JPS6348488Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6348488Y2
JPS6348488Y2 JP1982033015U JP3301582U JPS6348488Y2 JP S6348488 Y2 JPS6348488 Y2 JP S6348488Y2 JP 1982033015 U JP1982033015 U JP 1982033015U JP 3301582 U JP3301582 U JP 3301582U JP S6348488 Y2 JPS6348488 Y2 JP S6348488Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging box
packaging
packaged
pair
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982033015U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58136401U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3301582U priority Critical patent/JPS58136401U/ja
Publication of JPS58136401U publication Critical patent/JPS58136401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6348488Y2 publication Critical patent/JPS6348488Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動包装機に係り、更に詳しくは10〜
30Kg程度の中量物製品を包装箱に自動的に箱詰め
し得るようにした製品箱詰装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、卓上形公衆電話機等の中量物製品は、ポ
リエチレン等のシート状包装袋に包装された後、
さらにダンボール箱等の包装箱に箱詰めされる
が、この箱詰めに際しては作業者が製品をその都
度上げ下げして箱詰めしているため、量産品とな
ると多くの人手を要する作業性が悪いばかりか、
重量物の取り扱いは落下したりすると危険で、し
かも腰痛などの障害を起し易いという欠点があつ
た。
そこで、最近箱詰作業の自動化を図つた特開昭
52−116393号公報にみられる物品箱詰装置が提案
されている。しかし、このような物品箱詰装置に
おいては構造上物品を箱に入れて挟持(抱持)を
解除する場合、保持部材の解除(移動距離)分の
広さを必要とし、さらに仕切板分の広さも加味さ
れるため、箱自体が大型化するという問題があつ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上述したような点に鑑みてなされたも
ので、一対の腕棒および各腕棒の下端部にそれぞ
れ設けられた略L字形をなす一対の支持片とで構
成され、これら一対の支持片により被包装体の底
部の対角線上の角部を抱持する移動自在な抱持機
構と、上蓋が開口された包装箱が載置される昇降
自在な送り出し機構とを備え、前記腕棒に抱持さ
れた被包装体を前記送り出し機構の上昇により前
記包装箱内に挿入し、しかる後腕棒による被包装
体の抱持を解除するように構成したものである。
〔作用〕
本考案においては一対の腕棒で被包装体の底部
の対角線上の角部2箇所を抱持しているため、箱
詰め後包装箱からの腕棒の抜き出しが容易で、箱
の小型化を可能にする。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る製品箱詰装置を備えた自
動包装機の一実施例を示す正面図、第2図は同箱
詰装置の斜視図、第3図a〜dは抱持機構の正面
図、右側図、抱持した状態の右側面図、載置台が
降下した状態の右側面図、第4図a,bは抱持機
構による抱持前および抱持時の状態を示す平面
図、第5図a,bは箱詰前および箱詰時の状態を
示す右側面図である。
第1図において、アキユムレーシヨンコンベア
2、ローラ枠3、載置台4および包装箱送り出し
コンベア5が被包装体6の送り方向(図中17方
向)にほぼ同一高さで直線的に配設されており、
前記アキユムレーシヨンコンベア2に組立工程で
組立てられ製品として出荷される、例えば公衆電
