JPH0317111Y2 - - Google Patents

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JPH0317111Y2
JPH0317111Y2 JP1987068795U JP6879587U JPH0317111Y2 JP H0317111 Y2 JPH0317111 Y2 JP H0317111Y2 JP 1987068795 U JP1987068795 U JP 1987068795U JP 6879587 U JP6879587 U JP 6879587U JP H0317111 Y2 JPH0317111 Y2 JP H0317111Y2
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JP
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tube
flow path
seal ring
stopper
valve body
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JP1987068795U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、流路の下流側から挿入されるチユー
ブの外周をシールリングでシールするとともに、
係止部で係止してその抜出しを防止し、リリース
部材により上記チユーブの係止を解除してチユー
ブを抜取ることができる、いわゆるワンタツチ管
継手に関するものであり、特に詳しくは、チユー
ブの着脱によつて継手の流路を開閉する開閉弁を
有するワンタツチ管継手に関するものである。
[従来の技術] 流路の下流側から挿入されるチユーブの外周を
シールリングでシールするとともに、係止部で係
止してその抜出しを防止し、リリース部材により
上記チユーブの係止を解除してチユーブを抜取る
ことができるワンタツチ管継手は、継手へのチユ
ーブの着脱が容易であるという利点を有するが、
チユーブを管継手から抜取ると流体が外部に流出
するために、流路の上流側に流路を開閉するため
の開閉弁を別個に設ける必要がある。
この問題を解決するものとして、ワンタツチ管
継手に、チユーブの着脱によつて流路を開閉する
開閉弁を組込んだ管継手が知られている。
上記公知の管継手は、第3図に示すように、継
手本体1、これに相対回転可能でかつ軸方向の摺
動不能に連結した打込ハーフ2、並びに継手本体
1及び打込ハーフ2に開設した流路3を開閉する
開閉弁を構成する弁体4及びシールリング5を備
え、上記継手本体1は、外周に設けたリリースリ
ング6を摺動させて流路の開口部に形設した複数
の弾性片1a,…を縮拡径させることにより、継
手本体1の流路3の下流側から挿入されるチユー
ブ7の外周を、係止部1b,…で係止しまたは係
止を解除する。
上記打込ハーフ2の流路3は、継手本体側に拡
径部を有し、該拡径部に嵌挿した案内部材8に形
設したリブ8a,…は、上記弁体4の摺動を案内
するとともに、リブ相互間の間隙が上記流路を構
成し、弁体4は、案内部材8の底壁との間に縮設
したばね9によつて上記シールリング5に圧接さ
れて、常時流路3を閉鎖している。
上記管継手は、弁体4がシールリング5に圧接
して流路3を閉鎖している状態において(第3図
左側参照)、チユーブ7を継手本体1に挿入し、
その先端で弁体4の上部に形設した押圧リング4
aをばね9の付勢力に抗して押圧すると、弁体4
が摺動して流路3を開放するとともにシールリン
グ5がチユーブ7の外周をシールし、リリースリ
ング6を弾性片1a,…の縮径方向に摺動させて
係止部1b,…をチユーブ7の外周に喰込ませる
ことにより、チユーブ7の抜出しを防止する(第
3図右側参照)。
また、リリースリング6を弾性片1a,…の拡
径方向に摺動させると、係止部1b,…によるチ
ユーブ7の係止が解除されてチユーブを管継手か
ら抜取ることができ、チユーブ7の抜取りによ
り、弁体4がばね9の付勢力でシールリング5に
圧接して流路3を閉鎖する。
しかしながら、通常上記チユーブ7は、係止部
1b,…の喰込みを容易にするために、例えばナ
イロン等の軟質で屈曲し易い素材で形成されるこ
とが多く、また、弁体4に流体圧が作用している
ために、押圧リング4aの押圧時にチユーブ7の
先端部が屈曲することがあり(第3図右側2点鎖
線参照)、チユーブの屈曲によつてシールリング
5とチユーブ7の間から流体がリークすることが
ある。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は、管継手の流路に、チユーブの先端部
を案内して、その屈曲を防止するストツパを摺動
可能に設けたことによつて、チユーブの屈曲に基
づく流体のリークを防止することを、解決しよう
