JPS63500700A - 改良された変調方法および静止形電力周波数変換装置用の装置 - Google Patents

改良された変調方法および静止形電力周波数変換装置用の装置

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JPS63500700A
JPS63500700A JP61504655A JP50465586A JPS63500700A JP S63500700 A JPS63500700 A JP S63500700A JP 61504655 A JP61504655 A JP 61504655A JP 50465586 A JP50465586 A JP 50465586A JP S63500700 A JPS63500700 A JP S63500700A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 改良された変調方法および静止形 電力周波数変換装置用の装置 本発明は主としてサイクロコンバータに関するが、その他の静止形電力周波数変 換装置にも関し、特に、交流電源からの1つ又は2つ以上の入力位相の入力波形 をスイッチングして希望する出力波形に近似したものを得る特定の方法及び装置 に関する。
記j駆口(肌 f、入力周波数。
f0出力周波数。
tl トリガ期間の開始時点。
tz )リガ期間の終了時点。
t0時点1.の前にVtの特定の位相の最後に発生した時点。
11 )リガ期間においてサイリスクがトリガされた時点。
te )リガ周期中に電流がゼロに降下(これが発生する場合)する時点。
V0サイクロコンバータの1つの位相における出力電圧。
■、、1つの位相における出力基準電圧。
vb IZ電圧降下を克服するために印加される、1つの位相のブースト電圧。
Vt)リガ期間においてトリガされるべきサイリスクに接続される入力電圧。
V、)リガ期間の開始時点においてオン状態にある、サイリスクに接続される入 力電圧。
甲 誘導電動機の1つの相における磁束鎖交量の基準値。
K 安定性を決定する定数。
L+−相あたり固定子漏れインダクタンス。
L2−相あたり固定子関連の回転子漏れインダクタンス。
従」LJL止 静止形周波数変換装置は、本質的には、1つ又は複数の入力波形の一部分を装置 の出力端子に連続的にスイッチングすることにより所望の出力波形に近似する波 形を合成する装置である。使用される入力波形は入力相電圧波形又はその反転形 、もしくはその両方である。使用される入力波形の数は周波数変換装置のパルス 数と呼ばれるが、このように呼ばれるのは、これが通常は(必ずではないが)1 つの入力サイクルにわたって出力ヘスイソチされる入力波形部分の平均の数であ る61らである。希望される出力波形は、代表的には、何れか1つの入力波形の 周波数の2分の1より小なる周波数を有する。入力波形のスイッチングは、代表 的には、入力波形の周波数において実行される。
自然的に整流されるサイリスクを使用する静止形周波数変換装置としてサイクロ コンバータを定義することができる。
サイクロコンバータは循環電流形、非循環電流形のいずれであっても良い。その 他の全ての種類の静止形周波数変換装置は、現在、ターンオフする能力を自ら有 するか、又は強制整流によってオフされるサイリスクを使用するスイッチを使用 している。
公知の入力波形切換え方式は「余弦交差制御(コサインクロッシングコントロル )」及び「積分制御」を含む。
余弦交差制御は、移相される入力波形(通常は90°)の選択された複数の部分 と所望の出力基準波形との交差に基づくスイッチング基準を使用する。積分制御 は、出力電圧波形と所望の基準電圧波形との差の積分値(リアルタイムで決定さ れる)がゼロに等しいときに決定される入力波形トリガ時点の選択に基づ(。こ れら2つの方法をサイクロコンバータに適用した場合の限界はGyugyi、  Rosa、及びPe1.Iyの米国特許第3585485号に述べられている。
この米国特許第3585485号には、非直流出力波形を近似するために積分方 法を適用する場合に固有の問題に関する特定の解決方法が開示される。
解決方法は次の積分値計算にオフセット成分を導入することを含み、そのオフセ ント成分は積分方法の計算されるリプル積分値の直流成分に比例する。米国特許 第3585485号は循環電流形サイクロコンバータへの積分方法の適用に関す る。米国特許第3585486号は、非循環電流サイクロコンバータに積分方法 を適用することに関する同じ発明者による同時的特許である。
”力幻゛められるユ 占及μmHL引虹桝■別A本発明の方法は非循環電流サイ クロコンバータに特に適用可能であるが、それのみに限定されるのではない。
非循環電流サイクロコンバータはその他の形態の交流変速駆動装置と比べて数多 くの利点を有する:その最大出力は実質的に無限大であり:その電力回路は位相 制御サイリスクと、それらに関連するスナツパのみから構成され、非常に簡単で あり;且つ自ら再生する。しかしながら、本変調方法を使用する場合(フィード バックを伴なうか、または伴なわない、余弦交差制御/積分制御)、幾つかの重 大な欠点がある。非循環電流サイクロコンバータは、出力端子に現われるサブハ ーモニック(低調波)のために、低い最大出力周波数(6バルスシステムで約2 5t(z)を有する。電流交差点があいまいであることと、従来の変調方法がサ イリスクの不連続電流を補償する能力をもたないことによって電圧ひずみ及び関 連するトルク脈動を生じる。また、特に出力電圧が低いときに入力力率が低い。
サイクロコンバータ及びその変調器の周囲に別の電流フィードバックループを付 加することにより、性能を改善することができる(たとえば、HAkagi他の rApplicatjon ofmicro−computer to cur rent controlled cycloconvertersystem s : Electrical Engineering in Japan− Vol、 100+ Nch4.1980年、86〜94ページに掲載を参照) 。この方法を使用すると、改善は安定性の問題により制限され、そこで、サイク ロコンバータはより理想的な電圧制御装置ではなく、むしろ、電流制御装置にな る。電流制御は複数電動機式の駆動装置において特に問題である。
ここで、性能の問題を、現在の方法を電流フィードバックによって線形化しよう とするのではなく、基本変調方法を改善することにより解決することが仮定され 、これは有利であると考えられる。
提案される本発明の変調方法は基本変調方法を改良しようとする試みである。提 案される改良された方法においては、サブハーモニックは完全ではなくとも、は ぼ除去され;不連続電流の発生は実際に出力電圧ひずみを大きくするのではなく 、それを減少させ;且つサイリスクバンク間の交差は常に最適の時点で起こる。
新しい方法を使用した最大出力周波数は3パルスサイクロコンバータで少なくと も25Hzであり(セクション3.4を参照)、6バルスサイクロコンバータで は501(zになると予想される。
提案される改良された変調方法はここでは総じて二重積分制御と呼ばれる。
二重積分制御は、誘導電動機駆動装置の3パルスサイクロコンバータと共に使用 されたときに特に有用である。電力回路はわずか18個のサイリスクから構成さ れ(第2図を参照)、直流電動機駆動装置の同等の変換器と同じ効率及び大きさ を有する。好ましい実施例の例1においては、性能は同等の12サイリスク、4 力ドランド直流電動機駆動装置と少なくとも同程度に良く、より頑丈な誘導電動 機を使用するという利点がある。
改良された変調方法の性能向上の代価は、制御回路がさらに複雑になることであ る。二重積分制御方法は、余弦波交差制御に基づく現在の方法よりかなり複雑で ある。マイクロプロセッサ又は同等の専用機器が不可欠であると考えられる。
ここに開示される好ましい実施例の例1は、Texas Instrument の超高速(200nsの指令時間)16ビソトTMS32010マイクロプロセ ッサを使用する。より低速のマイクロプロセッサを使用することは可能であろう が、応答時間(現在のところ3パルスシステムについて? ms)は犠牲になり 且つ電流リプルは増加する。
現在、完全再生形交流駆動装置は入力端子に完全制御4カドランドブリツジを有 するP、W、M、インバータ又はより簡単ではあるが、性能の低い電流源インバ ータを使用している。効率が高く、電力回路は簡単で且つ高い性能を有するサイ クロコンバータは、適切に駆動されるならば、この応用及びたいていの4象限直 流駆動装置への応用において第1に選ばれる装置となるべき潜在能力を備えてい る。ここでは、サイクロコンバータ、特に(必ずしも限定されないが)18ザイ リス〉、3パルス非循環電流サイクロコンバータに関する現在の問題点を克服し 、この潜在能力を発揮させることができる方法及び装置が開示される。しかしな がら、本発明はそのような応用にのみ限定されると解釈されてはならない。その 方法は、電流波形の改善につながる電圧波形の改善が負荷の性質により通常指示 される所望のものであれば、必ずその他の形態の静止形電力周波数変換装置に関 して有用である。
力j又パ髪血 改良された変調方法は入力力率を改善するのではな(、ここでは、本発明の変調 方法と共に適正に作用する入力力率を改善する方法が説明される。しかしながら 、入力力率改善方法は、特に3パルスサイクロコンバータの場合に入力電流の低 調波成分を出現させるものであっても良い。本明細書に開示される力率改善方法 は任意の変調方式において利用されることができる。
7”u積勿六9−制御 前述の2つの方法(余弦交差及び積分)の問題点を克服しようとする別のスイッ チング基準はここでは「プレ積分(Pre−4ntegration) J制御 と呼ばれる。プレ積分制御は、所望の出力波形と実際の出力波形との間に包囲さ れる計算上の面積が等しいことに基づくスイッチング時点の選択を含む。プレ積 分制御は、スイッチング時点の決定に必要とされる面積の一部がスイッチング時 点に先立っているためにリアルタイムでは得られず、出力波形特性の推定に基づ いて事前に計算されなければならないという点で積分制御とは異なる。プレ計算 の使用により、この変調方法に固有の安定性が導入される。
