JPS63500865A - 髪の毛の成長を刺激する局所組成物及び方法 - Google Patents

髪の毛の成長を刺激する局所組成物及び方法

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JPS63500865A JP50371786A JP50371786A JPS63500865A JP S63500865 A JPS63500865 A JP S63500865A JP 50371786 A JP50371786 A JP 50371786A JP 50371786 A JP50371786 A JP 50371786A JP S63500865 A JPS63500865 A JP S63500865A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 髪の毛の成長を刺激する局所組成物及び方法発明の分野 本発明は禿げ頭、具体的にはアンドロゲン性脱毛症を治療する組成物及び方法に 関する。
発明の背景 男性及び女性の局所禿げや円形脱毛症を治療するのに様々な方法が用いられてい る0服用すれば、効果のある幾つかの物質が知られているが、これは随伴する組 織や器官にも影響をおよぼし、髪の成長効果は頭皮部分だけに止どまらないとい う問題があった。
これらの副効果を防ぎ、髪の成育を頭皮部分だけに止どめるようにするため、前 記物質を局所調合剤(topical preparation)にして患部に だけ適用する幾つかの試みがなされている。しかしながら、この試みも一般的に は十分満足すべきものではなく、経口投与に効果のある物質を含有した局所的調 合剤を用いた場合、キャリヤだけを局所的に用いた場合に得られた結果と大差は なかった。
米国特許第4139619号は、局所的薬剤キャリヤと共に6−アミノ−4−( 置換されたアミノ)−1゜2−ジヒドロ−1−しドロキシ−2−イミノピリミジ ンを哺乳類の皮膚に適用して哺乳類の髪の毛の成長を刺激する方法を記載してい る。
米国特許第4347245号はアルコール、ユリャ、ミネラルオイルまたは白色 ペトロラタムのような液体キャリヤの中にスピロノラクトンを含有した組成物に ついて記載している。
スチュワード エム、イー、氏他は、1978年発行の「インターナショナル  ジャーナル オブ ダマトロジー」、第17巻167−179頁、「抗アンドロ ゲンと皮膚」において、にきび患者の前頭に10%シブロチロンを含む50%水 性ジメチルスルホキシドを適用しても、皮脂の分泌は減少せず、にきびの発生防 止に効果がなかったことを記載している。
米国特許第4367227号は、皮膚に適用して皮脂の分泌を少なくする組成物 を記載しており、該組成物はC2C5脂肪族アルコールの中に溶は込んだシブロ チロンアセテートを含んでいる。
発明の要約 本発明は、髪の毛の成長(growth)を刺激するための組成物であって、該 組成物は、医薬キャリヤの中に、(i)ミノキシジルまたはその同類またはその 同族と、(ii)ジメチルスルホキシドまたは実質的に等しいヒドロキシル基ス カベンジャーを相乗効果をもたらす量だけ含んでいる0組成物はさらにまた、ジ しドロテストステロンの受容体(receptors)への結合を妨げる抗アン ドロゲン(antiandrogen)を選択的に含むこともできる。
本発明は、髪の毛の成長を刺激する方法を明らかにするものであって、医薬キャ リヤの中に(i)ミノキシジルまたはその同類または同族と、(ii)ジメチル スルホキシドまたはこれと実質的に等しいヒドロキシル基スカベンジャーを相乗 効果をもたらす量を含んだ組成物を皮膚に適用することによって行なうものであ る。
適用される組成物は、ジしドロテストステロンの受容体への結合を妨げる抗アン ドロゲンをさらに選択的に含むこともできる。
本発明は、局所に適用する髪の毛の成長刺激剤に使用され、協力剤(syner gist)として作用し、髪の毛の成長刺激剤の効果を高める医薬を明らかにす ることをさらに目的とする。ビヒクルは、油と水の乳剤から構成され、その中に 薬理学的に受け入れられるヒドロキシル基スカベンジャー(scavenger )が略均質に分散され、スカベンジャーは、髪の毛の成長刺激剤がビヒクルの中 に分散したとき髪の毛の成長を刺激するのに相乗効果をもたらす割合に調合され る。ビヒクルは、さらにまたジしドロテストステロンの受容体への結合を妨げる 抗アンドロゲンを選択的に含んでもよい。
本発明は、髪の毛の成長を刺激する方法を改良したものであって、該方法は髪の 毛の成長刺激剤を含んだ組成物をさらに医薬キャリヤと共に治療すべき皮膚に適 用することによって行なうものである。その改良とする点は、油と水の乳剤から なるビヒクル(vehicle)に髪の毛の発育を刺激するのに効果的な量のヒ ドロキシル基スカベンジャーが略均質に分散させたことにある。ビヒクルはさら にまた、ジしドロテストステロンの受容体への結合を妨げる抗アンドロゲンを選 択的に含んでもよい。
発明の詳細な説明 要約すると、本発明の組成物は医薬キャリヤ、ミノキシジルまたはその等価物、 ジメチルスルホキシド(DMSO)またはその等価物を含み、さらに選択的に抗 アンドロゲンを含んでいる。
組成物のキャリヤの中に、ミノキシジル、DMSOおよび任意の抗アンドロゲン が略均質に分散されており、該キャリヤは遮断性(oeelusive)または 半速断性(se鋤1−occlusive)の調合剤であることが望ましく、油 中水膨乳剤(water−in−oil emulsion)でもかまわないが 、最も望ましくは水中油彩乳剤(oil−in−water e+5ulsio n)とするのがよい、なおここで用いる「遮断性」とは、適用した皮膚から水分 が蒸発するのをキャリヤが実質的に防ぐこと、そしてr半透断性」とは蒸発を抑 えることを意味するものとする。適当な油中水膨乳剤は、アクアフォール、コー ルドクリーム、ニーセリン、含水(hydrous)ラノリン、ヒドロキルブ、 親水性(hydrophilic)ペトロラタム、ニヘア、ホリソルフ、フォラ タム、ベルバコール等の名称で市販されている。
適当な水中油彩乳剤は、酸性(acid)マントルクリーム、アルメ乳剤(^1 may emulsion)クリーム、セタフィル、デルマベース、デルモバン 、ヒドロフイリックオイントメント0+ydrophilic oinL+*e nt)、ケリクリーム、リューブリデルムクリーム、マルチベースクリーム、ネ オベースクリーム、ユニベースクリーム、バニベースクリーム、ワイバイ(wi bi)等の名称で市販されている。
キャリヤは、さらに緩和剤、乳化剤、水、香料、着色剤、保存剤等の種々の物質 を含むこともできる。望ましい実施例において、キャリヤはデルモバン乳剤、プ ロピレングリコールおよび水を含有している。。
ミノキシジルは、6−アミノ−1,2−ジしドロー1−ヒドロキシ−2−イミノ −4−ピペリジノピリミジンであって、さらに2.4−ジアミノ−6−ビベリジ ノピリミジン3−オキサイドのような互変異性体を含んでいる。当該組成物にお けるミノキシジルの適当な代用剤として、米国特許第3461461号に記載さ れた6−アミノ−4−(置換されたアミノ)−1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキ シ−2−イミノピリミジンの別のフリーベース(free base)の形態の ものや酸添加塩が挙げられる。要約すると、この化合物(compounds) には次の化学式の1.2−ジヒドロ−1−しドロキシピリミジンが含まれる。
