JPS6345310A - モリブデン粉末及びその製造方法 - Google Patents
モリブデン粉末及びその製造方法Info
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- JPS6345310A JPS6345310A JP18790386A JP18790386A JPS6345310A JP S6345310 A JPS6345310 A JP S6345310A JP 18790386 A JP18790386 A JP 18790386A JP 18790386 A JP18790386 A JP 18790386A JP S6345310 A JPS6345310 A JP S6345310A
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- powder
- molybdenum
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- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 28
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- QXYJCZRRLLQGCR-UHFFFAOYSA-N dioxomolybdenum Chemical compound O=[Mo]=O QXYJCZRRLLQGCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 37
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
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- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 21
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Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、モリブデン粉末及びその製造方法に関し、特
に、その平均粒度及び粒度分布を向上させたモリブデン
粉末及びその製造方法に関する。
に、その平均粒度及び粒度分布を向上させたモリブデン
粉末及びその製造方法に関する。
平均粒径が0.5〜3.0μmの微粒粉末であるモリブ
デン粉末は、特にメタライズ用等に多量に用いられるも
のであり、二酸化モリブデン(MOO2)を還元して得
ることができる。
デン粉末は、特にメタライズ用等に多量に用いられるも
のであり、二酸化モリブデン(MOO2)を還元して得
ることができる。
第5図に示すとおり、従来のモリブデン粉末の製造方法
では、まず、 MoO21の粉末を還元容器(以下デー
ト2と言う)内に充填する。次に加熱部3内にデート2
が連続的に送り込まれると、加熱部3内に水素ガスを水
素ガス注入口4より注入し、水素ガス排出口5から排出
し、同時に500〜1000℃の温度に加熱部3内を維
持して、水素雰囲気中での連続還元によりモリブデン金
属を得るものである。
では、まず、 MoO21の粉末を還元容器(以下デー
ト2と言う)内に充填する。次に加熱部3内にデート2
が連続的に送り込まれると、加熱部3内に水素ガスを水
素ガス注入口4より注入し、水素ガス排出口5から排出
し、同時に500〜1000℃の温度に加熱部3内を維
持して、水素雰囲気中での連続還元によりモリブデン金
属を得るものである。
しかしながら、従来の製造方法においては、デート内へ
のMo02粉末の充填量、還元温度、水素流量等を正確
に制御しなければ、微粒で、且つ2粒度分布幅の狭い粉
末を得ることができない問題がある。
のMo02粉末の充填量、還元温度、水素流量等を正確
に制御しなければ、微粒で、且つ2粒度分布幅の狭い粉
末を得ることができない問題がある。
一
例えば、還元温度が低い場合、還元の際のモリブデン粉
末の凝集塊は比較的少なくなるが、逆に。
末の凝集塊は比較的少なくなるが、逆に。
加熱時間を長くする必要があるためモリブデン粉末中の
酸素含有量が増加してしまい、モリブデン粉末の特性が
却って劣化する欠点がある。
酸素含有量が増加してしまい、モリブデン粉末の特性が
却って劣化する欠点がある。
また、注入する水素流量を多くした場合も、モリブデン
粉末の凝集塊が生じ易くなってしまい。
粉末の凝集塊が生じ易くなってしまい。
その調整が複雑で困難である。
しかも、ボート内にMoO2粉末を充填して還元するだ
め、水素との接触条件に差違が生じてしまい。
め、水素との接触条件に差違が生じてしまい。
不可避的に充填した層の上層部と下層部とに2粒度2粒
度分布幅及び酸素含有量に品質のパラつきが生じてしま
う欠点がある。
度分布幅及び酸素含有量に品質のパラつきが生じてしま
う欠点がある。
そこで2本発明の目的は上記欠点に鑑み2粒度が均一で
、その粒度分布幅も狭い分散性の良好なモリブデン粉末
及びその製造方法を提供するものである。
、その粒度分布幅も狭い分散性の良好なモリブデン粉末
及びその製造方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明によれば、二酸化モリブデン粉末を、還元して得
られるモリブデン粉末であって、該モリブデン粉末の平
均粒度が0.5〜2.0μmの微粒粉末であることを特
