JPS6347787A - 点字又は触察図形選択印刷装置 - Google Patents

点字又は触察図形選択印刷装置

Info

Publication number
JPS6347787A
JPS6347787A JP19191786A JP19191786A JPS6347787A JP S6347787 A JPS6347787 A JP S6347787A JP 19191786 A JP19191786 A JP 19191786A JP 19191786 A JP19191786 A JP 19191786A JP S6347787 A JPS6347787 A JP S6347787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braille
printing
data
tactile
transfer table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19191786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0411113B2 (ja
Inventor
小川 靖彦
和彦 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP19191786A priority Critical patent/JPS6347787A/ja
Publication of JPS6347787A publication Critical patent/JPS6347787A/ja
Publication of JPH0411113B2 publication Critical patent/JPH0411113B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は点字の如き触察パターン印刷装置に係り、点字
のみならず触察図形をも印刷することが可能な触察パタ
ーン印刷装置に関するものである。
〔従来の技術〕
点字は縦3点を横2列に並べた6点の中で、凸部と非凸
部との組み合わせによって文字を表現しており、第3図
(alに示す如く、各点に番号がつけられている。点の
サイズや各点の中心間間隔(以下、間隔と呼ぶ)は国に
より差異はあるが、我が国では第3図(alに示す如く
点1と2、及び、点2と3の間隔は2.2mm 、点1
と4の間隔は2.0mm、また隣合う点字に於ける左側
の点字の点4と右側の点字の点1との間隔は3.0mm
 、更に、それぞれの点の直径は1 、 Oa+a+と
言う値が主として用いられている。この様な慣習的なサ
イズを有する点字文を印刷する装置として一つに亜鉛板
方式と呼ばれるものがある。この方式の原理は2枚の薄
い亜鉛板を重ね、先ずそこに点字文を打ち出す、すると
一方の亜鉛板には凸点から成る点字文が、他方の亜鉛板
には凹点からなる点字文が作成される。この亜鉛板をそ
れぞれ円筒状のローラーに装着し、それぞれの板の凸部
と凹部とが嵌合するようにローラーを回転させ、その間
に用紙を給送することによって用紙に点字文を転写する
方式である。この方式は極めて高速で安定な点字印刷方
式であり、少品種大量印刷に通しているため古くから点
字出版を行う事業所等で使われている。この装置につい
ての問題の一つは、装置が高価であるため、小規模の事
業所や、ましてや個人で所有することが一般に不可能な
ことである。この装置についての別の問題は、コンピュ
ータに記録された情報やコンピュータで生成される情報
等を会話的に取り出し印刷するなど多品種少量の情報を
即時的に印刷する用途に適さない点にある。その他の従
来の文献によれば、コンピュータの出力装置として点字
文を印刷する装置も考案されているが、点字の点に対応
する凸部とそれに嵌合する凹部を有する金型を制御し、
その間を給送する用紙に点字文を打ち出す方式(例えば
、特開昭53−21617号公報、特開昭54−127
724号公報、特開昭55−15863号公報)がある
が、この方式における問題の一つは、装置作動時の騒音
が極めて高いことであり、また別の問題は、凸部と対応
する凹部との僅かな位置ずれが凸部の形状を変形させる
ため点の品質を劣化させ、更に点字印刷に致命的な用紙
破損の発生する恐れの強いことである。
一方、触察図形は点字と異なり、1点1点が意味をもつ
のではなく点列全体で形を正しく表現しなければならな
いために、触察図形を構成する点の大きさは点字を構成
