JPS6345125B2 - - Google Patents

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JPS6345125B2
JPS6345125B2 JP56185479A JP18547981A JPS6345125B2 JP S6345125 B2 JPS6345125 B2 JP S6345125B2 JP 56185479 A JP56185479 A JP 56185479A JP 18547981 A JP18547981 A JP 18547981A JP S6345125 B2 JPS6345125 B2 JP S6345125B2
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JP
Japan
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transistor
emitter
circuit
phase
resistor
Prior art date
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JP56185479A
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English (en)
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JPS5888912A (ja
Inventor
Toshio Yamamoto
Tomio Miura
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NIPPON TSUSHINKI KK
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NIPPON TSUSHINKI KK
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Publication date
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Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/16Networks for phase shifting

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はトランジスタを使用した位相補償回路
にかかり、詳しくはTV送信機における映像信号
の位相を補償する回路に関する。
従来、TV送信機においては、ローパスフイル
タやVSBフイルタ等の位相特性による映像信号
の位相ひずみを補償し、また受信機あるいは復調
器のエンベロープデイレイ特性に応じて位相を予
めひずませるプレデイストーシヨンのため、一定
の周波数帯域内において、振幅を一定として位相
のみを周波数に応じて変化させるようにした位相
補償回路が用いられている。
第4図はこの種の従来の位相補償回路を示して
おり、同図において21は位相反転回路、22は
電圧増幅度1で出力インピーダンス0とみなされ
るバツフア、23はコイル、コンデンサおよび抵
抗で構成された共振回路、24はトランジスタ増
幅器の如き合成器である。
この位相補償回路において、位相反転回路21
は入力信号E〓0をE〓1とE〓2とに分配し、かつそれぞ
れの電圧増幅度がE〓1/E〓0=1,E〓2/E〓0=−2で
あるとすると、E〓1およびバツフア22の出力と
してのE〓3は第5図に示すようになり、た共振回
路23の出力信号E〓4の軌跡は図中dで示す如く
円になるため、E〓1とE〓4との和、すなわち合成器
24の出力信号であるE〓5のベクトル軌跡も図中
eで示す如き円となる。つまりこの回路によつ
て、入出力信号の振幅が一定で位相のみが周波数
に応じて変化する位相補償回路が構成されること
になる。
しかしながら、この回路では位相反転回路21
の一方の利得が|E〓2/E〓0|=2であるために位
相反転回路21の信号レベルも入力信号の2倍必
要となり、副搬送波の振幅や位相が変化してこれ
らがカラー映像信号の正確な伝送を妨げるという
欠点があつた。またベクトル合成のための信号の
合成器24としてトランジスタ増幅器等を必要と
し、回路が複雑化する欠点があつた。
更に、一般に映像信号の位相補償は広帯域を必
要とするため、第4図に示す如き位相補償回路を
基本回路としてこれを数段直列に接続し、各段に
適当な共振周波数とQを割り当てて構成すること
が行われているが、映像信号は低い周波数まで含
むため、基本回路の接続に結合コンデンサを使用
する場合には低域の特性を劣化させないために大
容量のコンデンサが必要となり、その結果機器の
小型化に支障をきたし、かつ過渡特性を悪化させ
るという欠点もあつた。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、その目的とするところは微分利得および微分
位相の有利性を確保すると共に特別の信号合成回
路を必要とすることなく回路の簡略化に寄与で
き、また多段に直結する際に結合コンデンサを必
要とせず機器の小型化、過渡特性の向上を可能な
らしめた位相補償回路を提供するにある。
以下、図に沿つて本発明を説明する。
第1図は本発明の位相補償回路の基本的な構成
を示すもので、第2図はそのベクトル図を示す。
これらの図面を参照して、本発明の位相補償回路
の動作原理を説明する。
第1図において、1は位相反転回路、2は増幅
度1のバツフア、3はQ調整用抵抗、4は増幅度
1のバツフア、5はコイルおよびコンデンサにて
構成されるリアクタンス2端子回路を示す。
第1図イにおいて、入力信号E〓0は位相反転回
路1によつてE〓0と振幅が等しく同位相のE〓1と、
逆位相のE〓3に分けられ、出力インピーダンスを
下げるためにエミツタフオロワのバツフア2,4
を夫々介してQ調整用抵抗3と、共振回路5に加
えられる。第1図イにおいて、抵抗3に加わる電
圧E〓2と共振回路5に加わる電圧E〓4は、入力電圧
E〓0と夫々次の関係にある。
E〓2=E〓0 E〓4=−E〓0 ここで、E〓2が抵抗3と共振回路5で分圧され
る状態を考えると第1図ロのようになり、回路の
出力電圧をE〓5bとするとそのベクトル軌跡は信号
の周波数に応じて絶対値および位相が変わるた
め、第2図ロのbで示す如き円となる。
また、E〓4が共振回路5と抵抗3で分圧される
状態を考えると第1図ハのようになり、回路の出
力電圧をE〓5cとすればそのベクトル軌跡は第2図
イにおけるaの如き円になる。同図に示すように
ベクトルE〓5cω=ω0(ω0=2π00:共振周波数

