JPS6346607B2 - - Google Patents

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JPS6346607B2
JPS6346607B2 JP54110587A JP11058779A JPS6346607B2 JP S6346607 B2 JPS6346607 B2 JP S6346607B2 JP 54110587 A JP54110587 A JP 54110587A JP 11058779 A JP11058779 A JP 11058779A JP S6346607 B2 JPS6346607 B2 JP S6346607B2
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comb
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JP54110587A
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JPS5634218A (en
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Ikuo Akyama
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5634218A publication Critical patent/JPS5634218A/ja
Publication of JPS6346607B2 publication Critical patent/JPS6346607B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H15/00Transversal filters
    • H03H15/02Transversal filters using analogue shift registers

Landscapes

  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電荷転送素子で構成されたくし歯形フ
イルタに関するものである。
現在、我国のカラーテレビジヨン画像伝送の標
準方式となつているNTSC(National
Television System Committee)方式では、自
黒テレビ方式との両立性を満足するために、周波
数インターリービングの原理が用いられている。
すなわち、第1図のNTSC方式の周波数スペクト
ラム分布の概念図に示すごとく、色信号を変調す
るためのカラーサブキヤリア周波数scを、TV
水平走査周波数hの半分の奇数倍、正確にはTV
水平走査周波数hの227.5倍の周波数である
3.579545MHzに選ぶことにより、搬送色信号スペ
クトルCを輝度信号スペクトルYの丁度中間に挿
入し、色信号と輝度信号の帯域共有を計つてい
る。
上記のごとく周波数インターリーブされた色信
号と輝度信号をカラーテレビジヨン受像機側で分
離する方式として、遅延時間がTV水平走査周期
に等しい、いわゆる1H遅延線と、遅延信号と被
遅延信号の加算、減算を行なう演算回路とで構成
されるくし歯形フイルタによるものがよく知られ
ている。特に、近年、ガラス遅延線や電荷転送素
子遅延線及びデイジタルのシフトレジスタなど高
性能な遅延線が開発されるに及んで、くし歯形フ
イルタによる色・輝度信号分離方式が、低域フイ
ルタと帯域フイルタを使つて色・輝度信号分離を
行なつている従来方式に代わつて、にわかに脚光
をあびつつある。第2図aは上記のくし歯形フイ
ルタの一例を示す図であり、1H遅延線20と加
算回路21及び減算回路22とで構成されてい
る。また、23は色信号と輝度信号が周波数イン
ターリーブされた複合カラーテレビ信号が供給さ
れる入力端子、24及び25はくし歯形フイルタ
によつて分離された輝度信号及び搬送色信号がそ
れぞれ出力される端子である。同図において、入
力端子23より供給された複合カラーテレビ信号
は、1H遅延線20によつてTV水平走査期間だ
け遅延された後、加算回路21と減算回路22に
同時に入力され、ここで、入力端子23から遅延
なしに供給される複合カラーテレビ信号との演算
が行なわれる。このことは、言い換えれば、テレ
ビ画面の1フイールド期間で隣接する2本の水平
走査線に含まれる複合カラーテレビ信号間で演算