プレ積分制御方法は従来の技術に比べて利点を有する。その性能特性は次のもの を含む: 1、積分制御方法と比較して(プレ計算のために)安定している: 2、余弦制御方法に対して: a)プレ積分制御は不連続電流を補償する、b)出力電圧の低調波成分を完全に ではなくとも、はぼ除去する(低調波成分が所望の出力周波数より低い周波数成 分として定義される場合)、 C)余弦交差方法により制御された場合、不連続電流は補償されないので、誘導 電動機は不安定になることがある。
3、 バンククロスオーバ方式に関して、プレ積分方法はバンク間のクロスオー バの間に最小の電圧ひずみを確保する。
4、 フィードバックを伴なう余弦交差制御方法は低調波の低減にごく部分的に 有効であるにすぎない。この点に関してはプレ積分制御方法よりはるかに有効で ない。さらに、フィードバックを伴なう余弦交差制御の場合、高周波数では、方 法が高周波数で固有の低調波の問題を伴なう通常の余弦交差制御に有効に戻るよ うに、フィードバンクを減少させなければならない。
7’L/ ハエ゛″ 法における一Li第7(a)図は、基準波形v、、からプ レ積分制御を使用して得られると考えられる出力波形V0を示す。簡略にするた めに、出力電流は出力電圧と同相であり且つ不連続にならないものと仮定する。
第7 (b)図はV7の積分及び■。の積分を示す。プレ積分制御方法では出力 波形の積分の平均が不適正にひずむことがわかる。誘導電動機において、これは 磁束波形に電動機の性能を劣化させる対応するひずみを発生させると考えられる 。
二W訓姓匪 本発明の二重積分変調方法はプレ積分制御の利点、すなわち低調波の除去及び不 連続電流の補償をそのまま維持する。
バンクスイッチング 自然的な整流が行われるサイクロコンバータの場合、申し分のない出力を得るた めに、バンク間のスイッチングの方法も同様に重要である。
本発明の改良された変調方法を補足するために、ここでは最適バンククロスオー バ時間を決定する改良された方法が開示される。
従来の方法は、これまで、バンククロスオーバ時間の不適切を選択によって望ま しくない出力波形の電圧ひずみを発生していた。
最も一般的に適用された従来技術の方法は、出力電流がバンク動作中に最初にゼ ロに向かう瞬時におけるクロスオーバに基づくバンククロスオーバ選択基準を採 用する。
主所Ω皿爪友星述 本発明の二重積分方法の基礎は、静止形電力周波数変換の変調に適用される式: から取出される。
1つの広い意味の形態では、1つ又は複数の出力端子に1つ又は複数の入力位相 を接続する静止形電力周波数変換装置であって、 該変換装置は、複数の電子的スイッチから構成される1つ又は複数の電子的スイ ッチング手段と、該電子的スイッチング手段の個々のスイッチを順次動作させる 変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を1つ の出力端子に接続し、従って、該出力端子の出力電圧波形は該1つ又は複数の入 力位相の入力電圧波形の各部分から構成されるような静止形電力周波数変換装置 において; それぞれの該出力端子に関して、該出力端子に接続されるべき入力波形のスイッ チングの時点を選択する方法であって:それぞれの出力端子に関して、該スイッ チングの時点は、所定の時間間隔の中で、所望の出力電圧の連続積分と実際の出 力電圧の連続積分の推定値との差の平均が最小になるように選択され、 該所定の時間間隔は別の入力波形への該スイッチングの時点を含む、 方法が提供される。
別の広い意味の形態においては、自然的に整流が行われ、正バンクと負バンクと に分割される複数のサイリスクを具備するサイクロコンバータにおけるバンクス イッチング方法であって; ある1つの時点で一方のバンクのみが動作し;且つ該サイリスクのスイッチング の時間を選択する方法は、不連続電流を考慮に入れるために該サイリスクのスイ ッチングの時間を調整する方法を含む; 方法において、該バンクスイッチング方法は:該スイッチングの時間が波形交差 時間に対し遅延されたとき、すなわち、波形交差時間を通過したときに別のバン クへ変更することを含み; 波形交差時間は、該スイッチングの時点で出力端子に切換えられるべき入力波形 と所望の出力波形との交差の時間として定義される; バンクスイッチング方法が提供される。
さらに別の広い意味の形態においては、自ら整流を行い、正電流スイッチングバ ンクと負電流スイッチングバンクに分割される複数のサイリスクを具備し、ある 1つの時点で一方のバンクのみが動作しているサイクロコンバータにおけるバン クスイッチング方法において、該方法は、該正バンクから該負バンクへのクロス オーバの時点を、出力電流がゼロであると同時に出力電圧と基準電圧との差の積 分が正となる最初の時点で起こるように選択することを含み、該方法は、該負バ ンクから該正バンクへのスイッチングの時点を、出力電流がゼロであると同時に 出力電圧と基準電圧との差の積分が負となる最初の時点として選択することをさ 凹皿■皿単広起巡 次に、図面を参照して本発明の詳細な説明するが、図面中: 第1図は、本発明の好ましい実施例により駆動されるのに適するトライアックを 使用する1人力位相、2パルス、2出力位相サイクロコンバータの電力回路の略 図(回路は2相、分割巻線誘導電動機に接続されている)、第2図は、本発明の 好ましい実施例により駆動されるのに適する3人力位相、3パルス、3出力位相 サイクロコンバータの電力回路の略図、 第3図は、本発明の好ましい実施例により駆動されるのに通ずる3人力位相、6 バルス、3出力位相サイクロコンバータの電力回路の略図、 第4図は、プレ積分制御を使用するサイクロコンバータの出力の1トリガ周期を グラフにより示し、第5図は、プレ積分制御を実行する実際の方法をグラフによ り示し、 第6図は、プレ積分制御を使用するサイクロコンバータの出力に対する不連続電 流の影響をグラフにより示し、第7A図及び第7B図は、プレ積分制御に伴なう 典型的な波形をグラフにより示す(出力電波は正弦形であり且つ出力電圧と同相 であると仮定する)。第7A図は、入力電圧と共に出力電圧及び基準電圧(それ ぞれVoとV、)を示す。第7B図は、プレ積分制御に伴なって発生されるひず みを示す第7A図からのVo及びvrの積分を示す。
第8A図及び第8B図は、安定化されない二重積分制御から起こる不安定性をグ ラフにより表わしたものである。第8A図は、入力波形と共に出力波形及び基準 波形、それぞれ■。と■、を示す。第8B図は、(V、の積分がOに等しい場合 について)■。及びV、、の積分を示す。
第9A図は、リプル電流決定のための簡単な位相ごとの等価回路を示す。
第9B図は、■。と■、との差の積分に関する典型的な波形を示す。(これはり プル電流波形に対応する。)第10図は、最適バンククロスオーバ時点をグラフ により示し、 第11図は、モータ負荷を伴なう基本的な3パルスサイクロコンバータの電子回 路の略図、 第12A図及び第12B図は、中性点電圧基準の調整による新たな出力電圧波形 の取出しをグラフにより示す。
第12A図は、出力中性点を基準とする出力電圧波形及び中性点電圧波形V7を 示す。■、は1/2V、となるように設定される。
第1.2B図は、■7を加えた出力電圧波形を示す。
第13図は、入力基準(例1で使用される)を発生するのに適する電力回路を示 し、 第14A図及び第14B図は、選択可能な2つの入力基準に関して最大正電圧レ ベルにおける典型的な出力電圧リプル波形を示す(2つの図は同じスケールであ る)。第14A図は、中性点基準を使用するりプル波形を示す。第14B図は、 第13図の基準を使用するりプル波形を示す。
第15図は、本発明の方法の好ましい実施例を利用する3人力位相、3パルス、 3出力位相サイクロコンバータの1例(例1)のブロック線図、 第16図は、安定性に関連する計算のために使用される近似波形をグラフにより 示す。
第17A図及び第17B図は、力率改善のだめの出力基準波形の変化を示す。第 17A図は、ゼロ中性点電圧による出力波形を示す。第17B図は、変化させら れた出力波形を示す。
第18A図は、力率修正のために改善された基準を示す入力波形を示す。
第18B図は、出力基準波形の1つの位相をも同様に示す。
第18A図の改善された基準に関して取出される入力波形を示す。
第19A図〜第19D図は、出力振幅を最大値の20%とし且つ出力周波数を入 力周波数の50%とした場合の、ここに開示される力率改善方法を使用する3パ ルスサイクロコンバータに関する典型的な波形を示す。
第19A図、第19B図及び第19C図は、3つの出力位相のそれぞれにおける 電圧を基準電圧及び3つの入力電圧と共に示す。
第19D図は、R位相における入力電流をR位相入力電圧及び3つの出力電流と 共に示す。入力電流波形はその他の波形からグラフにより取出された。
第20図は、二重積分制御を実行する3つの異なる実際の方法に関して■。及び ■、の積分の典型的な波形を示す。
1、井を支記ス1豆至詳豊ム川ユ 説明のために、正電流サイリスクバンクが動作しているものと仮定する。負電流 サイリスクバンクについては、この方法は電圧及び電流の方向が逆転されること を除いて同じである。
冊Jヨ1 ここでは、まず、プレ積分制御と呼ばれる変調方法を説明する。この変調方法は 交流/直流サイリスク変換器制御に有利に使用することができる。
プレ積分制御方法は第4図に示される。入力電圧波形と、所望の基本出力波形■ 、と、サイリスクのトリガ時点1fとが示される。この制御方式においては、サ イリスクは、基準波形が入力側サイリスクと、出力側サイリスクとに供給される 入力波形と交差する瞬時の間にトリガされるべきである。
これら2つの瞬時は、プレ積分制御のための計算が実行されるトリガ周期と呼ば れる周期の理想の開始時点と終了時点であるが、その他のトリガ周期の選択を使 用することができる。
第4図において、選択されるトリガ周期は1.からt2までの時間である。サイ リスクがトリガされる時間1.は、面積Cが面積りと等しいときに起こる。この 場合、面積りはサイリスクがトリガされた後に発生するので、これを直接測定す ることはできない。これは事前に計算されなければならない。
数式で表わすと、1.ば: となるように設定される。
