JPS6344210Y2 - - Google Patents

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JPS6344210Y2
JPS6344210Y2 JP1030384U JP1030384U JPS6344210Y2 JP S6344210 Y2 JPS6344210 Y2 JP S6344210Y2 JP 1030384 U JP1030384 U JP 1030384U JP 1030384 U JP1030384 U JP 1030384U JP S6344210 Y2 JPS6344210 Y2 JP S6344210Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
mold
product
upper mold
pin
extrusion
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JP1030384U
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JPS60126249U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はシエル鋳型造型機における製品押出装
置に関する。
シエル鋳型造型機のノゾキノズル方式において
は、吹込みノズルから金型キヤビテイに吹込まれ
た熱硬化性有機自硬性鋳物砂(以下、シエル砂と
いう)は加熱された金型に接触する部分から硬化
するが、吹込口附近には接触する金型がないた
め、周囲から伝わる熱によつて硬化する程度で、
多くの場合、未硬化のまゝ残る。このため、製品
押出し時、押出ピンが製品内に刺し込み、製品部
に吹込口が設けられないなどの制限があり、特
に、金型温度を上げてタイムサイクルを早くした
時には、さらに上記欠点は著しくなるなどの傾向
があつた。
本考案はこれらの問題点に鑑みて成されたもの
であつて、製品の吹込口附近における形状を安定
させて製品部にも吹込口を設けることができるシ
エル鋳型造型機における製品押出装置を提供する
ことを目的とするものである。
以下に、本考案の構成を実施例に基づき説明す
る。1は固定された下金型2と昇降可能な上金型
3から成る1対の合わせ金型で、この金型1内に
はシエル砂Sを加熱硬化した硬化物4が保持され
ている。5はシエル砂Sの吹込口で、上金型3の
上面から型面に貫通、穿設してある。6は吹込口
5附近における硬化物4の未焼成部で、この未焼
成部6はヒーター線7を連結した上型製品押出ピ
ン8との接触により加熱硬化される。9は複数本
の下型製品押出ピン10を上面に植設した昇降可
能な下型製品押出板で、下型製品押出ピン10は
下金型2の背面からピン孔2aを貫通して型面に
突出可能に設けられている。11は下面に複数本
の吹込みニズル12を植設したブローヘツドで、
昇降かつ水平移動可能に設けられている。13は
昇降かつ水平移動可能な上型製品押出板で、この
上型製品押出板13の下面には複数本の上型製品
押出ピン8が植設され上型製品押出ピン8にはニ
クロム線などのヒーター線7が連結装着され、ヒ
ーター線7に結線された図示されない電源の作動
によりヒーター線7に電流が流れ上型製品押出ピ
ン8は加熱されるようになつている。14は上型
製品押出板13の両端部附近に垂設した位置決め
ピンで、この位置決めピン14は上型製品押出ピ
ン8の下端が上金型3の型面と一致するように設
けられ上金型3に穿設された貫通孔15を通つて
下金型2の型合わせ面に当接し上型製品押出ピン
8の下端が上金型3の型面と一致するようになつ
ている。
次に、このように構成されたものの作動につい
て説明する。下金型2に上金型3を型合わせした
あと、図示されない昇降シリンダの作動によりブ
ローヘツド11を下降して吹込口5に吹込みノズ
ル12を嵌挿し、この吹込みノズル12よりブロ
ーヘツド11内のシエル砂Sを金型1内に吹込
む。吹込み完了後、前記昇降シリンダの逆作動に
よりブローヘツド11を上昇させるとともに図示
されない横行シリンダの作動により砂供給ホツパ
(図示せず)位置まで後退移動させる。続いて、
図示されない走行シリンダの作動により上型製品
押出板13を金型1の直上位置に進入させるとと
もに図示されない上部押出シリンダの作動により
下降して上型製品押出ピン8を吹込口5に、位置
決めピン14を貫通孔15に、それぞれ嵌入する
と、位置決めピン14は下金型2の型合わせ面に
当接して上型製品押出板13の下降が停止される
とともに上型製品押出ピン8の先端が上金型3の
型面と一致し停止する。この間に、金型1内に吹
込まれたシエル砂は吹込口5附近の未焼成部6を
残してほとんどが加熱硬化され(第1図)、そし
て吹込口5附近における未焼成部6のシエル砂は
電源(図示せず)の作動によりヒーター線7を介
して加熱された上型製品押出ピン8に接触するこ
とによりピン接触面より硬化し未焼成部分のない
硬化物4とされ製品中子が得られる(第2図)。
硬化成形後、上型製品押出ピン8によつて硬化物
4を下金型2側に押しながら上金型3を持上げて
下金型2と上金型3を分離する。次いで、図示さ
れない下部押出シリンダの作動により下型製品押
出板9を上昇して下金型2に附着した硬化物4を
下型製品押出ピン10で持上げ下金型2から分離
する。その後、下型製品押出ピン10上に載置さ
れた硬化物4は製品取出装置(図示せず)等によ
つて機外に取出される。また、前記上型製品押出
ピン8に替えて、第3図のように、中空部16に
ニクロム線等のヒーター線より成るヒーター17
を内蔵、装着した上型製品押出ピン18を、上型
製品押出板19に廻り止め20を介してボルト2
1で螺着するようにしても良い。前記ヒーター1
7は電線22を介して電源(図示せず)に結線さ
れている。尚、前記実施例においては、硬化物4
を下金型2側に残すようにしたが、位置決めピン
14を下型製品押出板9に取付けて上金型3側に
残すようにしてもよいことは勿論である。
また、前記実施例においては、下金型2を固定
し、上金型3を昇降するようにしたが、下金型2
を昇降させ上金型3を固定するようにしてもよ
い。
以上の説明によつて明らかなように、本考案に
よれば製品中子の吹込口附近における形状が安定
して製品押出し時に、製品押出ピンが内に刺し込
むことがないため、製品部にも吹込口を設けるこ
とができるなどの効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例を示す断
面図、第3図は製品押出ピンの他の実施例を示す
拡大断面図である。 1……金型、7……ヒーター線、8,18……
上型製品押出ピン、13,19……上型製品押出
板、17……ヒーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金型上方に、下面に上型製品押出ピンを植設し
    た上型製品押出板を昇降可能に設け、前記上型製
    品押出ピンにヒーター線を装着したことを特徴と
    するシエル鋳型造型機における製品押出装置。
JP1030384U 1984-01-27 1984-01-27 シエル鋳型造型機における製品押出装置 Granted JPS60126249U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030384U JPS60126249U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 シエル鋳型造型機における製品押出装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1030384U JPS60126249U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 シエル鋳型造型機における製品押出装置

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Publication Number Publication Date
JPS60126249U JPS60126249U (ja) 1985-08-24
JPS6344210Y2 true JPS6344210Y2 (ja) 1988-11-17

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ID=30491361

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JP1030384U Granted JPS60126249U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 シエル鋳型造型機における製品押出装置

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JP5725290B2 (ja) * 2011-04-27 2015-05-27 トヨタ自動車株式会社 造型装置

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JPS60126249U (ja) 1985-08-24

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