JPS63501825A - 固体サンプルの効率的な微粉器および広範な直線レンジを備えた原子吸収器、または螢光器具 - Google Patents

固体サンプルの効率的な微粉器および広範な直線レンジを備えた原子吸収器、または螢光器具

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JPS63501825A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固体サンプルの効率的な微粉器および広範な直線レンジを備えた原子吸収器、ま たは螢光器具 発明の背景 本発明はミ原子螢光、および原子吸収分光器に関し、特に、金属や粉状の岩石等 の固体粒子を自由原子に分裂させ、かつかかる自由原子を便宜的に光路に導き、 その吸収や螢光を精密かつ正確に測定するために改良された装置および方法に関 する。
このような測定は、化学分析に有用である0本発明の一部では、いかなる目的で も自由原子を供給するのに有用であるが、特に、代表的な原子吸収式の分光測定 器のバーナーを置き替えるのに有用である。その結果、固体サンプルは、歴史的 に必要とされるサンプルの分裂を起こすことなく、直接分析できる。
・先行技術 種々の材料の自然な分析のため、トレースのため、小さな部材のための一般に使 用される815の分析は、自動的な原子吸収方法である。
第15図は、蒸気を発生させる噴霧器1等の装置と、該噴霧器1より送られた蒸 気を自由原子4に分離させるバーナー組立体2と、前記微粉化された蒸気4を通 すように方向付けられた中空の陰極ランプ3または単一光の同様な光源と、前記 微粉化された蒸気を通す単一光の一部の強度を孤立させて測定する装置5とを備 えた普通の器具を概略的に図示している。
蒸気内に存在する要素、および蒸気より得られたサンプルのこのような量的な測 定は、前記光源の非吸収強度までバーナーの火炎内で吸収された後、要素の単一 光の特性の強度との比較によって行われる。
高度に敏感な分析方法ではあるが、原子吸収式の分光計は、2つの主要な欠点に 悩んモきた。
(8)一つの例外を以下に概略的に述べると、バーナー火炎に提示するため、一 般に、液状のサンプルを比較する必要が考慮されてきた。
このことは、金属や岩石等の固体材料が1、多くの時間や労力を節約しながら、 適当な酸の溶液に溶けることが要求されてきた。
自由原子をガス状のグロー放電中にスパッタさせることは、従来より示されてき たが、原子の放出エレメントの分析や、層上の薄い金N股の被覆等の他の応用に とっては、単に実用的なものであった。
例外は、オーストラリア科学産業調査組織(C3IRO)の開発プロジェクトで あり、これは、1976年11月13日482.264号で報告される通り、原 子吸収あるいは原子螢光分析のスパッタリング工程を用いる試みを含んでいる。
前記C3I RQで報告された性能データ、すなわちスパッタリング率、性能、 安全性、動的レンジおよび分析速度は、これらのパラメータにおける重要な改良 がなく、この技術が十分に実用に供さないことを指摘している。
(b)原子吸収工程の固有の性質は、総数のうちほんの僅かのレンジてだけ、総 数と測定された吸光量との間の直線関係を与えている。このため、動的レンジは 、約2次に制限される。
多くの場合、このことは、必要なレンジを補償するために同じサンプルの連続し た溶液や大きさの分析が要求される。
C3r RO装置は、第16図ないし第18図に示されている。この装置は、第 15図の噴霧器1およびバーナー2だけを置き替えたものであり、一般に、比べ られる光源や、モノクロメータや、イメージシステムを用いて使用されている。
(第16図ないし第18図には図示されていない。
第16図に示すように、C3I RO装置には、中央通路18に沿って、一般に 測定用の光ビームの通路用の光学特性を有する端部ウィンドウを備えた気密チャ ンバー1が設けられている。(チャンバ11の胴は、明らかに大きなスケールで 装置を見せるように、13および14で破断させて図示されている゛。) ボンピング出口15は、チャンバ11から排出させるために設けられ、その後、 作動ガスを連続的に取り出せるように設けられている。
陽極16は、チャンバ内にグロー放電を形成するようにチャンバ壁によって密封 されており、標本やサンプル24の表面41は、放電用の陽極として作用する。
このため、前記サンプルは、ポンプ15や陽極16に対向するチャンバ11の側 壁を通って接近可能である。
作動ガスの陽イオンは、サンプル24の負に電荷された活性表面41の方に向か って、グロー放電の暗い空間や、”陰極降下”領域を通って加速される。
このような活性イオンは、エネルギッシュに前記表面に衝突することによって、 チャンバ表面からの原子を係留させ、スパッタさせる。
前記サンプルの背後には、つを−クジャケットの冷却部材25が設けられている 。この部材25は、典型的には、前記サンプル24に温度的にも電気的にも緊密 に接触している。それと同時に、グロー放電によって発生した熱を取り除き、前 記サンプル24の陰極ポテンシャルを形成する。
(ある点では、このように、前記部材25は、陰極として述べられる。)中空の シリカ製の環状体19の前記サンプルの前面41は、押圧され、または前記ボー ト17に対して密封される。(第16図ないし第18図)18表昭63−501 825 (6) アルゴン等の活性作動ガスは、供給管21および環状体19を介してチャンバ1 1に導入される。前記供給管21は、壁上の任Zの点22でチャンバ内に入り、 サンプルにかなり近い位置24に存在し、前記環状体19内の係合ボート24° に位置が合わせられる。(第17図参照)前記環状体19は、ガスの供給をサン プル領域に直接向け、放電を閉じ込めるのを助けている。
第17図に示すように、前記環状体は、2つの部分26゜33になされ、前記ボ ート24°に連通する環状のマニホールドキャビティ27を設けることができる 。前記環状体の内径29.32の回りの完全に狭いスリット28は、前記マニホ ールド27からサンプル表面41の前の領域に高速ガスを遮断するようになされ ている。
前記サンプル表面41からスパッタされたサンプル原子は、吸収ゾーン内に移動 する。特に、このガス流に沿って運ばれ、一部は、散乱工程を経て運ばれる。
前記サンプル表面41の浅い溝31は、環状体で電気的な故障を防止している。
なぜなら、この溝は、グロー放電の”暗い空間”または”陰極降下”領域の長さ 部分よりも浅いからである。その結果、前記環状体は、度々、”放電アレスタゝ として知られる。
もし、溝の口部におけるガス速度が、十分に大きくない場合には、浅い溝31は 、容易に閉鎖しやすいという傾向がある。この領域にスパッタされた原子の散乱 は、前記サンプル41上で前記暗い空間領域に直ぐに外れるように導きながら、 前にスパッタされたサンプル材料43の山を形成する。(第18図) この2短絡回路”は、前記グロー放電を消し、環状体に損害を与える。従って、 このシステムの操作を維持するために、環状体は、度々清掃されなければならな い。
原子吸収測定にとって十分であるが、測定チャンバ内の同様な原子の散乱は、問 題を引き起こすことになる。すなわち、散乱原子は、測定の目的のタメニ、前記 装置の表面上に連続して堆積しており、自由原子の供給を減少させる。
さらに、悪いことには、一部の原子は、光学ウィンドウ号/雑音比(S/N比) をだんだん低下させてしまう。
さらに、他の測定値の不正確さの原因は、典型的な標本の表面特性から生じる。
スパッタリング技法を用いる前の試みは、吸収または螢光分析用の原子を提供す ることにある。そして、これは、標本材料の代表的な粗サンプリングを得るのが 面倒であった。このことは、スパッタされた表面の不完全さや、酸化物等の表面 化合物や、他の表面現象によって、自由原子がこれらの効果を得るために、必要 であることがわかってきた。
従来の作業者は、粗材料を示すと考えられている測定を行う前に、比較的長期間 のスパッタリング放電を行うことによってなされてきた。測定値は、清掃作業、 それ自体て進歩するように、長期の清掃中にm整することができる。
すなわち、代表的な粗材料は、観察された読取値が平衡するときに達成されてき た。この方法は、余りにも長期の分析時間を必要とする。
開示の簡単な要約 本発明は、いくつかの組み合わさった新規な特徴を包含している。しかし、これ らのいくつかの新規な特徴は、別々に実施される場合、または全ての特徴よりも 少ない種々の組み合わせで実施される場合に、それぞれ有用で、自由吸収または 螢光システムの性能を高めることができる。
その結果、本発明は、多くの実施例を有するように理解できる。この主な好まし い実施例を、ここにその概略を述べる。
本発明の好ましい第1実施例は、原子吸収の測定用として、固体サンプルの表面 から原子をスパッタさせる装置である。この装置は、前記サンプルを受けて支持 するいくつかの装置を備えている。−膜性のために、この”受は支持部材2とし てこれらの装置を述べる。
また、この実施例は、前記サンプル表面からガス流を取り出すいくつかの装置を 備えている。また、この装置は、前記サンプル表面と、前記陽極との間でガス内 の電気放電を形成するための陽極を備えた装置を提供している。この放電は、ガ ス流を前記表面から離れて流れるように運動させるため、前記サンプル表面から サンプル原子をスパッタさせるように形成される。
この実施例では、供給装置および指向装置は、ガス流を前記サンプル表面の方に 、実質上ゼロでない角度だけ傾斜させるようになっている。
このような装置は、前記サンプル表面に隣接するように配された1以上のジェッ トを有し、前記表面の方に実質上ゼロでない角度に向けられている。
本発明のこの第1実施例では、供給装置および指向装置は、前記サンプル表面の 周辺に円錐配列で配された少なくとも3つのジェットを備え、前記サンプル表面 の中央で、ガスが出会うように、少なくとも3つのサブ流れに向けるようになっ ている。これらのサブ流れは、前記サンプル表面より離れて流れるガス流を形成 するように互いに偏向している。
1つの好ましい装置では、3つ以上のジェットは、実質上対称的に配され、サブ 流れは、配列の軸に沿って互いに偏向している。このように、前記サブ流れは、 前記軸に沿9て一般にサンプル表面から離れて流れるガス流に方向を与えている 。事実、この方法を使用すると、前記サンプル表面から離れて流れるガス流、お よびガス流の電気放電は、軸に沿って一般にある領域に効果的に閉じ込められる 。