この方式は、t、からtzまでの出力電圧の推定値の積分を同じ時間にわたる基 準電圧の積分と等しくなるよう保持することを目指し、従って、この期間にわた る2つの波形の平均を等しく保持しようとするものである。誘渾電動機を駆動す るこの方法の1つの利点は、電動機磁束が時間t、で正しい値にある場合、それ は時間t2においても、また、後続するどのトリガ周期の終了時においても正し い値になることである。また、基準波形及び出力波形の積分はそれぞれのトリガ 周期の終了時には互いに等しいので、長期間にわたる、低調波の原因となる誤差 の積重ねはなくなる。(誤差の積重ねは従来の余弦交差方法について特に問題で ある。)1.2 不止軌1跋Ω■頂」前櫃芳■辺Ω尖除旦爽丘出力相電流が正で あるとき、トリガ時間1.の前に起こるV、以下への負電圧移行は、この電流を わずかな時間だけゼロにする(すなわち、電流を不連続にする)といえる。同様 の状況は、負の相電流についても、■1以上への正電圧移行によって起こりうる 。このゼロ電流の時間中、電動機端子における相電圧■。はその他の2つの位相 の電圧によって決まり、きわめて不確定である。
前述の方法と同じトリガ時間をもたらすが、不連続電流に起因する電圧ひずみを 補償すべき場合にはより実用的である改良された計算方法は第5図に示される。
この図における面積Aが最初にプレ計算される。これは式:により与えられる。
次に、電圧差Vt−V、は時間1.に関してリアルタイムで積分される。この積 分が面積Aの値(プレ計算された)に達したときにサイリスクはトリガされる。
そのアルゴリズムは実際には弐(2)を次のように展開したものである:第1の 項はトリガ周期の開始時に事前に計算される。他方し計算される。第2の項が第 1の項の値に達したときに、サイリスクはトリガされる。
不連続電流に対するこの方法の効果は第6図に示される。
時間1cにおいて、電流はゼロに降下し、先にオンしていたサイリスクはオフす る。サイクロコンバータの入力端子と出力端子とが接続されないため、Voは不 確定になる。電流は、次のサイリスクがトリガして、正電流の流れを再び成立さ せる時間t、まで、ゼロのままである。第6図かられかるように、サイリスクが 前述の方法により、すなわち、面積Bが面積Aと等しいときにトリガされる場合 は、1.からt2までの■。−■、の積分は再びゼロとなり、従って、不連続電 流の効果は補償される。
1.3 二 \″・ 法の云゛日 プレ積分制御によって、■。の平均値は1トリガ周期について■、の平均値に維 持されるが、これら2つの波形の積分についてはその通りにならないことは第7 図から明らかである。誘逗電動機において正しい磁束を維持するために、2っの 積分の平均値を等しくなるよう保持することは主要な必要条件である。数式によ り表わすと、これは、トリガ周期中のとなるように選択されたときに達成される 。
これは二重プレ積分制御の基礎である。
この式を解<11の値は、周期の開始時における(■。−■、)の積分の初期値 によって決定される。これは実際の状況での実行に際して問題を生じさせる(積 分変調方法に伴なって同様の問題点が見られた米国特許第3585485号も参 照)。
第8図に示されるような非対称のトリガ動作が発生しうる。
これをシステム不安定の一形態として考えることができる。
不安定性はそれぞれのトリガ周期の終了時にV、−V、の積分の値の振動として 現われる。
この変調方法を安定させるために、1つの方法は、連続する周期の終了時におけ る■。−vlの積分の差はシステムが不安定であるときに振動するという第8  (b)図かられかる事実を利用するものである。他の方法を使用することができ る。システムが不安定であるとき、この差を減少させ、従って不安定性を低減す るためにサイリスクのトリガ時間を調整することができるが、その代わりに、式 5のRH3の値はその理想値であるゼロから変化してしまう。これを達成する実 用的な方法は、式5に表わされる値が不安定性を抑制するような方法で強制的に 変化するように、この差の適切な割合の部分を加算することにより式5を変形す るものである。これを取入れた式5は次のようになる: これは例1で使用される方法である。
ただし、定数にはそれを無次元にするために項(tz−t、)と乗算されている 。定数の最適値を決定するために、入力波形が正弦形ではなく台形である(これ は例1における実際の波形により近い)と仮定する、変調方法の大まかなコンピ ュータシミュレーションが実行された〔付録I参照〕。臨界減衰に対応するKの 最適値は0.5であることがわかった。Kがこの値のとき、外乱がらの回復が非 常に急速であることもシミュレーションにより示された。トリガ周期の開始時に 外乱が起こった場合、■。−Vrの積分はその周期の終了時までに定常状態値の 96%に達する。Kの最適値を、それが波形に依存するか否かを判定するために 、後に数学的に取出すことが期待される。
この変調方法を実行するための実際のアルゴリズムを決定し、且つ不連続電流を 自動的に補償させるために、式(6)を1.から始まる積分を伴なわない式(4 )と同様の形態に展開しなければならない。これらの基準を満たす展開は数多く ある。例1で使用されるマイクロプロセッサに特に適する展開は: φ= 時間t0は、常に■、の特定の位相角に対応するように選択される時間である。
例1においては、それはトリガ周期の開始時より前になるようにも選択されるが 、これは不可欠ではない。これは、■、に関連する計算を高速ルックアンプテー ブルを使用して実行可能とするために導入される。このアルゴリズムでは、出力 電圧は要求されず、その積分のみが要求される。これにより、積分を積分形v/ f変換器と、分離パルス変圧器と、カウンタとを介してデジタル形態で直接得る ことができるので、トランスジューサの必要条件は容易になる。まるめ誤差の蓄 積の結果、出力端子に低調波が発生すると考えられるので、出力電圧の積分をソ フトウェアで実行することは推められない。動作中、1.に関連する項はトリガ 周期の開始時からt、を現在時間と置換えて繰返し計算され、次にその他のプレ 計算項に加算される。合計がゼロを通過するとき、サイリスクはトリガされる。
式7の部分(a)は、トリガ周期の開始時までの任意の時点で及びおそらくはそ の直後に計算することができる。プロトタイプにおいては、これはシステム応答 時間を最短にするために開始時の直後に計算される。部分(b)はトリガ周期の 開始時の積分を読出し、次に乗算を実行することによりめられ、従って、トリガ 周期の開始後まで得ることはできない。残る部分は変数1.を含むので、前述の ように繰返し計算されなければならない。部分(c)はVoの積分の値を連続し て読出し、それを、アキュムレータに加算することにより数学的に計算される。
1.4 束の権′卸および0 ブースト実際の電動機においては、電動機磁束は これまでに仮定されたような印加電圧の積分ではなく、電動機漏れリアクタンス 及び固定子抵抗による電圧降下を印加電圧から滅じたものの積分である。基準電 圧Vrをこの電圧降下を補償するためのブースト電圧成分■5と、時間tにおけ る電動機磁束を表わす、新たな基準V <t>による成分とに分割すれば、■。
の積分を次のように展開することができる:この展開を使用すると、式(7)は 次のようになる:φ= 次回減弱を伴なわない通常の電動機制御の場合、磁束波形は一定に保持されるべ きであるので、式(10)のv(t)をルックアンプテーブルから見出すことが できる。ブースト電圧■、の振幅及び位相は簡単な制御方式については固定する ことができるか、又は負荷の変化に応答して電動機電流変化の基本成分として急 速に変化させることができる。
1.5 −九1丑1j■(社)処果 電動機のそれぞれの位相における電流リプルは高周波成分のみから構成される。
このため、その値を決定するときは、電動機の漏れインダクタンスを考慮するだ けで良い。電流リプル波形を決定するのに適切である位相ごとの電動機等価回路 は第9 (a)図に示される。電圧■、はサイクロコンバータの対応する位相の 基準電圧であり、逆起電力の基本成分に固定子抵抗による降下及び総漏れインダ クタンスを加えたものに等しい。この等価回路を使用すると、リプル電流は:に より与えられる。サイクロコンバータからの正電流に関する典型的なりプル電流 波形は第9 (b)図に示される。
式(10)を式(5)及び(6)と比較すると、二重プレ積分制御方法はそれぞ れのトリガ周期の間に電流リプル波形の積分をできる限りゼロに近くなるように 保持することがわかる。
これは、さらに、電流リプルの振幅をその最小値に近くなるように保持すべきで ある。これは、二重プレ積分制御が高周波電力システム相互結合及び同期電動機 駆動装置等の他の用途に使用されるサイクロコンバータに対しても非常に良い変 調方法であることを示す。
1.6 二里櫃況M有Ω■厘囮ム虫鬼スー丘上述の二重積分制御を実現する方法 は非常に正確であるが、実現するために相当に高い演算力を要求する。用途がそ れほど苛酷なものでないならば、以下に説明されるより単純ではあるが、はるか に精度の低い方法を使用することができる。
二重積分制御におけるトリガ時間を決定するために使用される基本式である式( 5)に何らかの操作を加えて、次の形態で表わすことができる: ないシステムにおいて、1つのトリガ周期の開始時の■。−■、の積分はその周 期の終了時のVo−V、の積分と等しい(V、が変化しているときは必ずしもそ うではないが、この簡単な実行については十分なほど近い)、すなわち、この関 係を式(11)に使用すると、式:を得ることができる。
この式の右側の項は、実際には、t、からt2までの周期にわたるVoの積分に おけるリプルを表わす。これは正サイリスクバンクが動作しているときは正であ り、負サイリスクバンクが動作しているときには負であるが、その値は、不連続 電流が存在しないと仮定すれば、トリガ周期中のVrの平均値にほぼ従って決定 される。
これは、正サイリスクバンクが動作しているときは正であり、負バンクが動作し ているときは負であると共に、式(13)の右側の項の期待平均値に固定される 大きさを有する定数をMとしたとき、トリガ周期中のサイリスクのスイッチング 、時間が次の式: を満たすように選択される二重プレ積分制御の非常に簡単な −実行を示唆する 。これは非常に大まかではあるが、非常に簡単な実行である。あるいは、Mばさ らに正確な近似を得るために周期中にv、、の平均値に従って変化される。また 、容易ではないが、周期中に不連続電流を補償するためにMの値を調整すること も可能である。この方法の非常に簡単な方式はMをゼロに設定するものである。
