JPS6346253A - ジアリルフタレ−ト系化粧板用樹脂組成物 - Google Patents

ジアリルフタレ−ト系化粧板用樹脂組成物

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JPS6346253A
JPS6346253A JP19077486A JP19077486A JPS6346253A JP S6346253 A JPS6346253 A JP S6346253A JP 19077486 A JP19077486 A JP 19077486A JP 19077486 A JP19077486 A JP 19077486A JP S6346253 A JPS6346253 A JP S6346253A
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JP
Japan
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parts
diallyl phthalate
resin
formula
aluminum hydroxide
Prior art date
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Pending
Application number
JP19077486A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Takano
高野 義見
Sahee Maeda
前田 佐兵衛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Soda Co Ltd
Original Assignee
Osaka Soda Co Ltd
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は化粧板用樹脂組成物に関するものであり、さら
に詳しくは耐燃性に優れた保存性のよいジアリルフタレ
ート系化粧板用樹脂組成物に関するものである。
(従来の技術及び問題点) ジアリルフタレート系化粧板用樹脂組成物の難燃化剤と
して、従来含ハロゲン系難燃剤が広く用いられているが
、このものの毒性が指摘され、これに代る優れた難燃剤
が求められている。
その一つとして結晶水を有する無機化合物を利用するこ
とが検討されているが、樹脂組成物の有機溶媒溶液に含
水無機質系難燃剤を添加すると該溶液が流動性を失い、
加工性が著しく困難となるなど実用性に乏しいものばか
りであった。
(発明の目的) 上記の点に鑑み、新しい角度からジアリルフタレート系
化粧板用樹脂組成物に含水無機質系難燃剤を添加するこ
とを鋭意検討した結果、意外にもある種の化合物の付与
により大量の含水無機質系難燃剤を、何ら加工性を損う
ことなしに含有しくqる樹脂組成物溶液が上記目的を充
分に達成し得ることを児出し本発明の完成に至ったもの
である。
(発明の構成) 本発明は、ジアリルフタレート系樹脂100重量部に対
し、(a)水酸化アルミニウム50〜500重量部、(
b)(a)の100重量部に対しるクロロシラン。
一般式ト1sc3 t−1s S i  (OR> 3
又はト1sc2 H4S i  (OR)3で示される
メルカプトシラン。
エポキシシラン又は 一般式H2NC3Ha S i  (OR> 3 。
112  NC2H4NHO2Ha  S  i   
(OR)  :l  。
H3 82NC3Ha S i (OR>2又はNH2C0N
HC3Ha S i (OR>3で示されるアミノシラ
ン(但し上記各一般式において、Rはメチル基、エチル
基又は2−メトキシエチル基を表わす。)の群より選ば
れる珪素化合物0.1〜3重量部を配合したことを特徴
とするジアリルフタレート系化粧板用樹脂組成物である
本発明に用いられるジアリルフタレート系樹脂としては
、ジアリルフタレート樹脂単独又はジアリルフタレート
樹脂に不飽和ポリエステル樹脂又はこれらの変性樹脂を
配合して用いられる。
