JPS6349539A - 速度制御装置 - Google Patents

速度制御装置

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JPS6349539A
JPS6349539A JP19384286A JP19384286A JPS6349539A JP S6349539 A JPS6349539 A JP S6349539A JP 19384286 A JP19384286 A JP 19384286A JP 19384286 A JP19384286 A JP 19384286A JP S6349539 A JPS6349539 A JP S6349539A
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speed
shift
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三宅 道
Nobuyasu Suzumura
鈴村 延保
Shoji Kawada
庄二 河田
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子制御02ウ工イオーバードライブ付4速
自動変速機等の自動変速制御手段の機能と、オートドラ
イブ等の定速走行制御手段の機能を有する自動車の速度
制御装置に関するもので、特に、単独に制御していた自
動変速制御手段の機能と定速走行制御装置の機能とを、
共通する制御回路で制御する速度制御装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来の自動変速制御装置を装置した自動車の変速制御は
、例えば、ドライブ(D>レンジでは、そのときの車速
とスロットル開度とから、所定の変速線を記憶した変速
マツプ、例えば、第17図に示す変速線を記憶した変速
マツプに従って最適の変速段が選択制御されるようにな
っている。
また、自動変速制′n装置のロックアツプ機能は、ある
特定の変速段、例えば、第3速またはオーバードライブ
(第4速)で、ある車速以上になると、ロックアツプク
ラッチを接続して、直結クラッチ状態でトルクコンバー
タの出力軸をエンジン出力軸に直結(以下、この状態を
「ロックアツプ」と記す)し、それ以外のときは、直結
クラッチ状態を解除、即ち、ロックアツプ解除して、ト
ルクコンバータの入力軸をエンジン出力軸に接続する。
このようにして、ロックアツプを解除して、トルクコン
バータの機能を生かすことにより、自動車の発進時、急
加速時、変速時等においては、負荷に応じて変速を行い
、スムーズな発進、スムーズな加速、スムーズな変速等
を可能とし、エンジンのノッキング或いは停止等を生じ
難くしている。
しかし、負荷の小さい状態及びエンジン回転の高い状態
においては、トルクコンバータをロックアツプすること
により、トルクコンバータのスリップでパワーロスが生
じ、燃費が低下するのを防止している。
そして、定速走行制御装置は希望の走行車速を設定車速
として、これを維持するようにスロットルバルブの開度
を制御するものであり、道路の状況に応じた制御を行っ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来の独立した自動変速制御装置及び定速
走行制御装置を装備した自動車では、定速走行中に車速
が一定に維持されていても、定速走行のために変化させ
られたスロットル開度の状態を、自動変速制a装置側が
検出し自動変速機の変速段が変化することがある。
例えば、起伏のおる通路を80 Km/hで定速走行す
る場合、登板路ではスロットル開度が80%になり、ま
た、降板路ではスロットル開度が40%になる。このと
き、自動変速制御装置において選択制御される変速段は
、第17図の変速マツプを使用したとすれば、登板路で
はOD(オーバドライブ)から3速にダウンシフトされ
、降板路では3速からODにアップシフトされる。
このように、自動変速制御装置の変速段がアップシフト
またはダウンシフトすると、若干の変速ショックが車体
に伝わり、乗り心地が良くない場合も予測される。特に
、道路の起伏が多くて、ダウンシフト、アップシフトが
繰り返し行われるハンチング状態の発生を想定すると、
乗員の乗り心地を考慮する必要性が生ずる。
そこで、定速走行機能により定速走行中は自動変速機能
を持たせないことで、変速段の切替えを禁止し、定速走
行中の変速段の切替えに伴うショックを生じさせない技
術が、特開昭60−237258号公報で開示されてい
る。
また、変速時にトルクコンバータのロックアツプを解除
して変速を行う技術が、特開昭56−39354号公報
で開示されている。
しかし、定速走行中に変速段の切替えの必要性が生じな
いとは判断できないこと、及び、トルクコンバータのロ
ックアツプを解除して変速を行っても、道路の起伏が多
くて、ダウンシフト、アップシフトが繰り返し行われる
場合には、そのダウンシフトまたはアップシフトにより
、変速ショックが発生し、上記各技術ではこの変速ショ
ックに対応できないこと等の問題点があり、前記公報に
記載の技術では必ずしも満足のいく制御を行うことはで
きなかった。
そこで、本発明は上記問題点を解決すべくなされたもの
で、定速走行中に生ずる変速時の変速ショックの軽減と
応答性を良くした速度制御装置の提供を目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 本発明の速度制御装置は、自動変速機を車速または回転
数出力及びエンジン負荷またはスロットル開度に応じて
変速段を制御する自動変速制御手段と、スロットル開度
の制御により車速を制御するスロットル開度制御手段と
を具備する速度制御装置において、前記スロットル開度
制御手段の動作中は、前記自動変速制御手段の変速動作
時に、スロットル開度を変更するものである。
[作用] 本発明においては、自動変速機を車速または回転数出力
及びエンジン負荷またはスロットル開度に応じて変速段
を制御する自動変速制御手段と、スロットル開度の制御
により車速を制御するスロットル開度制御手段とを具備
する速度制御装置において、前記自動変速制御手段の変
速動作中、前記スロットル開度制御手段のスロットル開
度を、アップシフトまたはダウンシフトしても現在の走
行状態の駆動力に最も近いスロットル開度に変更するも
のでおる。したがって、例えば、定速走行制御がアップ
シフトまたはダウンシフトした所定の変速段でスロット
ル開度を調整することのみで制御に入れるから、変速シ