この閉じ込めは、簡単に判るとおり、いくつかの有益な効果を有する。
さらに、本発明の第1実施例に関し、該実施例では、サンプル表面の前に配され たスペーサまたは放電アレスタを効果的に備えている。
このスペーサ又はアレスタは、前記サンプル表面から離れて流れるガス流の通路 用の開口を有する。検討したエレメントが、実質上アレスタであるか、単なるス ペーサであるかによって、この特徴に2つの変形例がある。
もし、このエレメントがアレスタである場合には、開口は、実質上円形であり、 2つの異なる直径のセクションを有する。このセクションの1つは、実質上サン プル表面に接しており、2つの直径のうち大きい方である。しかし、その空間は 、グロー放電の最小長さよりもずっと小さな距離である。このように、始めに述 べたC5IRQ装置では、アレスタは、サンプル表面を用いて、グロー放電の存 在しない環状溝を形成している。
もし、サンプル表面の直前のエレメントが、環状溝を有するアレスタである場合 、(互いに偏向した対称的なジェットの使用によって得られる)上述した軸方向 の形状は、・環状溝への原子のスパッタリングを最小にする。これにより、従来 技術に照らすと、本発明は、前記サンプル表面からスパッタされた原子によって 環状溝が閉塞するのを妨げる。
一方、軸方向の形状は、他の利点ををする。すなわち、前記サンプル表面の直前 のエレメントは、全て環状溝を有する必要性がない。すなわち、エレメントは、 単なるスペーサであり、陽極をサンプル(陽極)表面から分離させ、存在するポ テンシャル差を許容する。すなわち、もし、エレメントがスペーサである場合、 ガス流の軸方向の形状の利点は、基本的な幾何形状(非アレステインダスペーサ の使用)を許容できることになる。
いずれの場合にも、相互に偏向した対称的なジェットは、装置への堆積により、 原子の損失を最小にするのを助けている。
次に、本発明の第2実施例に目を向け、原子吸収測定用の固体サンプル表面から 原子をスパツクさせる装置についすなわち、固体サンプル用の受け支持装置は、 ガス流を供給し、周辺からのサンプル表面に向けて流れを方向付け、および前記 表面から財れてガス流を取り出すための装置を備えている。この場合、前記表面 に一般に垂直な通路に沿って流れる。
前記サンプルと陽極との間のガス内で放電を形成する装置を備え、ガス流ととも に移動する表面から原子をスパッタさせる。そして、最後に、前記表面より離れ て流れるガス流の中に光ビームを発射させる装置、および前記ガス流の中を通っ た後にビームの強度を検出する装置を備えている。
次に、この実施例では、前記サンプル表面から離れて流れるガス流を曲げる装置 と、ガス流とともに運動し、始めに述べた(一般に垂直)通路から、一般にサン プル表面に対して垂直でない軸を有する通路を進む原子を有する。
最後に、第2実施例には、第2通路の軸に沿った一条の光ビームを発射させるた めのいくつかの装置を有し、前記第2通路に沿って流れるガス流を通る通路用の 装置を有し、ガス流の中を通った後に光ビームの強度を検出する装置も有する。
好ましくは、必ずしも必要ではないが、第2通路は、一般にサンプル表面に平行 である。
さらに、第2実施例につ5.いて述べると、前記曲げ装置は、固体ガイド表面を 備えることが好ましく有益である。このガイド表面、は、第1および第2通路を 形成するように配され、前記サンプル表面から流れるガス流(そして、再びガス 流とともに運動する原子)を第1通路から第2通路まで偏向させるようになって いる。
好ましくは、このガイド表面は、一般に連続的な形状に形成され、好ましくは、 第2通路を介して放出装置と検出装置との間の光ビームの通路の軸に沿った開口 を有する。
第2実施例について再び述べると、第2通路は、二股に分かれているのが好まし い、すなわち、第1通路から離れて互いに反対方向(少なくとも実質上反対方向 )に延びる2つの脚部を有する。
第2実施例の好ましい変形例の操作には、前記サンプル表面から離れて流れる流 れは、2つのサブ流れに分岐し、各サブ流れは、それぞれ2つの脚部の1つに沿 って流れ、放出装置は、両サブ流れの中を通る光ビームを放射させる。
次に、本発明の第3実施例に目を向けると、該実施例は、既述したものに共通す る特徴がある。これは、原子吸収の測定値を得るための装置であり、固体サンプ ル用の受け支持装置を備えている。
また、この第3実施例は、前記サンプルに隣接するガス流を設ける装置と、陽極 と、電源を備えて電流放電を前記サンプルと陽極との間に形成する装置とを備え ている。この放電は、前記サンプルから原子をガス流にスパッタさせ、ガス流で 原子の混合物を形成する。
前に述べた実施例と同じように、第3実施例は、ガス流および原子を介して光ビ ームを放出させる装置と、ガス流の中を通った後に光ビームの強度を検出する装 置とを備えている。
また、第3実施例は、複合流れを通す通路を経た後に検出されたビームの強度を 用い、該複合流れによって光ビームの吸光量を決定する装置を有する。これらの 吸光量決定装置は、一般に直線部分と、少なくとも非直線部分とを有する較正曲 線を有する。
最後に、本発明の第3実施例は、実質上連続的に放電電流を調整するいくつかの 装置を備えており、一般に、吸光量を前記較正曲線の直線部分になるように決定 させる。
(ある場合には、電圧や電力の制御は、電流制御の代わりに用いられる。) この第3実施例では、好ましくは、電流調整装置が、電源の有効インピーダンス を可変にする装置を備えている。
例えば、インピーダンス可変装置は、電圧放電と直接に配された可変抵抗を効果 的に備えている。
また、本発明の第3実施例は、好ましくは、検出器が反応する光ビームのスペク トル波長域を制限する装置と、実質上連続して吸光量を表示して記録している間 、光ビームの公称波長を可変にするい、くつかの装置を備えている。
その結果は、当業者に明らかな通り、スパッタされたサンプルの原子吸収スペク トルであるが、特に、器具の較正曲線の一般に直線部分に記録されるスペクトル である。
次に、本発明の第4実施例について述べる。この実施例では、固体サンプルに使 用される原子吸収装置であり、該固体サンプルを受けて支持する装置を備えてい る。
また、前記サンプルに隣接するガスを設ける装置と、陽極と電源を備え、サンプ ルと陽極との間にガスの電流放電を形成する装置を備え、原子をサンプルからガ スにスパッタさせ、ガスとサンプル原子を形成させる。
また、この実施例は、複合物の中を通す光ビームを放出し、該複合物を通す通路 を経た後にビームの強度を決定する装置と、前記複合物を通す通路を経た後にビ ームの検出された強度を用いて、前記複合物により、光ビームの吸光量を決定す る装置とを備えている。
この第4実施例の顕著な特徴は、放電電流を実質上自動的に調整し、ある値に決 定された吸光量を維持する装置と、電流を表示し記録する装置とが設けられてい る。この後者の装置は、′利用袋W′と呼ばれている。この実施例では、電流は 、それ自体でサンプル内のある構成要素の総数の測定用として用いられることに 注8すべきである。
電気放電により電流を制御する技術の分野に属する者により明らかなように、電 流調整装置は、電圧供給の有効インピーダンスを可変にする装置を備えている。
インピーダンス可変装置は、電圧放電に直列な可変抵抗を備えている。
この利用装置は、このようなサンプルの総数の測定値として電流から得られるパ ラメータを表示するか、または記録する。
ここで検討した第4実施例は、好ましくは、前記検出器が反応する光ビームのス ペクトル波長域を制限し、そのこの実施例は、放電電流を表示しているか、また は記録している(または両方)間、公称波長の選択を連続的に変える装置を備え ている。従って、この装置は、サンプルの原子吸収スペクトルに関係するスペク トルを表示し、および/または記録する。
本発明の第5実施例は、原子吸収測定値のために固体サンプル表面から原子をス パッタさせる装置である。この実施例は、固体サンプルの受け支持装置を備えて いる。また、サンプル表面の周辺部に接触するようにした後部を有する陰極を備 えている。また、前記陰極は、前部と、該陰極を介して完全に通るようにした開 口を有する。
また、この第5実施例は、陰極の開口内に設けられたスペーサを備えている。こ のスペーサは、サンプル表面に接触するようにした後部と、前部とを有する。ま た、スペーサは、サンプル表面に向かってガス供給からガス通路用の導管をその 中に有している。
この第5実施例は、陽極を有する。該陽極は、陰極およびスペーサの各前部に面 する後部を有する。陽極は、一般にスペーサ内の開口に位置が合わせられた開口 を有している。この第5実施例の他の要素は、陰極と陽極との間に挿入された絶 縁体である。
最後に、第5実施例は、スペーサと陽極との間に挿入され、サンプル表面の方に スペーサを付勢する柔軟部材を備えている。この柔軟部材により、陰極およびス ペーサ共に、陰極、陽極、絶縁体およびスペーサの普通の生産公差にも拘わらず 、サンプル表面の通常の表面仕上げの不規則性と同様に、サンプル表面に近接し ている。
好ましくは、前記柔軟部材は、0リングであり、前記陽極の後側に形成されたO リング用溝に極めて簡羊に取り付けることができる。
この第5実施例では、典型的には、電気放電がサンプル、スペーサおよび陰極の 各温度を上昇させる熱を生成させる。
この実施例は、好ましくは、陰極の温度を下げるいくつかの装置を備え、熱を取 り去り、サンプル表面の周辺部を冷却する。従って、前記柔軟部材は、付加的な 重要な機能を果たすことがわかる。すなわち、陰極、スペーサ、絶縁体およびサ ンプルの各温度における振動のため、大きさや形状の変化を許容できる。
次に、本発明の第6実施例に目を向け、原子を固体サンプルの表面からスパッタ させ、該スパッタされた原子で原子吸収の測定を行う装置について述べる。
本実施例は、光学測定チャンバと、該チャンバにサンプル表面が面するように固 体サンプルを受けて支持するいくつかの装置とを備えている。また、チャンバ内 のガス流をガス供給からサンプル表面まで連続的に方向付けるいくつかの装置を 備えている。
