6〜7で示している。
最後に実施例8〜9は、二種の装入原料の処理結果を示し、その各側では、蒸留
に先き立ち、ことなる酸添加のもとに、単−酸精製段階を経由する処理を行って
いる。
ついで、生成した酸精製蒸留物装入原料を、40℃の温度下で、0.4vt%の
AJCJ!a触媒、を用いて1時間、それぞれ単独に陽イオンによる重合反応を
行わせる。生じた重合体は、それぞれ加熱窒素を用いてストリップさせ、未反応
物質を除去したのち、各留分を250℃温度下でそれぞれ蒸気によりストリップ
操作する。ついで、得られる生成物の軟化点、ガードナーカラースケール、曇り
点を測定する。その結果を致ユに示した。
酸で少くとも2回継続して処理した装入原料分から得る樹脂は、酸処理を行わず
かつ単独に酸精製処理した装入原料から得る樹脂よりも、目立って淡色を示し、
一方では、好ましい軟化点を保持している。
本発明による樹脂は、AJ2CJg触媒を用いて重合させても、それぞれは高い
軟化点と淡色とを持ち合わせる、独自の特長を兼ね備えている。この性能組み合
わせにより、ホットメルト接着剤工業向けとして、この樹脂が好評を得ているゆ
えんである。
、この発明はまた、淡色と高軟化点を有する陽イオン性触媒作用による芳香族石
油樹脂の製造方法に関する。改良樹脂は脂肪族分と芳香族分との配合物である装
入原料を利用することにより得られる。
(A)脂肪族供給原料分
この装入原料は、石油ガス油留分または重質ナフサの蒸気クラブキングにより得
るC5/C6の高不飽和石油留分に当る。C9オフレインの沸点近く以下で沸騰
し、しかもCI4までの組成を有する生成液状留分は、約90〜140℃の温度
下で凝離し、加熱後シクロジエンをダイマー化させる。続<C−CおよびC5を
含む軽質液状留分は、塔頂留出物として抽出され、ダイマー濃縮物が残油として
分離して(る。塔頂留出物は量的に少量たとえば、シクロジエンとして約2vt
%、もつとも通常の場合はシクロペンタジェンおよびメチルシクロペンタジェン
も含まれる。
ついでこの塔頂留出物を分留し、38℃未満で沸騰するイソプレンの少くとも半
量を除去し、原料とする。
この塔頂留出物は、さらに加熱浸軟させ、約0.5vt%未満、のぞましくは、
0.2vt%未満のシクロジエン含有量の供給原料を得る。
表■は塔頂留出物の代表的な沸騰特性と組成の特徴を示したものである。(ガス
グロマトグラフイーにより計算)
表■、塔項留出物の代表的沸騰特性
[沸点範囲2G−140℃、とくに3G−100℃沸点範囲が優勢を占め、38
℃未満沸点成分の比率は15%または以下。
全液量に対し3.5vt%または以下のイソプレン含有を含む]
蒸留温度範囲
1、I3.P、 −38℃ 0−15wt%3g−70℃ 25〜50vt%
7Q−130℃ 35〜70wt%
HO℃ 5
組成
共役ジオレフィン 11−25
シクロペンタジェン 1.5〜2.5
その他 4〜1.5
芳香族物質 L8−41
ベンゼン 15〜30
トルエン 3〜1O
C8芳香族 l
パラフィン 0−5
モノ−オレフィン 29−70
上記、塔頂留出物を135〜180℃、好ましくは140〜150℃温度範囲の
もとで1.5〜5時間、加熱浸軟させ、この結果シクロジエン含有量は約2.0
wt%から最低0.5、vt%、のぞましくは最低0.2vt%にまで低減する
。加熱。
浸軟流れは、従来方式で蒸留し、生成ダイマーをさらに重質留分にもどすことが
でき、とくに残留流れを加熱することなく生成ダイマーを再クラッキングして、
これにより、樹脂供給流れをシクロジエンのダイマーおよびコダイマーから分離
して表■で示す代表組成値の脂肪族原料分が得られる。ここで、この装入原料を
5時間、149℃温度下で加熱浸軟させ、蒸留調整操作を行う。
C&t−ペンタジェン−1−344,5シクロペンタジエン 0.Hl
モノオレフィン 37.6
ビペリレン/シクロペンタジエン比 247゜☆ピペリレンとして知られる結合
体
樹脂供給原料中、加熱浸軟および蒸留後残留するシクロペンタジェンに対するピ
ペリレン重量比は、少くとも50、好ましくは100、最適値としては、上表■
に示すごとく、 200以上とする。
要約すると、脂肪族供給原料として有用な組成は下表■のとおり。
2メチルブテン−1&21〜15
C&t−ペンタジェン−1−320〜50シクロペンテン L2−20
3&4−メチルペンテン l−5
