JPS63500371A - カセットテ−プおよびコンパクトディスクの収容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カセットテープおよびコンパクトディスクの収容器〔技術分野〕 本発明はカセットテープおよびコンパクトディスクの収容器に関し、特に、自動 車内で使用され、請求の範囲第１項の「おいて」以前に述べた特徴を有する収容 器に関する。このような収容器は、ヨーロッパ特許出願第ＥＰ−ＯＳ　８４１１ ００４２号明細書および図面に開示されている。

〔発明の背景〕

従来の収容器の構造は、コンテナをアダプタに選択的に取り付けることを基本的 考え方とし、外部的には同等であるが、収容する物品、すなわち自動車内に設け られたプレーヤと合致する物品により構造が異なる。外部的には同じであること から、自動車内に設ける取り付はユニットおよび取り付は空間を標準化すること ができる。

使用者が録音の目録を変更したい場合には、そのコンテナに収容されている録音 媒体を取り出し、他の録音媒体に取り替える。しかし、収容された物品は衝撃（ カセットテープ）または引っ掻き（コンパクトディスク）に弱いので、可能なら ば、ガタのない状態で運ぶべである。したがって、注意深い使用者は運台のため に物品を詰め直すが、この作業は面倒で退屈である。

使用者が自動車内の録音媒体を他の場所で使用したい場合にも同じ問題が生じ、 この問題は、非常に多くの使用者が自動車内だけでなく家にもプレーヤを持って いることから頻繁に生じる。

本発明は、このような収容器を改善し、収容された物品に対する周囲からの損傷 を十分に防止するカセットテープおよびコンパクトディスクの収容器を提供する ことを目的とする。

〔発明の開示〕

本発明の目的に対する解決策は請求の範囲第１項の「おいて」以下に明らかにさ れ、従属項がこの概念の適切な拡張を定義する。

多数の記録媒体を収容してアダプタに挿入されるコンテナを運搬用コンテナとし ても用いることができ、このために運搬ハンドルを設けることが望ましい。

本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。

〔図面の簡単な説明〕

第１図は本発明実施例収容器の分解図。

第２図は本発明実施例収容器の前面図。

第３図はロック装置の水平断面図。

第４図は第３図における線４−４に沿った断面図。

第５図および第６図は収容器の他の形状の概略図。

第７図は運搬ハンドルの他の形状を示す図・第８図は運搬ハンドルの他の形状を 示す図。

第９１１ｉａは第８図に示した運搬ハンドルの詳細を示す斜視図。

第１０図は空きアダプタの部分断面間。

〔発明を実施するための最良の形態〕

第１図に示すように、この収容器はアダプタ２０を含み、このアダプタは、自動 車（自動車だけに限られるわけではないが）に固定的に取り付けられ、実質的に 平行六面体の空胴２２を定義する。前面には貫通ねじ孔２６を有する固定フラン ジ２４が設けられ、挿入後に、このフランジ２４に周辺部２８を取り付けること ができる。アダプタ２０にはロック手段およびフラップ３０が設けられている。

ロック手段の構造については後で詳述する。フラップ３０については第１０図に 詳細に示すが、第１図には破線で示す。

アダプタの前面の開口部３２を通して、滑動部材３８および運搬用ハンドル４０ を存するハウジング３６を含むコンテナ３４を挿入できる。

ハウジングの外形寸法は空胴２２の寸法に対応し、ハンドル４０が最終的にはハ ウジングの対応する凹部４２内に一致して収納されることから、ハンドル４０は ハウジングの外形寸法に含まれる。ハンドル４０を凹部４２に収納するため、ハ ンドルには枢軸ビン４４が設けられ、ハウジング内の細長い孔４６に弾性的に嵌 め込まれる。ハンドルの上側４８にはラベルが貼付される。

