JPS63500502A - 使い捨て診断用血漿フィルタ−分配器 - Google Patents

使い捨て診断用血漿フィルタ−分配器

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JPS63500502A
JPS63500502A JP61503414A JP50341486A JPS63500502A JP S63500502 A JPS63500502 A JP S63500502A JP 61503414 A JP61503414 A JP 61503414A JP 50341486 A JP50341486 A JP 50341486A JP S63500502 A JPS63500502 A JP S63500502A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 使い捨て診断用血漿フィルター分配器 生発皿皇!! 本発明は、研究室分析または他の目的に使用することができる血漿または血清の ような流体の少量を迅速にそして便利に分離しそして分配する低コストの使い捨 てフィルター分配器を提供する。この新しいフィルター分配器は供血者の不便さ を付加することなく付随する汚染の可能性を最小に減らす。
分析のため血液サンプルを吸引しそしてそれから血漿または血清を分離するプロ セスを自動化する多くの試みにもかかわらず、該プロセスは依然本質的に人力で ある。対照的に、一旦サンプルが吸引されそして分離されたならば、それらの分 析の自動化にはもっと大きな成功が得られている。
現在、血液サンプルを吸引するために最も普通に使用されている操作は、第1図 に図示するような円筒形ホルダー10と、′バキュテーナー′と呼ばれる真空容 器11の使用から出発する。一般に円筒形のホルダーは閉鎖端12Aと、そして 容器11を収容するための反対側の開いた端部12Bとを有する。プラスチック 支持体13が二頭静脈切開針14のまわりにその中心近くで成形され、そしてホ ルダー10の閉鎖端12Aとねじ係合する。プラスチック支持体13は、ゴムソ ックス16の上端を密着嵌合関係に収容する球根状突起をその内側端に持ってい る。平常ソックス16の閉鎖端はホルダー10内に保持された針の端部を囲み、 そして保護している。
作動において、ホルダー10は針14の外端を供血者の静脈へ挿入する時に使用 される。この時、ソックス16は血液がホルダー10の内部へ漏れるのを防止す るのに役立つ0次にゴムストッパー17を有する真空容器11がストッパ一端を 先にしてホルダーの開いた端へ挿入される。針14の内包端はゴムストッパーを 通してゴムソックス16およびストッパー17の両方を刺通せしめられる。その 時容器ll内の真空は血液を針14を通って容器11中に吸収する。典型的には 、これらバキュテーナーの数個がホルダー10中へ続いて挿入され、そして針1 4の外端が供血者から引き抜かれる前に血液で満たされる。
異なる容器が満たされた時、それらは次に典型的には異なる分析課題のために使 用される0例えば、−容器はクエン酸トリナトリウム、ACDまたはヘパリンの ような抗凝固剤を含有し、そしてそれから血漿が分離されるかも知れない、他の 容器においては、血清が分析のため分離できるように血液は凝固することが許容 されるかも知れない。
一旦サンプルが吸引されれば、それらは典型的にはラベルを貼られ、研究室へ送 られる。vr究室においては、容器900〜2000Gにおいて5〜10分間遠 心される。研究室技術者は次に中味を邪魔することなくゴムストッパー17をそ の容器11から除去しなければならない、使い捨てまたは再使用し得るピペット が血漿または血清を吸引するために使用され、ゴムストッパー17が容器11お よびその中味の廃棄の前に容器11へ嵌め戻される。
この広く使用されている操作はこのように遅く、そして不便である。血液を吸引 する人および研究室技術者の両方が可能性ある汚染へ曝露される。針、バキュテ ーナー、ピペットおよびピペットからLeggによる“膜を境にする反対流れ方 向を使用する生物学的液体分画”と題する米国特許第4,343.705号は、 血液吸引および分離プロセス時の改良に関する提案を教えるe Leggは血液 を平坦シート膜フィルターの一方の側を横断して血液がそこから前後に吸引され る開いた容器中へ血液を注ぐ、フィルターの他方の側は血漿口演のための容器と 連通ずる。このシステムは高価なポンプ、弁および自動制御を必要とする。使い 捨ては該容器およびフィルター膜を含み、そのため比較的高価である。研究室技 術者は、遠心機およびピペットが使用される場合と本質的に同じ汚染の危険を有 する。
分画プロセスをバキュテーナーまたは同様な容器中へ含める多数の試みがなされ た。そのような試みを記載する米国特許の例を以下に挙げる。
3、 508. 653 Co1ea+an3、 539. 300 5ton e 3、 682. 596 5tone 3 、 761 、 408 Jae Yoor+ Lee3、 814. 0 79 LeRoy、 Sr。
3、 850. 174 Ayres 3、 920. 557 Ayres 3、 926. 521 Ginze13、 960. 727 Hochst rasser3、 965. 889 5achs 3、 972. 812 Gresl、Jr。
4、0 1 2. 3 2 5 Columbus4、O35,294Land ers et a14、 052. 320 Jakobowicz4、 08 3. 788 Ferrara4、 131. 549 Ferrara4、  303. 530 5haheta14、 443. 345 Wells いずれの場合も、高コスト、使用の不便または何らかの他の不利益が開示された 技術の広汎の受け入れを妨げていた。血液を吸引するためには広く受け入れられ ている真空閉鎖アプローチを採用するのが望ましいが、しかし必要とする少量の 口演を実質上直ちに、そして余計なハンドリングなしに現場で直接分画できるこ とがもっと好ましい。
