JPS6345721A - 開閉器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電気回路の開閉器に関するものであり１％に
、接触子の開離時忙発生するアークを駆動するためにア
ークに対して交差磁束を形成するための磁石を備えた自
刃消弧形の開閉器に関するものである。

〔従来の技術〕

第一図は実開昭５デ一７ククダコ号公報に示された従来
の開閉器の開離状態を示す部分縦断面図である。

図において、符号（ハは第１の端子板、（コ１は第１の
端子板（４に取り付けられでいる７対の内の一方の接触
子である固定接触子、　（ｊ）は固定接触子（コ１に対
して接離する他方の接触子である可動接触子。

（ａｌは可動接触子（Ｊ）に摺接する集電子、（Ｓ）は
集電子（ダ１が取り付けられている第二の端子板、（６
）は一方の端部が第１の端子板（１）に固着され、他方
の端部に開口部を有する固定外筒、（り１は固定外筒（
ｉ）の上記開口部に固着された給縁物から成る絶縁ノズ
ルであって、可動接触子（，７）が挿入されて摺動可能
に形成されている買通孔（７ａ）を有している。、（ｆ
ｆ）は絶縁ノズル（７１に投雪されている環状の磁石、
（９１は固定外筒（６）Ｋ囲まれて形成されている絶縁
消弧ガスの貯留室、（９ａ）は貯留室（９１の絶縁消弧
ガスが出入りする貯留室口、（ｔｏ）は可動接触子（３
１が固定接触子（Ｊ）から開離するときに発生するアー
クで。

（／／）は円筒状に形成され、その一端面が固定外筒（
ｉ）の外表面に取り付けられているシリンダ、（／コ）
は可動接触子（３）に取り付けられ、シリンダ（ｌ／）
の内周面に摺接するピストン、（／３）はシリンダ（／
コ）と固定外筒（６）の底面とに囲まれて形成され、可
動接触子（ｊｌの矢印入方向の移動時に形成される負圧
室である。

次に動作について説明する。

この開閉器が投入状態で、電流が第１の端子板（１）か
ら固定接触子（Ｘ）へ、そして可動接触子（，７）から
集電子（ダ）ｔ−介して第コの端子板（５）へ流れてい
る場合、可動接触子（Ｊｌが駆動機構（図示しない）に
よって矢印入方向へ駆動されると、可動接触子（３１は
固定接触子（−）から開離し１両接触子間にアーク（１
０）が発生する。

一方、環状の磁石（ｆ）は、アーク（ｔＯ）に対して。

自分の作る磁界と、アーク電流値との積和比例する駆動
力を与える。アーク（１０）はこの駆動力によって回転
させられ、遠ペカによって貯留室（９１内部へ引き伸ば
される、 しゃ断時に発生するアーク（１０）の電流位相が、電流
ピーク近傍の時は、アーク（１０）によって熱せられた
絶縁消弧ガスが貯留室口（９ａ）を通って貯留室（９）
内に蓄積され、貯留室（９）内の絶縁消弧ガスは、温度
および圧力ともに増大する６また。電流位相が、電流零
点近傍になったときは、アーク（１０）の圧力は小さく
なり、逆に貯留室（９１からアーク（１０）への絶縁消
弧ガスの吹付けが行なわれ、消弧にいたる。

しかし、アーク電流実効値が小さいときには。

先の貯留室（９）への圧力上昇が十分でないために、貯
留室（？）内の絶縁消弧ガスの圧力が低く、従って。

消弧性能が不足する。

これに対処するために、従来装置では、可動接触子（３
１のしゃ断動作によって、圧力が低下する負圧室Ｃ／３
）を設けて、貯留室（？）から、アーク（／Ｑ）、絶縁
ノズル（７）を通って負圧室（／Ｊ）にいたる強制ガス
流を作り、また、アーク（／θ）に磁場をかけて、その
回転によって絶縁消弧ガスとアークとの相対的流れを作
ることによって、小電流しゃ断時のアーク（ｔＯ）を消
弧させている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の磁石を備えた開閉器は、上記のように構成されて
おり、アークの磁気駆動のための磁界を永久磁石によっ
て作っているために、磁石の劣化が生じてアークの駆動
力が低下したり、また、磁場の大きさや形状は永久磁石
そのものの素材によって規制されるために、アークの駆
動力に十分貢献しにくい場合を生じたりして、その結果
、アークの消弧性能が不安定になるなどの問題点を有し
ていた。

この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、劣化のない、かつ１強力な駆動磁界を発生し
て、安定した消弧性能を有する開閉器を得ることを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る開閉器は、永久磁石の代わりに。

しゃ断動作時のみ励磁される電磁石を貯留室か又は絶縁
ノズルの外側に設けているものである。

〔作　用〕

この発明における開閉器は、その電磁石がしゃ断時に通
電されて、しゃ断時九発生するアークを駆動する磁界を
強力に安定して発生させ、これによって１発生したアー
クを安定して駆動し、従って、確実な消弧作用を行なう
。

