JPS63137038A - 速度制御装置 - Google Patents

速度制御装置

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JPS63137038A
JPS63137038A JP28523486A JP28523486A JPS63137038A JP S63137038 A JPS63137038 A JP S63137038A JP 28523486 A JP28523486 A JP 28523486A JP 28523486 A JP28523486 A JP 28523486A JP S63137038 A JPS63137038 A JP S63137038A
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JP
Japan
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control means
shift
speed
constant speed
automatic
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JP28523486A
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English (en)
Inventor
Shoji Kawada
庄二 河田
Nobuyasu Suzumura
鈴村 延保
Osamu Miyake
三宅 道
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE3789513T priority patent/DE3789513T2/de
Priority to DE87117615T priority patent/DE3786894T2/de
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子制御2ウ工イオーバードライブ付4速自
動変速機等の自動変速制御手段の機能と、オートドライ
ブ等の定速走行制御手段の機能を有する自動車の速度制
御装置に関するもので、特に、単独に制御していた自動
変速制御装置の機能と定速走行制御装置の機能とを、共
通する制御回路で制御する速度制御装置に関するもので
ある。
[従来の技術] 従来の自動変速制御装置を装備した自動車の変速制御は
、例えば、ドライブ(D>レンジでは、そのときの車速
とスロットル開度とから、所定の変速線を記憶した変速
マツプ、例えば、第14図に示す変速線を記憶した変速
マツプに従って最適の変速段が選択制御されるようにな
っている。
また、自動変速機のロックアツプ機能は、必る特定の変
速段、例えば、第3速またはオーバードライブ(第4速
)で、ある車速以上になると、ロックアツプクラッチを
接続して、直結クラッチ状態でトルクコンバータの出力
軸をエンジン出力軸に直結(以下、この状態を「ロック
アツプ」と記す)し、それ以外のときは、直結クラッチ
状態を解除、即ち、ロックアツプ解除して、トルクコン
バータの入力軸をエンジン出力軸に接続する。
このようにして、ロックアツプを解除して、トルクコン
バータの機能を生かすことにより、自動車の発進時、急
加速時、変速時等においては、負荷に応じて変速を行い
、スムーズな発進、スムーズな加速、スムーズな変速等
を可能とし、エンジンのノッキング或いは停止等を生じ
難くしている。
しかし、負荷の小さい状態及びエンジン回転の高い状態
においては、トルクコンバータをロックアツプすること
により、トルクコンバータのスリップでパワーロスが生
じ、燃費が低下するのを防止している。
そして、定速走行装置は希望の走行車速を設定車速とし
て、これを維持するようにスロットルバルブの開度を制
御するものであり、道路の状況に応じた制御を行ってい
る。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来の独立した自動変速制御装置及び定速
走行装置を装備した自動車では、定速走行中に車速か一
定に維持されていても、定速走行のために変化させられ
たスロットル開度の状態を、自動変速制御装置側が検出
し自動変速機の変速段が変化することがめる。
例えば、起伏のめる通路を80Km/hで定速走行する
場合、登板路ではスロットル開度が80%になり、また
、降板路ではスロットル開度が40%になる。このとき
、自動変速制御装置において選択制御される変速段は、
第14図の変速マツプを使用したとすれば、登板路では
OD(オーバドライブ)から3速にダウンシフトされ、
降板路では3速からODにアップシフトされる。
このように、自動変速制御装置の変速段がシフドアツブ
またはダウンシフトすると、若干の変速ショックが車体
に伝わり、乗り心地が良くない場合も予測される。特に
、通路の起伏が多くて、ダウンシフト、アップシフトが
繰り返し行われるハンチング状態の発生を想定すると、
乗員の乗り心地を考慮する必要性が生ずる。
そこで、定速走行機能により定速走行中は自動変速機能
を持たせないことで、変速段の切替えを禁止し、定速走
行中の変速段の切替えに伴うショックを生じさせない技
術が、特開昭60−237258号公報で開示されてい
る。
また、変速時にトルクコンバータのロックアツプを解除
して変速を行う技術が、特開昭56−39354号公報
で開示されている。
しかし、定速走行中に変速段の切替えの必要性が生じな
いとは判断できないこと、及び、トルクコンバータのロ
ックアツプを解除して変速を行っても、道路の起伏が多
くて、ダウンシフト、アップシフトが繰り返し行われる
場合には対応できないこと等の問題点があり、前記公報
に記載の技術では必ずしも満足のいく制御を行うことは
できなかった。
また、定速走行中に自動変速機の変速を制御するソレノ
イドに異常が生じた場合の対応に問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決すべくなされたもの
で、定速走行中に生ずる変速によるハンチングの発生を
防止し、自動変速機の異常にはフェールセーフで対応で
きる速度制御装置の提供を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の速度制m装置は、シフトソレノイド及びロック
アツブンレノイドを有する自動変速機と、前記自動変速
機を車速または回転数出力及びエンジン負荷またはスロ
ットル開度に応じた変速段として変速制御する自動変速
制御手段と、スロットル開度の制御により所定の設定車
速を維持すべく制御する定速走行制御手段と、前記自動
変速制御手段のみを制御する場合の変速線を記憶したメ
モリマツプと、前記自動変速制御手段及び定速走行制御
手段を同時に制御する場合の変速線を記憶したメモリマ
ツプとを具備する速度制御装置において、上記自動変速
機のソレノイドが異常状態のとき、自動変速制御手段及
び定速走行制御手段を同時に制御する場合の定速走行制
御手段の能力を規制するものである。
また、他の発明の速度制御装置は、上記発明と同様に、
シフトソレノイド及びロックアップンレノイドを有する
自動変速機と、前記自動変速機を車速または回転数出力
及びエンジン負荷またはスロットル開度に応じた変速段
として変速制御する自動変速制御手段と、スロットル開
度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する定
速走行制御手段と、前記自動変速制御手段のみを制御す
る変速線及びロックアツプ線を記憶したメモリマツプと
、前記自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に
制御する変速線及びロックアツプ線を記憶したメモリマ
ツプとを具面する速度制御装置において、上記自動変速
機のソレノイドが異常状態のとき、自動変速制御手段及
び定速走行制御手段を同時に制御する場合の定速走行制
御手段の能力を規制するものである。
[作用] 本発明においては、自動変速機を車速または回転数出力
及びエンジン負荷またはスロワ1〜ル開度に応じた変速
段として変速制御する自動変速制御手段と、スロットル
開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する
定速走行制御手段とを具備する速度制御装置において、
前記自動変速制御手段のみを制御する場合の変速線を記
憶したメモリマツプと、前記自動変速制御手段及び定速
走行制御手段を同時に制御する変速線を記憶したメモリ