膜フィルターと組合わせて回転システムを液体懸濁液を分画するために使用し、 高い処理量と、信頼性を持ちそして汚染のない所望の口演を得ることは既知であ る。そのようなシステムの一例は“物質の分離装置および方法”と題するDon ald W、 5choendorferによる1984年3月21日出願の米 国特許出願第591,925号に示されている。このシステムにおいては、表面 フィルター膜を含むか、または少なくとも一部フイルター膜で囲まれることがで きる回転ローターが配置され、そしてフィルター膜の上に不断の清掃運動と、そ して高い処理量の非閉塞口過作用を確立する高い剪断力を提供する、テーラ−タ イプの増強された渦巻を確立するように作動される。このシステムはこわれ易い 血液成分を溶血または他のように損傷しない低コストの非汚染使い捨て部品を使 用するので、それは特に血液分離用途に効果的である。しかしながらこの使い捨 て部品は、大部分の臨床応用に必要とするよりもなお大きい容量と、広い従って より高価な膜面積を持っている。たとえ小型としても、それは血液を移換するの に別の操作を必要とし、そして望ましいよりももっと大型の大規模のドライブ、 制御およびボンピングユニットを必要とす本発明による、迅速な低コストのそし て極めて便利な流体分離システムは、血液の吸引のための真空容器のような使い 捨て流体容器と、容器内のローターへ磁気的に連結するための磁気ヘッドを持つ ロータードライバーとを含む、該容器はチューブ状外壁と、口演流体を外壁を通 って分配するために選択的に開くことができる破壊先端のような閉鎖エレメント を含む。
外壁の内側には膜フィルターを支持する円筒形内側チューブが配置される。内側 チューブの内部はフィルター膜で覆われたフィルター孔を除いてその外側からシ ールされる0口液流体はこのためフィルターおよびフィルター孔を通って内側チ ューブの外側へ通過することが許容され、内側チューブはそこでフィルター孔と 閉鎖エレメントによって一時的にシールされた底部開口との間の連通みぞを確保 するような形状となっている。
一般に円筒形の磁力で駆動されるローターが内側チューブの内部で回転のため配 置される。ロータードライバーは容器の外部でローターと係合しそして駆動し、 そして流体がローターの周囲とフィルター膜との間の小さい隙間の間を流れるこ とを強制するようにローターを内側チューブ内部で上下に軸方向に動かす往復運 動を周期的に発生させる磁気駆動力を発生する。この往復運動は、0液が膜を通 って流れることを容易にするフィルター膜を横切る圧力を発生する。相対的回転 および小さい隙間を通る流体流の結合は、膜フィルターによる渦で増強された口 過作用を含む。
ロータードライブは軸方向に離された上方の極片の二対と下方の極片の二対とを 有する磁気ヘッドを含んでいる。制御回路の励起は磁極片を磁気的に励起し、容 器内の自己求心回転を誘起するようにローターの磁場へ連結する回転磁場を発生 する。磁極片の上方および下方のセットの振動する励起は、ローターの回転に加 え、軸方向往復運動を生じさせる。これは、ローターの外周とフィルターとの間 の流体が迅速な非栓塞フィルター作用を得ることを強制するポンプ作用を発生さ せる。この作用は不当な溶血なしに血液から血漿または血清の口過を許容するほ ど十分に緩和である。
軸方向往復運動なしにこのポンプ作用を誘発させるための特別の設計を代わりに 使用することができる。例えば、遠心力または他のポンプ作用はローターによっ て自己発生させることができる。これは第1および第2の磁極対から離間した軸 方向位置の第3および第4の磁極対の必要性を排除することにより、ロータード ライバーのコストおよび複雑性を減らす。
ロ皿Ω呈皇ス我里 第1図は、血液成分のサンプリング、受は入れおよび分離のための先行技術装置 および操作の断面平面図である。
第2図は、本発明に従った使い捨て流体分画容器の破断斜視図である。
第15図は、本発明に使用される非磁化高透磁性ローターの代替第3図は、本発 明に従った使い捨て流体分画容器の断面平面図である。
第4図は、第3図に示した矢印4−4の方向に取った流体分画容器の断面端面図 である。
第5図は、第2.3および4図に示した容器内のローターを回転駆動するための 、本発明に従ったロータードライバーの断面平面図である。
第6図は、第4図に示したロータードライバーに使用される磁心の端面図である 。
第7図は、第5図に示したロータードライバー・−に使用される電気回路の概略 的なブロック図である。
第8図は、第5図に示したロータードライバー中の磁気コイルの励起グラフであ る。
第9図は、第5図に示したロータードライバー中の磁気コイルの別の励起グラフ である。
第10図は、本発明に使用されるローターの代替具体例の斜視図である。
第11図は、本発明に使用されるローターの代替具体例の斜視図である。
第12図は、本発明に使用されるローグーの代替具体例の斜視図である。
第13図は、本発明に使用されるローターの代替具体例の斜視図である。
第14図は、本発明に使用されるローターの代替具体例の斜視図である。
膜フィルターセフシラン32A、32Bはそれらのそれぞれの(具体例の斜視図 である。
崖光所皇罫韮互栽ユ 今や第2および3図を参照すると、本発明に従った使い捨て流体分画容器20は 、頂端においてゴムストッパー22によって閉鎖され、そして容器20の底にあ る出口を閉鎖するため円筒形外壁21の破壊先端24へ合体する半球状セクショ ン23によって底端において閉鎖された、一般に円筒形もしくはチューブ状の外 側壁21を含んでいる。破壊し得る先端24は一般に円筒形の外壁25と、そし て下方閉鎖端26を持っている。破壊先端24の上端は外側容器壁21の内部と 連通ずる0円周を延びるみぞ27は破壊先端24の外部25中に弱化線を形成し 、そのため下方閉鎮端26への組合せた捻回および引張り作用は円周みぞ27に 沿って破壊先端の破断を生じさせ、そして実際において容器20内の流体の分配 を許容するように容B20の閉鎖された底端を選択的に開く。