ョックを軽減し、しかも、自動変速制御手段及び定速走
行制御手段が独自に制御される場合に比較して、応答性
が良くなる。
[実施例コ 第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手段
を構成する制御回路図でめる。
図において、マイクロコンピュータCPUはマイコン、
或いは1チツプマイクロコンピユータ、或いはマイクロ
プロセッサ等と呼称されているもので、制御部及び演算
部及びレジスタから構成されるものである。バッテリB
Eは車載用の直流電源、定電圧電源回路CONはマイク
ロコンピュータCPtJの電源及び入力インターフェー
ス回路IP及び出力インターフェース回路OPの電源を
供給するもので、イグニッションスイッチIGのオンに
より動作状態となる。スピードセンサSPIはスピード
メータのケーブルに接続したマグネットと対をなすこと
で構成する、スピードに比例したパルス数を得るリード
スイッチである。スピードセンサSP2は自動変速前の
出力軸に取付けた出力軸と一体になって回転するマグネ
ットと対をなすことで構成する、出力軸の回転数に比例
したパルス数を得るリードスイッチである。前記スピー
ドセンサSPIのリードスイッチはダイオードD1及び
抵抗R1を介してトランジスタQ1のベースに接続され
ており、スピードセンサSP1のリードスイッチのオン
のとき、トランジスタQ1がオンとなり抵抗R3の端子
に電圧が印加され、マイクロコンピュータCPUの入力
ポートP1は“H″となる。また、スピードセンサSP
1のリードスイッチがオフのとき、抵抗R2によってト
ランジスタQ1がオフとなり抵抗R3の端子はアース電
位となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP
1は44 L Itとなる。そして、前記スピードセン
サSP2のリードスイッチは抵抗R5を介してトランジ
スタQ2のベースに接続されており、スピードセンサS
P2のリードスイッチのオンのとき、トランジスタQ2
がオンとなり抵抗R7の端子に電圧が印加され、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP2は“HIIとな
る。また、スピードセンサSP2のリードスイッチがオ
フのとき、抵抗R4及び抵抗R6によってトランジスタ
Q2がオフとなり抵抗R7の端子はアース電位となり、
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP2は“′L
゛′となる。
シフトポジションスイッチSPSはシフトレバ−の位置
を検出するスイッチで、Nはニュートラルレンジにシフ
トレバ−がおることを、Dはドライブレンジ、2は2速
レンジ、Lは1速レンジにそれぞれシフトレバ−がある
ことを検出する検出スイッチで、前記ニュートラルレン
ジ検出スイッ≠5PS−N、2速レンジ検出スイッチ5
PS−2,1速レンジ検出スイッチ5PS−1は各々プ
ルダウン抵抗R8、R9、RIOに接続されており、シ
フトレバ−が夫々の位置にないとき、バッファアンプD
PI 、DR2、DR3の出力は“L ITとなり、マ
イクロコンピュータCPUの入力ポートP3゜R4、R
5は(I L IIとなる。また、シフトレバーが所定
の位置に止まり、ニュートラルレンジ検出スイッチ5P
S−N、2速レンジ検出スイッチ5PS−2,3速レン
ジ検出スイッチ5PS−3がオンとなると、バッテリ電
源BEがバッファアンプDPI 、DR2、DR3の入
力となり、その出力は“HI!となり、マイクロコンピ
ュータCPUの入力ポートP3.P4.P5は“ト1″
となる。
モードスイッチMSは、E、P位置で自動変速制御モー
ドに、A位置で自動変速一定速走行制御モードに切替え
るスイッチである。P位置でバッテリBEが抵抗R11
を介してバッフ7アンプDR4の入力となり、その出力
は“H+tとなり、マイクロコンピュータCPUの入力
ポートP6は“HILIとなる。P位置でバッテリBE
が抵抗R12を介してバッファアンプDR5の入力とな
り、その出力は“H11となり、マイクロコンピュータ
CPUの入力ポートP7は“′H″となる。モードスイ
ッチMSが停止状態にないP位置、A位置ではプルダウ
ン抵抗R13またはプルダウン抵抗R14によって、バ
ッフ1アンプDR4またはDR5の入力となり、その出
力は“L Ifとなり、マイクロコンピュータCPUの
入力ポートP6またはR7は“L 11となる。
スロットル開度センサSSはアクセルペタルの踏込量ま
たはスロットル開度を検出するもので、本実施例では、
スロットル開度をコード盤の3ビツトの接点Ll、L2
.L3の“H(ハイレベル)″、“’L(ローレベル)
″信号として、O〜7段階のスロットル開度を出力する
。なお、接点IDLはスロットルから足を離しているこ
とを検出する信号を供給するものである。即ち、コード
盤の3ビツトの接点Ll 、L2 、L3がオン状態の
とき、直列抵抗R15,RIB、 R17を介してバッ
フ7アンプDR6、DR7、DR8の入力となり、その
出力はL 91となり、マイクロコンピュータCPUの
入力ポートP8 、R9、PIOは“L Ifとなる。
また、コード盤の3ビツトの接点L1.L2 。
L3がオフ状態のとき、プルアップ抵抗R18゜R19
,R20により直列抵抗R75,RlB、 R17を介
してバッファアンプDR6、DR7、DR8の入力は“
HIfとなり、マイクロコンピュータCPUの入力ポー
トP8 、R9、PIOは“H”となる。
共通接点I[)Lがオンのとき、ダイオードD2及び抵
抗R21を介してトランジスタQ3のベース電流が流れ
、トランジスタQ3がオンとなり抵抗R23の端子に電
圧が印加され、マイクロコンピュータCPUの入力ポー
トpHはHptとなる。また、共通接点I叶がオフのと
ぎ、抵抗R22によってトランジスタQ3がオフとなり
抵抗R23の端子はアース電位となり、マイクロコンピ
ュータcPUの入力ポートP11は“L tpとなる。
入ツノポートP12にはバッテリBEの電圧がヒユーズ
FUを介して印加されており、抵抗R24及び抵抗R2
5により、トランジスタQ4をオン状態とし、マイクロ
コンピュータCPUの入力ポートP12を“L″とする
。そして、ヒユーズFUがブレーキ系等の異常によって
溶断した場合、トランジスタQ4がオフ状態となり、マ
イクロコンピュータCPUの入力ポートP12を“HI
fとする。
ブレーキスイッチBSはブレーキを踏込んだときに動作
するもので、このとき、ブレーキランプ8Lを点灯する