また、第6実施例は、陽極を備え、サンプル表面と陽極との間にガスの電気放電 を形成させるいくつかの装置を設け、ガスイオンで表面を形成し衝突させ、表面 からサンプル原子をスパッタさせるようになされている。また、スパッタされた 原子を介して光ビームを放出させ、スパッタされた原子によって光学吸光量の測 定を行う装置を備えている。
さらに、本実施例は、ガスをチャンバから実質上連続的に取り出す可変速装置と 、ガスが取り出される速度を自動的に制御し、測定を最適にする装置とを備えて いる。
この第6実施例には、少なくとも2つの好ましい態様がある。一つは、装置にチ ゛ヤンバ内の圧力を調整す゛るいくっかの装置と、圧力ElI整装蓋装置応する 速度制御装置とを備えている。この速度制御装置は、少なくとも約一定の圧力を 維持するようにして操作される。
学吸光量の測定値に反応し、最遠吸光量レンジでの測定を維持するようになされ ている。
本発明の第7実施例は、光学測定チャンバを備え、サンプル表面が、前記チャン バに面するように固体サンプルを受けて支持する装置を有する。さらに、第7実 施例は、チャンバ内のガス流を、チャンバからガスを実質上連続的に取り出す装 置と同様に、ガス供給からサンプル表面まで連続的に方向付ける可変流量装置を 備えている。
また、第7実施例は、サンプル表面と陽極との間のガス内に電気放電を形成させ る装置を備え、ガスイオンを表面に形成し衝突させ、前記表面からサンプル原子 をスパッタさせるようになっている。
また、スパッタされた原子により、光ビームを放出させ、前記スパッタされた原 子によって光学吸光量の測定を行わせるいくつかの装置を備えている。
さらに、第7実施例は、このような測定を最適にするために、ガスの方向付は装 置の流量を自動的に制御する装置を備えている。
はじめに検討した第6実施例と類似するように、第7実施例は、少なくとも2つ の好ましい態様を有している。一つは、装置に、チャンバ内の圧力を調整するい くつかの装置を備え、流量制御装置が少なくとも約一定の圧力を維持するように 、圧力rN整装置に反応する。
他の好ましい態様には、前記流量制御装置が、最適の吸光量レンジでの測定を維 持するために、光学吸光量の測定次に、本発明の第8実施例は、固体サンプルの 受け支持装置を備えているとともに、サンプル表面からサンプル原子をスパッタ させる可変流量装置を備えている0本実施例は、スパッタされた原子の中に光ビ ームを放出させ、スパッタされた原子の中を通った後に、ビームの強度を決定す ることにより、測定するいくつかの装置を備えている。
さらに、この第8実施例は、原子の放出をスパッタされた原子からEll整する いくつかの装置を備えている。最後に、本実施例は、放出調整装置に反応して、 測定精度を最適にするいくつかの装置を備えている。
たった今検討した2つの実施例のように、2つの好ましい態様がある。一つは、 最適化装置が、一定の原子放出を維持するように可変流量装置を自動的に制御し ている。これにより、スパッタ率を安定させる。他は、最適化装置が、スパッタ 率のばらつきによる測定値の修正を行うのに用いられ、スパッタ率に関係する信 号を与えるものである。
本発明の第9実施例は、サンプルとともに用いられる原子吸収測定装置である。
これは、チャンバ内を通る光通路に沿って測定用光ビームのウィンドウとともに 、光学測定チャンバと、該チャンバ内のサンプル原子の流れを生成させるための いくつかの装置とを備えている。
また、第9実施例は、光学通路に沿ったチャンバ内に配されたパンフルを備えて いる。このバッフルは、光学通路にあって、該光学通路に位置が合わされた多( の孔を有している。
このバッフルは、好ましくは、ハニカム形状をしており、パフフルの孔は、好ま しくは、約3の長さ一直線比を有している。また、この孔は、好ましくは、1/ 8インチ以下の大きさの横断孔を有している。
ガス流のサンプル原子は、バッフルの壁に捕えられ、よって、スパッタリングチ 中ンバの端部ウィンドウに達して覆われることが防げる。この捕獲により、清掃 が必要とされる前に、かなり広範なチャンバの使用期間を延ばすことが可能にな る。
本発明の第10実施11FIJは、原子吸収測定値用として、固体サンプルから 原子をスパッタさせる方法である。はじめに露出された表面は、サンプルを描く 代表ではなく、不規則性または不純性を有するように思われる。この方法は、3 つの基本的な工程を備えている。
第1の工程は、陰極としてのはじめに露出された表面に対して高エネルギのグロ ー放電を当てることであり、はじめに露出された表面を覆うようにサンプルを描 くように新しい表面を生成し、 第2の工程は、原子吸収または原子螢光測定に使用されるサンプルの原子を生成 させるように、新鮮で新しい表面に対して低いエネルギでグロー放電を行い、第 3の工程は、低いエネルギでグロー放電を行っている間になされ、生成された原 子の原子吸収量または原子螢光量を測定することである。
前記第1の工程では、約10ヘルツから約20ヘルツの間で高エネルギのグロー 放電を脈動させるのが好ましい。
前に述べたように、既述した実施例の多くは、さらに他の実施例、すなわち複合 物を形成するように種々のグループに組み合わされ重ね合わせることができる。
この複合もは、一般に、各実施例の組み合わされた効果を有することになる。
本発明の前の操作原理や効果の全ては、添付図面とともに、次の詳細な説明を考 慮に入れて十分に理解されるであろう。
図面の簡単な説I 第1図は、上記検討した第1実施例の主要なモデエールに相当する装置の斜視図 または等角図である。第1図は、前記装置の内部を示す楔状の断面の一部が切り 欠かれている。
第2図は、第1図の装置の一部縦断面図(または断面の立面図)、第1図の装置 の周辺の状態を構成し、よって第1実施例を完成している部材の一部の概略図で ある。
第3図は、第2図の実施例の主要部であるアレスター(またはスペーサ)の上面 図であり、隠れた特徴を示すように一部が破線で示されている。
第41Zは、直径に沿って切り欠いた断面状態を示す斜視図または等角図であり 、第3図のアレスター(またはスペーサ)部材の隠れた特徴を示すように一部が 破線で切り欠かれた状態を示す図である。
第5図は、代表的なサンプル、ガス流、および付加的な周りとともに、第3図お よび第4図におけるものと同一のアレスター(またはスペーサ)の詳細を示す拡 大縦断面図であり、その周辺で切り欠かれた状態が示されている。
第6図は、第2図に類似し、上記検討した第2実施例に相当する装置の縦断面図 および線図である。
第7図は、第6図の図面に類似した図面であるが、第2実施例の好ましい態様お よび変形例を示している。すなわち、その一部には、固体であって輪郭が描かれ た偏向器が、ガス流用として設けられている。
第8図は、第7図の実施例のガス流のガイド部を示し、斜視図的あり、等角的で ある2方向断面図であり、−面は、前記装置の中心軸に沿った縦断面図を示し、 他面は、前記標本の開口部から下流側の縦断面図を示す、この図面は、下方より 眺めたものであり、その結果、前記ガイド部材の下側の輪郭の一部を示している 。
第9図は、第2図および第6図に類似し、前記第2実施例の他の好ましい態様ま たは変形例に相当する装置の縦断面図である。すなわち、その一部には、前記ガ ス流が、全体として2倍の長さ方向に沿って眺められ、サンプル原子の2倍の長 さ一容積を形成するように分岐している。
第10図は、上記検討した第3実施例および第4実施例に。
相当する光学および電子部材の概略図とともに、第9図に類似する図面を含む、 (放電電流は、吸光信号を前記吸光曲線の直線領域にもたらすか、または前記吸 光信号を一定に保持するようにU@整される。) 第11図は、前記第5実施例に相当する装置の中央部の縦断面図である。(前記 陽極とスペーサとの間の弾性部材は、その間の隙間に収容され、その結果、前記 陰極および前記スペーサは、共に前記サンプルに密着することになる。)第12 図は、前記第6実施例で使用された部材の概略図である。(ガスのボンピングは 、一定の圧力および最適の吸光性が得られるように自動的に制御される。)第1 3図は、前記第6実施例および第7実施例の両方を包含するシステムの概略図で ある。(第7実施例では、ガスの供給率は、圧力が安定し、最適な吸光レンジで 測定値が維持されるように自動的に調整される。) 第14図は、前記第8実施例に相当するシステムの概略図である。(放射信号を 使用すれば、物理的に、算術的に前記吸光測定値が平均化する。) 既に詳細に検討した第15図ないし第18図は、従来のシステムを示している。
第15図は、一般に原子吸収の測定に使用される火炎バーナーのシステムの概略 図である。第16図CD、S、CoughO後)は、C3I RQで改良させた 上記固体サンプルのスパッタリングチャンバの縦断面図であり、第17図(Co ughの1ji)は、C−3IRQチヤンバの環状体の拡大断面図である。第1 8図は、操作時における前記環状体と前記サンプルとの間の隣接領域の拡大断面 図である。
原子吸収の感度および原子螢光の分析技術は、分析原子の総数に直接関連してい る。本発明の第1番目の2つの実施例および上記の如く要約した好ましい態様は 、(1)スパッタされた原子の総数や、(2)スパツクされた全原子に比例した 図面上の原子の総数を共に増加させるのに役立つ。
C3I ROシステムにおけると同様に、本発明の装置(第1図ないし第14図 )では、ガスは、サンプルPの表面に近接したスパンターチャンバに導入され、 酸サンプル表面から前記測定通路Bに導き出される。後者は、一般に従来の中空 の陰極ランプH1モノクロメータM1および一対の光学機器L1、L2によって 構成されている。
同時に、ガス・内のグロー放電は、前記サンプル表面より、該サンプル表面から 流れ去るガス、にサンプル原子をスパッタさせる。従って、前記ガスは、前記サ ンプル表面からスパッターされた原子とともに運ばれる。
