JPS6348652A

JPS6348652A - 磁気デイスク装置

Info

Publication number: JPS6348652A
Application number: JP19056986A
Authority: JP
Inventors: Kazumi Tanabe; 田辺　和美; Nobuhiko Ito; 伸彦伊藤; Takehiro Fujihira; 藤平　武博; Takejiro Oguchi; 小口　竹次郎; Yusuke Watanabe; 渡辺　雄祐
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1986-08-15
Filing date: 1986-08-15
Publication date: 1988-03-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［技術分野］本発明は、磁気ディスク装置に関する。

［従来技術］磁気ディスク装置では、磁気ディスクの各トラックをヘ
ッドでアクセスし、情報の記録あるいは再生が行なわれ
る。この場合、各トラックのそのヘッドに対する相対速
度、つまり各トラックの周速は、第６図（ａ）に示すよ
うに外周側に位置するトラック０では高く、内周側のト
ラック番号の大きいトラックはど低くなる。

ヘッドから取り出される読取信号の信号レベルは、磁束
の時間的変化ｄφ／ｄｔに比例するので、上記トラック
面に対する上記ヘッドの浮上高が一定の場合、そのヘッ
ドで読み取る記録情報の信号レベルは、上記周速に比例
することになる。

一方、上記ヘッドはほぼ一定の圧力で支持されているが
、外周側のトラック位置では、内周側に比べて磁気ディ
スクの回転による気流の流れが強いので、上記ヘッドの
：・浮上高は同図（ｂ）に示すように外周側の方が高く
なる。このヘッドの浮上高が高くなると前記ヘッドで読
み取る信号レベルは上記とは逆に低下する。

ところが、上記信号レベルはこのヘッドの浮上高の影響
より前記周速による影響を強く受ける。

この結果、実際の上記信号レベルは、同図（ｃ）に示す
ように、外周側のトラックで高く内周側のトラックにな
るほど低くなる。

このように、従来の磁気ディスク装置では、各トラック
において読み取る読取信号の信号レベルが一定にならな
いという問題があった。

［目的コ本発明は、上記の間ｒＪ１を解決し、ヘッドから取り出
す読取Ｇ号の信号レベルを各トラックにおいて一定にし
た磁気ディスク装置を提供することを目的とする。

［植成］このため本発明は、磁気ディスクの内周側トラックに対
して外周側トラックになるほどヘッドの浮上高を一層高
くするようにしたものである。

以下、本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置のブ
ロック構成図である。この装置は、ユニット化されて図
示せぬコンピュータシステムに搭載され、その本体より
電源が供給されるようになっている。図において、磁気
ディスク１はディスク支持体２に固定され、スピンドル
モータ３により駆動される。スピンドルモータ駆動回路
４はそのスピンドルモータ３を一定速度で回転させるも
のである。キャリッジ５は磁気ディスク１の各データ記
録面に接するリードライトヘッド（以下、単にヘッドと
いう）６ａ、６ｂを搭載している。このキャリッジ２は
ステップモータ７の回転軸と図示せぬスチールベルトで
連結されており、このステップモータ７により駆動され
る。ステップモータ駆動回路８はそのステップモータ７
を所定量回転させるものである。

密閉容器９は、上記の磁気ディスク１とスピンドルモー
タ３およびキャリッジ５とステップモータ７などを収容
し、この内部を所望の気圧に保持するものである。圧縮
機１０は、上記密閉容器９内部の上記気圧を調節するも
ので、圧縮機制御回路１１はその圧縮機の作動をオンオ
フするものである。また、気圧センサ１２は上記密閉容
器９内部の気圧を測定するセンサである。

マイクロコンピュータ１３は、上記各制御回路および図
示せぬ情報記録再生部を制御し、所定の動作を実行させ
るものである。

ところで、磁気ディスク１が回転するとそのトラック面
に気流が発生する。ヘッド６ａ　、　６ｂはこの気流を
受けて微小高さで浮上するようになる。このときの浮上
高は、第２図（ａ）に示すように気圧に応じて高くなる
ものである。一方、この浮上高が高くなると、ヘッド６
ａ　、　６ｂが読み取る磁気ディスク１の記録情報の読
取信号のレベルは同図（ｂ）に示すように低下する。