する点に比較して充分小さく、また点の間隔を狭く、更
に、縦横等間隔の格子上の点列を用いることが正確な触
察図形を表現する上で不可欠であるが、このような条件
を満たすコンピュータの出力装置としての触察図形印刷
装置はまだ開発されていない。従って精細な触察図形は
必要に応じて1点1点手作業で作られるのが現状である
〔発明が解決しようとする問題点〕
そのため、個人でも手の届く程度の安価で低騒音かつ、
点の品質の良い点字印刷装置、精細な表現の可能な触察
図形印刷装置、更にはこの両者の機能を併せもつ印刷装
置が要望されている。従って本発明の目的はこのような
点字、触察図形のいずれか一方、及び、点字と触察図形
の両方の機能を併せ持つ触察パターン印刷装置を提供す
ることである。なお、触察パターンとは、点字、触察図
形の総称である。
C問題点を解決するための手段〕 前記目的を達成するために、本発明では転写台に所望の
径及び数の穴部を設け、その穴部に挿入した所定の印刷
用ピンをピン駆動素子により選択的に所定の距離だけ転
写台より突出させ、そこに載置される用紙の如き印刷媒
体を弾力性を有するローラーで加圧することにより騒音
の問題と印刷される点の品質の問題とを解決し、また、
転写台に複数列の所望の径を持つ穴部を設けて、それぞ
れに印刷用ピンを挿入し、ピンを選択的に駆動して転写
台より突出させ、更に、当該ピン列に対応する位置にロ
ーラーを移動させた上で載置された印刷媒体を加圧する
ことにより所望の径から成る触察パターンを印刷できる
よう構成した。
〔作用〕 これにより触察パターンを個人でも容易に印刷すること
ができる印刷装置を得る。
〔実施例〕
(1)  実施例の構成 本発明の一実施例を第1図〜第6図にもとづき説明する
第1図は点字及び触察図形の両方が印刷可能な場合の、
本発明の触察パターン印刷機構部であり(a)はその外
形図、由)は(a)のx−x’方向における断面図であ
る。
第2図は第1図に対するシステム構成図を示し、(a)
はシステム概略図、山)はそのプリンタの詳細図である
第3図は点字説明図であり、(alは6点点字の構成状
態説明図、(blはカナ文字(ア)、(イ)、(つ)、
(1)、(オ)に対応する点字の状態を示し、黒丸は点
が突出することを示している。
第4図は点字印刷用のシフトレジスタとバイモルフ駆動
部および点字印刷用ピンの状態説明図である。ピンは、
黒丸で示した部分が突出することを示す。
第5図は点字印刷バッファに入力されるデータフォーマ
ットの一例を示すもので、前記カナ文字列「アイウェオ
」に対応する点字を1行に印刷するときのケースを示す
第6図は触察図形の印刷側説明図であり、(a)は線図
形と点列近似説明図、(b)は前記線図形の印刷データ
を示す。
第1図において、1は転写台、2および2′は転写台1
の両端に形成された切欠きであって後述するローラー7
を転写面から離しローラーの軸方向への移動を容易にす
るもの、3はピン駆動部であって後述するカム6−1〜
6−m、8−1〜8−n等が配置されるもの、4−1〜
4−mは転写台1に設けられた点字印刷用のピンを装着
するための穴であって同一文字部分は2.0am 、文
字間隔部分は3.Osalのスペースで設けられる。5
−1〜5−nは触察図形印刷用のピンを装着するための
穴であって、隣接穴と1 、5m+n間隔で形成されて
いる。6−i(i−1〜m)は点字印刷用ピン4′−1
(i−1〜m)を上下に選択駆動制御するカムであり転
写台表面より約0.4mm突出させるもの、7はローラ
ーであって転写台1に載置された後述する印刷媒体11
を加圧してピン4′−1またはピン5’−j上にプレス
して突出点を形成させるものであり、少なくともその外
周は硬質ゴム等の弾力性を有する材料で構成されている
。8−j (j=1〜n)は触察図形印刷用のピン5’
−j(j=1〜n)を上下に選択駆動制御するカムであ
り、転写台表面より約0.3m+*突出させる。9−i
(i=1〜m)は前記カム6−iを左右に駆動制御する
駆動素子であって、例えばPZT(ジルコンチタン酸鉛
系磁器Pb (Zr−Ti)03)のような2枚の圧電
セラミック素子を補強用の薄い金属板を介して接合しそ
の両面に電極を形成したバイモルフ素子であって、前記
電極間に200v位の電圧を印加すると分極により一方
は収縮し他方は伸長するので、素子の自由端が大きく湾
曲しこれにより前記カム6−iを駆動することができる
。1O−j(j=1〜n)は前記カム8−jを左右方向
