JPS6344101Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344101Y2 JPS6344101Y2 JP1983030906U JP3090683U JPS6344101Y2 JP S6344101 Y2 JPS6344101 Y2 JP S6344101Y2 JP 1983030906 U JP1983030906 U JP 1983030906U JP 3090683 U JP3090683 U JP 3090683U JP S6344101 Y2 JPS6344101 Y2 JP S6344101Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- filling plate
- wave pattern
- retrograde
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 13
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 3
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Gas Separation By Absorption (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、直交流型の気液接触塔に組込んで使
用する充填板に関するものである。
用する充填板に関するものである。
(従来の技術およびその課題)
この種気液接触用充填板としては、例えば実開
昭55−31421号に提案されたものがある。この充
填板は、プラスチツクシートを屈曲成形して凹凸
状の波形模様を形成したものであるが、気体の進
行方向に下向傾斜した順行波形摸様と、気体の進
行方向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様と
を、単に上下方向に亘つて繰り返し連続形成した
だけのものであるので、この充填板を直交流型気
液接触塔に組込んだときにキヤリオーバーが発生
するという問題があつた。
昭55−31421号に提案されたものがある。この充
填板は、プラスチツクシートを屈曲成形して凹凸
状の波形模様を形成したものであるが、気体の進
行方向に下向傾斜した順行波形摸様と、気体の進
行方向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様と
を、単に上下方向に亘つて繰り返し連続形成した
だけのものであるので、この充填板を直交流型気
液接触塔に組込んだときにキヤリオーバーが発生
するという問題があつた。
即ち、充填板の上方より散布された循環水は凹
凸状の波形模様に沿つて流下しつつ気液接触が行
なわれるが、気体が排出される側の充填板の側縁
部に順行波形模様が存在する場合には、該波形模
様を伝つて流下した循環水が充填板の側端部まで
移動して気体と共に塔体外に飛散するという、所
謂キヤリオーバーの発生があつた。
凸状の波形模様に沿つて流下しつつ気液接触が行
なわれるが、気体が排出される側の充填板の側縁
部に順行波形模様が存在する場合には、該波形模
様を伝つて流下した循環水が充填板の側端部まで
移動して気体と共に塔体外に飛散するという、所
謂キヤリオーバーの発生があつた。
そこで、従来はミストエリミネーターを別個に
制作し、これを充填板の側縁部に取り付けてキヤ
リオーバーの発生を防止していたが、エミリネー
ターの制作によつてコストも高くなり、またその
取り付けに手間がかかるという問題があつた。
制作し、これを充填板の側縁部に取り付けてキヤ
リオーバーの発生を防止していたが、エミリネー
ターの制作によつてコストも高くなり、またその
取り付けに手間がかかるという問題があつた。
本考案は、かかる問題点を解決したものであつ
て、充填板の側縁部にミストエリミネーターの機
能を付与することによつて、キヤリオーバーの発
生を防止した気液接触用充填板を提供するもので
ある。
て、充填板の側縁部にミストエリミネーターの機
能を付与することによつて、キヤリオーバーの発
生を防止した気液接触用充填板を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本考案の気液接触用充填板は、直交流型の気液
接触塔に組込んで使用するものであつて、気体進
行方向に下向傾斜した順行波形模様と、気体進行
方向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様とを上
下方向に交互に繰り返し連続して形成してなる充
填板の気体排出側の側縁部には、前記逆行波形模
様のみを形成したことを特徴とするものである。
接触塔に組込んで使用するものであつて、気体進
行方向に下向傾斜した順行波形模様と、気体進行
方向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様とを上
下方向に交互に繰り返し連続して形成してなる充
填板の気体排出側の側縁部には、前記逆行波形模
様のみを形成したことを特徴とするものである。
(作用)
気体が排出される側の充填板の側縁部に、気体
の進行方向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様
のみが形成されていると、上方から充填板の表面
を伝つて流下した循環水は前記逆行波形模様に沿
つて内側に引き戻されるので、気体の排出と共に
循環水が塔体外に飛散するのが防止される。
の進行方向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様
