JPS6345576Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6345576Y2 JPS6345576Y2 JP2436385U JP2436385U JPS6345576Y2 JP S6345576 Y2 JPS6345576 Y2 JP S6345576Y2 JP 2436385 U JP2436385 U JP 2436385U JP 2436385 U JP2436385 U JP 2436385U JP S6345576 Y2 JPS6345576 Y2 JP S6345576Y2
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- Japan
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- spoiler
- plate
- wind turbine
- spoiler plate
- centrifugal force
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003562 lightweight material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、風車の過回転を防止するスポイラ
ー装置の構造の改良に関するものである。
ー装置の構造の改良に関するものである。
従来この種の装置として第１図及び第２図に示
すものがあつた。これらの図において、１は風車
羽根、２はアルミニウム材など軽量な部材で製作
されたスポイラー板、３はこのスポイラー板が固
着されるスポイラー取付具、４はこのスポイラー
板取付具を貫通するスポイラー軸、５はこのスポ
イラー軸外周に遊嵌されたねじりコイルばね等の
スポイラーばねで、一端は上記風車羽根１に固定
され、他端は上記スポイラー板２に固定されてい
る。６は上記風車羽根１に固定されたスポイラー
装置取付具で、上記スポイラー軸４の両端を軸支
している。
すものがあつた。これらの図において、１は風車
羽根、２はアルミニウム材など軽量な部材で製作
されたスポイラー板、３はこのスポイラー板が固
着されるスポイラー取付具、４はこのスポイラー
板取付具を貫通するスポイラー軸、５はこのスポ
イラー軸外周に遊嵌されたねじりコイルばね等の
スポイラーばねで、一端は上記風車羽根１に固定
され、他端は上記スポイラー板２に固定されてい
る。６は上記風車羽根１に固定されたスポイラー
装置取付具で、上記スポイラー軸４の両端を軸支
している。
次に動作について第３図〜第５図により説明す
る。図中、Ａ矢は風の流れる方向、Ｂ矢は風車羽
根１の回転方向、Ｃ矢はスポイラー板２に作用す
る遠心力を示す。風車が低速回転している時に
は、第３図の如くスポイラー板２は風車羽根１の
中心線と平行位置となるようにスポイラーばね５
により調整されている。風速が高くなり、予め設
定された回転速度を越えて風車が回転すると、第
４図に示す如くスポイラー板２に作用する遠心力
がスポイラーばね５の力に打勝つてスポイラー板
２はスポイラー軸４を中心として回転し始め、第
５図の如く、風車羽根１の中心線に対し直角の位
置となり、スポイラー板２に生じる空気抵抗によ
り風車の過回転を防止する。次いで、スポイラー
装置が作動することにより、回転数が低下し、ス
ポイラー板２に作用する遠心力がスポイラーばね
５の力より小さくなり、第３図の状態に戻る。風
速により風車の回転速度が上昇すると以上の動作
を繰返す。
る。図中、Ａ矢は風の流れる方向、Ｂ矢は風車羽
根１の回転方向、Ｃ矢はスポイラー板２に作用す
る遠心力を示す。風車が低速回転している時に
は、第３図の如くスポイラー板２は風車羽根１の
中心線と平行位置となるようにスポイラーばね５
により調整されている。風速が高くなり、予め設
定された回転速度を越えて風車が回転すると、第
４図に示す如くスポイラー板２に作用する遠心力
がスポイラーばね５の力に打勝つてスポイラー板
２はスポイラー軸４を中心として回転し始め、第
５図の如く、風車羽根１の中心線に対し直角の位
置となり、スポイラー板２に生じる空気抵抗によ
り風車の過回転を防止する。次いで、スポイラー
装置が作動することにより、回転数が低下し、ス
ポイラー板２に作用する遠心力がスポイラーばね
５の力より小さくなり、第３図の状態に戻る。風
