JPS6347799B2 - - Google Patents
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- JPS6347799B2 JPS6347799B2 JP16002580A JP16002580A JPS6347799B2 JP S6347799 B2 JPS6347799 B2 JP S6347799B2 JP 16002580 A JP16002580 A JP 16002580A JP 16002580 A JP16002580 A JP 16002580A JP S6347799 B2 JPS6347799 B2 JP S6347799B2
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- Japan
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- nickel
- plating
- aluminum
- cathode
- plating bath
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- Expired
Links
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Landscapes
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はニツケル、ニツケル−コバルト合金、
銅−ニツケル−亜鉛合金、ニツケル−モリブデン
合金などのめつき用陰極に係り、詳しくはそのニ
ツケル及びニツケル合金めつき用陰極を構成する
材料の改良に関するものである。
銅−ニツケル−亜鉛合金、ニツケル−モリブデン
合金などのめつき用陰極に係り、詳しくはそのニ
ツケル及びニツケル合金めつき用陰極を構成する
材料の改良に関するものである。
従来、ニツケル及びニツケル合金めつき用陰極
にはアルミニウムにステンレス鋼やチタンを被覆
した複合材料が使用されてきた。
にはアルミニウムにステンレス鋼やチタンを被覆
した複合材料が使用されてきた。
然し乍ら、ステンレス鋼やチタンの被覆材が溶
接不良やピンホール等によりアルミニウムの芯材
に不完全に被覆されていたり、または使用中の衝
撃、疲労による亀裂、若しくは腐食等が発生した
りすると芯材のアルミニウムがニツケル或るいは
ニツケル合金めつき浴中に溶出し、ニツケル或る
いはニツケル合金めつき浴が汚染され、使用でき
ないという欠点があつた。
接不良やピンホール等によりアルミニウムの芯材
に不完全に被覆されていたり、または使用中の衝
撃、疲労による亀裂、若しくは腐食等が発生した
りすると芯材のアルミニウムがニツケル或るいは
ニツケル合金めつき浴中に溶出し、ニツケル或る
いはニツケル合金めつき浴が汚染され、使用でき
ないという欠点があつた。
本発明は上記欠点を解消せんが為になされたも
のであり、使用中ニツケル或るいはニツケル合金
めつき浴中に芯材のアルミニウムが溶出しないニ
ツケル及びニツケル合金めつき用陰極を提供せん
とするものである。
のであり、使用中ニツケル或るいはニツケル合金
めつき浴中に芯材のアルミニウムが溶出しないニ
ツケル及びニツケル合金めつき用陰極を提供せん
とするものである。
本発明のニツケル及びニツケル合金めつき用陰
極は、芯材にアルミニウムを、外層に不溶性金属
材料を、中間層にニツケルを配した複合材料から
成るものである。
極は、芯材にアルミニウムを、外層に不溶性金属
材料を、中間層にニツケルを配した複合材料から
成るものである。
本発明のニツケル及びニツケル合金めつき用陰
極を構成した複合材料に於いて、中間層にニツケ
ルを配した理由は、外層に欠陥が生じても、つま
り不溶性金属材料が溶接不良ピンホール等により
不完全に被覆されていたり、または使用中の衝
撃、疲労による亀裂、若しくは腐食等が発生して
も、アルミニウムの溶出を防止し、仮にニツケル
が溶出したとしてもニツケル或るいはニツケル合
金めつき浴を著しく汚染することがなく、またニ
ツケルは不溶性金属材料、アルミニウムとの接合
性が良く、電気伝導度が高いからである。
極を構成した複合材料に於いて、中間層にニツケ
ルを配した理由は、外層に欠陥が生じても、つま
り不溶性金属材料が溶接不良ピンホール等により
不完全に被覆されていたり、または使用中の衝
撃、疲労による亀裂、若しくは腐食等が発生して
も、アルミニウムの溶出を防止し、仮にニツケル
が溶出したとしてもニツケル或るいはニツケル合
金めつき浴を著しく汚染することがなく、またニ
ツケルは不溶性金属材料、アルミニウムとの接合
性が良く、電気伝導度が高いからである。
前記中間層であるニツケルの厚さは、外層に前
述の如き欠陥が生じた時にアルミニウムの溶出を
防止する意味と陰極自体を極端に重くしない意味
から0.2〜2mmが好ましい。
述の如き欠陥が生じた時にアルミニウムの溶出を
防止する意味と陰極自体を極端に重くしない意味
から0.2〜2mmが好ましい。
また本発明のニツケル及びニツケル合金めつき
用陰極を構成した複合材料に於ける外層の不溶性
金属材料は、従来使用されているステンレス鋼、
チタンの他にタンタル、ニオブ、白金等を含むも
のである。
用陰極を構成した複合材料に於ける外層の不溶性
金属材料は、従来使用されているステンレス鋼、
チタンの他にタンタル、ニオブ、白金等を含むも
のである。
次に本発明によるニツケル及びニツケル合金め
つき用陰極の効果を明瞭ならしめる為にその具体
的な実施例と従来例について説明する。
つき用陰極の効果を明瞭ならしめる為にその具体
的な実施例と従来例について説明する。
実施例 1
直径16mmのアルミニウムの芯材に厚さ0.5mmの
ニツケルの中間層が被覆接合され、さらにその上
に厚さ1mmのステンレス鋼の外層が被覆接合され
た複合材料から成るニツケル及びニツケル合金め