のみが形成されていると、上方から充填板の表面
を伝つて流下した循環水は前記逆行波形模様に沿
つて内側に引き戻されるので、気体の排出と共に
循環水が塔体外に飛散するのが防止される。
(実施例)
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図は本考案の一実施例を示す充填板を直
交流型冷却塔内に組込んだ状態の断面図、第2図
は本考案の他の実施例を示す充填板の正面図、第
3図は第2図に示した充填板のA−A線断面図、
第4図は第1図に示した充填板を気体の排出側か
ら見た側面図であつて、図中符号1は充填板、2
は順行波形模様、2′は逆行波形模様、3は間隔
保持部、4は気体排出側の充填板の側縁部に形成
した逆行波形模様帯である。
る。第1図は本考案の一実施例を示す充填板を直
交流型冷却塔内に組込んだ状態の断面図、第2図
は本考案の他の実施例を示す充填板の正面図、第
3図は第2図に示した充填板のA−A線断面図、
第4図は第1図に示した充填板を気体の排出側か
ら見た側面図であつて、図中符号1は充填板、2
は順行波形模様、2′は逆行波形模様、3は間隔
保持部、4は気体排出側の充填板の側縁部に形成
した逆行波形模様帯である。
充填板1はポリ塩化ビニル等の熱可塑性プラス
チツクシートを真空成形、加圧成形等によつてそ
の表裏両面に凹凸状の波形模様を屈曲形成したも
のであり、順行波形模様2は気体の進行方向(第
1図中に示した矢印⇒方向)に向つて下向傾斜し
た凹凸状の波形模様によつて形成する。
チツクシートを真空成形、加圧成形等によつてそ
の表裏両面に凹凸状の波形模様を屈曲形成したも
のであり、順行波形模様2は気体の進行方向(第
1図中に示した矢印⇒方向)に向つて下向傾斜し
た凹凸状の波形模様によつて形成する。
一方、逆行波形模様2′は、前記順行波形模様
2と逆方向、即ち気体の進行方向とは逆方向に下
向傾斜した凹凸状の波形模様によつて形成する。
この順行波形模様2と逆行波形模様2′とは充填
板1の上下方向に亘つて交互に連続して形成さ
れ、これによつて気液接触効率を高めるためのジ
グザグ状波形模様域5が形成される。
2と逆方向、即ち気体の進行方向とは逆方向に下
向傾斜した凹凸状の波形模様によつて形成する。
この順行波形模様2と逆行波形模様2′とは充填
板1の上下方向に亘つて交互に連続して形成さ
れ、これによつて気液接触効率を高めるためのジ
グザグ状波形模様域5が形成される。
本考案の充填板1は、第1図および第2図に示
した如く、気体が排出される側の充填板1の側縁
部に、その上端部から下端部に亘つて逆行波形模
様2′のみからなる逆行波形模様帯4を形成した
ものである。一方、気体が流入する側の充填板1
の側縁部には、必要に応じて第2図に他の実施例
で示した如く、順行波形模様2のみからなる順行
波形模様帯4′を形成してもよい。この第2図に
示した実施例のように、充填板1の両側縁部に内
側に向つて下向傾斜した波形模様のみを形成した
場合には、塔体内に充填板1を収納するときに、
いずれの側縁部を気体の排出側に向けても本考案
の作用・効果が期待できるという施工上の利点が
ある。
した如く、気体が排出される側の充填板1の側縁
部に、その上端部から下端部に亘つて逆行波形模
様2′のみからなる逆行波形模様帯4を形成した
ものである。一方、気体が流入する側の充填板1
の側縁部には、必要に応じて第2図に他の実施例
で示した如く、順行波形模様2のみからなる順行
波形模様帯4′を形成してもよい。この第2図に
示した実施例のように、充填板1の両側縁部に内
側に向つて下向傾斜した波形模様のみを形成した
場合には、塔体内に充填板1を収納するときに、
いずれの側縁部を気体の排出側に向けても本考案
の作用・効果が期待できるという施工上の利点が
ある。
また、前記凹凸状の波形模様は、第3図に示し
た如く断面形状が三角形の山部と谷部とによつて
形成するのが好ましいが、これ以外にも円弧形
状、台形状等の山部と谷部とによつて形成しても
よい。
た如く断面形状が三角形の山部と谷部とによつて
形成するのが好ましいが、これ以外にも円弧形
状、台形状等の山部と谷部とによつて形成しても
よい。
本考案の気液接触用充填板1は、以上の構成か
らなるものであつて、この充填板1は第1図およ
び第4図に示した如く、複数枚が間隔保持部3を
介して重ね合わせ接続された状態で塔体内に収納
されるものである。そして、冷却塔の運転時に
は、上方から散布された循環水は、第1図に矢印
で示した如く充填板1の表面に形成された凹凸状
の波形模様を伝つて流下し、各充填板1,1の間
を通過する気体と気液接触が行なわれて冷却され
る。一方、気体が排出される側の充填板1の側縁
部には、気体の進行方向と逆方向に下向傾斜した
逆行波形模様帯4が形成されているので、この側
縁部を流下する循環水は逆行波形模様2′に沿つ
て内側に引き戻される。従つて、循環水が充填板
1の側端部に到達することがなく、キヤリオーバ
ーが発生することもない。
らなるものであつて、この充填板1は第1図およ
び第4図に示した如く、複数枚が間隔保持部3を
介して重ね合わせ接続された状態で塔体内に収納
されるものである。そして、冷却塔の運転時に
は、上方から散布された循環水は、第1図に矢印
で示した如く充填板1の表面に形成された凹凸状
の波形模様を伝つて流下し、各充填板1,1の間
を通過する気体と気液接触が行なわれて冷却され
る。一方、気体が排出される側の充填板1の側縁
部には、気体の進行方向と逆方向に下向傾斜した
逆行波形模様帯4が形成されているので、この側
縁部を流下する循環水は逆行波形模様2′に沿つ
て内側に引き戻される。従つて、循環水が充填板
1の側端部に到達することがなく、キヤリオーバ
ーが発生することもない。
(考案の効果)
