JPS634872Y2 - - Google Patents

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JPS634872Y2
JPS634872Y2 JP1978180800U JP18080078U JPS634872Y2 JP S634872 Y2 JPS634872 Y2 JP S634872Y2 JP 1978180800 U JP1978180800 U JP 1978180800U JP 18080078 U JP18080078 U JP 18080078U JP S634872 Y2 JPS634872 Y2 JP S634872Y2
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JP
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nipple
ring
valve body
coupler
adapter
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JP1978180800U
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JPS5598893U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は液体、気体等の流体を供給するパイ
プを接続するパイプ継手に関わるものであり、そ
の目的とするところは、単純な操作でパイプの着
脱ができ、小型でしかもパイプを確実に接続し、
パイプが接続された時のみ流体が流れ、その上パ
イプの着脱の際に流体のリーク量を最小限にとめ
ることができる等、極めて便利なパイプ継手を廉
価に供給することである。
〔従来技術とその問題点〕
この種パイプ継手として、実公昭47−26013号、
の公知技術が既に提案されている。
ところで、これらの公知のパイプ継手は非通水
時は弾性体の弁座8(実公昭47−26013号公報記
載の符号を援用、以下同じ)に弁体18を圧接し
ておき、通水時は弁体18がOリング16、弁座
8を通過したプラグ7に押されて弁座8より押出
されて、通水可能となつている。この継手では、
Oリング16と弁座8で通水時の密封は保たれる
が、弁体18がやわらかい弁座8を突出してしま
うためと、弁座8がやわらかいため、支持力が弱
く弁体18は宙に浮いた状態になり、不安定な作
動となる。したがつて、弁体18の安定した作動
を保持するために、複雑な機構と操作が必要とな
る。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
本考案は上記問題点を解決するため、次のよう
な構成をとつたものである。
すなわちバルブ本体11の内周に第3Oリング
18を、外周に第1Oリング16、第2Oリング1
7を嵌合しておき、 ニツプル3を接続しないときは第1Oリングが
ボデイ4とバルブ本体11の通孔12に至る間隔
zを密封し、ニツプル3をカプラ2に接続すると
き、バルブ本体11が、第2Oリング17を介し
てカプラ2のボデイ4の小径部イ内周面に支持さ
れるとともに、第2Oリング17がバルブ本体1
1とボデイ4の間隔xを密封し、さらに第3Oリ
ング18はニツプル3とバルブ本体11との間隔
yの密封を保つようにしたものである。
本考案はこのような構成をとることにより、バ
ルブ本体11の確実な作動と通水路への密封とを
簡単な操作でできるようにしたものである。
〔実施例の説明〕
以下本考案の実施例について説明する。
まず第1図及び第2図に見るように、このパイ
プ継手は、アダプター1を有するカプラ2とニツ
プル3との組合わせによる一組のものとして構成
されている。
上記カプラ2のボデイ4は前記ニツプル3の方
に向つて大径部ロ、小径部イを有し、ボデイ4の
大径部ロ、小径部イの部分は摺動可能としたスリ
ーブ6によりカバーされている。このスリーブ6
は第2図の如く内側に段部7を形成し、そこにス
リーブスプリング8の先端が当接してスリーブ6
を右方向に押圧している。更に前記カプラ2のボ
デイ4は、前記右端部5寄りに穴9を設け、そこ
にボール10がスリーブ6及びバルブ本体11に
当接して収められている。このバルブ本体11は
カプラ2のボデイ4の内側に摺動可能に密着して
配され、その中央より左寄りに通孔12を形成
し、内部の中空とした流路13を、段部14を形
成した遮断壁15が塞いでいる。尚、このバルブ
本体11には第1、第2、第3Oリング16,1
7,18が装着されている。
次に、前記カプラ2のボデイ4の左には前記ア
ダプター1が着脱自在に螺合し、その先端段部1
9に一端を当接させたスプリング20の他端が前
記段部14に当接し、バルブ本体11を押圧して
いる。そしてこのアダプター1の左端開口部よ
り、第3図にも示した如く、複数のスリツト21
を形成したコレツト22が挿入されている。尚、
アダプター1の内側適宜の位置に段部23が形成
され、そこにOリング24が装着され、更に、段
部23より適宜の間隔を、置いた位置より左側開
口部へ向かつて適宜の長さを有するテーパー部2
5を形成している。
そして前記ニツプル3は左半分を挿入部26と
し凸部27および凹部28が互いに隣接して形成
されている。