ここで、R1は次の化学式の成分(s+oiety)から構成されるグループか ら選択される成分である。
ここでR3とR1は水素、低級(lower)アルキル、低級アルケニル、低級 アラルキル及び低級シクロアルキルからなるグループがら選択される。或は又、 結合した形態では、R3とR4はアジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、 ピペリジノ、ヘキサヒドロアゼピニル、ヘプタメチレンイミノ、オクタメチレン イミノ、モルホリノ及び4−低級−アルキル−ピペラジニルからなるグループか ら選択された複索環式の成分であって、該複素環式成分の各々はカーボン原子の 上に置換置としてO−3低級アルキル群、ヒドロキシまたはアルコキシが結合し たものである。R2は水素、低級アルキル、低級アルクニル、低級アルコキシア ルキル、低級シクロアルキル、低級アリル、低級アラルキル、低級アルカリル、 低級アルコキシアラルキル、低級ハロアラルキル、およびその互変異性体および 薬理学的に受け入れられる酸添加塩からなるグループから選択される。これら化 合物および調合物は米国特許第3382247号および3644364号に記載 されている。
ミノキシジルまたはその適当な代用物は組成物の約0.1乃至約20重量%を含 むのが望ましい、なお。
さら望ましくは約0.5乃至約3重量%、最も望ましくは約2重量%である0便 宜上、以下の説明はミノキシジルに基づいて行なうが、前述した適当な代用剤を ミノキシジルの代わりに一部または全部を含んでもよいことは理解されるべきで ある。
第2の重要に成分はDMSOまたは相乗効果をもたらす量のDMSOと実質的に 均等のヒドロキシル基のスカベンジャーである。しドロキシル基スカベンジャー は、例えば、スルホキシド、プリン、ピリミジン、チオール、アルコール、ハロ ゲン化イオン、芳香族炭化水素等が例示される0本発明の組成物に適当なヒドロ キシル基スカベンジャーは、DMSOと実質的に等しいかまたはそれよりも優れ たヒドロキシル基スカベンジャー効果を有する薬理学的に受け入れられるヒドロ キシル基スカベンジャーである。望ましいヒドロキシル基スカベンジャーは、ア ルキル置換基(substituent)の炭素原子が1乃至約14のアルキル メチルスルホキシドと、ヒドロキシアルキルの炭素原子が2乃至約14のβ−ヒ ドロキシアルキルメチルスルホキシドであり、ジメチルスルホキシドが特に望ま しい、このスルホキシドの代表的な実施例として、DMSOに加え、ヘキシルメ チルスルホキシド、デシルメチルスルホキシド、ドデシルメチルスルホキシド、 テトラデシルメチルスルホキシド、β−ヒドロキシデシルメチルスルホキシド、 β−ヒドロキシテトラデシルメチルスルホキシド等が含まれる0便宜上、以下の 説明ではDMSOについて行なうが、その他適当なヒドロキシル基スカベンジャ ーをDMSOの代わりに一部または全部を含んでもよいことは理解されるべきで ある。
組成物の中に存在するヒドロキシル基スカベンジャーの割合は、ミノキシジルと 相乗作用し、髪の成長を刺激するのに効果的な量である。DMSOのようなスル ホキシドに対しては、この量は一般的には組成物の約5乃至約25重量%の範囲 内であり、約15〜20重量%が望ましい、キャリヤの種類に応じて、DMSO の旦を調節し、層分離を避けることができる。
本発明の組成物による髪の成長刺激効果は、ジしドロテストステロンが毛のう内 の受容体と結合するのを妨げる作用のある抗アンドロゲンが存在すると一層向上 することを見出だした。これらの化合物の作用は、主にテストステロンの減少を 抑えるというよりはむしろジしドロテストステロンの受容体をブロックすること にある。この抗アンドロゲンとして、スピロノラクトン、シブロチロン、シブロ チロンアセテート等が例示される。
抗アンドロゲンの有効量は、−a的には組成物の約0.01乃至約5重量%の範 囲内であるが、抗アンドロゲンの種類に応じてこの範囲よりも多くしたり少なく したりすることも出来る。最適な呈は、スピロノラクトンの場合組成物の約0. 01重量%、シブロチロンの場合的0.1%、シブロチロンアセテートの場合的 0.1%である。これらの最適量を超えると、抗アンドロゲンの効果は大きくな らないことは全く驚くべきことである。理由は不明であるが、最適量を超える量 の抗アンドロゲンが組成物の中に存在すると、抗アンドロゲンを含まない組成物 の場合に比べて、髪の成長を刺激する効果が小さくなるという実例もある。
本発明の方法によれば、前述した組成物は治療せんとする皮膚、例えば頭皮に対 して局所的に適用される。
適用は、十分な景の組成物を、髪の成長の刺激が所望される部分を覆うように1 日に1回行なうことが望ましい、皮膚に水を浸した後組成物を加えるとさらに優 れた効果の得られることも判った。したがって、本発明の方法の望ましい実施例 の便宜な点は、1日1回入浴後速やかに組成物を適用することができるというこ とにある。
一般的には、禿げて頭皮または髪の薄い頭皮部分の治療において、髪を喪失した 期間が約3−5年を超えていない部分に対して最も優れた結果が得られる。また 、この効果は、程度こそより小さいが使用する者の年令と逆比例している。
ミノキシジルを含有し局所的に適用する本発明の医薬調合物の中にDMSOが存 在すると、ミノキシジルを含有し局所的に適用する従来の医薬調合物と比べ、禿 げた部分の治療に著しい効果のあることを見出だしたことは全く驚くべきことで ある一従来の局所調合物の中のD M S Oは、ミノキシジル以外の薬理学的 に活性な物質が経皮の中に浸透するのを高めるためのものであるが、DMSOの 水中の濃度は約50重量%以上でないと殆んど浸透改善効果は得られない、一方 、本発明のミノキシジル含有組成物の場合、D M S Oは50重量%よりも 少なくても髪の成長に効果がある。完全に理解されているわけではないが、その 相乗効果はDMSOの薬理学的な効果、例えばヒドロキシル基スカベンジャーと しての特性によるものであって、皮膚に吸収されるミノキシジルの量が増える効 果によるものではないと考えられる。このことは、5重量%のミノキシジルを含 有した従来の調合剤を局所に適用したとときに組織、器官に副効果が生じ、1重 量%のミノキシジルを含有した調合剤を局所に適用した場合と比べ、髪の成長の 刺激効果はかろうじて良かった程度であり、ミノキシジルの皮膚への吸収は適切 であったことを示す報告によっても裏付けられる。これについては、例えば、1 984年発行の[カレント テラビューティック リサーチ」、第36巻、10 98−1105頁に記載されたベツディングトン、ジュニア氏姓による「ミノキ シジルを局所に用いて男性の局部禿げを治療する臨床および組織学的研究」を参 照することができる。
しかしながら、本発明は理論によって限定されるべきでないことは理解されるべ きである。
本発明の組成物の中にDMSOが存在すると組成物を適用した皮膚を過敏にする こともなく(患者中、約90%)、また不快な香りや味を味わうこともないのは 、従来のDMSO含有調合剤の場合と著しい対照をなすものであることは全く驚 くべきことである。