話機等の前記被包装体6が図示しないトロリーコ
ンベアによつて送られてくる。被包装体6はロー
ラ8を有する前記ローラ枠3上にて停止した後、
図示を省略した包装機構により前記被包装体6が
第3図に示す如く上端が開口するポリエチレン等
のシート状包装袋9によつて包装され、しかる後
被包装体抱持移動機構10によつて抱持され、前
記載置台4上に移される。なお、包装袋9による
包装については本考案に直接関係しないため、そ
の説明を省略するが、この包装袋9による包装は
かならずしも必要ではなく、被包装体6を直接包
装箱12に箱詰めしてもよいことは勿論である。
前記載置台4と包装箱送り出しコンベア5は一
定距離離間して配設され、これら両者の間には第
1図左右方向に移動自在な抱持機構13と、この
抱持機構13の下方に位置される昇降自在な送り
出し機構14が配設されている。但し、第1図に
おいては、送り出し機構14の後述する包装箱受
けのみを示す。
前記抱持機構13は第1図および第2図に示す
ように平常時において前記送り出し機構14の上
方に停止しており、載置台4上に包装袋9によつ
て包装された被包装体6が載置されると前記載置
台4の上方に移動して前記包装体6を包装袋9の
外側から第3図cに示す如く抱持するもので、そ
のため両端がそれぞれ架梁(図示せず)によつて
それぞれ支架され左右方向に延在する一対の平行
な摺動バー18A,18Bに軸受19を介して摺
動自在に配設されたプレート20を有している。
このプレート20の上面中央には該プレート20
を一定距離左右方向に往復移動させるためのモー
タ21が固定され、下面には略コ字状の支持部材
22が前記摺動バー18A,18Bに対して交叉
する如く斜めに固定されている。この支持部材2
2の梁部22aの略中央には該梁部22aを貫通
する垂直な軸23(第3図b参照)が配設されて
おり、この軸23の上側突出端は梁部22aの上
面に配設された適宜な長さを有する略矩形の支持
板24に固定されている。前記支持板24の上面
略中央部には該支持板24に沿つてシリンダロツ
ド25a,25bがそれぞれ延在動作する一対の
エアシリンダ25A,25Bが互いに逆向きに配
設されている。前記シリンダロツド25a,25
bの先端は矩形の摺動板27A,27Bにそれぞ
れ作動連結され、これらを前記支持板24上で移
動させるようにしている。各摺動板27A,27
Bにはそれぞれ断面形状が略L字形の腕棒28
A,28Bが垂設されている。これらの腕棒28
A,28Bは所定の長さを有して下方に延在し、
下端には略L字形の支持片29A,29Bがそれ
ぞれ固定されている。そして、前記腕棒28A,
28Bは平常時は前記シリンダロツド25a,2
5bが伸長した状態(第3図b参照)で、第2図
に示す如く送り出し機構14の上方位置にあり、
動作時にはモータ21の駆動により摺動レバー1
8A,18Bに沿つて載置台4上に移動し、後述
する如く被包装体6を抱持するように構成されて
いる。
前記支持部材22の梁部22aの各端部には前
記軸23を点対称とするエアシリンダ30A,3
0B(第3図c,d参照)が前記エアシリンダ2
5A,25Bと適宜角度で交叉する如く横設され
ている。各エアシリンダ30A,30Bのシリン
ダロツド31a,31b(31bは図示せず)は
前記支持板24の側面に設けられためくら孔(図
示せず)にそれぞれ遊嵌されかつ該支持板24に
連結されている。したがつて、エアシリンダ30
A,30Bが同時に作動すると、そのシリンダロ
ツド31a,31bが伸長して支持板24を押圧
するため、支持板24は偶力を受け、軸23を中
心として所定角度回動される。この結果、平常時
においては第4図aに示す如く互いに被包装体6
をはさんで前後方向で対向していた一対の腕棒2
8A,28Bが第4図bに示す如く反時計方向に
回動して被包装体6の底部の対角線延長線上に移
動し、しかる後エアシリンダ25A,25Bの吸
引動作によつて腕棒28A,28Bを接近させ被
包装体6の底部対角線角部を包装袋9の外部から
抱持する。そして、第3図dに示す如く載置台4
の降下に伴い被包装体6は抱持機構13によつて
抱持され、送り出し機構14の上方に運ばれる。
なお、被包装体6を安定且つ確実に抱持するた
め、腕棒28Aの支持片29Aは第4図に示すよ
うに腕棒28Bの支持片29Bよりも大きく形成
されている。また、腕棒28Aと28Bの間隔は
前後に対向する平常時において前記支持片29
A,29Bが被包装体6の前後を通る際、該被包