マツプとを用意し、自動変速制御時の定速走行制御を行
う場合には、ダウンシフト及びアップシフトの繰返し回
数が少なくなるようにヒステリシス幅を設定したもので
ある。
また、自動変速機のソレノイドが異常状態のとき、自動
変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する場
合には、定速走行制御手段の能力を規制することにより
、フェールセーフで対応するものである。
また、自動変速制御手段のみを制御する変速線及びロッ
クアツプ線を記憶したメモリマツプと、前記自動変速制
御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速線及
びロックアツプ線を記憶したメモリマツプとを有する速
度制御装置においては、自動変速制御手段及び定速走行
制御手段を同時に制御するロックアツプ線を記憶したメ
モリマツプは、自動変速制御手段のみを制御するロック
アツプ線よりもヒステリシス幅を狭くすることができ、
少しの負荷変動にも対応させることができる。そして、
前者同様に、フェールセーフで対応するものである。
[実施例] 第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手段
を構成する制御回路図でおる。
図において、マイクロコンピュータCPUはマイコン、
或いは1チツプマイクロコンピユータ、或いはマイクロ
プロセッサ等と呼称されているもので、制御部及び演算
部及びレジスタから構成されるものでおる。バッテリB
Eは車載用の直流電源、定電圧電源回路CONはマイク
ロコンピュータCPtJの電源及び入力インターフェー
ス回路IP及び出力インターフェース回路0P(7)電
源を供給するもので、イグニッションスイッチIGのオ
ンにより動作状態となる。スピードセンサSP1はスピ
ードメータのケーブルに接続したマグネットと対をなす
ことで構成する、スピードに比例したパルス数を得るリ
ードスイッチである。スピードセンサSP2は自動変速
機の出力軸に取付けた出力軸と一体になって回転するマ
グネットと対をなすことで構成する、出力軸の回転数に
比例したパルス数を得るリードスイッチである。前記ス
ピードセンサSPIのリードスイッチはダイオードD1
及び抵抗R1を介してトランジスタQ1のベースに接続
されており、スピードセンサSP1のリードスイッチの
オンのとき、トランジスタQ1がオンとなり抵抗R3の
端子に電圧が印加され、マイクロコンピュータCPUの
入力ポートP1は“H″となる。また、スピードセンサ
SP1のリードスイッチがオフのとき、抵抗R2によっ
てトランジスタQ1がオフとなり抵抗R3の端子はアー
ス電位となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポー
トP1は“L 19となる。そして、前記スピードセン
サSP2のリードスイッチは抵抗R5を介してトランジ
スタQ2のベースに接続されており、スピードセンサS
P2のリードスイッチのオンのとき、トランジスタQ2
がオンとなり抵抗R7の端子に電圧が印加され、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP2はl< H?#
となる。また、スピードセンサSP2のリードスイッチ
がオフのとき、抵抗R4及び抵抗R6によってトランジ
スタQ2がオフとなり抵抗R7の端子はアース電位とな
り、マイクロコンピュータCPtJの入力ポートP2は
“L″となる。
シフトポジションスイッチSPSはシフトレバ−の位置
を検出するスイッチで、Nはニュートラルレンジにシフ
トレバ−があることを、Dはドライブレンジ、2は2速
レンジ、Lは1速レンジにそれぞれシフトレバ−がある
ことを検出する検出スイッチで、前記ニュートラルレン
ジ検出スイッチ5PS−N、2速レンジ検出スイッチ5
PS−2,1速レンジ検出スイッチ5PS−1は各々プ
ルダウン抵抗R8、R9、RIOに接続されており、シ
フトレバ−が夫々の位置にないとき、バッフ7アンプD
RI 、DR2、DR3の出力は“L I+となり、マ
イクロコンピュータCPUの入力ポートP3゜R4,R
5はL′′となる。また、シフトレバ−が所定の位置に
止まり、ニュートラルレンジ検出スイッチ5PS−N、
2速レンジ検出スイッチ5PS−2,3速レンジ検出ス
イッヂ5PS−3がオンとなると、バッテリ電源BEが
バッファアンプDRI 、DR2、DR3の入力となり
、その出力は“Ht?となり、マイクロコンピュータC
PUの入力ポートP3.P4.P5は“H″となる。
モードスイッチMSは、E、P位置で自動変速制御モー
ドに、爪位置で自動変速一定速走行制御モードに切替え
るスイッチである。P位置でバッテリBEが抵抗R11
を介してバッファアンプDR4の入力となり、その出力
はH″となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポー
トP6は“Hl+となる。P位置でバッテリBEが抵抗
R12を介してバッファアンプDR5の入力となり、そ
の出力は“H″となり、マイクロコンピュータCPtJ
の入力ポートP7は“H11となる。モードスイッチM
Sが停止状態にないP位置、八位置ではプルダウン抵抗
R13またはプルダウン抵抗R14によって、バッファ
アンプDR4またはDR5の入力となり、その出力は“
L Qとなり、マイクロコンピュータCPUの入力ポー
トP6またはR7は′L″となる。
スロットル開度センサSSは7クセルベタルの踏込量ま
たはスロットル開度を検出するもので、本実施例では、
スロットル開度をコード盤の3ビツトの接点Ll 、L
2 、L3の“H(ハイレベル)′、′L(ローレベル
)゛′倍信号して、O〜7段階のスロットル開度を出力
する。なお、接点TDLはスロットルから足を離してい
ることを検出する信号を供給するものでおる。即ち、コ
ード盤の3ビツトの接点Ll、L2.L3がオン状態の
とき、直列抵抗R15,RIB、 R17を介してバッ
ファアンプDR6、DR7、DR8の入力となり、その
出力はl(L +pとなり、マイクロコンピュータCP
Uの入カポ−1−P3 、 R9、PIOは′L″とな
る。
また、コード盤の3ビツトの接点L1 、 L2 。
L3がオフ状態のとき、プルアップ抵抗R18゜R19
,R20により直列抵抗R15,R16,R17を介し
てバッフ7アンプDR8、DR7、DR,80入力は1
1 HTTとなり、マイクロコンピュータCP tJの
入力ポートP8 、R9、Ploは“H″となる。
共通接点■叶がオンのとき、ダイオードD2及び抵抗R
21を介してトランジスタQ3のベース電流が流れ、ト
ランジスタQ3がオンとなり抵抗R23の端子に電圧が
印加され、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP
11は“H11となる。また、共通接点I叶がオフのと
き、抵抗R22によって1ヘランジスタQ3がオフどな
り抵抗R23の端子はアース電位となり、マイクロコン
ピュータCPUの入力ポートP11は“L IIとなる
入力ポートP12にはバッテリBEの電圧がヒユーズF
Uを介して印加されており、抵抗R24及び抵抗R25
により、トランジスタQ4をオン状態とし、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP12をL″とする。そ
して、ヒユーズFUがブレーキ系等の異常によって溶断
じた場合、トランジスタQ4がオフ状態となり、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP12を“H″とす
る。
ブレーキスイッチ83はブレーキを踏込んだときに動作
するもので、このとき、ブレーキランプBLを点灯する
。即ち、ブレーキを踏圧し、ブレーキスイッチBSがオ
ン状態となると、バッテリBEの電圧は抵抗R27及び
抵抗R2Bにより、トランジスタQ5をオン状態とし、
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP13をL 
17とする。そして、ブレーキの踏圧を解除し、ブレー
キスイッチBSがオフ状態となると、トランジスタQ5
がオフ状態となり、マイクロコンピュータCPUの入力
ポートP13を“H+tとする。
パーキングスイッチPKはシフトレバ−がパーキング位
置にあることを検出する検出スイッチで、シフ1〜レバ
ーがパーキング位置あるときにオンするスイッチである
。パーキングスイッチPKのオンにより、抵抗R30並
びに抵抗R31及び抵抗R32、ダイオードD3により
1〜ランジスタQ6がオンし、抵抗R33に電圧降下が