を行なうことに相当する。よつて、画像情報のう
ち輝度信号成分は、一般的にテレビ画面の垂直方
向に相関が強く、すなわち、垂直方向に対する輝
度信号振幅の変化は少なく、またカラーサブキヤ
リアは、隣接する2本の水平走査線間で逆位相に
なつていることを考慮すると、加算回路21の出
力端子24からは輝度信号が、また減算回路22
の出力端子25からは搬送色信号がそれぞれ分離
して出力されることが容易に理解できる。また、
1H遅延線20と加算回路21を含めた輝度チヤ
ネルの周波数レスポンスは、第2図bに示すごと
く、TV水平走査周波数hの半分の偶数倍の周波
数に対して利得1、奇数倍の周波数に対して利得
0となり、さらに、1H遅延線20と減算回路2
2を含めた色チヤネルの周波数レスポンスは、第
2図cに示すごとく、輝度チヤネルの場合とは反
対に、TV水平走査周波数hの半分の奇数倍の周
波数に対して利得1、偶数倍の周波数に対して利
得0となる。このことからも、くし歯形フイルタ
を用いることにより、複合カラーテレビ信号中に
含まれる輝度信号と搬送色信号とがそれぞれ分離
可能であることが分かる。
上記くし歯形フイルタの1H遅延線20の部分
に電荷転送素子遅延線を用いたものは、ガラス遅
延線やデイジタルのシフトレジスタを用いたもの
に比較して幾多の特長がみられる。たとえば、ガ
ラス遅延線では、その通過帯域を映像信号全帯域
(0〜4.5MHz)に設定するのは困難であり、また
遅延時間の温度特性も悪いのに対し、電荷転送素
子遅延線の通過帯域は基底帯域よりあるので映像
信号帯域(0〜4.5MHz)での信号処理に適して
おり、また遅延時間も駆動のためのクロツク周波
数の周期と遅延段数との積で与えられるために安
定である。さらに、かかる電荷転送素子遅延線は
シリコン集積回路であるため、大量生産、低価格
化が容易であり、その上、他の回路、たとえば電
荷転送素子駆動用回路、色処理回路と同一基板上
に集積化することが可能であるという大きな特徴
があるために、上記くし歯形フイルタの遅延線と
して有望視されている。
しかしながら、第2図aに示すくし歯形フイル
タは完全なる色・輝度分離方式を提供する手段と
は言い難い。なぜなら、当該分野の技術者には周
知なように、複合カラーテレビ信号の電力スペク
トルのうち、TV水平走査周波数の高調波特性が
テレビ画像輝度成分の水平解像度に対応し、また
零周波数を含むTV水平走査周波数、およびこれ
の高調波の側波帯特性がテレビ画像輝度成分の垂
直解像度に対応しているため、第2図aに示すく
し歯形フイルタによつて、複合カラーテレビ信号
の全帯域をくし歯形フイルタリング処理した場合
輝度成分の水平解像度は完全に再生されるもの
の、輝度成分の垂直解像度が大幅に劣化するとい
う、高品質画像再生の面で好ましくない現象が発
生する。また、複合カラーテレビ信号中の色成分
は、TV水平走査周波数の227.5倍の周波数
(3.579545MHz)を持つカラーサブキヤリアによ
つて変調されているため、カラーサブキヤリア周
波数を中心にしたTV水平査周波数ごとの周波数
特性がテレビ画像色成分の水平解像度に対応しま
た、これら周波数を中心とした側波帯特性が色成
分の垂直解像度に対応している。よつて、第2図
aに示すくし歯形フイルタによつて色・輝度分離
を行なうと、輝度成分の場合と同様に、色信号の
水平解像度は完全に再生されるものの、垂直解像
度は大幅に劣化してしまう。これらくし歯形フイ
ルタの欠点のうち、輝度成分の垂直解像度の劣化
は、色成分の垂直解像度の劣化に比べて視覚的に
顕著であり、この劣化を何らかの方法により補正
する必要がある。また、輝度成分の垂直解像度を
主に与えるTV水平走査周波数高調波の低域での
側波帯のエネルギーは、通常の画像では相当大き
いため、くし歯形フイルタには、上記側波帯内の
輝度信号が色チヤネルを経てテレビ画面に現われ
るクロスカラー妨害を防ぐ手段をも具備していな
ければならない。
かかるくし歯形フイルタの欠点を解消する方法
として、くし歯形フイルタの外部にLCフイルタ
や演算増幅器を用いたアクテイブフイルタなどを
設け、くし歯形フイルタリング処理の周波数帯域
を制限する方法が従来から提案されている。第3
図aはかかる方法の一例を示す図であり、第2図
aと同一機能を果たす破線30内のくし歯形フイ
ルタの外部に、低域通過フイルタ31、高域通過
フイルタ32、低域通過フイルタ31での遅延を