装体6に当接しないよう十分広く設定されてい
る。
前記送り出し機構14は第2図および第5図に
示すように昇降自在な包装箱受け38を有してい
る。この包装箱受け38は通常基台39上に載置
されることにより、前記載置台4(第1図参照)
よりも十分低い位置に設定保持される。前記基台
39には支持枠40が立設され、この支持枠40
には前記包装箱受け38に固定された別の枠41
が上下方向に摺動自在に配設されている。この枠
41の下端部には前記包装箱受け38内に配設さ
れた各ローラ44を送り出し方向に回転させるモ
ータ42が配設され、また該枠41の略中央部に
はエアシリンダ43がそのシリンダロツド(図示
せず)を前後方向に略水平に進退動作させる如く
配設されている。そして、前記シリンダロツドの
先端には円盤状のパツド45が固定され、このパ
ツド45により後述する包装箱供給機構50より
供給される上蓋が開口された包装箱12を吸引
し、所定位置に停止させるようにしている。
前記支持枠40の梁部40a上面には軸51を
軸支する左右一対の軸受52A,52Bが固定さ
れ、かつ一方の軸受52Aには前記軸51を回転
させる正逆回転可能なモータ53が固定されてい
る。前記軸51の中央にはドラム54が固定さ
れ、このドラム54と前記枠41とがワイヤ55
によつて連繋されている。したがつて、前記モー
タ53が駆動すると、枠41が支持枠40に沿つ
て上下動し、包装箱受け38を昇降させ、これが
上昇した時第5図bに示す如く包装箱12に被包
装体6が箱詰めされる。すなわち、包装箱12を
ローラ44上に載置して包装箱受け38が上昇し
ていくと、抱持機構13によつて抱持されている
被包装体6が腕棒28A,28Bと共に包装箱1
2内に挿入される格好となり、包装箱受け38が
最上位置に達して停止すると、被包装体6の底面
が包装箱12の内底面にほぼ当接する。この状態
において、抱持機構13のシリンダ25A,25
Bが作動して腕棒28A,28Bを開き抱持状態
を解除すると、被包装体6が包装箱12内に移さ
れる。そして、包装箱受け38を一旦降下させて
腕棒28A,28Bを包装箱12から抜き取る。
しかる後、抱持機構13は載置台4上に載置され
た次の被包装体6を抱持すべく載置台4方向に移
動を開始する。したがつて、この間に包装箱受け
38を再度上昇させて包装箱送り出しコンベア5
と同一高さで停止させると共にモータ42によつ
てローラ44を送り出し方向に回転させると、被
包装体6を収納した包装箱12は前記コンベア5
に移され次工程(上蓋梱包工程)に運ばれる。そ
して、包装箱12をコンベア5に送り出した包装
箱受け38は前記抱持機構13が戻つてくる次前
に降下し、次の包装箱12を包装箱供給機構50
より受け取る。なお、前記コンベア5は包装箱1
2が自重によつて滑動すべく適宜角度傾斜されて
いる。
前記包装箱供給機構50は第2図に示す如く前
記包装箱12を前記送り出し機構14の包装箱受
け38に導く誘導路60を有している。この場
合、包装箱供給機構50は大きさの異なる2機種
の被包装体6に対応して2種類の包装箱12を送
出し得るように構成されるもので、そのため適宜
な角度で傾斜した2つの通路61,62を有し、
これらの通路61,62を通つて図示しない製凾
機より大きさの異なる2種類の包装箱12がその
上蓋を開口された状態でそれぞれ摺動落下してく
る。そして、前記誘導路60と前記通路61,6
2との間には通路合流部63が設けられると共に
通路61,62からの包装箱12を一時係止する
と共に被包装体6の大きさに応じて前記誘導路6
0に選択的に繰り出す左右一対の繰り出し機構6
4A,64Bが配設されている。なお、前記各通
路61,62は包装箱12が通過するに十分な広
さを有し、これら通路間には後述する誘導板65
が配設されている。また、前記通路合流部63は
水平に設けられて混在する2種類の包装箱12を
それぞれ3箱分収容するに充分な広さを有してい
る。
前記各繰り出し機構64A,64Bは略同一に
構成されるもので、それぞれ通路合流部63の端
部寄りに配設された支持台68と、この支持台6
8の両側部にそれぞれ設けられた一対の軸受部6
9にそれぞれ貫通配置された左右一対の垂直な軸
70と、各軸70の上下端にそれぞれ固定された
合計4個の歯車71と、上方の歯車71同士と下
方の歯車71同士にそれぞれ掛け渡された上下一
対のチエーン72A,72Bと、一方の軸70が
作動連結されたモータ73と、前記一対のチエー
ン72A,72Bに一端がそれぞれ連結固定され
た2枚の垂直なガイド板74とで構成されてい