本発明の組成物を禿げた頭皮または髪の毛が薄くなった頭皮に適用すると、髪を 喪失してから5年よりも短い患者の約90%の者が、約3−6ケ月後に正常な髪 の成長を回復させるのに効果のあることが立証された。
治療において、組織器官に殆んど嘗効果がおこることもなく、髪の成長は組成物 の適用領域に限られていた。
患者の約1%の中に、局部的なアレルギー性の皮膚炎をおこした者がある。これ は、アルコールベースのビヒクルを局所に適用したとき、ミノキシジル自体に対 する局部的なアレルギー反応を発生率が約10%であるという報告に相当するも のである。これについては、例えば1983年発行の「デルマドロジカルアレル ギー」、第6巻第42頁のトカク、アール、ジュー1氏の「脱毛症に対するミノ キシジルの局所治療の副作用」を参照することが出来る。しかしながら、従来の 局所用ミノキシジル調合剤の適用の場合と異なり、本発明の組成物に対して局部 的にアレルギー反応をおこした患者は、先づ、望ましくは約2−3ケ月の期間ア ルコールベースのキャリヤの中に入れたミノキシジルを用いれば治療を行ない、 その後に本発明の組成物を用いてどんな皮膚炎もおこすことなく治療することが できることが判った。患者が本発明の組成物による治療で皮膚炎をおこすのはD MSO及び/又はキャリヤに対するアレルギー反応によるものであり、これはア ルコールベースのキャリヤの中のミノキシジルの成分調整を行なうことにより避 けることができるものと考えられる。その他の調合剤に含まれるミノキシジルに 対してアレルギー反応を示す患者でも、本発明の組成物を用いたときアレルギー 反応をおこさないと考えられる。
本発明のビヒクルは、水及び油の乳剤、ヒドロキシル基スカベンジャーを含み、 さらに抗アンドロゲンを選択的に含んでいる。
乳剤の中には髪の成長を刺激剤、ヒドロキシル基スカベンジャー、抗アンドロゲ ンが略均質に分散している。乳剤は遮断性または半透断性の調合剤であることが 望ましく、油中水彩乳剤でもよいが、水中油彩乳剤が最も望ましい、適当な油中 水彩乳剤として、アクアフォール、コールドクリーム、ニーセリン、含水ラノリ ン、ヒドロソルブ、ヒドロフィリックベトロラタム、ニベア、ボリソルブ、フォ ラタム、ベルバコール等の名称で市販されている。311当な水中油彩乳剤とし て、マントルクリーム、アルコールベ−ス、セタフイル、デルマベース、デルモ バン、ヒドロフィリックオイントメント、ケリクリーム、リューブリデルムクリ ーム、マルチベースクリーム、ネオベースクリーム、ユニベースクリーム、バニ ベースクリーム、ワイバイ等の名称で市販されている。乳剤はその他の緩和剤、 乳化剤、香料、着色剤、保存剤等を含めることもできる。望ましい実施例におけ る乳剤は、デルモバン乳剤、プロピレングリコールと水を含有している。
ビヒクルの第2の重要な成分はDMSOまたは相乗効果をもたらすだけの量を有 するDMSOと実質的に等しいヒドロキシル基スカベンジャーである。ヒドロキ シル基スカベンジャーは、例えば、スルホキシド、・プリン、ピリミジン、チオ ール、アルコール、ハロゲン化イオン、芳香族炭化水素等が例示される0本発明 のキャリヤの中に含めることのできる適当なヒドロキシル基スカベンジャーとし て、DMSOと実質的に等しいかまたはDMSOよりも優れたしドロキシル基ス カベンジャー効果を有する薬理学的に受け入れられるヒドロキシル基スカベンジ ャーが挙げられる。望ましいヒドロキシル基スカベンジャーとして、アルキル置 換基の炭素原子が1乃至約14の範囲内のアルキルメチルスルホキシドと、ヒド ロキシアルキル置換基の炭素原子が2乃至約14のβ−ヒドロキシアルキルメチ ルスルホキシドであって、ジメチルスルホキシドが特に望ましい、このスルホキ シドの代表的な実施例として、DMSOに加え、ヘキシルメチルスルホキシド、 デシルメチルスルホキシド、ドデシルメチルスルホキシド、テトラデシルメチル スルホキシド、β−ヒドロキシデシルメチルスルホキシド、β−ヒドロキシドデ シルメチルスルホキシド、β−ヒドロキシテトラデシルメチルスルホキシド等が 挙げられる0便宜上、ここではDMSOについて説明するが、DMSOの代わり に、その他適当なヒドロキシル基スカベンジャーを部分的にまたは全体的に存在 させてもよいことは理解されるべきである。
ビヒクルの中のヒドロキシル基スカベンジャーの割合は、ミノキシジルのような 髪成長刺激剤と相乗的に作用し髪の成長を刺激するのに効果的な凰とする。ヒド ロキシル基スカベンジャーの割合は、ミノキシジルがビヒクルの中に2重量%分 散したとき、相乗的に作用して髪の成長を刺激させることが望ましい、DMSO のようなスルホキシドの場合、相乗効果をもたらす量は一般的にビヒクルの約5 乃至約25重量%の範囲内であり、約15−20重量%が望ましい、乳剤の種類 によっては、層の分離を防ぐために、DMSOの量を調節することもできる。
本発明のビヒクルを用いることによって得られる髪の成長刺激効果は、ジしドロ テストステロンが毛のうの中の受容体と結合するのを妨げる抗アンドロゲンがビ ヒクルの中に存在すると一層高められることも見出だした。これら化合物の主た る機能は、テストステロンの減少を抑えるというよりはむしろジヒドロテストス テロンの受容体をブロックすることにある。これら抗アンドロゲンとして、スピ ロノラクトン、シブロチロン、シブロチロンアセテート等が例示される。
抗アンドロゲンの有効量は、一般的にはビヒクルの約0.01乃至約5重量%の 範囲内であるが、この量は抗アンドロゲンの種類に応じてさらに多くしたりまた は少なくしたりすることもできる。最適な量は、スピロノラクトンの場合ビヒク ルの約0.2重量%、シブロチロンの場合的0.1重量%、シブロテロンアセテ ートの場合的0.1重量%である。これらの最適量をこえると抗アンドロゲンの 効果は大きくならない。
また、理由は不明であるが、キャリヤの中に抗アンドロゲンが最適な量を超えて 含まれると、抗アンドロゲンを含まないビヒクルと比べて髪の成長を刺激する相 乗効果が減少することもあることが判った。これは全く驚くべきことである。
本発明のビヒクルは、ミノキシジルのような髪の成長刺激剤の局所的な適用にお いて相乗作用をもたらす。
一般的には、ミノキシジルまたはその他適当な髪の毛の成長刺激剤は、ビヒクル の中に有効量が略均質に分散される。
ミノキシジルは6−アミノ−1,2−ジしドロー1−ヒドロキシ−2−イミノ− 4−ピペリジノピリミジンであって、2.4−ジアミノ−6−ビベリジノピリミ ジン3−オキサイドのような互変異性体を含んでいる。ミノキシジルの適当な代 用剤として、上記した6−アミノ−4−(置換されたアミノ)−1,2−ジヒド ロ−1−ヒドロキシ−2−イミノピリミジンの別のフリーベースの形態及び酸添 加塩が挙げられる。
さらにまた、ミノキシジルの適当な代用剤として、米国特許第4184039号 と2986573号に記載された1 、2.4−ペンゾチアジアジーネ1.1− ジオキサイド(例えばジアゾキシド)、米国特許第2409754号に記載され た5、5−ジフェニル−2,4−イミダゾリジネジオーネ(ジフェニルヒダント イン)及びその関連化合物、およびポルフィリンが挙げられる。
その他薬理学的に受け入れられる物質の中で安定な遊離基(free radi cals)を形成することのできるものであれば、ミノキシジルに代わる髪の成 長刺激剤として用いることができると考えられる。遊離基は、一般的に寿命の短 い反応化学物で、少なくとも一つの電子のスピンが対となっていない種類のもの である。しかし、化学物の種類によっては、対となっていない電子を分子中の原 子空間配置によって保護したり、共鳴によって安定化することにより安定にラジ カルを形成することができる。