そこで本実施例では、マイクロコンピュータ１３は磁気
ディスク１を回転させ、ヘッド６ａ　、　６ｂを目標ト
ラックに位置決めした後で、気圧センサ１２の倹知信弓
を監視しながら、圧縮機制御回路１１を制御して圧縮機
１０を作動させる。そして、このとき密閉容器９内の気
圧を第３図（ｂ）に示すように内周側トラックに対して
外周側トラックになるほど高くなるように調節する。

各トラックにおいて周速は同図（ａ）に示すようになる
６前記トラック面に生じる気流１まこの周速に比例して
速くなるので、ヘッド６ａ　、　６ｂの浮上高は同図（
ｃ）の−点鎖線で示すように変（ヒしようとする。とこ
ろが、このとき同図（ｂ）に示すように気圧を変化させ
るので、前記した気圧の影響が加わるため、実際のヘッ
ド６ａ　、　６ｂの浮上高は、同図（ｃ）の実線で示す
ようにさらに大きく変化するようになる。

第６図（Ｃ）で示したように、従来は外周側のトラック
になるほど、読取信号のレベルは高くなっていたが、上
記のように外周側のトラックになるほどヘッド６ａ　、
　６ｂの浮上高が従来より高くなる。この；・７上高が
高くなると第２図（ｂ）に示したように読取信号のレベ
ルが低下する。

これにより、マイクロコンピュータ１３は、この後回示
せぬ情報記録再生部を制御してヘッド６ａ。

６ｂより磁気ディスク１の記録情報を読み出すとき。

第３図（ｄ）に示すように各トラックにおいて一定の信
号レベルで読取信号を得ることができる。

以上のように、本実施例では磁気ディスク１とスピンド
ルモータ３およびヘッド６ａ　、　６ｂを搭載するキャ
リッジ５とステップモータ７などを密閉容器９に収容す
る一方、その内部の気圧を調節する圧縮機１０を設け、
磁気ディスク１の各トラックにアクセスするとき、その
トラック位置に応じて上記気圧を変えるようにしている
。こ九により、従来の場合に比べ外周側のトラックにな
るほどへラド６ａ。

６ｂの浮上高を高くでき、各トラックにおいて一定の信
号レベルで磁気デ、イスク１の記８情報を読み取ること
ができるようになる。

さて、第４図は本発明の他の実施例に係る磁気ディスク
装置のブロック惜成図である。同図において、第１図と
同一符号は同一部分あるいは同一ブロックを示し、第１
図と異なる点は、磁気ディスク１のデータ面は片面のみ
であり、キャリッジ５にはそのデータ面に対応して１つ
のヘッド６ａを取付け、キャリッジ５が磁気ディスク１
のデータ面に対して一定角度θの傾斜をもって移動する
ように。

キャリッジ５およびステップモータ７を配設している点
である。なお、ヘッド６ａの支持アーム６ｃは第１図の
場合よりも剛性の窩い仮ばねで形成している。

この構成で、マイクロコンピュータ１３は磁気ディスク
１を回転させ、ヘッド６ａをｒＩ標ヒトラック位置決め
するとき次のようになる。すなわち、前記と同様に磁気
ディスク１のデータ面には、第５図（ａ）に示す周速に
応じた気流が発生し、ヘッド６ａはこの気流により揚力
を受けて浮上しようとする。

一方、ヘッド６ａには支持アーム６ｃの板ばねにより上
記揚力に対抗する荷重が加えられている。ヘッド６ａは
上記のように傾斜して移動するキャリッジ５により移動
するため、上記ヘッド６ａに加わる荷重は外周側のトラ
ックでは小さく内周側のトラックになるほど大きくなる
。ここで、上記ヘッド６ａの荷重は、上記のようにヘッ
ド６ａの移動方向に傾斜を持たせない従来の場合を第５
図（ｂ）の−点鎖線で示すと、上記傾斜のある本実施例
では同図（ｂ）の実線に示すようになる。

このため、ヘッド６ａの浮上高は、同図（ｃ）の−点鎖
線で示す上記従来の場合に比べ、同図（ｃ）の実線で示
すように外周側のトラックになるほど高くなる。これに
より、同図（ｄ）に示すように前記実施例と同様に各ト
ラックにおいてヘッド６ａよリ一定の信号レベルで読取
信号を得ることができる。