前記チャンバTは、端部ウィンドウW1、W2、ガス人口G■、ガス出口GO1 環状の中空キャビティMを形成するような形状の陽極A、陰極に1および環状の アレスターまたはスペーサーEを有する。(前記サンプル表面は、それ自体で陰 極として役立つように、陰極板が前記サンプルPに放電しているので、図面上で Kと印された部材は、より正確に陰極板を示すことになる。) 本発明より明らかなように、この装置は、前記C3I ROユニットとは、多く の幾何学的かつ機能的な詳細な点で異なっている。その結果、ガス流の幾何学的 形状は、多くの方法で制御することができるので、スパッターされた原子も、効 果的に制御された流れになる。それから、この事実は、前記原子吸収式の光学シ ステムの観点では、原子の総数を最適1、傾斜した噴出 特に、良好に生成されたガス流を形成するため、また該ガス流を原子の堆積によ って失われた固体の部材から良好に分離する中央の通路に閉じ込めるために、前 記サンプル、表面に関して、実質上ゼロでない角度で傾斜したガス流が得られる 。
この噴出より、小さな各ガス流は、一般に同じゼロでない角度で前記サンプル表 面に直接に突き当たり、前記装置の作動開口部の方に向かって、概ね中心部分に 集まるように方向付けられている。前記第1実施例に相当する特徴は、上記検討 した。
第1図ないし第7図・で図示したように、傾斜した噴出は、高速のガス流を、前 記サンプル表面に直接に向けさせることができる。これにより、各流れが前記サ ンプル表面に突き当たる領域で、局部的な高圧ゾーンを生じ、圧力増加につなか 。
る、その間、同じガス内のグロー放電中に生成されたガスイオンは、放電のポテ ンシャル場、いわゆる゛陰極降下”領域によって前記サンプル表面の方に導かれ る。
前記グロー放電は、前記アレスターの孔によって制限されるというよりもむしろ 、高圧領域内に集中する。前記圧力増加によって付加された速度は、前記微粒子 化されたサンプル材料!量を増大させる効果を有する。
前記サンプル表面の直前の構造は、薄い環状の溝が前記サンプル表面にイオンが 突き当たる部分を取り囲むような”放電アレスター”としての形状である場合に は、さらなる効果が付加される。上述したように、このような溝は、前記放電に 必要な陰極降下領域よりも短く形成されている。これにより、前記溝なしに、放 電が形成されるのが防止される。
この構造は、陰極の活性領域が固体の部材に近づかないようにグロー放電装置に 使用されている。原子吸収式のスパッタリングチャンバでは、前記放電が前記ア レスターの内径に制限されるのを助けており、これにより、堆積や信号の最終的 な損失が最小になる。
しかし、このようなアレスターが有する問題点は、スパッタされた材料が、溝( 第18図に示すように)の口部および溝の実質上電気的に近い部分に堆積するこ とにある0本装置では、前記噴出からのガスの各流れが、前記サンプルと前記放 電アレスターの本体との間の小さな環状空間を通過するに引き離すということに より、溝の機能が大きく改善されることになる。この特性の重要な利点は、重要 なマウンドが第5図のCにおけるサンプル表面上に堆積するに従って、各洗浄間 における作動時間が長くなることにある。
さらに、スパッタリング効率を向上させ、今述べた他の利点を得るために、ガス 噴出だけでなく、かかる噴出が実質上円錐状に配列させるのが好ましい、この配 列より、3つ、またはそれ以上の小さな各ガス流は、実質上ゼロでない円錐角度 でサンプル表面に直接突き当たることになり、再び、前記装置の作動開口に向け て中心部分に集中するように方向付けられる。
この円錐形状は、−放電アレスターの溝内でスパンターされた材料が堆積を防止 するというより、それz上のものになるものと思われる。このガス流の中心部分 に集中するように方向付ける運動は、アレスターの必要性を大きく減じさせるこ とができる0本発明は、アレスターの溝の機能を完全に取り除(ようにしたもの である、その結果、得られる形状は、前記アレスターは、前記陽極や、(陰極) サンプル表面の放電を支えるのに適当な距離だけ分離させたものであって、ジェ ットを収容するための単なるスペーサでなる。
各ジェットからのガス流は、前記サンプル表面に衝突した後、それぞれ前記サン プルから離れるように偏向することになる。勿論、前記各法れは、依然として本 発明の好ましい円錐配列システムにおいて、前記サンプル表面から少し離れた位 置で、該サンプル表面を越えて運動する部材を有しており、前記材料の搬送流れ は互いに衝突することになる。
対称配列内におけるシェフ)を備え、各ガス流を平行にし、相互崩壊においてそ れらが互いにバランスするように偏向させる。すなわち、前記ガス及びスパッタ された材料は、前記サンプル表面から、該表面に対して垂直な方向に直接に流れ ていく、この組み合わされた流れは、前記噴出の円錐配列内で中心方向に向けら れた一様な流れを構成している。
前記原子の分散率に比べると、ガス流の光束に組合わさったこの中心方向に向か う運動は、前記スパッターチャンバの壁上のサンプルに対向しているため、原子 の損失が最小になるのを助ける。上述したように、アレスタの溝は、鮮明に保持 されるように助けられ、このような溝を設けるのを全く不必要にすることが可能 である9本装置において図示するように、陽極Aは、前記サンプルとは異なるチ ャンバーTを越えて延びるロンド状の形状ではなくくむしろ前記アレスタ/スペ ーサEの直上で円錐の環状体をなしている。さらに、前記陽極Aの外形は、アレ スタ/スペーサEとともに、傾斜した噴出Jに供給する中空キャビティMを構成 するような形状になされている。前記噴出は、好ましくは単なる円錐断面という よりもむしろホーン形状にすることができ、適当なマニホルドを設計することに より、その速度を以下に述べるような他の特徴点を高めるよう比制御することが できる。傾斜した噴出の対称配列はいくつかの利点を有する。(i)多くの原子 は前記サンプルからスパッタされる。(ii)多くのスパッタされた材料は吸収 通路に到達する。(iii)代表的な分析及び正確な分析を行なう場合、各ガス 流は前記サンプル内に深く浸透する。(iv)電気的な故障に対する抵抗性があ って、・なんらメインテナンスを必要としない簡便で経済的なアレスタ/スペー スを設けることが可能である。(V)前記流れは再スパツタリングを効果的に防 止しつつ、前記サンプル表面から離れてスパッタされた材料を搬送させることに より、各部材間の分散率の変化による分析誤差を減少させることができる。
前記スパッタリング法によって生成された原子の総数は、接地状態と同様に幾分 高められた原子状態における原子を含んでいる。接地状態にある原子だけは、前 記光源から放射された共鳴放射線を吸収し、その吸収により前記モノクロメータ 及び検出器によって量的に感知されることになる。このように、単一の接地状態 にある原子のほとんどは、2つの主たる方法によって検出システムに向けて導か れる。これらの原子は、放電チャンバの壁に衝突して付着させることができる。
また、前記原子は、前記チャンバを通る光源の視界から外れた通路を移動するこ ともできる0本発明の第2実施例は、以下に述べるように、このような2つの損 失メカニズムを最小にすることができる。
(a)軸方向からの −視角に入る原子の数を増加させる一つの方法は、測定用 の光ビームを大多数の原子の中を通過させ、前記サンプルから放射された原子の 流れを曲げさせることにある。
これを達成するには、第6図に示すように、排出ボートGOを前記光学通路に一 致させ、前記排出された原子を長い通路に導(ように、前記サンプルPと同じチ ャンバーに置かれる。測定用光学機器の視線は、前記排出ボートがチャンバーを 直接に越える場合よりも多くの原子を遮断する。
(b)輪郭が形成された偏向器ニ一般的な分散方式は、前記サンプル表面からの 放出を受けて、原子を素早く分散させる傾向がある。この好ましくない減少は、 乱流によってより一層増大してしまう、乱流を減少させ、視野内に伝達された原 子数を増大させるため、原子の流れがすばやく前記吸収通路に向けられるように 湾曲した表面を有する原子偏向器が設けられている。また、光ビームの中心には 、より多くの原子が集中する。
第7図及び第8図に示すように、前記偏向器の内面は、入口ボートA−Uから測 定断面V−Yまでのトロイド形状の実質上90度の断面になっている(第8図は 、前記偏向したキャビティ、および連通チャンバーの内側の凹面を図示している のが理解されるが少しややこしい)。前記偏向器は、金属や他の適当な固体材料 で形成されており、その周りには通路が形成され、入口用の比較的小さな開口部 Z−2が設けられている。この偏向器は、原子の流れが軸方向の流れになるよう に折り曲げられる場合に、特に重要である。ただし、通路における原子の総数を 増大させることができる他の特徴点は、前記サンプルから、互いに反対方向に移 動する2つの流れに向かってスパッタされた原子を分散させることにある。この 2つの流れは効果的に配され、両流れは、前記光学通路を連続して移動すること になる。第9図は、このような1つの装置を示しており、ボンピングマニホルド は、実質上前記スパッタリング法の両端で等しくボンピングされる。
このような二重のボンピングには、4つの重要な利点がある。(i)吸収される 通路の長さが増大する−(ii) 中空の陰極ランプとモノクロメータの入口ス リットとの両方の共通像をli <点で5原子の最も濃くなった部分をぼんやり とレトロビットさせる。(iii ) スパッタチャンバー用の挿入損失を最小 にすることにより、最適な信号/雑音比(S/N比)及び測定精度の維持が図れ る。(iv)少ないポンプダウン時間で、よって全体としての少ない分析時間に なる。
3、吸光を直線化するための放電調節 上述したように、自動吸収方法の重要な欠点の一つは、動的レンジが乏しいこと にある。本発明は、これまで原子吸収の作業に共通する1次または2次の大きさ から、固体サンプルの分析における5次の大きさまでの動的なレンジを増加させ ることにある。
本発明は、吸光を分析総数に関連させた較正曲線の非線形問題を述べることによ って、動的レンジを増大させることによって得られる。
グロー放電からスパンターさせることにより、測定通路まで伝達された原子の総 数は、放電中の電流に比例している。
よって、この流れを制御することにより、(1) 原子は、固体サンプルまで伝 達され、(2) 該固体サンプルにおける原子の総数の比率を調整することがで きる。
従って、前記サンプル内の総数が、非常に大きい場合には、前記流れは、その視 通路上で好ましい原子数を与えるように減少させることができるとともに、その 逆も可能である。このような好ましい総数は、前記較正曲線の直線部分における 吸光測定を可能にするものである。
