JPS6344625A - 液晶による画像記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の技術分野） この発明は、例えば液晶光シャッタとして利用される液
晶デバイス、詳しくは液晶に印加する電圧の大きさ及び
／又は印加時間あるいは周波数を制御することにより、
透過あるいは反射する光士を変調するように構成されて
いる液晶による画像記録方法に関する。

（発明の技術的背景とその問題へ） 従来より、液晶デバイスを例えばライン状に構成したシ
ャッタアレイによって、画像を画像信号に応じて感光材
料に記録する技術が開発されている。第３図は、このよ
うな液晶シャッタアレイの構造及びその記録の様子を示
している。すなわち、画像信号に応じて制御されるシャ
ッタアレイｌＯには平行光１が照射され、液晶シャッタ
アレイ１０で画像信号に応じて画素毎にオン・オフ制御
されて透過した光が、集光性光伝送体アレイ２０で結像
されて感光材料３０に露光されるようになっている。液
晶シャッタアレイ１０は、液晶１１を充填して所定距ｆ
ｉ（例えば６ミクロン）に対向されている１対の配向１
ｉ１２Ａ及び１２Ｂを有しており、一方の配向膜ｔｚｕ
にはシャッタアレイの画素を規定する透明材のピクセル
電極１３が埋設されており、他方の配向膜１２Ａ内には
各ピクセル電極１３に対応する位置関係で遮光用フォト
マスク１７が埋設されており、更にその外側には透明材
のコモン電４ｉ１４が層設されている。又、配向膜１２
Ｂの外側にはガラス等で成る透明基板１５Ｂが層設され
、コモン電極１４Ｂの外側には上記透明基板１５とほぼ
同一の厚さを有する透明基板１５Ａが層設され、これら
透明基板１５Ａ及び１５Ｂの外側には更に偏向板１６Ａ
及び１６Ｂがそれぞれ層設されている。従って、液晶シ
ャッタアレイ１０に照射される平行光１はピクセル電ｉ
１３に達するので、各ピクセル電極１３及びこれらに対
向しているコモン電極１４とを？気的に制御することに
よって、その透過光をフォトマスク１７と協動して液晶
１１で遮光制御することができる。液晶シャッタアレイ
１０のこのような画素ごとのピクセル電８ｉ１３の位置
を通過した光は、集光性光伝送体アレイ２０を構成する
集光性光伝送体レンズ２１で結像されて感光材料３０に
露光され、画像が光学的に記録されることになる。

このような従来の画像記録方法の様子を、ピクセルＸｉ
　８ｉ１３と集光性光伝送体アレイ２０の集光性光伝送
体２１との関係で平面的に示すと鵠４図に示すような関
係となっており、ピクセル電極１３と集光性光伝送体２
１とはサイズ及び位置が１対１に対応していない。この
ため、第４図の斜線部２２で示すような部分では、ピク
セル電極１３を透過した光が集光性光伝送体２１に人力
されることがないので、感光材料３０の記録画像か画像
信号に対して不忠実となり、記録画像の品質を低下して
しまうと言った問題があった。又、ピクセル電極１３と
集光性光伝送体２１とが完全に対応していないことから
、第３図の距ｆｏｎ　ｔで示すような分だけ、記録光量
が損失してしまうといった問題もある。

（発明の目的） この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、液晶記録における画像記録の光損失
を少なくして、記録画像の解像度を上げる方法を提供す
ることにある。

（発明の概要） この発明は、液晶を充填されて対向しているピクセル電
極及びコモン電極と、これらピクセル電極及びコモン電
極を挟持している１対の基板と、これら基板の各外側に
層設された偏向板とで成る液晶シャッタアレイに対して
、一方側より光を照射すると共に、前記ピクセル電極を
駆動制御することによって、他方側に平行配貨された感
光材料に画像を記録する方法に関するもので、前記液晶
シャッタアレイと前記感光材料との間に、前記ピクセル
電極の位置に集光性光伝送体が１：１に対応している集
光性光伝送体アレイを配設して記録するようにしたもの
である。なお、未発明における集光性光伝送体としては
、たとえばセルフォックスレンズとし）う商標名で市販
されているもの（日本板硝子に、Ｋ。

製）あるいは特開昭５９−３５０４２号に開示された方
法等により作成された平板マイクロレンズ等を用いるこ
とができる。

（発明の実施例） 第１図はこの発明方法の様子を示しており、この発明で
は、液晶シャッタアレイ１０のピクセル電極１３の位置
に完全に対応したサイズのセルフォックレンズ４１を配
設して、感光材料３０にピクセル電極１３の画素に完全
に対応した画像を記録するようにする。第２図は液晶シ
ャッタアレイ１０のピクセル電極１３と、セルフォック
レンズアレイ４０のセルフォックレンズ４１との位置及
びサイズ関係を示している。つまり、断面円形状のセル
フォックレンズ・１１のサイズは、矩形状のピクセル電
極１３の対角長と等しいか又は大きくなっており、各ピ
クセル電極１３は平面的はセルフォックレンズ４１内に
包含される関係となっている。このように、この発明で
は、ピクセル電極１３とセルフォックレンズ４１とか完
全に１対１に対応したサイズ及びピッチで配設されてい
るので、各ピクセル電極１３をＬＡした光は、そのまま
対応位置に配設されたセルフォックレンズ４１に入射さ
れることになり、光の損失もなく、解像度を高く記録す
ることが可能となる。

尚、上述の実施例では液晶シャッタアレイへの光を平行
光としているが、入射される光は必らずしも平行光でな
くても良い。又、第１図及び第２図では、セルフォック
レンズ４１をそれぞれ分離した形態で示してい名が、各
セルフォックレンズ４１を一体としたアレイ構造として
も良いことは当然である。さらに、フォトマスク１７は
偏向板１６Ａ又は１６Ｂ内に埋設されていても良い。

（発明の効果） 以上のようにこの発明の記録方法によれば、画像信号で
制御されるピクセル電極と感光材料への像を結像するセ
ルフォックレンズとが、サイズ及び位置で完全に１対１
に対応した配置となっているので、光の損失もなく、高
解像度で画像を記録できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明方法の一例を示す図、第２図はこの発
明によるピクセル電極とセルフォックレンズアレイとの
対応関係を示す図、第３図は従来の画像記録方法を説明
するための図、第４図は従来におけるピクセル電極とセ
ルフォックレンズアレイとの対応関係を示す図である。 １・・・平行光、１０・・・液晶シャッタアレイ、１１
・・・液晶、１３・・・ピクセル電極、１４・・・コモ
ンＮｈ、＋５Ａ、１５Ｂ・・・透明基板、１６Ａ、１６
Ｂ・・・偏向板、２０゜４０・・・セルフォックレンズ
アレイ、３０・・・感光材料。 出願人代理人　　安　形　雄　三 ’＋　ＩＩ　Ｉ　Ｌ　ｌ　ｌｌｉ！１１１１−’と 某　ｌ　図 頴 善２副 第４　口

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 液晶を充填されて対向しているピクセル電極及びコモン
   電極と、これらピクセル電極及びコモン電極を挟持して
   いる１対の基板と、これら基板の各外側に層設された偏
   向板とで成る液晶シャッタアレイに対して、一方側より
   光を照射すると共に、前記ピクセル電極を駆動制御する
   ことによって、他方側に平行配置された感光材料に画像
   を記録する方法において、前記液晶シャッタアレイと前
   記感光材料との間に、前記ピクセル電極の位置に集光性
   光伝送体が１：１に対応している集光性光伝送体アレイ
   を配設して記録するようにしたことを特徴とする液晶に
   よる画像記録方法。