。即ち、ブレーキを踏圧し、ブレーキスイッチBSがオ
ン状態となると、バッテリBEの電圧は抵抗R27及び
抵抗R28により、トランジスタQ5をオン状態とし、
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP13を“L
 Jlとする。そして、ブレーキの踏圧を解除し、ブレ
ーキスイッチBSがオフ状態となると、トランジスタQ
5がオフ状態となり、マイクロコンピュータCPUの入
力ポートP13を“H″とする。
パーキングスイッチPKはシフトレバ−がパーキング位
置におることを検出する検出スイッチで、シフトレバ−
がパーキング位置おるときにオンするスイッチである。
パーキングスイッチPKのオンにより、抵抗R30並び
に抵抗R31及び抵抗R32、ダイオードD3によりト
ランジスタQ6がオンし、抵抗R33に電圧降下が生じ
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP14が“′
H″となる。また、パーキングスイッチPKのオフによ
り、トランジスタQ6がオフし、抵抗R33によりマイ
クロコンピユータCPUの入力ポートP14が“Lパと
なる。
セットスイッチSPは定速走行制御手段を所定の速度に
設定すべく設定速度をセットするもので、セットスイッ
チSPのオンにより、現在の走行速度を定速走行速度と
して設定する。即ち、セットスイッチSPのオンのとき
、ダイオードD4及び抵抗R34を介してトランジスタ
Q7のベース電流が流れ、トランジスタQ7がオンとな
り抵抗R3Bの端子に電圧が印加され、マイクロコンピ
ュータCPUの入力ポートP15は゛′ト1″となる。
また、セットスイッチSPのオフのとき、抵抗R35に
よってトランジスタQ7がオフとなり抵抗R3Bの端子
はアース電位となり、マイクロコンピュータCPUの入
力ポートP15は“L 11となる。
リジュームスイッチR3は定速走行制御手段を所定の速
度に設定すべく設定速度をセットした後、−旦定速走行
を脱した後、再び、設定速度で定速走行制御するもので
、リジュームスイッチR3のオンにより、再度、定速走
行制御に入る。即ち、リジュームスイッチR3のオンの
とき、ダイオードD5及び抵抗R37を介してトランジ
スタQ8のベース電流が流れ、トランジスタQ8がオン
となり抵抗R39の端子に電圧が印加され、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP16は“H゛′となる
。また、リジュームスイッチR3のオフのとき、抵抗R
38によってトランジスタQ8がオフとなり抵抗R39
の端子はアース電位となり、マイクロコンピュータCP
tJの入力ポートP16は“′L″となる。
バキュームスイッチ■Sは定速走行t制御手段を制御す
る負圧を蓄積するサージタンクの圧力状態を検出し、圧
力の低下で動作するものでおる。即ち、後述するリリー
スバルブRV及びコントロールバルブC■によって制御
されるサージタンクの負圧は、バキュームポンプ用モー
タMによって駆動されるバキュームポンプVPよって供
給されており、その供給圧力はバキュームスイッチVS
によって検出される。バキュームスイッチVSのオンの
とき、ダイオードD6及び抵抗R40を介してトランジ
スタQ9のベース電流が流れ、トランジスタQ9がオン
となり抵抗R42の端子に電圧が印加され、マイクロコ
ンピュータCPtJの入力ポートP17は“H″となる
。また、バキュームスイッチVSのオフのとき、抵抗R
41によってトランジスタQ9がオフとなり抵抗R42
の端子はアース電位となり、マイクロコンピュータCP
Uの入力ポートP17は“L Itどなる。
定速走行メインスイッチADSはその接点ON側で定速
走行機能を持たせ、接点叶F側で定速走行機能を解除す
るものでおる。定速走行メインスイッチADSが接点O
N側にあるとき、ダイオードD7及び抵抗R43を介し
てトランジスタQ10のベース電流が流れ、トランジス
タQIOがオンとなり抵抗R45の端子に電圧が印加さ
れ、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP18は
“HITとなる。
また、定速走行メインスイッチADSが接点叶「側にあ
るとき、抵抗R44によってトランジスタQIOがOF
Fとなり抵抗R45の端子はアース電位となり、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP1Bは“′L″と
なる。
マイクロコンピュータCPUの出力側は、次のように接
続されている。
シフトソレノイドSLI及びシフトンレノイドSL2は
、自動変速機の変速段を決定するアクチュエータで、シ
フトソレノイドSL1、シフトソレノイドSL2の励磁
・非励磁によって、1速からOD(オーバードライブ)
までの4段変速を可能にしている。次表はその例を示す
また、ロックアツプソレノイドSL3は、自動変速機の
変速段を決定するアクチュエータで、その励磁・非励磁
によってロックアツプ制御を行うものである。ロックア
ツプソレノイドSL3の励磁状態で、ロックアツプし、
非励磁状態でロックアツプ解除する。
マイクロコンピュータCPUの出力ポートP21及び出
ツクポートP22がii L pp及び“HIfのとき
、バッフ7アンプDR11及びDR12の出力は“L 
11及び“Hreとなり、トランジスタQ21はオンと
なり、抵抗R51、トランジスタQ21、シフトソレノ
イドSL1を励磁状態とする。また、出力ポートP21
及び出力ポートP22が“1」゛及び“L 11のとき
、バッフ7アンプDRII及びDR12の出力は“H″
及びL″となり、トランジスタQ21はオフでシフトソ
レノイドSLIを非励磁状態とする。
同様に、マイクロコンピュータCPUの出力ポートP2
3及び出力ポートP24が“L″及びH゛′のとき、シ
フトソレノイドSL2を励磁状態とし、出力ポートP2
3及び出力ポートP24が“H?P及びII L 99
のとき、シフトソレノイドSL2を非励磁状態とする。
また、マイクロコンピュータCPUの出力ポートP25
及び出力ポートP26が“L″及び“H″のとき、ロッ
クアツプソレノイドSL3を励磁状態とし、出力ポート
P25及び出力ポートP26が“HIF及び“Lパのと
ぎ、ロックアツプソレノイドSL3を非励磁状態とする
。なお、抵抗R52及びトランジスタQ22、抵抗R5
3及びトランジスタQ23はスイッチング回路を溝成し
、ダイオード[)11. [)12. DI3はフライ