従って、本発明は、放電電流を適当なレベルまでRMすることにより、原子吸収 の分析の動的なレンジを増加させることにある。調節は、レンジから外れた瞬時 測定吸光に反応して、手動および自動的、例えばコンピュータ制御の下で行うこ とができる。放電電流における各段階的な変化が伴なうものは、表示され、記録 されたレンジにおける相当シフト量である。
第10図は、放電@流が、各レベルの一つに調節することができるシステムを図 示しており、各レベルは、相当する制限された総数レンジを?!償する特殊な較 正曲線に関連している。
近代のディジタル電子光学の技術分野における当業者が容易に理解できるように 、図示した装置の電子部分は、多様な方法で操作できるようにプログラムするこ とのできる総括システムを構成している。これにより、これと同じ概略構成は、 以下に述べるように、本発明の他の実施例に関連して使用することがてきる。こ のような操作モードの間では、単に半白・動的な操作であり、それには、主要な パラメータが表示され、システムは、手動でコマンドが入るのを待つことになる 。
本発明の好ましい操作順序を、ハードウェアの概略に続き、簡単に述べることに する。サンプリング機器および光学機器は、図示され、上述したように中空の陰 極ランプH1入ロレンズL1、ウィンドウW1より、グロー放電のスパッタリン グチャンバーTを介して、外部の出口ウィントウW2およびレンズL2を介して 前記モノクロメータ5l−32および検出器りに至るものから構成される。
前記検出器からの出力信号111は、コンデンサによってフィ・ルターが加えら れ、信号ゲートスイッチ113によって接地させて短絡させない場合には、11 4を介してA/D (アナログ−ディジタル)変換器115まで進む、A/D変 #A器115の連続性および他の操作詳細は、例えば3つの制御線125によっ て行われる。A/D変換器115の出力は、検出器において光ビームの強度のデ ィジタル表示として、一群の、例えば8つのデータ線上に現われる。
ディジタル電子光学と、サンプリング医器との間のインターフェース地点には、 グロー放電用の電源が含まれる。放出電源は、可変電源111より、電気リード 線131によって、陽極Aと、陰極板にとの間で印加される。この制御可能な電 源111は、D/A (ディジタル−アナログ)変換器126より受け取るアナ ログ制御信号127によって調節される。
このアナログ制御信号127の特性は、順次、例えば、D/A変換器126に入 る8本のデータ線116に現われるディジタル入力から得られる。その間、前記 D/A変換器126のその後の、および他の操作の詳細が、例えば3本の制御線 123によって管理される。ディジタル信号の入力配線は、グロー放電の好まし い電流、電圧または電源を示すディジタル表示を効果的に搬送するようになって いる。
131における他の電源を調整する装置は、電子光学の技術分野に属する当業者 によって容易に理解される。
同様な給電システムは、中空の陰極ランプH用として省略された形で図示されて いる。このランプHは、図示された電源128からリード線132を介して電力 を受け、単一の制御線122によって制御される。ランプの強さを変化させる必 要のないシステムでは、このような単一の制御線122は、操作計画上必要とさ れるランプの単なるONまたはOFF操作を行えば十分である。このスパッタリ ングチャンバの電源用として図示する制御システム116−123−126−1 27は、勿論、他の電源装置にも通用できる。
電子システムの心臓部にば、プロセンサーおよびコントローラ装置121があり 、該装置は、データバス 116を介して、A/D変換器115からの検出デー タを受け、該A/D変換器115への給電制御データを送る。また、プロセッサ ーコントローラ121は、制御線125,123を介して、前記各変換器115 ゜126に操作管理信号をそれぞれ供給するようになっている。
さらに、前記プロセッサーコントローラ 121は、前記中空の陰極ランプの給 電128を制御するとともに、適当な信号122によって、制御信号124によ る信号ゲート131をも制御するようになっている。
各種システムのは能の操作用として好ましいタイミングサイクルは、第10図の 下方にその概略が描かれている0図示するように、ランプの電源は、電気的に遮 断され、前記原子吸収の信号が制御される。
スパッタリングチャンバのグロー放電への電源は、好ましくは、長いサイクルで 遮断され、前記吸収測定通路上で原子の実質上の定常電源を形成するように遮断 される。しかし、前記グロー放電のOFFの間隔は、前記第10F2の下方の概 略によって示されるように、前記中空の陰極ランプの強度の測定に有用である。
(理解されるように、このようなデータは、ランプのドリフトを修正することが できる。)図示するように、原子の放射は、光がランプから放射された状態で、 原子の放射の混乱を避けるために、ランプHのOFFの間隔の間に、最もよく測 定することができる。(放射が第14図で示すように直角で測定されるとしても 、このタイミングは、ランプから散乱した光によるインターフェイスを避けるよ うにするのが好ましい、)放射および吸収は、ランプのONの間隔の間で共に測 定できる。そして、好ましくは、前記ランプがOFFの間に見い出される放射値 は、放射の効果として、前記吸収測定を修正するように使用できる。
次に、自動測定の制御用のシステムに関する。前記エレメント用のサンプル総数 が、疑わしく完全に既知であるとする。
電流、すなわち′励起′は、最も低い現在のレベルに調整される。そして、これ は、器具の最も大きな総数レンジに符合している。迅速な測定は、前記サンプル 内のエレメントの総数が、この励起レベル用の最適作動レンジ内の吸光値を与え ることになる。
前記吸光が、余りにも高すぎる場合には、前記サンプルの総数は、本質的に器具 のレンジから外れる。前記吸光が、余りにも低すぎる場合には、前記電流が増加 し、吸光レベルをチェックするようにした他の迅速な決定がなされる。もしこの ようなレンジが手許に存在するならば、吸光スケールの直線部分でこのように測 定できる。
操作者は、電流を増加させるのに”UP2キーを押すことにより、または、電流 を減少させるのに、”DOWN”キーを押すことにより、このような手続を手動 で行うことができる。データの内部結合を伴なうシステムにおいて、前記処理は 、自動的に行うことができる。
4、吸光を最適にする放電サーボコントロール分析物の構成の面から、原子吸収 の分析精度は、部分的に吸光を総数に関連させる較正曲線の傾斜に依っている。
装置あたりの吸光の大きな変化は、逆の場合よりも大きな精度(少なくとも感度 )を住じる。このような較正曲線は、通常、大きな総数で好ましくない傾斜まで 曲げられて、非線形になる。
本発明は、前記放電の自動的な駆動を考慮し、その結果、視通路の原子の総数は 、測定という観点から、最も好ましい吸光を与える。この点まで達するように要 求される電流は、その後、測定され、分析のパーセント数の観点より提示されこ のように、前記較正曲線の最も精密な点における分析的な自動測定に加え、総数 はいうまでもなく、本発明の実施例は、前記サンプルにおける分析の総数によっ て必要とされる動的レンジの自動的な拡張を与えている。その結果、本発明にか かる第3実施例の原則は、さらに一つのステップをもたらしている。
再度、第10図に述べるように、プロセッサおよびコントローラ 121は、( Z−E)/Hとして吸光量を計算する。
ここで、Xは、放射が加えられた状態で測定された吸光量を示し、Eは、放射量 だけを示し、Hは、測定された中空の陰極ランプの強さだけを示す、その後、前 記プロセッサ/コントローラは、目標吸光量と、測定吸光量との間の違いを計算 する。
この違いは、ディジタル式のフィルター(ディジタル−アナログ)を介して、D /A (ディジタル−アナログ)変換器12eに設けられる。そして、この出力 は、127でスパッタリングチャンバの電源111を制御する。単一のロングネ ットワーク用の代表的なフィルターは、Y=K (X−P)+Pにあり、Pは、 前の値である。x−pは、目標吸光量と、測定吸光量との這いになる。
Kは、計算率、すなわち、特に吸光測定値と計算時間により、0.1と0.00 1との間の小さな値になる。前記目標吸光値は、総数の決定に際し、大きな精度 で選択される固定値である。そして、総数は、それ自体、スパッタリングチャン バの駆動電流、または駆動電源、例えば放電電流131から引き出される。
始めに、前記システムは、決定されるエレメントの100パーセントの総数に対 応して、前記スパッタリングチャンバの駆動電流131用の低い値を選択する。
このシステムは、前記目標値からの実際の吸光量の違いを計算し始める。この違 いは、ディジタル式のフィルターを介して一連の新しいスパッタリングチャンバ の駆動電流131を生成するように処理され、該駆動電流131は、実際の値が 目標値に等しくなるまでスタートで増加する。
この駆動電流131の最終的な値は、分析されるエレメントの総数を計算するよ うに用いられる。この計算は、金属の標準値の選択によって展開された式を利用 している。この式の定数は、システム内に蓄えられる。一般に、大きな値や、小 さな値は、周期的に式を整えるのに使用され、装置の状態の進歩的な変化を計算 する。
もし、前記エレメントの総数が、レベルを追跡し損なう場合には、前記スパッタ ーリングチャンバの駆動電流は、最大の制限値まで増大するが、吸光量は、依然 として、目標値に達し損なう、この場合、前記総数は、選択的なレンジ指示値を 伴って、最も大きな駆動電流に達する吸光レベルを基礎として計Hされる。
5、アレスタ/スペーサ用の弾性マウントを有する正面からの冷却 粉状化(スパッタリング化)工程の間、電気放電の電源に比例して、サンプル表 面で熱が生成される。もし、熱が急速に運び出されないなら、前記サンプルや、 前記装置の隣接部分は、分析の正確さを落としながら、オーバーヒートすること になる。
さらに、一定のスパッタリング率、よって精密な吸光読取値を維持するために、 前記サンプルの温度は、一定に保持される。従って、前記サンプルを安定した温 度まで冷却することが必要になる。