〔実施例〕

以下、この発明をその一実施例を示す第１図に基づいて
説明する７なお、この第７図は、しゃ断時の状態を示す
開閉器の要部縦断面図である。

図において、磁石（Ｉ）を除＜、（ｉ）−２（１０）に
示すものは従来装置におけるものと同等のものであり、
また、符号Ｃ２／）は電磁石であって、コイルＣ２２）
と、環状鉄心Ｃコ３）と、電流リード線（２＃ｃ　）と
から構成されている。

そして、電流リード線（コφ）への通電は、消弧室外部
から消弧室外筒（コＳ）を貫通するリード端子Ｃコロ）
を通じて、開閉器のしゃ断操作時に、トリップコイル電
流と並列に通電して、電磁石（ユｌ）を励磁する。

なお、消弧室外筒（２ｓ）は、消弧室にＳＦ、ガスなで
の絶縁消弧ガスを封入するために設けられている絶縁材
料から構成されている筒部材である７次にこの実施例の
動作について説明する。

開閉器にしゃ断動作をさせる場合には１図に示されてい
ない駆動機構中のトリップコイルを励磁して、可動接触
子（３）を矢印Ａ方向へ駆動するが。

このとき、同時に、リード端子（コロ）ｆ通じて電磁石
（ユｌ）に通電して励磁する。この励磁によって１図に
点線で示すような磁束〔φ）が発生する。

一方、しゃ断動作時に発生するアーク（１０）は。

この電磁石（２／）によって生じた安定しかつ強い磁束
Ｃφ１の内アーク（１０）に対して直角方向の磁束φと
アーク（１０’）とによって１周方向に強力に駆動され
、その結果、アーク（ｉｏ）は回転アークとなる。この
とき、アークＣｌ０）は、遠心力によって、貯留室（９
）内部へまで駆動されるので、貯留室（ｑ１内の絶縁消
弧ガスの圧力上昇は大きくなり、たとえ、しゃ断電流が
小さい場合でも、安定した高圧の絶縁消弧ガスが貯留室
に蓄勢される、この状態において、電流が交流電流の零
点に近ずくと、貯留室＋９１によく蓄勢された高圧の絶
縁消弧ガスはアークに強く吹付けられ、また１回転駆動
されたアークは、絶縁消弧ガスと相対運動することによ
って冷却効果が重畳され、小電流のアークにも、安定し
たしゃ断性能を有することになる。

また、電磁石（コｌ）への励磁電流は、外部から供給さ
れるために、しゃ断電流が小さく、貯留室（テ）への蓄
勢効果が小さい場合には大きく、また。

しゃ断電流値が大きく蓄勢効果が大きいときは零にして
、貯留室（デ１のガス温度７−不必要に上昇せしめない
ようにするなど、しゃ断電流の大きさに応じた磁界を作
ることができるようになっている。

また、励磁に必要とされる電流は、しゃ断動作時のごく
短い間のみであるので、電源も特別のものを必要としな
い、 〔発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、アーク駆動用の磁界
を、消弧室外から供給される電流によって励磁される貯
留室又は絶縁ノズルの外側に設けた電磁石によって発生
させるように構成されているために、しゃ断電流の大き
さに応じた適切な磁界を作ることができ、従って、小電
流を含む全電流域にわたって、安定したしゃ断性能を有
するとともて、磁石の劣化の恐れもない消弧性能の安定
した開閉器が得られる効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による開閉器のしゃ断動作
時に示す要部縦断面図、第２図は従来の磁石を備えた開
閉器を示す要部縦断面図である。 （ニド・接触子（固定接触子）、　ＩＪ）・ｅ接触子（
可動接触子）　、　（６１・Φ固定外筒、（り）φ・絶
縁ノズル、【？）・・貯留室、（９ａ）・・貯留室口、
（２／）・・電磁石、 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す７ ７　　脆罎Ｊス“）Ｌ ＳＩ？省！ ９ｑ　　　−７１１口 ２１　　電免石 手続補正書 昭和６４６月３０日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）絶縁消弧ガスが貯留されるとともに一端側に絶縁
   ノズルを有して貯留室を形成している固定外筒、一方が
   上記固定外筒内に設けられ、他方が上記絶縁ノズル内に
   挿入摺動して上記一方に接離動作をする一対の接触子、
   上記貯留室の絶縁ノズル側に形成されて貯留室へのガス
   の流器となる貯留室口、および、上記貯留室口に半径方
   向の磁束を発生させる磁石を有している開閉器において
   、上記磁石が、上記貯留室および絶縁ノズルのいずれか
   一方の外側に設けられているとともに、上記貯留室口に
   半径方向の磁界成分を有するように配設された電磁石で
   あることを特徴とする開閉器。