さらに第4図を参照すると、内側フィルター支持チューブ30が薄い膜フイルタ −32を収容しそして支持するために側壁21内に配置される。この例において は、膜フイルタ−32は、めいめいが支持チューブ30の内周の約120°を延 びる二つの別々のセフシラン32A、32Bとして設けられる。二つの膜セフシ ラン32A。
32bは膜支持チューブ30の内表面に対し、その軸方向に延びる約上半分内に 直径上で対向する関係に配置される。この例においては、内側チューブ30は膜 フイルタ−セクション30を収容するための小さいくぼみ34を含むが、もし超 薄膜フィルター32が使用されるならばそのようなくぼみは必要ないであろう。
ぼみ区域34へ円周的にシールされ、内側チューブ30の下端40は閉鎖され、 そして上端42は容器壁21の内表面44と係合し、そしてゴムストッパー22 によってシールされる。内側支持チューブ30の内部および外部の間の唯一の連 通手段はこのため膜フイルタ−セクション32A、32Bと、そして内側チュー ブ300円筒形側壁を通る複数の開口を通る。開口46は膜フイルタ−セクショ ン32A、32Bのための適切な機械的支持を確実にするように十分に小さく形 成される。開口46の断面積の合計は膜フイルタ−セクション32A、32Bの 有効口過面積を実質上形成するので、開口46は、内側支持チューブ30のため の適切な構造強度および経済的製作が実際的でかつそれと両立するように多数そ して互いに接近して設けられる。開口46を内側支持チューブ30の単一の長直 径に平行に延びるように形成することにより、開口46は2個のダイス片を使用 して単一の製作プロセスの一部として内側支持チューブ30中に成形することが できる0代わりに、もっと高価なダイスを使用することができ、または開口46 は内側支持チューブ30の成形後に孔あけすることができる。この場合は開口4 6は内側支持チューブ30を放射方向に通過して延びることができ、そして内側 支持チューブ30の全開に分布されることができる。その時膜フイルタ−32も また内側支持チューブ30の全周を延びるであろう。
溝46の外側と容器20の底の分配開口26との間の連通みぞを設けることが勿 論必要である。しかしながら、内側支持チューブ30の外側と外壁21の内側と の間の空間の体積を最小にすることも望ましい、この体積の最小化は、容器20 が血液を受け入れるための真空容器として使用される時に特に望ましい、容器2 0が排気される時、内壁30と外壁21との間のみぞ空間を含む全体の空の西容 積が真空にされる。血液または他の流体が内側容器に入る時、その中の真空度は 小さくなるが、内側支持チューブ30と外壁21との間の体積内には真空が残る 傾向にある。これは膜フイルタ−32を境にして膜横断圧力を発生し、口過作用 が過早に開始される傾向となる。しかしながらこの連通みぞ体積を十分に小さく 保つことにより、ゆるい早期口過作用は最小にとどまる。
みぞ48は、有利には内側支持チューブ30の外周に、外壁21の内側が内側支 持チューブ30へ交替に係合し、そして次にみぞ空間48を形成するように放射 方向内側へ延びる波形状を内側チューブ30へ提供する波形突起50を成形する ことによって形成することができる。開口46は、好ましくは波形突起50のみ ぞ形成小半径位置に合致するように外周に配置される。
内側支持チューブ30の内部には小さい円筒形のあらかじめ磁化された永久磁石 ローター54が配置される。ローター54は取り付けなしの車軸を有し、そのた め内側支持チューブ30のみによって物理的に収容される。ローター54は、好 ましくは第1の直径の端部において二つのN極へ、そして第1の直径に関し90 °回転した第2の直径の端部において二つのS極へ磁化される0代わって口・− ター54は、実際上ローターの一方の側がN極を提供し、反対側がS極を提供す るように単−長直径に沿って直径方向に磁化することができる。ローター54は また磁化しなくてもよ(、しかし高い透磁性材料を含み、そして外部で発生させ た回転する磁場と係合する時回転トルクを発生するような形状の外周を持つこと ができる。ロタ−54の中心軸は容器10の中心軸58の一部を占め、そしてロ ーター54は容器20の約下半分にわたって軸方向に延びる。ローター54の半 径は、ローター54の外周と内側支持チューブ30および膜フイルタ−32の間 に約0.0127値ないし0.2286csiの均一な隙間が形成されるように 選択される。例えば、血漿分離のための前述した米国特許出願第591.925 号のもとで最適化される流体機械的条件を再現するためには、0.635CI+ の半径および6500RPMにおいて0.0508amの隙間が156のテーラ −数と、使用し得るレイノールズ数550と、そして剪断率8860/秒(比重 1.0および粘度0.04ボイズと仮定して)を与える。
作動において、外部で発生させた回転している磁場がローター54を内側支持チ ューブ30内で回転させ、そしてまたフィルター膜セクシッン32A、32Bの 近くで容器20内において軸方向上下に運動させる。ローター54の回転運動は 、改善された口過作用を発生するように膜フィルターセフシラン32A、32B に隣接して渦巻で増強された流れを発生し、他方反復する上下運動もしくは往復 運動は、ローター54の外周と膜フイルタ−セクション32A932Bの内表面 との間の口過容積を通って流体を連続的にポンプするポンプ作用を発生する。こ のポンプ作用はまた、口過を誘発するのに十分な膜横断圧力を提供するように内 側チューブ内の流体圧力を増加させる0口液流体はフィルターセクション32A 、32B。
