JPS6344095Y2 - - Google Patents

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JPS6344095Y2
JPS6344095Y2 JP1982012926U JP1292682U JPS6344095Y2 JP S6344095 Y2 JPS6344095 Y2 JP S6344095Y2 JP 1982012926 U JP1982012926 U JP 1982012926U JP 1292682 U JP1292682 U JP 1292682U JP S6344095 Y2 JPS6344095 Y2 JP S6344095Y2
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JP
Japan
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air
desiccant
dryer
housing
check valve
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JP1982012926U
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JPS58116029U (ja
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  • Drying Of Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、空気乾燥器に関するものであり、詳
細にはシリカゲルを乾燥剤として使用しかつ車高
調整装置に適した空気乾燥器に関するものであ
る。
コンプレツサで圧縮された空気をそのまま車高
調整装置等の空圧機器へ導入すると、高圧空気中
の水分により故障が生じるので、空気乾燥器によ
り除湿を行なつている。従来の乾燥器には、乾燥
剤として一般にシリカゲルが使用されているが、
シリカゲルは高圧空気に対する除湿効率が低い上
に除湿に比較的時間を要するという特性がある。
しかしながら従来の乾燥器は、高圧空気を短時間
のうちに通過させるため除湿効率は良くなかつ
た。
従つて、本考案の目的は、上記シリカゲルの特
性を生かすことにより除湿効率を高めた空気乾燥
器を提供することにあり、本考案によればコンプ
レツサに接続された空気導入孔およびリサーバに
接続された空気排出孔がそれぞれハウジングの各
端部に設けられ,該空気排出孔に連通する前記ハ
ウジング内の空気流路内に該空気排出孔と直列に
チエツクバルブが配され,該チエツクバルブの前
記空気導入孔側に該チエツクバルブと直列に両側
をプレートで挟持されて該ハウジング内に空気乾
燥剤が充填された空気乾燥器において, 前記空気排出孔にオリフイスを前記チエツクバ
ルブと直列に設けたことを特徴とする空気乾燥器
が提供される。
以下添付図面を参照して本考案に係る空気乾燥
器2について説明するが、空気乾燥器2の理解を
容易とするため、空気乾燥器2が使用される車高
調整装置の概略について述べる。
この車高調整装置は、高圧空気を発生するため
の空気圧縮機1と、この圧縮機1からの空気の除
湿を行う空気乾燥器2と、高圧空気を貯蔵するリ
ザーバ3と、リザーバ3からの高圧空気の導排出
をすることにより伸縮をするサスペンシヨン本体
9とから主としてなる。
リザーバ3内の空気圧は、圧縮機1および圧力
スイツチ4により常時一定圧に維持される。すな
わちサスペンシヨン本体9への空気の供給によ
り、リザーバ3内の圧力が低くなると、圧力スイ
ツチ4の作動により圧縮機1を作動させ、逆にリ
ザーバ3内の圧力が高くなりすぎると、圧力スイ
ツチ4により、圧縮機1は作動を停止する。
車高検出センサ7によつて車高が一定値以下と
なつたことが検出されると制御モジユール8から
常閉給気電磁弁5に信号が送られ、給気電磁弁5
は開とされる。このためリザーバ3内の空気はサ
スペンシヨン9本体に供給されてサスペンシヨン
本体9を伸張させ車高を高くする。一方車高が一
定値以上となつたことが車高検出センサ7によつ
て検出されると、制御モジユール8から常閉排気
電磁弁6に信号が送られ、弁6は開とされる。こ
のためサスペンシヨン本体9内の高圧空気は、リ
リーフバルブ11、空気乾燥器2および常閉排気
電磁弁6を通つて大気中へ排出されるので、サス
ペンシヨン本体9は収縮して車高は低くなる。
第2図に示す空気乾燥器2について説明する
と、この空気乾燥器2は、筒状ハウジング13
と、このハウジング13内に充填されたシリカゲ
ルから成る乾燥剤14と、この乾燥剤14をリザ
ーバ3側で保持する保持プレート15と、乾燥剤
14を押圧する押圧プレート16と、リザーバ3
側排出孔17に設けられたオリフイス18とから
主として成る。
ハウジング13は、側壁を構成する側部ハウジ
ング13aと、コンプレツサ1に接続された空気
導入孔19および排気側電磁弁6を介して大気に
連通される孔20を有する入口端部13bと、リ
ザーバ3に接続された排出孔17が設けられた出
口端部13cとから成る。入口端部13bは側部
ハウジング13aと別体であり両者のシールを高
めるため入口端部13b外周にOリング21が嵌
合されている。
ハウジング13内に充填されるシリカゲルは粒
状体であり、振動等の物理的要因により破細され
てみかけの占有体積が減少するため保持プレート
15および押圧プレート16により密に充填され
る。保持プレート15は、出口端部13cに係止
され、押圧プレート16はスプリング22により
出口端部13c方向に押圧される。これらプレー
ト15および16には、空気の通過する通孔23
が多数設けられているが、これらの通孔23から
乾燥剤14がこぼれないよう乾燥剤14とプレー
ト15,16の間にはフイルタ24が挿入されて
いる。
保持プレート15は、チエツクバルブ25を支
持するリリーフバルブ26の押圧スプリング27
のリテーナとしても機能する。チエツクバルブ2
5は、円板状弁部材25aと、この弁部材25a
のロツド部先端に固定されるリテーナ30とこの
ロツド部に遊嵌されるリリーフバルブ26との間
に装着されているスプリング31と、リリーフバ
ルブ26のオリフイス18側側面に固着されるゴ
ム部材に形成されている弁座32とから構成され
ている。そして、弁部材25aはスプリング31
により常時弁座32に付勢されている。
また、リリーフバルブ26はスプリング27に
よりゴム部材を介してフランジ29に常時付勢さ
れている。
出口端部13cには、中心部に排出孔17を設
けたスリーブ28が嵌合されており、このスリー
ブ28のハウジング内に位置するフランジ29
は、リリーフバルブ26の弁座となつている。側
部ハウジング13aとスリーブ28とで排出孔1
7に連通するハウジング内空気流路を形成してい