生じマイクロコンピュータCPUの入力ポートP14が
“H″となる。また、パーキングスイッチPKのオフに
より、トランジスタQ6がオフし、抵抗R33によりマ
イクロコンピュータCPUの入力ポートP14が′″L
 ITとなる。
セットスイッチSPは定速走行制御手段を所定の速度に
設定すべく設定速度をセットするもので、セットスイッ
チSPのオンにより、現在の走行速度を定速走行速度と
して設定する。即ち、セットスイッチSPのオンのとき
、ダイオードD4及び抵抗R34を介してトランジスタ
Q7のベース電流が流れ、トランジスタQ1がオンとな
り抵抗R3Bの端子に電圧が印加され、マイクロコンピ
ュータCPUの入力ポートp15はha HItとなる
。また、セットスイッチSPのオフのとき、抵抗R35
によってトランジスタQ7がオフとなり抵抗R36の端
子はアース電位となり、マイクロコンピュータCPUの
入力ポートP15は“L″となる。
リジュームスイッチR3は定速走行制御手段を所定の速
度に設定すべく設定速度をセットした後、一旦定速走行
を脱した後、再び、設定速度で定速走行制御するもので
、リジュームスイッチR3のオンにより、再度、定速走
行制御に入る。即ち、リジュームスイッチR3のオンの
とき、ダイオードD5及び抵抗R37を介してトランジ
スタQ8のベース電流が流れ、トランジスタQ8がオン
となり抵抗R39の端子に電圧が印加され、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP16は11 HItど
なる。また、リジュームスイッチR3のオフのとき、抵
抗R3BによってトランジスタQ8がオフとなり抵抗R
39の端子はアース電位となり、マイクロコンピュータ
CPUの入力ポートP1Bは“L″となる。
バキュームスイッチVSは定速走行制御手段を制御する
負圧を蓄積するサージタンクの圧力状態を検出し、圧力
の低下で動作するものである。即ち、後述するリリース
バルブRV及びコントロールバルブC■によって制御さ
れるサージタンクの負圧は、バキュームポンプ用モータ
Mによって駆動されるバキュームポンプVPよって供給
されており、その供給圧力はバキュームスイッチVSに
よって検出される。バキュームスイッチVSのオンのと
き、ダイオードD6及び抵抗R40を介してトランジス
タQ9のベース電流が流れ、トランジスタQ9がオンと
なり抵抗R42の端子に電圧が印加され、マイクロコン
ピュータCPUの入力ポートP17は“H91となる。
また、バキュームスイッチVSのオフのとき、抵抗R4
1によってトランジスタQ9がオフとなり抵抗R42の
端子はアース電位となり、マイクロコンピュータCPU
の入力ポートP17は“L″となる。
定速走行メインスイッチADSはその接点ON側で定速
走行機能を持たせ、接点OFF側で定速走行機能を解除
するものである。定速走行メインスイッチADSが接点
ON側におるとき、ダイオードD7及び抵抗R43を介
してトランジスタQIOのベース電流が流れ、トランジ
スタQIOがオンとなり抵抗R45の端子に電圧が印加
され、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP18
は11 H1′となる。
また、定速走行メインスイッチADSが接点OFF側に
あるとき、抵抗R44によってトランジスタQ10が叶
Fとなり抵抗R45の端子はアース電位となり、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP18はL″となる
マイクロコンピュータCPUの出力側は、次のように接
続されている。
シフトソレノイドSL1及びシフトソレノイドSL2は
、自動変速機の変速段を決定するアクチュエータで、シ
フトソレノイドSL1、シフトソレノイドSL2の励磁
・非励磁によって、1速からOD(オーバードライブ)
までの4段変速を可能にしている。次表はその例を示す
また、ロックアツプソレノイドSL3は、自動変速機の
変速段を決定するアクチュエータで、その励磁・非励磁
によってロックアツプ制御を行うものである。ロックア
ツプソレノイドSL3の励磁状態で、ロックアツプし、
非励磁状態でロックアツプ解除する。
マイクロコンピュータCPUの出力ボートP21が“H
″のとき、バッフ7アンプDRIIの出力は11 HI
F、トランジスタQ21はオフとなり、シフトンレノイ
ドSL1を非励磁状態とする。出力ボートP21が“L
 ITのとき、バッフ7アンプDR11の出力はL″、
トランジスタQ21はオンとなり、シフトソレノイドS
LIを励磁状態とする。シフトソレノイドSL1が非励
磁状態のとき、バッファアンプDR12の入力は高イン
ピーダンスのプルアップ抵抗R54が低インピーダンス
のシフトソレノイドSL1によってアース電位に引き込
まれ、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP22
に′“L opが入力される。また、シフトソレノイド
SL1が励磁状態のとき、バッファアンプDR12の入
力は低インピーダンスの抵抗R51からシフトソレノイ
ドSL1に電流が供給され、その電圧降下が高くなり、
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP22に“H
41が入力される。
シフトソレノイドSL’lが異常状態のとき、例えば、
断線状態のとき、シフトソレノイドSL1が非励磁状態
でバッファアンプDR12の出力は高インピーダンスの
プルアップ抵抗R54により、高電圧状態となり、マイ
クロコンピュータCPUの入力ポートP22に11 H
IPが入力される。また、短絡状態のとき、シフトソレ
ノイドSL1が励磁状態であると、その電圧降下が低く
なり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP22
に“Lパが入力される。
したがって、シフトソレノイドSL1が異常状態のとき
には、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP22
の入力が正常状態の信号に比べて反転する。故に、マイ
クロコンピュータCPUの出力ポートP21の状態と入
力ポートP22の状態の判断により、シフトソレノイド
SL1の異常が判別できる。
マイクロコンピュータCPUの出力ポートP23が“H
11のとき、バッファアンプDR13の出力は“H”、
トランジスタQ22はオフとなり、シフトソレノイドS
L2を非励磁状態とする。出力ポートP23が“L I
Fのとき、バッフ7アンプDR13の出力はt1u、ト
ランジスタQ22はオンとなり、シフトソレノイドSL
2を励磁状態とする。シフトソレノイドSL2が非励磁
状態のとき、バッフ7アンプDR14の入力は高インピ
ーダンスのプルアップ抵抗R55が低インピーダンスの
シフトソレノイドSL2によってアース電位に引き込ま
れ、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP24に
“L″が入力される。また、シフトソレノイドSL2が
励磁状態のとき、バッフ7アンプDR14の入力は低イ
ンピーダンスの抵抗R52からシフトソレノイドSL2
に電流が供給され、その電圧降下が高くなり、マイクロ
コンピュータCPUの入力ポートP24に“′H″が入
力される。
マイクロコンピュータCPUの出力ポートP25が′H
′′のとき、バッファアンプDR15の出力は“H”、
トランジスタQ23はオフとなり、ロックアツプソレノ
イドSL3を非励磁状態とする。出力ポートP25が“
Lパのとき、バッファアンプDR15の出力は“dLI
Z トランジスタQ23はオンとなり、ロックアツプソ
レノイドSL3を励磁状態とする。ロックアツプソレノ
イドSL3が非励磁状態のとき、バッファアンプDR1
6の入力は高インピーダンスのプルアップ抵抗R5Bが
低インピーダンスのロックアツプソレノイドSL3によ
ってアース電位に引き込まれ、マイクロコンピュータC
PUの入力ポートP2BにL″が入力される。
また、ロックアツプソレノイドSL3が励磁状態のとき
、バッファアンプDR16の入力は低インピーダンスの
抵抗R53からロックアツプソレノイドSL3に電流が
供給され、その電圧降下が高くなり、マイクロコンピュ
ータCPUの入力ポートP26に′H″が入力される。
シフトソレノイドSL2及びロックアツプソレノイドS
L3についても、シフトソレノイドSL1と同様に、ソ
レノイドの短絡または断線等の異常判断ができる。
なお、ダイオードD11. D12. D13はフライ
