JPS6347064A - 研削盤の切込み制御装置 - Google Patents

研削盤の切込み制御装置

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JPS6347064A
JPS6347064A JP9338987A JP9338987A JPS6347064A JP S6347064 A JPS6347064 A JP S6347064A JP 9338987 A JP9338987 A JP 9338987A JP 9338987 A JP9338987 A JP 9338987A JP S6347064 A JPS6347064 A JP S6347064A
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JP
Japan
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screw shaft
grinding wheel
screw
grinding
shaft
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JP9338987A
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Inventor
Shinkichi Nagaoka
長岡 振吉
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WASHINO KIKAI KK
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WASHINO KIKAI KK
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は研削盤の砥石車の切込み制御装置の改良に関す
る。
[従来の技術] 研削盤において、その主軸台に装着したワークピースに
対する砥石車の切込み制御は、切込み方向に前後移動す
るテーブルに設けられた送り操作用のねじ軸、いわゆる
親ねじの正逆回転を繰返して行っている。この場合の砥
石車の切込み終点は、あらかじめ設定した位置に正確に
位置決め調整して固定したストッパに、移動側部材の一
部を当接させて制御していた。すなわち、極めて直接的
な操作でもって、必要な加工精度の確保に注意しながら
同一の親ねじ操作を繰返して行っていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従って、親ねじの正逆回転の繰返し操作を手動で行う場
合は、単純な繰返し動作となるために、飽きやすい作業
になっていた。また、この繰返し運動が、ワークピース
の加工個数に応じて親ねじのある範囲に集中してしまう
。この集中度が、極端な場合は親ねじの特定範囲だけが
ある程度摩耗して、以後の加工精喰を悪化させることに
もなっていた。
また、あらかじめ設定した位置に固定されたストッパに
、移動側部材の一部を当接させて砥石車切込み終点を決
める操作も、親ねじの回転を駆動力としているため、前
記当接時の圧力負荷も親ねじに直接加わる。その結果、
前記親ねじの特定個所の摩耗を促進する一因となる傾向
があった。
更に、上記親ねじ駆動による移動側部材のストッパへの
当接による直接的な制御では、当接時の親ねじトルクの
値に応じて砥石車の切込み終点に厳密には差異を生じる
恐れがあり、加工精度を低下させる危険を持っている。
本発明は上記のごとき従来の問題点にかんがみて創案し
たもので、砥石台の切込み送りの際の親ねじの正逆回の
転繰り返し操作を不要とし、親ねじの負担を軽減した研
削盤の切込み制御装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明は、砥石車を回転自
在に支承した砥石台をワークピースに対して接近離反す
る方向へ往復動するためのねじ軸を設けると共に、砥石
車がワークピースに切込む方向へ前記ねじ軸の付勢と移
動とを行う付勢移動機構を設け、前記ねじ軸の先端部付
近と当接して砥石車の切込み位置を調節する調節部材を
、前記ねじ軸の軸方向に移動調節自在に設【プてなるも
のである。
[作用] 上記構成により、砥石台往復用のねじ軸は、ねじ軸先端
付近に当接して切込み量を調節する調節部材と共にワー
クピースの加工寸法を決める調節機構を構成する。この
