JPS634549Y2 - - Google Patents

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JPS634549Y2
JPS634549Y2 JP1983093276U JP9327683U JPS634549Y2 JP S634549 Y2 JPS634549 Y2 JP S634549Y2 JP 1983093276 U JP1983093276 U JP 1983093276U JP 9327683 U JP9327683 U JP 9327683U JP S634549 Y2 JPS634549 Y2 JP S634549Y2
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JP
Japan
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paper
intake duct
front gate
paper dust
width
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JP1983093276U
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English (en)
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JPS601488U (ja
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Publication of JPS601488U publication Critical patent/JPS601488U/ja
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  • Cleaning In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は例えば段ボールシートのような厚さの異
なる紙葉を通紙させる機械に適用する紙粉除去装
置に関するものである。
従来の段ボール製凾機の給紙部と印刷部との構
成の概略を第1,2図により説明すると、1が給
紙部、1aがフレーム、1bがフレーム、2が印
刷部、3が紙粉除去装置、4がフロントゲート、
5がバツクストツプ、6がテーブル、7がキツ
カ、8がダクト、9がフードブラシ、10がダン
パ、11が仕切板、12がサクシヨンブロア、1
4aが集結ダクト、14bが集結ダクト、15が
フイードロール、16がフイードロール、17が
印刷シリンダ、18が印版、19がインキ供給ロ
ール、20が段ボールシートで、前工程より送ら
れて給紙部1のテーブル6上に積まれた段ボール
シート20は、キツカ7により一枚づつ押し出さ
れ、フイードロール15,16により引張られ
て、印刷部2に送り込まれる。同印刷部2では、
インキ供給ロール19により、印刷シリンダ17
に取り付けられた印版18にインキが供給され、
段ボールシート20に転写され、印刷が行なわれ
て、後工程へ送り出される。以上の工程で、給紙
部1に積まれる段ボールシート20は、前工程で
紙粉や小さな裁断屑が付着しており、これが印刷
時、印版18に付着し(第3図のイ参照)、印刷
汚れや欠版による印刷障害を起し、これがさらに
堆積すると、印版18の目詰りや印刷むら等の弊
害が出てくる。そこで、フイードロール15,1
6の手前側に吸気ダクト8を設け、同吸気ダクト
8の先端のフードブラシ9により、通過する段ボ
ールシート20を掃いて、紙粉や裁断屑をサクシ
ヨンにより吸い出す紙粉除去装置3が設けられて
いる。同紙粉除去装置3の吸気ダクト8は、第2
図に示すように幅の広い段ボールシート20の紙
粉や裁断屑を残らず吸引させるため、機械全幅に
亘り細長く、同吸気ダクト8の吸気口は、段ボー
ルの各種シート20の搬送を邪魔しないようにテ
ーブル6に対して大きな隙間gをおいて固定され
ている。この細長い吸気ダクト8は、どの部分で
も一様なサクシヨン圧が得られるように仕切り板
11により数部屋(図示の例では4室)に区切ら
れ、同各部屋は遮へい板(図示せず)またはダン
パ10により個々に圧力が調節されるようになつ
ている。そして、吸引された紙粉や裁断屑は、集
結ダクト14a,14bを介し機外のサクシヨン
ブロア12へ吸引されて、集塵機(図示せず)で
処理されるようになつている。
前記従来の紙粉除去装置3では、吸気ダクト8
の吸気口高さが一定のため、段ボールシート20
の厚さが変わると、隙間g′が大きくなつたり、小
さくなつたりし、段ボールシート20の種類によ
つては吸引圧が変化して、安定した性能が得られ
ない。特に薄い段ボールシートが送られるときに