徴とするモリブデン粉末が得られる。
られるモリブデン粉末であって、該モリブデン粉末の平
均粒度が0.5〜2.0μmの微粒粉末であることを特
徴とするモリブデン粉末が得られる。
同様に1本発明によれば二酸化モリブデン粉末からなる
原料を落下させる落下工程と、前記原料を落下中に水素
還元させる還元工程とを有することを特徴とするモリブ
デン粉末の製造方法が得られる。
原料を落下させる落下工程と、前記原料を落下中に水素
還元させる還元工程とを有することを特徴とするモリブ
デン粉末の製造方法が得られる。
以下2本発明の実施例について2図面を参照して説明す
る。
る。
第1図に示すとおり、まず落下工程において。
予め用意した二酸化モリブデンMoO2粉末1をスクリ
ューフィーダ6を介し、傾斜して設置された回転チュー
ブ7内に送り込み2回転チーープ7内で回転落下させる
。同時に還元工程として、加熱器8により回転チューブ
7内を800〜1000℃の温度に一定時間維持しつつ
9回転チー−ブ7の先端に設けた水素ガス注入口4より
水素ガスを注入し。
ューフィーダ6を介し、傾斜して設置された回転チュー
ブ7内に送り込み2回転チーープ7内で回転落下させる
。同時に還元工程として、加熱器8により回転チューブ
7内を800〜1000℃の温度に一定時間維持しつつ
9回転チー−ブ7の先端に設けた水素ガス注入口4より
水素ガスを注入し。
その後端に設けた水素ガス排出口5から水素ガスを排出
する。このとき、二酸化モリブデンは。
する。このとき、二酸化モリブデンは。
MoO2+2H2−一→Mo+2H2゜の反応により、
水素雰囲気中で還元され、モリブデンと成る。
水素雰囲気中で還元され、モリブデンと成る。
このため、二酸化モリブデンの個々の粉末粒子は、互い
に充積することなく、各々水素雰囲気中を回転落下して
十分に水素に接触することにより。
に充積することなく、各々水素雰囲気中を回転落下して
十分に水素に接触することにより。
均一に還元されることになる。
従って、還元されたモリブデン粉末は、均一な粒度で、
且つ9粒度分布幅の狭い分散性の良好なものと成る。
且つ9粒度分布幅の狭い分散性の良好なものと成る。
次に、製造条件のうち、還元温度、水素流量。
MoO□のチャージ量及び還元時間を変えて2本発明の
製造方法により得られたモリブデン粉末と、従来の方法
により得られたものとの粒度分布の比較を、平均粒度毎
に、第2〜第4図に示す。尚、各図中の(a)は従来例
、(b)は本発明による結果を示すグラフである。
製造方法により得られたモリブデン粉末と、従来の方法
により得られたものとの粒度分布の比較を、平均粒度毎
に、第2〜第4図に示す。尚、各図中の(a)は従来例
、(b)は本発明による結果を示すグラフである。
第2図に示すとおり、還元温度830℃、水素流量8.
0 m3/ Hr 、 MoO2のチャージ量1−0K
g/Hr 、還元時間45分の製造条件によって得られ
た平均粒径0.5μmのモリブデン粉末の粒度分布を比
較すると。
0 m3/ Hr 、 MoO2のチャージ量1−0K
g/Hr 、還元時間45分の製造条件によって得られ
た平均粒径0.5μmのモリブデン粉末の粒度分布を比
較すると。
本発明においては、2μm以上は殆ど分布せず、一方、
従来例においては、8μmまで分布が広がっている。
従来例においては、8μmまで分布が広がっている。
第3図は、平均粒径1.03mのモリブデン粉末の場合
であって9本発明の製造条件は、還元温度900℃、水
素流量5.0 m3/ Hr 、 MoO2のチャージ
量2.0〜/Hr、還元時間240分とした。本発明に
おいては4μm以上は殆ど分布せず、従来例では12μ
mまで分布が広がっている。
であって9本発明の製造条件は、還元温度900℃、水
素流量5.0 m3/ Hr 、 MoO2のチャージ
量2.0〜/Hr、還元時間240分とした。本発明に
おいては4μm以上は殆ど分布せず、従来例では12μ
mまで分布が広がっている。
第4図は平均粒径1.8μmのモリブデン粉末の場合で
あって2本発明の製造条件は、還元温度1000℃、水
素流量4.0 nx3/ Hr 9Mo02のチャージ
量3.0に9/Hr、還元時間240分とした。本発明
においては7μm以上は殆ど分布せず、従来例では、1
2μmまで分布が広がっている。
あって2本発明の製造条件は、還元温度1000℃、水
素流量4.0 nx3/ Hr 9Mo02のチャージ
量3.0に9/Hr、還元時間240分とした。本発明
においては7μm以上は殆ど分布せず、従来例では、1
2μmまで分布が広がっている。
以上説明したとおり、不発明によりば、凝集塊のほとん
どない均一な粒度で、且°り、その粒度分布も狭く分散
性の良好なモリブデン粉末が得られる。
どない均一な粒度で、且°り、その粒度分布も狭く分散
性の良好なモリブデン粉末が得られる。
従って、高品質のモリブデン粉末を提供することができ
る。
る。
第1図は本発明に係る製造方法に用いる還元装置の概略
図、第一、第Jヤ第4図は本発明方法と従来方法とによ
り得られたモリブデン粉末の粒度分布の比較図、第5図
は、従来方法に用いる還元装置の概略図である。 1・・・原料MOO2,2・・・ytr−ト、3・・・
加熱部、4・・・水素ガス注入口、5・・・水素ガス排
出口、6・・・スクリューフィーダ、7・・・回転チュ
ーブ、8・・・加熱器。 第1図 第2図 (Q) MO−POWDER GRADE MO リュクケイ データ WT% ルイセキ204−
0 31 19 Lう(a) MO−POVI/DE日 0.2−0 4 0.4 代4 (b) MO−POWOER (b) MO−POWDER GRADE MO
