JPS634579Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS634579Y2
JPS634579Y2 JP8943280U JP8943280U JPS634579Y2 JP S634579 Y2 JPS634579 Y2 JP S634579Y2 JP 8943280 U JP8943280 U JP 8943280U JP 8943280 U JP8943280 U JP 8943280U JP S634579 Y2 JPS634579 Y2 JP S634579Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
centering
base plate
main body
floating
floating plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8943280U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5713128U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8943280U priority Critical patent/JPS634579Y2/ja
Publication of JPS5713128U publication Critical patent/JPS5713128U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS634579Y2 publication Critical patent/JPS634579Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワーク取り付け用のプレートを2次元
方向に設定範囲内で移動させるフローテイング装
置に係わり、さらに詳しくは例えばカラーブラウ
ン管(以下CPTと称す)と、TVキヤビネツトの
ガイド部材とを位置合せし、結合する場合等に使
用されるセンタリング機能を有するフローテイン
グ装置に関する。
従来のフローテイング装置のセンタリング機構
を第1図、第2図に示す。
これ等の図に示されるように、従来のセンタリ
ング機構は本体1の1方の面の回りにカギ型の押
え部材2を取り付け、この等本体1と押え部材2
間の空間部に、本体1側の面と押え部材2側の面
とに介装された鋼球4,5を介してワーク取り付
け用のフローテイングプレート3を2次元方向に
滑動しうるように支持し、該フローテイングプレ
ート3をその回りに等間隔をおいて張設された複
数本の引つ張りばね6により均等の張力でけん引
しており、前記フローテイングプレート3を押え
部材2とフローテイングプレート3間の間隙の範
囲内で平行移動しうるようになつている。そして
前記複数本の引つ張りばね6の張力のつり合いに
より本体1に対してフローテイングプレート3の
センタリングを行いうるようにしている。
しかし、この従来の技術ではセンタリングされ
た状態のフローテイングプレート3に外力が加わ
ると、フローテイングプレート3のセンタが狂い
易い欠点があり、またフローテイングプレート3
にはフローテイング中に移動方向の反対側の引つ
張りばね6の張力の作用により、小さな力ではフ
ローテイングプレート3を移動操作できない欠点
がある。
本考案の目的は前記従来技術の欠点をなくしセ
ンタリングされたセンタ位置が外力でずれずしか
もフローテイングプレートを小さな力で移動操作
できてセンタリングを確実に行ないうるセンタリ
ング機能を有するフローテイング装置を提供する
にある。
本考案の特徴は台板状の本体の一方の面に、軸
方向のほぼ中間部に円錐形のコマを有するセンタ
リングピンを植設し、前記本体の一方の面との間
に間隔を存しかつ本体に対して接近、離間する方
向にのみ相対移動しうるベースプレートを設置
し、該ベースプレートにセンタリングピンよりも
大径の移動用穴と前記コマに外接しうる円錐形の
セツテイング穴とを同心上に連設したセンタリン
グ部材を設け、前記ベースプレートの外端面には
ワーク取り付け用のフローテイングプレートを配
置し、前記センタリング部材とフローテイングプ
レートとを、ベースプレートの平面に沿いセンタ
リングピンと移動用穴間の周隙の範囲内で一緒に
滑動しうるように構成したところに存し、この構
成によりセンタリングされたセンタ位置が外力に
より狂わず、かつフローテイングプレートを小さ
な力で移動操作でき、センタリングを確実に行な
いうるフローテイング装置を得たものである。
以下本考案を図面に基づいて説明する。
第3図、第4図はTVキヤビネツトのガイド部
材にCPTを位置合せし、嵌着するに適する本考
案の一実施例を示す。この実施例に示されるもの
は、台板状の本体10、円錐形のコマ13を有す
るセンタリング12、ベースプレート14、移動
用穴17とセツテイング穴18とを有するセンタ
リング部材16、ワーク取り付け用のフローテイ
ングプレート19、ベースプレート14とセンタ
リング部材16間およびベースプレート14とフ
ローテイングプレート19間にそれぞれ介装され
た鋼球21,22とを備えている。
前記本体10はロツド9を介して流体圧シリン
ダ等の往復駆動部(図示省略)に連結され、この
本体10の一方の面には円周上に等間隔をおいて
複数個の軸受部11が設けられている。
前記センタリングピン12は本体10の一方の
