JPS6349816Y2 - - Google Patents

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JPS6349816Y2
JPS6349816Y2 JP17903881U JP17903881U JPS6349816Y2 JP S6349816 Y2 JPS6349816 Y2 JP S6349816Y2 JP 17903881 U JP17903881 U JP 17903881U JP 17903881 U JP17903881 U JP 17903881U JP S6349816 Y2 JPS6349816 Y2 JP S6349816Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、親機等から引出された複数の回線毎
に接続された子機を各回線の順次走査により呼出
して子機の状態を親機側で集中監視する火災報知
設備等で用いる走査装置に関する。
従来、この種の回線走査装置としては、例えば
第1図に示すように、発振回路1の出力する所定
周期のクロツクパルスを走査回路2に入力し、走
査回路2に接続している複数の回線3a,3b,
…,3nを順次走査して受信回路部4に各回線を
順次接続することにより、各回線3a〜3nに接
続している火災感知器等の子機からの信号を受信
するようにしている。
ところで、第1図のような回線走査装置におい
て、例えば火災監視区画の増加等により回線を増
設する必要が生じた場合には、回線の増設に応じ
て新たに走査回路2′を設ける必要がある。しか
しながら、火災報知設備においては、回線数のい
かんにかかわらず、子機が火災を検出してから受
信機側で火災表示を行なうまでの時間を5秒以内
とする規格上の制約を受けており、単に走査回路
2′の増設にとどまらず、増設回線を含めた全回
線を1回走査するための時間が5秒以内となるよ
うに、走査用のクロツクパルスを出力している発
振回路1の発振周期を早めるように調整しなけれ
ばならず、この調整作業に相当な手間を要してい
る。また、回線の増設数に対応した発振周期に調
整し切れなかつた場合には、発振回路1の改造を
必要とし、作業工数の増加はもちろんのことコス
ト的にも高価となり、更に、走査回路2′の増設
についても既設の回路部との相互接続の大幅な変
更を必要とし、通常プリント基板に実装されてい
る既設の回路をそのまま使つての走査回路の増設
は困難であるため、増設に対応した走査回路を実
装したプリント基板に交換しなければならず、回
線の増設に伴う作業が煩雑でコスト的にも高価に
なるという問題がある。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、発振回路の発振周期を増設が予
想される最大走査回線数に応じた所定周期に設定
し、この最大走査回線数の範囲内において走査回
路の設置数を任意に決めて実装することにより、
簡単且つ容易に回線数の増減が行えるようにした
走査装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第2図は、本考案の一実施例を示した回路ブロ
ツク図である。まず構成を説明すると、10は所
定の発振周期でクロツクパルスを出力する発振回
路であり、発振回路10の発振周期は後の説明で
明らかにする回線走査部20に接続可能な最大走
査回線数をM本とし、M本の走査回線数を順次走
査するに要する規定の走査時間をTとすると、
T/M以下となる発振周期に設定されている。こ
の発振回路10はプログラマブルユニジヤンクシ
ヨントランジスタ(以下「PUT」という)12
のオン、オフ動作を利用してクロツクパルスの発
振を行なうようにしたもので、PUT12のゲー
トGを抵抗R1とコンデンサC1との接続間に接続
し、PUT12のアノードAに抵抗R2とR3で分圧
した基準電圧を与え、抵抗R2と並列に抵抗R4
R5及びツエナーダイオードZDを直列接続した直
列回路を接続し、抵抗R4とR5の接続点をトラン
ジスタTrのベースに接続するとともに、トラン
ジスタTrのコレクタ負荷として抵抗R6を接続し、
トランジスタTrのコレクタよりクロツク信号を
取り出すようにしている。このように構成された
発振回路10の発振動作は、電源電圧+VDDの印
