JPS6349977Y2 - - Google Patents

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JPS6349977Y2
JPS6349977Y2 JP10225282U JP10225282U JPS6349977Y2 JP S6349977 Y2 JPS6349977 Y2 JP S6349977Y2 JP 10225282 U JP10225282 U JP 10225282U JP 10225282 U JP10225282 U JP 10225282U JP S6349977 Y2 JPS6349977 Y2 JP S6349977Y2
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JP
Japan
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output
burst
signal
phase
reinsertion
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JP10225282U
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JPS596371U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はPAL方式VTRにおけるバースト再挿
入回路に関する。
VTRにおいては、スチル再生等の特殊再生時
には、ヘツドは2つ以上のトラツクにまたがつて
トレースするため、トラツクをまたいだ際にノイ
スバーが発生する。このノイズバーの部分では再
生信号のSN比が悪くなり、バースト信号が欠落
したり、また、例えばPAL方式のバースト信号
は1H毎に位相を90゜ずらしているが、この位相の
順序がノイズバーの前後で狂つたりする。
このためPAL方式VTRでは再生時バースト信
号を再挿入する構成としている。
以下、第1図に従つて、従来のバースト再挿入
回路を説明する。
まず、入力端子1にはAPCに用いられる4.43M
Hzの参照信号が入力される。ここでPAL方式で
は第2図に示す如くバースト信号はn番目と(n
+1)番目とで位相が90゜ずれており、これを
APCに用いるのは困難であるため、位相の整つ
た4.43MHzの信号をパイロツトバーストとして付
加して、これをAPCに用いている。このパイロ
ツトバーストの位相はn番目と(n+1)番目の
バースト信号の中央にあり、参照信号はこれと同
相となつている。
よつて、前記参照信号は−45゜の第1移相器2
を通つて(n+1)番目のバーストの位相となり
更に90゜の第2移相器3を通つてn番目のバース
トの位相に一致する。
そして、この両信号は水平周期で切換わる第1
スイツチS1を通過して再挿入用バーストとなる。
一方、入力端子4より入力される再生色信号は
1H遅延線5を通過する信号と共に第2スイツチ
S2に入力される。この第2スイツチは、特殊再生
時、バーストの位相順序が狂つた場合、1H遅延
出力を出力して位相順序を補正し、前記再挿入用
バーストと位相を一致せしめる。
そして、この第2スイツチ出力は、バーストゲ
ート回路6でバースト信号が抜取られ位相比較回
路7にて前記再挿入用バーストと位相比較され
る。このとき両位相が一致していれば出力が得ら
れ、ローパスフイルタ8を介してシユミツドトリ
ガ9を動作せしめ正パルスを混合回路10へ出力
する。また前記両位相がずれている場合、比較出
力は得られず、よつて、前記シユミツトトリガ9
からはパルスは得られない。
一方、入力端子11からは水平同期信号が入力
され、第1モノマルチ12で所定時間遅延された
後、微分回路13で微分されて負パルスとなり前
記混合回路10へ供給される。よつて混合回路1
0は、前記シユミツドトリガ9から正パルスが出
力された時これにより負パルスを打消し、正パル
スが出力されない時、負パルスを出力する。そし
て、この負パルスにより第2モノマルチ14をト
リガし、更にこの第2モノマルチ出力によりフリ
ツプフロツプ15をトリガして反転せしめアンド
ゲート16の一入力とする。
このアンドゲートには特殊再生時ハイとなる信
号が入力されており、よつて、特殊再生時のみこ
のアンドゲートが開いて前記フリツプフロツプ出
力を通過せしめ、第2スイツチS2を制御する。
そして、この第2スイツチを通つた再生色信号
は第3スイツチS3のa端子に供給される。この第
3スイツチb端子には前記第1スイツチS1出力、
すなわち、再挿入バーストが供給され、この第3
スイツチはバースト期間のみb端子側に切換わ
り、再生色信号中に再挿入用バーストが挿入され
る。
次に、この回路の動作を説明すると、特殊再生
時、まず、ビデオヘツドが隣接トラツクをまたい
で走査すると、再生色信号中のバースト信号の位
相順序が狂うため、位相比較回路7から出力が発
せず、フリツプフロツプ15が反転して、第2ス
イツチS2が1H遅延線5側に切換わる。
そして、第2スイツチS2が切換つたことによつ
て、位相順序は正規のものとなり、位相比較出力
が発生し、クリツプフロツプ15はトリガされ
ず、前記の状態を保つ。
更に、ビデオヘツドが次のトラツクをまたぐ
と、再度位相順序が狂うが、前述と同様にして、
フリツプフロツプ15がすぐに反転して、第2ス
イツチS2が切換わり、位相順序が元に戻される。
上述の従来回路では、位相比較回路7は2入力
が一致したときのみ出力が発生し、不一致のとき
は出力されない構成となつているが、フリツプフ
ロツプ15は、前記2入力が不一致のとき反転さ
せる必要があるため、第2モノマルチ14はこの
ときトリガしなければならない。従つて、第2モ
ノマルチ14をトリガする負パルスを第1モノマ
