JPS6345766B2 - - Google Patents

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JPS6345766B2
JPS6345766B2 JP56056237A JP5623781A JPS6345766B2 JP S6345766 B2 JPS6345766 B2 JP S6345766B2 JP 56056237 A JP56056237 A JP 56056237A JP 5623781 A JP5623781 A JP 5623781A JP S6345766 B2 JPS6345766 B2 JP S6345766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reef
fish
reef body
holes
hemispherical
Prior art date
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Expired
Application number
JP56056237A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57202231A (en
Inventor
Masao Shiotani
Mikio Shiotani
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Individual
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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は集魚効果の高い魚礁に関するもので
ある。すなわちこの発明の集魚理由として明らか
にされている渦流効果、食餌効果、陰影効果等に
着目し、従来の半球体形状の魚礁の、特に、渦流
効果を高めると共に、更に、これによつてプラン
クトン等の増殖を促し、食餌効果をも高めんとす
るものである。
この半球体形状の魚礁が海底に設置されたとき
の潮流の変化の研究は、基本的には、Flachslat
が行つた、風洞内の種々の風速の下におかれた球
の風圧測定結果が利用される。その結果を第1図
a及び第1図bに示す。第1図a及び第1図b
は、図上右から左へ向つて流れる一様な風速の中
におかれた球体の中心を通る断面に関して、その
表面である円周上の各点における圧力分布の変化
を曲線によつて示しており、第1図aの周りに8
の字、または、ひようたんのように描かれている
曲線も、また、第1図bの三角函数状の曲線も同
一の結果を、それぞれ異つた表現を用いて示して
いるものである。そして、斜線部分Aは正の圧力
が、また、斜線部分Bは負の圧力が働いているこ
とを示す。また、圧力の強さは点1における圧力
を100とし、他の位置の圧力の強さは絶対値では
なくこれに対する比の形で表わしてある。この第
1図a及び第1図bによれば点1,2,…と反時
計方向に進むに従つて正圧は減少し、点2と3の
中間で負圧に変わり流向と丁度90゜になる点4で
負圧は最大の110位になる。それから、更に、5,
6…と進むに従つて負圧の強度が減少し5と6の
間で再び正圧に変わるが右側に比較すると強度は
小さい。このような正及び負圧の分布は第1図b
では展開した形で示されているが、内容は第1図
aと同じものである。なお、ここに述べた結果
は、Re>Recr(レイノルズ数>限界レイノルズ
数)の場合である。これは例えば直径5m(D=
5.0m)の半球体形状の魚礁に海水温度10℃の潮
流が20cm/secで作用したときはRe=7.65×105
なりRecr=4.35×105を越えるのであるが、この
ような魚礁を設置する海底は、20cm/secよりも
はるかに流速の大きいのが通常であるからRe<
Recrの場合は考慮する必要がないのである。
さて、半球体の魚礁に関しては、第1図a及び
第1図bで述べた球に関して得られた結果がその
まま適用できると考えても近似的には正しい。す
なわち、海底の一様な流れの中に置かれた半球体
形状の魚礁の水平な層の流動により生ずる正圧及
び負圧の生ずる様子は上記第1図a及び第1図b
の結果がそのまま適用でき、また、第1図a及び
第1図bの圧力分布の上半分のみに着目すれば、
これは、半球体形状の魚礁の側方から眺めた場合
の正圧及び負圧の生ずる様子となる。従つて、上
記のような圧力分布になつているのであるから、
内部が中空である半球体形状の魚礁において、も
し、それぞれの正圧及び負圧の部分に開口部が存
在すれば確実に正から負の方向に流れが発生する
のである。
しかし従来のこの種の形状の魚礁には、内部を
中空にした半球状の頂部に1個及び底面から半径
の約1/2の高さの球帯に沿つて等間隔に6個の丸
孔が穿設されていたが、これらの孔の穿設する位
置、孔の形状、孔の大きさ、孔の数等に関して
は、流体力学的に検討して穿設したものではな
く、半ば製作上の便宜から習慣的に丸孔を穿設し
ていたにすぎなかつたので十分な渦流効果が得ら
れず、従つて、集魚効果もさして期待する程でも
なかつたのである。
本発明者等は、この半球体形状の魚礁本体に穿
設する孔の位置、孔の形状、孔の大きさ、孔の数
等を流体力学的を用いて総合的に研究し、従来の
この形状を有する魚礁と比較して一段と渦流効果
の高い魚礁を開発したのである。
すなわち、この発明は内部を中空にした半球体
形状の魚礁において、魚礁本体の頂部に1個の丸
孔、魚礁本体の底面に沿つて等間隔かつ円弧状に
3個の切欠及び魚礁本体の底面から概ね半径の1/
2の高さまで並列等間隔かつ上下に細長い短冊状
に6個の孔を穿設し、従来のこの形状の魚礁に比