本発明に用いられる水酸化アルミニウムとしては、通常
市販されている粒径0.1〜100μmの一般品でよい
。水酸化アルミニウムの添加量は難燃性の必要に応じて
ジアリルフタレート系樹脂100屯聞部に対し50〜5
00151部、好ましくは100〜300重1部が望ま
しい。50重型部未満の場合は難燃性が不充分であり、
500重四重含超える場合は、有は溶媒溶液の加工性が
悪くなるばかりでなく、製品化粧板の風合や透明性が損
われる。
本発明に用いられる珪素化合物としては、一般式C1c
311a S i  (OR) :I又はるクロロシラ
ン。
一般式H3C3He S i  (OR>3又はNSC
2H4S i  (OR)3で示されるメルカプトシラ
ン。
エポキシシラン又は 一般式H2NC:l 1−1s S i  (OR> 
3 。
H2NC2H4NHO2He S i  (OR)3 
H3 H2NC3H8S i  (OR)2又はNH2C0N
HC:I f−1s S i (OR)3で示されるア
ミノシラン(但し上記各一般式において、Rはメチル塁
、エチル基又は2−メトキシエチル基を表わす。)の群
より選ばれる珪素化合物が有効であり、通常の市販品を
用いることができる。
珪素化合物の添加ωは前記の水酸化アルミニウム100
重母部に対し0.1〜3重ω部、好ましくは0.2〜2
重量部がよい。0.1小母部未満では分散性が不良とな
り、3重ω部を超える添加mは特に必要としない。
本発明のジアリルフタレート系化粧板用樹脂組成物は、
ジアリルフタレート系樹脂100重量部をアセトン、ト
ルエン、メチルエチルケトン等通常の有機溶剤50〜5
00重伊部に溶解させ、これに予め珪素化合物を微ω添
加分散ぜしめた水酸化アルミニウムの所定量を配合して
、常法により化粧板のInに供することができる。
成形材料等においては上記の外に直接樹脂液に珪素化合
物を添加しても類似の効果が得られるとされているが、
本発明の目的達成には上記の方法が特に好ましい。
(発明の効果) 本発明によれば従来、毒性が指摘されている含ハロゲン
系難燃剤を使用することなく、ジアリルフタレート系樹
脂に大量の水酸化アルミニウムを配合することができる
。すなわち水酸化アルミニウムに微晶の特定の珪素化合
物を混合することによりジアリルフタレート系樹脂の有
機溶媒溶液に対する水酸化アルミニウムの分散性がきわ
めて良好となり、長時間保存しても均一性や流動性を失
うことなく良い加工性を維持することが可能となる。
したがってこれを加工したジアリルフタレート系化粧板
は格段に優れた難燃性が付与されるのみでなく、化粧板
表面樹脂層の透明性、風合その他必要な諸特性を損うこ
とがない。
また、水酸化アルミニウムは安価な充填剤を兼ねた難燃
剤でもあるので、本発明によりジアリルフタレート系樹
脂化粧板を経済的に製造することができるという利点も
ある。
なお以下実施例、比較例により本発明の効果を示すが例
中部はいずれも重量部である。
実施例1 比較例1 ジアリルフタレートプレポリマー(大阪曹達社製[ダイ
ソーダツブJMEK50%溶液粘度90.8cps  
(30℃)、ヨーソ価58.6> 60部及び不飽和ポ
リエステル(大阪曹達社製「アリラックスDH−200
0J ) 40部に、硬化剤として過酸化ベンゾイル3
部、1!を型剤(大阪曹達社′!ArDR−20SJ 
)0.6部及び充填剤(塩野義製薬社製「カープレック
ス#80J)3部を混合してアセトン150部に溶解し
た樹脂液に、予め表1に示す珪素化合物γ−グリシドキ
シプロピルトリメトキシシランを添加分散せしめた水酸
化アルミニウムを配合してジアリルフタレート系化粧板
用樹脂組成物溶液を調製した。
該組成物溶液の20℃における保存安定性を目視及び塗
布・含浸により試験した結果を表1に示した。
表   1 注 (比較)は比較例1を示す。
○ 粘度安定、  ″a度均−1含浸塗布可能。
Δ  〃少し上昇、少し分離し始め、〃//困難。
×  〃高くなり、均一性を失う、〃〃不可。
XX  u高くなり、流動性を失う。
比較例1として、珪素化合物無添加及び珪素化合物不足
(水閑化アルミニウム300部に対して珪素化合物0.