ハウジングの天井壁５２のフィンガホールド５０により、ハンドル４０の押し下 げが容易になっている。

この実施例では、ハウジングは、その下側の部分に、それぞれが一枚のコンパク トディスクを収容する五個の滑動部材を互いに重ねられた状態で収容し、さらに 、通常に市販されているカセットテープをそれぞれ収容する四個の滑動部材を収 容している。それぞれの滑動部材には解除ボタン５４が設けられ、この解除ボタ ン５４を操作すると、滑動部材がバネの力によりハウジング外に押し出され、滑 動部材の内部に容易に指を入れることができる。さらに、ボタンの近傍には表示 用の窓５６が設けられ、その滑動部材が使用中か空きかを見ることができるよう になっている。コンパクトディスク用滑動部材のボタンおよび窓は、隣接する滑 動部材のボタンの間隔を増やすために左右に交互に配置され、カセットテープ用 滑動部材のボタンおよび窓については、美観上の利用から同様に配置され、これ により、それぞれ右側および左側に、外側にボタンが上下に並び、その内側に窓 が並ぶ。

第２図は種々の可能なコンテナの形状を示す。ハウジングは、第２図の上部から 下部に示したように、 それぞれが１個のカセットテープを収容する８個の滑動部材、それぞれが１枚の コンパクトディスクを収容する１０個の滑動部材、第１回に示したカセットテー プ用滑動部材およびコンパクトディスク用滑動部材、または、 それぞれが１個の３ｍｍカセントを収容する６個の滑動部材を収容することがで きる。

本発明はこれらの個数に限定されるものではない。しかし、ハウジングの情およ び深さについてはコンパクトディスクの直径により決定され、ハウジングの高さ については滑動部材内で互いに積み重ねられる２個のカセットテープの厚さによ り決定されるグリッドを用いることにより、空間を非常に有効に利用でき、同時 にアダプタに対する外形寸法の標準化を維持でき、一般的なカーラジオの寸法に 合わせることができる。

第３図および第４図はアダプタの内部構造を示す。アダプタの後壁６０には板ば ね６２が取り付けられ、この板ばね６２の力は、ロック装置を解除した後に、運 搬ハンドル４０を押し下げてコンテナ３４をアダプタから完全に引き出すことが できるようになるまで、コンテナを十分に押し出すことができる６空胴２２の側 部には、コンテナ３４を受け入れるために、比較的狭いチャネル６６の形状の空 胴がアダプタ２０に設けられ、区分は用の壁により空胴２２から分離されている 。ボタン７０がチャネル６６内の収納位置から前方に突出し、誘導レール７４の 間に配置された第一の了−ム７２により滑り動くことができる。第二のアーム７ ６は同等のレール７８の間を誘導される。二つのアームにはその側部に交差部品 ８０が取り付けられる。この交差部品８０には二つのばねアーム８２が設けられ 、このばねアーム８２がリブ８０に当接してボタンを停止位置まで押し出す。ボ タンの停止位置は、アーム７２内の開口部８８を通ってかみ合う停止手段８６に より決められる。最初にボタン・アセンブリを押し入れると、７−ム７２の傾斜 延長部９ｏが停止具８６の上を滑り、アーム７２が曲げられる。ボタンをさらに 押すと、傾斜延長部９０が別の喫状径路９２に当接するので、アーム７２が再び 曲げられる。このときに、アーム７２に形成されて空胴２２内に突出するニーＭ ）爪９４がコンテナ内の凹部９６の外に持ち上げられ、このコンテナのロック状 態が解除される。

第５図は、アダプタに設けられた自動車の電線系に接続される接続プラグが、例 えはコンテナ内に設けられた光源に電流を供給するために、コンテナ３４を挿入 したときに、コンテナ３４の内壁に設けられたソケットに接続されるようすを示 す。また、第６図に示すように、コンテナ３４を挿入したときに、このコンテナ ３４に設けられた光誘導路１０４に結合する光誘導路１０２により、自動車内の どこかに設けられた光源１００を利用することもできる。

第７図はコンテナ３４に設けられた運搬ハンドル１１０の別の形状を示し、この 運搬ハンドル１１０は、枢軸ビン１１２が細長い孔内を移動することなく収納す ることができる。