加により抵抗R1を介して所定の時定数でコンデ
ンサC1が充電され、コンデンサC1の充電電圧、
すなわちPUT12のゲート電圧が抵抗R2とR3
分圧電圧で設定された基準電圧を所定値だけ上回
るとPUT12がオンし、PUT12のオンにより
抵抗R3が短絡されてツエナーダイオードZDの両
端にほぼ電源電圧VDDに等しい電圧が加わつてツ
エナーダイオードZDが導通し、このためトランジ
スタTrのベース電流が流れてトランジスタTrが
オンする。PUT12はコンデンサC1の放電が終
了すると再びオフに戻りこのためトランジスタ
TrもオフとなつてトランジスタTrのコレクタよ
りPUT12のオン時間に対応したパルス幅をも
つクロツクパルスが出力され、以下同様に上記の
発振動作を繰り返す。
20は、走査回路を構成する複数のデコーダカ
ウンタ22a,22b,22c及び22dを備え
た回線走査部であり、デコーダカウンタ22a〜
22dのそれぞれは出力端子Q0〜Q9となる10本
の出力端子を有し、クロツク端子CKにクロツク
パルスが入力される毎に出力端子Q0〜Q9に順次
シフトする回線走査出力を生じ、更にHレベル入
力があたえられた時にクロツク端子CKに入力す
るクロツクパルスによる回路動作を禁止するため
のクロツクエナブル端子CE、及び出力端子Q0
出力を生ずる初期状態に戻すためのリセツト信号
を入力するクリア端子CLを備えている。次にデ
コーダカウンタ22a〜22dに対する発振回路
10との接続及びデコーダカウンタ22a〜22
dよりの走査回線の接続を説明するに、まず初段
に位置するデコーダカウンタ22aのクロツク端
子CKに対しては発振回路10の出力が直接入力
接続され、デコーダカウンタ22aの出力端子
Q0〜Q7のそれぞれに回線L1〜L8が接続され出力
端子Q0はリセツト線l1を介して次段のデコーダカ
ウンタ22bのクリア端子CLへ接続され、又、
デコーダカウンタ22aの出力端子Q8は、同じ
デコーダカウンタ22aのクロツクエナブル端子
CEに接続され、更にアンドゲート24aの一方
に入力されている。次にデコーダカウンタ22a
の後段に設けたデコーダカウンタ22bに対する
クロツクパルスの入力接続は、発振回路10の出
力を他方に入力したアンドゲート24aを介して
行なわれ、アンドゲート24aは初段のデコーダ
カウンタ22aにおける回線の走査出力が完了し
て出力端子Q8が出力を生じている時に許容状態
とされることから、デコーダカウンタ22aの回
線走査が終了してからアンドゲート24aを介し
てクロツクパルスを受ける。このデコーダカウン
タ22bによる回線走査出力は出力端子Q0〜Q8
から回線L9〜L16として取り出されており、初期
状態で出力を生ずる出力端子Q0は後段に位置す
るデコーダカウンタ22cのクリア端子CLにリ
セツト線l2をもつて接続され又出力端子Q9は同じ
デコーダカウンタ22bのクロツクエナブル端子
CEに接続されるとともに、アンドゲート24b
の一方に入力接続され、このアンドゲート24b
の他方の入力にはアンドゲート24aと同様に発
振回路10の出力が入力され、デコーダカウンタ
22bの回線走査が終了した時の出力端子Q9
信号出力によるアンドゲート24bの許容状態に
おいて発振回路10よりのクロツクパルスを次段
のデコーダカウンタ22cに対し供給するように
なる。デコーダカウンタ22bの後段に設けたデ
コーダカウンタ22cは、デコーダカウンタ22
bと同様な回路接続が行なわれており、その出力
端子Q1〜Q8より回線L17〜L24が引き出され、最
終段に設けたデコーダカウンタ22dのクリア端
子CLに出力端子Q0をリセツト線l3に接続し、又
出力端子Q9を同じデコーダカウンタのクロツク
エナブル端子CEに接続するとともに、アンドゲ
ート24cの一方に入力接続し、アンドゲート2
4cの他方には発振回路10の出力が入力接続さ
れ、デコーダカウンタ22cの走査が終了して出
力端子Q9に信号出力が生じた時にアンドゲート
24cは発振回路10よりのクロツクパルスを最
終段のデコーダカウンタ22dに供給して回線走
査を行なわせるように構成している。尚、最終段
に設けたデコーダカウンタ22dのクロツクエナ
ブル端子CEに対する最終出力端子Q9よりの信号
接続は行なわれない。30は回線走査部20に設