性能が大幅に低下していた。
本案は前記の問題点に対処するもので、給紙部
から印刷部へ送られる紙から紙粉を除去する紙粉
除去装置において、前記給紙部の出口に上下動可
能に設けられたフロントゲートと、最大紙幅とほ
ぼ同じ幅を有し且つ前記給紙部から前記印刷部へ
送られる紙の通路に対向して設けられた集合吸気
ダクトと、同集合吸気ダクト及び前記フロントゲ
ートを紙厚に応じて上下動させるフロントゲート
隙間調整装置と、前記集合吸気ダクト内を幅方向
に複数に仕切つた各区画に離接可能に接続する複
数の分岐吸気ダクトと、同分岐吸気ダクトのそれ
ぞれに取り付けられたオン・オフ可能な複数のサ
クシヨンブロアとを具えていることを特徴とした
紙粉除去装置に係り、その目的とする処は、紙厚
が変つても紙粉等を円滑に除去できる改良された
紙粉除去装置を供する点にある。
次に本案の紙粉除去装置を第4,5,6図に示
す一実施例より説明すると、2が印刷部で、同印
刷部2は従来と同様である。また5がバツクスト
ツプ、6がテーブル、7がキツカ、15,16及
び15a,16aがフイードロール、21が給紙
部、21aがフレーム、21bがフレーム、22
がフロントゲートおよびフイードロール隙間調整
装置、23が紙粉除去ユニツト、24がフロント
ゲート、25がフードブラシ、26がシートガイ
ド、27が分岐吸気ダクト、28がサクシヨンブ
ロア、29が排気ダクト、30が排気ダクト、3
1がスポンジ、32が横はり、33がナツト、3
4がフイードロール軸受、35が集合ダクト、3
6が軸受、37が駆動軸、38が傘歯車、39が
傘歯車、40がねじ軸で、横はり32にフロント
ゲート24フイードロール軸受34及び集合ダク
ト35が固定され、集合ダクト35にフードブラ
シ25が取付けられてる。横はり32は、その両
端がナツト33とねじ軸40とにより支えられ、
ねじ軸40は軸受36により各々フレーム21
a,21bに支持されている。フロントゲート2
4は、段ボールシート20の幅寸法に合わせてセ
ツトできるように横はり32に滑動自在に係合し
ている。ねじ軸40は、上端に傘歯車39を固着
し、同傘歯車39が駆動軸37にキー止めされた
傘歯車38にかみ合つている。この駆動軸37の
駆動により、ねじ軸40が回転し、横はり32が
上下動し、集合ダクト35フロントゲート24及
びフイードロール15が同時に同方向に連動し
て、段ボールシート厚さに合つた隙間が形成され
るようになつている。また分岐吸気ダクト27に
は、集合吸気ダクト35に対面してスポンジ31
が取り付けられている。同分岐吸気ダクト27
は、紙粉除去ユニツト23に固定され、同紙粉除
去ユニツト23は第6図の矢印A,B方向に移動
可能で、矢印A方向に移動したときには、ダクト
27,35が連結される。また上記分岐吸気ダク
ト27は、集合吸気ダクト35に対し複数個設け
られ、それぞれにはサクシヨンブロア28と排気
ダクト29とが設けられ、同各排気ダクト29が
一本の排気ダクト30にまとめられている。
次に前記紙粉除去装置の作用を説明する。前工
程より運ばれて、給紙部21のテーブル6上に積
み上げられた段ボールシート20は、一枚づつキ
ツカ7により押し出されて、フイードロール1
5,16により印刷部2へ送り込まれる。この工
程で、厚さの異なる次のロツトの段ボールシート
20に切り替えたいときは、給紙部21のフロン
トゲート24とテーブル6との隙間cを調整する
必要が出てくる。この隙間cの調整は、第6図に
示す駆動軸37を駆動し、傘歯車38,39ねじ
軸40及び横はり32を介しフロントゲート24
を上下させて行なう。このとき、吸気ダクト35
及びフードブラシ25もフロントゲート24と共
に上方または下方に移動する。さらに段ボールシ
ート20の幅寸法(第5図のW寸法)が狭いとき
は、外側寄りの段ボールシート20のない部分で
サクシヨンの必要がなく、この部分に対応するサ
クシヨンブロア28は休止させる。なお紙粉除去
装置23は、給紙装置21を解放することによ
り、ラインから抜き出すことが可能である。
本案の紙粉除去装置は前記のように給紙部21
の出口に上下動可能に設けられたフロントゲート
24と、最大紙幅とほぼ同じ幅を有し且つ給紙部
21から印刷部2へ送られる紙の通路(シートガ
イド26)に対向して設けられた集合吸気ダクト
35と、同集合吸気ダクト35及び前記フロント
ゲート24を紙厚に応じて上下動させるフロント
ゲート隙間調整装置22と、前記集合吸気ダクト
35内を幅方向に複数に仕切つた各区画に離接可
能に接続する複数の分岐吸気ダクト27と、同分
岐吸気ダクト27のそれぞれに取り付けられたオ
ン・オフ可能な複数のサクシヨンブロア28とを
具えていて、前記作用が行われるので、紙厚が変
わつても紙粉を円滑に除去できる。
また本案の紙粉除去装置は前記のように集合吸