面に、少なくとも2本平行に植設されている。前
記円錐形のコマ13はセンタリングピン12の軸
方向のほぼ中間部に設けられている。
前記ベースプレート14は本体10の一方の面
との間に間隔を存して平行に設置され、また本体
10の軸受部11に嵌合されかつストツパ15′
を有するガイドピン15を介して一定距離hの範
囲内で本体10の一方の面に接近する方向と離間
する方向とにのみ相対的に平行移動しうるように
取り付けられている。
前記センタリング部材16はチヤンネル型に形
成されている。前記移動用穴17はセンタリング
部材16の本体10側の部分に形成され、かつセ
ンタリングピン12の直径dよりも大きい直径D
に形成されており、移動用穴17とセンタリング
ピン12間の周隙、すなわち両者の直径の差(D
−d)の範囲内でセンタリング部材16がベース
プレート14に対して該ベースプレート14の面
に沿つて移動しうるように構成されている。一
方、セツテイング穴18は前記コマ13に合致す
る円錐形に形成されかつ前記移動用穴17と同心
上に形成されている。
前記フローテイングプレート19はボルト20
を介してセンタリング部材16に取り付けられて
いる。
前記ベースプレート14とセンタリング部材1
6間には鋼球21が介装され、ベースプレート1
4とフローテイングプレート19間には鋼球22
が介装されており、これ等の鋼球21,22を介
してセンタリング部材16とフローテイングプレ
ート19とがベースプレート14の平面に沿つて
一緒に滑動しうるようになつている。
なおこの実施例ではフローテイングプレート1
9の外端面に、一方のワークたるCPT吸着用の
吸着パツド23が取り付けられ、該吸着パツド2
3は真空チユーブ24を通じて真空ポンプ(図示
省略)に連絡されている。
つぎに第3図ないし第6図に関連して前述構成
のフローテイング装置の作用を説明する。
フローテイング装置は各部材が第3図に示され
るセツト状態で、ロツド9を介して本体10とこ
れに取り付けられた各部材が一緒に他方のワーク
たるTVキヤビネツト30内に進出操作され、進
出された定位置でフローテイングプレート19に
取り付けられた吸着パツド23に一方のワータた
るCPT33を載置し、吸着保持させる。
ついでロツド9を通じて第5図に示されるよう
に、本体10とこれに取り付けられている各部材
およびCPT33をTVキヤビネツト30に対して
第5図に矢印aで示される方向に後退操作させる
と、CPT33の外面がTVキヤビネツト30の挿
入部32の直上の回りに設けられたガイド片31
に当接する。
前記TVキヤビネツト30の設置位置等にバラ
ツキがあつて、第5図に示されように挿入部32
の中心O−Oに対してCPT33の中心O′−O′が
相対的にずれている場合には、キヤビネツト30
のガイド片31にCPT33が当接後、さらに後
退操作れると、ロツド9の軸方向に本体10のみ
移動しベースプレート14とセンタリング部材1
6とフローテイングプレート19とが前記ガイド
片31とCPT33との当接位置に停止し、従つ
て本体10に植設されたセンタリングピン12の
コマ13とセンタリング部材16のセツテイング
穴18との接合が解除される。
その結果、センタリング部材16とこれに取り
付けられたフローテイングプレート19とがベー
スプレート14の平面に沿つて移動可能となり、
本体10がロツド9の軸方向への移動過程で第6
図に示されるように、前記センタリング部材16
とフローテイングプレート19とが一緒に第6図
矢印bで示されるよように平行移動し、これによ
り前記キヤビネツト30の挿入部32の中心O−
Oに対してCPT33の中心O′−O′が合致せしめ
られる。なお第6図中O″−O″はロツド9と本体
10の中心を示す。
前記キヤビネツト30の挿入部32とCPT3
3のセンタ位置の合致後、引き続き本体10が後
退操作されると、ガイドピン15に設けられたス
トツパ15′が本体10の軸受部11に当接し、
本体10とベースプレート14とセンタリング部
材16とフローテイングプレート19とCPT3
3とが一緒に後退移動し、前記キヤビネツト30
の挿入部32にCPT33が挿入される。
TVキヤビネツト30の挿入部32にCPT33
が挿入された時点で、CPT33の吸着が解除さ
れ、CPT33は所定位置に嵌着され、本体10
とこれに取り付けられた各部材は原位置に戻され
る。
前記原位置への移動中に、ベースプレート14
とセンタリング部材16とフローテイングプレー
ト19はその重力で本体10側に移動し、この移
動時にセンタリング部材16のセツテイング穴1
8がセンタリングピン12のコマ13に徐々に接
合し、該コマ13とセツテイング穴18に倣つて
センタリング部材16とフローテイングプレート
19とがベースプレート14の平面に沿つて移動
し、各部材は第3図に示されるもとの形態に戻さ
れる。
以上はTVキヤビネツト30の挿入部32に
CPT33を位置合せし、挿入する実施例につい
て説明したが、この用途に限られないこと勿論で
あり、また各部材の具体的構造も、図示実施例に
限らず、所期の目的動作を行ないうるものであれ
ばよい。
本考案は以上説明した構成、作用のもので、本
考案によればセンタリングされたセンタ位置が少
なくともフローテイングプレートの移動方向、お
よびフローテイングプレートの平面に対して直角
でかつ本体側に向う方向の外力によつて、ずれる
ことがないのでセンタ位置ずれを防止しうる効果
がある。