プレ積分制御及び二重積分制御の第1に説明された実現において実行されるよう に、式(14)の実用的形態は電圧Vtを使用し且つ時間t、において積分開始 のないことを確保することによりめることができる。このようにして展開される 式(14)の一形態は: ・・・(15) である。
Mをゼロに設定する、上述の方法の最も単純な方式は、実際には、プレ積分制御 と同様のものであることがわかるが、ここでは「取゛消し」と呼ばれる改善を伴 なう。この改善について以下に説明する: プレ積分制御方法の正しい動作は、第1に、Vtがトリガ周期中はひずみのない ままであることに依存し、第2に、サイリスクの整流時間が非常に短いことに依 存することは第6図から明らかである。これらの条件は、いずれも、実際のサイ クロコンバータでは必ずしも保持されないと思われる。この結果、いくつかのト リガ周期にわたり■。−■、の積分の望ましくない集積が起こるであろう。
この誤差は制御方法の次の追補により修正することができる:電圧V、−V、は 積分器に供給される。時間t2における積分器の出力はこの時間の■。と■、と の面積の誤差を表わす。この誤差は、第5図の次のプレ計算される面積Aに加算 されれば、次のトリガ周期に関して自動的に修正される。
この誤差修正方法の取入れにより、面積Aの計算に要求される精度を緩和すると いう利点が追加された。不正確な計算により導入された誤差は次のトリガ周期で 修正される。
誤差修正方法を取入れた場合、式(2)及び(4)は次の上述の方法は、おそら く、二重プレ積分制御の最も退化した形態であろう。ただし、Vo及びVoの時 間ゼロ(通常はサイクロコンバータの始動時間)からの連続積分が要求されるの で、上述の方法がプレ積分制御まで退化することは決してありえず、これに対し 、プレ積分制御では、それらの積分は周期の開始ごとに実行される。
1.7 二J口tた凱1f」l【餐A1才が乞り較−以下は、二重積分制御の、 それぞれの方法が出力電圧の積分と基準電圧の積分との差の平均値をどのように してゼロに近似させるか及びそれぞれの方法がどのようにして不安定性を阻止す るかに関して異なる方法の説明である。方法の相違点は第20図に示される。
第20図の第1の部分は、式6の方法を使用するときの2つの積分の典型的な出 力波形を示す。不安定性が存在しない場合、この方法は2つの波形の平均を厳密 に等しく保持する(ハードウェア実行に由来する誤差は無視)。時間t1と時間 t2の■。−■、の積分の差が現在の周期中にゼロになることが期待されず、不 安定性を指示するとき、この差は、2つの波形の平均を等しい状態から変化させ る代わりに減少される。これら2つの必要条件の妥協は、弐〇の重み係数Kによ り決定される。
第20図の第2の部分は、式14の方法を使用するときの2つの積分の典型的な 出力波形を示す。これらの波形の差の平均はMを制御することにより間接的に制 御される。それぞれの周期の開始時と終了時に選択されるMの値は通常は等しく 保持されて、その周期の開始時と終了時とにおけるvo−■、の積分(その周期 の開始時と終了時とにおけるMの値である)の差を強制的にゼロにし、それによ って不安定性を阻止する。Mの値が変化されるとき、たとえば、バンククロスオ ーバが起こるとき、その周期の開始時と終了時におけるVo−V、の積分の差は 、これらの状況で2つの波形の平均をさらにゼロに近づけるために、ゼロではな い。
第20図の最後の部分は、Mがゼロに設定されるときの2つの積分の典型的な出 力波形を示す。2つの波形の差の平均がゼロにどれほど近く近似するかは、この 場合、voの積分におけるリプルの量によって決まる。安定性は、それぞれの周 期の開始時と終了時におけるVo−V、の積分の差を常にゼロに設定することに より強制される。
2− 5LEEJ〜 の 菫 びひずみ7生弐6の変調方法を使用して、3パル スサイクロコンバータに誘導電動機の速度を効率良く且つ正確に制御させること ができる。例1のサイクロコンバータにおいては、性能を最高にするためにさら にいくつかの変形が実施されたが、それらを以下に説明する。それらの変形によ って、クリッピング以前の最大出力電圧は入力電圧の95%にまで増加され、最 大出力電圧で又はその付近で動作するときのひずみは改善される。その変形は、 ここで説明される改良された変調方法及び従来の変調方法を含む大半の変調方法 と共に使用することが3相誘導電動機負荷(ここでは星形接続と仮定)を伴なう サイクロコンバータの基本回路は第11図に示される。通常、中性点電圧■7は できる限りゼロに近く保持されるが、実際には、U、V及びWの間の電圧が三相 正弦波であるとすれば、Vゎは電動機に影響を与えずに任意の値をとることがで きる。
v7について適切な波形を選択することにより、同じ線間電圧に対してサイクロ コンバータの出力端子のピーク電圧を低下させることが可能である。■、、につ いて選択される通常の波形は出力周波数の3倍の周波数と、出力端子のピーク電 圧を最も低くする振幅の正弦波である。この手順は良く知られでおり、何度も文 献に記載されているが、−例はNakaj ima他(”Reactive P ower Reduced Cycloco++verter with Bi asVoltage at the Neutral Po1nt”−IEEE −IAS Meeting−1980年−Pt2. 785〜790ページ)で ある。
ここでは、出力電圧範囲を改善するための同じ方法が使用されるが、効果を最大 限にするために、正弦波の代わりにその波形が選択される。第12(a)図はV nについて使用される波形と、それがどのように選択されるかを示し、第12( b)図はその結果として得られる出力波形を示す。この変形によって、クリッピ ング以前のピーク線間出力電圧は入力電圧の95%である。■7について正弦波 を選択する通常の方法の場合、ピーク線間出力電圧は同様に入力電圧の95%ま で改善されるが、出力瞬時電圧は各サイクルのより長い部分についてそのピーク レベルにあるので、クリッピングによりさらに重大な出力電圧ひずみが発生ずる 結果となる。
2.2 久方I連9亦ヒによるひずみの 1これまでは、サイクロコンバータ制 御回路により使用される測定基準点は入力中性点であると仮定していた。サイク ロコンバータには実際の中性点は供給されていないので、抵抗器の星形ネットワ ークを使用してこの基準点を得なければならないと考えられる。プロトクィブの サイクロコンバータにおいては、第13図の回路によって得られる別の基準点が 使用される。真の入力中性点に関してこの新しい基準点における電圧波形は、電 源周波数の3倍の周波数を有して、第12(a)図のvnと同じである。この新 しい基準点に関しては、入力波形は正弦波ではなくなり、第12(b)図の波形 と同じである。
別の基準を使用することの利点は、最大動作電圧で動作しているときに、電圧ひ ずみが低減され且つリプル周波数が2倍になることである。この効果は第14図 に示される。別の基準を使用することの重要な副次的利点は、入力波形を台形波 形により近似できることである。これは、1つのトリガ周期の開始時間と終了時 間を決定するためにマイクロプロセッサにおいて要求される計算をかなり容易に する。
本発明の変調方法を展開させるに当たり、多くの用途について好ましい電動機で あるところから特に誘導電動機に関して、サイクロコンバータにより駆動される 場合の電動機要件はきわめて慎重に限定された。
誘導電動機−サイクロコンバータ駆動装置から良い性能を引出す1つの方法は、 それをサイリスク変換装置−直流電動機駆動装置にできる限り近くシミュレート させるものであり、これはここで採用される方法である。直流駆動装置において は、電動@磁束が一定の界磁電流により一定に保持されるのに対し、速度は電機 子に印加される非常に大きくひずんだ直流電圧により制御される。電機子電圧の ひずみは高いリプル電流を発生させ、相応して電動機の加熱を増すが、電動機の 性能にはほとんど影響を及ぼさない。これは、トルクが磁束と電流の積に比例し 、従って、リプル電流は平均トルクに影響することなく対応する高周波リプルト ルクのみを発生させるためである。
誘導電動機に関して直流装置の条件をシミュレートするためには、3つの位相に おける鎖交磁束の成分を等しい振幅を有し且つ120度ずつ変位された3つの正 弦波にできる限り近くなるように保持しなければならない、すなわち、3つの入 力電圧の積分を同様に保持しなければならない。これは新しい変調方法を展開さ せる元になった基準である。それぞれの位相の鎖交磁束成分をサイクロコンバー タにより正弦形に保持することができるならば、同じ周波数の電流の成分のみが トルクの直流成分に寄与できる。これは電流のりプル成分による脈動トルクであ ろうが、サイクロコンバータの2/3の数のサイリスクを含む同等の直流装置の 脈動トルクより悪くなることはないであろう。
3.2 ハードウェア 第15図は、二重積分制御を伴なう3パルスサイクロコンバータを使用する例1 のブロック線図である。それぞれの出力位相のゼロ電流検出器は、Hamblj n及びBarton (”Cyclocon−verter Control  C1rcuits’″−IEEE Trar+s、Ind、App、1972年 V o I 、 I A −8−No 4. 、443〜452ページ)に記載 されるようにそれぞれのサイリスクの両端電圧を検出することにより動作する。
出力電圧の積分を測定するために、カウンタを介してマイクロプロセッサにイン タフェースされる積分形の3つの電圧/周波数変換装置が使用される。オフセッ ト電圧(第15図には示されない)は電圧/周波数変換装置をバイポーラモード で動作させることを可能にするために、それらの変換装置の入力端子に印加され る。これはマイクロプロセッサソフトウェアにより補償される。入力アナログ速 度指令も、同様に、カウンタに結合される電圧/周波数変換装置により測定され る。これはアナログ/デジタル変換装置より安価であるという利点を有し、各サ ンプリング時点の速度ではなく、各速度サンプリング周期の間の平均速度を測定 することができ、且つ無限の速度分解能を提供する。