気ダクト35が最大紙幅とほぼ同じ幅を有し且つ
給紙部21から印刷部2へ送られる紙の通路(シ
ートガイド26)に対向して設けられ、複数の分
岐吸気ダクト27が集合吸気ダクト35内を幅方
向に複数に仕切つた各区画に離接可能に接続さ
れ、オン・オフ可能な複数のサクシヨンブロア2
8が上記各分岐吸気ダクト27のそれぞれに設け
られているので、集合吸気ダクト35の幅方向全
域で均一な吸引力を得られる。また各サクシヨン
ブロア28の1つずつは小容量のものでよく、紙
幅の小さな紙を供給する場合には、必要部分のサ
クシヨンブロア28のみを作動させればよく、風
量損失を少なくできて、紙粉を効率よく除去でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の段ボール製凾機の紙粉除去装置
を示す一部縦断側面図、第2図は第1図矢視−
線に沿う縦断正面図、第3図は紙粉の付着状態
を示す説明図、第4図は本案に係る紙粉除去装置
の一実施例を示す一部縦断側面図、第5図は第4
図矢視−線に沿う縦断正面図、第6図は要部
の拡大側面図である。 2……印刷部、21……給紙部、22……フロ
ントゲート隙間調整装置、24……フロントゲー
ト、26……紙の通路(シートガイド)、27…
…分岐吸気ダクト、28……サクシヨンブロア、
35……集合吸気ダクト35。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給紙部から印刷部へ送られる紙から紙粉を除去
    する紙粉除去装置において、前記給紙部の出口に
    上下動可能に設けられたフロントゲートと、最大
    紙幅とほぼ同じ幅を有し且つ前記給紙部から前記
    印刷部へ送られる紙の通路に対向して設けられた
    集合吸気ダクトと、同集合吸気ダクト及び前記フ
    ロントゲートを紙厚に応じて上下動させるフロン
    トゲート隙間調整装置と、前記集合吸気ダクト内
    を幅方向に複数に仕切つた各区画に離接可能に接
    続する複数の分岐吸気ダクトと、同分岐吸気ダク
    トのそれぞれに取り付けられたオン・オフ可能な
    複数のサクシヨンブロアとを具えていることを特
    徴とした紙粉除去装置。
JP9327683U 1983-06-20 1983-06-20 紙粉除去装置 Granted JPS601488U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9327683U JPS601488U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 紙粉除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9327683U JPS601488U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 紙粉除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS601488U JPS601488U (ja) 1985-01-08
JPS634549Y2 true JPS634549Y2 (ja) 1988-02-05

Family

ID=30224002

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JP9327683U Granted JPS601488U (ja) 1983-06-20 1983-06-20 紙粉除去装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527097A (en) * 1978-07-05 1980-02-26 Saint Gobain Method of cleaning sheet in plastic and its device

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669439U (ja) * 1979-10-30 1981-06-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527097A (en) * 1978-07-05 1980-02-26 Saint Gobain Method of cleaning sheet in plastic and its device

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JPS601488U (ja) 1985-01-08

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