補償するための遅延素子33及び加算回路34が
付加されている。また、第2図aと同一な番号は
同一構成要素を示している。同図において、くし
歯形フイルタの減算回路22からの出力信号は、
その低域成分のみを得るために、同図bの35に
示す周波数特性を有する低域通過フイルタ31を
介して加算回路34に入力され、ここで、くし歯
形フイルタの加算回路21から出力された信号と
加算される。もちろん、遅延素子33の遅延時間
は、低域通過フイルタ31の群遅延と等しく設定
されている必要がある。かかる場合において、く
し歯形フイルタの加算回路21及び減算回路22
からの出力信号の周波数レスポンスは第2図b,
cに示すごとく、TV水平走査周波数hごと繰り
返す形状をしており、しかも互いにTV水平走査
周波数hの半分の周波数だけずれているため、
破線30内のくし歯形フイルタと低域通過フイル
タ31、遅延素子33及び加算回路34を含めた
輝度チヤネルの周波数レスポンスは、第3図cに
示すごとく、低域通過フイルタ31の通過域では
利得1となり、該フイルタの阻止域でのみくし歯
形特性となつている。しかるに、低域通過フイル
タ31の通過域を搬送色信号帯域(2.1〜4.1M
Hz)の下限以下で、かつ、でき得る限り広く設定
することにより、輝度信号の出力端子24には、
輝度成分の水平解像度を与えるTV水平走査周波
数の高調波成分はもちろんのこと、低域通過フイ
ルタ31の通過域内に存在するTV水平走査周波
数の高調波の側波帯成分をも出力され、複合カラ
ーテレビ信号の全帯域をくし歯形フイルタリング
処理することによつて発生する輝度成分の垂直解
像度の劣化を補正することができる。なお、一般
的には、低域通過フイルタ31のカツトオフ周波
CDを2.5MHz程度に選べば、輝度成分の垂直解
像度の劣化が目立ちにくいテレビ画像が得られる
とされている。
一方、くし歯形フイルタの減算回路22からの
他の出力信号は、その高域成分のみを得るため
に、同図bの36に示す周波数特性を有する高域
通過フイルタ32に入力される。かかる場合にお
いて、破線30内のくし歯形フイルタと高域通過
フイルタ32を含めた色チヤネルの周波数レスポ
ンスは、同図dに示すごとく、高域通過フイルタ
32の通過域でのみくし歯形特性となつている。
しかるに、該通過域端を、カラーテレビジヨン受
像機の色再生回路が狭帯域方式となつているとき
には狭帯域搬送色信号(Q信号)の帯域(3.1〜
4.1MHz)の下限にまた広帯域方式となつている
ときには広帯域搬送色信号(I信号)の帯域
(2.1〜4.1MHz)の下限にそれぞれ一致させるこ
とにより、出力端子25には輝度信号の低域成分
によるクロスカラー妨害が除去さた搬送色信号が
得られる。
複合カラーテレビ信号の全帯域をくし歯形フイ
ルタリング処理することによつて発生する輝度成
分の垂直解像度の劣化の問題や、輝度信号の低域
成分が色チヤネルを経てテレビ画面に現われるク
ロスカラー妨害は、第4図に示す構成を用いても
解消することができる。すなわち、同図の構成要
素は第3図aとまつたく同一であり、異なるのは
高域通過フイルタ32が破線30で囲つたくし歯
形フイルタの前段に接続されているので、該くし
歯形フイルタで処理されるのが高域通過フイルタ
32の通過域の信号のみであることと、低域通過
フイルタ31により抜き出した複合カラーテレビ
信号の低域成分をくし歯形フイルタリング処理後
の輝度信号に加え、輝度信号の垂直解像度の劣化
を補正している点である。この他、低域通過フイ
ルタ31や高域通過フイルタ32が満たすべき周
波数特性や輝度チヤネル及び色チヤネルの周波数
レスポンス等は第3図の場合と全く同一なため、
ここではその詳細な説明は省略する。
以上、2つの例を使つて説明したように、くし
歯形フイルタの外部に設置されたフイルタを用い
てくし歯形フイルタリング処理の帯域を制限する
ことにより、輝度成分の垂直解像度の補正や、輝
度信号低域成分によるクロスカラー妨害が除去で
きることは明らかである。
しかしながら、上記の外部フイルタ付くし歯形
フイルタをカラーテレビジヨン受像機内に設置す
るには様々な問題がある。かかる問題の一つに、
外部フイルタを設置することによる製品価格の上
昇がある。すなわち、くし歯形フイルタ自身は、
その1H遅延線部に電荷転送素子を用いることに
より、遅延信号と被遅延信号の加算、減算を行な
う演算回路や、さらには当該素子の駆動回路をも
