JPS6344286A - 図形出力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 グラフィック画面上に楕円を描く図形出力装置であって
、楕円の長／短軸を半径とする同心円の円座標発生手段
、中心座標より長袖方向に対して所定角度毎の直線座標
発生手段、及び円座標と直線座標の交点より楕円座標を
演算する演算手段とを設けることにより、高速に楕円を
描画することができる。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、楕円を描画する図形出力装置に係り、特に高
速に楕円描画を行うことができる図形出力装置に関する
ものである。

近来、各種コンピュータの出力端末機、或いはワードプ
ロセッサ等にグラフィ・ツクデイスプレィ装置が多用さ
れるようになってきた。

このような装置で楕円を画面に描く場合に、ソフトウェ
アで処理する方法が行われているが、より高速に描画す
る方法が望まれている。

〔従来の技術〕

一般にグラフインク画面上に楕円りを描（方法は、ソフ
トウェア処理によって次の式から求められている。即ち
、第５図において、長軸ａ、短軸すとすると、 ｘ２／ａ２＋ｙ２／ｂ２−１ の式から、 ｙ＝ｂ　ｌ−ｘ”／ａ” によってｙ座標を求めて楕円りが描かれる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来方法によれば、ソフトウェア処理によってｙ座
標を求めて楕円りを描いており、中央処理装置（以下Ｃ
ＰＵという）の負荷が大きいばかりでなく描画速度が遅
いと問題点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。

図において、１は入力される楕円の中心座標。

長軸、及び短軸に基いて、長軸、及び短軸を半径とする
同心円の円座源を発生する円座標発生手段、２は入力さ
れる楕円の中心座標、及び長軸に基いて、中心座標より
長軸方向に対して所定角度毎の直線を発生する直線座標
発生手段、 ３は円座標発生手段１によって発生された円座源及び直
線座標発生手段２によって発生された直線座標の交点よ
り楕円座標を演算する演算手段である。

従って演算手段３によって演算された楕円座標を画面に
出力するように構成されている。

〔作用〕

描こうとする楕円の中心座標、長軸、及び短軸を入力す
ると、円座標発生手段１によって中心座標を中心とした
長軸、及び短軸を半径とする円の座標が夫々求められる
。一方、直線座標発生手段２によって中心座標から長軸
方向に対して所定角度毎の直線座標が求められる。

この円座源と角度毎の直線座標の交点から演算手段３に
よって楕円座標が演算される。

即ち、第３図に示すように、短軸を半径とする円と直線
の交点の水平線、及び長軸を半径とする円と直線の交点
の垂直線の交点の座標を求め、順次所定角度の直線によ
り同様に交点の座標を求めて行き楕円が描かれる。

このようにしてバードウェアによる処理によりｃｐｕの
負荷が軽減され、また高速に楕円を描くことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図〜第４図を参照して説
明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。第
２図（ｂｌで第１図に対応するものは１点鎖線で囲んで
示している。

第２図（ａ）は図形表示装置のブロック図を示しており
、図において、図形処理部４は、第２図（′ｂ）の２点
鎖線の範囲に該当し、キーボード５からの入力に基いて
後述のデータ処理を行う機能を有する。

ビットマツプメモリ７は、ＣＲＴ６に表示されるデータ
が格納される。

主制御部８は、制御プログラムが格納されたＲＯＭ、及
びＣＰＵ等で構成されている。

６はデイスプレィ　（以下ＣＲＴという）を示す。

また第２図（ｂｌは（ａ）の要部詳細ブロック図を示し
ている。第２図（ｂｌ及び第３図に示すように、円発生
回路１ａ、　ｌｂは、円のドツトを求めるシフトレジス
タ、及び加減算器で構成され、中心座標０を中心とし、
長軸ａ、及び短軸すを夫々半径とする同心の円Ａ、Ｂの
座標（Ｘａ、　Ｙａ）　、　（Ｘｂ、　Ｙｂ）を発生す
る機能を有する。