ホイールダイオードである。また、バッファアンプDR
11〜DR20は、駆動回路として機能する。
リリースバルブRV及びコントロールバルブCVは負圧
アクチュエータによりスロットルバルブを開閉する開度
を決定するもので、定速走行制御時に設定車速とその時
の車速とが比較され、その差が等しくなるように、前記
コントロールバルブCVはそのソレノイドが励磁状態の
とき、サージタンクの負圧を負圧アクチュエータ側に送
出する経路を形成し、非励磁状態のとき、その経路を遮
断するものである。また、リリースバルブRVはそのソ
レノイドが非励磁状態のとき、負圧アクチュエータの負
圧を大気側に排出し、励磁状態のとき、その経路を遮断
するもので必る。
即ち、マイクロコンピュータCPUの出力ポートP27
がH′′及び出力ポートP29が“L uのとき、トラ
ンジスタQ24及びトランジスタQ2Bがオンとなり、
リリースバルブRVのソレノイドが励磁状態となる。出
力ポートP27が“L″及び出力ポートP29がat 
811のとき、トランジスタQ24及びトランジスタQ
2Bがオフとなり、リリースバルブRVのソレノイドが
非励磁状態となる。マイクロコンピュータCPUの出力
ポートP2BがHre及び出力ポートP29が“L 1
1のとき、トランジスタQ25及びトランジスタQ26
がオンとなり、コントロールバルブCVのソレノイドが
励磁状態となる。出力ポートP28が“L IF及び出
力ポートP29が″“Htpのとき、トランジスタQ2
5及びトランジスタQ26がオフとなり、コントロール
バルブRVのソレノイドが非励磁状態となる。
なお、リリースバルブRV及びコントロールバルブCV
によって制御されるサージタンクの負圧は、バキューム
ポンプによって供給され、前記バキュームポンプVPは
バキュームポンプ用モータMによって駆動される。前記
バキュームポンプ用モータMは、マイクロコンピュータ
CPUの出力ポートP30が“L 11のとき、バッフ
7アンプDR20の出力は“L″となり、トランジスタ
Q27がオンとなり駆動状態となる。また、出力ポート
P30が“HIIのとき、バッフ7アンプDR20の出
力は“′H″となり、トランジスタQ27がオフとなり
停止状態となる。
このように構成された本実施例の速度制御装置の制御回
路は、次のように制御される。
第2図から第6図は本実施例の速度制御装置を制御する
ゼネラルフローチャートである。
まず、ステップG1で本制御を実行するに必要なメモリ
及び出力ポートを初期化する。ステップG2で各入力ポ
ートの状態を読込む。そして、現在の制御状態が自動変
速制御時の定速走行制御時(自動変速一定速走行制御時
)か否かを判断して、自動変速一定速走行制御に入る条
件の判断に入るルーチンを実行する。
ステップG3で定速走行メインスイッチADSがオンか
、オフか判断し、ステップG3で定速走行メインスイッ
チADSがオンのとき、更に、ステップG4で定速走行
セットフラグが立っている(“H″)か判断する。定速
走行セットフラグが立っているとき、ステップG5で現
在変速中か判断する。ステップG5で変速中でないとき
、ステップG6で自動変速制御時に定速走行制御を行う
ためのECT−A/D (自動変速一定速走行制御)フ
ラグを立てる。ステップG7で定速走行制御をキャンセ
ルする定速走行キャンセルフラグが立っているか判断し
、ステップG7で定速走行キャンセルフラグが降りてい
る(L′′)とき、この判断ルーチンを脱する。また、
ステップG3で定速走行メインスイッチADSが、オフ
状態でおることが判断されると、ステップG8で更に現
在変速中でおることが判断されるか、或いは、ステップ
G8で現在変速中でないと判断された場合には、ステッ
プG9でECT−A/Dフラグを降ろし、この判断ルー
チンを脱する。即ち、現在変速中でおる場合には、その
状態を継続し、変速完了時にECT−A/Dフラグを立
てたり、降ろしたりする。
次に、ECT−A/Dフラグをみて、自動変速一定速走
行制御時と、自動変速制御時との変速マツプの選択を行
う。なお、運転者のアクセル操作時の制御、即ち、スロ
ットルを急速開動動作してキックダウン要求する場合に
は、譬え、自動変速一定速走行制御に入る条件が揃って
いても、自動変速制御に入る。
まず、ステップGIOで現在走行中の車速を計算する。
ステップG11でECT−A/Dフラグが立っているか
判断し、ECT−A/[)フラグが立っていないとき、
ステ・ツブG21で第13図に示す自動変速制御時のみ
に使用する自動変速用変速マツプを選択し、ステップG
22で自動変速制御時のみに使用する第14図に示す自
動変速用ロックアツプマツプを選択する。そして、ステ
ップG23で自動変速用変速マツプ及び自動変速用ロッ
クアツプマツプから、現在の車速に応じた変速段及びロ
ックアツプクラッチの状態をサーチし、ステップG24
で前記サーチした自動変速用変速マツプ及び自動変速用
ロックアツプマツプデータから、現在の車速に応じた変
速段及びロックアツプクラッチ状態の適否を判断する。
ステップG11でECT−A/Dフラグが立っていると
き、ステップG12でアクセル操作フラグが立っている
か判断する。通常、この制御の開始初期には、アクセル
操作フラグが立っていないから、ステップG13でアク
セル操作の検出、即ち、スロットル開度センサSSの変
量の検出を行う。ステップG14で所定のスロットル開
度センサSSの変量が検出された場合、ステップG14
からステップG15に移動し、アクセル操作フラグを立
てる。更に、ステップG16で自動変速−定速走行制御
時には、比較的に長時限のタイマを使用するから、この
時限設定されたアップシフト禁止タイマT imIをク
リアする。そして、ステップG21で第13図に示す自
動変速制御時のみに使用する自動変速用変速マツプを選
択し、ステップG22で自動変速制御時のみに使用する
第14図に示す自動変速用ロックアツプマツプを選択す
る。更に、ステップG23で自動変速用変速マツプ及び
自動変速用ロックアツプマツプから、現在の車速に応じ
た変速段及びロックアツプクラッチの状態をサーチし、
ステップG24で前記サーチした自動変速用変速マツプ
及び自動変速用ロックアツプマツプデータから、現在の
車速に応じた変速段及びロックアツプクラッチ状態の適
否を判断する。
また、ステップG12でアクセル操作フラグが立ってい
ることが判断され、ステップG17で車速偏差が所定の
閾値よりも小と判断された場合には、ステップG18で
アクセル操作フラグを降ろし、ステップG19で第15
図に示す自動変速−定速走行制御時に使用する自動変速