含めて、すべて同一シリコン基板上に集積化する
ことが可能であるため、大量生産、低価格化が容
易である。しかし、外部フイルタはLCフイルタ
や演算増幅器を用いたアクテイブフイルタで構成
しなければならないため、上記くし歯形フイルタ
と同一基板上に集積化することは困難であり、カ
ラーテレビジヨン受像機などの民生用機器におい
ては重大な価格上昇をもたらす要因となる。さら
に、第3図aに示されるように、これら外部フイ
ルタの遅延時間を補正するためには、集中定数遅
延線などを用いた遅延素子33を、上記くし歯形
フイルタの外部に付加する必要があり、製品価格
の上昇ばかりでなく、その遅延時間の調整など、
製造工程に厄介な問題が存在する。
しかしながら、本発明によれば、上記外部フイ
ルタあるいは遅延時間補正用の遅延素子が不用と
なり、製品価格の上昇を押えることができると同
時に、煩雑な遅延時間の調整が不要となり、高精
度のくし歯形フイルタを提供することができる。
上記の目的を達成する為、本発明では、遅延時
間がテレビジヨン信号の一水平走査周期にほぼ等
しい第1の電荷転送素子遅延線と、該遅延線との
遅延時間差が前記テレビジヨン信号の一水平走査
周期に正確に一致するように選ばれた第2と第3
の電荷転送素子遅延線と、前記第1と第2および
第1と第3の電荷転送素子遅延線からの出力信号
を加減算する演算手段とから成る電荷転送素子く
し歯形フイルタにおいて、前記第1の電荷転送素
子遅延線には所望するくし歯形フイルタリング処
理の帯域に合致するフイルタ特性を与え、前記第
2の電荷転送素子遅延線には前記フイルタ特性の
阻止域において利得1、通過域において利得0.5
となるフイルタ特性を与え、かつ前記第3の電荷
転送素子遅延線には前記第1の電荷転送素子遅延
線と同一のフイルタ特性を与えることにより、く
し歯形フイルタリング処理の周波数帯域を制限し
ている。
以下図面を参照して、本発明によるくし歯形フ
イルタを詳細に説明する。
第5図aは、本発明を複合カラーテレビ信号の
色・輝度信号分離用くし歯形フイルタに適用した
ときの概略図であり、50は遅延時間がTV水平
走査周期にほぼ等しく選ばれた電荷転送素子遅延
線51,52は前記遅延線50との遅延時間差が
TV水平走査周期と正確に一致するように選ばれ
た電荷転送素子遅延線、53,54はそれぞれ、
前記遅延線50と51及び50と52からの信号
電荷の加算を電荷レベルで行なうための浮遊拡散
層、55,56,57はそれぞれ前記遅延線5
0,51,52の電荷入力部の構造を並列入力型
にすることなどにより、前記遅延線と同一基板上
に構成された電荷結合素子フイルタ、58は複合
カラーテレビ信号が供給される入力端子、59は
前記入力端子58からの信号を反転させるための
インバーター、60は輝度信号の出力端子、61
は搬送色信号の出力端子である。同図において、
入力端子58より供給された複合カラーテレビ信
号は、電荷転送素子フイルタ55で離散的にサン
プリングされた後、信号電荷の形で遅延線50に
入力され、ここでTV水平走査期間にほぼ等しい
期間だけ遅延された後、2分割されて浮遊拡散層
53および54に導かれる。一方、端子58よ
り、上記とは別の経路を経て供給された複合カラ
ーテレビ信号は、電荷転送素子フイルタ56で離
散的にサンプリングされた後、数段の遅延段を有
する遅延線51を介して浮遊拡散層53に導か
れ、遅延線50の出力電荷との加算が行なわれ
る。かかる場合において、電荷転送素子フイルタ
55の周波数特性を同図bの62に示すように、
カツトオフ周波数2.5MHz程度の高域通過フイル
タ特性に選び、かつ電荷転送素子フイルタ56の
周波数特性を、同図bの63に示すように、62
の阻止域においては利得1、62の通過域におい
ては利得0.5と選ぶことにより、フイルタ55,
56、遅延線50,51及び浮遊拡散層53を含
めた輝度チヤネルの周波数レスポンスは、第5図
cに示すごとく、フイルタ55の阻止域では利得
1となり、該フイルタの通過域でのみくし歯形特
性となつている。すなわち、出力端子60には、
複合カラーテレビ信号の全帯域をくし歯形フイル
タリング処理することによつて発生する輝度成分
の垂直解像度の劣化が補正された輝度信号が出力
される。他方、端子58よりインバーター59を
介して供給された複合カラーテレビ信号は、電荷
転送素子フイルタ57で離散的にサンプリングさ
れた後、数段の遅延段を有する遅延線52を介し