2部)の例の試験結果を表1に併せて示した。
比較例2 前記実施例1の水酸化アルミニウムの代りに水酸化マグ
ネシウム又はl’AMアルミニウムを用いた以外は、実
施例1と同様の試験を行った結果を表2−11表2−2
に示した。
表   2−2 実施例2 前記実施例1と同様に、ジアリルフタレートプレポリマ
ー(大阪曹達社製「ダイソーダツブ」MEK50%溶液
粘度90.8CpS  (30℃)、ヨーソ価58.6
) 60部及び不飽和ポリエステル(大阪曹達社製[ア
リラックスD H−2000J ) 40部に、硬化剤
として過酸化ベンゾイル3部9wi型剤(大阪曹達社製
rDR−20SJ )0.6部及び充填剤(塩野義製薬
社製[カープレックス#80J)3部を混合してアセト
ン150部に溶解した樹脂液に、予め珪素化合物3−ク
ロロプロピルトリメトキシシラン又は3−メルカプトプ
ロピルトリエトキシシラン部を添加分散せしめた水酸化
アルミニウムを配合した樹脂組成物溶液を調製した。
該組成物溶液の20℃における保存安定性を目視及び塗
布・含浸により試験した結果を表3に示した。
表  3 実施例3  比較例3 前記実施例1と同様に、ジアリルフタレートプレポリマ
ー(大阪曹達社!11「ダイソーダツブ」MEK50%
溶液粘度90.8CDS  (30℃)、ヨーソ価58
、6) 60部及び不飽和ポリエステル(大阪曹達社製
[アリラックスD H − 20004 ) 40部に
、硬化剤として過酸化ベンゾイル3部,ai型剤(大阪
曹達社製rDR−20SJ ”)0.6部及び充填剤(
塩野義製薬社製「カープレックス#80J )  3部
を混合してアセトン150部に溶解した樹脂液に、予め
珪素化合物N−2−アミノエチル−3−アミノプロピル
トリメトキシシラン1部を添加分散せしめた水酸化アル
ミニウム300部を配合した樹脂組成物溶液を調製した
。3日間放置後の該組成物溶液に坪ffi 80Mcj
の木目模様を印刷したパターン紙を浸漬し、熱風乾燥し
て樹脂付着率55%の樹脂含浸紙を19だ。この含浸紙
を厚さ3mmの合板に重ね、常法により熱圧プレスを用
いて135℃で10Kg/7G×5分間の条件で熱圧成
形し、美麗な化粧板を得た。その試験結果を表4に示し
た。
表   4 表4の注(1)JASFWタイプ規格に拠る。
(2) J I SK6902耐シガレット性試験に準
する。
比較例3として、実施例2において予め珪素化合物N−
2−アミノエチル−3−アミノプロピルトリメトキシシ
ラン0.1部を添加分散せしめた水酸化アルミニウム3
0部を配合した以外は実施例イと同様にm製し、作製し
た化粧板について試験した結果を、表4に併せて示した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ジアリルフタレート系樹脂100重量部に対し(a)水
    酸化アルミニウム50〜500重量部、(b)(a)の
    100重量部に対し 一般式ClC_3H_6Si(OR)_3又は▲数式、
    化学式、表等があります▼で示され るクロロシラン、 一般式HSC_3H_6Si(OR)_3又はHSC_
    2H_4Si(OR)_3で示されるメルカプトシラン
    、 一般式▲数式、化学式、表等があります▼ 又は▲数式、化学式、表等があります▼で示される エポキシシラン又は 一般式H_2NC_3H_6Si(OR)_3、H_2
    NC_2H_4NHC_3H_6Si(OR)_3、▲
    数式、化学式、表等があります▼又は NH_2CONHC_3H_6Si(OR)_3で示さ
    れるアミノシラン(但し上記各一般式において、Rはメ
    チル基、エチル基又は2−メトキシエチル基を表わす。 )の群より選ばれる珪素化合物0.1〜3重量部を配合
    したことを特徴とするジアリルフタレート系化粧板用樹
    脂組成物。
JP19077486A 1986-08-14 1986-08-14 ジアリルフタレ−ト系化粧板用樹脂組成物 Pending JPS6346253A (ja)

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