JPS6346131Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6346131Y2 JPS6346131Y2 JP1981182969U JP18296981U JPS6346131Y2 JP S6346131 Y2 JPS6346131 Y2 JP S6346131Y2 JP 1981182969 U JP1981182969 U JP 1981182969U JP 18296981 U JP18296981 U JP 18296981U JP S6346131 Y2 JPS6346131 Y2 JP S6346131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid supply
- supply chamber
- stock solution
- centrifugal
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 49
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 19
- 239000011550 stock solution Substances 0.000 claims description 16
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は薬剤、食品原料液などを微粒化するた
めの遠心噴霧装置に関する。
めの遠心噴霧装置に関する。
まづ従来のこの種遠心噴霧装置を第4図に示
す。
す。
第4図において、1は本体フレーム、2は回転
シヤフト、3は回転噴霧盤、8は原液供給パイ
プ、9は給液室、10は給液孔、11は回転噴霧
盤3の受液部、12はデイストリビユーターであ
る。
シヤフト、3は回転噴霧盤、8は原液供給パイ
プ、9は給液室、10は給液孔、11は回転噴霧
盤3の受液部、12はデイストリビユーターであ
る。
ところでこの遠心噴霧装置のデイストリビユ
ーター12には複数個の給液孔10…が第4a
図に示すように同心円状に穿けられている。
ーター12には複数個の給液孔10…が第4a
図に示すように同心円状に穿けられている。
このため、デイストリビユーター12には給
液孔10の有る部分と無い部分とがあり、回転
噴霧盤受液部11に不連続な給液が行なわれ、
噴霧される液滴の微粒化が均一に行なわれない
原因となつていた。
液孔10の有る部分と無い部分とがあり、回転
噴霧盤受液部11に不連続な給液が行なわれ、
噴霧される液滴の微粒化が均一に行なわれない
原因となつていた。
給液室カバーはフレーム1と一体構造である
ため、その断面は袋状となり、原液固形分の附
着固化を防止するようなライニング加工は困難
である。さらに給液室に附着し、固化した原液
固形分を完全に洗い落すのに多大の労力と時間
を要した。
ため、その断面は袋状となり、原液固形分の附
着固化を防止するようなライニング加工は困難
である。さらに給液室に附着し、固化した原液
固形分を完全に洗い落すのに多大の労力と時間
を要した。
また原液の附着固形分が生長すると、給液口
10における原液の流れに移動を生ずる。この
ため、一方向だけに多量の給液が行なわれ、噴
霧液滴径が均一にならない。また給液室9の内
壁に固形分の附着が見られる。
10における原液の流れに移動を生ずる。この
ため、一方向だけに多量の給液が行なわれ、噴
霧液滴径が均一にならない。また給液室9の内
壁に固形分の附着が見られる。
従来の遠心噴霧装置は回転噴霧盤径に合せて
フレーム1下部の形状を任意に変更することが
困難なため、異なる径、異なる形状の回転噴霧
盤3を使用すると、乾燥熱風の乱れが起り、乾
燥室の天井、および側壁に半乾燥物の附着が見
られる。
フレーム1下部の形状を任意に変更することが
困難なため、異なる径、異なる形状の回転噴霧
盤3を使用すると、乾燥熱風の乱れが起り、乾
燥室の天井、および側壁に半乾燥物の附着が見
られる。
もつとも実公昭16−18555号、実公昭26−
2447号のように給液孔を有するデイストリビユ
ーター12を用いることなく、環状の流路から
原液を回転噴霧受液部に供給することは既に提
案されている。しかし、これらの公知技術で
は、環状の流路の内側が回転噴霧盤の回転軸で
形成されるため、環状の流路内の原液の流れが
撹乱され、均一な原液の流れが形成されないと
いう問題点を有している。
2447号のように給液孔を有するデイストリビユ
ーター12を用いることなく、環状の流路から
原液を回転噴霧受液部に供給することは既に提
案されている。しかし、これらの公知技術で
は、環状の流路の内側が回転噴霧盤の回転軸で
形成されるため、環状の流路内の原液の流れが
撹乱され、均一な原液の流れが形成されないと
いう問題点を有している。
本考案は以上のような従来の遠心噴霧装置の問
題点を解決することを目的とする。
題点を解決することを目的とする。
(本考案の実施例の説明)
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
(実施例 1)
まず第1図,第1a図に記載された第1実施例
について説明する。
について説明する。
第1,1a図においては第4図の同一部材につ
いて同一符号を附してある。
いて同一符号を附してある。
第1実施例では給液室カバー4−1がネジS1で
本体フレーム1に固定され、内ノズル6−1がネ