本発明によると、前記サンプルは、その前面で水冷の陰極板K(第11図)によ って冷却される。この陰極板には、その表面のうち衝突した活性部分を取り囲み 、強固に係合することになる。前記陰極板とサンプルとの間の圧力は、適当かつ 一定の冷却のため、20から501b/in”のレンジ内にある。
サンプルの温度の安定化だけでなく、陰極のポテンシャルにおける前記サンプル の操作においても、前記サンプルPと陰極板Pとの間の密着が要求される。陰極 のポテンシャルにおける信頼性のある操作は、測定精度においても、安全性にお いても寄与し得るものである。後者に関し、接地ポテンシャルにおける陰極を走 らすことも好まれ、このケースでは、前記サンプルPを同じポテンシャルで信頼 性を持って保持され、電気衝撃に対して操作者を保護することになる。
これらの理由により、陰極板には、前記サンプルに強固に接触することができる 。良好な測定精度では、アレスタ/スペーサEも、前記サンプルに強固に接触す ることができる。
もし、前記アレスタ/スペーサEが、事際の場合、アレスタ、例えば第11図に 示すような放出禁止溝を伴なうスペーサである場合には、前記溝の良好な深さを 維持するのに役立つので、2重に強固な接触が重要となる。この状態は、大きな 電圧を防止し、溝内のスパッタリングを防止するのに必要である。
しかし、装置における通常の生産許容度は、3つの全ての部品(サンプル表面、 陰極板、およびアレスタ/スペーサ)が同一平面に並ぶのを許容する。よって、 前記アレスタ/スペーサE用の”浮き”構造、または弾性構造により取り付けら れる。この取り付けにより、前記水冷式の陰極板Kが、前記サンプルに適当な圧 力が加えられた状態で、前記サンプルが接触する間、前記サンプルに対して前記 アレスタ/スペーサを強固に押圧することになる。この装置上の付加自由度のた め、前記サンプル表面は、前記アレスタ/スペーサと、水冷式の陰極板との間て 強固に係合する。
これらのいくつかの利点を得る実際的で、安価な方法は、弾性取付部材としての Oリング(第11図参照)を利用することにある。このOリングは、前記陰極板 および前記アレスタが、共に同時に前記サンプルに接触するのを保障しながら、 前記アレスター用の0.002から0.003インチの”浮き”構造を提供して いる。
6、可変ボンピング 吸光測定値の精度には、サンプルの分裂(スパッタリング)率を安定させること が必要とされる。このスパッタリング率は、順次、いくつかの係数によって決定 される。その結果、これらの係数のうち出来るだけ多くの係数を制御することが 望ましい。このような係数の一つは、スパッタチャンバ内のガス圧である。圧力 は、通常、真空ポンプによって5から20)リチェリレンジにもたらされる。
制御されたスパッタチャンバ(すなわち、原子の吸収以外)の他の用途には、圧 力が、通常、ニードル弁の手動tll!節によって制御されている。そして、そ の結果、可変量のガスを好ましい値に達するまで調節する。
本発明は、真空ポンプのボンピング率を制御することにより、流量とは独立に圧 力の制御が考慮されている。スパッタリングを安定させる効果に加えて、ポンプ 率の変化は、代替的にスパッタリング率を動的レンジまで変えるようになって本 発明の実施例のうち好ましい一つの!3様として、ボンピング率が、ポンプの駆 動軸の回転速度を制御することによって可変になされている。第12図は、この ことを達成させる一つのシステムを図示している。電源は、ポンプを駆動させる 電気モータの操作電圧Eを提供している。また、このモータは、回転速度針を駆 動させ、回転速度に比例させて電圧eを提供している。この電圧は、回転率を開 蓋するのに使用される。
自動形状では、制御システムは、十分な大きさの制御入力信号を提供し、前記回 転速度針の出力値eを、好ましいプンビング速度に符合する目標値までもたらす ようにしている。
直流モータか交流モータかのいずれかを使用することができる。もし、このモー タが直流装置である場合には、電源は、前記制御信号の入力用の電流の大きさを 与えている。(簡単な用語では、トライアック、またはSCRは、真空ポンプを 駆動させる電気モータを制御するように効果的に配線されて−いる。)もし、同 期交流モータが使用されると、電源は、その代わりに交流出力値を与え、その周 波数は、前記制御信号の入力値に反応する。
いずれの場合でも、電気的なフィードバック回路は、前記回転速度針の出力値e からの電源を制御するように使用される。
本発明の実施例のうち好ましい他の形態では、3つ、またはそれ以上の電磁弁を 互いに並列に、しかし、前記ポンプとスパッタチャンバとの間の真空ラインに直 列に組み合わせて設りられる。この電磁弁は、2進形式でマイクロプロセッサに よって制御される。単直な例として、異なる開口部が7つの異なるボンピング率 (そして、ゼロ)で使用することにより得られる。
7、ガスの可変供給 また、先のセクシ1ンで述べたように、ガス圧は、ボンピング率の制御によって 制御できる。さらに、スパッタリングチャンバに導入されたガス量、すなわち流 量を制御することによって、ガス圧を制御するのが好ましい、このことは、第1 3図に示すように、圧力センサに一体化された閉回路によって達成される。(ガ スの流れは、先にニードル弁によって制御されてきた。) スパッタリングチャンパT内の圧力は、一部、電磁弁Sによって制御される弁V を介して流入するガスの質量に依存している。この弁■は、順次、ガス容器Cに 取り付けられた制m器Rから供給される。真空ポンプUは、一定の容量で一定の 圧力を提供する。もし、ガスの質量流量が、前記弁Vを開口することによって増 加するならば、圧力は、一定の流量で増加した質量を取り扱えるように上昇する 。
前記チャンバTに連通している圧力ゲージGは、チャンバ内の圧力を示す出力信 号へを、サーボ増幅BM’ の一方の端子に与える。もし、コマンド信号Bが、 第2出力端子に導入されると、前記増幅器は、前記電磁弁Sによって弁を関整す るサーボ制御信号を生成させる。
このフィードバックシステムは、前記弁を連続して整えることができ、これによ り、流量は、前記チャンバT内の圧力を目標値まで運び、好ましいだけ長くそこ に保持させ前記目標値は、前記コマンド信号Bにより設定値として形成される。
マイクロメータ(図示しない)は、数値的な値をアナログ信号をサンプル保持回 路に送るディジタル−アナログ変換器(図示しない)に供給することによって、 この設定値を与える。
前記サンプル保持回路の出力は、サーボ増幅器の基準人力Bに接続されている。
また、マイクロプロセッサは、アナログ−ディジタル変換器を介して圧力ゲージ を複合化させることにより、圧力を続み取ることができ、読み取り値を蓄えた曲 線と比較する。この装置は、々イクロプロセッサをしていくつかの目的のため圧 力を11節させる。
代替的に、前記電磁弁Sおよび弁Vは、流量針に反応して制御し、好ましいレベ ルに保持する。その間、チャンバの圧力は、始めに述べたように、ポンプで制御 される。
本発明は、好ましいレベルで電流および電圧を共に維持するように自動的にガス 圧を制御することが考慮される。
このようなガス圧の制御は、別々に、または組み合わせ、または他の装置によっ て、この詳細な説明の中のセクシジン6.7で述べた実施例の使用により達成さ れる。
また、好ましいレベルにおける電流および電圧を、共に維持している間、ガス圧 を自動的に制御することにより、本発明は、スパッタリング処理の制御を改良す る。
8、精度を最適にする放射調節 原子吸収分析は、主として接地状懸にある原子を取り扱っているが、イオン化さ れた原子が低いレベルまで落ちるに従って、スパッタリング工程から外れた原子 の放射がある。この放電から発散する放射は、スパッタリング率を変化させる。
そして、前記スパッタリング率を開蓋し、かつ制御し補償するのに使用される。
このような方法により、測定された原子吸収は、スパッタリング率に関して平均 化される。
最も直接的な関係や、最も良好な制御は、マトリックス要素、例えば、鋼のサン プル内のイオンの単一のスペクトル線の強度をg11節することによって得られ る。しかし、有効な制御は、紫外線領域を越えて原子放射をE1m節することに よって観察され、該領域には、前記マトリックス要素の多くのスペクトル線があ る。
第14図は、放射の一部または全部を調節することによって、吸収測定を安定さ せる制御システムを描いている。
この放電からの電子放出ラジエーシゴンは、スパッタリングチャンバTを通り、 直径方向に反対側のウィンドウZおよび補助検出器りを打つように関連したフィ ルターFを通る。
この検出器からの信号は、前記制御システムSにフィードバックする増幅器Gで 増幅される。もし、この増幅nGからの信号が、放出を減少させることを示して いる場合、制御システムの出力値Oは、電源Pからの電圧や電流を増大させるよ うに変化し、またその逆も然りである。
このように、前記放出は、好ましい値に保持され、それに相応してスパッタリン グレベルは、予め定められた値にセットされる。このように、単一のフィードバ ックループは、前記スパッタリングレベルに影響を及ぼす多くのファクターを補 償している。
上述したように、前記増幅器Gからの原子放出信号は、代替的に、標準化1五の 基礎として前記吸光読取値を修正するように使用される。(最も単純なものでは 、簡単な分割ステップ) 我々は、スパッタリング率に影響を及ぼす(例えば、圧力、流量およびグロー放 電の電流等の)種々のパラメーターを制御する、すなわち一定の放電を維持する 好ましさについて検討した。
このような方法のいくつかは、放電電圧または電流は、制御パラメータに依り、 変化させることが可能である。これにより、一定の電力の場合、例えば電圧は上 昇し、電流を減少させる。
9、ウィンドウ保護パフフル 前記スパッタリングチャンバの光学システム軸に沿って移動する原子は、測定時 、可変的かつ段々吸収され、端部測定精度を低下させ、特に、高圧電流操作を低 下させる。
そして、その場合、原子は、本質的にウィンドウを被覆するように形成される。
一方のIじカム材料は、測定用光ビームを通す間、材料を捕らえ、測定の低下を 避けるバフフルとして役立ちうる。
この原子は、自然な横方向への散乱によりバフフル壁に付着し、よってウィンド ウには達しない。
パフフルの孔は、光学通路に位置合わせされる。各セルは、好ましくは、約3: 1の長さ一直径比およびl/8インチ以下の直径を有する。また、壁厚は、ビー ムの簡単なブロックにより信号ロスが最小になるよ゛うに最小の値が保持される 。