に駆動制御する駆動素子であって、9−1と同様に構成
されるものである。11は転写台に載置された用紙の如
き印刷媒体(以下用紙)であり点字あるいは触察図形が
印刷されるものである。
第2図において、12は例えばパーソナル・コンピュー
タの如き小型コンピュータである。この小型コンピュー
タには、中央処理装置(CP U)18、主記憶装置1
9、文字データを点字データに変換する点字変換部20
、フロッピー・ディスク16とのデータの入出力を行う
フロッピィ・ディスク・インターフェイス16′、点字
・触察図形プリンタ17とのデータの入出力を行う点字
・触察図形プリンタ・インターフェイス17′、キーボ
ード13とデータの入出力を行うキーボードインターフ
ェイス13′、点字印刷すべき文字や制御信号、ドツト
情報等を入力するキーボード13、等を具備している。
なお16はフロッピー・ディスクの如き禎助記憶装五で
あって例えば長文を点字印刷するようなとき入力文字数
が多すぎて主記す、a装置19に格納しきれないときや
、他のコンピュータシステムとのデータ交換を行う場合
にこれを格納するなどに使用される。17は点字や触察
図形を印刷する点字・触察図形プリンタであり、第1図
(al、(blに示す如き点字・触察図形印刷機構部を
具備している。
この点字・触察図形プリンタ17は、第2図(′b)に
示す如く、小型コンピュータエ2から印刷すべき点字デ
ータ、図形データ等が入力されるなど、小型コンピュー
タ12とのデータの入出力を行うインターフェイス22
、λカデータを一度保持し点字データはデータ変換部2
5に図形データは図形データ・レジスタ29に送出する
受信バッファ23、制御コードを解読し入力されたデー
タが点字データか図形データか等を判別しそれに応じた
印刷制御を行う制御コード検出部24、点字データを点
字用のドツト・データに変換するデータ変換部25、点
字用のドツト・データを一時的に保持する点字印刷バッ
ファ26、シフトレジスタ27、バイモルフ駆動部2B
、受信バッファ23に図形データが伝達されるときこの
図形データがセットされる図形データ・レジスタ29、
図形データを一時的に保持する図形印刷バッファ30、
シフトレジスタ31、バイモルフ駆動部32、ローラー
7を点字印刷のときは第1図(′b)の7′に位置させ
、図形印刷のときは7 IIに位置させそれから転写台
lの細長方向に移動させるように制御する加圧ローラー
制御部33、用紙11の送り量を点字や触察図形に応じ
て制御する用紙送り制御部34等が具備されている。
(2)動作説明 ■ 動作の概略説明 第3図(a)に示す如く、6点点字構成において第3図
(b)に示す如く、カナ文字列「アイウェオ」に対応す
る点字を印刷する場合、上段のデータつまり6点点字の
点1.4の各データは第5図に示す通りのものとなり、
中段のデータつまり点2.5の各データおよび下段のデ
ータつまり点3.6の各データはそれぞれ第5図に示す
中段のデータおよび下段のデータとなる。したがって、
第4図に示す如く、まず点字印刷バッファ26に、前記
第5図に示す上段のデータをセットしてこれをシフトレ
ジスタ27に移送すれば、バイモルフ駆動部28の各ド
ライバDからは「1」の部分に高電圧が出力されて、そ
れに接続されたバイモルフ9−iが、第1図(1))の
左側に変曲し、カム6−iを左方向に移動してピン4′
−1を突出させる。このようにしてシフトレジスタ27
に保持されたrlJ、「0」のドツト・データに応じて
ピン4′−1が制御される。このようにして、転写台l
より上段のデータに対応して各ピンが設定されたのちに
ローラー7を第1図(b)の7′位置に移動し、それか
ら例えば第1図(alに示す右から左方向に移動させれ
ば、転写台1に載置した用紙11に前記ピン4′〜iの
状態に応じた点列の印刷が行われる。それから用紙11
を第3図(a)に示すピン1.2(または2.3)の間
隔だけ用紙送りを行い次いでシフトレジスタ27に第5
図に示す中段のデータ、下段のデータを順次セットして
同様の制御を行うことにより「ア〜オ」に対応する点字
を印刷することができる。
また、第6図(alに示す、例えば三角形の図形を印刷
するとき、この三角形を、直近の交点に位置する黒丸の
点列で近似し、この点列に応じて同(b)に示す如き図
形印刷データを作成し、これを1行目、2行目−・−と
シフトレジスタ31に順次入力し、同様にしてバイモル
フ10−j及びローラー7を制御する。このとき紙送り
量はこの触察図形のピンのピッチに応じて、例えば1.