とする問題点とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案の管継手は、流路の下流側から挿入され
るチユーブによつて、流路中に設けたシールリン
グと該シールリングに接離するばね付勢された弁
体とを有する開閉弁を開放させ、上記チユーブの
外周をシールリングでシールするとともに、係止
部で係止し、リリース部材によつて上記係止を解
除してチユーブを抜取ることにより上記開閉弁を
閉鎖させる開閉弁付き管継手において、上記流路
のシールリングより上流側に、上記チユーブの先
端部を案内してその屈曲を防止するストツパを、
チユーブの挿入方向に摺動可能に設け、上記弁体
に、上記ストツパに流路上流側から係合して復帰
させる係合部を設けたことによつて、上記問題点
を解決したものである。
[作用] チユーブを挿入しないときは、弁体がばねの付
勢力によつてシールリングに圧接して流路を閉鎖
している。
流路の下流側から管継手にチユーブを挿入する
と、シールリングがチユーブの外周をシールする
とともにチユーブの先端が弁体を押圧して流路を
開放し、係止部がチユーブに係止してチユーブの
抜出しを防止する。
この場合、ストツパがチユーブの挿入方向に摺
動することによりシールリングが変形可能なた
め、チユーブの挿入によつて開閉弁を開放させる
ものであつてもチユーブの挿入が比較的容易であ
り、かつストツパがチユーブの先端部の屈曲を防
止して流路方向の姿勢を保持させるので、チユー
ブ先端部の屈曲によるシール不良を防止すること
ができる。
リリース部材によつてチユーブの係止を解除す
ると、チユーブを管継手から抜取ることができ、
チユーブの抜取りによつて弁体がばねの付勢力で
流路を閉鎖し、同時に係合部によつてストツパが
元の位置に復帰して、次のチユーブの挿入に備え
る。
[実施例] 第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、こ
の管継手は、継手本体11、係合部により該継手
本体11に相対回転可能でかつ軸方向に摺動不能
に連結した打込ハーフ12、並びに継手本体11
と打込ハーフ12に開設した流路13を開閉する
開閉弁を構成する弁体14及びシールリング15
を備えている。
継手本体11における流路13の下流側開口に
は、ガイド17、コレツト18、チヤツク19及
びリリースブツシユ20が順次中心に向けて装着
されており、金属板製のチヤツク19は下部に複
数のスリツトを有し、継手本体11に挿入される
チユーブ21の外周に係止する複数の係止部19
a,…を内方に向けて屈曲形成している。
上記打込ハーフ12は、流路の上流側に流体機
器やパイプに接続される接続ねじを、外周適所に
スパナ等の工具を係合させるナツト部を備え、軸
方向に開設された流路13は、継手本体側に向け
て順次拡径されている。
上記弁体14は、第1拡径部13aに案内され
る中空状の基部14a、該基部14aから複数立
設された柱14b,…及び柱14b,…の中間に
一体に形設されたシール部14cを備え、流路1
3を流れる圧力流体は、基部14aの内側、柱1
4b,…の間及びシール部14cの外側を通つて
継手本体11の流路に流出する。
上記シールリング15は、チユーブ21の外径
よりも若干小さい内径を有し、流路13の第2拡
径部13bに気密に嵌着されて、継手本体11の
流路13の下流側から挿入されるチユーブ21の
外周をシールし、弁体14は、第1拡径部14a
に縮設されたばね23の付勢力によつて、シール
部14cがシールリング15に圧接して常時流路
13を閉鎖している。
また、第2拡径部13bにおけるシールリング
15と底壁との間には、上記チユーブ21の先端
部が遊挿可能な内径を有する筒状のストツパ24
が摺動可能に設置されており、該ストツパ24の
流路上流側端面には、弁体14に形設した係合部
25が係合している。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図はチユーブ21を管継手から抜取つた状
態を示し、シール部14cがばね23の付勢力に
よつてシールリング15に圧接して流路13を閉
鎖しているので、管継手上流側の開閉弁を省略す
ることができる。
この状態で、リリースブツシユ20を継手本体
11に押入すると、その先端がチヤツク19の係
止部19a,…を拡径させるので、継手本体11
にチユーブ21を挿入することができ、挿入され
たチユーブの先端が柱14b,…を押圧して弁体
14をばね23の付勢力に抗して摺動させて流路
を開放し、引続くチユーブの挿入によつてシール
リング15がチユーブ21の外周をシールする。
したがつて、弁体14による流路13の開放後シ
ールリング15がチユーブ21の外周をシールす
るまでの短時間に、極めて少量の圧力流体が外部
にリークするのみである。この場合、シールリン
グ15は、チユーブ21外周のシールによつて若
干変形するが(第2図参照)、ストツパ24の摺
動によつてシールリング15は容易に変形するの