ミノキシジルまたはその適当な代用剤は、ビヒクルの約0.1乃至約20重量% の範囲内で存在することが望ましく、より望ましくは約0.5乃至約3重量%、 最も望ましくは約2重量%である0便宜上ミノキシジルに基づいて説明を行なう が、前述した適当な代用物をミノキシジルの一部または全部に代えて存在しても よいことは理解されるべきである。
本発明の改良された方法に基づき、髪成長刺激剤を分散させた本発明のビヒクル は治療すべき皮膚、例えば頭皮に局所的に適用される。適用は髪の成長刺激を所 望する領域に対して、十分な量の髪成長刺激剤を含有したビヒクルを1日1回行 なうことが望ましい、調合剤は皮膚を水で浸した後適用するとさらに優れた効果 が得られることが判った。したがって、本発明の望ましい方法によれば、1日1 回入浴後直ちに適用することができるという点において都合がよい。
禿げた頭皮部分または髪の毛の薄い頭皮部分の治療において、一般的に最もよい 結果が得られるのは、髪の毛を喪失したのが約3−5年をこえていない場合であ る。その効果はさらに、程度はより小さいものであるが、使用者の年令と反比例 する。
ミノキシジルを含有し局所に適用する本発明の医薬調合物の中にDMSOが存在 すると、従来のミノキシジルを含有し局所に適用する医薬調合物と比べ、禿げた 部分の治療効果が著しく高められることを見出だしたことは全く驚くべきことで ある0局所的に適用される襲来の調合剤の中に存在するDMSOは、ミノキシジ ル以外の医薬的に活性な物質の、経皮への浸透効果を高めるものであって、DM SOの水中の濃度は約50重量%以上にしないと、経皮への浸透効果はあられれ ない0本発明のミノキシジル含有調合剤の場合、DMSOは50重量%よりもは るかに少ない濃度でも発毛効果があるため、理由は完全に理解されているわけで はないが、その薬用効果は、皮膚に吸収されるミノキシジルの量が増えることに よるというよりはむしろ、DMSOの医薬効果、例えばヒドロキシル基のスカベ ンジャーとしての特性によるものであると考えられる。
これは、5重量%ミノキシジルを含有した従来の調合剤を局所的に適用すること により器官組織に副効果が生じ、ミノキシジル1重量%を含有する調合剤を局所 的に適用した場合と比べ、髪の成長の刺激効果はかろうじてすぐれている程度で あったという研究報告によっても裏付けらる。この報告は皮膚のミノキシジル吸 収量が適切であったことを示すものである。これについては、例えば1984年 発行の「カレント テラビューティック リサーチ」、第36巻1098−11 05頁、「ミノキシジルを局所に用いて男性の局部禿げを治療する臨床組織学的 研究」を参照することができる。しかしながら、本発明は理論によって限定する ことを企図するものではないことは理解されるべきである。
本発明のビヒクルの中にDMSOが存在すると、一般的には、ビヒクルを適用し た皮膚を過敏にすることもなく 「患者のうち約99%」、不快な香りや味覚を 経験することもなかった。これは従来のDMSO含有調合剤と比べて著しい対照 をなす。
ミノキシジルを分散させた本発明のビヒクルを禿げた頭皮または髪の毛の薄い頭 皮に適用したところ、髪の毛を喪失したのが5年よりも少ない患者の約90%は 約3−6ケ月後正常な髪の発育があり、効果のあることが観察された。この治療 において組織器官が影響を受けることも殆んどなく、髪の成長効果はビヒクル治 療患者の約1%の中に局所的なアレルギー皮膚炎をおこすことが認められたが、 これはアルコールベースのビヒクルを局所的に適用したときのミノキシジル自体 に対する局所的なアレルギー反応の発生が約1%であるという報告と一致する。
これについては、例えば、1983年発行の「ダマトロジカルアレルギー」、第 6巻、第42頁の中のトカク、アール、ジュー0氏による「ミノキシジルの局所 的適用による円形脱毛症の治療における副作用」を参照することができる。しか しながら、これまで知られている局所用ミノキシジル調合剤とは異なり、本発明 のミノキシジル含有調合剤に対して局所的なアレルギー反応を呈する患者を一定 期間望ましくは約2−3ケ月間、ミノキシジルを入れたアルコールベースのキャ リヤを用いて治療すると、その後ミノキシジルを入れた本発明のビヒクルを用い て治療することによりどんな皮膚炎もおこさなかった。
本発明のビヒクルを用いて治療した患者の皮膚炎は、DMSO及び/又は乳剤に 対するアレルギー反応によるものであり、これはアルコールベースのキャリヤの 中のミノキシジルの量を調整することによって避けることができるものと考えら れる。さらに、その他調合剤の中のミノキシジルに対してアレルギー反応をおこ す患者でも本発明のビヒクルを用いたときは斯る反応をおこさないものと考えら れる。
本発明の調合剤およびその使用方法は以下の実施例によって示される。
実施例IA:組成物の調合 本発明による組成物は第1A表に示す成分および割合によって調製した。
第1−A表 デルモバン乳剤■ 15ボンド(pounds)DMSo 3バインド(pin ts) 水 2バインド プロピレングリコール 2バインド ミノキシジル0 2重景% 備考 ■ オーエン研究所製:デルモバン乳剤は水、グリセロールステアリン酸塩、グ リセリン、ミネラルオイル、人口鯨蝋、セチルアコール、ブチルパラベン、プロ ピルパラベン及びメチルパラベンを含んでいる。
■ アップジョンカンパニー(Upjohn Company)製:商品名ロニ テン(Loniten) 水とプロピレングリコールを、適当な容器の中に入れられなドライミノキシジル に添加する0次にDMSOを添加し、その混合物を十分混合させて一昼夜放置す る0次にデルモバン乳剤を絶えず撹はんしながらゆっくりと加える。混合物はそ の後に少なくとも24時間以上放置し、時々撹はんを行なう。
実施例IB乃至】D 本発明によるその他組成物を第1B乃至第1Dに示す成分および含有員によって 調製し、夫々実施例IB乃至IDとして以下に示す0組成物は実施例のIAのも のと比べ、スピロノラクトンがミノキシジルに添加されている。
第1−B表 デルモバン乳剤■ 15ボンド DMS0 3バインド 水 2バインド プロピレングリコール 2バインド ミノキシジル0 2重量% スピロノラクトン 0.01重量% 備考 ■:第1−A表の備考■を参照 ■う第1−A表の備考■を参照 第1−C表 デルモバン乳剤■ 15ボンド DMS0 3バインド 水 2バインド プロピレングリコール 2バインド ミノキシジル■ 1重景% スピロノラクトン 0.01重量% 備考 ■:第1−A表の備考■を参照 ■:第1−A表の備考■を参照 第1−D表 デルモバン乳剤の 15ボンド DMS0 1バインド 水 2バインド プロピレングリコール 2バインド ミノキシジル0 2重量% スピロノラクトン 0.01重量% 備考 ■:第1−A表の備考■を参照 ■:第1−A表の備考■を参照 実施例2A:組成物の使用 実施例IAの処方に基づき調製した組成物を用いて患者の禿げた頭皮部分を治療 した。患者は髪の喪失が9年前に起こり、その大部分の喪失は治療前の4年間に 起こった27歳の男性である。患者は最近までアップジョンカンパニーによる正 式な臨床試験の下に治療されていた。そのときの局所ミノキシジルは水(70体 積%)、エタノール(15体積%)およびプロピレングリコール(15体積%) の溶液の中にミノキシジル2重量%を含んだものであって、頭皮に対して1日3 回1年間に亘って適用したが効果はなかった。実施例IAの組成物を1日1回水 分を吸収した頭皮、例えば入浴後直ちに1日当り約0.5dの割合で適用した。