開口46.みぞ容積48を通り、最終的には容器20の底の分配開口26へ下方 へ通過する。破壊先端24の下方閉鎖端26を除去することにより、流体は容器 20からそして分析のためサンプル皿へ流出するのが自由になる。
今日のサンプル採取容器では慣用であるように、分画容器20は当初空であるか 、ヘパリン、クエン酸トリナトリウムもしくはACDのような抗凝固剤を、また は代わりに凝血剤を含んでいてもよい。
もし凝血が防止されるならば血漿が口演流体として生成され、他方凝血が進むこ とを許容されれば血清が生成される。
今度は第5図を参照すると、ロータードライバー62内に装着された容器20を 含む、完全な流体分離システム60が図示されている。ロータードライバー62 は磁気ヘッド66へ装着されたノ飄つジング64を含んでいる。
磁気ヘッド66は、複数の軸方向に延びるねじつきポル)TOによって磁心72 へ固着された上方支持プレート68を含んでいる。
下方閉鎖プレート74は軸方向に延びるねじつきボルト76によって磁心72に 固着される。上方支持プレート68はその底側に一般に円筒形の中央に位置する 空胴80を有する。空胴80は、ゴムストッパー22が空胴80中に挿入された 後、空胴80とゴムストッパー22との間に摩擦係合によって容器20を十分に ぴったりと支持することができるはめ合いをもって容器20のストッパー22を 収容するのに通している。磁気ヘッド66の残部は一般に円筒形であり、そして 容器20を底部カバープレート74および磁心を通って軸方向に受け入れるため 容器20の直径よりもいくらか大きい中央円筒形ボア84を有する。
第6図に示されている磁心72の頂面図を参照すると、磁心72は、円筒形外壁 90と、円筒形内壁92と、そして二つの磁極対は軸方向上方位置94に配置さ れそして二つの磁極対は軸方向下方位置に配置された四つの直径上に対向する磁 極対に配置された8個の放射方向内側へ延びる磁極を含んでいる。第1の対の極 98,100は第2の対の極102.104と共に軸方向上方位置94に配置さ れる。第3の対の極106.108は軸方向下方位置96に位置し、そして円周 上第1の対の極9B、100と整列している。同様に、第4の対の極110,1 12は軸方向下方位置に位置し、そして第2の対の極102.104と円周上整 列しており、そのため第6図においてそれらは第6図における番号はそれらの円 周上の位置を示しているが第2の対の極102.104によって隠されている。
多数の巻線120が各棟のまわりにその中に磁気ポテンシャルを誘起するように 形成される0巻線もしくはコイル120は対向する極対のために直列に接続され 、そして容器を収容する円筒形ボア84内に回転する磁場を発生するように制御 される。該磁場は、ボア84を直径方向に横切って延び、そして挿入した容器の 磁化されたローター54をそれと共に回転させるため回転するように形成される 。加えて、上方位置94および上方位W96にあるコイルは、ローター54が回 転する時それを上下に移動させるように選択的に交番に励起される0例えば上方 位fi96にある下方コイルが最初に励起され、ローター54を短距離だけ上方 へ移動させ、そして回転を開始させる。次に上方位置94にあるコイルも励起さ れ、下方位置96にあるコイルによって発生した磁場と同期的に回転する直径方 向磁場を発生する。これはローター54を上方位置94と下方位置96の大体中 間の位置へ軸方向上方へさらに動かす0次に下方位置96にあるコイルが脱励起 され、そしてローター54は上方位置94にあるコイル120によって発生した 磁場の吸引力のちとにその最高位置へ上方へさらに動く、このサイクルは、下方 位置にあるコイルがローター54をい(らか下方へ動かすように励起され、そし て次に上方位置にあるコイルがローター54をさらに下方へその最低軸方向位置 へ動かすように脱励起されるように継続される。これによって−回の上下往復動 量イクルが完了し、これは次に口演の必要量が容器20の開いた底端を通って分 配されるまで必要なだけくり返される。
上方ハウジング64は比較的薄い円筒形側壁120と、側壁124の上端を閉鎖 しそして側壁120中の周囲を延びるみね128の上にスナップ止めされるみぞ 126によって固着される上方キャップ122とを含んでいる。一対の下方およ び上方の軸方向に離れたフランジ130.132が電気印刷回路板134を収容 し、支持するために側壁120からい(らか放射方向内側へ延びている。印刷回 路板134は、回転する磁場を発生するようにコイル120を励起する慣用のタ イミングおよびスイッチング機能を提供するための励起制御回路を支持する。励 起制御回路は印刷回路板134の下面へ取り付けられているように概略的に図示 された部品136と、そして4組のコイル対120ヘプラグ接続を提供するプラ グコネクター138を含んでいる。コイルの直径上で対向する対は直列に結線さ れるので、プラグコネクター138を通って8本の接続リード線のみが接続を必 要とする。多数のリード線によって図面が不明瞭になることを防止するため、い くらか少数だけが第5図に示されている。軸方向に延びる開口140が上方支持 プレート68を通過して設けられ、コイル120を励起するり一ド線が支持プレ ートを通ってコネクタープラグ138へ通過することを容易にする。
真空解除中空針144は、容器20が空胴80中へ挿入された時容器20のゴム ストッパー22と係合するように支持プレート68へ固着され、そしてそれを通 って延びる。針144は任意であり、そして口演流体が膜フイルタ−32を通過 する時内側支持チューブ30の内部に部分真空が形成されるのを防止するためそ れを空気で置換することを許容する。そのような部分真空は膜横断圧力を減じ、 そして十分な口演流体が内側支持チューブ30の内部から外部へ通過した後口過 プロセスを妨害するであろう、針144の上端は逆止弁146で終わっており、 それは内部に発生した圧力が流体を上方へそして針144を通って押し出すのを 防止しつつ、空気が内側支持チューブ30内の体積中へ流入することを許容する 。弁146の設計および構造は慣用であり、それ故弁146の詳細は明示されて いない。