10、高エネルギの再スパツタリング 本発明の背景の開示において始めに述べるように、特に長く延びた再スパツタリ ングは、特殊な標本の表面特性を明らかにすることが要求される。
このように、以前の作業者は、(実際の測定値を考慮する前に、)観察された読 取値を代表的な粗材料の平衡特性にしてきた。
不運にも、再スパツタリング時間は、全体的な分析時間ができなくする程の長い ものであった。
本発明によると、好ましい方法、すなわち、グロー放電中に高電圧および/また は高電流を用いる方法は、高エネルギでサンプル表面に予めスパツクさせること にある。
速いが、高度に!49Ilされた方法で、非常にエネルギッシェな再スパツタリ ングは、放電時、表面の材料のi一層を取り除くようにパルスまたは直流電流を 使用できる。
我々は、実験的に、IOないし120ヘルツの高電流パルスが数分よりもむしろ 数秒で平衡に達することがわかった。
前記開示は、単なる具体例であり、本発明の範囲を制限するものではなく、添付 された特許請求の範囲によって決定されるべきものであることに注意すべ−きで ある。
〃θ1 μ込ql

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.原子吸光又は螢光測定のために、原子を固体サンプル表面からスパッタさせ る装置であって、前記サンプル表面は周辺部を有するとともに、前記装置はガス の供給に使用され、 前記固体サンプルを受けて支持する装置と、前記ガスの流れを供給し、該流れを 前記サンプル表面の方に、ゼロでない角度で前記表面の周辺部から前記サンプル 表面の方に方向付ける装置とを備え、前記供給および方向付け装置は、前記サン プル表面に隣接して配され、前記表面の方に実質上ゼロでない角度に向けられた 、少なくとも1つのジェットから構成され、かつ 前記ガス流を前記サンプル表面から離れるように取り出す装置と、 陽極を備え、前記サンプル表面と前記陽極との間のガス内で電気放電を形成し、 前記サンプル表面から離れて流れるガス法とともに運動させるために、前記原子 を前記サンプル表面からスパッタさせる装置と、前記サンプル表面から離れて流 れる前記ガス流の中に光ビームを投射する装置と、 前記サンプル表面から離れて流れる前記ガス流の中を通った後、前記ビームの強 度を検出する装置とからなることを特徴とする装置。
  2. 2.前記供給および方向付け装置は、一般に円錐形状の配列で、前記サンプル表 面の周辺部に記され、前記サンプル表面の中央で出合う、少なくとも3つのサブ 流れに前記ガスを向けさせる少なくとも3つのジェットからなり、前記サプ流れ は互いに前記サンプル表面から離れて流れるガス流を形成するように偏向してい ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の装置。
  3. 3.前記ジェットは実質上対称に配されており、前記サプ流れは互いに前記サン プル表面から前記軸に沿って一般に離れて流れるガス流を方向付けるように偏向 していることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の装置。
  4. 4.前記サンプル表面の前方に配され、該サンプル表面から離れて流れるガス法 を通すための開孔を形成している放電アレスタを備えていることを特徴とする請 求の範囲第1項に記載の装置。
  5. 5.前記アレスタの開口は、実質上円錐であり、異なる直径を有する2つのセク ションを有し、該セクションの一方は実質上前記サンプル表面に接触し、前記2 つの直径の大きい方の直径を有するとともに、前記セクションの他方は、グロー 放電の最少長さよりもずっと小さな距離だけ、前記サンプル表面から離れて設け られ、前記サンプル表面とともにグロー放電の存在しない環状溝を形成するよう にしたことを特徴とする請求の範囲第4項に記載の装置。
  6. 6.前記供給および方向付け装置は、一般に円錐形状の配列で、前記サンプル表 面の周りに配され、該サンプル表面の中央で少なくとも3つのサプ流れが出合う ように、前記ガスを方向付けるようにした少なくとも3つのジェットからなり、 前記サプ流れは互いに前記サンプル表面から離れて流れるガス流を形成するよう に偏向レていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載の装置。
  7. 7.前記ジェットは実質上対称に配され、前記サプ流れは前記配列の軸に沿って 互いに偏向し、前記サンプル表面から離れて流れるガス流、および該ガス流内に 生ずる電気放電を、一般に前記軸に沿った領域に閉じ込めるように構成されてお り、 これにより、前記互いに偏向した対称ジェットは、前記原子を前記環状溝にスパ ッタさせるのを最少にし、よって前記サンプル表面からスパッタされた原子によ り前記環状溝が閉塞するのをを妨げているとともに、前記互いに偏向した対称ジ ェットは、前記装置への堆積による原子の損傷を最少にするようにしたことを特 徴とする請求の範囲第6項に記載の装置。
  8. 8.前記供給および方向付け装置は、一般に円錐形状の配列で前記サンプル表面 の周辺部の周りに配され、少なくとも3つの流れが前記サンプル表面の中央で出 合うように、前記ガスを方向付ける少なくとも3つのジェットからなり、 前記サブ流れは、互いに前記配列の軸に沿って偏向し、前記サンプル表面から離 れて流れるガス流を形成し、前記流れおよび前記電気放電を前記軸に沿った領域 に閉じ込めるように構成されていて、 これにより、前記環状溝は前記アレスタの開口を必要としないことを特徴とする 請求の範囲第4項に記載の装置。
  9. 9.原子吸収又は螢光測定のために、固体サンプル表面から原子をスパッタさせ る装置であって、前記サンプル表面は周辺部を有するとともに、前記装置はガス の供給とともに使用されていて、 固体サンプルを受けて支持する装置と、前記ガスの流れを供給し、前記サンプル 表面の周辺部から前記サンプル表面に向かって前記流れを方向付ける装置と、 前記ガス流を前記サンプル表面から一般に前記サンプル表面に垂直な第1通路に 沿って流すように導く装置と、陽極を備え、前記サンプル表面と前記陽極との間 の前記ガス流内に電気放電を形成し、前記サンプル表面から離れて流れる前記ガ ス流とともに運動させるとともに、前記原子を前記サンプル表面からスパッタさ せる装置と、前記サンプル表面から離れて流れるガス流、およびそれとともに運 動する原子を、前記第1通路から前記サンプル表面に一般的に垂直でない軸を有 する第2通路に向けて曲げる装置と、 前記軸に沿って一般に光ビームを投射し、前記第2通路に沿って流れるガス流の 中を通過させる装置と、前記ガス流の中を通って流れた後、光ビームの強度を検 出する装置とからなることを特徴とする装置。
  10. 10.前記第2通路は、一般に前記サンプル表面に平行であることを特徴とする 請求の範囲第9項に記載の装置。
  11. 11.前記供給および方向付け装置は、前記サンプル表面に近接して配され、前 記表面の方に向かって実質上ゼロでない角度に向けられている、少なくとも1つ のジェットからなり、前記表面に対して実質上ゼロでない角度で前記サンプル表 面の方に前記流れを向けさせるようにしたことを特徴とする請求の範囲第9項に 記載の装置。
  12. 12.前記曲げ装置は、前記第1および第2通路を形成し、前記サンプル表面か ら流れるガス流を偏向させるように記された、強固なガイド表面と、前記第1通 路から第2通路に向かって運動している原子とからなることを特徴とする請求の 範囲第9項に記載の装置。
  13. 13.前記ガイド表面は、一般に連続形状をしていることを特徴とする請求の範 囲第12項に記載の装置。
  14. 14.前記ガイド表面は、前記第2通路を介して前記投射装置と、前記検出装置 との間の光ビームの通路の軸に沿った開口を形成していることを特徴とする請求 の範囲第12項に記載の装置。
  15. 15.前記第2通路は、前記第1通路から実質上互いに反対方向に延びる2本の 脚部を有し、二股に分かれており、前記サンプル表面から離れて流れる流れは、 作動時、2つのサブ流れに分岐しており、該各サプ流れは、それぞれ前記2本の 脚部の1つに沿って流れるとともに、前記投射装置は両サプ流れの中に光ビーム を投射していることを特徴とする請求の範囲第9項に記載の装置。
  16. 16.原子吸収測定を行う装置であって、該装置は固体サンプルとともに、使用 されていて、 前記固体サンプルを受けて支持する装置と、前記サンプルに隣接するようにガス 流を方向付ける装置と、 陽極および電源を備え、前記サンプルと前記陽極との間の前記ガス流内に電気的 な電流放電を形成し、原子を前記サンプルから前記ガス流に向けてスパッタさせ 、ガスと原子の複合流れを形成する装置と、前記複合流れの中に光ビームを投射 し、該複合流れの中を通った後、前記ビームの強度を検出する装置と、前記複合 流れの中を通った後に前記ビームの検出された強度を用いて、前記複合流れによ る光ビームの吸光量を決定する装置を備え、前記吸光量決定装置は線形である部 分と、非線形である少なくとも一部分とを備えた校正曲線を有していて、かつ 前記放電しない電流を実質上連続して調整し、前記決定された吸光量が前記校正 曲線の直線部分になるようにした装置とからなることを特徴とする装置。
  17. 17.前記電流調整装置は、前記電圧供給の有効インピーダンスの可変装置から なることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の装置。
  18. 18.前記インピーダンス可変装置は、前記電圧放電と直列である可変抵抗から なることを特徴とする請求の範囲第17項に記載の装置
  19. 19.前記光ビームは、スペクトル波長域と公称波長とを有していて、検出器が 反応する光ビームのスペクトル波長域を制限する装置と、 前記吸光量を表示し記録している間、実質上連続的に光ビームの公称波長を可変 にする装置とからなることを特徴とする請求の範囲第16項に記載の装置。