尚、ニツプル3の右半分は前記アダプター1と
同様適宜テーパー部29を形成し、そして複数の
スリツト30を形成したコレツト31を嵌着して
いる。
次に上記構成としたこの考案によるパイプ継手
の使用状態を説明する。
(パイプの接続) 先ず、アダプター1及びニツプル3にそれぞれ
パイプ33,34を接続するが、前記コレツト2
2,31にスリツト21,30が形成されている
ためパイプ33,34は容易に挿入され同時にパ
イプ33の外面がOリング24に圧接されるため
流体の漏洩が防止される。そしてコレツト22,
31の先端内凸部35,36によりパイプ33,
34が挾着され、またパイプ33,34を抜くよ
うに引けばコレツト22,31も多少抜ける方向
に移動し、そうすればコレツト22,31の先端
凸部37,38がテーパー部25,29に当接
し、パイプ33,34に抜ける力が加えられれば
加えられるほど、パイプ33,34が締めつけら
れて抜け外れが防止される。
(ニツプル3の挿入されていない状態) 第2図に示すように、第1Oリング16がボデ
イ4の小径部イに密着し、通孔12に至るバルブ
本体11と小径部イとの間隔zを密閉している。
(ニツプル3を挿入した状態) 次に、ニツプル3の挿入部26をカプラ2に挿
入させるが、この場合凸部27がバルブ本体11
を押圧し、スプリング20の押圧力に抗しバルブ
本体11が左に移動する。19はスプリング基端
部である。そうしてカプラ2のボデイ4の穴9と
ニツプル3の凹部28とが同位置になつたとき、
ボール10が前記凹部28に入り第1図の状態と
なり、凸部27がボール10に係止することによ
り、ニツプル3がカプラ2より抜け外れることが
防止される。そしてこの場合、ボール10が凹部
28に入ることによりスリーブ6がスリーブスプ
リング8の押圧力によつて右に移動させられ、ス
リーブ6の内側に形成された凸部32の押圧によ
りボール10が前記凹部28より外れることが防
止されている。
更にこのとき通孔12が、第1図に示した如
く、左に移動させられ、アダプター1、カプラ2
及びニツプル3の内部が連通することになる。
この際第1図に示すようにバルブ本体11はア
ダプター1側に移動し、第1Oリング16はボデ
イ4の大径部ロに突出し、第2Oリング17がバ
ルブ本体11とボデイ4の小径部イとの間隔xを
密封する。
一方、ニツプル3の凸部27がバルブ本体11
のニツプル側端面を押圧しており、第3Oリング
18が、バルブ本体11とニツプル3の間隔yを
密封する。
尚、コレツト22,31のつば39をコレツト
22,31の内凸部35,36のパイプ33,3
4への喰込みを解除するように奥方向に押圧しな
がらパイプ33,34を引きば容易に抜き取るこ
とができ、そしてスリーブ6をスリーブスプリン
グ8の押圧力に抗して左に押せば凸部32の位置
がずれてボールが凹部28より外れ、挿入部26
をカプラ2より抜き取ることができる。
尚、図中の符号40はOリングで、アダプター
1をボデイ4にねじ込む際にはさんで装着される
ものである。さらに、図示したアダプター1の代
わりに雄ねじ、若しくは雌ねじ等の各種形態のダ
プターをネジ41にねじ込むことによつて、直接
カプラ2を機械に取付けることも可能である。
又、上記説明における、右、左は図面との関係
のみに於て考慮されるべきものであつて、左右を
逆にして実施することも可能である。
〔本考案の効果〕
本考案のパイプ継手は通水時において、カプラ
2のボデイ4の小径部イにバルブ本体11側の第
2Oリング17が密接し、間隔xの密封が保持さ
れ、かつニツプル3の凸部27によりニツプル側
端を押圧されるとともに、第3Oリング18によ
り、ニツプル3とバルブ本体11の間隔yの密封
を保つようにしてある。
したがつて、バルブ本体11は通水路の密封を
保持しながら、ボデイ4小径部イに確実にその位
置を保持されているので、前記した先行技術(実
公昭47−26013号)に比べ、バルブでの作動が確
実である。前記した先行技術ではニツプル挿入
時、バルブが弁座より突出し、弁座が弾性体でで
きているため、弁座のバルブに対する支持力も弱
く、宙に浮いたように、不安定である。また弾性
体内をバルブが移動するとき抵抗も大きい。本考
案ではバルブ本体11が硬質のボデイ4に支持さ
れているので、安定した作動が遂行できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の係るパイプ継手にパイプ
が接続された状態を示し、下半分を縦断面とした
説明図。第2図はカプラとニツプルとを互いに分
離させた状態を示し、下半分を縦断面図とした説
明図。第3図は、コレツトの斜視図。 1:アダプター、2:カプラ、3:ニツプル、
4:ボデイ、5:右端部、6:スリーブ、7:段
部、8:スリーブスプリング、9:穴、10:ボ
ール、11:バルブ本体、12:通孔、12:流
路、14:段部、15:遮断壁、16:第1Oリ
ング、17:第2Oリング、18:第3Oリング、
19:スプリング基端部、20:スプリング、2
1:スリツト、22:コレツト、23:段部、2
4:Oリング、25:テーパー部、26:挿入
部、27:凸部、28:凹部、29:テーパー
部、30:スリツト、31:コレツト、32:凸
部、33:パイプ、34:パイプ、35:内凸
部、36:内凸部、37:外凸部、38:外凸