けたデコーダカウンタ22a〜22dの全ての回
線走査が終了した時に回線走査部20に対しリセ
ツト信号を出力するための計数回路であり、計数
手段として発振回路10よりのクロツクパルスを
入力したバイナリイカウンタ32を有し、このバ
イナリイカウンタ32は32個のクロツクパルスを
計数した時に回線走査部20のデコーダカウンタ
22aのクリア端子CLにリセツト信号を出力す
るように構成されている。そのため、発振回路1
0よりのクロツクパルスにより回線走査部20に
おけるデコーダカウンタ22a〜22dの全ての
回線走査が終了した時に計数回数30からリセツ
ト信号が出力されることとなり、このリセツト信
号は初段のデコーダカウンタ22aをリセツトす
るものであるが、デコーダカウンタ22aがリセ
ツトされて出力端子Q0に出力が得られると、こ
の出力端子Q0の出力は、リセツト線l1を介して次
段のカウンタデコーダ22bをリセツトし、デコ
ーダカウンタ22bがリセツトされるとその出力
端子Q0の出力により、次のデコーダカウンタ2
2cがリセツトされ、デコーダカウンタ22cの
リセツトによる出力端子Q0の出力により最終段
のデコーダカウンタ22dがリセツトされるよう
になる。又、初段の22aの出力端子Q0は計数
回路30のバイナリイカウンタ32におけるクリ
ア端子CLに接続されており、デコーダカウンタ
22aのリセツトに対応してバイナリイカウンタ
32も初期状態にリセツトされるように接続して
いる。尚、第2図の実施例における回路構成は最
大走査回線数となる回線L1〜L32の32本の回線を
順次走査するために4台のデコーダカウンタ22
a〜22dを設けた場合を示しているが、回線走
査部20における最小回路部としては、デコーダ
カウンタ22aのみを有する回路として実現する
ことができ、残りのデコーダカウンタ22b〜2
2dを有する回線走査部20については回線数が
増加した場合に増設される回線走査部を構成す
る。
次に、第2図の実施例の動作を説明する。まず
発振回路10は、電源電圧+VDDを印加した時の
コンデンサC1の充放電にともなうPUT12のオ
ンオフをもつてトランジスタTrをコンデンサC1
の放電時間に対応したPUT12のオン時間の間
オンし、所定の発振周期をもつクロツクパルスを
出力している。一方、回線走査部20の各デコー
ダカウンタ22a〜22dのそれぞれは発振回路
10よりクロツクパルスが入力される前の初期状
態において、デコーダカウンタ22aが出力端子
Q0にHレベル出力を生じていることからデコー
ダカウンタ22aの出力端子Q0の出力により次
段のデコーダカウンタ22bがリセツトされ、デ
コーダカウンタ22bのリセツトによりその出力
端子Q0にHレベル出力が生じて次のデコーダカ
ウンタ22cをリセツト状態にし、このカウンタ
デコーダ22cのリセツトによる出力端子Q0
Hレベルにより最終段のデコーダカウンタ22d
もリセツト状態にある。従つて初期状態において
は、デコーダカウンタ22aの出力端子Q0に接
続した回線L1に走査出力が出されている。又、
計数回路30におけるバイナリイカウンタ32も
デコーダカウンタ22aの出力端子Q0よりのH
レベル出力を受けてリセツト状態にある。次に発
振回路10が最初のクロツクパルスを出力したと
すると、このクロツクパルスはデコーダカウンタ
22aのクロツク端子CKに入力し、デコーダカ
ウンタ22aの出力が出力端子Q0からQ1に切換
わり、回線L2の走査出力を生ずる。同時にバイ
ナリイカウンタ32に対するリセツトが解除さ
れ、発振回路10よりのクロツクパルスはバイナ
リイカウンタ32において計数される。このよう
な発振回路10よりのクロツクパルスの出力によ
りデコーダカウンタ22aが出力端子Q0〜Q8
向つて順次走査出力を生じ、回線L1〜L8の走査
を終了して最終出力端子Q8に出力を生じたとす
ると、この出力端子Q8よりのHレベル出力は、
デコーダカウンタ22aのクロツクエナブル端子
CEに入力されてデコーダカウンタ22aにおけ
るクロツクパルスによる動作を禁止し、そのため
デコーダカウンタ22aは出力端子Q8よりの信
号出力を保持する。同時にアンドゲート24aが
出力端子Q8よりのHレベル出力で許容状態とさ
れ、次のクロツクパルスはアンドゲート24aを
介して次段のデコーダカウンタ22bに入力され