て浮遊拡散層54に導かれ、遅延線50の出力電
荷との加算が行なわれる。かかる場合において、
電荷転送素子フイルタ57の周波数特性を、同図
bの62に示す電荷転送素子フイルタ55の周波
数特性とまつたく同一に選ぶことにより、フイル
タ55,57、遅延線50,52、インバーター
59及び浮遊拡散層54を含めた色チヤネルの周
波数レスポンスは、第5図dに示すごとくフイル
タ55の通過域でのみくし歯形特性となつてい
る。すなわち、出力端子61には、輝度信号の低
域成分によるクロスカラー妨害が除去された搬送
色信号が得られる。
以上、概略図を使つた説明でも明らかなように
3本の電荷転送素子遅延線で構成されるくし歯形
フイルタにおいて、それぞれの遅延線に適切な周
波数特性を与えることにより、第3図aあるいは
第4図と同様な機能が達成でき、外部フイルタを
付加することによる製品価格の上昇や遅延時間の
調整工数の増加を防ぐことができる。さらに、前
記電荷転送素子フイルタ55,56,57は遅延
線50,51,52とまつたく同一なクロツクで
動作可能であることから、その周波数特性は安定
であり、高精度なくし歯形フイルタを提供するこ
とができる。
次に、第5図aの具体的な実施例を第6図に示
す。同図のくし歯形フイルタは、系全体をカラー
サブキヤリア周波数の3倍(10.74MHz)のクロ
ツクで動作させることを想定して設計されたもの
であり、遅延線部は2相駆動となつている。同図
は、大まかには、1:2:1の割合で重み付けさ
れた並列入力型電荷注入部70,71,72を有
し、かつ遅延時間がTV水平走査周期にほぼ等し
く選ばれた電荷転送素子遅延線73と、1:6:
1の割合で重み付けされた並列入力型電荷注入部
74,75,76を有し、前記遅延線73との遅
延時間差がTV水平走査周期に正確に一致するよ
うに選ばれた電荷転送素子遅延線77と、1:
2:1の割合で重み付けされた並列入力型電荷注
入部78,79,80を有し前記遅延線73との
遅延時間差がTV水平走査周期に正確に一致する
ように選ばれた電荷転送素子遅延線81とで構成
され、さらに、遅延線73,77,81のチヤネ
ル幅の比が2:2:1となるように選ばれてい
る。また、前記遅延線73と77からの出力電荷
の加算を行なう浮遊拡散層82と前記遅延線73
と81からの出力電荷の加算を行なう浮遊拡散層
83をも具備している。第6図において、84及
び85はサンプリングパルスφS1及びφS2がそれぞ
れ印加される入力ダイオード、86は直流リフア
レンス電圧VRが印加される入力ゲート、87は
複合カラーテレビ信号が印加される入力ゲート、
88及び89は転送クロツクパルスφ1及びφ2
それぞれ印加される転送電極、90はチヤネルス
トツパー、91は直流電圧VOGが印加される出力
ゲート、92は輝度信号の出力端子、93は搬送
色信号の出力端子である。同図に示す電荷注入部
にはすべて電位平衡法が用いられている。すなわ
ち、当該分野の技術者には周知なように、入力ダ
イオード84,85にサンプリングパルスを加
え、該入力ダイオードと隣接する第1の入力ゲー
トに直流リフアレンス電圧を、また前記第1の入
力ゲートに隣接する第2の入力ゲートに信号電圧
を加えることにより、これら電荷注入部に続く転
送チヤネル中に、信号電圧に比例した信号電荷量
を、サンプリングパルスの周期で離散的に注入す
ることができる。また、上記と同一構造におい
て、第1の入力ゲートに信号電圧をまた第2の入
力ゲートに直流リフアレンス電圧を加えることに
より反転入力となり、転送チヤネル中に信号電圧
に逆比例した信号電荷量を注入することができ
る。上記の説明に使われたサンプリングパルスφS
、φS2およびクロツクパルスφ1、φ2のタイミング
関係を第7図に示す。同図において、各パルスの
周波数はカラーサブキヤリア周波数SC
(3.579545MHz)の3倍である10.74MHzに選ば
れ、サンプリングパルスφS2はサンプリングパル
スφS1より180゜だけ位相シフトされている。また、
第6図に示す遅延線73と遅延線77、および、
遅延線73と遅延線81との遅延時間差をTV水
平走査周期63,56μsに正確に一致させるため
には、同図の94で示す範囲の遅延段数を682.5
段、転送電極数に換算すると2相駆動であるから
1365電極とすればよい。
次に、上記くし歯形フイルタの動作を詳細に説
明する。第8図はテレビ画面の1フイールド期間