突出し棒148は、ゴムストッパー22の頂部と接触するように上方支持プレー ト68中の孔150を通過する。それはまた印刷回路板134中の孔152と、 そしてロータードライバー62のオペレーターによるアクセスを提供するように 上方キャップ122中の孔154を通過する。突出し棒148を下方へ押す時、 ゴムストッパーおよびそのため容器をロータードライバー62から脱離する力が ゴムストッパー22へ加えられる。
印刷回路板134の頂面側の上には、印刷回路板134の底側に配置された励起 制御回路によって必要とされる電気エネルギーを貯える複数の標準乾電池160 を収容し、支持するための円筒形電池ハウジング158が設けられる。図示しな いが電池160の端子162を励起するための電気点接触端子が印刷回路板13 4の頂面側にある。
導電性ばね164は、接点162を印刷回路板134上の端子との係合に押し付 けるため、電池160とキャップ122との間を延びている。ばね164は押し ボタンスイッチ168の一部をなす接点166を有し、該スイッチは上方キャッ プ122中の開口172を通って延びている押しボタン170と、そして接触端 166の近(で電池ハウジング158の側壁上に取り付けられた下方接点174 を含んでいる。導電性リード線176は接点174から下方へ印刷回路板]34 への電気的接続を提供し、そこに印刷回路板134の下側の励起制御回路への接 続が設けられる。このためスイッチ168の人手による押しは、ローター54の 回転駆動に要する回転磁場の発生を開始するように励起制御回路を可能化する励 起回路を完成させる。
作動において、慣用のバキュテーナ−11の代わりに容器20を用いて、容器2 0は通常の態様で血液のような液体サンプルで満たされることが理解される。一 旦血液で満たされれば、容器20は適当にマークされ、分析のため研究室へ送ら れる。研究室において、容器20はロータードライバー62の磁気ヘッド66中 に嵌入され、そして破壊先端24の下方閉鎖端26がそれを除去し、そして容器 20の下端を開くためにねじられ、引張られる。次にロータードライバーは自動 分析システム中へ挿入のため皿のような適当な容器の上に保持され、そして押し ボタン170が励起制御回路を励起し、容器20内の流体から血漿または血清の 口過を開始するように押される0口液の十分な量が分配された時、押しボタン1 70が口過プロセスを打ち切るために放され、ロータードライバーはごみ捨てが んのような適当な廃棄容器の上に配置される0次に突出し棒148が人手で押さ れ、ゴムストッパー22を空胴80との係合から外し、容器20が後から捨てる ため廃棄容器中へ落下することが許容される。
このように、研究室における口演流体の口過および分配のプロセスは大きく簡単 化されることが理解できる。研究室技術者は口演流体を速やかにそして容易に分 配することができ、そして次に汚染の危険を少しも蒙ることなく容器20を捨て ることができる。5ないし10分の遠心とその後のデリケートなピペット移換プ ロセスの代わりに、口演流体は数分の口過作用の後自動的に分配され、その後容 器20は適当な廃棄容器へ落される。
回転コイル120を励起するための回路は第7図にいくらか詳細に図示されてい る。励起制御回路178は人手で作動し得るスイッチ168を通って電池160 へ連結されることが見られるであろう。
励起制御回路178はまた、それぞれコイル98.100のための直列に接続さ れたコイル対180.181へ、そしてそれぞれコイル102.104のための コイル対182.183へ接続される。
同様に、下方位置96にある極106,10Bのためのコイル対184.185 は、それぞれ極110および112のためのコイル対186.187と共に制御 回路178を励起するように接続される。
励起制御回路178の実行のための特定の回路は図示しなかったが、それは第8 図および9図に図示したタイミング関係を使用する慣用のスイッチングおよびタ イミング回路によって実行することができる。コイル対が回転する磁場を発生す るように励起される態様は第8図に図示されている。第8図において、二つの上 方のコイルの対は、コイル対180,181についてAHおよびコイル対182 .183についてBHと命名される。同様に、二つの下方のコイルの対は、コイ ル対184.185についてALおよびコイル対185.187についてBLと 命名される。最初下方コイル対が励起され、対ALが例えば左から右(SからN )方向に磁場を発生するであろう正方向に励起される0次に、AL対が脱励起さ れ、BL対が頂部から底部方向への磁場を発生するように励起される。次に対B Lが脱励起され、対ALが右から左の方向に磁場を発生する負の極性へ励起され る0次に、対ALが脱励起され、対BLが底部から頂部方向に磁場を発生する負 の極性へ励起される。これで一回転サイクルを終了し、後からくり返される0適 当な時間の後、上方コイル対AHおよびBHが下方コイル対ALおよびBLと同 期された回転パターンで同様に励起される。このように回転する磁場が発生し、 それはローター54の永久磁石磁場と係合し、ローター54とロータードライバ ー62によって形成された駆動磁場と共に回転させる。
第9図を参照すると、上下軸方向往復運動は、上方および下方巻線対を約12秒 の反復サイクルで交番に励起することによって前に説明したように誘起される。
各ケースにおいて、一方の上方または下方のコイルのセットが励起された後他方 が脱励起される前に2秒間のオーバーランプが与えられる。これはローター54 が内側支持チューブ30内で上下動する時分画流体の口過を誘発する膜横断圧力 を発生するようにローター54の制御された振動を提供するのを助ける。