る。前記モータ73は前記支持台68上に固定さ
れた略L字形の取付板75に縦設されており、こ
のモータ73が一定時間駆動されると、歯車71
を第2図反時計方向に回転させ、これに伴つてチ
エーン72A,72Bおよび前記ガイド板74が
略180゜(1/2回転)回転走行するため、通路合流部
63に滞溜している包装箱12が1箱だけ前記誘
導路60と通路合流部63の境部に送り出され
る。なお、隣接する2枚のガイド板74の間隔は
送り出す包装箱12の送り幅よりやや大きく設定
されている。前記境部に送り出された包装箱12
は前記誘導板65によつて前方に押し出されるこ
とにより、誘導路60を通つて前述した送り出し
機構14の包装箱受け38上に導かれる。前記誘
導板65は誘導路60の終端部上方から前記通路
61,62の中間部上方にかけて延在する前後方
向に長い架枠(図示せず)に支持杆78を介して
懸吊され、図示しないモータによつて前後方向に
移動するように構成されている。そして、この誘
導板65は平常時において通路61と62の間に
位置し、所定の信号によつて前方に移動すること
により前記包装箱12を後方から押圧移動させ
る。
前記誘導路60の終端部には所定の高さを有す
る左右一対の支柱79A,79Bが立設されてお
り、これら支柱79A,79Bの上端部には第1
図および第2図に示すように互いに向き合う如く
エアシリンダ80A,80Bが配設されると共に
これらのエアシリンダ80A,80Bによつて間
隔が可変される一対の位置修正板81A,81B
がそれぞれ配設されている。前記一対の位置修正
板81A,81Bは誘導路60に面して対向し、
平常時は前記誘導路60と略同一の間隔を保ち、
誘導路60に導かれる包装箱12の大きさ(幅)
に応じて誘導路60内にそれぞれ所定量突出し、
その間隔が狭められるように構成されており、こ
れによつて前記包装箱12の幅方向の位置を修正
している。
なお、被包装体6の機種判別は第1図に示すよ
うにアキユムレーシヨンコンベア2の終端部近傍
に配置されたセンサー85によつて行われ、この
センサー85の信号を図示しない制御部にて記憶
させておき、例えば前記一対の繰り出し機構64
A,64Bを選択的に動作させてその機種に見合
う包装箱12を繰り出したり、前記位置修正板8
1A,81Bの突出量を変えたり、さらには前記
位置修正板81A,81Bの突出と合いまつて被
包装体6の対角線上の角部に前記抱持機構13の
腕棒28A,28Bが対向するようにしている。
なお、前記載置台4は被包装体6を載置するの
に十分な大きさを有し、前記ローラ枠3とほぼ同
じ高さに位置(第1図においては上方位置の状態
を示す)に通常設定保持されている。また、この
載置台4は支持部材90に固定されたエアシリン
ダ91のシリンダロツド92に連結保持されるこ
とにより、抱持移動機構10が被包装体6を抱持
して移動してきた際、前記エアシリンダ91によ
つて上昇され、該機構10より被包装体6を受け
取る。さらに、載置台4のローラ枠3側の側面略
中央部にはエアシリンダ93を固定保持する支持
板94が固定されており、この支持板94を貫通
するシリンダロツド95の先端にはローラ枠3内
に臨むストツパ96が配設されている。このスト
ツパ96はローラ枠3に送られてきた被包装体6
を停止させ前記抱持移動機構10の抱持範囲内に
位置決めするためのもので、載置台4が最下位置
にある時でもローラ枠3に当接しないように配設
されている。
次に上記構成による自動包装機の箱詰動作につ
いて説明する。
第1図に示すようにアキユムレーシヨンコンベ
ア2を通つて被包装体6がローラ枠3に移る際、
センサー85が作動して機種を判別し、その信号
が制御部に記憶されるので、該制御部よりの信号
がエアシリンダ93を動作させてストツパ96を
機種に見合うべく抱持移動機構10の程良い位置
に前記被包装体6が停止するように所定寸法突出
させる。ローラ枠3に被包装体6が到来すると、
これを前記抱持移動機構10が抱持して所定高さ
まで持ち上げ、包装袋9による包装が行われる。
しかる後前記抱持移動機構10が左方に移動して
載置台4上に持ち運ぶ。
載置台4に被包装体6が載置されると、抱持機
構13はモータ21の駆動によつて載置台4方向
に移動し、一対の腕棒28A,28Bが第3図a
に示す如く被包装体6の略中央に達した時停止
し、エアシリンダ30A,30Bの作動により腕
棒28A,28Bを軸23を中心として第4図a
反時計方向に所定角度回動させ、しかる後エアシ