一定速走行用変速マツプの選択を、ステップG20で第
16図に示す自動変速一定速走行制御時に使用する自動
変速一定速走行用ロックアツプマツプの選択を行い、そ
して、ステップG23で自動変速一定速走行用変速マツ
プ及び自動変速一定速走行用ロックアツプマツプから、
現在の車速に応じた変速段及びロックアツプクラッチの
状態をサーチし、ステツブG24で前記サーチした自動
変速一定速走行用変速マツプ及び自動変速一定速走行用
ロックアツプマツプのデータから、現在の車速に応じた
変速段及びロックアツプクラッチ状態の適否を判断する
。なお、このルーチンは、ステップG13でアクセル操
作の検出を行い、その変量がステップG14で所定のス
ロットル開度センサSSの閾値以下と判断された場合に
も、ステップG19がらステップG24のルーチンの処
理となる。
そして、ステップG12でアクセル操作フラグが立って
いることが判断され、更に、ステップG17で車速偏差
が所定の閾値よりも大と判断された場合には、ステップ
G21からステップG24のルーチンの処理に入る。
即ち、キックダウン等により運転者によって、アクセル
操作が行われた場合には、ステップG15でアクセル操
作フラグを立てた後、ステップG17で車速偏差が少な
くなるまで、ステップG21で自動変速制御時のみに使
用する自動変速用変速マツプの選択を、ステップG22
で自動変速制御時のみに使用する自動変速用ロックアツ
プマツプの選択を行う。そして、ステップG17で車速
偏差が少なくなったとき、ステップG19で自動変速一
定速走行制御時に使用する自動変速一定速走行用変速マ
ツプの選択を、ステップG20で自動変速一定速走行制
御時に使用する自動変速一定迷走行用ロツクアップマツ
プの選択を行う。
次に、定速走行制御時のロックアツプクラッチの制御に
入る。
ステップG30でECT−A/Dフラグの状態をみて、
自動変速一定速走行制御時であるか判断し、定速走行制
御時のときステップG31で車速偏差が所定の閾値以上
であるか判断し、車速偏差が所定の閾値以上のとき、ス
テップG32で自動変速機のトルクコンバータの機能に
よりトルクを得るべくロックアツプを解除する。即ち、
定速走行制御時には変速線に関係なく所定の車速偏差が
大きくなった場合にトルクコンバータのロックアツプを
解除する。ステップG33でロックアツプを禁止するロ
ックアツプ禁止タイマT im[に5秒をセットし、そ
れをスタートする。
また、ステップG30で定速走行制御時と判断し、ステ
ップG31で車速偏差が所定の閾値より小と判断したと
き、ステップG34で前記車速偏差がロックアツプ状態
を維持できるほど小であるか判断し、車速(!i差が小
のとき、ステップG35でロックアツプ許可を行う。
次に、実際の変速動作に入り、変速を行うタイミングを
得る各種タイマの設定、を行う。
ステップG36でステップG23及びステップG24の
処理の結果、変速の必要ありと判断された場合、ステッ
プG38で変速しようとする変速段をセットする。ステ
ップG39でECT−A/Dフラグが立っているか、即
ち、自動変速一定速走行制御中であるかECT−A/D
フラグの状態を判断し、ECT−A/Dフラグが立って
いないとき、ステップG40で自動変速制御時の各種変
速タイマの設定時限をサーチし、ステップG41でアッ
プシフトディレータイマT 1m1llのタイムアツプ
を判断する。アップシフトディレータイマT 1m1l
lがタイムアツプしてあり、ステップG42で全変速タ
イマT1〜T5または変速タイマ丁1が初期値の状態で
動作していないと判断されたとき、ステップG43で変
速タイマT1〜T5をスタートさせる。また、ステップ
G36でステップG23及びステップG24の処理の結
果、変速の必要なしと判断された場合、ステップG37
でアップシフト判断後、一定時間アップジフトの変速動
作を遅らせるアップシフトディレーフラグを降ろす。そ
して、ステップG44で変速タイマT1〜T5の設定時
限のタイムアツプを判断し、変速タイマT1〜T5の設
定時限がタイムアツプしたとき、ステップG45でアッ
プシフト禁止タイマT imIの設定時限のタイムアツ
プを判断し、アップシフト禁止タイマT imIが設定
時限をタイムアツプしているとき、更に、ステップG4
6でアップシフト中か判断し、ステップG46でアップ
シフト中のとき、ステップG47でアップシフト禁止中
をアップシフト禁止フラグで判断し、アップシフト禁止
フラグが立っていないとき、ステップG48で変速段及
びロックアツプクラッチの状態を出力する。また、ステ
ップG46でアップシフト中でないとき、ステップ04
8で変速段及びロックアツプクラッチの状態を出力する
しかし、ステップG44で変速タイマT1〜T5の設定
時限の経過前のとき、ステップG45でアップシフト禁
止タイマT imIの設定時限の経過前のとき、ステッ
プG46でアップシフト中と判断され、ステップG47
でアップシフト禁止フラグが立っているとぎ、変速段及
びロックアツプクラッチの状態は出力されない。
なお、ステップG39でECT−A/Dフラグが立って
いると判断され、更に、ステップG49でアクセル操作
フラグが立っていると判断された場合には、急速スロッ
トルを開動動作する運転者のキックダウン要求等を前提
としているから、自動変速制御とし、ステップG40か
らステップG4Bのルーチンの処理となる。
ステップG39で20丁−A/Dフラグが立っていると
判断され、ステップG49でアクセル操作フラグが降り
ているとき、ステップG50で変速がアップシフトかダ
ウンシフトかの判断を行う。
ダウンシフトの場合、ステップG60で定速走行用ダウ
ンシフトタイマをサーチし、ステップG61でアップシ
フト禁止タイマT imlをセット及びスタートする。
ステップG62でアンプシフトディレーフラグを降ろし
、ステップG41からステップG48のルーチンの処理
を行う。
そして、ステップG50で変速がアップシフトと判断さ
れた場合、ステップG51で定速走行用アップシフトタ
イマをサーチし、ステップG52でアップシフト判断の
後、一定時間アップシフトを遅らせるアップシフトディ
レーフラグが立っているか判断する。アップシフトディ
レーフラグが立っていないとき、ステップG53でアッ
プシフトディレータイマT 1m1lに5秒をセットし
、ステップG54でアップシフトディレータイマT i
m[lをスタートする。
更に、ステップG55で現在の駆動力TNを算出し、ス
テップG56でアップシフト後の最大駆動力T N+1
を算出し、ステップG57で前記算出した現在の駆動力