において最大となり、E〓4と等しくなる。
再び第1図イにおいて、E〓5aはE〓5bとE〓5cの合成
された出力であるため、そのベクトルの軌跡は第
2図ハに示すcの如き円となる。この円の半径が
E〓0の振幅に等しくなることは図から明らかであ
り、従つてE〓5aは周波数の変化に対して振幅が一
定で位相のみ変る出力となつて理想的な位相補償
回路として動作することになる。
本発明は第1図イに示した基本回路を多段直結
に適するように構成したものであり、その実施例
を第3図を参照しつつ以下に説明する。
第3図において、ベースを入力端子Iとした
NPN型の第1のトランジスタQ1のコレクタは可
変抵抗R1および抵抗R2を介して電源に接続され、
またトランジスタQ1のエミツタは抵抗R3を介し
て接地されており、これらトランジスタQ1、抵
抗R1,R2,R3によつて第1図に示した位相反転
回路1が構成されている。ここで抵抗R3は、基
本的には第1図の基本回路で説明したように位相
反転回路1の出力を|E〓3|=|E〓1|とするよう
に調整されるものがあるが、実際には後述する共
振回路5のコイルLが持つ抵抗分等の影響も含め
て、前記合成信号E〓5aがバランスするように設定
する。
エミツタフオロワとしたPNP型の第2のトラ
ンジスタQ2は第1図におけるバツフア2に相当
するもので、そのベースはトランジスタQ1のエ
ミツタに接続され、またトランジスタQ2のエミ
ツタは抵抗R4を介して電源に接続されている。
このトランジスタQ2は、出力インピーダンスを
下げると共に共振回路5および抵抗3からトラン
ジスタQ1のコレクタに影響が加わるのを防止す
るものである。このようにトランジスタQ1,Q2
は互いに逆極性であるため、トランジスタQ1
ベース・エミツタ間電圧はトランジスタQ2のベ
ース・エミツタ間電圧でほぼ相殺され、トランジ
スタQ1のベース電圧とトランジスタQ2のエミツ
タ電圧は直流的にほぼ等しくなる。換言すれば|
E〓0|=|E〓2|の関係が保たれることとなる。
一方、第1図のバツフア4に相当する、エミツ
タフオロワとしたNPN型の第3トランジスタQ3
のベースは可変抵抗R1の可変端子に接続され、
コレクタは電源に接続されていると共にエミツタ
は抵抗R5を介して接地されている。
トランジスタQ2のエミツタは第1図の抵抗3
に相当するQ調整用の可変抵抗R6およびR7の直
列回路を介して出力端子Oに接続され、またトラ
ンジスタQ3のエミツタは共振回路5を構成する
コンデンサCおよびコイルLの直列回路を介して
出力端子Oに接続される。なお、共振回路5はリ
アクタンスのみの2端子回路であれば位相補償回
路を構成することができるが、トランジスタQ2
のエミツタ電圧に対して直流電圧差の大きなトラ
ンジスタQ3のエミツタ出力、すなわちE〓4を合成
するためには、共振回路5のコンデンサCが直流
阻止コンデンサとして働くように、直列共振回路
を採用している。
しかしてその動作は第1図および第2図に示し
たとおりであり、互いに逆極性としたトランジス
タQ1,Q2により入力信号E〓0と大きさおよび位相
が等しく保たれたE〓2と、E〓0と逆位相で大きさが
等しいE〓4とは夫々抵抗3、共振回路5を介して
ベクトル合成され、全周波数にわたつて振幅が一
定(|E〓5a|)で位相のみ変化する信号E〓5aが出力
端子Oから得られるものである。
この位相補償回路は低域フイルタの後段やプレ
デイストーシヨンのために数段直結され、すなわ
ち出力端子Oと次段の位相補償回路の入力端子I
とが直結されるものであり、この際トランジスタ
Q1のベース電流が前段の位相補償回路の抵抗3
を流れるが、映像信号の位相補償回路においては
抵抗3の値は通常数百オーム程度で設計されるた
め、微少なベース電流に対して電圧降下の影響は
少い。
以上のように本発明によれば、エミツタ抵抗
と、このエミツタ抵抗とほぼ等しい値に調整し得
るコレクタ抵抗とをもつ、エミツタ接地とした第
1のトランジスタにて位相反転回路を構成し、第
1のトランジスタのエミツタを、第1のトランジ
スタとは逆極性でかつエミツタフオロワを構成す
る第2のトランジスタのベースに接続し、そのエ
ミツタを前記Q調整用抵抗に接続すると共に、第
1のトランジスタのコレクタ低抗をエミツタフオ
ロワを構成する第3のトランジスタのベースに接
続し、そのエミツタを直列共振回路に接続してそ
の出力信号とQ調整用抵抗の出力信号とをベクト
ル合成するようにしたから、位相反転回路におい
て分配される出力信号の振幅利得は双方とも1で