較して、魚礁内部の渦流効果を一段と高めた魚礁
を提供することを目的として開発したものであ
る。
いま、この考案に係る魚礁の一実施例を図面に
基づいて述べると、第2図及び第3図において、
1は半球体形状の魚礁本体、2は魚礁本体1の頂
部に穿設された1個の丸孔、3は魚礁本体1の底
面に沿つて等間隔に穿設された円弧状の3個の切
欠、4は底面から半径1/2の高さまで並列等間隔
に穿設された短冊形状の6個の孔である。
これらの孔2,4及び切欠3の形状について述
べると、この魚礁本体1の頂部には潮流の方向如
何を問わず最大の負圧が働くので、魚礁本体1内
部から、外部へ向つて絶えず水が流出する。従つ
て、潮流の方向性に関係なく、外部に対して方向
性の無い丸孔2が適しているのである。次に、魚
礁本体1の底周面部位は、第1図a及び第1図b
について述べたところから明らかなように潮流に
よつて正圧及び負圧が最も大きく生ずる位置であ
るから、魚礁本体1の底面に沿つて細帯状に可能
な限り開口していた方がよいのであるが、あまり
広く開口し過ぎると、魚礁本体1の底面だけを潮
流が素通りしてしまうので、潮流が魚礁本体1内
を上下にも流動して渦流を生ずるためには、切欠
3の如く魚礁本体1の底面を弦とする弓形状、す
なわち円弧状がすぐれているのである。また、魚
礁本体1の底面から半球1/2の高さの部位では、
魚礁本体1の底周面部位ほどではないが、潮流が
衝突すれば正または負圧が生ずる部位であるか
ら、この部位に穿設する孔4の形状は、潮流が魚
礁本体1内部を上下に流動し、渦流を生ずるよう
に魚礁本体1の上下に細長く穿設された孔4すな
わち短冊形状の孔が最良なのである。若し上下に
細長い短冊形状の孔ではなく、従来の如き丸孔
や、横方向に沿つて左右に細長い短冊形状の孔で
あると、開口面積に比例して、潮流が上下に流動
し渦流を噴起する効果が有効に得られない。さら
に、魚礁本体が海底においてすべての方向からの
潮流に適応するためには、これらの穿設孔は魚礁
の頂点を通る垂直な断面に関して対称、すなわ
ち、穿設孔の間隔を等間隔に設ける必要があるの
である。
前記のようにこの発明に係る魚礁は魚礁本体に
対して、如何なる方向から潮流が衝突しても、第
4図及び第5図の如く、確に魚礁本体内で、平面
的にも、また、立体的にも潮流が流動し、従来の
魚礁に比較して激しくかつ複雑な渦流が生ずるも
のである。
そして内部に生じた激しく複雑な渦流が、魚礁
の負圧部分の孔から外部に噴出すると、魚礁外部
において、魚礁自体の形状がひき起こす渦流と交
差して魚礁下流域に水の往復運動を伴う海水流動
域が広範囲に発生し、プランクトン等の増殖が促
進され、食餌効果とも相まつて、一段と集魚効果
が高まるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a及び第1図bは風洞内におかれた球体
の風圧測定結果を示す図、第2図はこの発明に係
る魚礁の正面図、第3図は同平面図、第4図及び
第5図は魚礁本体内部の流況を示す説明図であ
る。 1…魚礁本体、2…丸孔、3…切欠、4…短冊
形状の孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内部を中空にした半球体形状の魚礁におい
    て、魚礁本体の頂部に1個の丸孔、魚礁本体の底
    周面に沿つて等間隔かつ円弧状に3個の切欠、及
    び魚礁本体の底面から概ね1/2の高さまで並列等
    間隔かつ上下に細長い短冊形状に6個の孔を穿設
    したことを特徴とする魚礁。
JP56056237A 1981-04-16 1981-04-16 Fish bank Granted JPS57202231A (en)

Priority Applications (1)

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JP56056237A JPS57202231A (en) 1981-04-16 1981-04-16 Fish bank

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56056237A JPS57202231A (en) 1981-04-16 1981-04-16 Fish bank

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57202231A JPS57202231A (en) 1982-12-11
JPS6345766B2 true JPS6345766B2 (ja) 1988-09-12

Family

ID=13021483

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JP56056237A Granted JPS57202231A (en) 1981-04-16 1981-04-16 Fish bank

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JPS63245626A (ja) * 1987-03-31 1988-10-12 塩谷 雅雄 水中構築物
JP4981002B2 (ja) * 2008-09-04 2012-07-18 合同会社epco 人工魚礁
JP5639902B2 (ja) * 2011-01-07 2014-12-10 神鋼建材工業株式会社 撹拌礁およびそれを用いた海底の撹拌構造

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JPS57202231A (en) 1982-12-11

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