ルチ12及び微分回路13で作成し、前記2入力
が一致したときのみ、シユミツトトリガ9出力で
負パルスを打消す構成としている。
このため、従来回路ではバースト再挿入回路を
IC化した場合、モノマルチに接続される時定数
回路及び微分回路等、外付け回路が多いため、
ICの端子数も多く必要であるという欠点を有し
ていた。
本考案は上述の点に鑑みなされたもので、IC
化に適したバースト再挿入回路を提供するもので
ある。
以下、図面に従つて本考案の一実施例を説明す
る。
第3図は本実施例回路の概略ブロツク図を示
し、第1図と同一部分には同一図番を付し説明を
省略する。
S4,S5は第4及び第5スイツチであり、再スイ
ツチは互いに連動しており、水平周期で切換第1
移相器2出力は第4スイツチのa端子及び第5ス
イツチのb端子に、第2移相器3出力は第4スイ
ツチのb端子及び第5スイツチのa端子に夫々、
接続されている。
よつて、第4及び第5スイツチS4,S5の出力端
子には夫々、順序が逆の再挿入用バーストが現わ
れる。
そして、第4スイツチS4出力は第3スイツチS3
に供給され、再生色信号中のバースト期間に再挿
入用バーストを挿入して、出力端子18に位相順
序が正しくされた再生色信号を導出する。
一方、第5スイツチS5出力は位相比較回路7へ
供給され再生色信号中のバースト信号と比較され
る。この比較出力はモノマルチ等により構成され
る波形整形回路17で正パルスに整形されて、フ
リツプフロツプ15をトリガし第2スイツチS2
切換える。
ここで、前記第5スイツチS5出力は、前記第4
スイツチS4出力、すなわち再挿入用バーストとは
位相順序が逆であるので、再生色信号と再挿入用
バーストとの位相順序が不一致のとき、前記位相
比較回路7の2入力の位相が一致するため出力が
発せられ、第2スイツチS2が切換えられる構成と
なつている。
よつて、本考案に依れば、再生色信号の位相順
序を補正するためのスイツチ切換パルスを作成す
る位相比較回路の一入力として、再挿入用バース
トとは位相順序が逆である信号を用いることによ
り、前記位相比較回路の2入力が一致したとき、
切換パルスを発生せしめる構成とすることができ
るため、従来例の如く、負パルスを作成するモノ
マルチ及び微分回路を設ける必要がない。このた
め回路構成が簡略化でき、IC化に好適でありそ
の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のバースト再挿入用路のブロツ
ク図、第2図は、バースト信号とパイロツトバー
ストとの位相関係を示す図、第3図は本考案の一
実施例におけるバースト再挿入回路のブロツク図
である。 主な図番の説明、S1,S2,S3,S4,S5…第1、
第2第3、第4及び第5スイツチ、2,3…第1
及び第2移相器、5…1H遅延線、7…位相比較
回路、17…波形整形回路、15…フリツプフロ
ツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. PALテレビジヨン信号を記録再生するビデオ
    テープレコーダにおいて、再生色信号或いは該再
    生色信号を1H遅延した信号を切換えて出力する
    切換手段と、1H毎の位相順序が正しい再挿入用
    バースト信号を作成する手段と、該再挿入用バー
    スト信号を、前記切換手段出力中のバースト信号
    に代えて挿入する手段と、前記再挿入用バースト
    信号とは逆の位相順序を有する信号を作成する手
    段と、該信号作成手段出力と前記切換手段出力中
    のバースト信号とを位相比較し一致したとき出力
    を発する位相比較手段と、該位相比較手段出力を
    波形整形する手段とから成り、該波形整形手段出
    力により前記切換手段を切換えることを特徴とす
    るバースト再挿入回路。
JP10225282U 1982-07-05 1982-07-05 バ−スト再挿入回路 Granted JPS596371U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10225282U JPS596371U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 バ−スト再挿入回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP10225282U JPS596371U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 バ−スト再挿入回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS596371U JPS596371U (ja) 1984-01-17
JPS6349977Y2 true JPS6349977Y2 (ja) 1988-12-22

Family

ID=30241112

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JP10225282U Granted JPS596371U (ja) 1982-07-05 1982-07-05 バ−スト再挿入回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0636613B2 (ja) * 1984-11-26 1994-05-11 ソニー株式会社 色同期回路

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JPS596371U (ja) 1984-01-17

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