調節機構を繰返して作動させる付勢移動機構を別に設け
ていて、これら両機構の作動によって砥石台の繰返し切
込み動作を行う。その結果、ねじ軸は対象とするワーク
ピースの加工寸法設定時にいったん調整回動を行い、以
後は前記両機構の作動でもって設定した加工寸法にまで
砥石車が切込みを繰返す。
以上のように作動するため、ねじ軸は従来のように正逆
回転を繰返す必要がない。
[実施例] 以下、本発明に係る研削盤の切込み制御機構の一実施例
を図面によって説明する。第1図は本発明の機構を採り
入れた円筒研削盤の外形正面図、第2図は第1図の要部
、つまり第1図右側付近にある砥石台を正面方向から見
た拡大縦断面図、第3図は同砥石台を側面方向から見た
拡大縦断面図、第4図は上記砥石台の一部に付属する部
分、つまり砥石車切込調節用送り駆動部の縦断面図、第
5図は第4図の送り駆動部を含む送り調整装置の動作説
明用構成図、第6図は第5図の動作条件を変更させた場
合の動作説明構成図、第7図は第5図に示す送り駆動部
の動作条件を変更させる別の機構を示す一部断面を含む
側面図である。
円筒研削盤1は、機台3のテーブル5上に主軸台7を備
え、その側方(第1図右側)に砥石台9が配設されてい
る。砥石台9の内部には砥石車11をワークピース13
に対して切込むため、前記砥石車11を先端部に着脱自
在に装着した砥石軸15が回転自在に支承配設されてい
る。砥石台9の下部に、砥石車11をワークピース13
(第2図参照)に接近離反する方向に砥石台9上部が往
復動可能なように分割部17が設けられている。
この分割部17の側縁部にはワークピース13の軸心に
直角方向に向けて配設された、下向きの溝形断面の凹凸
部嵌合式のガイド19があり、これで砥石台9上部が前
記方向に正確に往復動をする。
前記ガイド19に平行して、ガイド19の側方にねじ軸
21が配設されている。ねじ軸21は砥石台9をワーク
ピース13に対して接近離反する方向へ往復駆動させる
ためのものである。このため、ねじ軸21にめねじ部材
23がねじ込まれる。
めねじ軸23は砥石台9に回転のみ可能に装着されてい
る。
めねじ部材23は、その外周にウオームギヤ25が装着
されていて、これに噛み合うウオーム27を装着した垂
直軸29が隣接して配設されている。垂直軸29の上端
はスパイラルギヤ31(第3図参照)を介して砥石台9
の上面に斜めに突設されている操作ハンドル33に連結
されている。
上記構成により操作ハンドル33の回動でスパイラルギ
ヤ31.垂直軸29.ウオーム27.ウオームギヤ25
等を介してめねじ部材23が回転する。しかし後述する
ように、ねじ軸21は機台3にキー止めされていて回転
できないことから、めねじ部材23側が軸方向に移動す
る。づまり砥石台9がワークピース13に対して接近ま
たは離反する。
なお、めねじ部材23の一側端には、めねじ部材23と
ねじ軸21の間のバックラッシュを抑止するため、コイ
ルスプリング35がめねじ付きスリーブ37.スラスト
ベアリング39.41を介して圧縮状態に介装されてい
る。この場合、ねじ軸21を第3図で左側に常時押圧し
てめねじ部材23に接触させている。
ねじ軸21の後端43(第3図左側)の軸心延長線上に
は、ねじ軸21を介して砥石車11をワークピース13
に対し切込むべく、ねじ軸21を同方向に付勢し、移動
とを行う付勢移動機構45が配設されている。付勢移動
機構45には、ねじ軸21の後端43に連結され、ボー
ルジヨイントの球体47を包囲した部材を含む段突き断
面のスライドスリーブ49が設けてあり、前記ボールジ
ヨイントの球体47の中心のまわりを揺動自在なコネク
ティングロッド51が後部(第3図の左方)に向って設
けである。
該コネクチングロッド51の後部の円筒部には、スピン
ドル55が中心に固着してあり、該スピンドル55とコ
ネクティングロッドの間を摺動移動自在な小スリーブ5
3が設けである。更に、小スリーブ53とコネクティン
グロッド51の円筒部の底との間に、コイルスプリング
57が圧縮して嵌装されている。
また前記小スリーブ53には、コネクティングロッド5
1の後端下部に設けた長孔5つを貫通したクランクビン
61が連結されており、クランクビン61の作動によっ
て軸方向に摺動移動自在である。上記クランクビン61
は、クランクアーム63に連結してあり、クランクアー
ム63を回転駆動するクランク軸65がギヤートモ−タ
ロ7によって回転駆動されるようになっている。