TNとアップシフト後の最大駆動力TN+1とを比較し
、TN <TN+1でないとき、ステップG58でアッ
プシフトを禁止すべくアップシフト禁止フラグを立てる
また、TN<TN+1のとき、ステップG59でアップ
シフト禁止を解除すべくアップシフト禁止フラグを降ろ
す。前記ステップG58またはステップG59の処理の
後、ステップG41からステップG48のルーチンの処
理を行う。
なお、前記駆動力は、 駆動力=機関トルク×変速比×減速比 ×動力伝達効率 ×トルクコンバータトルク変換比 ×損失修正系数 で表現される。
次に、定速走行制御中に変速があった場合の変速ショッ
ク低減のためのスロットル開度の制御に入る。なお、こ
の処理の終りには、自動変速制御手段のモード切賛の状
態のチェックに入る。
ステップG70でアクセル操作フラグが立っているか判
断し、アクセル操作フラグが立っていないとき、ステッ
プG71でECT−A/Dフラグが立っているか判断し
、ECT−A/Dフラグが立っているとき、更に、ステ
ップG72で変速中でおるか判断する。即ち、自動変速
一定速走行制御に入った後に、アクセル操作フラグが立
っている場合には、キックダウン要求があったことを意
味する。現在変速中の場合には、ステップG73で変速
中にスロットルの開度を少なくするスロットルホールド
フラグが立っているか判断する。スロットルホールドフ
ラグが立っていないとき、ステップG74でスロットル
ホールドフラグを立て、ステップG75で現在の駆動力
TNを算出し、ステップG76で変速後の駆動力が現在
の駆動力TNに最も近い変速後のスロットル開度ONを
算出する。そして、ステップG77で変速タイマの設定
時限経過前、即ち、変速期間中であることを確認し、ス
テップG78で前記スロットル開度θNをセットし、ス
テップG79でスロットル開度θNの状態を維持すべく
定速走行制御手段の負圧アクチュエータをデユーティ比
制御する。そして、ステップG96でリジュームスイッ
チR3がオフ、ステップG97でブレーキスイッチBS
及びパーキングスイッチPKがオフ、ステップG98で
Dレンジにおることが確認され、更に、ステップG99
で定速走行の最低設定走行速度の40Km/h以下にな
っていないことが確認されると、ステップG2からのル
ーチンの処理に戻る。
また、ステップG72で変速中と判断されないとき、ス
テップG90で定速走行メインスイッチADSがオンか
、オフか判断し、定速走行メインスイッチADSがオン
のとき、ステップG91で現在定速走行速度がセットさ
れているか判断する。
定速走行セットスイッチSPまたはリジュームスイッチ
R3がオンとなって設定車速がセットされているとき、
ステップG92で定速走行キャンセルフラグを降ろし、
また、定速走行セットフラグを立てる。ステップG93
でECT−A/Dフラグが立ったのを判断されると、ス
テップG94で定速走行制御に入る。そして、ステップ
G95でスロットルホールドフラグを降ろし、ステップ
G96からステップG100のルーチンの処理を行う。
なあ、ステップG92で定速走行セットフラグが立てら
れた初期には、ステップG93でECT−A/Dフラグ
が立っていないから、ステップG96からステップG1
00のルーチンの処理を行う。また、ステップG90で
定速走行メインスイッチADSがオフのとき、ステップ
G101で定速走行キャンセルフラグを立て、定速走行
セットフラグを降ろした場合にも、ステップG99から
ステップG100のルーチンの処理を行う。
なお、ステップG96でリジュームスイッチR8がオン
となると、ステップG102で定速走行キャンセルフラ
グを降ろし、また、ステップG97でブレーキスイッチ
BS及びパーキングスイッチPKがオン、またはステッ
プG98でDレンジにないことが確認されると、ステッ
プG103で定速走行キャンセルフラグを立てる。そし
て、ステップG99で定速走行の最低設定走行速度の4
0 Km/h以下が判断されると、ステップG100で
定速走行キャンセルフラグを立て、また、定速走行セッ
トフラグを降ろした後、ステップG2からのルーチンの
処理に戻る。
また、ステップG77で変速タイマの設定時限経過前と
判断された場合にも、ステップG90からステップG1
00のルーチンの処理を行う。
即ち、自動変速制御から自動変速一定速走行制御に入る
には、ステップG90で定速走行メインスイッチADS
がオンとなり、ステップ91で定速走行セットスイッチ
SPまたはリジュームスイッチR3がオンとなって設定
車速がセットされているとき、ステップG92で定速走
行セットフラグを立てるから、それを、ステップG4で
判断し、ステップG5で変速タイマのタイムアツプを判
断したとき、ステップG5でECT−A/Dフラグを立
てることができる。そして、ステップG39でECT−
A/Dフラグの状態を判断し、ECT−A/Dフラグを
立っているとき、定速走行用アップシフトタイマまたは
定速走行用ダウンシフトタイマの選択を行い、更に、ア
ップシフトの場合には、アップシフトした場合の最大駆
動力が現在の駆動力以上になるか判断する。そして、ス
テップ93でECT−A/Dフラグが立っていることが
確認されると、自動変速一定速走行制御に入ることがで
きる。
逆に、自動変速一定速走行制御から自動変速制御に入る
には、ステップG96でリジュームスイッチR3がオフ
、ステップG97でブレーキスイッチBSまたはパーキ
ングスイッチPKがオン、ステップG98でDレンジに
ないとき、定速走行キャンセルフラグが立てられ、また
、ステップG99で定速走行の最低設定走行速度の4Q
Km/h以下が判断されると、定速走行キャンセルフラ
グが立てられ、それが、ステップG7で判断し、ステッ
プG8で変速タイマのタイムアツプを判断したとき、ス
テップG9でECT−A/Dフラグを降ろすことができ
る。そして、ステップG39でECT−A/Dフラグの
状態を判断し、ECT−A/Dフラグが降りているとき
、自動変速制御用の変速タイマの選択を行い、更に、ス
テップG93でECT−A/Dフラグが降りていること
が確認されると、自動変速一定速走行制御から自動変速
制御に入ることができる。
更に、前記ゼネラルフローチャートのステップG72か
らステップG95の、自動変速一定速走行制御時の変速
の場合には、スロットル制御のデユーティ比を下げて変
速ショックを小さくするルーチンについて、第7図のゼ
ネラルフローチャートの部分詳細を示すゼネラルフロー
チャートを用いて詳述する。
ステップ1 (G72)、ステップ2、ステップ3で変
