JPS6345542Y2 - - Google Patents

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JPS6345542Y2
JPS6345542Y2 JP14051483U JP14051483U JPS6345542Y2 JP S6345542 Y2 JPS6345542 Y2 JP S6345542Y2 JP 14051483 U JP14051483 U JP 14051483U JP 14051483 U JP14051483 U JP 14051483U JP S6345542 Y2 JPS6345542 Y2 JP S6345542Y2
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JP
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main frame
tail
pipe
bent
muffler
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JP14051483U
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JPS6047824U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、マフラーに接続した排気管を、メイ
ンフレームに対して内外に貫通した曲り管部分
と、その下流側に連通せれると共に前記メインフ
レーム内に大部分あるいは全部が位置する尾管部
分とに分割形成し、メインフレームを、尾管部分
に対する断熱カバーに兼用利用した作業車のエン
ジンの排気部に関する。
従来上記作業車のエンジン排気部において、曲
り管部分と尾管部分との接続構造を構成するに、
第6図、あるいは、第7図に示すように、メイン
フレーム11に対してその内外に貫通配置した曲
り管部分10Aの出口側端部に対して、尾管部分
10Bをメインフレーム11の一端側開口から挿
通しながら尾管部分10Bの入口側端部を突き合
せ状に、あるいは、差し込み嵌合状に接続してい
たのであるが、いずれにしても、尾管部分10B
の挿入に伴ない尾管部分10Bの入口と曲り管部
分10Aの出口とを芯合せすることが極めて難し
く、又、接続状態の尾管部分10Bの入口側端部
をその半径方向に固定する部材16をメインフレ
ーム11内に組付けなければならないために、尾
管部分10Bの組付が極めて煩雑な作業であつ
た。
更に、マフラーからの高温の排ガスを直接的に
尾管部分10Bに導入するために、メインフレー
ム11が高温となつて、それに付着した草等の可
燃物が焦げる等、排ガス冷却面においても未だ改
善の余地があつた。
本考案の目的は、尾管部分と曲り管部分との接
続構造に対する合理的な改良により、尾管部分へ
の導入排ガスを効果的に冷却できるようにすると
共に、尾管部分の組付を大巾に簡略化する点にあ
る。
本考案によるエンジン排気部の特徴構成は、冒
記作業車において、前記尾管部分を、その入口側
の外径が前記メインフレームの内径に近い寸法に
なるように拡径形成すると共に、入口内径が前記
曲り管部分の出口外径よりも大になるように形成
し、前記尾管部分と曲り管部分との間に、その曲
り管部分からの排気に伴つて前記メインフレーム
内の空気を前記尾管部分に吸引させるための開口
を形成してあることにあり、その作用・効果は次
の通りである。
つまり、曲り管部分からの排気によるエゼクト
効果で尾管部分と曲り管部分との間に形成した開
口からメインフレーム内の空気を尾管部分に吸引
させることにより、吸引空気との合流で尾管部分
に導入する排ガスを効果的に冷却することができ
て、メインフレームの高温化による付着物の焦げ
付き等を防止できるに至つた。
しかも、吸引開口を形成するための構造とし
て、尾管部分の入口内径を曲り管部分の出口外径
よりも大径に形成することにより、尾管部分の挿
入時にその入口と曲り管部分の出口とが多少偏芯
していたとしても、それらの内外径差を融通とし
て微妙な芯合せを伴なうこと無くそれらを容易
に、かつ、適切に接続することができ、更に、尾
管部分の入口外径をメインフレームの内径に近い
寸法に拡径形成することにより、上述吸引開口を
備えた接続構造を有効利用した状態で、尾管部分
をメインフレーム内の所定位置まで挿入するだけ
で、拡径部の外周縁とメインフレーム内面との接
当により尾管部分の入口側端部を、従来構成の如
き固定部材のメインフレーム内への組付を必要と
すること無く半径方向に固定することができ、全
体として、排ガスの冷却性能に優れ、かつ、排気
管の組付が極めて簡単な実用効果の大きなエンジ
ン排気部を提供し得るに至つた。
次に実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。