速により風車の回転速度が上昇すると以上の動作
を繰返す。
ここで、スポイラー板２に働く遠心力は第６図
に示す如くスポイラー軸４を中心にしてスポイラ
ー板２の左側及び右側に対して次式で求められ
る。
に示す如くスポイラー軸４を中心にしてスポイラ
ー板２の左側及び右側に対して次式で求められ
る。
fr1＝m1×w2×ｒ
fr2＝m2×w2×ｒ
ここで
fr1：第６図で示すスポイラー板左側の遠心力
fr2：第６図で示すスポイラー板右側の遠心力
m1：第６図で示すスポイラー板左側のスポイ
ラー板質量 m2：第６図で示すスポイラー板右側のスポイ
ラー板質量 ｗ：風車の回転角速度 ｒ：風車羽根の中心半径 また第７図のスポイラー板斜視図に示す如くス
ポイラー板質量m1，m2は次式で求められる。
ラー板質量 m2：第６図で示すスポイラー板右側のスポイ
ラー板質量 ｗ：風車の回転角速度 ｒ：風車羽根の中心半径 また第７図のスポイラー板斜視図に示す如くス
ポイラー板質量m1，m2は次式で求められる。
m1＝υ×l1×Ｓ×ｔ
m2＝υ×l2×Ｓ×ｔ
ここで、
υ：スポイラー板の材料の密度、l1：スポイラ
ー板左側の長さ、l2：スポイラー板右側の
長さ、Ｓ：スポイラー板の幅、ｔ：スポイ
ラー板の板厚 通常l2＞l1となるようスポイラー板２は製作さ
れるので、遠心力はfr2＞fr1となり、スポイラー
ばね５の拘束ばねモーメントより、fr2−fr1の遠
心力によるスポイラー板のモーメントが大きくな
つた時、スポイラー板２はスポイラー軸４を中心
として回転する。
ー板左側の長さ、l2：スポイラー板右側の
長さ、Ｓ：スポイラー板の幅、ｔ：スポイ
ラー板の板厚 通常l2＞l1となるようスポイラー板２は製作さ
れるので、遠心力はfr2＞fr1となり、スポイラー
ばね５の拘束ばねモーメントより、fr2−fr1の遠
心力によるスポイラー板のモーメントが大きくな
つた時、スポイラー板２はスポイラー軸４を中心
として回転する。
従来のスポイラー装置は以上のように構成され
作動するが、スポイラー板２の製作誤差、風車羽
根中心までの距離ｒの製作誤差による狂い、スポ
イラーばね５のばね定数の製作誤差等により、ス
ポイラー装置が設定された風車の回転速度で作動
しないという欠点があつた。
作動するが、スポイラー板２の製作誤差、風車羽
根中心までの距離ｒの製作誤差による狂い、スポ
イラーばね５のばね定数の製作誤差等により、ス
ポイラー装置が設定された風車の回転速度で作動
しないという欠点があつた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、スポイラー板に釣
合質量を取付けられるようにし、製作上の誤差を
補正し、精度良くスポイラー装置を作動させ得る
スポイラー装置を提供することを目的としてい
る。
去するためになされたもので、スポイラー板に釣
合質量を取付けられるようにし、製作上の誤差を
補正し、精度良くスポイラー装置を作動させ得る
スポイラー装置を提供することを目的としてい
る。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第８図は本考案のスポイラー装置のスポイラ
ー板斜視図で、第９図は本考案のスポイラー板断
面図である。
る。第８図は本考案のスポイラー装置のスポイラ
ー板斜視図で、第９図は本考案のスポイラー板断
面図である。
図中、７はスポイラー板に設けられた貫通穴、
８はこの貫通穴に取付けられた釣合質量で、ボル
ト・ナツトで構成されている。なお、その他の構
成は従来のものと同一なので説明を省略する。
８はこの貫通穴に取付けられた釣合質量で、ボル
ト・ナツトで構成されている。なお、その他の構
成は従来のものと同一なので説明を省略する。
次に動作について説明する。スポイラー装置の
製作誤差、風車羽根の製作誤差などによりスポイ
ラー板２の左側及び右側に作用する遠心力fr1，
fr2が設定した遠心力より小さくなり、設定した
風車回転速度より高い速度でスポイラー装置が作
動する場合、貫通穴７に第９図の如く釣合質量
８、例えばスポイラー板２の材質より高比重の鉄
系又は銅系ボルト・ナツトを取付ける。これによ
つて、遠心力fr2を高め設定した風車回転速度で
スポイラー装置が動作することになる。実際に
は、貫通穴７を複数個設け、順次釣合い質量８の
増減を行ない、設定したスポイラー動作回転速度
に調整している。
製作誤差、風車羽根の製作誤差などによりスポイ
