JPS6345045Y2 - - Google Patents

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JPS6345045Y2
JPS6345045Y2 JP11768982U JP11768982U JPS6345045Y2 JP S6345045 Y2 JPS6345045 Y2 JP S6345045Y2 JP 11768982 U JP11768982 U JP 11768982U JP 11768982 U JP11768982 U JP 11768982U JP S6345045 Y2 JPS6345045 Y2 JP S6345045Y2
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JP
Japan
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antenna
end plate
stranded wire
cuts
wire
Prior art date
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JP11768982U
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JPS5922502U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビアンテナなど、アンテナ取付
工事に使用するアンテナ控線緊定索の改良に関す
るものである。
従来の緊定索は、鋼線またはステンレス鋼線を
約2mに切断し、中央より2つに折り、單線環の
引き孔を作つた後、鋼線を撚り合せ、端末を撚線
のまま環状の引き孔を作つて巻き戻して固定す
る、という方法で緊定索を作つていた。
従つて、手作業が多く、製造に労力と時間とを
要し、価格を引き下げることができず、また、品
質にばらつきが多かつた。
本考案は、一端に引き孔を穿孔した短冊形の端
板の下縁より上縁方向に、下縁と平行に、側縁に
達しない複数の切り目を入れ、各切り目の間に挾
まれた板部分を交互に上下に振り分けて隆起部と
陥没部とを作ることにより挿入腔を構成し、所要
の長さに切断した撚線の端部を夫々別個の端板の
挿入口に挿入したる後、端板面を強圧して挿入口
を圧縮することにより、撚線の両端に端板を離脱
不能に保持したこと、を特徴とする、アンテナ控
線緊定索を提供することにより、機械作業によつ
て量産することが可能な品質の一定したアンテナ
控線緊定索を、安価に供給しうるごとくにしたも
のである。
図について本案実施の一例を説明すると、1は
撚線、2は端板、である。
端板2はほぼ短冊形をしており、一端には引き
孔3が穿孔してある。端板1の下縁4より上縁5
方向に、下縁4と平行に、切り目6が入れてあ
る。切り目6の両端は端板1の側縁7に達しない
ようにされている。切り目7の間隔は等間隔にし
てある。
次に、各切り目6の間に挾まれた板部分は、交
互に上下に振り分けられて、隆起部8と陥没部9
とになつている。従つて、端板2を下縁4側から
見ると、隆起部8と陥没部9とで挿入腔10を形
成していること、第2図ハのとおりである。挿入
腔10の大きさは、縦横とも撚線1の最大直径よ
りも大きく作られており、撚線1が容易に挿入腔
10に入るようにしてある。
11は衝当部で、撚線1を挿入腔10に挿入し
た際、撚線1の先端が衝当部11に当つて停止す
る。従つて、撚線1の挿入の深さが規制される。
次に、第3図において、12は單線環、13は
撚線環、14は巻き止め部である。
なお、端板2の上縁5の形状は、図示のような
半円形でなくともよい。
さて、本案アンテナ控線緊定索は次のごとく構
成して使用する。
先づ、プレス作業により端板2を打ち抜き、次
ぎに、切り目6を入れると同時に、隆起部8と陥
没部9とを作る。別に準備した撚線1を所定の長
さに截断し、截断した撚線1の一端を端板2の挿
入腔10に、先端が衝当部にあたるまで、挿入
し、そのままで、プレス機により端板面14を強
圧し、挿入腔10を圧搾すると、端板2の隆起部
8と陥没部9とは圧搾変形されて撚線1の凹部に
くいこみ、また、切り目6が撚線1を挾んでこれ
を強固に保持するので、端板2と撚線1とは離脱
不能に保持される。このように準備したアンテナ
支線緊定索の一方の端板2を、その引き孔3にコ
ーチねじなどを入れて家屋の軒の垂木などに固定
し、他方の端板2の引き孔3にアンテナ支柱の控
線を通し、控線を引いて緊張度を調節した後、控
線を巻き戻して固定する。
本案は図面および上記説明のような構造である
ので、従来の緊定索に較べて次のような特徴があ
る。
従来の緊定索は、1本の金属線を所要の長さの
2倍の長さに切り、單線環12の引き孔3を作つ
て2つに折り曲げ、撚り合せ、他端に撚線環13
の引き孔3を作り、撚線1を巻き戻して巻き止め
部15を作つて固定する、という面倒な方法によ
り製造していたので、手作業部分が多く、労力を
要し価格を引き下げることができないばかりでな
く、品質にむらが多く、巻き止め部15が完全で
ない場合には、該部が伸びほぐれて撚線環13が
はづれてしまう、という欠点があつた。
本案は図面及び上記説明のとおりの構造である
ので、撚線1は、機械により製造した長い撚線
を、所要の長さに切断すれば足りるので、製造が
容易で安価であり、かつ品質の一定した撚線1が
得られる。
端板2の製造、および撚線1を端板2に取りつ
ける作業は、すべてプレス機により機械生産され
るので、手作業に較べて製品が均一で、かつ生産
能率が高く、一定の品質の製品を安価に供給でき
る。
一般に、アンテナ控線緊定索は、その引張強度
として400Kgを要求されているが、本案製品は、
同一の撚線を用いて、引張強度は平均600Kgであ
つた。
以上のとおり、本案は従来の製品よりも高品質
の均一な製品を、より安価に供給できる、という
特徴を有するものである。
なお、端板2の切り目6は、板厚さが厚い場
合、撚線1の線径が大きい場合には、切り目6の
幅(A−A′方向の幅)を稍々大きく作る。
また、切り目6の形は、弓形、山形、波形にす
ることもできる。
また、端板2の硬度を撚線1の硬度より低くし
ておくと、端板2と撚線1とをプレス圧着する際
に端板2が撚線1の凹部によく喰いこみ、良好な
圧着が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案緊定索の斜視図、第2図は、同
じく端板の3面図で、イは正面図、ロはA−
A′断面図、ハはB−B′断面図、第3図は、従来
の緊定索の斜視図、である。 図において、1……撚線、2……端板、6……
切り目、8……隆起部、9……陥没部、10……
挿入腔、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビアンテナなど、アンテナ取付工事に使用
    するアンテナ控線緊定索において、一端に引き孔
    3を穿孔した短冊形の端板2の下縁4より上縁5
    方向に、下縁4と平行に、側縁7に達しない複数
    の切り目6を入れ、各切り目6の間に挾まれた板
    部分を交互に上下に振り分けて隆起部8と陥没部
    9とを作ることにより挿入腔10を構成し、所要
    の長さに切断した撚線1の端部を夫々別個の端板
    2の挿入腔10に挿入したる後、端板面14を強
    圧して挿入腔10を圧縮することにより、撚線1
    の両端に端板2を離脱不能に保持したことを特徴
    とする、アンテナ控線緊定索。
JP11768982U 1982-08-02 1982-08-02 アンテナ控線緊定索 Granted JPS5922502U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11768982U JPS5922502U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 アンテナ控線緊定索

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11768982U JPS5922502U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 アンテナ控線緊定索

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5922502U JPS5922502U (ja) 1984-02-10
JPS6345045Y2 true JPS6345045Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=30270816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11768982U Granted JPS5922502U (ja) 1982-08-02 1982-08-02 アンテナ控線緊定索

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JP (1) JPS5922502U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5922502U (ja) 1984-02-10

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