速タイマの動作中を判断することで、変速中を判断する
。変速中でないとき、ステップ4で自動変速制御時の定
速走行制御に入り、ステップ5で変速中にスロットル開
度を一定に保つためのスロットルホールドフラグを降ろ
す。
また、ステップ1、ステップ2、ステップ3で変速タイ
マが動作中のとき、自動変速機が変速中であるから、変
速ショック軽減ルーチンに入る。
即ち、ステップ6でスロットルホールドフラグが立って
いるか判断し、スロットルホールドフラグが降りている
とき、ステップ7で変速中に入ったことを意味するスロ
ットルホールドフラグを立てる。レジスタXに現在の車
速、レジスタAに現在の変速段、レジスタBに現在のス
ロットル開度をセットする。そして、ステップって第9
図で説明する「駆動力計算サブルーチン」を実行し、現
在必要としている駆動力を求める。ステップ10でダウ
ンシフトフラグが立っているか判断する。ダウンシフト
フラグが降りているとき、ステップ11でレジスタAの
現在の変速段を1段アップシフトし、それをレジスタA
に格納する。また、ダウンシフトフラグが立っていると
き、ステップ12でレジスタAの現在の車速段を1段ダ
ウンシフトし、それをレジスタAに格納する。ステップ
13でスロットル開度を幾つにしたらよいかを、第8図
で説明する「スロットル開度サブルーチン」の実行によ
り決定する。そして、ステップ14でタイマT4がゼロ
になるまで、ステップ1、ステップ2、ステップ3及び
ステップ6からステップ13、ステップ14のルーチン
またはステップ1、ステップ2、ステップ3、ステップ
6、ステップ14のルーチンの処理となり、ステップ1
4でタイマT4がゼロになると、ステップ15でタイマ
T5がゼロになるまで、ステップ17でスロットル開度
制御値THOutとして、「スロットル開度サブルーチ
ン」の実行により1qられたスロットル開度をセットす
る。ステップ18で前記スロットル開度制御値T1−1
outに基づき、そのスロットル開度に応じたデユーテ
ィ比制御に入る。その後、ステップ15でタイマT5が
ゼロになると、ステップ16で変速中を意味するスロッ
トルホールドフラグを降ろす。
なお、上記ルーチンの実行に伴う変速タイマ下1〜丁5
のタイミング動作は、第10図の変速動作のタイミング
チャート、及び第11図の変速タイマT1〜T5の変速
タイマテーブルに示す時限によって制御される。
前記「駆動力計算サブルーチン」及び前記スロットル開
度を得る「スロットル開度サブルーチン」は、次のよう
に実行される。
まず、第9図を用いて、前記ステップ9で駆動力を計算
する「駆動力計算サブルーチン」について説明する。
メモリに収納した駆動力のテーブルは、第12図の(a
)〜(f)の駆動力テーブルの参考例に示すように、走
行段が1(1St) 、 2 (2nd> 、 3(3
rd> 、 4 (4th>と4段のグループに別れて
おり、更に、走行速度は40Km/h、 50Km/h
60Km/h、 70Km/h、 80Km/h、 9
0Km/h、更に、スロットル開度θNがTHO,TH
l、TH2゜TH3,TH4,TH5,TH6,TH7
の8段階の開度、そして、各スロットル開度に対して駆
動力の値が設定されている。
まず、ステップS1でテーブルの態様に合致すべく、現
在車速を10で割り、更に、そこから「4」を減算した
値をインデックスレジスタであるレジスタXにセットす
る。例えば、第12図の(a)のインデックスOの場合
には、現在車速を10で割り、そこから「4」を減算し
た値のFOjがインデックスOとなる。同様に、インデ
ックス1の場合には、現在車速を10で割り、そこから
「4」を減算した値の「1」がインデックス1となる。
ステップS2でレジスタXの値を退避する。
ステップS3でレジスタXが「5」より大でメモリに収
納したテーブルには用意されていない上限のデータのと
き、ステップS8でレジスタBに「5」をセットする。
また、ステップS4でレジスタXが「O」より小でメモ
リに収納したテーブルには用意されていない下限のデー
タのとき、ステップS9でレジスタBにIO」をセット
する。
ステップS3及びステップS4でレジスタXが「5」以
下で「O」以上が判断されると、ステップS5でレジス
タXのテーブルインデックス及びレジスタAの現在の変
速段、レジスタBの現在のスロットル開度から、現在の
駆動力をサーチし、ステップS5で得た駆動力をステッ
プS6でレジスタCに収納する。そして、ステップS2
で退避したレジスタXの値を戻して、この「駆動力計算
サブルーチン」を終了する。
ステップ13のスロットル開度を得る第8図の「スロッ
トル開度サブルーチン」は、次のように実行される。
ステップ9の「駆動力計算ザブルーチン」を実行し、ス
テップS6でレジスタCに収納したステップS5で得た
現在の駆動力を、ステップU1で現在の駆動力TRQと
して設定する。ステップU2で変速段を変化させるレジ
スタCに「−1」をセットし、ステップU3で「1」を
加算し、レジスタBのスロットル開度の「OJから、そ
の駆動力の大きさの比較を開始する。当然ながら、初期
においては、ステップU4ではレジスタBのスロットル
開度は最大スロットル開度T HHAXより小であるか
ら、ステップU6で「駆動力計算ナブル−チン」を実行
し、スロットル開度「Ojの駆動力を求める。ステップ
U6で求めた駆動力と現在の駆動力TRQと比較し、ス
テップU6で求めた駆動力が現在の駆動力TR0以上に
なるまで、スロットル開度をlrl、2,3.・・・7
」と上げていく。ステップU6で求めた駆動力が現在の
駆動力TR0以上になったとき、このルーチンを終了す
る。または、ステップU4でレジスタBのスロットル開
度が最大スロットル開度以上になったとき、ステップU
5でレジスタBの値から「−1」減算して、このルーチ
ンを終了する。
即ち、この「スロットル開度サブルーチン」は、ダウン
シフトまたはアップシフトした変速段において、現在の
トルクを維持するスロットル開度を1qるものである。
このように、本実施例の速度制御装置は、直結クラッチ
付のトルクコンバータを回転数出力及びスロットル開度
に応じた変速段として選択する変速線を記憶したメモリ
マツプに従って制御する自動変速制御手段と、スロット
ル開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御す
る定速走行制御手段とを具備する速度制御装置において
、前記自動変速制御手段の変速動作中、前記定速走行制
御手段のスロットル開度を固定するものでおり、前記定