ホイールダイオードである。また、バッファアンプDR
11〜DR20は、駆動回路として機能する。
リリースバルブRV及びコントロールバルブCVは負圧
アクチュエータによりスロットルバルブを開閉する開度
を決定するもので、定速走行制御時に設定車速とその時
の車速とが比較され、その差が等しくなるように、前記
コントロールバルブCVはそのソレノイドが励磁状態の
とき、サージタンクの負圧を負圧アクチュエータ側に送
出する経路を形成し、非励磁状態のとき、その経路を遮
断するものでおる。また、リリースバルブRVはそのソ
レノイドが非励磁状態のとき、負圧アクチユエータの負
圧を大気側に排出し、励磁状態のとき、その経路を遮断
するものでおる。
即ち、マイクロコンピュータCPUの出力ポートP27
が“′ト1′′及び出力ポートP29が“L 11のと
き、トランジスタQ24及びトランジスタ02Bがオン
となり、リリースバルブRVのソレノイドが励磁状態と
なる。出力ポートP27が“L IF及び出力ポートP
29がH″のとき、トランジスタQ24及びトランジス
タQ2Bがオフとなり、リリースバルブRVのソレノイ
ドが非励磁状態となる。マイクロコンピュータCPUの
出力ポートP28がH″及び出力ポートP29が“L 
ITのとき、トランジスタQ25及びトランジスタQ2
Bがオンとなり、コントロールバルブCVのソレノイド
が励磁状態となる。出力ポートP28が11 L 11
及び出力ポートP29が“H11のとき、トランジスタ
Q25及びトランジスタ02Bがオフとなり、コントロ
ールバルブRVのソレノイドが非励磁状態となる。
なお、リリースバルブRV及びコントロールバルブC■
によって制御されるサージタンクの負圧は、バキューム
ポンプによって供給され、前記バキュームポンプVPは
バキュームポンプ用モータMによって駆動される。前記
バキュームポンプ用モータMは、マイクロコンピュータ
CPUの出力ポートP30が14 L L+のとき、バ
ッフ1アンプDR20の出力は“L uとなり、トラン
ジスタQ27がオンとなり駆動状態となる。また、出力
ポートP30が“H″のとき、バッファアンプDR20
の出力はHT1となり、トランジスタQ27がオフとな
り停止状態となる。
このように構成された本実施例の速度制御装置の制御回
路は、次のように制御される。
第2図から第7図は本実施例の速度制御装置を制御する
ゼネラルフローチャートである。
まず、ステップG1で本制御を実行するに必要なメモリ
及び出力ポートを初期化する。ステップG2で各入力ボ
ートの状態を読込む。そして、現在の制御状態が自動変
速制御時の定速走行制御時(自動変速一定速走行制御時
)か否かを判断して、自動変速一定速走行制御に入る条
件の判断に入るルーチンを実行する。
ステップG3で定速走行メインスイッチADSがオンか
、オフか判断し、ステップG3で定速走行メインスイッ
チADSがオンのとき、更に、ステップG4で定速走行
セットフラグが立っている(“’H”)か判断する。定
速走行セットフラグが立っているとき、ステップG5で
現在変速中か判断する。ステップG5で変速中でないと
き、ステップG6で自動変速制御時に定速走行制御を行
うためのECT−A/D (自動変速一定速走行制御)
フラグを立てる。ステップG7で定速走行制御をキャン
セルする定速走行キャンセルフラグが立っているか判断
し、ステップG7で定速走行キャンセルフラグが降りて
いる(L″)とき、この判断ルーチンを脱する。また、
ステップG3で定速走行メインスイッチADSが、オフ
状態であることが判断されると、ステップG8で更に現
在変速中でおることが判断されるか、或いは、ステップ
G8で現在変速中でないと判断された場合には、ステッ
プG9でECT−A/Dフラグを降ろし、この判断ルー
チンを脱する。即ち、現在変速中である場合には、その
状態を継続し、変速完了時にECT−A/Dフラグを立
てたり、降ろしたりする。
次に、ECT−A/Dフラグをみて、自動変速一定速走
行制御時と、自動変速制御時との変速マツプの選択を行
う。なお、運転者のアクセル操作時の制御、即ち、スロ
ットルを急速開動動作してキックダウン要求する場合に
は、譬え、自動変速一定速走行制御に入る条件が揃って
いても、自動変速制御に入る。
まず、ステップG10で現在走行中の車速を計算する。
ステップG11でECT−A/Dフラグが立っているか
判断し、ECT−A/Dフラグが立っていないとき、ス
テップG21で第10図に示す自動変速制御時のみに使
用する自動変速用変速マツプを選択し、ステップG22
で自動変速制御時のみに使用する第11図に示す自動変
速用ロックアツプマツプを選択する。そして、ステップ
G23で自動変速用変速マツプ及び自動変速川口ツクア
ップマツプから、現在の車速に応じた変速段及びロック
アツプクラッチの状態をサーチし、ステップG24で前
記サーチした自動変速用変速マツプ及び自動変速用ロッ
クアツプマツプデータから、現在の車速に応じた変速段
及びロックアツプクラッチ状態の適否を判断する。
ステップG11でECT−A/Dフラグが立っていると
き、ステップG12でアクセル操作フラグが立っている
か判断する。通常、この制御の開始初期には、アクセル
操作フラグが立っていないから、ステップG13でアク
セル操作の検出、即ち、スロットル開度センサSSの変
量の検出を行う。ステップG14で所定のスロットル開
度セン+jSSの変量が検出された場合、ステップG1
4からステップG15に移動し、アクセル操作フラグを
立てる。更に、ステップG16゛で自動変速一定速走行
制御時には、比較的に長時限のタイマを使用するから、
この時限設定されたアップシフト禁止タイマT im:
[をクリアする。そして、ステップG21で第10図に
示す自動変速制御時のみに使用する自動変速用変速マツ
プを選択し、ステップG22で自動変速制御時のみに使
用する第11図に示す自動変速用ロックアツプマツプを
選択する。更に、ステップG23で自動変速用変速マツ
プ及び自動変速用ロックアツプマツプから、現在の車速
に応じた変速段及びロックアツプクラッチの状態をサー
チし、ステップG24で前記サーチした自動変速用変速
マツプ及び自動変速用ロックアツプマツプデータから、
現在の車速に応じた変速段及びロックアツプクラッチ状
態の適否を判断する。
また、ステップG12でアクセル操作フラグが立ってい
ることが判断され、ステップG17で車速偏差が所定の
閾値よりも小と判断された場合には、ステップG18で
アクセル操作フラグを降ろし、ステップG19で第12
図に示す自動変速一定速走行制御時に使用する自動変速
一定速走行用変速マツプの選択を、ステップG20で第
13図に示す自動変速一定速走行制御時に使用する自動
変速一定速走行用ロックアツプマツプの選択を行い、そ
して、ステップG23で自動変速一定速走行用変速マツ
プ及び自動変速一定速走行用ロックアツプマツプから、
現在の車速に応じた変速段及びロックアツプクラッチの
状態をサーチし、ステップG24で前記サーチした自動
変速一定速走行用変速マツプ及び自動変速一定速走行用
ロックアツプマツプのデータから、現在の車速に応じた
変速段及びロックアツプクラッチ状態の適否を判断する
。なお、このルーチンは、ステップG’13でアクセル
操作の検出を行い、その変量がステップG14で所定の
スロットル開度センサssの閾値以下と判断された場合
にも、ステップG19がらステップG24のルーチンの
処理となる。
そして、ステップG12でアクセル操作フラグが立って
いることが判断され、更に、ステップG17で車速偏差
が所定の閾値よりも大と判断された場合には、ステップ
G21からステップG24のルーチンの処理に入る。
即ち、キックダウン等により運転者によって、アクセル
操作が行われた場合には、ステップG15でアクセル操
作フラグを立てた後、ステップG]7で車速偏差が少な
くなるまで、ステップG21で自動変速制御時のみに使
用する自動変速用変速マツプの選択を、ステップG22
で自動変速制御時のみに使用する自動変速用ロックアツ
プマツプの選択を行う。そして、ステップG17で車速
偏差が少なくなったとき、ステップG19で自動変速一
定速走行制御時に使用する自動変速一定速走行用変速マ
ツプの選択を、ステップG20で自動変速一定速走行制
御時に使用する自動変速一定速走行用ロックアツプマツ
プの選択を行う。
次に、定速走行制御時のロックアツプクラッチの制御に
入る。
ステップG30で20丁−A/Dフラグの状態をみて、
自動変速一定速走行制御時であるか判断し、定速走行制
御時のときステップG31で車速偏差が所定の閾値以上
であるか判断し、車速偏差が所定の閾値以上のとき、ス