磁気駆動へンド66の下方軸位置96にある第3および第4の磁極対の排除を許 容するローター54の種々の代替具体例が第10ないし14図に図示されている 。第10ないし14図に示した構造はそれぞれ分画流体の再循環もしくは実際の ボンピングを提供し、そのためローターの上下振動を排除することができる。第 10ないし14図に示した構造の一部は振動するポンプ作用よりも効果的でない が、それらは臨床分析に必要とされる口過流体のたった数滴に対しては適切であ ると考えられる。
第10図は、軸方向に延びる中央ボア202を持つことを除いてローター54と 実質上同じである、円筒形ローター200を図示する。口・−ター200は、ボ ア202を通る分画流体の増加した循環を提供するように、第5図に示した軸方 向に離れたニレベルロータードライバーと組合せて、または口過作用を容易にす るため少量の再循環を提供するボアと共に単一レベルロータードライバーと組合 わせて使用することができる。
第11図に示すローター206は、ローターの外周に形成したそしてローターの 全長を延びる複数の軸方向に延びるみぞまたは空胴を有する。このみぞはロータ ー206の外周のまわりで実質上等間隔に離されている。みぞ208はローター 206の外周とフィルター膜32の間の口過間隙の近くへ付加的な分画流体を運 ぶ、中央ボア210と組合わせたみぞ208は少量サンプルを得るための分画流 体の適切な循環を提供する。
第12図に図示するローター214は、軸方向に延びる中央ボ“1216および 先細となった外周面218を持っている。先細の外周面は、分画流体を口過間隙 を通って上方へ流し、そして次に口過間隙を通って分画流体の再循環を提供する ように中央ボア216を通って下方へ流す傾向のある遠心カボンブ作用を発生さ せる。
ローター220は形状が一般に円筒形であり、軸方向に延びる中央ボア22と、 そしてローター220の外周に均等間隔で離され、そしてローターの頂部と底部 の間の中間に軸方向に位置する複数の放射方向に延びるボア224を持っている 。放射方向に延びるボア224は、放射方向に延びるボア224を通り、そして 口過間隙へそして次に放射方向へ延びるボア224の放射方向内端との連通を提 供するボア222へ流れ戻る分画流体の連続再循環を発生させる遠心カボンブ作 用を発生する。
第14図に示したローター230は、ローター230の円筒形外形を形成する端 面234の先導縁にカップ形空胴を形成するように成形された複数の軸方向に延 びる外周に形成されたみぞを有する。
みぞ232は口過間隙へ付加的な分画流体を提供し、そして適切な口過作用を確 実にするのに十分な膜横断圧力差を発生させるように口過間隙内の分画流体圧力 を増加させる遠心ポンプ作用を発生させるのに役立つ。
前記の永久磁石ローターの代替として、第15図は永久磁場を全く含まないが、 しかしDonald Tri、 5choendorferによって1985年 4月26日に出願された米国特許出願第727,585号に記載されたような、 外部の磁場に応答する強磁性材料によって少なくとも一部が構成されているロー ターを図示する。一般に円筒形のローター240は二つの直径上に対向する軸方 向に延びる突出した極244を区切る二つの軸方向に延びる直径上で対向する空 胴242を存する。ローター240は磁化したローターを上進るコスト利益を提 供する。ローターは使い捨て容器の一部であるので、コストをできるだけ低く保 つことが重要である。同様に、回転を発生させる駆動力は磁気エネルギーのみに 基づかなくてもよく、代わりに外部ソー入から連結するある種の他の形によって 提供されることができる。
例えば反撥する電場または電場および磁場の組合わせがローター端の必要とする 回転励起を提供し得る。
当業者が本発明を製造しそして使用することを可能とする目的で、使い捨て流体 口過容器およびロータードライバーを含んでいる流体分離システムの上記特定具 体例を記載し、図示したが、本発明はそれらへ限定されないことが1mされるで あろう、従って請求の範囲内のどのような修飾、変更または均等構造も本発明の 範囲内であると考えるべきである。
FIG、1 FIG、2 FIG、3 FIG、4 FIG、6 FIG、7 FIG、8 FIG、9 国際調査報告

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.分画すべき流体を収容するための使い捨て容器にして、すべての側部におい てそして底部において閉鎖された容器を形成する外壁を含み、底部は選択的に開 き得る閉鎖エレメントによって閉鎖されており、外壁内に配置された円筒形チュ ーブであってそのロ過区域において該チューブを通る通過孔を除いて外壁の内側 から該チューブの内側がシールされている円筒形チューブを備え、前記通過孔は 前記チューブの外側において前記閉鎖エレメントと連通しており、前記連通孔を カバーするように前記内側チューブの内側に配置された膜フィルターと、前記チ ューブの内部に配置された磁化された円筒形ローターとを備えた前記使い捨て容 器と、前記容器を収容しそして前記ローターへエネルギーを連結するためのヘッ ドを有するロータードライバーにして、前記ヘッドは前記膜を通る流体の渦が増 強された流れを形成するように前記ロターを前記ロ過膜に接近して前記チューブ 内で回転せしめ、同時に前記ローターと前記フィルター膜との間の流体をポンプ するように前記チューブ内で前記ローターを上下に振動させる回転および移行エ ネルギーを発生する前記ロータードライバーとを備えていることを特徴とする流 体分離システム。