マイクロプロセンサは、電源にロックされるフェーズロックループにより供給さ れる2つの割込み信号によりタイミング限定される。一方は電源と同じ周波数で あり、マイクロプロセッサを電源と同期させるために使用される。他方は電源の 60倍の周波数であり、サンプリング時点を決定する。
正確且つ急速な電動機応答を可能にするだめの電圧ブーストの正確な制御のため に、図示されるように回転速度計を追加することができる。例1においては、サ イクロコンバータのサイリスクはヒユーズで保護されているために電流フィード バックは使用されず、電動機電流をスリップから推定する(タコフィードバンク から取出す)ことができる。
3.3 マイクロプロセッサについで東斐水マイクロプロセッサの選択に課され る主要な制限は処理速度である。式(7)かられかるように、それぞれのサンプ リング期間中には多数の計算が要求されると共に、ゼロ電流の検査などの他のジ ョブも要求される。マイクロプロセッサの負担を軽減するためには、サンプリン グ期間をできる限り長くすべきであるが、サンプリング期間を長くすると、サイ リスク点弧時間が理想時間からサンプリング期間1つ分に当るほど遅延してしま うことがあるので、余分な電圧ひずみが発生する。点弧時間をサンプリング期間 1つ分だけ遅延させることにより導入されるvoのサンプリング期間が■。=■ 、の積分の通常ピーク値として数量化することができる通常出力ひずみよりはる かに小さければ、理想的であると考えられる。プロトタイプについて選択される サンプリング期間は、通常出力ひずみの約四分の−の誤差を生じる333 ミリ 秒である。これは理想より長いが、使用されるマイクロプロセッサの速度により 制限された。
選択されたマイクロプロセッサTMS32010は、ビットスライス装置に依存 せずに十分な処理速度を示す、現在市販されている台数のごく少ないものの1つ である。それはデジタル信号処理用に設計されているが、−a制御に使用するの に十分に強力な命令セットを有する。
3.4 尖■上夏性脂 サイクロコンバータを使用する駆動装置は低速での円滑さで知られている。改良 された変調方法によって、これはさらに改善される。二重積分制御方法は低調波 の可能性を完全にではなくとも、はぼ排除し且つ不連続電流によりひずみが導入 されるのを阻止する。
実例1の出力周波数は少なくとも25Hzまで達することができ、出力電圧は入 力電圧の95%である。2極誘導電動機の場合、これば、大半の用途に適するO から1500r、pomの速度範囲を可能にする。ただし、二重プレ積分制御を 使用する6バルスサイクロコンバータから50Hzの出力周波数を得ることはで きるが、その代わりに電力回路のサイリスタの個数は2倍になる。標準の電源電 圧デルタ接続形誘導電動機を足形構成に接続し直すことにより、3パルスサイク ロコンバータに使用することができる。その場合、25tk動作に要求される線 間電圧は電源電圧の86.6%になると考えられ、これはサイクロコンバータに 適正に適合する。これが実例1を試験するために使用されたものである。
試験に使用された電動機は、直流発電機により25)1zで2kWの負荷を与え られる4極、7.5kW電動機であった。回転速度計フィードバックは使用され ず、サイクロコンバータからの電圧ブーストは全負荷I・ルクの二重の−の低速 で、最大トルクを提供すると考えられるレベルに固定された。0.5から25H zまでを最高周波数として試験したとき、駆動性能は少しの不安定性またはトル ク脈動もなくすぐれていた。0.5 Hz未満では、それぞれ真の電流ゼロ点の 付近で正バンクと負バンクとのスイッチングが複数回起こり、それらの時点でわ ずかなトルク脈動を発生させた。その理由をさらに研究する必要がある。
二重プレ積分制御を伴なうサイクロコンバータの応答時間は、アルゴリズムがマ イクロプロセッサにおいてどのように実現されるかによって決まる。好ましい実 施例では、1.3項で説明したように、所定のトリガ周期に関する式(7)の第 1の部分はその周期の開始直後に計算される。この計算を実行するために、周期 の終了時までの基準電圧波形を知らなければならない。この問題は、例1におい ては、入力変数、速度基準及び回転速度計出力を測定することにより、又はタコ フィードバックがないときには、それぞれ入力位相より120度先行きせて速度 基準のみを測定するが、それらの読出し値の使用を次の120度先行き後まで遅 延させることにより解決される。これは、最良の直流駆動装置と同程度に良い約 7ミリ秒の有効応答時間遅延を提供する。
変調方法が不連続電流を補償する場合(たとえばプレ積分制御及び二重プレ積分 制御)に使用することができる、パンククロスオーバが起こるべき時間を決定す る単純な方法は次の通りである: たとえば、第6図において、t2のトリガ周期の終了時までに次のサイリスクが オンされなければ、平均出力を基準電圧に維持することは不可能であり、これは 、負バンクへのバンクスイッチングが実行される時間である。パンククロスオー バ後の次のトリガ時間を計算するために、パンククロスオーバの時間を次のトリ ガ周期の開始時間とすることができる。
ただし、これは、出力電流の基本成分のゼロ交差の推定時にバンクを切換える本 発明の変調方法で使用される方法とはまったく異なる方法である。その代わりに 、出力電圧ひずみを最小にするために、バンクスイッチングの瞬時が選択される 。
4.2 パックス(ム九ZL二改浪−さ立法誘導電動機の用途の大半について最 適のバンククロスオーバ時間は、電流の基本成分がゼロを通過した後に実際の電 流がゼロになる(従って、その位相の全てのサイリスクがオフになる)最初の時 間である。電流リプルの瞬時値は、二重プレ積分制御方法が使用されるときに利 用できる値であるvo−■、の積分に比例するので、この最適バンククロスオー バ時間を正確に決定することはきわめて容易である。第10図に示されるように 、正の出力電流に対して、負バンクへのクロスオーバは、出力電流がゼロであり 且つVo−V、の積分が正である最初の時点で起こるべきである(負の出力電流 に対しては積分は負でなければならない。)これは、電流がゼロであり且つ電流 の基本成分が負である最初の時点である。
バンククロスオーバ後の次のトリガ時間を計算するために、事前積分制御及び二 重プレ積分制御の場合のバンククロスオーバ時間を次のトリガ周期の開始時間と することができる。
このバンククロスオーバ決定方法は、4.1項で説明した方法を改良したもので ある。バンククロスオーバは、真の電流ゼロが起こるトリガ周期の終了時を待た ずに開始される。サイクロコンバータが誘導電動機負荷の場合のように中性点接 続を伴なわない3相負荷を有するとき、3つの出力端子金てに共通する電圧ひず みが対応する電擦りプルを発生しないということを考慮に入れるために、さらに 変形を実施することができる。特定の1つの出力端子における電流リプルの瞬時 値は、この場合、■。−Vlの積分から3つの出力端子のぞれぞれにおける対応 する積分の瞬時平均値を減じたものに比例する。これは式(17)に表わされる :これを補償するために、正バンクから負バンクへのクロスオーバは、出力電流 がゼロであり且つ式(17)の右側の式が正である(負バンクから正バンクへの クロスオーバの場合には負である)最初の時点で起こるべきである。これが例1 で使用される方式である。
ただし、このバンクスイッチング方法をプレ積分制御及び二重積分制御並びにそ の他の多くの制御方法(ここに開示される従来の方法を含む)に使用することが できる。
5、力崖匁致1 サイクロコンバータは特に低い出力電圧のときに入力力率が低いことで良く知ら れている。ここで説明される力率改善方法は二重積分制御と共に使用するのに非 常に適しているが、他の変調方法と共に使用することもできる。トレードオフは 、入力電流の低調波成分が現われる可能性があることである。
以下のその方法の説明は、サイクロコンバータが3パルス、18サイリスク形( たとえば、第2図に示されるような種類)であることを前提としている。
5.1 系−ヨ■ 3相誘導電動機負荷(ここでは星形接続と仮定)を伴なうサイクロコンバータの 基本回路は第11図に示される。前述のように、中性点電圧V。は、U、V及び Wの間の電圧が3相正弦波であるならば、電動機に影響せずに任意の値をとるこ とができる。新しい力率改善方法は入力力率を最大限にするためにV7を設定す るだけである。これはNakajima他(先に引用)により使用される方法と 同様であるが、はるかに有効である。
入力力率を最大限にするために、中性点電圧は次のように変化される。中性点を 基準としている3相正弦波形の3相電圧は第17(a)図に示される。任意の時 点で基準が第17(a)図の最も負の電圧に変更されると(当然のことながら、 これは線間電圧には全く影響を及ぼさない)、第17(b)図の波形が得られる 。ここで、この出力基準を、第18(a)図に示されるように、最も負の瞬時入 力電圧と等しくすることができる。中性点電圧Vnは第17(a)図及び第18 (a)図の2つの新しい基準波形の組合せとなる。観察による理解を容易にす冠 ために、この入力基準は第18(b)図では「直線」基準に変化されている。ま た、第18(b)図においては可能な1つの出力波形の1つの位相の基準電圧が 入力波形に重ね合わされて、両者の関係を示している。
5.2 …狂立起土改豊 入力力率に対するVゎの変化の影響を示すために、入力力率が最悪であるときの 通常の状況である非常に低い出力電圧に関して、3つの出力波形と、1つの位相 の入力電流波形とが第19図に示される。ただし、簡略にするため、サイリスク 整流時間はゼロであると仮定する。第19(d)図でわかるように、入力電流は 大半の時間についてゼロであり、相対的に短い期間だけ1つの入力電流又は2つ の入力電流を加えたものに等しくなるだけである。入力電流がゼロであるとき、 出力電流は実際には入力位相を循環しているのではなく、サイリスクを介して「 フリーホイール」動作している。出力基準電圧の振幅がゼロまで減少するにつれ て、入力電流がゼロでない期間も同様に入力電流のr、m、s、値をゼロまで減 少させる。これを、「フリーホイール」動作する電流がなく且つ入力電流及び出 力電流のr、m、s、値は常にほぼ等しい、■□を最小値に保持する通常の方法 と比較することができる。入力電力は常に出力電力と等しいので、入力力率はr 、m、s、入力電流が減少されたのと同じ率だけ改善される。