テップG32で自動変速機のトルクコンバータの機能に
よりトルクを得るべくロックアツプを解除する。即ち、
定速走行制御時には変速線に関係なく所定の車速偏差が
大きくなった場合にトルクコンバータのロックアツプを
解除する。ステップG33でロックアツプを禁止するロ
ックアツプ禁止タイマT im■に5秒をセットし、そ
れをスタートする。
また、ステップG30で定速走行制御時と判断し、ステ
ップG31で車速偏差が所定の閾値より小と判断したと
き、ステップG34で前記車速偏差がロックアツプ状態
を維持できるほど小であるか判断し、車速偏差が小のと
き、ステップG35でロックアツプ許可を行う。
次に、実際の変速動作に入り、変速を行うタイミングを
得る各種タイマの設定を行う。
ステップG36でステップG23及びステップG24の
処理の結果、変速の必要ありと判断された場合、ステッ
プG38で変速しようとする変速段をセットする。ステ
ップG39でECT−A/Dフラグが立っているか、即
ち、自動変速一定速走行制御中であるかECT−A/D
フラグの状態を判断し、ECT−A/Dフラグが立って
いないとき、ステップG40で自動変速制御時の各種変
速タイマの設定時限をサーチし、ステップG41でアッ
プシフトディレータイマT imIIIのタイムアツプ
を判断する。アップシフトディレータイマT iml[
lがタイムアツプしており、ステップG42で全変速タ
イマ丁1〜丁5または変速タイマ丁1が初期値の状態で
動作していないと判断されたとき、ステップG43で変
速タイマT1〜T5をスタートさせる。また、ステップ
G36でステップG23及びステップG24の処理の結
果、変速の必要なしと判断された場合、ステップG37
でアップシフト判断後、一定時間アップシフトの変速動
作を遅らせるアップシフトディレーフラグを降ろす。そ
して、ステップG44で変速タイマT1〜T5の設定時
限のタイムアツプを判断し、変速タイマT1〜T5の設
定時限がタイムアツプしたとき、ステップG45でアッ
プシフト禁止タイマTi+Jの設定時限のタイムアツプ
を判断し、アップシフト禁止タイマT imIが設定時
限をタイムアツプして1)るとき、更に、ステップG4
6でアップシフト中か判断し、ステップG46でアップ
シフト中のとき、ステップG47でアップシフト禁止中
をアップシフト禁止フラグで判断し、アップシフト禁止
フラグが立っていないとき、ステップG48で変速段及
びロックアツプクラッチの状態を出力する。また、ステ
ップG46でアップシフト中でないとき、ステップ04
8で変速段及びロックアツプクラッチの状態を出力する
そして、ステップG49でマイクロコンピュータCPU
の出力ポートP21の状態と入力ポートP22の状態の
判断により、シフトソレノイドSL1の異常検出、出力
ポートP23の状態と入力ポートP24の状態の判断に
より、シフトンレノイドS12の異常検出、出力ポート
P25の状態と入力ポートP26の状態の判断により、
ロックアツプソレノイドSL3の異常検出を行う。前記
シフトソレノイドSLI、シフトソレノイドSL2、ロ
ックアツプソレノイドSL3の異常検出により、ステッ
プG50で異常ありと判断されたとき、ステップG51
で7エールフラグを立てる。また、異常なしと判断され
たとき、ステップG52で7エールフラグを降ろす。
しかし、ステップG44で変速タイマT1〜T5の設定
時限の経過前のとき、ステップG45でアップシフト禁
止タイマT imIの設定時限の経過前のとき、ステッ
プG46でアップシフト中と判断され、ステップG47
でアップシフト禁止フラグが立っているとき、変速段及
びロックアツプクラッチの状態は出力されない。
なお、ステップG39でECT−A/Dフラグが立って
いると判断され、更に、ステップG53でアクセル操作
フラグが立っていると判断された場合には、急速スロッ
トルを開動動作する運転者のキックダウン要求等を前提
としているから、自動変速制御とし、ステップG40か
らステップG52のルーチンの処理となる。
ステップG39でECT−A/Dフラグが立っていると
判断され、ステップG53でアクセル操作フラグが降り
ているとき、ステップG54で変速がアップシフトかダ
ウンシフトかの判断を行う。
ダウンシフトの場合、ステップG64で定速走行用ダウ
ンシフトタイマをサーチし、ステップG65でアップシ
フト禁止タイマT imIをセット及びスタートする。
ステップG66でアンプシフトディレーフラグを降ろし
、ステップG41からステップG52のルーチンの処理
を行う。
そして、ステップG54で変速がアップシフトと判断さ
れた場合、ステップG55で定速走行用アップシフトタ
イマをサーチし、ステップG56でアップシフト判断の
後、一定時間アップシフトを遅らせるアップシフトディ
レーフラグが立っているか判断する。アップシフトディ
レーフラグが立っていないとき、ステップG57でアッ
プシフトディレータイマT 1m1lJに5秒をセット
し、ステップG58でアップシフトディレータイマT 
1m1iをスタートする。
更に、ステップG59で現在の駆動力Tll算出し、ス
テップG60でアップシフト後の最大駆動力TN+1を
算出し、ステップG61で前記算出した現在の駆動力T
Nとアップシフト後の最大駆動力TN+1とを比較し、
丁N <TN+1でないとき、ステップG62でアップ
シフトを禁止すべくアップシフト禁止フラグを立てる。
また、TN <TN+1のとき、ステップG63でアッ
プシフト禁止を解除すべくアップシフト禁止フラグを降
ろす。前記ステップG62またはステップG63の処理
の後、ステップG41からステップG52のルーチンの
処理を行う。
なお、前記駆動力は、 駆動カー機関トルク×変速比×減速比 X動力伝達効率 Xトルクコンバータトルク変換比 ×損失修正系数 で表現される。
次に、定速走行制御中に変速があった場合の変速ショッ
ク低減のためのスロットル開度の制御に入る。なお、こ
の処理の終りには、自動変速制御手段のモード切替の状
態のチェックに入る。
ステップG70でアクセル操作フラグが立っているか判
断し、アクセル操作フラグが立っていないとき、ステッ
プG71でECT−A/Dフラグが立っているか判断し
、ECT−A/Dフラグが立っているとき、更に、ステ
ップG72で変速中であるか判断する。即ち、自動変速
一定速走行制御に入った後に、アクセル操作フラグが立
っている場合には、キックダウン要求があったことを意
味する。現在変速中の場合には、ステップG73で変速
中にスロットルの開度を少なくするスロットルホールド
フラグが立っているか判断する。スロットルホールドフ
ラグが立っていないとき、ステップG74でスロットル
ホールドフラグを立て、ステップG75で現在の駆動力
TNを算出し、ステップG76で変速後の駆動力が現在
の駆動力TNに最も近い変速後のスロットル開度θNを
算出する。そして、ステップG77で変速タイマの設定
時限経過前、即ち、変速期間中で必ることを確認し、ス
テップG78で前記スロットル開度θNをセットし、ス
テップG79でスロットル開度θNの状態を維持すべく
定速走行制御手段の負圧アクチュエータをデユーティ比
制御する。そして、ステップ098でリジュームスイッ
チR3がオフ、ステップG99でブレーキスイッチBS
及びパーキングスイッチPKがオフ、ステップG100
でDレンジにあることが確認され、更に、ステップG1
01で定速走行の最低設定走行速度の40Km/h以下
になっていないことが確認されると、ステップG2から
のルーチンの処理に戻る。
また、ステップG72で変速中と判断されないとき、ス
テップG90で定速走行メインスイッチADSがオンか
、オフか判断し、定速走行メインスイッチADSがオン
のとき、ステップG91で現在定速走行速度がセットさ
れているか判断する。
定速走行セットスイッチSPまたはリジュームスイッチ
R8がオンとなって設定車速がセットされているとき、
ステップG92で定速走行キャンセルフラグを降ろし、
また、定速走行セットフラグを立てる。ステップG93
でECT−A/Dフラグが立ったのを判断されると、ス
テップG94でフェールフラグが立っているか判断し、
フェールフラグが立っているとき、ステップG96で定
速走行制御キャンセルフラグを立て、定速走行制御をキ
ャンセルする。フェールフラグが立っていないとき、ス
テップG95で定速走行制御に入る。
そして、ステップG97でスロットルホールドフラグを
降ろし、ステップG98からステップG102のルーチ
ンの処理を行う。
なあ、ステップG92で定速走行セットフラグが立てら
れた初期には、ステップG93でECT−A/Dフラグ