る。チエツクバルブ25はこの流路内に排出孔1
7と直列に配されている。排出孔17内には一例
として第3図図示の如く横断面がコの字形のプラ
グ部材18aが嵌合され、中心部に単一のオリフ
イス18がチエツクバルブ25と直列に設けられ
ている(但し、このプラグ部材18aの形状は適
宜設計変更可能である)。オリフイス18の口径
は所要空気流量と乾燥器の脱湿能力とを勘案して
定める。
コンプレツサ1作動により、第2図の矢印A方
向に空気導入孔19へ進入した空気は、押圧プレ
ート16の通孔23、乾燥剤14、保持プレート
15の通孔23およびチエツクバルブ25を順次
通過し、オリフイス18次いで排出孔17を通つ
てリザーバ3へ排出される。この場合、乾燥器内
導入空気は、スプリング31の押圧力に抗してチ
エツクバルブ25を押し開き排出孔17に向う
が、この排出孔内にはオリフイス18が設けられ
ており、導入空気はこのオリフイス18によりそ
の流通量が適宜絞られる。そのために、乾燥剤内
空気の滞留時間が長くなり、その結果乾燥のため
の充分な時間が確保されると共に応答性を損うこ
とはなく、この乾燥剤内空気は、乾燥剤14によ
り、高圧空気中の水分が除去され、リザーバ3に
は乾燥した空気が供給される。
一方排気側電磁弁6が開とされ、サスペンシヨ
ン本体9内の空気が排出される場合、サスペンシ
ヨン本体9内の空気は空気排出孔17、オリフイ
ス18、リリーフバルブ26および乾燥剤14を
順次通過した後、矢印B方向に孔20および電磁
弁6を通つて大気中へ放出される。この場合排出
孔17から進入した乾燥空気は、オリフイス18
を通過後乾燥器内に至り、そこでスプリング27
の押圧力に抗してリリーフバルブ26を押し開
き、乾燥剤14内に進入する。この乾燥空気はオ
リフイス18を通過後、急膨張し減圧しながら乾
燥剤14に吸収されている湿気を奪い、除々に、
かつ応答性を損うことなく大気中に排出される。
乾燥剤14は、所定流量に制限された乾燥空気の
通過により乾燥剤14の間の水分が除去され、乾
燥能力が再生される。
本考案の構成、作用は以上のとおりであり、排
出孔にオリフイス18を該排出孔に連通する空気
流路内に配されるチエツクバルブと直列に設けた
ことにより、リザーバ3への給気時には空気はシ
リカゲルから成る乾燥剤14内をゆつくりと流れ
る。すなわち空気滞留時間が長くなり、除湿が充
分に行なわれるという効果がある。次にサスペン
シヨン本体9からの排気時には、乾燥空気はオリ
フイス18通過後減圧され、低圧状態で乾燥剤1
4中を移動するため乾燥剤14から空気への水分
の移行が良好に行なわれるという効果がある。こ
のように本考案によれば、乾燥剤14に使用され
ているシリカゲルの特性が最大限生かされるた
め、乾燥器2の乾燥能力は従来のものと比較して
飛躍的に高まつた。
なお乾燥剤としてはシリカゲル以外の同様の機
能を有する公知のものを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る空気乾燥器を使用した
車高調整装置の空圧回路図、第2図は本考案に係
る空気乾燥器の断面図、第3図はオリフイスの部
分拡大断面図を夫々示す。 1……コンプレツサ、2……空気乾燥器、3…
…リザーバ、13a……側部ハウジング、13b
……入口端部、13c……出口端部、14……乾
燥剤、17……空気排出孔、18……オリフイ
ス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンプレツサに接続された空気導入孔およびリ
    サーバに接続された空気排出孔がそれぞれハウジ
    ングの各端部に設けられ、該空気排出孔に連通す
    る前記ハウジング内の空気流路内に該空気排出孔
    と直列にチエツクバルブが配され、該チエツクバ
    ルブの前記空気導入孔側に該チエツクバルブと直
    列に両側をプレートで挟持されて該ハウジング内
    に空気乾燥剤が充填された空気乾燥器において、 前記空気排出孔にオリフイスを前記チエツクバ
    ルブと直列に設けたことを特徴とする空気乾燥
    器。
JP1292682U 1982-02-03 1982-02-03 空気乾燥器 Granted JPS58116029U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1292682U JPS58116029U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 空気乾燥器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1292682U JPS58116029U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 空気乾燥器

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Publication Number Publication Date
JPS58116029U JPS58116029U (ja) 1983-08-08
JPS6344095Y2 true JPS6344095Y2 (ja) 1988-11-16

Family

ID=30025467

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JP1292682U Granted JPS58116029U (ja) 1982-02-03 1982-02-03 空気乾燥器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611071Y2 (ja) * 1987-02-13 1994-03-23 愛三工業株式会社 空気乾燥器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5867319A (ja) * 1981-10-16 1983-04-21 Nippon Air Brake Co Ltd 圧縮空気圧力源

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JPS5747056Y2 (ja) * 1978-04-04 1982-10-16

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JPS5867319A (ja) * 1981-10-16 1983-04-21 Nippon Air Brake Co Ltd 圧縮空気圧力源

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JPS58116029U (ja) 1983-08-08

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