前記したねじ軸21のめねじ部材23と対応するおねじ
部69の前端(第3図の右端)には、円柱状のストッパ
71が設けられている。このストツバ71は、回り止め
キー73を備えた受部材75にまで延びて支承されてお
り、該受部材75は、機台3の一部に固定ねじ77によ
って固着されている。
上記のように構成されているので、ギヤートモ−タロ7
を設定角度だけ、例えば砥石台9前進側に半回転させる
と、クランク軸65、クランクアーム63、クランクビ
ン61を介して小スリーブ53がクランクビン61の回
動軌跡に従って揺動しながら左右動する。これでコネク
ティングロッド51は球体47を中心とした揺動運動、
つまりコネクティングロッド的な動きをして回転運動が
直線運動に変換される。
以上の結果、小スリーブ53が第3図右側に移動すると
、コイルスプリング57を介してコネクティングロッド
51を同方向に移動させる。次いで、球体47、スライ
ドスリーブ49を介してねじ軸21を同方向に移動させ
る。このとき、スライドスリーブ49がねじ軸21の後
端43を軸心に正しく保持する機能を持つため球体47
に斜め8一 方向の力が作用しても、ねじ軸21の後@43が軸心か
らずれることはない。そして砥石台9が、砥石車11の
ワークピース13への切込み方向に所定量の前進をする
ギヤートモ−タロ7を前記とは逆方向に例えば半回転回
動させると、クランクアーム63はクランクビン61を
介して小スリーブ53を逆方向に移動させる。続いてコ
ネクティングロッド51からねじ軸21間の前記各部材
が逆方向に移動してねじ軸21を後退側(第3図左側)
に引き戻す。
これに伴って砥石台9がワークピースから離反して後退
する。
前記しためねじ部材23と螺合するねじ軸21の前方(
第3図の右方)のおねじ部69の先端は円柱状の前記ス
トッパ71になっていて、このストッパ71は機台3の
一部に固定ねじ77で固定された受部材75の中心孔を
貫いて左右に移動位置決め自在に支承されている。
また受部材75に設けたキー溝に摺動自在に係合するキ
ー73が設けてあって、ストッパ71は回転を阻止され
左右にだけ捕動移動自在となっている・       
   ) ねじ軸21の先端(第3図右側の端部)には、軸心延長
線上に、この先端部付近と当接(本実施例ではストッパ
71が当接)して、砥石車11の切込み位置を調節する
調節部材79が設(プられている。調節部材79は、第
4図〜第7図にもとづいて後述する送り調整装置の送り
動作に伴ってねじ軸21の軸方向の移動調節を行うよう
に配設されている。
調節部材79は、砥石台9の分割部17に対向して設け
られた固定側部材の取付孔81に装着されている。そし
て第3図に示すように、外周側から中心に向って同心円
的に重なっている装着用ブラケット83、フィードスリ
ーブ85、センサーガイド87、位置検出センサー89
等で構成されている。位置検出センサー89は、ここで
は静電容量式非接触検出形のものを用いた。
フィードスリーブ85はねじ軸21に遠い端部付近にお
ねじ部91を持ち、この部分にめねじ付きボスを持つサ
イクリックハンドル93がねじ込まれる。サイクリック
ハンドル93のボス外周にもおねじ部95が備えられ、
装着用ブラケット83の外側端内周付近のめねじ部にね
じ込み装着されている。サイクリックハンドル93の外
周側面付近にビン97がハンドル軸心に平行した方向に
突設されている。このビン97にコネクティングロッド
99の一端が連結され、コネクティングロッド99の細
端は第4図に示す送り調整装置101の片側の後記する
駆動回転部材に連結されている。
従って、サイクリックハンドル93が送り調整装置10
1の駆動回転部材側の調整に伴って設定された回動運動
に従って回動り゛ると、サイクリックハンドル93のボ
ス外周のおねじ部95により軸方向に移動する。例えば
サイクリックハンドル93に、ワークピース13の研削
条件等に応じて設定した角速度と角度の回動操作を行う
。この回動角速度と回動角度は最適研削条件の砥石車1
1の切込み速度、切込み缶、及びサイクリックハンドル
93のおねじ95のピッチを考慮して決めるものである
前記操作の前にあらかじめフィードスリーブ85とセン
サーガイド87を次のように調整しておく。すなわち、
サイクリックハンドル93の回動開始点を決め、その点
を保持した状態で装着用ブラケット83からフィードス
リーブ85を予定切込み量以上若干余分に突出させる。