が立っていないから、ステップG98からステップG1
02のルーチンの処理を行う。また、ステップG90で
定速走行メインスイッチADSがオフのとき、ステップ
G103で定速走行キャンセルフラグを立て、定速走行
セットフラグを降ろした場合にも、ステップG101か
らステップG102のルーチンの処理を行う。
なお、ステップG98でリジュームスイッチR8がオン
となると、ステップG104で定速走行キャンセルフラ
グを降ろし、また、ステップG9っでブレーキスイッチ
83及びパーキングスイッチPKがオン、またはステッ
プG100でDレンジにないことが確認されると、ステ
ップG105で定速走行キャンセルフラグを立てる。そ
して、ステップG101で定速走行の最低設定走行速度
の40 Km/hJ’l下が判断されると、ステップG
102で定速走行キャンセルフラグを立て、また、定速
走行セットフラグを降ろした後、ステップG2からのル
ーチンの処理に戻る。
また、ステップG77で変速タイマの設定時限経過前と
判断された場合にも、ステップG90からステップG1
02のルーチンの処理を行う。
即ち、自動変速制御から自動変速一定速走行制御に入る
には、ステップG90で定速走行メインスイッチADS
がオンとなり、ステップ91で定速走行セットスイッチ
SPまたはリジュームスイッチR3がオンとなって設定
車速がセットされているとき、ステップG92で定速走
行セットフラグを立てるから、それを、ステップG4で
判断し、ステップG5で変速タイマのタイムアツプを判
断したとき、ステップG5でECT−A/Dフラグを立
てることができる。そして、ステップG39でECT−
A/Dフラグの状態を判断し、20丁−A/Dフラグが
立っているとき、定速走行用アップシフトタイマまたは
定速走行用ダウンシフトタイマの選択を行い、更に、ア
ップシフトの場合には、アップシフトした場合の最大駆
動力が現在の駆動力以上になるか判断する。そして、ス
テップ93でECT−A/Dフラグが立っていることが
確認されると、自動変速一定速走行制御に入ることがで
きる。
逆に、自動変速一定速走行制御から自動変速制御に入る
には、ステップ098でリジュームスイッチR3がオフ
、ステップG99でブレーキスイッチ83またはパーキ
ングスイッチPKがオン、ステップG100でDレンジ
にないとき、定速走行キャンセルフラグが立てられ、ま
た、ステップG101で定速走行の最低設定走行速度の
40Km/h以下が判断されると、定速走行キャンセル
フラグか立てられ、それが、ステップG7で判断し、ス
テップG8で変速タイマのタイムアツプを判断したとき
、ステップG9でECT−A/Dフラグを降ろすことが
できる。そして、ステップG39でECT−A/Dフラ
グの状態を判断し、ECT−A/Dフラグが降りている
とき、自動変速制御用の変速タイマの選択を行い、更に
、ステップG93でECT−A/Dフラグが降りている
ことが確認されると、自動変速一定速走行制御から自動
変速制御に入ることができる。
更に、前記ゼネラルフローチャートのステップG11か
らステップG23のルーチンについて、第8図のゼネラ
ルフローチャートの部分詳細を示すゼネラルフローチャ
ートを用いて詳述する。
ステップ1(G11)でECT−A/Dフラグが立って
いるか判断する。即ち、20丁−A/Dフラグが立って
いるとき、ECT−A/D制御時であることを意味する
から、自動変速一定速走行制御時であるか判断する。E
CT−A/Dフラグが立っていないとき、即ち、自動変
速制御のみの場合、ステップ14で自動変速制御時のみ
に使用する自動変速用変速マツプを選択し、ステップ1
5で自動変速制御時のみに使用する自動変速用口ツクア
ップマツプを選択する。このようにして通常の自動変速
制御時のみの、直結クラッチ付のトルクコンバータを回
転出力及びスロットル開度に応じた変速段として選択す
る変速線を記憶したメモリマツプのアドレス指定を行う
。第10図及び第11図はこの時選択する自動変速用変
速マツプ及び自動変速用ロックアツプマツプである。
第10図は回転数出力及びスロットル開度に応じた変速
段として選択する変速線を記憶した自動変速用変速マツ
プ、また、第11図は回転数出力及びスロットル開度に
応じたロックアツプクラッチを制御するロックアツプ線
を記憶した自動変速用ロックアツプマツプである。
図において、1−2.2−3.3−4はアップシフトす
る場合の変速段の変化を示し、4−3゜3−2.2−1
はダウンシフトする場合の変速段の変化を示すものであ
り、20ツク(ロックアツプオン)、30ツク、40ツ
ク及び2オフ(ロックアツプオフ)、3オフ、4オフは
各変速段のロックアツプ状態(ロックアツプオン)及び
ロックアツプ解除状態(ロックアツプオフ)を示すもの
である。
そして、前述したように、ゼネラルフローチャートのス
テップG23で自動変速用変速マツプ及び自動変速用ロ
ックアツプマツプから、現在の車速に応じた変速段及び
ロックアツプクラッチの状態をサーチし、ステップG2
4で前記サーチした自動変速用変速マツプ及び自動変速
用ロックアツプマツプから、現在の車速に応じた変速段
及びロックアツプクラッチ状態を判断する。
ステップ1(G11)でECT−A/Dフラグが立って
いるとき、自動変速一定速走行制御に入ろうとし、ステ
ップ2でアクセル操作されたかをアクセル操作フラグが
立っているかで判断する。
ステップ2でアクセル操作が検出されなくとも、ステッ
プ3でアクセル操作の状態をスロットル開度として検出
し、所定の開度以上(最大スロットル開度に設定しても
よい)か判断する。スロットル開度が所定の開度以上の
とき、ステップ5でアクセル操作の検出、即ち、スロッ
トル開度センサSSの変量が所定の値以上でおるとして
アクセル操作フラグを立てる。更に、ステップ6で自動
変速一定速走行制御時には、比較的に長時限のタイマを
使用するから、この時限設定されたアップシフト禁止タ
イマT imIをクリアする。そして、ステップ14で
自動変速制御時のみに使用する自動変速用変速マツプの
選択を、ステップ15で自動変速制御時のみに使用する
自動変速用ロックアツプマツプの選択を行う。即ち、ス
テップ2、ステップ3、ステップ5、ステップ6のルー
チンは、自動変速一定速走行制御時に加速要求等のキッ
クダウン等が行われたことを意味するから、このときは
定速走行制御動作に引き入れることなく、自動変速制御
のみの制御とするものである。なお、以下は、同様に、
ステップG23以降の処理を行う。
また、ステップ2でアクセル操作フラグが立っているこ
とが判断されると、ステップ7で車速偏差が所定の閾値
よりも小になったか判断する。即ち、キックダウン等に
よる加速要求の結果として、車速か上昇し、車速偏差が
所定の閾値よりも小さくなったかを、ステップ7で現車
速から定速設定速度を減痒して車速fii差を算出する
。ステップ8で前記現車速から定速設定速度を減算した
結果が負のとき、ステップ9で前記車速偏差を正の値と
する。こうして、ステップ7からステップ9で車速偏差
の絶対値を得て、ステップ10で車速偏差が所定の閾値
であるQ、5Km/hよりも小さくなったか判断する。
ステップ10で車速偏差が所定の閾値であるQ、 5K
m/hよりも小さいと判断されたとき、ステップ11で
アクセル操作フラグを降ろす。そして、ステップ12で
自動変速制御時の定速走行制御時に使用する自動変速一
定速走行用変速マツプの選択を、ステップ13で自動変
速制御時の定速走行制御時に使用する自動変速一定速走
行制御用ロックアツプの選択を行う。また、ステップ1
0で車速偏差が閾値である0、 5Km/hよりも小さ
くないと判断されたとき、ステップ14で自動変速制御
時のみに使用する自動変速用変速マツプの選択を、ステ
ップ15で自動変速制御時のみに使用する自動変速用ロ
ックアツプマツプの選択を行う。即ち、ステップ2、ス
テップ7、ステップ8、ステップ9、ステップ10.ス
テップ11のルーチンは、自動変速一定速走行制御の条
件が満足することを意味するから、自動変速制御時の定
速走行制御動作、即ち、自動変速一定速走行制御動作に
引き入れるものである。
なお、第12図及び第13図はこの時選択する自動変速
一定速走行用変速マツプ及び自動変速一定速走行用ロッ
クアツプマツプである。
第12図は回転数出力及びスロットル開度に応じた変速
段として選択する変速線を記憶した自動変速一定速走行
用変速マツプ、また、第13図は回転数出力及びスロッ
トル開度に応じたロックアツプクラッチを制御するロッ
クアツプ線を記憶した自動変速一定速走行用ロックアツ
プマツプでおる。
図において、1−2.2−3.3−4はアップシフトす