速走行制御手段のスロットル開度を固定するタイミング
は、直結クラッチのロックアツプ解除及びトルクコンバ
ータによる変速開始を含むタイミングとしたものでおる
。しかし、変速前に直結クラッチのロックアツプ解除さ
れているものについては、ロックアツプのタイミング及
びスロットル開度を固定するタイミング設定のみとする
こともできる。
また、上記実施例では、前記自動変速制御手段の変速動
作中、固定される定速走行制御手段のスロットル開度は
、アップシフトまたはダウンシフトした現在の走行状態
の駆動力に最も近いスロットル開度としたものでおるか
ら、−度アツブジフトまたはダウンシフトした後には、
アップシフトまたはダウンシフトした所定の変速段でス
ロットル開度を調整することのみで定速走行制御が維持
できるから、応答性がよく、変速ショックを軽減できる
。しかも、自動変速制御手段及び定速走行制御手段が独
自に制御される場合に比較して、アップシフトまたはダ
ウンシフトの回数を少なくすることができる。
そして、上記実施例では、前記自動変速制御手段の変速
動作は、変速信号よりロックアツプ解除信号を遅らせた
ものでおるから、変速時にロックアツプを解除して、ト
ルクコンバータを流体駆動状態とし、この流体駆動状態
により、1−ルク変動を緩和するものでおる。
更に、前記実施例の直結クラッチ付のトルクコンバータ
を回転数出力及びスロットル開度に応じた変速段として
選択する変速線を記憶したメモリマツプに従って制御す
る自動変速制御手段とは、公知の自動変速機及びそれを
制御する制御回路等を含む独立した自動変速制WJ装置
に相当する構成を有するものでおる。また、スロットル
開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する
定速走行制御手段とは、結果的にスロットル開度の開閉
制御により、独立して定速走行制御を行うことの可能な
公知の定速走行制n装置に相当する構成を有するもので
ある。
また、前記実施例では、自動変速制御手段を主体とする
制御により、定速走行制御を行っているが、本発明を実
施する場合には、定速走行制御手段を主体とする制御に
より、自動変速制御を行ってもよい。
そして、前記実施例では、スロットル開度の制御により
車速を制御するスロットル回度制御手段として、定速走
行制御手段に用いた場合について説明したが、本発明を
実施する場合には、スロットル開度制御による自動発進
制御に使用することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の速度制御装置は、自動変速機を
車速または回転数出力及びエンジン負荷またはスロット
ル開度に応じて変速段を制御づ゛る自動変速制御手段と
、スロットル開度の制御により車速を制御するスロット
ル開度制御手段とを具備する速度制御装置において、前
記スロットル開度制御手段の動作中は、前記自動変速制
御手段の変速動作時に、スロットル開度を変更するする
ものであり、アップシフトまたはダウンシフトした所定
の変速段で定速走行制御を行う場合に、スロットル開度
を調整することのみで制御に入れるから、変速ショック
を軽減し、しかも、自動変速制御手段及び定速走行制御
手段が独自に制御される場合に比較して、乗り心地のよ
い走行ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手段
を構成する制御回路図、第2図から第6図は本実施例の
速度制御装置を制御するゼネラルフローチャート、第7
図は同じく部分詳細を示すゼネラルフローチャート、第
8図は本発明の実施例で用いる「スロットル開度サブル
ーチン」のフローチャート、第9図は同じく「駆動力計
算サブルーチン」のフローチャート、第10図は同じく
変速動作のタイミングチャート、第11図は本発明の実
施例の変速タイマT1〜T5の変速タイマテーブルの例
を示す図、第12図は本発明の実施例の駆動力テーブル
の例を示す図、第13図は本発明の実施例の自動変速用
変速マツプ、第14図は本発明の実施例の自動変速用ロ
ックアツプマツプ、第15図は同じく自動変速一定速走
行用変速マツプ、第16図は同じく自動変速一定速走行
用ロックアツプマツプ、第17図は従来の自動変速制御
装置の変速マツプである。 図において、 CPU :マイクロコンピュータ、 sps:シフトポジションスイッチ、 SS:スロットル開度センサ、 BSニブレーキスイッチ、 PK:パーキングブレーキスイッチ、 SP二上セットスイッチ R8:リジュームスイッチ、 ADS:定速走行メインスイッチ、 SLl、SL2 :シフトソレノイド、SL3:ロック
アツプソレノイド、 RV:リリースバルブ、 CV:コントロールバルブ、 ■P:バキュームポンプ、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動変速機を車速または回転数出力及びエンジン
    負荷またはスロットル開度に応じて変速段を制御する自
    動変速制御手段と、 スロットル開度の制御により車速を制御するスロットル
    開度制御手段とを具備する速度制御装置において、 前記スロットル開度制御手段の動作中は、前記自動変速
    制御手段の変速動作時に、スロットル開度を変更するこ
    とを特徴とする速度制御装置。
  2. (2)前記スロットル開度制御手段のスロットル開度の
    変更は、スロットル開度の固定としたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の速度制御装置。
  3. (3)前記自動変速制御手段の変速動作時の、変更され
    るスロットル開度制御手段のスロットル開度は、アップ
    シフトまたはダウンシフトした変速段において、現在の
    走行状態の駆動力に最も近いスロットル開度としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の速度制御装
    置。
  4. (4)前記スロットル開度制御手段のスロットル開度を
    変更するタイミングは、直結クラツチのロックアップ解
    除及びトルクコンバータによる変速開始を含むタイミン
    グとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の速度制御装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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