この状態になるようにフィードスリーブ85のおねじ部
91をねじ軸21側に近寄る方向にサイクリックハンド
ル93のめねじにねじ込む。
次にねじ軸21の先端のストッパ71がフィードスリー
ブ85に当接してから、切込み深さ相当量だけフィード
スリーブ85を押圧し外側方向(第3図右側方向)に軸
方向移動させたとき、位置検出センサー8つが作動する
ように調整する。
つまり、研削終了点を検出するように図外のセンサーガ
イド位置調整ねじてセンサーガイド87を介して位置検
出センサー89の位置調整を正確に行う。つづいて、こ
の条件のねじ軸21の位置のままで、前記イ」勢移動機
構45のクランクビン61を最もねじ軸21側に移動さ
せた状態(第3図に示された状M)で砥石台9の位置決
めを行う。
上記砥石台9の位置決めは、ねじ軸21にねじ込まれて
いるめねじ部材23を操作ハンドル33で回動操作して
相対移動させて行う。そしてこの位置はワークピース1
3の研削予定点の仕上寸法の直径に正確に一致する砥石
車11の停止点に相当する。
以上のように調整することで砥石車11は次のように動
作する。すなわち、研削前は付勢移動機構45のクラン
ク軸65をあらかじめ第3図左側に半回転させて、前記
のようにねじ軸21をめねじ部材23、砥石台9と共に
第3図左側に寄せ、いわゆる早戻し動作をさせてお(。
この状態でワークピース13を装着又は交換し、研削準
備に入る。クランク軸65を半回転させると、第3図の
状態、つまりねじ軸21がめねじ部材23、砥石台9と
共に図面右側方向に移動する。いわゆる早送り動作を行
い、砥石車11がワークピース13に接触する寸前、す
なわち研削開始直前の状態となる。
この状態でねじ軸21の先端のストッパ71はフィード
スリーブ85に当接する。このときからサイクリックハ
ンドル93の前記設定された角速度、角度の回動運動が
始まる。それに対応してフィードスリーブ85が第3図
右側に移動し、フィードスリーブ85の前記装着用ブラ
ケット83からねじ軸21側に突出した部分が後退する
。これに応じて付勢移動機構45のコイルスプリング5
7で押圧されたねじ軸21が第3図右側に移動し、これ
と共にめねじ部材23、すなわち砥石台9が移動して、
前記設定された切込み速度と切込み深さの研削を砥石車
11が行う。そして位置検出センサー89とストッパ7
1の端面の距離が設定値になると位置検出センサー89
が作動して研削終了信号を出し、図外の制御回路を介し
てギヤートモ−タロ7を回動さぜ、前記早戻し動作を行
う。
なお、第3図においては砥石台9の右側方に示した心押
台103にはドレッシング装置(図示省略)が装着可能
である。
次に第4図〜第7図にもとづいて、前記したねじ軸21
の先端のストッパ71がフィードスリーブ85に向って
突き当ってからの切込み動作を設定するための送り調整
装置101について述べる。
送り調整装置101は送り動作用ねじ部材と、この送り
動作のための駆動回転部材と、これら両者間を連結する
リンク機構等からなっており、かつ後者の回転量に対応
する前者の送り動作運動量を変更自在に構成している。
本実施例の場合、前記ねじ軸21の軸方向移動による砥
石車11の切込み動作を、ねじ軸先端のストッパ71を
介して間接的に行う前記調節部材79の中のサイクリッ
クハンドル93が上記送り動作用ねじ部材に相当する。
そして、他方の送り動作のための駆動回転部材は第4図
に示す回動アーム105がこれに相当する。回動アーム
105は、揺動アーム106の先端部側にベアリング1
07.109を介して水平軸111で回動自在に支承さ
れ、第4図で下端側にセクターギヤ113を、上端付近
側方にビン115を備えている。上記揺動アーム106
の基部側は、第4図に示されるように、固定部材側に固
定された中空支持軸108に回動可能に嵌合支持されて
いる。
サイクリックハンドル93の外周付近のビン97と回動
アーム105のビン115とはコネクティングロッド9
9で連結されている。これでサイクリックハンドル93
の回動中心、ビン97、コネクティングロッド99、ビ
ン115、回動アーム105の水平軸111とがリンク
機構を構成している。
そしてサイクリックハンドル93の回動中心とビン97
を結ぶ符号Aの線分の長さを回動アーム105の水平軸
111中心とビン115を結ぶ符号Bの線分の長さより
もやや長くしている。
サイクリックハンドル93の回動中心と回動アーム水平