る場合の変速段の変化を示し、4−3゜3−2.2−1
はダウンシフトする場合の変速段の変化を示すものであ
り、20ツク(ロックアツプオン)、30ツク、40ツ
ク及び2オフ(ロックアツプオフ)、3オフ、4オフは
各変速段のロックアツプクラッチのロックアツプ状態(
ロックアツプオン)及びロックアツプ解除状態(ロック
アツプオフ)を示すものでおる。
また、ステップ2でアクセル操作が検出されず、ステッ
プ3でアクセル操作が所定の開度以上でないと判断され
たときでも、ステップ4で侵述するアクセル操作検出フ
ラグが立っているときには、ステップ12及びステップ
13で自動変速一定速走行用変速マツプの選択、自動変
速一定速走行用ロックアツプの選択を行う。
なお、前記ステップ4でアクセル操作の状態をスロット
ル開度として検出し、スロットル開度操作がアクセルに
よる操作か判断するアクセル操作検出フラグの状態を決
定するルーチンについて、更に詳述する。
第9図は「スロットル開度判断ルーチン」のフローチャ
ートである。
このスロットル開度の判断ルーチンは200m5毎のタ
イマインターラブドで割込み処理される「スロットル開
度判断ルーチン」で、アクセル操作検出フラグを立てる
まず、ステップS1で現在のスロットル開度から前回の
スロットル開度を減算し、スロットル変化値を得る。そ
のスロットル変化値が負の時には、ステップS2でそれ
が検出されると、ステップS3で正の値にする。即ち、
ステップS1からステップS3で、現在のスロットル開
度から前回のスロットル開度を減算した値のスロットル
変化値の絶対値を得る。そして、ステップS4でスロッ
トル変化値が定速走行制御時のスロットル変化速度より
速い場合には、前記現在のスロットル開度から前回のス
ロットル開度を減算したスロットル変化値が所定の閾値
、即ち、本実施例では2以上の場合、ステップS5でア
クセル操作検出フラグを立て、または、スロットル変化
値が所定の閾値以上でない場合、ステップ$7でアクセ
ル操作検出フラグを降ろし、更に、ステップS6で現在
のスロットル開度を次回の計算用にメモリに収納し、2
00m5毎のタイマインターラブドを終了する。
このように、本発明の実施例の速度制御装置は、シフト
ソレノイド及びロックアツプソレノイドを有する自動変
速機と、前記自動変速機を車速または回転数出力及びエ
ンジン負荷またはスロットル開度に応じた変速段として
変速制御する自動変速制御手段と、スロットル開度の制
御により所定の設定車速を維持すべく制御する定速走行
制御手段と、前記自動変速制御手段のみを制御する場合
の変速線を記憶したメモリマツプと、前記自動変速制御
手段及び定速走行制御手段を同時に制御する場合の変速
線を記憶したメモリマツプとを具備する速度制御装置に
おいて、上記自動変速機のソレノイドが異常状態のとき
、自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御
する場合の定速走行制御手段の能力を規制するものでお
り、制御対象が自動変速制御手段の場合と、自動変速制
御手段及び定速走行制御手段の場合とモ変速線を記憶し
たメモリマツプの選択を変更して、特に、自動変速制御
手段及び定速走行制御手段を制御する場合には、変速線
を記憶した自動変速一定速走行用変速マツプ等のメモリ
マツプの変速段の設定ヒステリシス幅を広くして自動変
速する変速段の変更回数を少なくしたものである。
また、自動変速機のシフトソレノイド及びロックアツプ
ソレノイドが異常状態になったとき、自動変速制御手段
及び定速走行制御手段を同時に制御する場合の定速走行
制御手段の制御に入るのを禁止したものでおる。
そして、自動変速制御手段及び定速走行制御手段を制御
する場合の、変速線を記憶した自動変速一定速走行用変
速マツプの変速段のヒステリシス幅は、自動変速I[弾
手段のみで制御する場合の、変速線を記憶した自動変速
用変速マツプの変速段のヒステリシス幅より広くしたも
のである。具体的には、第10図及び第12図に示すよ
うに、自動変速一定速走行制御時の変速線は、自動変速
制御時の変速線の変速段が1−2.2−3.3−4とア
ップシフトする場合と、4−3.3−2.2−1とダウ
ンシフトする場合の、変速段のヒステリシス幅は、スロ
ットル開度の大きいスロットル開度θNが丁H3以上で
は、両者共に大きくなっているが、スロットル開度θN
がTH2以下では、そのヒステリシス幅をできるだけ狭
くして、通常走行する場合の燃費の低下を招かないよう
にし、特に、大トルクを必要とする場合の変速段のヒス
テリシス幅は大きく設定している。
更に、第11図及び第13図に示すように、回転数出力
及びスロットル開度に応じたロックアツプクラッチを制
御する自動変速一定速走行用ロックアツプマツプの変速
段のロックアツプ線のヒステリシス幅より、自動変速制
御時のロックアツプ線のヒステリシス幅を狭くしたもの
でおる。自動変速一定速走行時のロックアツプ線は、自
動変速制御時のロックアツプ線が20ツク、30ツク。
40ツクの場合と、2オフ、3オフ、4オフの場合の各
変速段のロックアンプクラッチのロックアツプ状態及び
ロックアンプ解除状態のヒステリシス幅は、第2速及び
第3速でスロットル開度θNが小さいロックアツプ解除
を行う回転数では、両者の差を同程度とし、高速走行時
の増速の必要性の高い場合には、トルクを必要とし、し
かも滑らかな変速を行うためにロックアツプ解除を行う
回転数を高くし、そのヒステリシス幅も狭くしたもので
ある。
特に、本実施例の速度制御装置のように、シフトソレノ
イド及びロックアツプソレノイドを有する自動変速機と
、前記自動変速機を車速または回転数出力及びエンジン
負荷またはスロットル開度に応じた変速段として変速制
御する自動変速制御手段と、スロットル開度の制御によ
り所定の設定車速を維持すべく制御する定速走行制御手
段と、前記自動変速制御手段のみを制御する変速線及び
ロックアツプ線を記憶したメモリマツプと、前記自動変
速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速
線及びロックアツプ線を記憶したメモリマツプとを具備
する速度制御装置において、上記自動変速機のソレノイ
ドが異常状態のとき、自動変速制御手段及び定速走行制
御手段を同時に制御する場合の定速走行制御手段の能力
を規制するものでおる。
ここで、前記自動変速制御手段及び定速走行制御手段を
同時に制御するロックアツプ線を記憶したメモリマツプ
は、自動変速制御手段のみを制御するロックアツプ線よ
りもヒステリシス幅を狭くしたものでは、ロックアツプ
解除を行う機会を多くして、変速時のトルクの変動をロ
ックアツプ解除により、ロックアツプクラッチの接続を
解除して、トルクコンバータによって対応させることが
できる。
なお、上記各発明の実施例では、自動変速機のシフトソ
レノイド及び/またはロックアツプソレノイドが異常状
態になったとき、定速走行制御手段が制御に入るのを禁
止したものでおるが、本発明を実施する場合には、定速
走行制御を所定の変速段のみで行わせることもできる。
この特定の変速段としては、例えば、第3速及び/また
は第4速とすること、または異常状態のシフトソレノイ
ドまたはロックアツプソレノイドのみに入るのを規制す
ることができる。
また、自動変速機のソレノイドの異常状態の検出は、ロ
ックアツプソレノイドの異常は、定速走行に与える影響
力が小さいことから、シフトソレノイドのみの異常判断
とすることができる。
そして、前記実施例の直結クラッヂ付のトルクコンバー
タを回転数出力及びスロットル開度に応じた変速段とし
て選択する変速線を記憶したメモリマツプに従って制御
する自動変速制御手段とは、公知の自動変速機及びそれ
を制御する制御回路等を含む独立した自動変速制御装置
に相当する構成を有するものである。また、スロットル
開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する
定速走行制御手段とは、結果的にスロットル開度の開閉
制御により、独立して定速走行制御を行うことの可能な
公知の定速走行制御装置に相当する構成を有プるもので
ある。
更に、前記実施例では、自動変速制御手段を主体とする
制御により、定速走行制御を行っているが、本発明を実
施する場合には、定速走行制御手段を主体とする制御に
より、自動変速制御を行ってもよい。
[発明の効果] 以上の様に、本発明の速度制御装置は、シフトソレノイ
ド及びロックアツプソレノイドを有する自動変速機を車
速または回転数出力及びエンジン負荷またはスロットル
開度に応じた変速段として変速制御する自動変速制御手