  2. 2.選択的に開き得る流体出口を有し、外壁を形成する円筒形外側チューブと、 前記外側チューブ内に配置され、そしてそのロ過区域を通る複数の孔を有する円 筒形内側チューブにして、前記複数の孔を除いてその内部をその外側からシール するように、そして前記複数の孔の外側と前記流体出口との間の連通を形成する ように配置された前記円筒形内側チューブと、 前記内側チューブのロ過区域に配置されそして前記複数の孔をカバーするフィル ター膜と、 前記内側チューブ内に配置され、前記フィルターを通るロ液流体の渦が増強され た流れを誘発するように前記容器の外部のドライバーによって回転駆動されるの に適したローターとを備えていることを特徴とする使い捨て流体分離システムの ための容器。
  3. 3.使い捨ての増強された渦巻流フィルター容器内の強磁性ローターを回転させ るためのドライバーであって、第1の軸方向位置に配置され、そして直径上で離 間した対向関係に配置された第1の極端とそして磁気的に連結された反対の第2 の極端とを有する第1の磁極対と、 第1の軸方向位置に配置され、そして直径上で離間した対向関係に配置されかつ 第1の磁極対に関して回転された第1の極端とそして磁気的に連結された第2の 極端とを有する第2の磁極対と、第1の軸方向位置から離間した第2の軸方向に 配置され、そして直径上で離間した対向関係に配置された第1の極端とそして磁 気的に連結された反対の第2の極とを有する第3の磁極対と、第2の軸方向位置 に配置され、そして離間した対向関係に配置されかつ第3の磁極対に関し回転さ れた第1の極端とそして磁気的に連結された第2の極端とを有する第4の磁極対 と、前記第1および第2の軸方向位置間を軸方向に振動する回転する磁場を発生 するように前記磁極対を励振するように連結された磁気ドライバー回路 とを備えていることを特徴とする前記ドライバー。
  4. 4.第1および第2の対向端を有する軸方向に延びる円筒形外壁と、前記円筒形 外壁内に配置された円筒形内側チューブにして、外側壁の一端へ向かってその中 のロ液流体の軸方向の流れを容易にするように前記内側チューブと外壁との間に みぞ空間を形成し、ロ過すべき流体の所定量を受け入れそして保持することを前 記内側チューブに許容するため少なくとも一端において閉鎖され、かつ膜フィル ターを受け入れそして支持するためその内表面にロ過区域を有し、内側チユーブ を通って前記みぞ空間へのロ液流体の連通を提供するための前記フィルター区域 においてそれを貫通する複数の開口を有する前記円筒形内側チューブと、前記内 側チューブのロ過区域に隣接して配置された膜フィルターと、 前記内側チューブ内に配置され、一般に円筒形の外壁を有するローターにして、 該ローターの外壁は前記ローターが前記フィルターに隣接して軸方向に配置され る時、該ローターの外壁と前記フィルターとの間に小さい隙間を形成する直径を 有しており、少なくとも一部は外部のエネルギー場に応答する材料から構成され ている前記ローター とを備えていることを特徴とする使い捨て流体ロ過容器。
  5. 5.前記円筒形外壁は約0.9525cmの内径を有する第4項の使い捨て流体 ロ過容器。
  6. 6.前記ローターの外壁は約0.635cmの内径を有する第4項の使い捨て流 体ロ過容器。
  7. 7.前記ローターは、前記ロ過容器の外部で発注させた回転する磁場に応答して 回転する時増強された渦ロ過流を生成する第4項の使い捨て液体ロ過容器。
  8. 8.前記内側チューブは、一端において開鎖され、そして前記一端と反対の第2 の端においてゴムストッパーによって閉鎖されるのに適している成形プラスチッ クエレメントである第4項の使い捨て流体ロ過容器。
  9. 9.前記内側チューブは前記外壁中へ密に嵌合し、そして前記みぞ空間を形成す るようにその外壁に形成されたみぞを有する第8項の使い捨て流体ロ過容器。
  10. 10.一般に円筒形の外表面を有するローターとそして前記外表面から離間した 同心状フィルター膜を使用して懸濁液から液体をロ過する方法であって、 ローターの外表面を同心膜に隣接させ、ローターの相対表面速度および隙間を前 記懸濁液中に動的運動を確立するように選定して前記ローターを中心軸のまわり を回転させ、ロ液を前記膜を通って押出すため前記懸濁液内に内圧を発生させる ように中心軸に沿って前記ローターを振動させる工程を含むことを特徴とする前 記方法。
  11. 11.前記懸濁液は全血であり、前記ロ液は血漿である第10項の方法。
  12. 12.前記ローターの相対表面速度および前記ローターと膜との間の隙間の大き さは前記懸濁液中に2000/秒をこえる剪断および渦を確立する第10項の方 法。
  13. 13.前記隙間の寸法および前記ローターの回転速度は、液体の特性と組合せて 、約156のテーラー数を生ずるように選定される第10項のロ過方法。
  14. 14.前記隙間の寸法および前記ローターの回転速度は、液体の特性と組合せて 、約156のテーラー数と、約550のレイノールズ数を生ずるように選定され る第10項のロ過方法。
  15. 15.前記隙間の寸法および前記ローターの回転速度は、液体の特性と組合せて 、約156のテーラー数、約550のレイノールズ数および約8860/秒の剪 断率を生ずるように選定される第10項のロ過方法。
  16. 16.前記ローターの回転および振動前に、前記フィルター膜によって少なくと も一部が形成された閉鎖された体積内に前記ローターおよび液体を配置する工程 をさらに含んでいる第10項のロ過方法。
  17. 17.前記ローターは前記閉鎖された体積内に車軸なしに配置され、そして前記 閉鎖された体積の外から前記ローターと相互作用しかつそれを回転駆動する回転 するエネルギー場を発生させる工程をさらに含む第10項のロ過方法。
  18. 18.個人の血液から少量のしかし適切な臨床量を得るための使い捨て器具であ って、 出口を閉鎖する破壊し得るカバーとそしてそれを通って容器中へ血液吸引針の後 端を受け入れるための刺通し得る閉鎖具を有する密封シールした真空容器と、 前記容器内のローター手段と、 前記ローター手段のまわりに配置されかつそれと同心の、そして前記出口と連通 している前記容器内の血漿流路を確立するためのスリーブ手段にして、前記ロー ター手段のまわりの血液から血漿を前記血漿流路へ移換するための膜フィルター 手段を含んでいる前記スリーブ手段 とを備えていることを特徴とする前記使い捨て器具。