直線発生回路２ａは、加算器で構成され、中心座標Ｏ７
及び円発生回路１ａより送られた円座源の長軸ａから、
Ｘ軸に対して所定角度θ毎の直線ｔ、＋＋ｔ、ｚ。

−・−を発生する機能を有する。

座標演算回路３ａは、加算器で構成され、円発生回路１
ｂから送られる円座源（Ｘａ、　Ｙａ）　、直線発生回
路２ａから送られる円座源（Ｘｂ、　Ｙｂ）　、及び直
線Ｌｌ、Ｌ２．”−”の交点を求め、更に長軸ａ、及び
短軸すの楕円りの座標を演算してビットマツプメモリ７
に描画する機能を有する。即ち、第３図において、短軸
すを半径とする円Ｂと、直線Ｌ１の交点ＣＩの水平線、
及び長軸ａを半径とする円Ａと直線し、の交点ｄ、の垂
直線の交点の座標（Ｘ、、Ｙ、）を求め、図中２点鎖線
で示すように、順次所定角度θ毎の直線Ｌ２＋　−・−
により同様に交点の座標（Ｘｚ、Ｙｚ、・・−）を求め
て行き楕円りが描かれる。

レジスタ９は、入力される楕円りの中心座標Ｏを記憶す
る機能を有する。

レジスタ１０．１１は、入力される楕円りの長軸ａ。

及び短軸すのデータを各々記憶する機能を有する。

このような構成及び機能を有するので、第４゛図のフロ
ーチャートにより作用を説明すると、■まず、キーボー
ド５より描こうとする楕円りの中心座標０．長軸ａ、及
び短軸すを入力すると、夫々レジスタ９〜１１に記憶さ
れる。

■レジスタ９より中心座標Ｏが円発生回路１ａ＋１ｂ＋
及び直線発生回路２ａへ送られる。

■レジスタ１０より長軸ａが出力し円発生回路１ａで中
心座標Ｏに対する円Ａの円座環（Ｘａ　＋　Ｙａ）が求
められて直線発生回路３ａへ送られる。

■直線発生回路３ａで円座環（Ｘａ、Ｙａ）の長軸ａと
中心座標０とから長軸ａ方向に対して所定角度θの直線
り、が求められて、円座環（χａ、Ｙａ）と共に座標演
算回路３ａへ送られる。

■レジスタ１１より短軸すが出力し円発生回路１ｂで中
心座標Ｏに対する円Ｂの円座環（Ｘｂ、Ｙｂ）が求めら
れて座標演算回路３ａへ送られる。

■座標演算回路３ａは直線り、と円座環（Ｘａ、　Ｙａ
）　＋　（χｂ１Ｙｂ）の交点ＣＩ＋ｄｌを求め、交点
ｃ１の水平線、及び交点ｄ１の垂直線の交点の座標（Ｘ
Ｉ、Ｙｌ）を求めてビットマツプメモリ７へ送って記憶
させる。

■すると座標演算回路３ａより円発生回路１ａ＋　１ｂ
＋及び直線発生回路２ａへ座標（Ｘｌ、ＹＩ）の演算処
理終了が通知される。

■同様に■以降のフローにより、順次角度θづつ移動し
た直線シ２．−・による処理が繰り返される。

■かくて角度θ毎の移動が中心座標０を一周してビット
マツプメモリ７に楕円りの座標（Ｘｌ、ＹＩ、・−）の
データすべてが記憶されると、ビットマツプメモリ７よ
りデータが出力してＣＲＴ７に楕円りが表示される。

このようにして、ハードウェアでの処理によってＣＰＵ
の負荷を軽減し、しかも高速に楕円描画を行うことがで
きる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、ＣＰＵの負荷を軽
減すると共に、楕円描画を高速に処理することができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明による実施例のブロック図、第３図は第
２図の説明図、 第４図は第２図のフローチャート、 第５図は従来方法の説明図である。 図において、 １は円座標発生手段、　１ａ、１ｂは円発生回路、２は
直線座標発生手段、２ａは直線発生回路、３は演算手段
、　　　　３ａは座標演算回路、４は図形処理部、　　
　５はキーボード、６はＣＲＴ、　　　　　７はビット
マツプメモリ、８は主制御部、　　　　　９〜１１はレ
ジスタを示す。 不２　閾

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画面に図形を出力する出力装置であって、 入力される楕円の中心座標、長軸及び短軸に基いて、長
   軸及び短軸を半径とする同心円の円座標を発生する円座
   標発生手段（１）と、 該中心座標より長軸方向に対して所定角度毎の直線を発
   生する直線座標発生手段（２）と、該円座標発生手段（
   １）によって発生された同心円の円座標及び該直線座標
   発生手段（２）によって発生された直線座標の交点より
   楕円座標を演算する演算手段（３）とを備え、 前記演算手段（３）によって演算された楕円座標を画面
   に出力することを特徴とする図形出力装置。