また本考案はフローテイングプレートを僅小な
力でスムーズに移動させうる効果を有し、ひいて
はセンタリングを確実に行ないうる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフローテイング装置のセンタリ
ング機構の平面図、第2図は同正面図、第3図は
本考案の一実施例の縦断正面図、第4図は第3図
中−線からみた平面図、第5図および第6図
は本考案をTVキヤビネツトにCPTを嵌着する装
置に適用したときの作用説明図である。 10……本体、12……センタリングピン、1
3……コマ、14……ベースプレート、15……
ガイドピン、16……センタリング部材、17…
…移動用穴、18……セツテイング穴、19……
フローテイングプレート、21,22……鋼球、
d……センタリングピンの直径、D……移動用穴
の直径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ中間部に円錐形のコマを設けた少なくとも
    2本のセンタリングピンを上下方向に平行に植設
    しかつ周辺部に複数の軸受部を有する本体と、前
    記センタリングピンの位置に対応する位置に前記
    センタリングピンの軸径より大きな径の貫通穴を
    有しかつ前記軸受部に嵌合するガイドピンを備え
    前記本体に対し上下方向に摺動可能なベースプレ
    ートと、上面にワーク保持手段を備え前記ベース
    プレートの上面側に配置されるフローテイングプ
    レートと、前記フローテイングプレートに一体的
    に固設され前記フローテイングプレートと共に前
    記ベースプレートを内蔵するように前記ベースプ
    レートの下面側に配置されかつ前記コマと外接し
    得る円錐形のセツテイング穴と前記センタリング
    ピンの径より大きな径の移動用穴とを同軸上に形
    成したセンタリング部材と、前記ベースプレート
    の上下両面と前記フローテイングプレートの下面
    及び前記センタリング部材の上面との間にそれぞ
    れ配置され前記ベースプレートに対し前記フロー
    テイングプレート及び前記センタリング部材を一
    体的に左右方向に摺動可能にする摺動部材とから
    構成されることを特徴とするセンタリング機能を
    有するフローテイング装置。
JP8943280U 1980-06-27 1980-06-27 Expired JPS634579Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8943280U JPS634579Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8943280U JPS634579Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5713128U JPS5713128U (ja) 1982-01-23
JPS634579Y2 true JPS634579Y2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=29451462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8943280U Expired JPS634579Y2 (ja) 1980-06-27 1980-06-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS634579Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5713128U (ja) 1982-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62142845U (ja)
JPS634579Y2 (ja)
CN207189194U (zh) 自动分中夹取装置
US5345801A (en) Procedure and apparatus for forming a rectangular collar at the end of a pipe
JP7418955B2 (ja) 治具
JPH0429949Y2 (ja)
CN205520639U (zh) 一种汽车车轮车床夹具
JPS624430Y2 (ja)
CN117637393B (zh) 一种继电器磁路铁芯压装机械臂
CN109261772A (zh) 薄壁不锈钢管道翻边设备
JPS5915767Y2 (ja) スライドレ−ルのスライド装置
CN109254008A (zh) 圆筒形产品外壁面检测装置
JPH081777Y2 (ja) 圧入装置
JPH0225237A (ja) 等速ジョイント外輪の成形装置
CN107571041A (zh) 自动分中夹取装置
CN219017445U (zh) 一种简易式绕圈骨架固定治具
CN103182697B (zh) 一种轴承压装装置
CN108436544B (zh) 一种柔性定位机构
CN209638139U (zh) 常入位零回转气缸
JPS63183797A (ja) 倣い走行装置
JPH0227090B2 (ja)
JP2550141Y2 (ja) オイルシールの組み立て治具
JPH06320465A (ja) レンズ吸着保持機構
JPS6022222U (ja) 管状部材の切断装置
JPH047856Y2 (ja)