治療後約2ケ月経過後、頭皮の禿げた部分に見た目にわかる程度の髪の成長が認 められた。約4−6ケ月の治療にて殆んど通常の髪の発育が観察された。
実施例2B 実施例IA、IBおよび1cの組成物を用いて3−4年前に髪を喪失した34歳 の男性の禿げた頭皮部分を治療した。患者は以前実施例2Aの中で記載した水/ エタノール/プロピレングリコール溶液の中にミノキシジルを含んだ局所用ミノ キシジルを用いて治療したことがあるが殆んど効果は認められなかった。実施例 IAの組成物は実施例2Aのときと同じように約3ケ月間頭皮に適用し、次に実 施例IBの組成物を約1ケ月間、その後実施例ICの組成物を適用した。患者は 治療後約2ケ月後に見た目でわかる程度の髪の毛の発育が認められ、成長は続い て6ケ月後にはさらに良くなった。
実施例2C 実施例IAの組成物を用いて約4年前に髪の毛を喪失した26歳の男性の禿げた 頭皮部分を治療した。患者は以前に、実施例2人の中に記載したように、水/エ タノール/プロピレングリコール溶液の中に含まれた局所用ミノキシジルを用い て治療したが殆んど効果はなかった。実施例IAの組成物を実施例2Aのときと 同じように頭皮に加えた。1ケ月経過するまでに患者のへヤーラインの後退はス トップし、髪の喪失も著しく低下した。約3ケ月経つと目でみてわかるほどの髪 の成長がヘヤーラインの前方に向けて進行していることが観察された。髪の成長 状態は引き続きよくなっていった。
実施例2D 実施例IAおよびIDの組成物を用いて髪の喪失後約12年の42歳の男性の禿 げた頭皮部分を治療した。
患者は以前に実施例2Aの中に記載した水/エタノール/プロピレングリコール の中に入れたミノキシジルを局部的に用いて治療していたが殆んど効果は得られ なかった。実施例IAの組成物を実施例2Aと同じように約4ケ月間頭皮に適用 し、その後実施例ICの組成物を適用した。患者は治療後2ケ月にて目で見てわ かる程の髪の成長が認められ、その成長状態は続いていった。
実施例2E 実施例ICの組成物を用いて髪の喪失が1年の26歳の男性の禿げた頭皮部分を 治療した。患者は以前に実施例2Aの中に記載した水/エタノール/プロピレン グリコール溶液の中に入れたミノキシジルを局所的に適用して治療したが殆んど 効果は得られなかった。
実施例ICの組成物を実施例2Aと同じように頭皮に適用した。患者は1ケ月後 に髪の喪失が減少し、徐々に生え代わり、4ケ月後にはへヤーラインは著しく前 方に移動し、この状態は持続された。
実施例2F 実施例IAの組成物を用いて髪の喪失が約5年の33歳の男性の禿げた頭皮部分 を治療した。患者は実施例2Aの中で記載したアップジョン臨床試験の局所ミノ キシジルを用いて治療したことがあるが殆んど効果はなかった。実施例IAの組 成物を実施例2Aと同じように頭皮に適用した。2ケ月後には見た目にわがる程 度の髪の成長が認められ、3ケ月後には著しい成長が認められた。髪の成長効果 は続いていった。
実施例2G 実施例IA、IB及びICの組成物を用いて、円形脱毛症による髪の喪失が約3 .5年の34歳の女性の禿げた頭皮部分を治療した。患者は以前にクロロジニト ロベンゼンの感作(sensitization)を利用して局所治療を受けた ことがあるが殆んど効果はなかった。実施例IAの組成物を実施例2Aと同じよ うに約4ケ月間頭皮に適用し、次に実施例IBを約1ケ月間そして実施例ICを その後適用した。2ケ月後には、患者の髪の喪失は著しく減少し、髪の成長が認 められた。白い髪の毛が濃くなって3ケ月頃には見た目にわかる程度まで黒くな った。この状態は進行していった。
実施例2H 髪の喪失が約5年の27歳の男性患者の場合、実施例2Aと同じように実施例I Aの組成物を頭皮に適用してから約3ケ月後局部的なアレルギー性の皮膚炎が発 生した。この組成物の適用はいったん中止し、2重量%のミノキシジルを中に含 んだアルコールベースのキャリヤ(70体積%水、15体積%エタノール、15 体積%プロピレングリコール)を局所的に適用し始めたところアレルギー反応は おこらなかった。約2ケ月後、ミノキシジルを入れたアルコールベースのキャリ ヤの適用を中止し実施例IAの組成物の適用を開始した。治療中、アルコールベ ースのキャリヤ内のミノキシジルに対しても、あるいはその後に適用した実施例 IAの組成物に対してもアレルギー反応はおこさなかった。ミノキシジルを最初 に適用してから約2ケ月後髪の成長状態に効果が認められ、その状態は持続した 。
このように本発明に基づいて治療した患者は、一般的には、実施例IBの組成物 を用いた場合、実施例ID、ICおよびIAの組成物を用いた場合よりも、髪の 成長速度が早く、関連する効果が減少するという点においてより優れていること が観察された。
以上本発明を説明したが、当該分野の専門家であれば調合剤の成分、割合および 処方において多くの変形をなすことはできるであろう、特許請求の範囲の記載お よび精神の中におけるすべてのこれら変形は特許請求の範囲に包含されるもので あることは理解されるべきである。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)髪の成長を刺激するために皮膚の局所に適用する組成物であって、該組成 物は、 (a)約0.1乃至約20重量%の1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシビリミジ ン化合物と、 (b)相乗効果をもたらす量の薬理学的に受け入れられるヒドロキシル基スカベ ンジャーと、(c)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシビリミジン化合物とヒド ロキシル基スカベンジャーが略均質に分散された医薬キャリヤ、 を含有しており、 前記(a)の1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシビリミジン化合物は次の化学式 の化合物からなるグループから選択される。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1は次の化学式の成分から構成されるグループから選択される成分で ある。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでR3とR4は、水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アラルキル及 び低級シクロアルキルからなるグループから選択されるか、又はアジリジニル、 アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジノ、ヘキサヒドロアゼビニル、ヘプタメ チレンイミノ、オクタメチレンイミノ、モルホリノ及び4−低級−アルキル−ピ ペラジニルからなるグループから選択された複素環式の成分の結合した形態であ って、該複素環式成分の各々はカーボン原子の置換基として0−3低級アルキル 群、ヒドロキシまたはアルコキシが結合している。