シクロペンタジエン 0.05〜0.20&t−ペンタジェン/シクロペンタジ
ェン比:50(B)芳香族炭化水素留分
芳香族炭化水素留分の特徴は、石油ガスオイル留分または重質ナフサの蒸気クラ
ッキングから得られる、不飽和性の高い石油留分と言うことである。この留分は
たとえば80〜260℃の沸点、好ましくは130〜230℃沸点を有するビニ
ル芳香族系であり、その主要不飽和成分としてはスチレン、メチルスチレン、イ
ンデンが挙げられる◎クラッキング、分別操作条件に応じ、その他微量成分とし
て各種、ジー不飽和炭化水素、たとえばジシクロペンタジェン、ジビニル化合物
を含むことがある。
有用性の高い芳香族留分とは、不飽和組成分のもので80℃以下、好ましくは1
20℃以下で沸騰するものでないこと、および、この不飽和組成分全重量の少く
とも70%、好ましくは95%が、スチレン、メチルスチレン、インデンの1以
上の物質から成り、上記全ff1ffi中にはいかなる不飽和物質も10%は含
まれぬ留分のことである。
有用性の高いビニル芳香族留分は、スチレン(4〜lO%)、α番メチルスチレ
ン(1〜5%)、ビニルトルエン(10〜30%)、インデン(7〜15%)、
メチルインデン(0−10%)の成分である。
芳香族留分を酸物質で継続処理するが、好適酸剤は強酸相当のもので、たとえば
、硫酸、発煙硫酸、メタンスルホン酸、酸性固形イオン交換樹脂(ペンシルバニ
ア州、フィラデルフィア在、ローム・アンドルース社製アンバーリスト Amb
erlyst■)、酸性モレキニラシーブ、スルホン酸(たとえばp−トルエン
スルホン酸)およびブレーンステズ酸に相当する酸のすべて、が挙げられる。
好適な酸物質は硫酸であり、この中、・最適と思われる物質は92〜108%濃
度の濃硫酸である。硫酸は石油の化学精製工程で広く使用される。(V、A、
KalichevskyおよびB、A、 Stanger発表の石油の化学精製
・・・“ChemicalRefinlng or PetroleuIm、お
よびN、Y州、N、Y在Re1n−hold Publishing Corp
、 、1942年出版によるAC8”モノグラフ、およびとくに、TreatI
Ilent with 5ulfur1c Ac1d 。
表題節119 P45−55等資料参照)酸物質使用量は、芳香族装入原料全重
量当り、0.l〜t、o vt%、好ましくは0.2〜0.7vt%、最適量と
しては、072〜0.5vt%とする。処理時間はo、oos〜io時間、好ま
しくは0.08〜5時間、最適時間は0.25〜3時間に当る0〜200℃好ま
しくは常温から150℃までの温度下での滞留時間とする。
蒸留は酸性物質から酸処理した芳香族留分を実質上取り除き、留分中、触媒の効
率を減するか触媒を毒し、および/または樹脂を暗色化させる汚染物質を含まぬ
ようにするための操作である。沸点が80〜260℃である芳香族留分を回収す
るには轟空蒸留を使用するが、一方、脂肪族蒸留物の沸点範囲は15〜80℃が
代表的な値である。
蒸留方法および装置は従来方式のものを用いる。代表的な有用な芳香族炭化水素
装入原料の一例は下表のとおりスチレン 4−10−
α−メチルスチレン 1−5
m−メチルスチレン 7−15
0−メチルスチレン l−5
ρ−メチルスチレン 2−10
β−メチルスチレン 1− フ
インデン 7−15
ジビニルベンゼン 0−5
メチルインデン 0−1O
酸精製による芳香族装入原料を、0.25〜19vt%の脂肪族装入原料と混合
する。
潤合物重合は、好ましくは三塩化アルミニウム触媒のごとき、従来のフリーデル
・クラフッ触媒を用いて行うことができる。その方式は回分式でも連続式でも構
わない。
回分方式の場合は、混合装入原料を、不活性加圧子雰囲気中で触媒に加える。触
媒濃度は通例、樹脂原料重量当り、0.2〜5vt%好ましくは0.2〜3.O
vt%である。
脂肪系/芳香系配合原料は、約−5〜60”C重合温度で調整操作し、前記時間
中上記温度に保つ。反応温度0”C1反応時間約1〜2時間の場合、触媒として
用いる三塩化アルミニウムの好適使用率は、o、6%AJ2CJ3である。
連続方式の場合は、触媒と脂肪族−芳香族原料とを、不活性気流中で重合温度に
保持したかく押圧力反応容器中に加える。塩化アルミニウム触媒の濃度は −5
o〜60℃の反応器温度の下では、0.2〜3Qt%、好ましくは0.3〜0.