ラー板２の左側及び右側に作用する遠心力fr1，
fr2が設定した遠心力より小さくなり、設定した
風車回転速度より高い速度でスポイラー装置が作
動する場合、貫通穴７に第９図の如く釣合質量
８、例えばスポイラー板２の材質より高比重の鉄
系又は銅系ボルト・ナツトを取付ける。これによ
つて、遠心力fr2を高め設定した風車回転速度で
スポイラー装置が動作することになる。実際に
は、貫通穴７を複数個設け、順次釣合い質量８の
増減を行ない、設定したスポイラー動作回転速度
に調整している。
なお、上記実施例では貫通穴７及び釣合質量８
をl2側に設けたものを示したが、l1側に設けても
良く、またl1，l2両側に設けても良い。
をl2側に設けたものを示したが、l1側に設けても
良く、またl1，l2両側に設けても良い。
以上のように、この考案によれば、スポイラー
装置に釣合質量をとりつけられるようにしたの
で、スポイラー装置および風車羽根の製作上の誤
差を補正することができ、精度良くスポイラー装
置を作動させることができる効果がある。
装置に釣合質量をとりつけられるようにしたの
で、スポイラー装置および風車羽根の製作上の誤
差を補正することができ、精度良くスポイラー装
置を作動させることができる効果がある。
第１図は従来のスポイラー装置を示す捨視図、
第２図は第１図の−線による断面図、第３図
〜第５図はスポイラー装置の作動説明図、第６図
と第７図はスポイラー装置に働く遠心力の説明
図、第８図はこの考案の一実施例によるスポイラ
ー装置のスポイラー板の斜視図、第９図はスポイ
ラー装置の要部断面図である。 図中、１は風車羽根、２はスポイラー板、７は
貫通穴、８は釣合質量である。なお、図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
第２図は第１図の−線による断面図、第３図
〜第５図はスポイラー装置の作動説明図、第６図
と第７図はスポイラー装置に働く遠心力の説明
図、第８図はこの考案の一実施例によるスポイラ
ー装置のスポイラー板の斜視図、第９図はスポイ
ラー装置の要部断面図である。 図中、１は風車羽根、２はスポイラー板、７は
貫通穴、８は釣合質量である。なお、図中、同一
符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 風車の過回転を防止するために風車羽根に設け
られたスポイラー装置において、該スポイラー装
置のスポイラー板に１個又は複数個の貫通穴を設
けると共に、該貫通穴に釣合質量を取付け可能に
構成したことを特徴とする風車のスポイラー装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2436385U JPS6345576Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2436385U JPS6345576Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61140182U JPS61140182U (ja) | 1986-08-30 |
| JPS6345576Y2 true JPS6345576Y2 (ja) | 1988-11-25 |
Family
ID=30518442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2436385U Expired JPS6345576Y2 (ja) | 1985-02-22 | 1985-02-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6345576Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020054262A (ko) * | 2000-12-27 | 2002-07-06 | 원인호 | 인호식 풍차용 가변식 날개의 구성과 이를 활용한푸로펠러의 배설방식 |
-
1985
- 1985-02-22 JP JP2436385U patent/JPS6345576Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61140182U (ja) | 1986-08-30 |
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