る。このようにアンドゲート24aを介してクロ
ツクパルスがデコーダカウンタ22bに入力され
ると、クロツクパルスが入力する毎にデコーダカ
ウンタ22bは出力端子Q1〜Q8の順に回線L9
L16に対し走査出力を生じ、最終出力端子Q9にH
レベル出力を生ずるクロツクパルスを受けた時に
クロツクエナブル端子CEに出力を与えてデコー
ダカウンタ22bの動作を禁止して出力端子Q9
よりの信号出力状態を保持し、これによつてアン
ドゲート24bを許容状態とし、次のクロツクパ
ルスを次段のデコーダカウンタ22cに入力させ
る。デコーダカウンタ22cにおいてもデコーダ
カウンタ22bと同様な回線走査が行なわれ、最
終出力端子Q9が信号出力を生ずるとデコーダカ
ウンタ22cの動作が禁止されて出力端子Q9
りのHレベル出力を保持することによりアンドゲ
ート24cを許容状態とし、最終段のデコーダカ
ウンタ22dに対するクロツクパルスの供給を行
なう。このようにして回転走査部20におけるデ
コーダカウンタ22a〜22dの各回線走査が順
次行なわれ最終的にデコーダカウンタ22dの出
力端子Q8に走査出力が生ずると、この時計数回
路30におけるバイナリイカウンタ32の計数値
は31カウントに達しており、次にクロツクパルス
が与えられるとバイナリイカウンタ32は32カウ
ントに達してリセツト信号を回線走査部20のデ
コーダカウンタ22aに対し出力する。このよう
にクロツクパルスの32カウント目で計数回路30
のバイナリイカウンタ32よりリセツト信号を受
けたデコーダカウンタ22aは、クロツクエナブ
ル端子CEに最終出力端子Q8よりHレベル信号を
入力している保持状態を解除して出力端子Q0
信号出力を生ずる初期状態に戻り、デコーダカウ
ンタ22aのリセツトに同期して次段のデコーダ
カウンタ22b〜22dが順次リセツトされ、更
にデコーダカウンタ22aのリセツト状態におけ
る出力端子Q0よりのHレベル出力によりバイナ
リイカウンタ32に対してもリセツトがかけら
れ、回線走査部20における回線L1〜L32に対す
る一回の回線走査を終了する。以下同様に発振回
路10のクロツクパルスに基づいて上述の回線走
査を繰り返す。
次に第2図の実施例において回線走査部20に
おけるデコーダカウンタ22a〜22dを有する
回線走査部は増設を考慮して設けているものであ
ることから、例えば回線数が8本の場合にはデコ
ーダカウンタ22aのみを回線走査部20に設け
るだけで良く、第2図に示す回路は通常一枚のプ
リント基板上に形成されていることからプリント
基板に増設用のデコーダカウンタ22b〜22d
を装着するための接続端子穴を設けた状態でデコ
ーダカウンタ22aを回線走査部20として実装
しておくだけで良く、残りのデコーダカウンタ2
2b〜22dの取付部は開けておく。このように
回線走査部20にデコーダカウンタ22aのみを
設けていた場合にも、発振回路10の発振周期を
変更する必要はなく、デコーダカウンタ22aは
出力端子Q8にHレベル出力を生ずるだけのクロ
ツクパルスを受けた時にクロツクエナブル端子
CEへの信号出力で保持状態となり、その後にク
ロツクパルスの計数を行なつている計数回路30
におけるバイナリイカウンタ32のクロツクパル
スのカウントが32カウントに達した時にデコーダ
カウンタ22aにリセツト信号が出力され、デコ
ーダカウンタ22aに接続している回線L1〜L8
の回線走査が繰り返される。又回線L9〜L16の増
設に伴なつてデコーダカウンタ22b及びアンド
ゲート24aを実装した場合にも、発振回路10
の発振周期は変更する必要がなく、デコーダカウ
ンタ22a,22bにおける回線L1〜L16の回線
走査が終了した後におけるバイナリイカウンタ3
2よりのリセツト信号によつて回線L1〜L16の回
線走査が繰り返される。尚回線走査部20に設け
るデコーダカウンタの数が初段のデコーダカウン
タ22aを含む3台までの時には、最終段のデコ
ーダカウンタにおける回線走査が終了して再び初
段のデコーダカウンタ22aへの回線走査に戻る
までに増設可能な残り回線分に相当するクロツク
パルスに対応した空き時間が生ずるので、回線走
査部20におけるデコーダカウンタの数に対応し
て計数回路30におけるバイナリイカウンタ32
がリセツト信号を出力するカウント数を切換えら