リンダ25A,25Bの作動により腕棒28A,
28Bを互いに接近する方向に移動させて被包装
体6を第3図cに示す如く抱持する。その後エア
シリンダ91の作動により載置台4が降下(第3
図d)する一方、前記抱持機構13は被包装体6
を抱持して左方に移動し、第5図aに示す如く送
り出し機構14の真上で停止する。
前記抱持機構13が上述した一連の動作を行つ
ている間に、前記センサー85(第1図参照)で
識別され制御部に記憶された機種の判別信号が包
装箱供給機構50に送出されて第2図に示す左右
一対の繰り出し機構64A,64Bのうち例えば
右側の繰り出し機構64Aのモータ73を作動さ
せる。このため、通路合流部63に滞溜している
通路61からの包装箱12が右側の繰り出し機構
64Aによつて誘導路60に誘導され、さらに誘
導板65によつて押し出され送り出し機構14の
包装箱受け38上上に導かれる。この時、包装箱
12は位置修正板81A,81Bによつて誘導路
60の略中央位置となるように位置修正された
後、前記包装箱受け38に誘導され、パツド45
によつて吸引係止される。
前記包装箱12が包装箱受け38に到来する
と、モータ53の駆動により該包装箱受け38を
上昇移動させる。この時、前記抱持機構13は第
5図aに示す如く既に送り出し機構14上に移動
して停止しているので、包装箱受け38の上昇に
伴い、被包装体6は腕棒28A,28Bに抱持さ
れた状態で包装箱12内に徐々に挿入されていく
格好になり、その底部が包装箱12の内底面に当
接した時点で包装箱受け38の上昇を停止させ
る。その後、エアシリンダ25A,25Bの復旧
動作によつて腕棒28A,28Bを離反する方向
に移動させて被包装体6の抱持を解除すると、該
被包装体6は包装箱12内に完全に移される。次
に、モータ53の逆方向回転により包装箱受け3
8を一旦最下位置まで降下させると、腕棒28
A,28Bが包装箱12から抜き取られる。その
後抱持機構13はモータ21の駆動により次の被
包装体を抱持すべく載置台4に向けて移動する。
この間に前記包装箱受け38は包装箱送り出しコ
ンベア5(第1図、第2図参照)の高さまで上昇
して停止すると同時にローラ44がモータ42に
よつて送り出し方向に回転され、包装箱受け38
上の包装箱12を前記コンベア5上に移す。この
包装箱12は次工程である包装箱上蓋梱包工程へ
と移送される。
なお、上記実施例は公衆電話機の箱詰について
説明したが、これに限らず家電製品、電気部品、
機構等種々の被包装体に対して適用実施し得るこ
とは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る自動包装機の
製品箱詰装置によれば、被包装体を自動的に包装
箱に箱詰めすることができるため、作業性の改善
と省略化を可能にし、しかも作業者が被包装体を
上げ下げしなくてよいため、安全性が高く腰痛等
の二次災害を防止し得る。また、被包装体の底部
対角線上の角部2箇所を一対の腕棒で抱持してい
るので、箱詰め後包装箱からの腕棒の抜き出しが
容易で、包装箱の小型化を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る製品箱詰装置を備えた自
動包装機の一実施例を示す正面図、第2図は同装
置の斜視図、第3図a〜dは抱持機構の正面図、
右側面図、抱持した状態の右側面図、載置台が降
下した状態の右側面図、第4図a,bは抱持機構
による抱持前および抱持時の状態を示す右側面
図、第5図a,bは箱詰め前および箱詰時の状態
を示す右側面図である。 6……被包装体、12……包装箱、13……抱
持機構、14……送り出し機構、28A,28B
……腕棒、38……包装箱受け。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の腕棒および各腕棒の下端部にそれぞれ設
    けられた略L字形をなす一対の支持片とで構成さ
    れ、これら一対の支持片により被包装体の底部の
    対角線上の角部を抱持する移動自在な抱持機構
    と、上蓋が開口された包装箱が載置される昇降自
    在な送り出し機構とを備え、前記腕棒に抱持され
    た被包装体は前記送り出し機構の上昇により前記
    包装箱内に挿入され、腕棒の抱持解除により包装
    箱に収納されることを特徴とする自動包装機の製
    品箱詰装置。