第1図は、作業車の一例としてのコンバインを
示し、左右一対のクローラ走行装置1を備えた機
体フレーム2に、脱穀装置3、及び、搭乗運転部
4が設けられると共に、植立穀稈を引起しながら
刈取り、かつ、刈取穀稈を脱穀装置3に搬送供給
する刈取部5が、機体の前端に昇降操作自在に装
備されている。
第2図ないし第4図に示すように、運転座席6
を機体フレーム2に取付けるためのフレーム構造
7の内方空間を利用して、エンジン8、及び、そ
れに対するマフラー9を座席6の下方に配設して
ある。
前後向き姿勢の補助マフラー9Aをエンジン側
排気管8aに接続すると共に、それよりも長尺で
下方向き姿勢の主マフラー9Bを、屈曲管9Cを
介して補助マフラー9Aの出口に接続してある。
つまり、マフラー9を横向き部分9Aとその下
流側の下方向き部分9Bとを備えさせることによ
り、夫々の部分9A,9Bの長さをスペース上の
制約寸法内に維持し、マフラー9全体を運転座席
6下方の狭いスペースにコンパクトに装備できる
ようにしながらも、一本の直線状マフラーに比し
て装備可能なマフラーの実質全体長を大巾に長尺
化できるようにして、マフラー9の消音効果を向
上するように構成してある。
主マフラー9Bをその全長にわたつて囲む筒状
マフラーカバー12を設け、そのマフラーカバー
12の下端側縮径部12A内において、それと同
芯状に主マフラー9Bの出口を開口させ、その出
口からの高速ガス排出によるエゼクト効果でマフ
ラーカバー12と主マフラー9Bとの間に冷却外
気を強制流動させるように構成すると共に、縮径
部12Aにおいて冷却外気と合流したエンジン排
気を、その縮径部12Aに接続した排気管10を
介して機体の後端から排出するように構成してあ
る。
排気管10を、機体フレーム2の構成部材であ
る前後向きの角パイプ状メインフレーム11に対
してその横側から内外に貫通するマフラー接続側
曲り管部分10Aと、その下流側に接続されてメ
インフレーム11内に挿通配置される尾管部分1
0Bとに分割形成し、メインフレーム11を、尾
管部分10Bに対する断熱カバーに兼用利用して
ある。
図中13は、尾管部分10B側へマフラー9の
作動振動が伝達することを抑制するために曲り管
部分10Aに介装した防振継手である。
曲り管部分10Aと尾管部分10Bとの接続構
造、並びに、尾管部分10Bの組付構造を構成す
るに、メインフレーム11の内径よりも小外径の
曲り管部分10Aの出口側端部を、メインフレー
ム11の管芯とほぼ同芯状に配置して後方向きに
開口させると共に、先端側外径がメインフレーム
11の内径に近い寸法で、かつ、先端側内径が曲
り管部分10Aの出口外径よりも大径で、さら
に、尾管部分10B接続側の後端側ほど小内外径
の内外面円錐状部材14を、曲り管部分10Aの
出口外径とほぼ同外径に形成した尾管部分10B
の入口側端部に同芯状に一体連結し、もつて、曲
り管部分10Aの後端が尾管部分10Bの先端と
は隙間のある状態で円錐状部材14の先端側開口
部にラツプする位置まで、尾管部分10Bをメイ
ンフレーム11の後端開口から挿入すると共に、
挿入後、メインフレーム11の後端開口を閉塞す
る部材15を、それによつて尾管部分10Bの後
端を外嵌支持させるようにメインフレーム11の
後端に連結して、尾管部分10Bの組付を行なう
ように構成してある。
つまり、尾管部分10Bの挿入だけで、円錐状
部材14の先端側外周縁とメインフレーム11の
内面との接当により、尾管部分10Bの先端側
を、他の固定部材のメインフレーム11内への組
付を伴なうこと無く半径方向において固定できる
ように、かつ、曲り管部分10Aの出口と尾管部
分10Bの入口とが製作誤差等によりたとえ偏芯
していたとしても、円錐状部材14の先端側内径
と曲り管部分10A出口外径との差を融通とし
て、尾管部分10Bの挿入に伴なう微妙な芯合せ
を必要とすること無く、曲り管部分10Aと尾管
部分10Bとを所定の状態に容易に接続できるよ
うにして、排気管10の組付を大巾に容易化する
ように構成してある。
更に、円錐状部材14を介した接続構造を利用
する状態で、曲り管部分10A出口からの高速ガ
ス排出によるエゼクト効果で、メインフレーム1
1の前端開口11aから外気を強制流入させると
共に、その流入外気を曲り管部分10A出口と円
錐状部材14の間の間隙開口Aから尾管部分10
Bに吸引させて、外気合流による排ガス冷却を効
果的に行なえるように構成してある。
次に別実施例を説明する。
第5図に示すように、円錐状部材14の先端
に、先端側ほど小外径で、かつ、先端側円径が曲
り管10Aの外径よりも大径の逆向き円錐状部1
4aを一体形成し、前述の如き尾管部分10B先
端側の固定機能、芯合せの不要化、並びに、冷却
外気吸入機能を維持しながらも、メインフレーム
11内面に対する逆向き円錐状部14aのテーパ
ー状外周面による案内作用で尾管部分10Bの挿
入を円滑化するように構成しても良い。