R2は水素、低級アルキル、 低級アルケニル、低級アルコキシアルキル、低級シクロアルキル、低級アリル、 低級アラルキル、低級アルカリル、低級アルコキシアラルキル、低級ハロアラル キル、およびその互変異性体および薬理学的に受け入れられる酸添加塩からなる グループから選択される。 (2)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物はミノキシジルであ る請求の範囲第1項の組成物。 (3)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物は組成物の約0.5 乃至約3重量%の範囲内である請求の範囲第1項の組成物。 (4)ヒドロキシル基スカベンジャーは、アルキル置換基の炭素原子が1乃至約 14のアルキルメチルスルホキシドと、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子が 2乃至約14のβ−ヒドロキシアルキルメチルスルホキシドとその組み合わせか らなるグループから選択される請求の範囲第1項の組成物。 (5)ヒドロキシル基スカベンシャーは組成物の約5乃至約25重量%の範囲内 である請求の範囲第4項の組成物。 (6)ジヒドロテストステロンの受容体への結合を妨げる抗アンドロゲンをさら に含んでいる請求の範囲第1項の組成物。 (7)抗アンドロゲンはスピロノラクトン、シプロテロン、シプロテロンアセテ ート、及びその組み合わせからなるグループから選択される請求の範囲第6項の 組成物。 (8)抗アンドロゲンは組成物の約0.01乃至約5重量%の範囲内である請求 の範囲第6項の組成物。 (9)キャリヤは油中水形乳剤及び水中油形乳剤からなるグループから選択され る遮断性または半遮断性のキャリヤである請求の範囲第1項の組成物。 (10)髪の毛の成長を刺激するために皮膚の局所に適用する組成物であって、 該組成物は、次の成分を含んでいる。 (a)約0.5乃至約3重量%の1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン 化合物。該1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物は次の化学式の 化合物からなるグループから選択される。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1は次の化学式の成分から構成されるグループから選択される成分で ある。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでR3とR4は水素、低級アルキル、低アルケニル、低アラルキル及び低シ クロアルキルからなるグループから選択され、又は結合した形態ではアジリジニ ル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジノ、ヘキサヒドロアゼビニル、ヘプ タメチレンイミノ、オクタメチレンイミノ、モルホリノ及び4−低級−アルキル ーピペラジニルからなるグループから選択された複素環式の成分であって、該複 素環式成分の各々はカーボン原子の上に置換基として0−3低級アルキル群、ヒ ドロキシまたはアルコキシが結合している。R2は水素、低級アルキル、低級ア ルケニル、低級アルコキシアルキル、低級シクロアルキル、低級アリル、低級ア ラルキル、低級アルカリル、低級アルコキシアラルキル、低級ハロアラルキル、 およびその互変異性体および薬理学的に受け入れられる酸添加塩からなるグルー プから選択される。 (b)約5乃至約15重量%のヒドロキシル基スカベンジャー。該ヒドロキシル 基スカベンシャーは、アルキル置換基の炭素原子が1乃至約14のアルキルメチ ルスルホキシドと、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子が2乃至約14のβ− ヒドロキシアルキルメチルスルホキシドと、その組合せからなるグループから選 択される。 (c)遮断性又は半遮断性の医薬キャリヤ。該キャリヤの中には、1,2−ジヒ ドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物と、ヒドロキシル基スカベンシャーが略 均質に分散され、キャリヤは油中水形乳剤と水中油形乳剤とからなるグループか ら選択される。 (11)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物はミノキシジルで ある請求の範囲第10項の組成物。 (12)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物は組成物の約2重 量%である請求の範囲第10項の組成物。 (13)ヒドロキシル基スカベンシャーは組成物の約15乃至約20重量%の範 囲内である請求の範囲第10項の組成物。 (14)ヒドロキシル基スカベンシャーはジメチルスルホキシドである請求の範 囲第10項の組成物。 (15)約0.01乃至約5重量%の抗アンドロゲンがさらに含まれ、抗アンド ロゲンはスピロノラクトン、シプロテロン及びシプロテロンアセテートからなる グループから選択される請求の範囲第10項の組成物。 (16)抗アンドロゲンはスピロノラクトンである請求の範囲第15項の組成物 。 (17)スピロノラクトンは約0.01重量%である請求の範囲第16項の組成 物。 (18)抗アンドロゲンはシプロテロンである請求の範囲第15項の組成物。 (19)シプロテロンは約0.1重量%である請求の範囲第18項の組成物。 (20)抗アンドロゲンはシプロテロンアセテートである請求の範囲第15項の 組成物。 (20)シプロテロンアセテートは約0.1重量%である請求の範囲第20項の 組成物。 (20)髪の成長を刺激するために皮膚の局所に適用するための組成物であって 、該組成物は、 (a)約2重量%のミノキシジルと、 (b)約15乃至約20重量%のジメチルスルホキシドと、 (c)ミノキシジルとメチルスルホキシドが略均質に分散された水中油形乳剤で ある、遮断性又は半遮断性の医薬キャリヤとを含有している。 (23)キャリヤの中には更に約0.01重量%のスピロノラクトンが略均質に 分散される請求の範囲第21項の組成物。 (20)皮膚の局所に組成物を適用することにより髪の成長を刺激する方法であ って、該組成物は次の成分を含んでいる。 (a)約0.1乃至約20重量%の1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジ ン化合物。該1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物は次の化学式 の化合物からなるグループから選択される。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1は次の化学式の成分から構成されるグループから選択される成分で ある。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでR3とR4は水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アラルキル及び 低級シクロアルキルからなるグループから選択され、又は結合した形態ではR3 とR4はアジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジノ、ヘキサヒド ロアゼビニル、ヘプタメチレンイミノ、オクタメチレンイミノ、モルホリノ及び 4−低級−アルキル−ピペラジニルからなるグループから選択された複素環式の 成分であって、該複素環式成分の各々はカーボン原子の上に置換基として0−3 低級アルキル群、ヒドロキシまたはアルコキシが結合している。