8vt%とする。最適原料供給下での滞留時間は約0.3〜2.0時間である。
生成樹脂は水および/またはアルカリ洗浄により触媒を除去して回収し、ついで
未重合原料はストリップ操作する。なお、重合物質から触媒を除去する別の方法
を用いることもできる。
ついで洗浄樹脂溶液については、供給ナフサの終点約260℃まで未反応炭化水
素を沸騰させ、ストリップ操作する。生成した粗製樹脂濃縮物を引きつづき、真
空下、または蒸気を用いてストリップし、液状ポリマーを除去し、軟化点、90
〜115℃、かつ、きわめて淡色の固形状樹脂生成物を得る。
プロトンおよびC’NMRで定量した樹脂の組成は、以下のとおり(ただし、%
はすべで、樹脂の重量当りとしてあられす)。
・芳香族および非芳香族不飽和炭素
35〜65%、好ましくは40〜eo%、最適45〜55%・飽和炭素
35〜65%、好ましくは40〜60%、最適45〜55%・非芳香族不飽和炭
素に結合の水素
1〜15%、好ましくは2〜8%
・飽和炭素に結合の水素
50〜80%、好ましくは62〜72%O芳香族炭素に結合の水素
15〜35%、好ましくは22〜32%以下の実施例で、さらにくわしく本発明
を説明するが、発明の範囲は決してこれに限定されることはない。
2−メチルブテン−21−4
C&t−ペンタジェン−1,35〜15シクロペンテン 3〜IO
スチレン 4−8
α−メチルスチレン 1−4
m−メチルスチレン 5−12
−〇−メチルスチレン l−4
ρ−メチルスチレン l−8
上記組成の脂肪系/芳香系装入原料を、0.6vt%AflCfla触媒を用い
、0℃のもとて1時間、陽イオン重合を行う。生成重合物質を窓素気流中250
℃に加熱ストリップし、未反応物質を除去し、さらに250℃のもとて蒸気スト
リッピングを行い、生成樹脂生成物を分析する。
樹脂物性は、表■のとおり。
表■
軟化点 ”C(a) 98.5
ガードナーカラー (b) 1.8
収率 % 35.6
曇り点 ’C(c) 115
Tg ’C(d) 46.5
GPC分子量(ポリイソブチレン標準)平均数 (Mn) 96g
平均重量 (My) 1532
Mv/Mn L、S
ピーク値 1250
注(a) : ASTM E−28による測定値(b) : )ルエン中、5Q
vt%樹脂溶液使用(C):融点80℃パラフィンワックス20部、Eseor
ene■7750 (エチレン酢酸ビニル)30部、200℃C;加熱後かく拌
しつ、放冷したテスト樹脂50部の配合物中、“曇り、の見られる温度
(d):DSCにより測定したガラス転移温度Tg1上8己1東料、反応条件の
もとで重合させた、樹脂配合物をプロトンおよびC1C13Nにより分析し、次
の結果を得た。
・芳香族および非芳香族不飽和炭素 50.1livt960飽和炭素 49.