で、ストツパがあつてもチユーブ21の挿入は容
易である。
また、弁体14に圧力流体の流体圧が作用して
いるために、弁体を押圧するチユーブ21の先端
が屈曲しようとするが、チユーブの先端部はスト
ツパ24による姿勢規制によつて流路13と平行
な姿勢を保持するので、チユーブ先端部の屈曲に
基づく流体のリークを確実に防止することができ
る。
弁体14による流路13の開放後、リリースブ
ツシユ20を反対方向に摺動させると、チヤツク
19の係止部19a,…が弾性により縮径してチ
ユーブ21の外周に喰込むので(第2図参照)、
チユーブが管継手に連結される。
リリースブツシユ20を継手本体11に押入す
ると、先端部が係止部19a,…を拡径させてチ
ユーブ21への喰込みを解除するので、チユーブ
を継手本体11から引抜くことができ、チユーブ
の引抜きによつて、弁体14がばね23の付勢力
でシールリング15に圧接して流路13を閉鎖す
るので、チユーブ21を引抜くときにも、圧力流
体は極めて少量外部に流出するのみである。
また、弁体14の復帰によつて、係合部25が
ストツパ24に係合して元の位置に復帰させるの
で、ストツパ24は次のチユーブの挿入に備え
る。
[考案の効果] 本考案の管継手は、流路中に設けたストツパに
よつてチユーブの先端部を案内してその屈曲を防
止することにより、弁体を押圧してもチユーブの
先端部が屈曲しないので、チユーブの屈曲による
流体のリークを確実に防止することができる。
また、ストツパをチユーブの着脱方向に摺動可
能としたことにより、シールリングの変形が容易
であり、チユーブを引抜くと、ストツパが係合部
によつて元の位置に復帰するので、次のチユーブ
の挿入に備えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のチユーブ挿入前の状
態を示す半部縦断面図、第2図は同上チユーブを
挿入後の状態を示す半部縦断面図、第3図は従来
の管継手のチユーブ挿入前及びチユーブ挿入後の
状態を示す縦断面図である。 13……流路、14……弁体、15……シール
リング、19a……係止部、20……リリースブ
ツシユ、21……チユーブ、23……ばね、24
……ストツパ、25……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流路の下流側から挿入されるチユーブによつ
    て、流路中に設けたシールリングと該シールリン
    グに接離するばね付勢された弁体とを有する開閉
    弁を開放させ、上記チユーブの外周をシールリン
    グでシールするとともに、係止部で係止し、リリ
    ース部材によつて上記係止を解除してチユーブを
    抜取ることにより上記開閉弁を閉鎖させる開閉弁
    付き管継手において、 上記流路のシールリングより上流側に、上記チ
    ユーブの先端部を案内してその屈曲を防止するス
    トツパを、チユーブの挿入方向に摺動可能に設
    け、 上記弁体に、上記ストツパに流路上流側から係
    合して復帰させる係合部を設けた、 ことを特徴とする開閉弁付き管継手。
JP1987068795U 1987-05-08 1987-05-08 Expired JPH0317111Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987068795U JPH0317111Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987068795U JPH0317111Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS63177388U JPS63177388U (ja) 1988-11-17
JPH0317111Y2 true JPH0317111Y2 (ja) 1991-04-11

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ID=30908941

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987068795U Expired JPH0317111Y2 (ja) 1987-05-08 1987-05-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014385B2 (ja) * 1981-09-18 1985-04-12 株式会社日立製作所 取引処理方式

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JPS6014385U (ja) * 1983-07-07 1985-01-31 株式会社 潤工社 管継手

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