R2は水素、低 級アルキル、低級アルケニル、低級アルコキシアルキル、低級シクロアルキル、 低級アリル、低級アラルキル、低級アルカリル、低級アルコキシアラルキル、低 級ハロアラルキル、およびその互変異性体および薬理学的に受け入れられる酸添 加塩からなるグループから選択される。 (b)薬理学的に受け入れられ相乗効果をもたらす量のヒドロキシル基スカベン シャー。 (c)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物とヒドロキシル基ス カベンシャーが略均質に分散された医薬キャリヤ。 (25)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物はミノキシジルで ある請求の範囲第24項の方法。 (26)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物は組成物の約0. 5乃至約3重量%の範囲内である請求の範囲第24項の方法。 (27)ヒドロキシル基スカベンシャーは、アルキル置換基の炭素原子が1乃至 約14のアルキルメチルスルホキシドと、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子 が2乃至約14のβ−ヒドロキシアルキルメチルスルホキシドと、その組合せか らなるグループから選択される。 (28)ヒドロキシル差スカベンシャーは組成物の約5乃至約25重量%である 請求の範囲第27項の方法。 (29)組成物はジヒドロテストステロンの受容体への結合を妨げる抗アンドロ ゲンをさらに含んでいる請求の範囲第24項の方法。 (30)抗アンドロゲンはスピロノラクトン、シプロテロン及びシプロテロンア セテートかちなるグループから選択される請求の範囲第29項の方法。 (30)抗アンドロゲンは組成物の約0.01乃至約5重量%である請求の範囲 第29項の方法。 (32)キャリヤは油中水形乳剤及び水中油形乳剤からなるグループから選択さ れる遮断性又は半遮断性のキャリヤである請求の範囲第24項の方法。 (33)組成物を皮膚に適用して髪の毛の成長を刺激する方法であって、該組成 物は次の成分を含んでいる。 (a)約0.5乃至約3重量%の1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン 化合物。該化合物は次の化学式の化合物からなるグループから選択される。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここで、R1は次の化学式の成分から構成されるグループから選択される成分で ある。 ▲数式、化学式、表等があります▼ ここでR3とR4は水素、低級アルキル、低級アルケニル、低級アラルキル及び 低級シクロアルキルからなるグループから選択され、又結合した形態ではR3と R4はアジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジノ、ヘキサヒドロ アゼビニル、ヘプタメチレンイミノ、オクタメチレンイミノ、モルホリノ及び4 −低級−アルキル−ピペラジニルからなるグループから選択された複素環式の成 分であって、該複素環式成分の各々はカーボン原子の上に置換基として0−3低 級アルキル群、ヒドロキシまたはアルコキシが結合している。R2は水素、低級 アルキル、低級アルケニル、低級アルコキシアルキル、低級シクロアルキル、低 級アリル、低級アラルキル、低級アルカリル、低級アルコキシアラルキル、低級 ハロアラルキル、およびその互変異性体および薬理学的に受け入れられる酸添加 塩からなるグループから選択される。 (b)約5乃至約25重量%のヒドロキシル基スカベンシャー。該スカベンシャ ーは、アルキル置換基の炭素原子が1乃至約14のアルキルメチルスルホキシド と、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子が2乃至約14のβ−ヒドロキシアル キルメチルスルホキシドと、その組合せからなるグループから選択される。 (c)遮断性又は半遮断性の医薬キャリヤ。該キャリヤの中には、1,2−ジヒ ドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物と、ヒドロキシル基スカベンシャーが略 均質に分散され、キャリヤは油中水形乳剤と水中油形乳剤とからなるグループか ら選択される。 (34)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物はミノキシジルで ある請求の範囲第33項の方法。 (36)1,2−ジヒドロ−1−ヒドロキシピリミジン化合物は組成物の約2重 量%である請求の範囲第33項の方法。 (36)ヒドロキシル基スカベンシャーは組成物の約15乃至約20重量%の範 囲内である請求の範囲第33項の方法。 (37)ヒドロキシル基スカベンシャーはジメチルスルホキシドである請求の範 囲第33項の方法。 (38)組成物は、スピロノラクトン、シプロテロン及びシプロテロンアセテー トからなるグループから選択された抗アンドロゲンを約0.01乃至約5重量% 含んでいる請求の範囲第33項の方法。 (39)抗アンドロゲンはスピロノラクトンである請求の範囲第38項の方法。 (40)スピロノラクトンは約0.01重量%である請求の範囲第39項の方法 。 (40)抗アンドロゲンはシプロテロンである請求の範囲第38項の方法。 (42)シプロテロンは約0.1重量%である請求の範囲第41項の方法。 (43)抗アンドロゲンはシプロテロンアセテートである請求の範囲第38項の 方法。 (44)シプロテロンアセテートは約0.1重量%である請求の範囲第43項の 方法。 (45)組成物を適用する直前に水を皮膚に浸す工程をさらに含んでいる請求の 範囲第33項の方法。 (46)約0.5mlの組成物が1日1回皮膚に適用される請求の範囲第46項 の方法。 (47)組成物は頭皮に適用される請求の範囲第33項の方法。 (48)髪の毛の成長を刺激する方法であって、該方法は頭皮を水に浸し、前記 水に浸した頭皮に約0.5mlの組成物を1日1回適用するものであって、該組 成物は、(a)約2重量%のミノキシジルと、 (b)約15乃至約20重量%のジメチルスルホキシドと、 (c)前記ミノキシジルと前記ジメチルスルホキシドが略均質に分散された遮断 性又は半遮断性の水中油形乳剤である医薬キャリヤを含んでいる、ことを特徴と する髪の毛を刺激する方法。 (49)組成物は約0.01重量%のスピロノラクトンがキャリヤの中に略均質 に分散されている請求の範囲第48項の方法。 (50)髪の毛の成長を刺激するためにミノキシジルを局所に適用するためのビ ヒクルであって、該ビヒクルは、(a)油と水の乳剤と、 (b)該乳剤の中に略均質に分散され、ビヒクルの中に約2重量%のミノキシジ ルが分散しているとき、髪の毛の成長を刺激するのに相乗作用をもたらす量の薬 理学的に受け入れられるヒドロキシル基スカベンシャーと、 を含有している。 (50)乳剤は水中油形乳剤である請求の範囲第50項のビヒクル。 (52)乳剤は油中水形乳剤である請求の範囲第50項のビヒクル。 (53)ヒドロキシル基スカベンシャーは、アルキル置換基の炭素原子が1乃至 約14のアルキルメチルスルホキシドと、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子 が2乃至約14のβ−ヒドロキシアルキルメチルスルホキシドと、その組合せか らなるグループから選択される請求の範囲第50項のビヒクル。 (54)ヒドロキシル基スカベンシャーはビヒクルの約5乃至25重量%である 請求の範囲第50項のビヒクル。 (55)ジヒドロテストステロンの受容体への結合を妨げる抗アンドロゲンを更 に含んでいる請求の範囲第50項のビヒクル。 (56)抗アンドロゲンはビヒクルの約0.01乃至約5重量%である請求の範 囲第55項のビヒクル。 (57)抗アンドロゲンはスピロノラクトン、シプロテロン、シプロテロンアセ テート及びその組合せからなるグループから選択される請求の範囲第56項のビ ヒクル。 (58)髪の毛の成長刺激剤局所に適用するためのビヒクルであって、該ビヒク ルは、 (a)油中水形乳剤と水中水形乳剤からなるグループから選択された乳剤と、 (b)該乳剤の中に略均質に分散され、アルキル置換基の炭素原子が1乃至約1 4のアルキルメチルスルホキシド、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子が2乃 至14のβ−ヒドロキシアルキルメチルスルホキシド、及びその組合せから構成 されるグループから選択された、約5乃至約25重量%のスルホキシドと、 を含んでいる。 (59)スルホキシドはビヒクルの約15乃至約20重量%である請求の範囲第 58項のビヒクル。 (60)スルホキシドはジメチルスルホキシドである請求の範囲第58項のビヒ クル。 (60)乳剤は水中油形乳剤である請求の範囲第58項のビヒクル。 (62)プロピレングリコールをさらに含んでいる請求の範囲第58項のビヒク ル。 (63)スピロノラクトン、シプロテロン、シプロテロンアセテート及びその組 合せから構成されるグループから選択される抗アンドロゲンを約0.01乃至約 5重量%含んでいる請求の範囲第58項のビヒクル。 (64)抗アンドロゲンは約0.2重量%のスピロノラクトンである請求の範囲 第63項のビヒクル。 (65)抗アンドロゲンは約0.1重量%のシプロテロンである請求の範囲第6 3項のビヒクル。 (66)抗アンドロゲンは約0.1重量%のシプロテロンアセテートである請求 の範囲第63項のビヒクル。 (67)水中油形乳剤と、該乳剤に略均質に分散された約15乃至約20重量% のジメチルスルホキシドを含んでいる、髪の毛の成長刺激剤の局所的適用に使用 されるビヒクル。 (68)医薬キャリヤと共に髪の毛の成長刺激剤を皮膚の局所に適用することに よって髪の毛の成長を刺激する方法において、その改良とするところは、医薬キ ャリヤは、次の組織からなるビヒクルである。 (a)油と水の乳剤。 (b)前記乳剤に略均質に分散され、薬理学的に受け入れられるヒドロキシル基 スカベンジャー。その含有量は、髪の成長刺激剤がビヒクルの中に分散されてい るとき、髪の毛の成長を刺激するのに有効な量である。 から構成されるビヒクルである。 (69)乳剤は水中油形乳剤である請求の範囲第68項の方法。 (70)乳剤は油中水形乳剤である請求の範囲第68項の方法。 (71)ヒドロキシル基スカベンジャーは、アルキル置換基の炭素原子が1乃至 約14のアルキルメチルスルホキシドと、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子 が2乃至約14のβ−ヒドロキシアルキルメチルスルホキシドと、その組合せか らなるグループから選択される請求の範囲第68項の方法。 (72)ヒドロキシル基スカベンジャーはビヒクルの約5乃至約25重量%であ る請求の範囲第68項の方法。 (73)ヒドロキシル基スカベンジャーの割合は、髪の毛の成長刺激剤としてビ ヒクルの約2重量%のミノキシジルが含まれるときに相乗作用をもたらす量であ る請求の範囲第68項の方法。 (74)ビヒクルは、ジヒドロテストステロンの受容体への結合を妨げる抗アン ドロゲンをさらに含んでいる請求の範囲第68項の方法。 (75)抗アンドロゲンはビヒクルの約0.01乃至約5重量%である請求の範 囲第74項の方法。 (76)抗アンドロゲンは、スピロノラクトン、シプロテロン、シプロテロンア セテート及びその組合せからなるグループから選択される請求の範囲第74項の 方法。 (77)医薬キャリヤと共に髪の毛の成長刺激剤を皮膚の局所に適用することに より髪の毛の成長を刺激する方法において、その改良とするところは、キャリヤ は、次の組成からなるビヒクルである。 (a)油中水形乳剤と水中油形乳剤とから構成されるグループから選択される乳 剤。 (b)該乳剤に略均質に分散され、アルキル置換基の炭素原子が1乃至約14の アルキルメチルスルホキシドと、ヒドロキシアルキル置換基の炭素原子が2乃至 約14のβ−ヒドロキシアルキルメチルスルホキシドと、その組合せからなるグ ループから選択され、ビヒクルの約5乃至約25重量%のスルホキシド。 (78)スルホキシドはビヒクルの約15乃至約20重量%である請求の範囲第 77項の方法。 (79)スルホキシドはジメチルスルホキシドである請求の範囲第77項の方法 。 (80)乳剤は水中油形乳剤である請求の範囲第77項の方法。 (81)ビヒクルはさらにプロピレングリコールを含んでいる請求の範囲第77 項の方法。 (82)ビヒクルは、スピロノラクトン、シプロテロン、シプロテロンアセテー ト、及びその組合せからなるグループから選択される抗アンドロゲンを約0.0 1乃至約5重量%さらに含んでいる請求の範囲第77項の方法。 (83)抗アンドロゲンは約0.2重量%である請求の範囲第82項の方法。 (84)抗アンドロゲンは約0.1重量%のシプロテロンである請求の範囲第8 2項の方法。 (85)抗アンドロゲンは約0.1重量%のシプロテロンアセテートである請求 の範囲第82項の方法。 (86)医薬キャリヤと共にミノキシジルを皮膚に局所的に適用する髪の毛の成 長を刺激する方法において、その改良とするところは、キャリヤは、次の組成か らなるビヒクルである。 (a)水中油形乳剤。 (b)該乳剤の中に略均質に分散された約15乃至約20重量%のジメチルスル ホキシド。
JP50371786A 1985-07-18 1986-07-03 髪の毛の成長を刺激する局所組成物及び方法 Pending JPS63500865A (ja)

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WO2017061610A1 (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 国立研究開発法人理化学研究所 発毛組成物

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WO2017061610A1 (ja) * 2015-10-07 2017-04-13 国立研究開発法人理化学研究所 発毛組成物
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