4wt%
6芳香族炭素に結合の水素 27゜6vt%0飽和炭素に結合の水素 B7.8
vt%・非芳香族不飽和炭素に結合の水素 4.θνt%樹脂の組成を示すと表
■のとおり。
2−メチルブテン−21−5
C&t−ペンタジェン−1,310−25シクロペンテン 1−7
スチレン 7−20
α−メチルスチレン l−5
m−メチルスチレン 15−35
0−メチルスチレン 4−11
ρ−メチルスチレン 8−20
β−メチルスチレン 1−5
インデン 1G−25
広い適用分野を有するこの発明は、上記記載の特殊データ限定されることもなけ
れば、このデータ以外の結果が出たからと言って、発明の趣旨を逸脱したり、そ
の利点を阻害することはない。
FLCLIRE 1
ヵ鍾二部払蛇己凹1
図面の簡単な説明
第1図は、25重量パーセントの脂肪族および75重量パーセントの芳香族(混
合物C8”−CIQビニル系芳香族化合物一実施例10)の原料から得た樹脂の
C13核磁気共鳴スペクトル図を示す。・
第2図は、実施例1Oの樹脂のプロトン核磁気共鳴スペクトル図を示す。
手続補正書
昭和62年11月2q日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.スチレンおよびインデンのごときC8−C10オレフイン系芳香族の卓越し た芳香系留分原料をフリーデル・クラフツ反応により重合させて得た軟化点75 〜160℃、4より大きいカードナーカラー保有の卓越した芳香族樹脂。 2.芳香族炭素に15〜35%の水素を結合させた請求の範囲第1項記載の樹脂 。 3.芳香族および非芳香族不飽和炭素の35〜65%、飽和炭素の35〜65% 、非芳香族不飽和炭素に結合した水素の1〜15%、および飽和炭素に結合した 水素50〜80%を有する、請求の範囲第2項記載の樹脂。 4.軟化点約75〜120℃保有の上記請求の範囲の何れかに記載の樹脂。 5.軟化点約90〜115℃保有の上記請求の範囲の何れかに記載の樹脂。 6.ワックス曇り点が120℃未満である上記請求の範囲の何れかに記載の樹脂 。 7.ワックス曇り点が100℃未満である上記請求の範囲の何れかに記載の樹脂 。 8.上記装入原料が、芳香族および脂肪族原料の配合物であり、上記脂肪族原料 分が0.5wt%未満のシクロジエンを含有し、かつピペリレン/シクロジエン の重量比が50より大である、請求の範囲第1項記載の樹脂。 9.上記脂肪族装入原料分が0.2wt%未満のシクロジエンを含み、かつピペ リレン/シクロジエンの重量比が200より大である、請求の範囲第8項記載の 樹脂。 10.上記芳香族の原料分を少くとも順次二回酸により精製、蒸留を行う請求の 範囲第8項記載の樹脂。 11.上記脂肪族原料分が以下の組成から成る請求の範囲第8項記載の樹脂。 成分 ペンテン−1 1〜5wt%イソプレン 0.5〜3wt%C&t−ペンテン−2 5 〜10wt%2−メチルブテン−1&2 1〜15wt%C&t− ペンタジエン−1−3 20−50wt%シクロペンテン 12−20wt%3&4−メチルぺンテン 1−5w t%シクロペンタジエン 0.05〜0.2wt%C&t−ペンタジ エン/シクロペンタジエン比 5012.上記芳香族原料分が、スチレン4〜 10%、α−メチルスチレン1〜5%、ビニルトルエン10〜30%、インデン 7〜15%、メチルインゲン0〜10%、を含有する請求の範囲第1項記載の樹 脂。 13.そのモノマー成分が 2−メチルブテン−2 1−5モル%C&t−ペンタジエ ン−1−3 10−25モル%シクロペンテン 1−7モル%スチレン 7−20モル% α−メチルスチレン 1−5モル%m−メチルスチレン 15〜35モル%o−メチルスチレン 4−11モル%P−メ チルスチレン 8−20モル%β−メチルスチレン 1〜5モル%インデン 10〜25モル%構成である、 請求の範囲第1項記載の卓越した芳香族石油樹脂。
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- 1987-10-10 KR KR870700911A patent/KR880700833A/ko not_active Application Discontinuation
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