以上のように本実施例では、キャリッジ５が磁気ディス
ク１のデータ面に対して一定の傾斜をもって移動させ、
ヘッド６ａに加わる荷重を外周側のトラックになるほど
小さくなるようにしている。これにより、前記実施例と
同様に外周側のトラックになるほどヘッド６ａの浮上高
が高くなるため、各トラックにおいて一定の信号レベル
でヘッド６ａから磁気ディスク１の記録情報を読み取る
ことができるようになる。

なお、本実施例ではヘッド６ａへの荷重を変えるために
キャリッジ５の移動方向を斜めにしたが、キャリッジ５
の移動方向は従来のまま平行に駆動し、ヘッド６ａに加
える荷重を他の方法で変えるようにしてもよい。

なお、以上の各実施例では、・＼ラドの浮上高を変える
ために、気圧あるいはヘッドの荷重を変えるようにした
が１両者を組み合わせるようにしてもよいことは言う迄
もない。

［効果コ以上のように本発明によれば、ヘッドを位置決めするト
ラック位置に応じて、そのヘッドの浮上高を変えるよう
にしたので、各トラックにおいてそのヘッドから一定の
信号レベルで読取信号を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る磁気ディスク装置のブ
ロック惜成図、第２図（Ｘ］）は気圧とヘッドの浮上高
の関係を示す説明図、同図（ｂ）はヘッドの浮上高と読
取信号のレベルとの関係を示す説明図、第３図は上記実
施例におけるヘッドの位置に対する各状態の変化を示す
説明図、第４図は本発明の他の実施例に係る磁気ディス
ク装置のブロック植成図、第５図はその実施例における
ヘッドの位置に対する各状態の変化を示す説明図、第６
図は従来の磁気ディスク装置におけるヘッドの位置に対
する各状態の変化を示す説明図である。１・・・磁気ディスク、２・・・ディスク支持体、３・
・・　スピンドルモータ、４・・・　スピンドルモータ
駆動回路、５・・・　モヤリッジ、６ａ　、　６ｂ・・
・　リードライトヘッド、６Ｃ・・・支持アーム、７・
・・ステップモータ、８・・ステップモータ駆動回路、
９・・・密閉容器、１０・・・圧縮機、１１・・・圧縮
機制御回路。１２・・・気圧センサ、１３・・・マイクロコンピュー
タ。、″−“′ 代理人　弁理士　　紋　１）　誠　　１・！一一／＠Ｊ叫第２図（ａ）（ｂ） □へ・ソダの淳上市第３図 □　トク・、り番う第４図第５図Ｏ（り）　円）　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ｎ（ρ）　圏）□［・つ・ツク番号第６図 □　トウツク自今

Claims

【特許請求の範囲】

（１）複数のトラックを有する磁気ディスクと、その各
トラック上に位置決めするヘッドと、そのヘッドを介し
て上記磁気ディスクに情報を記録すると共にその記録情
報を読み出す情報記録再生手段と、上記磁気ディスクお
よび上記ヘッドを収容する密閉容器と、その密閉容器内
部の気圧を調整する圧縮機とを備え、上記ヘッドを位置
決めする上記磁気ディスクのトラック位置に応じて上記
密閉容器内の気圧を変え、上記磁気ディスクの内周側ト
ラックに対して外周側トラックにおける上記ヘッドの浮
上高を高めることにより、上記各トラックから一定の信
号レベルで読取信号を得るようにしたことを特徴とする
磁気ディスク装置。
（２）複数のトラックを有する磁気ディスクと、その各
トラック上に位置決めするヘッドと、そのヘッドを介し
て上記磁気ディスクに情報を記録すると共にその記録情
報を読み出す情報記録再生手段と、上記ヘッドを位置決
めする上記磁気ディスクのトラック位置に応じて上記ヘ
ッドの揚力に対抗する荷重を変えるヘッド荷重調整手段
とを備え、上記磁気ディスクの内周側トラックに対して
外周側トラックにおける上記ヘッドの浮上高を高めるこ
とにより、上記各トラックから一定の信号レベルで読取
信号を得るようにしたことを特徴とする磁気ディスク装
置。