で隣接する2本のTV水平走査線でのサンプリン
グの模様を示す図であり、黒丸印はサンプリング
パルスφS1によるサンプリング点を、白丸印はサ
ンプリングパルスφS2によるサンプリング点を表
わしている。また、100は現在走査中の走査線
であり、101は走査線100より1水平走査周
期前の走査線を表わしている。かかる場合におい
て、黒丸印あるいは白丸印のサンプリング点が2
本の水平走査線間で半周期だけずれるのは、サン
プリング周波数がTV水平走査周波数15.73KHzの
半分の奇数倍である10.74MHzとなつているため
であり、当該分野の技術者には容易に理解でき
る。さて、第6図の遅延線73の電荷注入部7
0,71,72でのサンプリングは、第8図の1
02,103,104で示されるように、1/2SC
SC:カラーサブキヤリア周波数)周期ごとに行
なわれ、かつ、電荷注入部70,72は反転入力
となつているため、それぞれのサンプル値には−
1/4、2/4、−1/4の重み付けがなされ、これらが加
算された後の周波数特性は、第9図の108に示
す通り、sin2(π/2SC)となつている。
また、第6図の遅延線77の電荷注入部74,
75,76でのサンプリングは、第8図の10
5,106,107で示されるように、1/2SC
期ごとに行なわれるため、それぞれのサンプル値
には1/8、6/8、1/8の重み付けがなされ、これら
が加算された後の周波数特性は、第9図の109
に示す通り、1/2+1/2cos2(π/2SC)とな
つて いる。
一方、第6図の遅延線81の電荷注入部78,
79,80でのサンプリングも、第8図の10
5,106,107で示されるように1/2SC周期
ごとに行なわれ、かつ、電荷注入部79だけが反
転入力となつているため、それぞれのサンプル値
には1/4、−2/4、1/4の重み付けがなされ、これら
が加算された後の周波数特性は、前記遅延線73
の場合と同様に、第9図の108に示されるsin2
(π/2SC)の特性となつている。前記の電荷注
入方式によつて遅延線73の転送チヤネルに注入
された信号電荷は、TV水平走査周期にほぼ等し
い期間だけ遅延された後、2分割されて、それぞ
れ浮遊拡散層82と83に導かれる。一方、前記
の電荷注入方式によつて遅延線77の転送チヤネ
ルに注入された信号電荷は、前記遅延線73との
遅延時間差がTV水平走査周期と正確に一致する
ように選ばれた数段の遅延段を介して浮遊拡散層
82に導かれ、遅延線73の出力電荷との加算が
行なわれる。よつて、遅延線73と77及び浮遊
拡散層82を含めた輝度チヤネルの周波数レスポ
ンスは、第10図aに示すように、くし歯形フイ
ルタ特性の谷の部分のエンベロープがcos2(π
l/2SC)となり、出力端子92からは複数カラ
ーテレビ信号の全帯域をくし歯形フイルタリング
処理することによつて発生する輝度成分の垂直解
像度の劣化が補正された輝度信号が出力される。
他方、前記の電荷注入方式によつて遅延線81の
転送チヤネルに注入された信号電荷は、前記遅延
線73との遅延時間差がTV水平走査周期と正確
に一致するように選ばれた数段の遅延段を介して
浮遊拡散層83に導かれ、遅延線73の出力電荷
との加算が行なわれる。よつて、遅延線73と8
1及び浮遊拡散層83を含めた色チヤネルの周波
数レスポンスは、第10図bに示すように、くし
歯形フイルタ特性の山の部分のエンベローブが
sin2(π/2SC)となり、出力端子93からは輝度
信号の低域成分によるクロスカラー妨害の少ない
搬送色信号が出力される。
本発明によるくし歯形フイルタの2番目の実施
例を第11図a,b,c,dに示す。同図におい
て第6図と同一番号は同一構成要素を示し、また
同図b,c,dは、それぞれ同図aの概略図に示
す遅延線110,111,112の電荷注入部1
13,114,115の詳細な構造を示してい
る。同図に示すくし歯形フイルタは、前記の実施
例と同様に、系全体をカラーサブキヤリア周波数
の3倍(10.74MHz)のクロツクで動作させるこ
とを想定して設計されたものであり、サンプリン
グパルスφS1、φS2およびクロツクパルスφ1、φ2
タイミング関係は第7図とまつたく同様である。
さらに、電荷注入部113,114および115
を除いた他の部分の構成および動作は、第6図の
実施例と同様なため、ここでは、その詳細な説明
は省略する。
第11図bでは同図aの遅延線110の電荷注
入部113の詳細な構成であり、1:3:8:
3:1の割合で分割された並列入力型電荷注入部
116,117,118,119,120で構成
されている。また前記のすべての電荷注入部には
入力ダイオード84にサンプリングパルスφS1
印加される電位平衡法が用いられており、電荷注
入部118だけが反転入力となつている。第11
図cは同図aの遅延線111の電荷入力部114
の詳細な構成であり、1:3:16:3:1の割合
で分割された並列入力型電荷注入部121,12
2,123,124,125で構成されており、
全体のチヤネル幅が前記の電荷注入部113のチ
ヤネル幅の3/4倍となるように選ばれている。ま
た、これら電荷注入部のすべてには、入力ダイオ
ード85にサンプリングパルスφS2が印加される
電位平衡法が用いられており、電荷注入部123
以外はすべて反転入力となつている。第11図d
は同図aの遅延線112の電荷注入部115の詳
細な構成であり、1:3:8:3:1の割合で分
割された並列入力型電荷注入部126,127,
128,129,130で構成されており、全体
のチヤネル幅が前記の電荷注入部の半分となるよ
うに選ばれている。また、これら電荷注入部のす
べてには、入力ダイオード85にサンプリングパ
ルスφS2が印加される電位平衛法が用いられてお
り、電荷注入部128だけが反転入力となつてい
る。
次に、上記くし歯形フイルタの動作を第12図
を使つて説明する。同図はテレビ画面の1フイー
ルド期間で隣接する2本のTV水平走査線でのサ
ンプリングの模様を示す図であり、第8図と同様
に黒丸印はサンプリングパルスφS1によるサンプ
リング点を、白丸印はサンプリングパルスφS2
よるサンプリング点を表わしている。さて、第1
1図bに示す電荷注入部116,117,11
8,119,120でのサンプリンブは、第12
図の131,132,133,134,135の
サンプリング点で示されるように、1/3SCSC
カラーサブキヤリア周波数)周期ごとに行なわ
れ、かつ、それぞれのサンプル値には−1/16、−
3/16、8/16、−3/16、−1/16の重み付けがなされて
いるため、これらが加算された後の周波数特性
は、第13図の141に示す通り、高域通過フイ
ルタ特性となつている。一方、第11図cに示す
電荷注入部121,122,123,124,1
25でのサンプリングは、第12図の136,1
37,138,139,140のサンプリング点
で示されるように、1/3SC周期ごとに行なわれ、
かつ、それぞれのサンプル値には、1/24、3/24、
16/24、3/24、1/24の重み付けがなされているた
め、これらが加算された後の周波数特性は、第1
3図の142に示す通り、低域において利得1、
約3MHz以上の高域において利得0.5となつてい
る。
他方、第11図dに示す電荷注入部126,1
27,128,129,130でのサンプリング
も、第12図の136,137,138,13
9,140のサンプリング点で示されるように、
1/3SC周期ごとに行なわれ、かつそれぞれのサン
プル値には、1/16、3/16、−8/16、3/16、1/16の
重み付けがなされているため、これらが加算され
た後の周波数特性は、第11図bの場合と同様に
第13図の141で示される高域通過フイルタ特
性となつている。よつて、第11図に示すくし歯
形フイルタの輝度チヤネルおよび色チヤネルの周
波数レスポンスは、それぞれ、第14図a、同図
bのようになり、複合カラーテレビ信号の全帯域
をくし歯形フイルタリング処理することによつて
生じる輝度成分の垂直解像度の劣化や、輝度信号
低域成分によるクロスカラー妨害を、第1の実施
例の場合よりも、さらに効率よく解決することが
できる。
以上説明した実施例からも明らかなように、本
発明によれば、遅延時間がTV水平走査周期にほ
ぼ等しい第1の電荷転送素子遅延線と、前記遅延
線との遅延時間差がTV水平走査周期に正確に一
致するように選ばれた第2、第3の電荷転送素子
遅延線と、これら遅延線からの出力信号の演算回
路とで構成される色・輝度信号分離用くし歯形フ
イルタにおいて、前記第1の遅延線には所望する
くし歯形フイルタリング処理の帯域に合致するよ
うなフイルタ特性を与え、第2の遅延線には前記
フイルタ特性の阻止域において利得1、通過域に
おいて利得0.5となるようなフイルタ特性を与え
かつ第3の遅延線には前記第1の遅延線と同一な
フイルタ特性を与えることにより、くし歯形フイ