第８図および第９図に示した形状は、原理的には第１図に示した運搬ハンドルと 同等であるが、ハウジング内のタブ１２２の下に固定されてその自由アームによ り運搬ハンドル１２６の枢軸ビン１２４を押す曲げワイヤばね１２０が付加され たことが異なる。これにより、運搬ハンドル１２６が収納位置に固定され、収納 位置から取り出すためには曲げワイヤばね１２０を曲げなければならず、一旦収 納位置から取り出すと、曲げワイヤばね１２０により運搬ハンドル１２６がその 位置で保持される。

最後に、第１０図は、コンテナ３４が挿入されていないときにアダプタの開口部 ３２を閉じるフラップ３０の懸架構造を示す。フラップ３ｏは脚部と環状部とが 設けられたばね１３０により閉じた位置に押し入れられるが、コンテナ３４の挿 入時には容易に変形する。

国際調査報告 ＡＩＮＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴ工０ＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥ ＰＯＲτＯＮ

Claims (39)

【特許請求の範囲】
1. １．特に自動車内で使用され、 収容された物品を取り出し可能な位置に運ぶ複数の滑動部材を挿入するための開 口が前面に設けられ、内側の寸法がカセットテープおよびまたはコンパクトディ スク用の滑動部材を収容するに適した大きさであり、外側の寸法が収容する物品 に無関係に同じ大きさであるハウジングと、 このハウジングを収容するための固定的に取り付け可能なアダプタと を備えたカセットテープおよびコンパクトディスクの収容器において、 上記アダプタと上記ハウジングとの間を固定するロック手段と、上記ハウジング の前面と同じ側から操作可能で、上記ロック手段を手動により解除可能なアンロ ック手段とを備えたことを特徴とする収容器。
2. ２．ハウジングは、その寸法が、幅および深さについてはコンパクトディスクの 直径に対応し、その高さについては水平に重ねられた４個のカセットテープに対 応し、それぞれ滑動部材の寸法の分だけ大きい請求の範囲第１項に記載の収容器 。
3. ３．ハウジングは、８個のカセットテープ用滑動部材について、４個の滑動部材 が互いに上下に重ねられた配置の二つのグループに分けて、これらの二つのグル ープを隣接させて収容する構造である請求の範囲第２項に記載の収容器。
4. ４．ハウジングは、コンパクトディスク用滑動部材を互いに上下に重ねて収容す る構造である請求の範囲第２項に記載の収容器。
5. ５．ハウジングは、それぞれ二つの滑動部材を含む二つの隣接するグループに分 けられた４個のカセットテープ用滑動部材と、５個のコンパクトディスク用滑動 部材とを収容する構造である請求の範囲第２項に記載の収容器。
6. ６．ハウジングは、６個の８ｍｍカセット用滑動部材を横に並べて収容する構造 であり、 この８ｍｍカセット用滑動部材は、８ｍｍカセットの狭い側の一方を下にして立 てた状態で収容する構造である請求の範囲第２項に記載の収容器。
7. ７．それぞれの滑動部材は解除ボタンおよび「空き」表示窓を備え、上記解除ボ タンは、すべてのタイプの滑動部材について同じ大きさであり、ハウジング内で 互いに並んで配置される構造である請求の範囲第３項ないし第５項のいずれかに 記載の収容器。
8. ８．解除ボタンは、ハウジングの横方向の外側端に向かって中心からずれて配置 された請求の範囲第７項に記載の収容器。
9. ９．隣接するコンパクトディスク用滑動部材の解除ボタンは左右に交互に配置さ れた請求の範囲第４項および第８項または第５項および第８項に記載の収容器。
10. １０．カセットテープ用滑動部材の解除ボタンは、その滑動部材が右側に配置さ れるものについては右側に配置され、その可動部材が左側に配置されるものにつ いては左側に配置される構造である請求の範囲第５項および第９項に記載の収容 器。
11. １１．「空き」表示窓は、ボタンの内側に配置され、縦に並べて配置される構造 である請求の範囲第７項ないし第１０項のいずれかに記載の収容器。