部、39:つば、40:Oリング(第2図)、4
1:ネジ、イ:ボデイ4の小径部、ロ:ボデイ4
の大径部、x:間隔、y:間隔、z:間隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アダプター1を取付けたカプラ2にパイプ34
    を固着したニツプル3を接続するパイプ継手であ
    つて、 カプラ2のボデイ4はアダプター1側を大径部
    ロ、ニツプル3側を小径部イとし、バルブ本体1
    1を内蔵し、該バルブ本体11は外周に通孔12
    を挾んで第20リング17、第10リング16、内周
    に第30リング18を嵌装し、かつアダプター1側
    を支点とするスプリング20によりニツプル3側
    に押圧され、 またボデイ4にはボール10を嵌め込む穴9を
    その小径部イに穿設し、 一方スプリング8によりニツプル3側に押圧さ
    れ、ニツプル3側先端に凹部を有するスリーブ6
    がボデイ4外周に嵌め込まれ、 またニツプル3はそのカプラ2への挿入部26
    に凸部27、凹部28を設けてあり、 ニツプル3をカプラ2に接続しないときは、 バルブ本体11はスプリング20に押圧され
    て、外周の第2Oリング17、第1Oリング16が
    ボデイ4のニツプル3側の小径部イ内壁に摺接す
    るとともに、ボール10が、ボデイ4の穴9と、
    スプリング8に抗してアダプター1側に押圧され
    たスリーブ6の先端凹部にまたがり、スリーブ6
    はボデイ4に位置固定され、 一方、ボデイ4とバルブ本体11の通孔12に
    至る間隔zへの流体の漏洩は第1Oリング16に
    より防止されており、 ニツプル3をカプラ2に接続するときは、ニツ
    プル挿入部26がバルブ本体11をスプリング2
    0に抗してアダプター1に押動し、バルブ本体1
    1のアダプター1側の第1Oリング16をボデイ
    小径部イより大径部ロへ離脱せしめ、アダプター
    1とニツプル3間の流路を開くとともに、バルブ
    本体11とボデイ4間の間隔x、バルブ本体11
    とニツプル挿入部26間の間隔yへの流体の漏洩
    をニツプル3側の外周の第2Oリング17と、内
    周のOリング18により防止し、さらに、ボール
    10はボデイ4の穴9と挿入部26の凹部28に
    またがり、かつ、スリーブ6の凸部32がスプリ
    ング8の押圧力でボール10の外側に衝接するこ
    とにより、ニツプル3をカプラ2に固定するよう
    に構成した、 ことを特徴とするパイプ継手。
JP1978180800U 1978-12-28 1978-12-28 Expired JPS634872Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978180800U JPS634872Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

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JP1978180800U JPS634872Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

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Publication Number Publication Date
JPS5598893U JPS5598893U (ja) 1980-07-09
JPS634872Y2 true JPS634872Y2 (ja) 1988-02-08

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ID=29192485

Family Applications (1)

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JP1978180800U Expired JPS634872Y2 (ja) 1978-12-28 1978-12-28

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726013U (ja) * 1971-04-07 1972-11-24
JPS5115131U (ja) * 1974-07-22 1976-02-03
JPS5233625U (ja) * 1975-08-29 1977-03-09

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726013U (ja) * 1971-04-07 1972-11-24
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JPS5233625U (ja) * 1975-08-29 1977-03-09

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JPS5598893U (ja) 1980-07-09

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