5+amだけ送ることになる。
■ 本発明の動作 A8点字印刷の場合 例えば文字列「アイウェオ」をキーボードから入力し、
これに対応する点字を印刷する場合、使用者はキーボー
ド13より以下に続くデータが点字として印刷されるも
のであることを示す制御符号(以下、点字制御コードと
いう)を入力して点字印刷であることを指示し、次に印
刷すべき文字ア、イ、つ、工、オを順次入力する。
これらの制御符号及び文字は、キーボードインターフェ
イス13′を介して一旦主記憶装置19に記憶されたの
ち、CPU18により解読される。
そしてCPU18はこの「ア〜オ」を点字変換部20に
てそれぞれの点字データに変換し、これを主記憶装置1
9に保持したのち、点字・触察図形プリンタ・インター
フェイス17′を経由して、点字・触察図形プリンタ1
7に点字制御コ・−ドを前置して送出する。
点字・触察図形プリンタ17では、まず制御コード検出
部24がこの受信バッファ23に保持された点字制御コ
ードを解読して点字印刷であることを認識する。そして
点字データ変換部25を動作させて受信バッファ23に
一時保持された1行分の点字データを第3図(b)の如
きドツト・データに変換するとともに第5図のように上
段のデータを点字印刷バッファ26に送出する。この上
段のデータはそれからシフトレジスタ27に送出されて
、第4図に示す如く、バイモルフ駆動部28を動作させ
、これにもとづきバイモルフ9−iが制御され、点字用
のピン4′−1が選択的に転写台1上に突出する。それ
から加圧ローラー制御部33がローラー7を第1図(′
b)の7′の状態に移動し、第1図(alO穴4−1〜
4−m上を移動させる。これによりピン41  =が突
出している部分のみ用紙11上に点が印刷される。次に
用紙送り制御部34が用紙11を点字の点1と2の間隔
に相当する2、2mm用紙送りする。
その後、制御コード検出部24はデータ変換部25に対
し、ドツト・データの中段のデータを出力させる。これ
により同様な制御が行われ、用紙11上に中段のデータ
が印刷され、紙送りされる。
そして次に下段のデータが同様に印刷され、紙送りされ
たとき、1行分の点字印刷は終了する。
このとき、次の行があれば制御コード検出部24はこれ
に応じて用紙送り制御部34により用紙11を行間とし
て必要な所定の距離だけ紙送りさせ、次の行の点字印刷
が行われることになる。しかし次の行がなければ印刷は
終了する。
B、触察図形印刷の場合 例えば第6図(alに示す如き三角形の触察図形印刷を
行うとき、第2図(a)に示すコンピュータ12、キー
ボード13、CRTデイスプレィ14、およびパターン
発生部21等を用いてこの三角形の表示データを算出し
てフロッピィ・ディスク16等のファイルに記憶させる
。そしてキーボード13よりファイルより図形データの
読取りを指示する。
このときファイルには、第6図(a)の黒点で示す座標
データが同(blで示す図形印刷データとして格納され
ているので、これらのデータが読出されてCPUI 8
により主記憶装置19に格納されたのち、キーボード1
3より以下に続くデータが図形データであることを示す
制御符号(以下、図形制御コードと呼ぶ)を入力した後
に、触察図形の出力指示を入力すると、この図形印刷デ
ータは点字・触察図形プリンタ・インターフェイス17
′を経由して点字・触察図形プリンタ17に図形制御コ
ードとともに送出される。
点字・触察図形プリンタ17では、制御コード検出部2
4が受信バッファ23に保持された図形制御コードを解
読して触察図形印刷であることを認識し、データ・レジ
スタ29に図形印刷データを保持させ、点列の1行目の
図形印刷データを図形印刷バッファ30に送出する。こ
の1行目の図形印刷データはそれからシフトレジスタ3
1に送出されて、バイモルフ駆動部32を動作させ、こ
れにもとづき、第1図(blに示す、バイモルフ10−
jが制御され、触察図形印刷用のピン5′−jが選択的
に転写台1上に突出する。それから加圧ローラー制御部
33がローラー7を、第1図(blの7″の状態に移動
させ、第1図(a)の穴5−1〜5−n上を動作させる
。これによりピン5’−jが突出している部分のみ用紙
11上に点が印刷される0次に用紙送り制御部34が用
紙11を触察図形印刷用の点の中心間隔だけ用紙送りす
る。
その後、制御コード検出部24はデータ・レジスタ29
に対し2行目の図形印刷データを出力させる。これによ
り同様な制御が行われ、順次3行目〜8行目のデータが
印刷され、触察図形の印刷が終了することになる。
なお前記説明では触察図形印刷用のデータを第2図(a
)に示すコンピュータで算出させたケースについて説明
したが、勿論、他のコンピュータで作成してもよく、ま
た、例えば3つの頂点が入力されたときその触察図形デ
ータを演算できるようなベクトル演算機能を付加し、会
話的に図形を作成してもよく、またCCDの如き光電式
の図形入力装置或いはタブレフトディジタイザ−やCR
Tのタッチパネル等を使用してもよく、更に別に求めた
触察図形印刷用のドツト・データをキーボードより入力
してもよい。
(3)  他の実施例 前記説明では6点点字の例について説明したが、6点の
組合せでは64種類の符号しか表現できないため、更に
2点を追加して8点点字とし、点字の情報表現能力を高
めようとする動きがある。しかし、新しく追加する2点
を6点の上側にするが、下側にするか、また、どの程度
離して付加すべきなのかは読む人によって意見が分れて
いる。本装五では8点点字として作成された原データを
変更せずに、印刷時に上側、下側および離すべき距離を