れるようにしておくことが望ましい。又増設に際
してはデコーダカウンタ22b〜22dのそれぞ
れがICパツケージ化されているので、回線の増
設に対応して必要な数のデコーダカウンタをプリ
ント基板にハンダ付けするだけで回線の増設に対
応することができ、発振回路10等の調整を必要
としないことから回線を増設した時の作業が簡単
且つ容易に行なえる。尚上記の実施例では各デコ
ーダカウンタ22a〜22dに割り当てられた回
線数が8本で最大回線数を32本に増設できる場合
を例にとつているが、各デコーダカウンタ当りの
回線数及び増設可能な最大回線数は任意に定める
ことができる。更に第2図の回路をプリント基板
に実装するに際しては、発振回路10、計数回路
30及び初段のデコーダカウンタ22aを備えた
回線走査部20を標準回路として製造し、増設に
対応して他のデコーダカウンタ22b〜22d、
アンドゲート24a,24b,24cを実装でき
るようにしておけば良い。
以上説明してきたように、本考案によればその
構成を発振回路の発振周期を増設が予想される最
大走査回線数の全回線を規定時間以内に走査でき
る所定周期に設定し、この発振回路より出力され
るクロツクパルスの数が最大走査回線数に対応す
る計数値に達した時に回線走査部に対し、リセツ
ト信号を出力する計数回路を設け、上記発振回路
のクロツクパルスに基づいた回線の順次走査を行
なう回線走査部を最大走査回線数を按分した所定
の回線接続端子数を有する1又は複数の走査回路
で構成し、回線数に応じて回線走査部に設ける走
査回路の数を適宜に変更できるようにして走査可
能な回線数を設定できるようにしたため、最大走
査回線数の範囲内において回線走査部に設ける走
査回路を増設分に対応した数だけ追加するだけで
回線の増加に対応した規定時間内となる回線走査
に変更することが簡単且つ容易にでき、回線の増
設に対して発振回路の発振周期等の調整作業が不
要となり、回線の増設にともなう作業工数を低減
するとともにコスト的にも安価にできるという効
果が得られる。尚、本考案の走査装置は、火災報
知設備のように親機による子機の呼び出し操作が
規定時間内(5秒以内)に行なわれなければなら
ないとする1回の走査時間が規制されている場合
に最も効果的であるが、全回線の走査時間が特に
規定されていない走査装置についてもそのまま適
応でき、同様に回線増設時の作業が簡単且つ容易
でコスト的にも安価にできるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の走査装置の一例を示したブロツ
ク図、第2図は本考案の一実施例を示した回路ブ
ロツク図である。 10……発振回路、20……回線走査部、22
a〜22d……デコーダカウンタ、30……計数
回路、32……バイナリイカウンタ、L1〜L32
…回線、l1〜l3……リセツト線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定周期のクロツクパルスを送出する発振回路
    と、 該発振回路のクロツクパルスにより所定数の回
    線走査を行なう少なくとも1つの走査回路を有
    し、該走査回路に1又は複数の他の走査回路を増
    設したとき、上記クロツクパルスにより前段の走
    査回路の走査が終了する毎に次段の走査回路にク
    ロツクパルスを供給して初段から最終段の走査回
    路に向けて回線走査を行なう回路接続手段を有す
    る回線走査部と、 上記発振回路のクロツクパルスを計数し、該計
    数値が拡張可能な最大走査回線数に応じて定めた
    所定値に達したときにリセツト信号を出力して上
    記回線走査部の各走査回路を初期状態にリセツト
    する計数回路と で成ることを特徴とする走査装置。
JP17903881U 1981-12-01 1981-12-01 走査装置 Granted JPS5885285U (ja)

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JP17903881U JPS5885285U (ja) 1981-12-01 1981-12-01 走査装置

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