図、第一、第Jヤ第4図は本発明方法と従来方法とによ
り得られたモリブデン粉末の粒度分布の比較図、第5図
は、従来方法に用いる還元装置の概略図である。 1・・・原料MOO2,2・・・ytr−ト、3・・・
加熱部、4・・・水素ガス注入口、5・・・水素ガス排
出口、6・・・スクリューフィーダ、7・・・回転チュ
ーブ、8・・・加熱器。 第1図 第2図 (Q) MO−POWDER GRADE MO リュクケイ データ WT% ルイセキ204−
0 31 19 Lう(a) MO−POVI/DE日 0.2−0 4 0.4 代4 (b) MO−POWOER (b) MO−POWDER GRADE MO
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、二酸化モリブデン粉末を、還元して得られるモリブ
デン粉末であって、該モリブデン粉末の平均粒度が0.
5〜2.0μmの微粒粉末であることを特徴とするモリ
ブデン粉末。 2、二酸化モリブデン粉末からなる原料を落下させる落
下工程と、前記原料を落下中に水素還元させる還元工程
とを有することを特徴とするモリブデン粉末の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18790386A JPS6345310A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | モリブデン粉末及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18790386A JPS6345310A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | モリブデン粉末及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345310A true JPS6345310A (ja) | 1988-02-26 |
Family
ID=16214215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18790386A Pending JPS6345310A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | モリブデン粉末及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6345310A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5976217A (en) * | 1995-10-31 | 1999-11-02 | Schwarzkopf Technologies, Corporation | Method for the reduction of metallic compounds |
US6113668A (en) * | 1996-11-04 | 2000-09-05 | Schwarzkopf Technologies Corp. | Process for manufacture of powder compact feed materials for fine grained hardmetal |
JP2008285759A (ja) * | 1995-11-27 | 2008-11-27 | Hc Starck Gmbh | 金属粉末造粒物製造方法 |
CN100464902C (zh) * | 2007-03-19 | 2009-03-04 | 江苏峰峰钨钼制品股份有限公司 | 钼粉钾杂质的除去方法 |
CN101966593A (zh) * | 2010-11-01 | 2011-02-09 | 金堆城钼业股份有限公司 | 一种亚微米级钼粉生产方法 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP18790386A patent/JPS6345310A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5976217A (en) * | 1995-10-31 | 1999-11-02 | Schwarzkopf Technologies, Corporation | Method for the reduction of metallic compounds |
JP2008285759A (ja) * | 1995-11-27 | 2008-11-27 | Hc Starck Gmbh | 金属粉末造粒物製造方法 |
US6113668A (en) * | 1996-11-04 | 2000-09-05 | Schwarzkopf Technologies Corp. | Process for manufacture of powder compact feed materials for fine grained hardmetal |
CN100464902C (zh) * | 2007-03-19 | 2009-03-04 | 江苏峰峰钨钼制品股份有限公司 | 钼粉钾杂质的除去方法 |
CN101966593A (zh) * | 2010-11-01 | 2011-02-09 | 金堆城钼业股份有限公司 | 一种亚微米级钼粉生产方法 |
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