  20. 20.固体サンプルとともに使用される原子吸収装置であって、前記固体サンプ ルを受ける支持装置と、前記サンプルに隣接するようにガスを提供する装置と、 陽極および電圧供給を備え、前記サンプルと前記陽極との間のガス内に電気的な 電流放電を形成し、原子を前記サンプルから前記ガスに向けてスパッタさせ、ガ スおよびサンプル原子の複合物を形成させる装置と、前記複合物の中に光ビーム を投射し、前記複合物の中を通った後に、前記ビームの強度を検出する装置と、 前記複合物の中を通った後に前記ビームの検出された強度を用い、前記複合物に よる光ビームの吸光量を決定する装置と、 前記放電電流を実質上連続的に調整し、ある値に決定された吸光量を保持する装 置と、 前記電流を表示し、又は記録する利用装置とからなることを特徴とする装置。
  21. 21.前記電流調整装置は、前記電圧供給の有効インピーダンスの可変装置から なることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の装置。
  22. 22.前記インピーダンス可変装置は、前記電圧放電と直列な可変抵抗からなる ことを特徴とする請求の範囲第21項に記載の装置。
  23. 23.前記利用装置は、前記サンプルの総数の測定用として前記電流から得られ るパラメータを表示していることを特徴とする請求の範囲第20項に記載の装置 。
  24. 24.前記利用装置は、前記サンプルの総数の測定用として前記電流から得られ たパラメータを記録していることを特徴とする請求の範囲第20項記載の装置。
  25. 25.前記光ビームはスペクトル波長域を有し、該波長域は公称波長を有してい るとともに、 前記検出器が反応する光ビームのスペクトル波長域の公称波長を制限し、選択す る装置と、 前記放電電流を表示している間、実質上連続的に光ビームの公称波長の選択を可 変にし、前記サンプルの原子吸収に関係するスペクトルを表示する装置とからな ることを特徴とする請求の範囲第20項記載の装置。
  26. 26.前記光ビームはスペクトル波長域を有し、該波長域は公称波長を有してい るとともに、 前記検出器が反応する光ビームのスペクトル波長域の公称波長を制限し、選択す る装置と、 前記放電電流を記録している間、実質上連続的に光ビームの公称波長の選択を可 変にし、前記サンプルの原子吸収スペクトルに関係するスペクトルを記録する装 置とからなることを特徴とする請求の範囲第20項記載の装置。
  27. 27.原子吸収又は螢光測定のために、固体サンプル表面から原子をスパッタさ せる装置であって、前記サンプル表面は周辺部を有し、前記装置はガスの供給と ともに使用され、 前記固体サンプルを受けて支持する装置と、前記サンプル表面の周辺部に接触す るように設けられた後部、および前部を有し、前記陰極内を完全に通過する開口 を形成している陰極と、 前記陰極の開口内に取り付けられ、前記サンプル表面に接触するようにした後部 、および前部を有し、前記スペーサの中に完全に通すための開口を形成するとと もに、前記ガスを前記供給から前記サンプル表面に向けて通過させるための導管 を形成しているスペーサと、前記陰極およびスペーサの各前部に面する後部を有 し、一般に前記スペーサの開口と位置が合わされた開口を形成している陰極と、 前記陰極と前記陽極との間に挿入された絶縁体と、前記スペーサと前記陽極との 間に挿入され、前記サンプル表面の方に前記スペーサを付勢する柔軟部材とを備 え、 これにより前記陰極およびスペーサは、主に前記陰極、陽極、絶縁体およびスペ ーサの公称生産誤差に拘わらず、また、前記サンプル表面の公称表面仕上げの不 規則性にも関わらず、前記サンプル表面に近接していることを特徴とする装置。
  28. 28.前記柔軟部材は、Oリングであることを特徴とする特徴とする請求の範囲 第27項記載の装置。
  29. 29.前記柔軟部材は、前記陽極の裏側に形成されたOリング用溝内に取り付け られたOリングであることを特徴とする請求の範囲第27項記載の装置。
  30. 30.前記陽極は、前記ガスを前記スペーサ内に形成された導管に供給するよう に配されたガス供給ダクトを形成していることを特徴とする請求の範囲第27項 記載の装置。
  31. 31.前記電気放電は、前記サンプル、スペーサおよび陰極の各温度を上昇させ る熱を発生させ、 さらに前記熱を取り去って、前記サンプル表面の周辺部を冷却するように、前記 陰極の温度を下げる装置からなり、 前記柔軟部材は、前記陰極、スペーサ、絶縁体およびサンプルの各温度のばらつ きのために生じる大きさおよび形状の変化を許容することを特徴とする請求の範 囲第27項記載の装置。
  32. 32.固体サンプル表面から原子をスパッタさせ、該原子で原子吸収の測定を行 う装置であって、該装置はガスの供給とともに使用されており、 光学測定チャンバーを形成する装置と、前記チャンバーに面するサンプル表面で 、前記固体サンプルを受けて支持する装置と、 前記チャンバー内のガスの流れを、前記ガスの供給から前記サンプル表面まで実 質上連続的に方向付ける装置と、 陽極を備え、前記サンプルと前記陽極との間のガスに電気放電を形成させ、前記 ガスのイオンで前記表面を形成し、衝突させ、前記サンプルの原子を前記表面か らスパッタさせる装置と、 前記チャンバーからガスを実質上連続して取り出す可変速装置と、 前記スパッタされた原子の中に光ビームを投射し、前記スパッタされた原子によ る光学吸光量の測定を行う装置と、 前記測定を最適にするように、前記取出し装置の速度を自動的に制御する装置と からなることを特徴とする装置。
  33. 33.前記チャンバー内の圧力を調整する装置からなり、前記速度制御装置は、 少なくとも約一定の圧力を維持するように、前記圧力調整装置に反応することを 特徴とする請求の範囲第32項記載の装置。
  34. 34.前記速度制御装置は、最適吸光レンジ内での測定を維持するめに、前記測 定値に反応することを特徴とする請求の範囲第32項記載の装置。
  35. 35.原子を固体サンプル表面からスパッタさせ、前記原子で原子吸収の測定を 行う装置であって、該装置はガスの供給とともに使用されていて、 光学測定チャンバーを形成する装置と、前記チャンバーに面する前記サンプル表 面で、前記固体サンプルを受けて支持する装置と、 前記チャンバー内のガスの流れを、前記ガス供給から前記サンプル表面まで実質 上連続的に方向付ける可変流量装置と、 陽極を備え、前記表面と前記陽極との間のガスに電気的な放電を形成させ、前記 ガスのイオンで前記表面を形成し、衝突させ、前記サンプルの原子を前記表面か らスパツタさせる装置と、 前記ガスを前記チャンバーから実質上連続的に取り出す装置と、 前記スパッタされた原子の中にビームを投射し、前記スパッタされた原子による 光学吸光量の測定を行う装置と、 前記ガスの方向付け装置の流量を自動的に制御し、測定を最適にする装置とから なることを特徴とする装置。
  36. 36.前記チャンバー内の圧力を調整する装置からなる前記液量制御装置は、少 なくとも約一定の圧力を維持するように、前記圧力調整装置に反応することを特 徴とする請求の範囲第35項記載の装置。
  37. 37.前記流量制御装置は、それぞれ吸光量レンジにおける測定を維持するため に、前記測定値に反応することを特徴とする請求の範囲第35項記載の装置。
  38. 38.原子を固体サンプル表面からスパッタさせ、前記原子を用いて原子吸収の 測定を行う装置であって、前記固体サンプルを受けて支持する装置と、 前記サンプルの原子を前記表面からスパッタさせる可変流量装置と、 前記スパッタされた原子の中に光ビームを投射し、前記スパッタされた原子の中 を通った後に、前記ビームの強度を決定することによって吸光量の測定を行うよ うにした装置と、 前記スパッタされた原子の中への原子の放出を調整する装置と、 前記放出調整装置に反応し、前記吸光量測定の精度を最適にする装置からなるこ とを特徴とする装置。
  39. 39.前記最適化装置は、一定の原子の放出を維持するように、前記可変流量装 置を自動的に制御し、これによりスパツタされた量を安定させることを特徴とす る請求の範囲第38項記載の装置。
  40. 40.前記最適化装置は、スパッタ量のばらつきによる測定を修正するように用 いられ、スパッタ率に関係する信号を与えていることを特徴とする請求の範囲第 38項記載の装置。
  41. 41.サンプルとともに用いられる原子吸収測定装置であって、1条の光通路に 沿って測定用光ビームの通路用のウインドウを有する光学装置チャンバーを形成 する装置と、前記チャンバー内に原子サンプルの原子の流れを発生させる装置と 、 前記光学通路に沿って前記チャンバー内に配され、前記光学通路で位置が合わさ れた多くの孔を形成しているバッフルとからなることを特徴とする装置。
  42. 42.前記バッフルの孔は、長さ−直径比が約3であることを特徴とする請求の 範囲第41項記載の装置。
  43. 43.前記バッフルの孔は、1/8inの大きさの横断孔を有していることを特 徴とする請求の範囲第41項記載の装置。
  44. 44.前記バッフルの孔は、1/8in以下の大きさの横断孔を有していること を特徴とする請求の範囲第42項記載の装置。
  45. 45.前記バッフルは、ハニカム形状であることを特徴とする請求の範囲第41 項記載の装置。
  46. 46.原子を固体サンプルからスパッタさせ、それとともに、原子吸収又は螢光 測定を行う方法であって、前記サンプルは粗材料と初めに露出された表面とを有 するとともに、該初めに露出された表面は、前記粗材料には描かれない不規則性 又は不純性を有しており、 高エネルギーのグロー放電を、陰極としての初めに露出された表面に対して衝突 させ、前記初めに露出された表面を覆うように、1分以下のグロー放電を行い、 かつ前記粗材料が描く新鮮で新しい表面を生成し、その後、前記新鮮で新しい表 面に対し、低エネルギーのグロー放電を行い、原子吸収量又は原子螢光量の測定 に使用させるために、前記サンプルの原子を生成させ、かつ低エネルギーでグロ ー放電を行う間、原子の吸収または螢光量を測定する工程からなることを特徴と する方法。
  47. 47.前記高エネルギーのグロー放電は、約10から約20HZの間で脈動する ことを特徴とする請求の範囲第46項記載の方法。
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