以上に述べた如く、本考案の気液接触用充填板
は、気体が排出される側の側縁部に気体の進行方
向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様のみを形
成したので、上方から充填板の表面を伝つて流下
した循環水は前記逆行波形模様に沿つて内側に引
き戻され、気体の排出と共に循環水が塔体外に飛
散するキヤリオーバーが未然に防止される。
は、気体が排出される側の側縁部に気体の進行方
向と逆方向に下向傾斜した逆行波形模様のみを形
成したので、上方から充填板の表面を伝つて流下
した循環水は前記逆行波形模様に沿つて内側に引
き戻され、気体の排出と共に循環水が塔体外に飛
散するキヤリオーバーが未然に防止される。
第1図は本考案の一実施例を示す充填板を直交
流型冷却塔内に組込んだ状態の断面図、第2図は
本考案の他の実施例を示す充填板の正面図、第3
図は第2図に示した充填板のA−A線断面図、第
4図は第1図に示した充填板を気体の排出側から
見た側面図である。 1……充填板、2……順行波形模様、2′……
逆行波形模様、3……間隔保持部、4……逆行波
形模様帯、4′……順行波形模様帯、5……ジグ
ザグ状の波形模様域。
流型冷却塔内に組込んだ状態の断面図、第2図は
本考案の他の実施例を示す充填板の正面図、第3
図は第2図に示した充填板のA−A線断面図、第
4図は第1図に示した充填板を気体の排出側から
見た側面図である。 1……充填板、2……順行波形模様、2′……
逆行波形模様、3……間隔保持部、4……逆行波
形模様帯、4′……順行波形模様帯、5……ジグ
ザグ状の波形模様域。
Claims (1)
- 直交流型の気液接触塔に組込んで使用する気液
接触用充填板において、気体進行方向に下向傾斜
した順行波形模様2と、気体進行方向と逆方向に
下向傾斜した逆行波形模様2′とを上下方向に交
互に繰り返し連続して形成してなる充填板1の気
体排出側の側縁部には、前記逆行波形模様2′の
みを形成したことを特徴とする気液接触用充填
板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3090683U JPS59138441U (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 気液接触用充填板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3090683U JPS59138441U (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 気液接触用充填板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59138441U JPS59138441U (ja) | 1984-09-14 |
JPS6344101Y2 true JPS6344101Y2 (ja) | 1988-11-16 |
Family
ID=30161769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3090683U Granted JPS59138441U (ja) | 1983-03-03 | 1983-03-03 | 気液接触用充填板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59138441U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202005004859U1 (de) * | 2005-03-26 | 2006-08-03 | 2H Kunststoff Gmbh | Kontaktkörper für einen Verdunstungsbefeuchter oder Stoffaustauscher für die Befeuchtung, Kühlung und/oder Reinigung von Luft |
JP5165194B2 (ja) * | 2005-09-12 | 2013-03-21 | 株式会社テクノ菱和 | 水膜式スクラバー |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4417082Y1 (ja) * | 1966-03-10 | 1969-07-23 | ||
JPS5421863B2 (ja) * | 1973-03-20 | 1979-08-02 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5044760U (ja) * | 1973-08-21 | 1975-05-06 | ||
JPS5421863U (ja) * | 1977-07-15 | 1979-02-13 | ||
JPS5531421U (ja) * | 1978-08-18 | 1980-02-29 |
-
1983
- 1983-03-03 JP JP3090683U patent/JPS59138441U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4417082Y1 (ja) * | 1966-03-10 | 1969-07-23 | ||
JPS5421863B2 (ja) * | 1973-03-20 | 1979-08-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59138441U (ja) | 1984-09-14 |
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