ルタリング処理の周波数帯域を制限することがで
き、輝度信号の垂直解像度の劣化や、輝度信号低
域成分によるクロスカラー妨害が除去された、高
品質なテレビ画像を再生することができる。同時
に、外部フイルタを使つてくし歯形フイルタリン
グ処理の帯域制限を行なつていた従来の方式に比
べ、外部フイルタを付加することによる製品価格
の上昇や遅延時間の調整工数の増加を防ぐことが
できる。なお、上記の説明では、本発明をカラー
テレビジヨン受像機の色・輝度信号分離用電荷転
送素子くし歯形フイルタに応用した場合を例にと
つて述べたが、本発明は、デイジタルテレビジヨ
ンのサブナイキスト標本化時の折返し雑音除去用
くし歯形フイルタなど、くし歯形フイルタリング
処理に帯域制限を施さねばならない、すべてのく
し歯形フイルタに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はNTSC方式の周波数スペクトラム分布
の概念図、第2図は色・輝度信号分離用くし歯形
フイルタの基本構成とその周波数レスポンス、第
3図は第2図に外部フイルタを付加することによ
りくし歯フイルタリング処理の帯域を制限したく
し歯形フイルタとその周波数レスポンス、第4図
は第3図と同一な効果をもたらすくし歯形フイル
タの他の構成法である。また、第5図は本発明に
よる電荷転送素子くし歯形フイルタの概略図とそ
の周波数レスポンス、第6図は本発明による電荷
転送素子くし歯形フイルタの具体的な実施例、第
7図は、第6図のくし歯形フイルタを動作させる
パルス群のタイムチヤート、第8図は第6図のく
し歯形フイルタのサンプリング点を示す図、第9
図は第6図のそれぞれの遅延線の周波数特性、第
10図は第6図のくし歯形フイルタの周波数レス
ポンスである。さらに、第11図は本発明による
電荷転送素子くし歯形フイルタの他の実施例、第
12図は第11図のくし歯形フイルタのサンプリ
ング点を示す図、第13図は第11図のそれぞれ
の遅延線の周波数特性、第14図は第11図のく
し歯形フイルタの周波数レスポンスである。 図において、20は1H遅延線、21,34は
加算回路、22は減算回路、31は低域通過フイ
ルタ、32は高域通過フイルタ、33は遅延素
子、50〜52は電荷転送素子遅延線、53,5
4,82,83は浮遊拡散層、55〜57は電荷
転送素子フイルタ、59はインバーター、70〜
72,74〜76,78〜80,116〜130
は電荷転送素子の電荷注入部、73,77,8
1,110〜112は並列入力型電荷入力部を有
する電荷転送素子遅延線、84,85は入力ダイ
オード、86は直流リフアレンス電圧が印加され
る入力ゲート、87は複合カラーテレビ信号が印
加される入力ゲート、88,89は転送電極であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 遅延時間がテレビジヨン信号の一水平走査周
    期にほぼ等しい第1の電荷転送素子遅延線と、該
    遅延線との遅延時間差が前記テレビジヨン信号の
    一水平走査周期に正確に一致するように選ばれた
    第2と第3の電荷転送素子遅延線と、前記第1と
    第2および第1と第3の電荷転送素子遅延線から
    の出力信号を加減算する演算手段とから成る電荷
    転送素子くし歯形フイルタにおいて、前記第1の
    電荷転送素子遅延線には所望するくし歯形フイル
    タリング処理の帯域に合致するフイルタ特性を与
    え、前記第2の電荷転送素子遅延線には前記フイ
    ルタ特性の阻止域において利得1、通過域におい
    て利得0.5となるフイルタ特性を与え、かつ前記
    第3の電荷転送素子遅延線には前記第1の電荷転
    送素子遅延線と同一のフイルタ特性を与えること
    により、くし歯形フイルタリング処理の周波数帯
    域を制限したことを特徴とする電荷転送素子くし
    歯形フイルタ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5299045A (en) * 1976-02-17 1977-08-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Semiconductor filter device

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