12. １２．滑動部材は、アダプタの前面と実質的に並んで配置される構造である請求 の範囲第１項に記載の収容器。
13. １３．カセットテープ用滑動部材とコンパクトディスク用との滑動部材とが設け られた請求の範囲第１項に記載の収容器。
14. １４．ハウジングは、その前面以外は完全に閉じた構造である請求の範囲第１項 に記載の収容器。
15. １５．ハウジングには運搬ハンドルが設けられた請求の範囲第１項に記載の収容 器。
16. １６．運搬ハンドルは、その運搬位置においてハウジングをアダプタから引き出 すことのできる構造である請求の範囲第１５項に記載の収容器。
17. １７．運搬ハンドルは、ハウジングに設けられた対応する凹部に収納される構造 であり、この凹部に収納されたときに、上記ハウジングと共にアダプタに押し入 れられる構造である請求の範囲第１６項に記載の収容器。
18. １８．ハウジングは、運搬ハンドルを収納位置から容易に取り出すためのフィン ガホールドを有する請求の範囲第１７項に記載の収容器。
19. １９．運搬ハンドルは例えばＵ字型であり、自由端がハウジングに連接された構 造である請求の範囲第１７項に記載の収容器。
20. ２０．運搬ハンドルは、押し付け装置により二つの安定状態の一方または他方に 保持される構造である請求の範囲第１７項に記載の収容器。
21. ２１．押し付け装置は双安定構造を有する請求の範囲第２０項に記載の収容器。
22. ２２．ハウジングは、アダプタの前面からそのアダプタに押し入れ可能な構造で ある請求の範囲第１項に記載の収容器。
23. ２３．アダプタは、ハウジングを挿入するための開口以外はすべての面が実質的 に閉じた構造である請求の範囲第２２項に記載の収容器。
24. ２４．アダプタは固定素子が設けられた環状フランジを含み、上記環状素子は周 囲から隠れた構造である請求の範囲第１項に記載の収容器。
25. ２５．アダプタは、ハウジングを取り出したときに内部を塞ぐフラップを含む請 求の範囲第１項に記載の収容器。
26. ２６．フラツプはばねの力により閉じた位置に押される構造である請求の範囲第 ２５項に記載の収容器。
27. ２７．アダプタとハウジングとの間には、アンロックされたときに、ハウジング をつかんで完全に取り出すことのできる位置にこのハウジングを運ぶばねが設け られた請求の範囲第１項に記載の収容器。
28. ２８．ばねはアダプタに取り付けられた請求の範囲第２７項に記載の収容器。
29. ２９．ロック手段は、アダプタに設けられた止め具と、ハウシングに設けられて 上記止め具とかみ合う凹部とを含む請求の範囲第１項に記載の収容器。
30. ３０．アンロック手段は、アダプタに設けられたばねにより押し出される押しボ タンを含む請求の範囲第２９項に記載の収容器。
31. ３１．アダプタは、ハウジングを収容する空間の横に、止め具およびボタンを収 容する側部チャネルを含む請求の範囲第３０項に記載の収容器。
32. ３２．アダプタの挿入寸法はカーラジオの標準寸法に対応する請求の範囲第３１ 項に記載の収容器。
33. ３３．止め具およびボタンは一つの部品として構成された請求の範囲第３１項に 記載の収容器。
34. ３４．ボタンのばねは止め具およびボタンの組立品に一つの部品として形成され た構造である請求の範囲第３３項に記載の収容器。
35. ３５．組立品はプラスチック材料により構成された請求の範囲第３３項または第 ３４項に記載の収容器。
36. ３６．組立品は最初にチャネルに押し入れたときに自動的にチャネルに固定され る構造である請求の範囲第３３項または第３４項に記載の収容器。
37. ３７．ハウジング内に照明手段が設けられた請求の範囲第１項に記載の収容器。
38. ３８．ハウジング外に光源が設けられ、この光源からの光を光誘導構造を経由し てハウジング内に導く構造である収容器。
39. ３９．ハウジングとアダプタとの間には、ハウジング内に設けられた光源に電流 を供給するプラグおよびソケットが設けられた請求の範囲第３７項に記載の収容 器。