また、出力電圧ひずみも改善される。出力電圧が低いとき、出力端子に印加され る入力電圧波形の部分は低振幅部分になろうとする。通常の方法の場合、出力に 入力電圧波形のピークからの部分により構成されるため、r、m、s、電圧リプ ルは大きくなる。
新しい方式による最大出力電圧は第18(b)図に示される。
■、の最大ピーク値は入力電圧のピーク値の3/π、すなわち約95%であり、 これは力率改善を伴なわずに得ることができるのと同じである。
5.3 サブハーモニック 入力サブハーモニック(低調波)の問題は第19(d)図に明瞭に見ることがで きる。この場合、入力電流の直流成分が存在する。この例では、出力周波数は入 力周波数の2分の1であるので、直流成分は、おそらく、f、−2f0相互変調 積によるものであろう。
入力サブハーモニック電流の存在は、サイクロコンバータに給電する電源変圧器 がサイクロコンバータの定格に近い場合に限って問題となるであろう。この状況 においては、変圧器は飽和状態になりすぎると思われる。
付−録一上 皮定株冗数水屋広Z 安定性定数にの最適値についての大まかな概念を得るために、サイクロコンバー タの1つの出力の近似シミュレーションを実行した。入力波形及び出力波形は第 16図に示される波形に近似される。時間及び電圧はこの図に示される値に正規 化されるものと仮定する。正電流は出力端子から流れており且つ出力基準電圧は 0.5で一定であると仮定する。
第16図に示されるようなtlからt2までのトリガ期間に関して、式(6)は 次のようになる:+ 2 Vr”+ 8 A ・・・ (A1)この式をtct について解くと: 次位の期間の開始時に関するへの値は:により与えられる。
期間によってのAの値の変化は安定性を良く示すものである。安定性を決定する ために、当初はAをゼロに設定し、次に、後続する周期ごとにKの異なる値に対 して計算した。その結果を下記に示す。
テーブルA1:シミュレーショy、JJ=K = 0.4 経過した期間 Aの値(最終値に対する%)1 106.515142953 2 99.254741406 3 100.0825289 4 99.990826713 5 100.001019211 6 99.999886754 K = 0.5 経過した期間 Aの値(最終値に対する%)1 96、598008990 2 99.995790914 3 99.999999993 4 ioo、 oooooooo。
5 100、000000000 6 100.000000000 K = 0.6 経過した期間 へ〇値(最終値に対する%)1 88.323517689 2 98.9014162177 3 99.899798382 4 99.990888016 5 99.999171616 6 99、999924695 以上の結果は、Kの最良の値が約0.5であることを示す。これは平衡条件に対 し最も早い調定時間(セントリングタイム)を提供する。
= \N 埜 電V コ 〉 ズ Oイ ω ト一 γ cJ′))− F/θ、4 F/θ、5 F/θ、6 F/θ、7b 1トリガ期間 F/θ、II F/θ、9a F/θ、16 F/θ、20 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の7第1項) 昭和62年4月2z日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 2 発明の名称 改良された変調方法および静止形電力周波数変換装置用の装置3 特許出願人 氏 名 スミス、グレゴリ−ピータ−・4代理人 住 所 東京都港区虎ノ門−丁目8番10号静光虎ノ門ビル〒105 電話(5 04)0721 5 補正書の提出年月日 補正請求の範囲 1. 1つ又は複数の入力位相を1つ又は複数の出力端子に接続させる静止形電 力周波数変換装置であって、該電力周波数変換装置は、複数の電子的スイッチか ら構成される1つ又は複数の電子的スイッチング手段と、該電子的スイッチング 手段の個々のスイッチを順次動作させる変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は該1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を該 1つ又は複数の出力端子の中の1つの出力端子に接続させ、 それにより、該出力端子における出力電圧波形が該1つ又は複数の入力位相の入 力電圧波形の各部分から構成されるようになっている静止形電力周波数変換装置 において;該出力端子のそれぞれに関して、該出力端子に接続されるべき入力波 形のスイッチングの時点を選択する方法であって:それぞれの出力端子に関して 、該スイッチングの時点は、所望の出力電圧の連続積分と実際の出力電圧の連続 積分の推定値との差の所定の時間間隔にわたる平均が最小になるように選択され 、 該所定の時間間隔は別の入力波形への該スイッチングの時点を含むようになって いる、スイッチングの時点を選択する方法。
2、 それぞれのトリガ周期に関してM=Oとした式14又は15の特別の場合 が除外されることを特徴とする請求の範囲第1項記載の方法。
3、該所定の時間間隔は該方法により決定される該スイッチングの時点を唯一つ 含む請求の範囲第1項又は第2項記載の方法。
4、該所定の時間間隔は該スイッチングの時間で終了しない請求の範囲第1項か ら第3項までのいずれかに記載の方法。
5、該所定の時間間隔は複数の同一の連続する所定の時間間隔の代表的な1つで あり、且つそれぞれの所定の時間間隔の終了時は次の所定の時間間隔の開始時と 一致する請求の範囲第1項から第4項までのいずれかに記載の方法。
6、該複数の電子的スイッチは自然的に整流されるサイリスクから構成される請 求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の方法。
7、該所定の時間間隔の開始時は第1の入力電圧波形と該所望の出力電圧波形と の交差の時間として定義され且つ該所定の時間間隔の終了時は第2の入力電圧波 形と該所望の出力電圧波形との交差の時間として定義され;該第1の入力電圧波 形は該スイッチングの時点に先立って該出力端子に接続される最後の入力電圧波 形であり;且つ該第2の入力電圧波形は該不イソチングの時点で該出力端子に接 続されるべき入力電圧波形である請求の範囲第1項から第6項までのいずれかに 記載の方法。
8、該方法は、出力波形を安定させるためにシステム安定化手段を設けることを さらに含む請求の範囲第1項から第7項のいずれか1項に記載の方法。
9、該システム安定化手段は、該所定の時間間隔の連続するものの終了時に該出 力電圧波形と該所望の出力電圧波形との差の連続積分の振動を最小にするか又は 除去する手段から構成される請求の範囲第8項記載の方法。
10、スイッチングの時点は、該所定の時間間隔の開始時から終了時において、 該出力電圧波形と該所望の出力電圧波形との差の積分が最小になるように選択さ れる請求の範囲第9項記載の方法。
11、式(6)の解をめることにより該平均は最小とされ且つ咳差の該積分は最 小とされる請求の範囲第10項記載の方法。
12、請求の範囲第11項の式は該スイッチングの時間から積分が開始しないよ うに展開される請求の範囲第11項記載の方法。
13、請求の範囲第11項の式は式(7)に展開される請求の範囲第11項記載 の方法。
14、式(14)の解をめることにより該平均は最小とされ且つ咳差の該積分は 最小とされ、該式(14)中のMは適切な近似値となるようにめられる請求の範 囲第10項記載の方法。
15、請求の範囲第14項の式は該スイッチングの時間から積分が開始しないよ うに展開される請求の範囲第14項記載の方法。
16、請求の範囲第14項の式は式(15)に展開される請求の範囲第15項記 載の方法。
17、Mは所定のトリガ周期に関してゼロでない一定値となるように選択される 請求の範囲第14項、第15項、又は第16項記載の方法。
18、該ゼロでない定数は式(13)のRHSを近似するように計算される請求 の範囲第17項記載の方法。
19、電圧ブースト及び磁束に起因する該所望の出力電圧波形の成分を分離する ために、該所望の出力電圧の積分は式(8)に従って展開される請求の範囲第1 項から第18項までのいずれかに記載の方法。
20、静止電力周波数変換器として動作する、請求の範囲第1項から第19項ま でのいずれかに記載の方法を利用する装置。
21、該静止電力周波数変換器は3パルス3人力位相3出力位相サイクロコンバ ータとして接続される請求の範囲第20項記載の装置。
22、該静止電力周波数変換器は6パルス3人力位相3出力位相サイクロコンバ ータとして接続される請求の範囲第20項記載の装置。
23、該静止電力周波数変換器は2パルス1人力位相2出力位相サイクロコンバ ータとして接続される請求の範囲第20項記載の装置。
24、該出力電圧波形の積分はハードウェア積分電圧/周波数変換器の利用によ り実行される請求の範囲第20項から第23項までのいずれかに記載の装置。
25、正スイッチングバンクと負スイッチングバンクとに分割される複数の自然 的に整流を行うサイリスクを具備するサイクロコンバータにおけるバンクスイッ チング方法であって;ある1つの時点において一方のバンクのみが動作しており ;且つ 該サイリスクのスイッチングの時間を選択する方法は、不連続電流を考慮に入れ るために該サイリスクのスイッチングの時間を調整する方法を含むバンクスイッ チング方法において; 該バンクスイッチング方法は: 該スイッチングの時間が波形交差時間に対して遅延されたとき、すなわち、波形 交差時間を通過したときに別のバンクに変更することを含み; 波形交差時間は、該スイッチングの時間に出力端子に切換えられるべき入力波形 と所望の出力波形との交差の時間として定義されるバンクスイッチング方法。
26.1つ又は複数の出力端子を有し、正電流スイッチングバンクと負電流スイ ッチングバンクとに分割される複数の自然的に整流を行うサイリスクを出力端子 ごとに具備し、且つある1つの時点で出力端子ごとに一方のバンクのみが動作し ているサイクロコンバータにおけるバンクスイッチング方法において、該方法は 、該正バンクがら該負バンクへのクロスオーバの時点を、出力電流がゼロである と同時に、実際の出力電圧と所望の基準電圧との差の積分から該積分のコモンモ ード成分を減じたもの(多重出力サイクロコンバータの場合)が正である最初の 時点(ハードウェアの制約を受ける)で起こるように選択することを含み; 該方法は、該負バンクから該正バンクへのスイッチングの時点を、出力電流がゼ ロであると同時に、出方電圧と基準電圧との差の積分から該積分のコモンモード 成分を減じたもの(多重出力サイクロコンバータの場合)が負である最初の時点 (ハードウェアの制約を受ける)に選択することをさらに含むバンクスイッチン グ方法。