  19. 19.前記ローター手段は前記容器内に車軸なしで配置されている第18項の使 い捨て器具。
  20. 20.前記ローター手段は、外部で発生させた回転する磁場に応答して中心軸の まわりを回転駆動されるのに適している第19項の使い捨て器具。
  21. 21.前記ローター手段は、外部で発生させたエネルギー場に応答して前記膜フ ィルター手段を横断して膜横断圧力を発生するように、中心軸のまわりを回転駆 動されそして中心軸に沿って振動されるのに透している第19項の使い捨て器具 。
  22. 22.刺通し得る壁と出口とを持っている真空容器を形成する使い捨て手段にし て、前記刺通し得る壁は前記容器内の内部体積中へ懸濁液を吸引し得るようにそ れを使って流体流チューブを受け入れるのに適している使い捨て手段と、 前記容器の中心軸と同心のそして内部体積を取り囲みかつ前記出口への外側ロ液 通路を形成するスリーブ手段にして、前記ロ液が通過する細孔を有する膜壁手段 を含んでいる前記スリーブ手段と、 前記スリーブ手段内に配置された回転し得るそして軸方向に運動し得るローター 手段と、 前記容器の内部へ真空によって吸引された懸濁液からのロ液が前記膜を通ってロ 過されそして出口へ送られるように、前記懸濁液に渦を発生させそして脈動を導 入するように、前記ローター手段を中心軸に関し同時に回転しそして軸方向に往 復動させるための前記容器外部のローター駆動手段 とを備えていることを特徴とする使い捨て器具を使用する懸濁液からロ液を抽出 するためのシステム。
  23. 23.前記ローターは前記スリーブ手段内に車軸なしで配置されている第22項 の抽出システム。
  24. 24.前記使い捨て手段は前記出口を閉鎖する破壊し得る閉鎖手段を含んでいる 第22項の抽出システム。
  25. 25.ロ過すべき液体を収容するためのそして少なくとも一部分フィルター膜に よって形成される一般に円筒形の側壁を有する容器を中心軸のまわりに形成する ための手段ど、形成された容器内に配置され、そして円筒の少なくとも一部を形 成しそしてローター側壁と形成された容器との間に選定された大きさの隙間を形 成する側壁を有するローターにして、中心軸のまわりを自由回転し得るそして形 成された容器のみによって物理的に押さえられている前記ローター とを備えていることを特徴とするロ過器具。
  26. 26.前記ローターは前記形成された容器内で中心軸に沿って運動することが自 由である第25項のロ過器具。
  27. 27.前記ローターは、液体からのロ液が前記フィルター膜を通過することを増 強するため前記ローター側壁とフィルター膜との間の隙間内にテーラー渦を発生 させるように、外部で発生させた磁場に応答して回転駆動されるのに適している 第25項のロ過器具。
  28. 28.前記ローターは、液体からのロ液が前記フィルター膜を通過することを増 強するため前記ローター側壁とフィルター膜との間の隙間内にテーラー渦を発生 させるように、外部で発生させた磁場に応答して回転駆動されるのに適しており 、前記ローターはさらに、前記ローター側壁とフィルター膜との間の隙間の少な くとも一区域において液体の圧力を増強させるように、前記外部磁場に応答して 中心軸に沿って往復動されるに適している第26項のロ過器具。
  29. 29.その中に部分真空を有しそして液体を容器内の中心体積内へ吸引するため 前記部分真空によって発生した圧力差を利用するのに適したシールされた容器と 、 前記容器内に配置されそしてその内表面によって前記中央体積を形成する内側支 持チューブにして、少なくとも一部はフィルターによって形成されかつ少なくと もその内側において円筒形を有する側壁を存する前記内側支持チューブと、前記 中央体積内に車軸なしで配置されそして前記ローターの少なくとも一側壁とそし て前記内側支持チューブの側壁との間に選定された大きさの隙間を形成するロー ターにして、前記中心軸のまわりを回転することが自由でありかつ前記内側支持 チューブによってのみ物理的に押さえられている前記ローターとを備え、前記容 器および前記内側支持チューブは前記フィルターと容器出口との間の連通を提供 するみぞ空間をその間に形成し、そして前記内側支持チューブは流体が中央体積 から前記みぞ空間へ前記フィルターを通ってのみ通過することを許容するように 、容器に関してシールされていることを特徴とする液体を受け入れそしてロ過す るための真空ロ過器具。
  30. 30.前記容器出口を閉鎖する破壊し得るカバーエレメントをさらに含んでいる 第29項のロ過器具。
  31. 31.前記ローターは前記中央体積内で中心軸に沿って振動することが自主であ る第29項のロ過器具。
  32. 32.前記ローターは、液体からのロ液が前記フィルターを通過することを増強 するため前記ローターとフィルターとの間の隙間内にテーラー渦を発生させるよ うに、外部で発生させた磁場に応答して回転駆動されるのに適している第29項 のロ過器具。
  33. 33.前記ローターは、液体からのロ液が前記フィルターを通過することを増強 するため前記ローターとフィルターとの間の隙間内にテーラー渦を発生させるよ うに、外部で発生させた磁場に応答して回転駆動されるのに適しており、前記ロ ーターはさらに、前記ローターとフィルターとの間の隙間の少なくとも一区域に おいて液体の圧力を増加させるように、前記外部磁場に応答して中心軸に沿って 往復動されるのに適している第29項のロ過器具。
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