JP3301582U 1982-03-09 1982-03-09 自動包装機の製品箱詰装置 Granted JPS58136401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3301582U JPS58136401U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 自動包装機の製品箱詰装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3301582U JPS58136401U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 自動包装機の製品箱詰装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58136401U JPS58136401U (ja) 1983-09-13
JPS6348488Y2 true JPS6348488Y2 (ja) 1988-12-14

Family

ID=30044584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3301582U Granted JPS58136401U (ja) 1982-03-09 1982-03-09 自動包装機の製品箱詰装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58136401U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52116393A (en) * 1976-03-22 1977-09-29 Chugoku Kogyo Kk Goods packing equipment

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52116393A (en) * 1976-03-22 1977-09-29 Chugoku Kogyo Kk Goods packing equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58136401U (ja) 1983-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5016275B2 (ja) 手袋包装装置
US5944479A (en) Stacking apparatus
US5074745A (en) Apparatus for feeding packaging machines with stacks of sheet material
US3591018A (en) Carton lowering machine
US5275527A (en) Device for feeding stacks of cutouts to a user machine
US3352435A (en) Article stacker
JP2000226014A (ja) パッケ―ジ裁断片を供給するための方法および装置
US3730357A (en) Automatic stacking apparatus
JPS6348488Y2 (ja)
JP4440618B2 (ja) 押込方法、押込装置及びその押込装置を用いた自動箱詰め装置
CN111605786A (zh) 一种自动捆扎装置
JP2002249225A (ja) ワークの段積み装置及びその装置を用いた段積み方法
US20100031612A1 (en) Apparatus for and method of packaging stackable 0bjects, in particular printed products
JP4626040B2 (ja) 容器供給装置
JP2022174537A (ja) 未結束紙束梱包装置
US3974627A (en) Apparatus for inserting objects into cartons
KR20030016363A (ko) 김 자동 적재장치
EP0645305A1 (en) Universal palletizing machine
JP3625611B2 (ja) 梱包装置
JP3331480B2 (ja) マガジンへのブランク積込装置
JPH0371340B2 (ja)
CN213678994U (zh) 一种合格证或说明书料仓
CN211197912U (zh) 一种包材纸箱翻转装置
JPS6222883B2 (ja)
JP2577877Y2 (ja) 袋供給装置