27、該コモンモード成分はゼロである請求の範囲第26項記載の方法。
28、該コモンモード成分は該サイクロコンバータの全ての出力端子に関する該 積分の平均である請求の範囲第26項記載の方法。
29.3パルス三和サイクロコンパ・−夕として接続される該スイッチングバン クに適用される請求の範囲第25項から第28項のいずれか1項に記載の方法。
ao、 該スイッチングバンクは6バルス三和サイクロコンバータとして接続さ れる請求の範囲第25項から第28項のいずれか1項に記載の方法。
31、 該スイッチングバンクは2パルスニ相サイクロコンバータとして接続さ れる請求の範囲第25項から第28項のいずれか1項に記載の方法。
32.1つ又は複数の入力位相を2つ以、」:の出力端子に接続する静止形電力 周波数変換装置であって、該変換装置は、複数の電子的スイッチから構成される 1つ又は複数の電子的スイッチング手段と、該電子的スイッチング手段の個々の スイッチを順次動作させる変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を1つ の出力端子に接続し、従って、該出力端子における出力電圧波形は該1つ又は複 数の入力位相の入力電圧波形の各部分から構成される静止形電力周波数変換装置 においで; それぞれの出力にコモンモード電圧波形が追加され且つ該コモンモード電圧波形 は入力力率を最大限にするように選択される入力力率を改善する方法。
33、該コモンモード電圧波形は、全ての出力波形の中で最も負のものが全ての 入力波形の中で最も負のものとなるべく設定されるように選択される請求の範囲 第32項記載の方法。
34、該コモンモード電圧波形は、全ての出力波形の中で最も負のものが、該電 子的スイッチが自然的に整流を行う場合に該電子的スイッチの正しい整流を確保 した上で全ての入力波形の中で最も負のものとなるべく設定されるように選択さ れる請求の範囲第32項記載の方法。
35、該コモンモード電圧波形は、全ての出力波形の中で最も正のものが全ての 入力波形の中で最も正のものとなるべく設定されるように選択される請求の範囲 第32項記載の方法。
36、該コモンモード電圧波形は、全ての出力波形の中で最も正のものが、該電 子的スイッチが自然的に整流を行う場合に該電子的スイッチの正しい整流を確保 した上で全ての入力波形の中で最も正のものとなるべく設定されるように選択さ れる請求の範囲第32項記載の方法。
37.1つ又は複数の入力位相を2つ以上の出力端子に接続する静止電力周波数 変換器であって、 該変換器は、複数の電子的スイッチから構成される1つ又は複数の電子的スイッ チング手段と、 該電子的スイッチング手段の個々のスイッチを順次動作させる変調手段とを具備 し、 該電子的スイッチング手段は1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を1つ の出力端子に接続し、従って、該出力端子における出力電圧波形は該1つ又は複 数の入力位相の入力電圧波形の各部分から構成される静止形電力周波数変換装置 において; 入力基準電圧の選択的選択により性能を改善するか又は制御方法の複雑さを軽減 する方法。
38.3札止弦入力を有する静止形電力周波数変換装置に適用され且つ入力中性 点波形に関する入力基準電圧波形は該3札止弦入力の3倍の周波数を有する3角 波又は3角波に近い波形である請求の範囲第37項記載の方法。
39、該入力基準波形と該入力中性点波形との交差点は該3札止弦入力と該入力 中性点波形との交差点と同じであり;該入力基準波形の振幅は該3札止弦入力の 振幅の4分の1である請求の範囲第38項記載の方法。
40、該入力基準電圧波形は該入力中性点波形と、該3札止弦入力とに関して第 12(a)図のV。が有するような振幅及び位相関係を有する請求の範囲第38 項又は第39項記載の方法。
41、該入力基準電圧は第13図の回路により発生される請求の範囲第37項記 載の方法。
42、請求の範囲第32項から第41項のいずれか1項に記載の方法を利用する 装置。
43.1つ又は複数の入力位相を1つ又は複数の出力端子に接続する静止形電力 周波数変換装置であって、該変換装置は、複数の電子的スイッチから構成される 1つ又は複数の電子的スイッチング手段と、該電子的スイッチング手段の個々の スイッチを順次動作させる変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は該1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を該 もう1つの出力端子の中の1つの出力端子に接続し、 従って、該出力端子における出力電圧波形は該1つ又は複数の入力位相の入力電 圧波形の各部分から構成される静止形電力周波数変換装置において; 該変調手段は、該出力端子のそれぞれに関して該出力端子に選択されるべき入力 波形のスイッチングの時点を選択する手段を含み: それぞれの出力端子に関して、該スイッチングの時点は、所望の出力電圧の連続 積分と実際の出力電圧の連続積分の推定価との差の所定の時間間隔にわたる平均 が最小となるように選択され、 該所定の時間間隔は別の入力波形への該スイッチングの時点を含む電力周波数変 換装置。
44゜それぞれのトリガ周期に関してM=Oである式(14)又は(15)の特 別の場合が除外されることを特徴とする請求の範囲第43項記載の変換装置。
45、該所定の時間間隔は該方法により決定される該スイッチングの時点をただ 一つ含む請求の範囲第43項又は第44項記載の変換装置。
46、該所定の時間間隔は該スイッチングの時間に終了しない請求の範囲第43 項から第45項までのいずれかに記載の変換装置。
47、該所定の時間間隔は複数の連続する所定の時間間隔の代表的な1つであり 、それぞれの所定の時間間隔の終了時は次の所定の時間間隔の開始時と一致する 請求の範囲第43項から第46項までのいずれかに記載の変換装置。
48、該複数の電子スイッチは自然整流されるサイリスクから構成される請求の 範囲第43項から第47項までのいずれかに記載の変換装置。
49、該所定の時間間隔の開始時は、第1の入力電圧波形と該所望の出力電圧波 形との交差の時間として定義され且つ該所定の時間間隔の終了時は、第2の入力 電圧波形と該所望の出力電圧波形との交差の時間として定義され;該第1の入力 電圧波形は該スイッチングの時点に先立って該出力端子に接続される最後の入力 電圧波形であり;且つ該第2の入力電圧波形は該スイッチングの時点で該出力端 子に接続されるべき入力電圧波形である請求の範囲第43項から第48項までの いずれかに記載の変換装置。
50、該変換装置は出力波形を安定させるためにシステム安定化手段を設けるこ とをさらに含む請求の範囲第43項から第49項までのいずれかに記載の変換装 置。
51、該システム安定化手段は、該所定の時間間隔の連続するものの終了時に該 出力電圧波形と該所望の出力電圧波形との差の連続積分の振動を最小にするか又 は除去する手段から構成される請求の範囲第50項記載の変換装置。
52、スイッチングの時点は、該所定の時間間隔の開始時から終了時において、 該出力電圧波形と該所望の出力波形との差の積分が最小となるように選択される 請求の範囲第51項記載の変換装置。
53、式(6)の解をめることにより該平均は最小とされ且つ該差は最小とされ る請求の範囲第52項記載の変換装置。
54、請求の範囲第53項の式は該スイッチングの時間から積分が開始しないよ うに展開される請求の範囲第53項記載の変換装置。
55、請求の範囲第53項の式は式(7)に展開される請求の範囲第54項記載 の変換装置。
56、式(14)の解をめることにより該平均は最小とされ且つ咳差の該積分は 最小とされ、該式(14)中のMは適切な近似値となるようにめられる請求の範 囲第52項記載の変換装置。
57、請求の範囲第56項の式は該スイッチングの時間から積分が開始しないよ うに展開される請求の範囲第56項記載の変換装置。
586請求の範囲第56項の式は式(15)に展開される請求の範囲第57項記 載の変換装置。
59、Mは所定のトリガ周期に関してゼロでない一定値となるように選択される 請求の範囲第56項、第57項又は第58項記載の変換装置。
60、該ゼロでない定数は式(13)のRH3を近似するように計算される請求 の範囲第59項記載の変換装置。
61、電圧ブースト及び磁束に起因する該所望の出力電圧の成分を分離するため に、該所望の出力電圧の積分は式(8)に従って展開される請求の範囲第43項 から第60項までのいずれかに記載の変換装置。
62、該静止形電力周波数変換装置は3パルス3人力位相3出力位相サイクロコ ンバータとして接続される請求の範囲第43項から第61項までのいずれか1項 に記載の変換装置。
63、該静止形電力周波数変換装置は6パルス3人力位相3出力位相サイクロコ ンバータとして接続される請求の範囲第43項から第61項までのいずれかに記 載の変換装置。
64、該静止形電力周波数変換装置は2パルス1人力位相2出力位相ザイクロコ ンバータとして接続される請求の範囲第43項から第61項までのいずれかに記 載の変換装置。
65、該出力電圧波形の積分はハードウェア積分電圧/周波数変換器の利用によ り実行される請求の範囲第43項から第64項までのいずれかに記載の変換装置 。
国際調査報告 AIJNEX To THE INTERNATIONAL 5EARCHRE PORT 0NINTERNA丁rONAL APPLICATION No、 PCT/AU 86100250((ted イn 5earch Paten t Family Memberseport εP 29249 JP 56086073 US 4309752 IIs  4390938εP 29251 JP 56086074 LIS 4307 444US 3585485 CH510953DE2029889 [l53 585486US 4013937 FR2280234JP 5103502 2