ジS2でシヤフト外周部1Aに取付けられている。
そして内ノズル6−1と給液室カバー4−1下端
d1との間には第1a図に示すように、環状の給液
孔10−1が形成される。
本体フレーム1に固定され、内ノズル6−1がネ
ジS2でシヤフト外周部1Aに取付けられている。
そして内ノズル6−1と給液室カバー4−1下端
d1との間には第1a図に示すように、環状の給液
孔10−1が形成される。
組立方法としてはまづ内ノズル6−1をフレー
ム1のシヤフト外周部1AにネジS2で取り付けた
後、給液室カバー4−1をネジS1でとりつける。
最後に回転噴霧盤3−1をシヤフト2に固定すれ
ばよい。
ム1のシヤフト外周部1AにネジS2で取り付けた
後、給液室カバー4−1をネジS1でとりつける。
最後に回転噴霧盤3−1をシヤフト2に固定すれ
ばよい。
(実施例 2)
次に、第2図に記載された本考案の第2実施例
について説明する。
について説明する。
第2図の場合は、内ノズル6−2をフレーム1
のシヤフト外周部1A下端に取付ける一方、給液
室カバー4−2下端つば部d2に外ノズル5−2を
載置嵌合する。
のシヤフト外周部1A下端に取付ける一方、給液
室カバー4−2下端つば部d2に外ノズル5−2を
載置嵌合する。
第2図実施例では、外ノズル5−2と内ノズル
6−2とを数種類用意しておき、遂次取換えるこ
とができる。したがつて、異種の原液または原液
の使用量によつて変わる適正な隙間を選定するこ
とが可能な環状の給液溝10−2をもつことがで
きる。
6−2とを数種類用意しておき、遂次取換えるこ
とができる。したがつて、異種の原液または原液
の使用量によつて変わる適正な隙間を選定するこ
とが可能な環状の給液溝10−2をもつことがで
きる。
第2実施例の組立て方は、まず、内ノズル6−
2をシヤフト外周部1AにネジS2で固定したの
ち、外ノズル5−2を給液室カバー4−2の下端
つば部d2に載置して、フレーム1にネジS1で固定
すればよい。
2をシヤフト外周部1AにネジS2で固定したの
ち、外ノズル5−2を給液室カバー4−2の下端
つば部d2に載置して、フレーム1にネジS1で固定
すればよい。
(第3実施例)
つぎに、第3図に記載された本考案の第3実施
例について説明する。
例について説明する。
第3図においては、給液室9内にガイド7を取
り付けたものである。
り付けたものである。
すなわち、ガイド7はシヤフト外周部1Aに嵌
合され、内ノズル5−3に載置されて、給液室9
内にその位置を保持されている。
合され、内ノズル5−3に載置されて、給液室9
内にその位置を保持されている。
ガイド7下端環状部7aには外ノズル5−3に
形成される環状の平面p上に載置される。そして
この下端環状部7aには環状の給液溝10におい
て下降する原液をら旋状に旋回流をおこさせる溝
7bを有する。
形成される環状の平面p上に載置される。そして
この下端環状部7aには環状の給液溝10におい
て下降する原液をら旋状に旋回流をおこさせる溝
7bを有する。
この溝7bは第3a図のように直線状でもら旋
状でもよい。
状でもよい。
このようなガイド7を用いることにより、流下
する原液は給液室9のシヤフト外周部1Aの周囲
において、旋回流を起し、良好な分散効果を与え
る。かくして、給液溝10をへて、回転噴霧板の
受液部11全円周に均一に連続した円筒フイルム
状の給液を可能とする。
する原液は給液室9のシヤフト外周部1Aの周囲
において、旋回流を起し、良好な分散効果を与え
る。かくして、給液溝10をへて、回転噴霧板の
受液部11全円周に均一に連続した円筒フイルム
状の給液を可能とする。
(本考案の作用効果)
フレーム1と一体であつた環状の給液溝を形
成する給液室カバー4−1,4−2,4−3を
着脱自在としたので、カバー4−1,4−2,
4−3に付着した原液付着固型分の清掃が容易
にできる。
成する給液室カバー4−1,4−2,4−3を
着脱自在としたので、カバー4−1,4−2,
4−3に付着した原液付着固型分の清掃が容易
にできる。
また本考案における給液溝10−1,10−
2,10−3は前記実公昭16−18555号、実公
昭26−2447号の公知技術のようにその環状の流
路の内側壁が回転噴霧盤の回転軸で形成された
ものではない。すなわち本考案の環状の流路は
その内外周壁が不動のものであるので、この中
を通過する原液の流れは安定した円筒フイルム
状となることができる。
2,10−3は前記実公昭16−18555号、実公
昭26−2447号の公知技術のようにその環状の流
路の内側壁が回転噴霧盤の回転軸で形成された
ものではない。すなわち本考案の環状の流路は
その内外周壁が不動のものであるので、この中
を通過する原液の流れは安定した円筒フイルム
状となることができる。
給液室カバー4−1,4−2,4−3の形状
を適宜選択することにより、回転噴霧盤3−
1,3−2,3−3の直径や形状に適した熱風
の流れを形成することができる。
を適宜選択することにより、回転噴霧盤3−
1,3−2,3−3の直径や形状に適した熱風
の流れを形成することができる。
内ノズル6−1,6−2,6−3、外ノズル
5−2,5−3、ガイド7がそれぞれ着脱自在
にしておけば、原液の付着し難いライニングな
どを自由に採用できる。
5−2,5−3、ガイド7がそれぞれ着脱自在
にしておけば、原液の付着し難いライニングな
どを自由に採用できる。
以上の作用効果の結果、回転部のアンバランス