自由に設定できる機能をもたせることができる。
例えば「アイウェオ」に対して、第7図+a)に示す如
く、追加2点を上方に付加して8点点字としたり、第7
図(b)に示す如く、追加2点を下方に付加して8点点
字とすることもでき、更に、第7図(a)では新しく追
加した点を従来の6点点字の1.4の点から任意の距離
だけ上方に離すことができ、また、同図(b)では同様
に3.6の点から任意の間隔で下方に付加することがで
きる。8点点字データは8点制御コードを前置すること
により識別される。
また、それぞれの制御コードを前置することにより6点
および8点の点字モードと更に図形モードとを適宜混用
することも可能である。
なお、本発明のプリンタに6点、8点切替スイッチ、付
加点を上にするか下にするかを指定する上下指定スイッ
チ、付加点をどの程度離して付けるかを指定するDIP
スイッチ、プリンタの状態表示を合成音声でスイッチの
指定状況やエラー状態を知らせるスイッチ等を設けるこ
ともできる。
なお、上記説明では、セラミックバイモルフを印刷用ピ
ンの駆動素子とする例をあげたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、流体素子、電磁素子、機械素子、
ピエゾスタックや形状記憶合金等の電気機械変換素子等
を用いることも可能である。
本発明の池の実施例として第8図に点字専用の触察パタ
ーン印刷装置のシステム図を示す。触察図形の印刷を必
要としない場合には、これにより点字のみを印刷するこ
とができる。この場合、第1図に示す印刷機構部におい
ては点字印刷用のピン4−1.4−2−4− Hに関係
する部分のみあればよく、またローラー7は点字用にの
み制御されるものとなる。このとき各ピン位置は転写台
1の略中夫に設ければ、ローラー7の制御は転写台1上
の移動のみでよい。なお第8図の小型コンピュータ12
’およびプリンタ17−1の構成部分は、第2図等の同
符号部分と同一であるので、その詳細な説明は省略する
同様にして第1図、第2図より点字部分を除けば触察図
形専用の触察パターン印刷装置を得ることができる。
しかし触察図形の場合、図形説明として文字を使用する
こともあるので、前記第1図、第2図のものを使用する
ことが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明は点字と触察図形を混在して自由に印刷すること
ができるので非常に便利である、またセラミック・バイ
モルフを利用すれば極めて低電力で高速に印刷用のピン
の設定ができる、装置の構造上騒音が少ないのでオフィ
スや研究室等騒音を嫌う場所でも使用できる、等盲人の
教育や文字、図形によるコミュニケーションに多大な効
果がある。
しかも硬質ゴム等の弾力性のあるゴムローラー′で印刷
媒体に転写するので、従来のようにピンと対設するダイ
との相対位置がずれることによって起こるピンの先端変
形やピンの摩耗により生ずる点字品質の劣化がなく、品
質のよい点字や触察図形を印刷できる。
8点点字については新しく追加する点を6点の上にする
か、下にするかを原データを変更することなしに、印刷
時に自由に設定できる。また8点点字において新しく追
加する点の位置つまり6点点字からの距離を印刷時に例
えば0.10111単位で自由に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の点字・触察図形印刷機構部、第2図は
本発明のシステム構成図、 第3図は点字説明図、 第4図は点字印刷用シフトレジスタとバイモルフ駆動部
との説明図、 第5図はプリントバッファに入力されるデータフォーマ
ットの一例、 第6図は触察図形の印刷側説明図、 第7図は8点点字説明図、 第8図は本発明の点字専用の触察パターン印刷装置であ
る。 1−転写台    2.2′−・切欠き3−・・ピン駆
動部 4−1〜4−m−・一点字印刷用のピンを装着する穴 5−1〜5−n−触察図形印刷用のピンを装置する穴 7・・・ローラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の数の穴部を有する転写台と、その穴部に挿
    入された所要の数の触察パターン印刷用ピンと、そのピ
    ンを駆動するピン駆動素子と、少なくとも周辺部は弾力
    性を有するローラーと、転写台上に給送される印刷媒体
    とを備え、選択的に上記ピン駆動素子に所定の信号を印
    加することにより、対応するピンを転写台より突出させ
    、該ローラーで転写台に載置された印刷媒体を加圧する
    ことにより突出したピンのパターンを用紙に転写し、順
    次印刷媒体を所定の距離ずつ給送することによって所望
    のパターンを印刷することを特徴とする触察パターン印
    刷装置。
  2. (2)転写台に径の異なる穴部を複数列並設してそれぞ
    れの穴部に所定の径のピンを挿入し、対応するピン駆動
    素子に所定の信号を印加することにより所望の列のピン
    を選択的に駆動してピンを転写台より所定の距離だけ突
    出させ、かつ当該ピン列に対応するよう前記ローラーの
    位置を変えて転写台に載置された印刷媒体を加圧して突
    出したピンのパターンを印刷媒体に転写し、順次印刷媒
    体を給送することにより、複数種類の径の異なる点から
    成る触察パターンを混在して印刷できることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の触察パターン印刷装置