軸111中心とを結ぶ符号Cの直線に対して前記線分A
1線分Bが共に直角となるようにコネクティングロッド
99の長さを決めてその状態に保持した構成を第5図に
示す。そして第5図の状態から回動アーム105を反時
計回り方向に回動させて線分Bがコネクティングロッド
とほぼ一直線になった状態を第6図に示している。
第5図の状態では回動アーム105のこの姿勢の付近の
小角度範囲の回動は前記線分A1線分Bの長さ比に比例
した角度範囲の最大量、最大角速度の回動としてサイク
リックハンドル93に伝達される。次に第6図の状態で
は回動アーム105の前記と同一の小角度範囲の回動は
非常に減衰されてサイクリックハンドル93にほぼ最小
量、最低角速庇の回動として伝達されることになる。こ
れは回動アーム105側のビン115の位置が中心から
見て直線Cに対し第5図では約90度、第6図では約1
0度であり、ビン115の同一角度の回動に伴う直線C
に平行した移動距離が前者で最大、後者ではほぼ最小と
なるからである。
前記第5図と第6図の各条件間の移動距離の減衰率はサ
インカーブに沿ったものであり、両者の中間位置ではそ
れぞれに応じた中間の減衰率となる。このように回動ア
ーム105側のビン115の配置角度を調整することで
、回動アーム105側の回転量に対応覆るサイクリック
ハンドル93側の送り動作運動量を変更自在に調整でき
る。
上記回動アーム105のビン115の配置角度の調整と
、回動アームの送り動作のための駆動回転とはいずれも
セクターギヤ113を駆動して行う。このためセクター
ギヤ113に噛み合うピニオンギヤ117付き駆動軸1
19が、第4図に示されるように、前記中空支持軸10
8内に水平に回転自在に配設されている。駆動軸119
の他端(14図左側)には手動操作ハンドル121.7
)’i′装着されており、その内側寄りに動力駆動用の
Vシーブ123が設けられている。駆動軸119の下方
に小径Vシーブ125を装着したモータ127が配設さ
れていて、図外のVベルトがVシーブ123.125間
に張設される。これらの手動操作ハンドル121か、モ
ータ127のいずれを用いてもセクターギヤ113を駆
動できる。しかし通常は前者でビン115の配置角度の
調整をし、この配置角度位置付近において送り動作用駆
動回動を行う。
以上により送り調整装置101は砥石車11の切込み速
度と切込み深さの両者を広範囲に自在に調整できる。す
なわち、回動アーム105のビン115の配置角度を第
5図で水平線に対し90度から10度付近の間のある角
度にセットすると、砥石車11の切込み速度が最大から
最小までの任意の値に設定できる。そしてビン115の
配置角度をセットした付近で所定の角度範囲の回動を行
うと、これにもとづいた切込み深さだけ砥石車11が切
込みを行う。
上記回動アーム105のビン115の配置角度の調整と
駆動回動とを、第7図に示すごとき機構で行うことがよ
り望ましい。ずなわち揺動アーム106の下側に下部ア
ーム129を延設し、固定部材側に回動自在にめねじ付
きガイド131を設ける。めねじ付きガイド131内に
ねじ軸133をねじ込み嵌装し、ねじ軸133の先端と
前記下部アーム129とをコネクティングロッド135
で連結する。そしてめねじ付きガイド131を先 19
一 端に装着したノブ137で回動調整してビン115の配
置角度の調整を行う。このような調整においては、前記
サイクリックハンドル93の軸心と水平軸111の軸心
との軸間距離が変化する。したがって、例えば第5図に
示すごとき状態において、水平軸111がサイクリック
ハンドル93から離反する態様となり、回動アーム10
5は次第に反時計回り方向に傾斜される態様となる。よ
って前述と同様の効果を奏し得るものである。
以上に述べたように本実施例の研削盤は、砥石台9の移
動用ねじ軸21と共に前記構成のねじ軸用付勢移動機構
45および砥石車11切込み位置調節部材79を備えて
いることで、ねじ軸21か、めねじ部材23の繰返し回
動操作が不要となる。
すなわち、調節部材79と本実施例の場合これに連結し
た前記送り調整装置101、めねじ部材23、付勢移動
機構45の各部を前述のようにいったん正確に設定、調
整すればよい。これら各部の設定、調整で付勢移動機構
45が砥石台9の早送り早戻し動作を行い、調節部材7
9と連動した送り調整装置101の作用で砥石車11の
所望の切込み速度での所定の切込深さの研削が正確に繰