段と、スロットル開度の制御により所定の設定車速を維
持すべく制御する定速走行制御手段と、前記自動変速υ
]御手段のみを制御する場合の変速線を記憶したメモリ
マツプと、前記自動変速制御手段及び定速走行制御手段
を同時に制御する場合の変速線を記憶したメモリマツプ
とを具備する速度制御装置において、上記自動変速機の
ソレノイドが異常状態のとき、自動変速制御手段及び定
速走行制御手段を同時に制御する場合の定速走行制御手
段の能力を規制するものでおり、制御対象が自動変速制
御手段の場合と、自動変速制御手段及び定速走行制御手
段の場合とで変速線を記憶したメモリマツプの選択を変
更して、自動変速制御手段及び定速走行制御手段を制御
する場合には、変速線を記憶した自動変速一定速走行用
変速マツプ等のメモリマツプの変速段の設定ヒステリシ
ス幅を広くして自動変速する変速段の変更回数を少なく
したものである。
また、自動変速機のソレノイドが異常状態のとき、自動
変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する場
合の定速走行制御手段の能力を規制するものであり、定
速走行制御手段の能力を規制することにより、フェール
セーフで対応することができる。
したがって、自動変速一定速走行制御中に生ずる変速の
回数を低減させ、変速によるハンチングの発生を防止す
ることができ、乗車フィーリングを良好とすることがで
き、速度制御装置が7エールセーフで対応することがで
きる。
また、自動変速制御手段のみを制御する変速線及びロッ
クアツプ線を記憶したメモリマツプと、前記自動変速制
御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速線及
びロックアツプ線を記憶したメモリマツプとを具備する
速度制御装置においては、自動変速制御手段及び定速走
行制御手段を同時に制御するロックアツプ線を記憶した
メモリマツプは、自動変速制御手段のみを制御するロッ
クアツプ線よりもヒステリシス幅を狭くすることができ
、負荷が少し大きくなると、ロックアツプ解除を行う機
会を多くして、トルクコンバータによって対応させるこ
とができるから、変速線の異なる2つのメモリマツプを
有するものよりも、更に、変速時のハンチングの発生を
防止することができ、乗車フィーリングを良好とするこ
とができる。また、フェールセーフで対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手段
を構成する制御回路図、第2図から第7図は本発明の実
施例の速度制御装置を制御するゼネラルフローチャート
、第8図は同じく部分詳細を示すゼネラルフローチャー
ト、第9図は「スロットル開度判断ルーチン」のフロー
チV−ト、第10図は本発明の実施例の自動変速用変速
マツプ、第11図は本発明の実施例の自動変速用ロック
アツプマツプ、第12図は同じく自動変速一定速走行用
変速マツプ、第13図は同じく自動変速一定速走行用ロ
ックアツプマツプ、第14図は従来の自動変速制御装置
の変速マツプである。 図において、 CPU :マイクロコンピュータ、 SPS:シフトポジションスイッチ、 SS:スロットル開度センザ、 BSニブレーキスイッチ、 PK:パーキングブレーキスイッチ、 SP:セットスイッチ、 R8:リジュームスイッチ、 ADS :定速走行メインスイッチ、 SLl、SL2:シフトソレノイド、 SL3 :ロツクアツプソレノイド、 RV:リリースバルブ、 CV:コン1〜ロールバルブ、 VP:バキュームポンプ、 でおる。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)をシフトソレノイド及びロックアップソレノイド
    を有する自動変速機と、 前記自動変速機を車速または回転数出力及びエンジン負
    荷またはスロットル開度に応じた変速段として変速制御
    する自動変速制御手段と、 スロットル開度の制御により所定の設定車速を維持すべ
    く制御する定速走行制御手段と、 前記自動変速制御手段のみを制御する場合の変速線を記
    憶したメモリマップと、 前記自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制
    御する場合の変速線を記憶したメモリマップとを具備す
    る速度制御装置において、 上記自動変速機のソレノイドが異常状態のとき、自動変
    速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する場合
    の定速走行制御手段の能力を規制することを特徴とする
    速度制御装置。
  2. (2)シフトソレノイド及びロックアップソレノイドを
    有する自動変速機と、 前記自動変速機を車速または回転数出力及びエンジン負
    荷またはスロットル開度に応じた変速段として変速制御
    する自動変速制御手段と、 スロットル開度の制御により所定の設定車速を維持すべ
    く制御する定速走行制御手段と、 前記自動変速制御手段のみを制御する変速線及びロック
    アップ線を記憶したメモリマップと、前記自動変速制御
    手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速線及び
    ロックアップ線を記憶したメモリマップとを具備する速
    度制御装置において、上記自動変速機のソレノイドが異
    常状態のとき、自動変速制御手段及び定速走行制御手段
    を同時に制御する場合の定速走行制御手段の能力を規制
    することを特徴とする速度制御装置。
  3. (3)前記自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同
    時に制御する場合の定速走行制御手段の能力を規制する
    異常状態は、自動変速機のシフトソレノイドのみの異常
    状態とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項また
    は第2項に記載の速度制御装置。
  4. (4)前記自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同
    時に制御する場合の定速走行制御手段の能力を規制する
    異常状態は、自動変速機のシフトソレノイド及び/また
    はロックアップソレノイドの異常状態とすることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の速度
    制御装置。
  5. (5)前記自動変速機のシフトが異常状態のときには、
    自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御す
    る場合の定速走行制御手段の動作を停止状態にすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項から第4項のいずれ
    か1つに記載の速度制御装置。
  6. (6)前記自動変速機のシフトが異常状態のときには、
    自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御す
    る場合の定速走行制御手段の動作を特定の変速段のみと
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項
    のいずれか1つに記載の速度制御装置。
JP28523486A 1986-11-29 1986-11-29 速度制御装置 Pending JPS63137038A (ja)

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DE3789513T DE3789513T2 (de) 1986-11-29 1987-11-27 Geschwindigkeitssteuerungssystem für Kraftfahrzeuge mit Steuerungssystem für automatisches Getriebe.
DE87117615T DE3786894T2 (de) 1986-11-29 1987-11-27 Fahrzeuggeschwindigkeitssteuersystem für Motorfahrzeuge mit Steuersystem für das automatische Getriebe.
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