別部材としての円錐状部材14を尾管部分10
Bの入口端部に連結するに代えて、それと同機能
を奏する円錐状部を尾管部分10Bの入口端部に
一体形成しても良く、要するに、尾管部分10B
の入口側外径がメインフレーム11の内径に近い
寸法で、かつ、その入口内径が曲り管部分10A
の出口外径よりも大径で更に、曲り管部分10A
と尾管部分10Bとの間に冷却空気吸引用開口A
を備えるような構造であれば、尾管部分10Bの
具体的形状、並びに、形成構造は種々の改良が可
能である。
本考案は、農用や建設用等の各種用途の作業車
におけるエンジン排気部を対象とするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車のエンジン排気部の
実施例、及び、従来例を示し、第1図はコンバイ
ンの全体側面図、第2図はエンジン排気部を示す
概略側面図、第3図は同概略前面図、第4図は排
気管構造を示す拡大断面図、第5図は別実施例を
示す断面図、第6図、及び、第7図は、夫々従来
構造を示す概略断面図である。 9……マフラー、10……排気管、10A……
曲り管部分、10B……尾管部分、11……メイ
ンフレーム、A……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マフラー9に接続した排気管10を、メインフ
    レーム11に対して内外に貫通した曲り管部分1
    0Aと、その下流側に連通されると共に前記メイ
    ンフレーム11内に大部分あるいは全部が位置す
    る尾管部分10Bとに分割形成した作業車におい
    て、前記尾管部分10Bを、その入口側の外径が
    前記メインフレーム11の内径に近い寸法になる
    ように拡径形成すると共に、入口内径が前記曲り
    管部分10Aの出口外径よりも大になるように形
    成し、前記尾管部分10Bと曲り管部分10Aと
    の間に、その曲り管部分10Aからの排気に伴つ
    て前記メインフレーム11内の空気を前記尾管部
    分10Bに吸引させるための開口Aを形成してあ
    る作業車のエンジン排気部。
JP14051483U 1983-09-09 1983-09-09 作業車のエンジン排気部 Granted JPS6047824U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14051483U JPS6047824U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 作業車のエンジン排気部

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JP14051483U JPS6047824U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 作業車のエンジン排気部

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Publication Number Publication Date
JPS6047824U JPS6047824U (ja) 1985-04-04
JPS6345542Y2 true JPS6345542Y2 (ja) 1988-11-25

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ID=30314568

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JP14051483U Granted JPS6047824U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 作業車のエンジン排気部

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004306958A (ja) * 2004-08-09 2004-11-04 Yanmar Co Ltd クローラ式運搬車

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JP2517367Y2 (ja) * 1990-04-09 1996-11-20 株式会社クボタ 農作業機のエンジン排気構造
WO2006011210A1 (ja) * 2004-07-29 2006-02-02 Yanmar Co., Ltd. コンバイン
JP5806709B2 (ja) * 2013-07-05 2015-11-10 ヤンマー株式会社 コンバイン搭載用のエンジン装置
JP5806711B2 (ja) * 2013-07-05 2015-11-10 ヤンマー株式会社 コンバイン搭載用のエンジン装置
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