あるため、伝送路における振幅の変化がなく微分
利得や微分位相等、カラー映像信号を伝送する際
の飽和度や色相を左右する諸特性を良好に保つこ
とができる効果がある。
また信号の合成器として従来の如くトランジス
タ増幅器等を必要としないため、回路の簡略化が
図れる利点がある。
更に直列共振回路を構成するコンデンサが直流
阻止用としても作用するため、多段を直結する際
にも各段間に大容量の結合コンデンサを必要とせ
ず、機器の小型化が図れると共に、低周波域での
特性が改善され、サグ等の発生を防止しバウンス
等、過渡特性を向上させ得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハは夫々本発明の基本回路を示
すブロツク図、第2図イ,ロ,ハはその動作を説
明するためのベクトル図、第3図は本発明の一実
施例を示す回路図、第4図は従来例のブロツク
図、第5図はその動作を説明するためのベクトル
図である。 1……位相反転回路、2,4……バツフア、3
……抵抗、5……共振回路、I……入力端子、
Q1……第1のトランジスタ、Q2……第2のトラ
ンジスタ、Q3……第3のトランジスタ、R1〜R7
……抵抗、C……コンデンサ、L……コイル、O
……出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 入力信号を位相反転回路によつて振幅が等し
    く位相の反転した2信号に分配し、一方の信号を
    コイルおよびコンデンサによる直列共振回路を介
    し、他方の信号をQ調整用抵抗を介して両信号を
    合成するようにした位相補償回路において、エミ
    ツタ抵抗とこのエミツタ抵抗とほぼ等しい値に調
    整し得るコレクタ抵抗とをもつ、エミツタ接地と
    した第1のトランジスタにて位相反転回路を構成
    し、第1のトランジスタのエミツタを、第1のト
    ランジスタとは逆極性でかつエミツタフオロワを
    構成する第2のトランジスタのベースに接続し、
    そのエミツタを前記Q調整用抵抗に接続すると共
    に、第1のトランジスタのコレクタ抵抗をエミツ
    タフオロワを構成する第3のトランジスタのベー
    スに接続し、そのエミツタを前記直列共振回路に
    接続してなることを特徴とする位相補償回路。
JP56185479A 1981-11-20 1981-11-20 位相補償回路 Granted JPS5888912A (ja)

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JP56185479A JPS5888912A (ja) 1981-11-20 1981-11-20 位相補償回路

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JPS5888912A JPS5888912A (ja) 1983-05-27
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CA1289199C (en) * 1987-09-19 1991-09-17 Masaaki Kawai Phase shift circuit
FR2745481B1 (fr) 1996-02-29 1998-04-30 Oreal Brosse progressive pour appliquer un produit cosmetique, notamment du mascara
FR2749489B1 (fr) 1996-06-07 1998-08-07 Oreal Brosse a profil plan-convexe
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FR2821532B1 (fr) 2001-03-01 2003-12-12 Oreal Brosse pour l'application d'un produit sur les fibres keratiniques
FR3030204B1 (fr) 2014-12-23 2017-01-27 Oreal Applicateur d'un produit cosmetique, de maquillage ou de soin, sur les cils et/ou les sourcils

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