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.1つ又は複数の入力位相を1つ又は複数の出力端子に接続する静止形電力周 波数変換装置であって、該電力周波数変換装置は、複数の電子的スイッチから構 成される1つ又は複数の電子的スイッチング手段と、該電子的スイッチング手段 の個々のスイッチを順次動作させる変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を1つ の出力端子に接続し、それにより、該出力端子の出力電圧波形が該1つ又は複数 の入力位相における入力電圧波形の各部分から構成されるようになっている静止 形電力周波数変換装置において;該出力端子のそれぞれに関して、該出力端子に 接続されるべき入力波形のスイッチングの時点を選択する方法であって;それぞ れの出力端子に関して、該スイッチングの時点は、所定の時間間隔の間に所望の 出力電圧の連続積分と、実際の出力電圧の連続積分の推定値との差の平均が最小 になるように選択され、 該所定の時間間隔は別の入力波形への該スイッチングの時点を含むようになって いる、 スイッチングの時点を選択する方法。
  2. 2.該所定の時間間隔は該方法により決定される該スイッチングの時点を唯一つ 含む請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該所定の時間間隔は該スイッチングの時間に終了しない請求の範囲第1項又 は第2項記載の方法。
  4. 4.該複数の電子的スイッチは自然的に整流を行うサイリスタから構成される請 求の範囲第1項から第3項までのいずれかに記載の静止形電力周波数変換装置。
  5. 5.該所定の時間間隔の開始時は第1の入力電圧波形と該所望の出力電圧波形と の交差の時間として規定され且つ該所定の時間間隔の終了時は第2の入力電圧波 形と該所望の出力電圧波形との交差の時間として規定され;該第1の入力電圧波 形は該スイッチングの時点に先立って該出力端子に接続される最後の入力電圧波 形であり、且つ該第2の入力電圧波形は該スイッチングの時点で該出力端子に接 続されるべき入力電圧波形である請求の範囲第1項から第4項までのいずれかに 記載の方法。
  6. 6.該方法は出力波形を安定させるためにシステム安定化手段を設けることをさ らに含む請求の範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の方法。
  7. 7.該システム安定化手段は、該所定の時間間隔の連続するものの終了時に該出 力電圧波形と該所望の出力電圧波形との差の積分の振動を最小にするか又は除去 する手段から構成される請求の範囲第6項記載の方法。
  8. 8.スイッチングの時点は、該所定の時間間隔の開始時から終了時において、該 出力電圧波形と該所望の出力電圧波形との差の積分が最小になるように選択され る請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.式(6)の解を求めることにより該平均は最小とされ且つ該差は最小とされ る請求の範囲第8項記載の方法。
  10. 10.請求の範囲第9項の式は、該スイッチングの時間から積分が開始しないよ うに展開される請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 11.請求の範囲第9項の式は式7に展開される請求の範囲第10項記載の方法 。
  12. 12.式(14)の解を求めることにより該平均は最小とされ且つ該差は最小と され、該式(14)中のMは適切な近似値となるように求められる請求の範囲第 8項記載の方法。
  13. 13.請求の範囲第12項の式は、該スイッチングの時間から積分が開始しない ように展開される請求の範囲第12項記載の方法。
  14. 14.請求の範囲第12項の式は式15に展開される請求の範囲第13項記載の 方法。
  15. 15.Mは所定のトリガ周期に関してゼロでない定数となるように選択される請 求の範囲第12項、第13項又は第14項記載の方法。
  16. 16.該ゼロでない定数は式13のRHSを近似するように計算される請求の範 囲第15項記載の方法。
  17. 17.Mはそれぞれのトリガ周期に関してゼロとなるように選択される請求の範 囲第12項、第13項又は第14項記載の方法。
  18. 18.電圧ブースト及び磁束に起因する該所望の出力波形の成分を分離するため に、該所望の出力電圧の積分は式8に従って展開される請求の範囲第1項から第 17項までのいずれかに記載の方法。
  19. 19.正バンクと負バンクとに分割される複数の自然的に整流を行うサイリスタ を具備するサイクロコンバータにおけるバンクスイッチング方法であって; ある1つの時点で一方のバンクのみが動作しており、且つ該サイリスタのスイッ チングの時間を選択する方法は、不連続電流を考慮に入れるために該サイリスタ のスイッチングの時間を調整する方法を含むバンクスイッチング方法において; 該バンクスイッチング方法は; 該スイッチングの時間が波形交差時間に対して遅延されたとき、すなわち波形交 差時間を通過したときに他のバンクヘ変更することを含み; 波形交差時間は、該スイッチングの時間に出力端子に切換えられるべき入力波形 と所望の出力波形との交差の時間として定義されるバンクスイッチング方法。
  20. 20.正電流スイッチングバンクと負電流スイッチングバンクとに分割される複 数の自然的に整流を行うサイリスタを具備し、ある1つつ時点で一方のバンクの みが動作しているサイクロコンバータにおけるバンクスイッチング方法であって 、該方法は、該正バンクから該負バンクヘのクロスオーバの時点を、出力電流が ゼロであると同時に、出力電圧と基準電圧との差の積分が正である最初の時点で 起こるように選択することを含み; 該方法は、該負バンクから該正バンクヘのスイッチングの時点を、出力電流がゼ ロであると同時に、出力電圧と基準電圧との差の積分が負である最初の時点で起 こるように選択することをさらに含むバンクスイッチング方法。
  21. 21.3パルス3相サイクロコンバータとして接続されるスイッチのバンクに適 用される請求の範囲第1項から第20項まてのいずれかに記載の方法。
  22. 22.該スイッチのバンクは6パルス三相サイクロコンバータとして接続される 請求の範囲第1項から第21項までのいずれかに記載の方法。
  23. 23.該スイッチのバンクは2パルス二相サイクロコンバータとして接続される 請求の範囲第1項から第22項までのいずれかに記載の方法。
  24. 24.サイクロコンバータとして動作する、請求の範囲第1項から第23項まで のいずれかに記載の方法を利用する装置。
  25. 25.該静止形電力周波数変換装置は3パルス3入力位相3出力位相サイクロコ ンバータとして接続される請求の範囲第1項から第24項までのいずれかに記載 の装置。
  26. 26.該静止形電力周波数変換装置は6パルス3入力位相3出力位相サイクロコ ンバータとして接続される請求の範囲第1項から第25項までのいずれかに記載 の装置。
  27. 27.該静止形電力周波数変換装置は2パルス1入力位相2出力位相サイクロコ ンバータとして接続される請求の範囲第1項から第26項までのいずれかに記載 の装置。
  28. 28.該出力電圧波形の積分又は積分の近似の過程はハードウェア積分電圧/周 波数変換器の利用により実行される請求の範囲第1項から第27項までのいずれ かに記載の装置。
  29. 29.1つ又は複数の入力位相を1つ又は複数の出力端子に接続する静止形電力 周波数変換装置であって、該変換装置は、複数の電子的スイッチから構成される 1つ又は複数の電子的スイッチング手段と、該電子的スイッチング手段の個々の スイッチを順次動作させる変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を1つ の出力端子に接続し、従って、該出力端子における出力電圧波形は該1つ又は複 数の入力位相の入力電圧波形の各部分から構成される静止形電力周波数変換装置 において; 該出力端子のそれぞれに関して、該出力端子に接続されるべき入力波形のスイッ チングの時点を選択する方法であって;それぞれの出力端子に関して、該スイッ チングの時点は、所定の時間間隔の中で所望の出力電圧と実際の出力電圧の推定 値との差の平均が最小になるように選択され、該所定の時間間隔は別の入力波形 への該スイッチの時点を含む方法。
  30. 30.1つ又は複数の入力位相を1つ又は複数の出力端子に接続する静止形電力 周波数変換装置であって、該変換装置は、複数の電子的スイッチから構成される 1つ又は複数の電子的スイッチング手段と、該電子的スイッチング手段の個々の スイッチを順次動作させる変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を1つ の出力端子に接続し、従って、該出力端子における出力電圧波形は該1つ又は複 数の入力位相の入力電圧波形の各部分から構成される静止形電力周波数変換装置 において、 Vnを入力力率を最大になるように選択することにより入力力率を改善する方法 。
  31. 31.Vnは第17(a)図に示されるように最も負の電圧波形となるように選 択される請求の範囲第30項記載の方法。
  32. 32.1つ又は複数の入力位相を1つ又は複数の出力端子に接続する静止形電力 周波数変換装置であって、該変換装置は、複数の電子的スイッチから構成される 1つ又は複数の電子的スイッチング手段と、該電子的スイッチング手段の個々の スイッチを順次動作させる変調手段とを具備し、 該電子的スイッチング手段は1つ又は複数の入力位相を含む交流供給電圧を1つ の出力端子に接続し、従って、該出力端子における出力電圧波形は該1つ又は複 数の入力位相の入力電圧波形の各部分から構成される静止形電力周波数変換装置 において、 入力基準電圧の選択的選択により動作特性を改良する方法。
  33. 33.請求の範囲第29項、第30項、第31項又は第32項までのいずれかに 記載の方法を利用る装置。
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