を無くし、長時間の運転を円滑に行なえる利点が
ある。また食品、医薬品などの遠心噴霧乾燥操作
時のサニタリー性の確保が可能となる。
を無くし、長時間の運転を円滑に行なえる利点が
ある。また食品、医薬品などの遠心噴霧乾燥操作
時のサニタリー性の確保が可能となる。
第1図:本考案第1実施例の横断面図、第1a
図:第1図1a−1a断面図、第2図:同じく第
2実施例の横断面図、第3図:同じく第3実施例
の横断面図、第3a図:第3図3a−3a断面
図、第4図:従来の遠心噴霧装置の横断面図、第
4a図:第4図4a−4a断面図。 1……フレーム、1A……シヤフト外周部、2
……シヤフト、3,3−1,3−2,3−3……
回転噴霧盤、4−1,4−2,4−3……給液室
カバー、5−2,5−3……外ノズル、6−1,
6−2,6−3……内ノズル、7……ガイド、7
b……溝(第3a図)、8……原液供給パイプ、
9……給液室、10……給液孔、10−1,10
−2,10−3……給液溝、11……回転噴霧盤
受液部、12……デイストリビユーター、d1……
給液室カバー4−1の下端(第1図)、d2……給
液室カバー4−2の下端つば部(第2図)、S1…
…ネジ〔カバー4−1,4−2,4−3を取付け
るための〕、S2……ネジ〔内ノズル6−1,6−
2,6−3を取付けるための〕、p……環状の平
面部(第3図)。
図:第1図1a−1a断面図、第2図:同じく第
2実施例の横断面図、第3図:同じく第3実施例
の横断面図、第3a図:第3図3a−3a断面
図、第4図:従来の遠心噴霧装置の横断面図、第
4a図:第4図4a−4a断面図。 1……フレーム、1A……シヤフト外周部、2
……シヤフト、3,3−1,3−2,3−3……
回転噴霧盤、4−1,4−2,4−3……給液室
カバー、5−2,5−3……外ノズル、6−1,
6−2,6−3……内ノズル、7……ガイド、7
b……溝(第3a図)、8……原液供給パイプ、
9……給液室、10……給液孔、10−1,10
−2,10−3……給液溝、11……回転噴霧盤
受液部、12……デイストリビユーター、d1……
給液室カバー4−1の下端(第1図)、d2……給
液室カバー4−2の下端つば部(第2図)、S1…
…ネジ〔カバー4−1,4−2,4−3を取付け
るための〕、S2……ネジ〔内ノズル6−1,6−
2,6−3を取付けるための〕、p……環状の平
面部(第3図)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 原液を給液室9に供給する原液供給パイプ8
を備えた本体部と、 該本体部を貫通する回転シヤフト2先端に給
液室9からの原液を遠心噴霧する回転噴霧盤3
を固定した、 遠心噴霧装置において、 本体部は本体フレーム1のシヤフト外周部1
Aの周りに給液室9を形成するためののカバー
4−1,4−2,4−3が着脱自在に取付けら
れかつ、 給液室カバー4−1,4−2,4−3と、フ
レーム1のシヤフト外周部1Aの下端の間に回
転噴霧盤への環状の給液溝10−1,10−
2,10−2が形成されている、 ことを特徴とする遠心噴霧装置。 2 給液室カバー4−1,4−2,4−3の下
端、フレームシヤフト外周部1Aの下端の一方
または両方に内ノズル6−1,6−2,6−
3、外ノズル5−2,5−3を着脱自在に取付
けた、 実用新案登録請求の範囲第1項記載の遠心噴
霧装置。 給液室9において、給液溝に向う原液をら旋
状の旋回流とするためのガイド7を内蔵した実
用新案登録請求の範囲第1項記載の遠心噴霧装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18296981U JPS5891462U (ja) | 1981-12-10 | 1981-12-10 | 遠心噴霧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18296981U JPS5891462U (ja) | 1981-12-10 | 1981-12-10 | 遠心噴霧装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891462U JPS5891462U (ja) | 1983-06-21 |
JPS6346131Y2 true JPS6346131Y2 (ja) | 1988-12-01 |
Family
ID=29981811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18296981U Granted JPS5891462U (ja) | 1981-12-10 | 1981-12-10 | 遠心噴霧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891462U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56151674U (ja) * | 1980-04-14 | 1981-11-13 |
-
1981
- 1981-12-10 JP JP18296981U patent/JPS5891462U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5891462U (ja) | 1983-06-21 |
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