つき用陰極を、ニツケルめつき浴中に浸漬してス
テンレス鋼の食器のめつき処理に使用した処、ニ
ツケルめつき浴を汚染することなく、十分な電流
を流すことができ、良好なめつき処理を行なうこ
とができた。
ニツケルの中間層が被覆接合され、さらにその上
に厚さ1mmのステンレス鋼の外層が被覆接合され
た複合材料から成るニツケル及びニツケル合金め
つき用陰極を、ニツケルめつき浴中に浸漬してス
テンレス鋼の食器のめつき処理に使用した処、ニ
ツケルめつき浴を汚染することなく、十分な電流
を流すことができ、良好なめつき処理を行なうこ
とができた。
実施例 2
直径23mmのアルミニウムの芯材に厚さ1mmのニ
ツケルの中間層が被覆接合され、さらにその上に
厚さ0.5mmのチタンの外層が被覆接合された複合
材料から成るニツケル及びニツケル合金めつき用
陰極を、ニツケル−コバルト合金めつき浴中に浸
漬してステンレス鋼の食器のニツケル−コバルト
合金めつき処理に使用した処、ニツケル−コバル
ト合金めつき浴を汚染することなく、十分な電流
を流すことができ、良好なめつき処理を行なうこ
とができた。
ツケルの中間層が被覆接合され、さらにその上に
厚さ0.5mmのチタンの外層が被覆接合された複合
材料から成るニツケル及びニツケル合金めつき用
陰極を、ニツケル−コバルト合金めつき浴中に浸
漬してステンレス鋼の食器のニツケル−コバルト
合金めつき処理に使用した処、ニツケル−コバル
ト合金めつき浴を汚染することなく、十分な電流
を流すことができ、良好なめつき処理を行なうこ
とができた。
従来例
直径16mmのアルミニウムの芯材に、厚さ1mmの
ステンレス鋼の外層が被覆接合された複合材料か
ら成るめつき用陰極を、ニツケルめつき浴中に浸
漬してステンレス鋼の食器のニツケルめつき処理
に使用した処、外層のステンレス鋼の亀裂により
芯材のアルミニウムがニツケルめつき浴中に溶出
して、ニツケルめつき浴が汚染され、めつき処理
が不良なものとなつた。
ステンレス鋼の外層が被覆接合された複合材料か
ら成るめつき用陰極を、ニツケルめつき浴中に浸
漬してステンレス鋼の食器のニツケルめつき処理
に使用した処、外層のステンレス鋼の亀裂により
芯材のアルミニウムがニツケルめつき浴中に溶出
して、ニツケルめつき浴が汚染され、めつき処理
が不良なものとなつた。
以上詳記した通り本発明のニツケル及びニツケ
ル合金めつき用陰極は、使用中ニツケル或るいは
ニツケル合金めつき浴中に芯材のアルミニウムが
溶出することがないので、ニツケル或るいはニツ
ケル合金めつき浴が汚染されることがなく十分な
電流を流すことができて、良好なめつき処理を行
なうことができるという優れた効果がある。
ル合金めつき用陰極は、使用中ニツケル或るいは
ニツケル合金めつき浴中に芯材のアルミニウムが
溶出することがないので、ニツケル或るいはニツ
ケル合金めつき浴が汚染されることがなく十分な
電流を流すことができて、良好なめつき処理を行
なうことができるという優れた効果がある。
Claims (1)
- 1 芯材にアルミニウムを、外層に不溶性金属材
料を、中間層にニツケルを配した複合材料から成
るニツケル及びニツケル合金めつき用陰極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16002580A JPS5782499A (en) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | Cathode for nickel and nickel alloy plating |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16002580A JPS5782499A (en) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | Cathode for nickel and nickel alloy plating |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5782499A JPS5782499A (en) | 1982-05-22 |
JPS6347799B2 true JPS6347799B2 (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=15706332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16002580A Granted JPS5782499A (en) | 1980-11-13 | 1980-11-13 | Cathode for nickel and nickel alloy plating |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5782499A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2593417B2 (ja) * | 1994-08-12 | 1997-03-26 | 株式会社小松製作所 | トランスファプレス |
JP3821314B2 (ja) * | 1996-02-08 | 2006-09-13 | 株式会社小松製作所 | トランスファプレス |
JP4730969B2 (ja) * | 2007-04-26 | 2011-07-20 | アイダエンジニアリング株式会社 | プレス機械のフレーム構造 |
-
1980
- 1980-11-13 JP JP16002580A patent/JPS5782499A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5782499A (en) | 1982-05-22 |
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