JPS6346317A - ガスコンロ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はパイロットバーナを組合せてなるガスコンロ
に関する。

従来の技術 従来のガスコンロは、たとえば第４図および第６図のよ
うになっていた。すなわち、天板１０２の中央に穴１０
８を開孔して、混合管１０７を突出させ、傘状のバーナ
ポート１０９を混合管１０７の先端にかぶせ、さらにバ
ーナキャップ１１ｏを載置してメインバーナを形成して
いた。そして、メインバーナへの点火方法は、バーナポ
ート１０９の傘状部の一箇所に点火用穴１１２を開孔し
、ガスコンロ内のパイロットバーナ１１６より点火炎１
２１を案内させ、メインバーナに点火させるようになっ
ていた◇ 発明が解決しようとする問題点 しかし、このような構造のものでは、点火炎１２１をガ
スコンロ内のパイロットバーナ１１５から、天板１０２
の中央の穴１０８と、バーナポー）１０９の点火用穴１
１２を通して案内させるためにパイロットバーナ１１６
は、点火用穴１１２の直下になる。したがって、使用時
に鍋１２０よシあふれた煮汁がパイロットバーナ１１６
にかかる問題があった。

また、バーナポート１ｏ９が傘状となっているので、点
火用穴１１２より浸入した煮汁が、バーナポート１０９
の裏面をつたわってガスコンロ内に広範囲に落下する問
題があった。

そこで本発明は、点火用穴よシ浸入した煮汁の落下範囲
を限定し、かつパイロットバーナへの落下を防いで点火
性能を向上させるものである。

問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決する本発明の技術的な手段は、
バーナポートの点火用穴の下側にパイロットバーナ側に
開孔した筒状のガイドを取付ける構成としたものである
。

作　　　用 この技術的手段による作用は次のようになる。

す々わち、点火炎は点火用穴ではなく、その下に伸びた
ガイドを目指すために、パイロットバーナは点火用穴か
ら遠ざけることができ、点火用穴からの煮汁が落ちなく
なる。また、ガイドによりバーナへの着火が容易となる
。次に、点火用穴より浸入した煮汁はガイドの下端に導
かれて、煮汁畳上に常に落下することになる。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面第１図〜第３図にも
とづいて説明する。

図において１はガスコンロケースで、２はガスコンロケ
ース１に載置される天板である。ガスコンロケース１の
内部前面には器具せん３が取付けられ、器具せん３のシ
ャフト４が前方に突き出し、先端にはツマミ５が嵌着さ
れている。また器具せん３の後方にはノズル６が取付け
られ、ノズル６の先端は混合管７に突入している。混合
管７の先端は、天板２の中央に設けられた開孔８から上
方に突出し、先端にはバーナポート９が装置され、さら
にバーナキャップ１ｏが載置され、炎孔１１を形成して
いる。バーナボート９の周囲は傘状になシ、天板２の開
孔８をおおい、点火用孔１２を有している。前記点火用
孔１２の下方には下端に斜めの開孔１３を持った筒状の
ガイド１４を設けである。またガイド１４の開孔１３側
のコンロケース１内にはパイロットバーナ１５があり、
天板２の下で、開孔８より外れた所で、ガイド１４の開
孔１３の方向を向いている。図中の１６はパイロットノ
ズルで、１７は点火電極である。１８はガイド１４の下
に設けられた汁受で、１９は五徳、２０は鍋、２１はパ
イロット炎である。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。

まず点火操作時、天板２の下で開孔８から外れた所ニア
ルパイロットバーナ１６より出た点火炎２１は、ガイド
１４のパイロットバーナ１５側を向いた開孔１３よりガ
イド１４の内壁にあたり、壁を伝って上昇し、バーナボ
ート９の点火用孔１２よシ出て、バーナボート９とバー
ナキャップ１０により形成された炎孔１１から出たガス
に着火する。

このとき、パイロットバーナ１６は天板２の開孔８より
外れた所にあるにもかかわらず、ガイド１４の開孔１３
よυガイド１４の内壁に点火炎２１をあてることにより
、点火炎２１はガイド１４の内壁に導かれて上昇し、点
火用孔１２を通って、炎孔１１から出たガスに確実に着
火することができる。

次に、煮炊時に鍋２ｏより煮汁があふれた場合について
説明する。煮汁は鍋２ｏの側壁から下側に回シ落下する
。このとき、バーナポート９の傘状部に落ちた煮汁は、
天板２に落下する。また点火用孔１２に浸入した煮汁は
ガイド１４の内壁を伝わり、開孔１３があるためにガイ
ド１４の先端に導かれて確実に汁受１８の上に落下する
。また、パイロットバーナ１６、点火電極１７はガイド
１４から離れているので、煮汁がかかることはない。

次に本発明の他の実施例について説明する。

第４図は他の実施例を示しておシ、この実施例では、開
孔１３は筒状のガイド１４のパイロットバーナ１６側の
途中に設けである。このようにすると、バーナポート９
の点火用穴１２から煮汁が多量に浸入しても確実に汁受
１８に受けることができる。また点着火もガイド１４に
よって確実に行なわれる。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、バーナ
ボートの点火用穴の下方に筒状のガイドを設け、パイロ
ットバーナ側に開孔を設けたものであるので、点火炎は
開孔よりガイドに導かれて、点火用穴から確実にバーナ
に着火することができる。しかも、次のような効果も奏
する。

すなわち本発明では、点火用穴へ直接パイロット炎を向
けるものに比較して、パイロットバーナを点火用穴の直
下より離れた所に設置でき、煮汁の落下による点火不良
を防止できる。また、点火用穴よシ浸入した煮汁をガイ
ドによシ確実に下方の汁受に導くことができるので、清
潔性も良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施のガスコンロの後面から見た断
面図、第２図は同ガスコンロの側面から見た断面図、第
３図は本発明の他の実施例のガスコンロの後面から見た
断面図、第４図は従来のガスコンロの側面から見た断面
図、第６図は同ガスコンロの後面から見た断面図である
。 ９・・・・・・バーナボート、１２・・・・−・点火用
穴、１３・・・・・・開孔、１４・・・・・・ガイド、
１６・・・・・・パイロットバーナ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パイロットバーナ側に開孔を設けた筒状のガイドをバー
   ナポートの点火用穴の下方に設けたガスコンロ。