JP19191786A 1986-08-16 1986-08-16 点字又は触察図形選択印刷装置 Granted JPS6347787A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19191786A JPS6347787A (ja) 1986-08-16 1986-08-16 点字又は触察図形選択印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19191786A JPS6347787A (ja) 1986-08-16 1986-08-16 点字又は触察図形選択印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6347787A true JPS6347787A (ja) 1988-02-29
JPH0411113B2 JPH0411113B2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=16282593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19191786A Granted JPS6347787A (ja) 1986-08-16 1986-08-16 点字又は触察図形選択印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6347787A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5284012A (en) * 1975-12-30 1977-07-13 Eritsuku Anderuson Rarusu Braille printer
JPS54127724A (en) * 1978-03-28 1979-10-03 Nippon Typewriter Type line printer
JPS6158765A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Takashi Ishihara 点画像形成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5284012A (en) * 1975-12-30 1977-07-13 Eritsuku Anderuson Rarusu Braille printer
JPS54127724A (en) * 1978-03-28 1979-10-03 Nippon Typewriter Type line printer
JPS6158765A (ja) * 1984-08-31 1986-03-26 Takashi Ishihara 点画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0411113B2 (ja) 1992-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6700553B2 (en) Braille computer monitor
US4067431A (en) Combinational keyboard with movable keys and adapted for one-handed keying of numerical information
US20220314637A1 (en) Braille printing method and system thereof
JPS6347787A (ja) 点字又は触察図形選択印刷装置
GB2189195A (en) Separable keyboard for computer; key with alterable liquid crystal display
CN114495650B (zh) 一种面向触摸屏的磁力牵引式盲人阅读设备及其阅读方法
JPS5936792B2 (ja) コンピユ−タによる翻訳文の筆記装置
JPS60264251A (ja) 形像装置および方法
JPS6145325A (ja) プリント装置
Karshmer et al. The architecture of an inexpensive and portable talking-tactile terminal to aid the visually handicapped
CN112598974B (zh) 盲文显示方法、盲文显示装置、电子设备和可读存储介质
Jonnala Auto Braille: A Self Operatable Braille Printer For Taking Notes
JPS6329781A (ja) 触知情報処理装置
JP2003266799A (ja) 記録装置、情報処理装置
JPS627569A (ja) プロツタ型プリンタ装置
JPS63140377A (ja) イメ−ジデ−タ入出力装置
JPS6042065A (ja) プリンタ装置の印字部構造
JPH01234273A (ja) 情報処理装置
JPS61164852A (ja) ドツトプリンタヘツド
JPS63280658A (ja) 鏡像印字機能付き印字装置
JPS61279924A (ja) ワ−ドプロセツサ
JPS63264365A (ja) コンピユ−タ
JPS61138327A (ja) ハ−ドコピ−装置
JPS58222865A (ja) 携帯型電子タイプライタ
JPS6311357A (ja) 印字装置