返して行われる。
上記のように作動するため、本実施例の装置は同一のワ
ークピースの加工の繰返しに対して、従来のように砥石
台9の前進後退をねじ軸の正逆回転で行う必要がない。
従ってねじ軸の特定範囲への負担がなく、ねじ軸精度を
長期間高精度に維持できる。しかも研削終了段階でもコ
イルスプリングによるねじ軸の抑圧移動と停止が行われ
るため、停止位置精度がよい。すなわち極めて均一な研
削加工が継続できる。
本実施例の研削盤の切込み制御機構は上記一実施例に限
定されず、種々の変形と応用が可能である。例えばねじ
軸の付勢と移動を行う付勢移動機構のギャードモータを
トルクアクチュエータに変更、あるいは前段のクランク
機構も含めての部分を油圧シリンダ等の流体圧駆動m構
にすることも容易にできる。また、切込み位置調節用の
調節部材も前記以外の種々の機構とすることができる。
更に前記外径研削を主とした円筒研削盤以外に内面研削
盤にも容易に適用できる。
[効果] 以上の説明で明らかなように本発明による研削盤の切込
み制御11機構によれば、従来の装置で問題となってい
た親ねじ軸の繰返し正逆回転が不要となり、このねじ軸
の局部的な負担を軽減し、親ねじの局部的摩耗等を防止
して、研削盤の加工精度を長期間高度に維持できる。更
にこの親ねじの繰返し正逆回転を必要としないため、研
削盤の加工操作自体非常に合理化され、短縮された加工
時間で高精度加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機構を適用した円筒研削盤の外形正面
図、第2図はその要部の正面の縦断面図、第3図は第2
図の側面の縦断面図、第4図は第2図の別の部分の縦断
面図、第5図、第6図は本発明の研削盤の実施例に付属
させた装置の動作説明構成図、第7図は前記付属装置の
別の実施例の縦断面図である。 主要な図面符号の説明 9・・・砥石台     11・・・砥石車13・・・
ワークピース 21・・・ねじ軸45・・・付勢移動機
構 75・・・受部材79・・・調節部材 代理人 弁理士 三 好 保 男 馳

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 砥石車を回転自在に支承した砥石台をワークピースに対
    して接近離反する方向へ往復動するためのねじ軸を設け
    ると共に、砥石車がワークピースに切込む方向へ前記ね
    じ軸の付勢と移動とを行う付勢移動機構を設け、前記ね
    じ軸の先端部付近と当接して砥石車の切込み位置を調節
    する調節部材を、前記ねじ軸の軸方向に移動調節自在に
    設けてなることを特徴とする研削盤の切込み制御装置。
JP9338987A 1986-04-17 1987-04-17 研削盤の切込み制御装置 Pending JPS6347064A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8717986 1986-04-17
JP61-87179 1986-04-17

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JPS6347064A true JPS6347064A (ja) 1988-02-27

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JP9338987A Pending JPS6347064A (ja) 1986-04-17 1987-04-17 研削盤の切込み制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018072220A1 (zh) * 2016-10-19 2018-04-26 陈明 一种高效便捷式的传动轴表面打磨装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128277A (ja) * 1974-09-03 1976-03-10 Seiko Seiki Kk Kirikomiokurisochi
JPS5186887A (ja) * 1975-01-29 1976-07-29 Tsugami Kk Kensakubanniokerudeijitarushikitoishidaiokurikiko

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